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季節は夏から秋へ 2015 (2)「カラパナ」~「ジミー・メッシーナ」


季節は夏から秋へ 2015 (1)より

「季節は夏から秋へ」と、この時期をテーマに私の好きな曲をプレイリストにして何曲かを紹介しましたが如何でしたでしょうか。

今回もプレイリストから何曲かを紹介します。

季節は夏から秋へ

  1. Altogether Alone / Hirth Martinez
  2. The Goodbye Look / Donald Fagen
  3. Samba do Soho / Michael Franks
  4. Jamaica Song / Booker T. Jones
  5. Sunlight / Jesse Colin Young
  6. Abre Alas / Ivan Lins
  7. Whatever Happened / Dane Donohue
  8. Feelin Blue / Earth Wind and Fire
  9. Nightbird / Kalapana
  10. Lost In The Hurrah / Marc Jordan
  11. Biggest Part Of Me / Ambrosia
  12. Somebody Somewhere / Steve Marrs
  13. It’s Something / Leslie Smith
  14. Each And Every One / Everything But the Girl
  15. Proud / The Joe Chemay Band
  16. Just For You (Suzanne’s Song) / Frankie Bleu
  17. I’ll Be Over You / Toto
  18. Words Of Love / Leon Ware
  19. Watching For You / Roby Duke
  20. Seeing You (For The First Time) / Jimmy Messin

Nightbird / Kalapana

ハワイが大好き、ハワイの音楽も大好きという事で、1曲は入れようと思いついたのがこの曲でした。
私にとって「カラパナ」はハワイの音楽を聴く切っ掛けのグループであり、「マッキー・フェアリー(Mackey Feary)」の在籍していたファースト、セカンドは今でもよく聴いています。

今回紹介のこの曲はマッキー・フェアリーのセンスが感じられ、ファースト・アルバム「Kalapana 1(カラパナ 1)」に収録されています。

先日の事ですが、当時VHSで購入したワイキキシェルのライブを見ようとデッキに入れプレイ・ボタンを押した瞬間にテープが切れてしまいました。
随分と時代が経ったものだとつくづく感じてしまいました。

カラパナ(Kalapana) | 恋のナイトバード(Nightbird)
https://www.youtube.com/watch?v=eNBBCSNCdSU (YouTube)

ワイキキの青い空(カラパナI)

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Biggest Part Of Me / Ambrosia

私がアンブローシアを知ったのはこの曲でした。
アンブローシアは1970年前半にロサンゼルスで結成されたプログレッシブ・ロック・バンドです。
ただ、時代とともに路線を変え、AORファンにも注目されるようになりました。

この曲は1980年リリースの4作目「One Eighty(邦題:真夜中の晩餐会)」に収録され、ビルボードで最高3位を獲得しています。
またゴスペル風の詩の内容やソウルフルな曲調からR&Bチャートでもヒットとなりました。

この曲を気に入り初期のアルバムも聴いてみましたが、プログレッシブ・ロックと言ってもイギリスのバンドとは違い、ハーモニーの美しさなどポップな曲調もあり、やはりウェスト・コーストのバンドだなと感じられます。

アンブローシア(Ambrosia) | ビッゲスト・パート・オブ・ミー(Biggest Part Of Me)
https://www.youtube.com/watch?v=bOm0Dq_kKNU (YouTube)

One Eighty

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Each And Every One / Everything But the Girl

「エブリシング・バット・ザ・ガール」はと「 ベン・ワット(Ben Watt)」「 トレイシー・ソーン(Tracey Thon)」の男女デュオです。

エブリシング・バット・ザ・ガールを知ったのは渋谷の輸入レコード店で流れていたこの曲でした。
壁に飾っていたジャケットのデザインからはこの曲のイメージは感じられませんでしたが、気に入ってしまい即レコードを購入し聴きまくっていました。

ジャンルを問わずアメリカの音楽が中心の私ですが、これを切っ掛けに「シャーデー(Sade)」、「スタイル・カウンシル(The Style Council)」、「(スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)」、「ワークシャイ(Workshy)」といったイギリスのグループばかり聴いていた時期もありました。
当時は「オシャレ音楽」などとも言われていましたが。

今回紹介のこの曲はファースト・アルバム、「Eden(エデン)」に収録されています。

エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl) | イーチ・アンド・エブリ・ワン(Each And Every One)
https://www.youtube.com/watch?v=fgESYQ5iPtI (YouTube)

Eden

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Words Of Love / Leon Ware

メロウ・ソウルの帝王などと呼ばれている「リオン・ウェア」ですが作曲家としても知られ、「マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)」のアルバム「アイ・ウォント・ユー(I Want You)」への曲提供とプロデュースが有名です。
もともと自身のソロ・アルバムとしてレコーディングしていた曲をマービン・ゲイが気に入り、「ぜひ、自分が歌いたい」と頼み込み、譲り受けてボーカルを差し替えて作られた事は有名な話です。
これにより、作曲家、プロデューサーとしての才能が認められる事となります。
他にもアイ・ウォント・ユーにも収録され「マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)」が先に歌いR&Bチャートで2位となった「I Wanna Be Where You Are(邦題:ボクはキミのマスコット)」や、ボーカルでも参加した「クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)」の「If I Ever Lose This Heaven」が知られています。

リオン・ウェアを初めて聴いたのは今のようにソウル、R&Bに関心が無かった頃、六本木の輸入レコード店で聴いた「Inside Is Love」というサード・アルバムでした。
このアルバムを気に入り、のちに購入したのが「Leon Ware(邦題:夜の恋人たち)」でした。
このアルバムは「TOTO」のメンバーや「デイビッド・フォスター(David Foster)」といったミュージシャンが参加するなど、そのサウンドからもAORアルバムといった内容です。

このアルバムは歌詞にカリフォルニアのリゾート地が登場する「Why I Came To California(カリフォルニアの恋人たち)」を初め全曲ともお勧めですが、なかでもこの曲はお気に入りで、「デヴィッド・T.・ウォーカー(David T. Walker)」ファンにはお勧めです。

リオン・ウェア(Leon Ware) | ワーズ・オブ・ラヴ(Words Of Love)
https://www.youtube.com/watch?v=wD5s52VLzso (YouTube)

夜の恋人たち

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Seeing You (For The First Time) / Jimmy Messina

「バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)」、「ポコ(Poco)」、そして最初はアーティストとプロデューサーの立場からリハーサルなどで意気投合し結成となった「ロギンス&メッシーナ(Loggins & Messina)」とウェスト・コースト・サウンドの立役者とも言える「ジミー・メッシーナ」ですが、ロギンス&メッシーナの解散から3年の沈黙ののちリリースされたのがファースト・アルバム「Oasis(オアシス)」です。

このアルバムはライト・フュージョン・サウンドを取り入れるなどAORファンには定番の1枚と言えます。

今回紹介のこの曲はオアシスに収録され、曲の良さもですが、イントロやエンディングのギター・ソロを聴くとギタリストとしてのセンスの良さが感じられます。

ジミー・メッシーナ(Jimmy Messina) | シーイング・ユー(Seeing You (For The First Time))
https://www.youtube.com/watch?v=FO2lGlz7lwk  (YouTube)

オアシス

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簡単な紹介と全曲を紹介できませんでしたが、私が感じる「季節は夏から秋へ」です。
冒頭でも書きましたが、歌詞よりもメロディーラインで聴く私ですので詩の内容はこの季節とは違うかもしれません。

また夏好きの私ですので、夏の余韻が残っている曲が多いかとも思います。

今回紹介出来なかった曲もYouTubeで曲名、アーティストで検索して頂ければ聴く事が出来ます(2015年9月22日現在)。

ウェスト・コーストの女性シンガーソングライター(2)「カーラ・ボノフ」


ウェスト・コーストの女性シンガーソングライター(1)より

ウェスト・コーストの女性シンガーソングライターとして「ローレン・ウッド」を紹介しましたが、もう一人私の大好きな女性がいます。
ご存知の方も多いかと思いますが、「カーラ・ボノフ(Karla Bonoff)」です。

1970年代からウェスト・コーストの音楽が注目され、女性では「リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)」が日本でも大人気となりました。
私もファンとなり1981年に横浜スタジアムで開催された「CALIFORNIA LIVE」も見に行き、「ジェームス・テイラー」、「J.D.サウザー」、そしてリンダ・ロンシュタットを生で聴けた事は今でも印象に残っています。

リンダ・ロンシュタットの代表曲となった「イッツ・ソー・イージー(It’s So Easy)」は当時ラジオで頻繁に流れ、この曲が収録された「Simple Dreams(邦題:夢はひとつだけ)(1977年)」は全米でNo.1となる大ヒットとなりました。

私もこのアルバムはよく聴きましたが、お気に入りはやはり前年にリリースされた「Hasten Down The Wind(邦題:風にさらわれた恋)(1976年)」です。
ジャケットもウェスト・コーストらしく気に入っています(決して「カーリー・サイモン」のアルバムとの共通点ではありませんが)。
このアルバムで1977年にグラミー賞の最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を獲得しています。

このアルバムは1曲目の「Lose Again(邦題:またひとりぼっち)」からお気に入り曲ばかりです。

リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt) | またひとりぼっち(Lose Again)
https://www.youtube.com/watch?v=sIQsVU6UqRk  (YouTube)

そして、この曲を作ったのが今回紹介のカーラ・ボノフで、このアルバムでは他にも2曲取り上げた事によりカーラ・ボノフが注目となります。

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カーラ・ボノフは1952年ロサンゼルス生まれで、ピアニストだった母の影響でピアノを習い始めますが、興味がなかったのか長くは続かずギターに夢中になり、やがて姉とデュオを組みロサンゼルスのフォーク・クラブに出入りしするまでになります。
ただ、クラブへの出演やレコード会社のオーディションなどにもトライしますが評価さなかったようで姉は大学に戻ってしまいソロとなります。

その後も名門「トルバドール」に出演するなど音楽活動を続け、この頃に知り合ったのがリンダ・ロンシュタットとグループを組んでいた「ケニー・エドワース」で、やがて「アンドリュー・ゴールド」、「「ウェンディ・ウォルドマン」を加え結成したのが「ブリンドルBryndle)」というグループです。
ブリンドルはA&Mと契約しアルバムをレコーディング、先に1971年にシングルを1枚リリースしますが、当時人気の「ママス&パパス」路線にしたかったA&Mと折り合いがつかず、アルバムもリリースされないまま解散となります。

このような理由による解散でもあり以降も交流は続き、解散から20年近く経ち、何れもソロとしてアルバムをリリースするなどと大活躍の中でブリンドルを再結成し、1995年と2001年に2枚のアルバムをリリースしています。

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ブリンドル解散後は個々の活動となり、ケニー・エドワースとアンドリュー・ゴールドはリンダ・ロンシュタットのバンド・メンバーとなりますが、彼らによってカーラ・ボノフをリンダ・ロンシュタットに引き合わせ、コーラスとして参加となります。

そして、この時期にカーラ・ボノフのデモ・テープを聴いたリンダ・ロンシュタットが曲を気に入り、これが切っ掛けとなりアルバムに収録となります。

このように曲を聴いたのはリンダ・ロンシュタットが先ではありましたが、私もこのアルバムでカーラ・ボノフを知り、まもなくしてケニー・エドワースのプロデュースにより1977年にファースト・アルバム「Karla Bonoff」がリリースされます。

このアルバムにはリンダ・ロンシュタットが歌った3曲が収録され、「リンダ・ロンシュタットが私のベストの3曲を見事に歌ったので私の出る幕が無いような気がした」と語っていますが、やはり本人が歌うと良いもので、その歌声は癒されます。

リンダ・ロンシュタットがアルバムのラストに歌った「Someone To Lay Down Beside Me(邦題:誰かわたしの側に)」を日本公演のライブ映像で紹介します。
このライブ映像のベースがケニー・エドワースですが、残念ながらカーラ・ボノフのツアーに同行中に倒れ亡くなってしまいました。64歳でした。

カーラ・ボノフ(Karla Bonoff) | 誰かわたしの側に(Someone To Lay Down Beside Me)
https://www.youtube.com/watch?v=LDkt2dlbSmM  (YouTube)

カーラ・ボノフ

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このアルバムは日本でも話題となりますが、やはり人気を決定づけたのが1979年にリリースされたセカンド・アルバム「Restless Nights(邦題;ささやく夜)」です。
当時、このジャケットも話題となりました。

このアルバム1曲目の「Trouble Night(邦題:涙に染めて)」もリンダ・ロンシュタットが取り上げるなど、まさにウェスト・コースト・サウンドといえる名曲かと思います。

カーラ・ボノフ(Karla Bonoff) | 涙に染めて(Trouble Again)
https://www.youtube.com/watch?v=y7VtKAw-a-Q (YouTube)

他にも良い曲ばかりですが、ラストの「The Water Is Wide(邦題:悲しみの水辺)」はトラディショナル曲ですが、「ジェームス・テイラー」のハーモニー、そしてギターが心地よいです。

ささやく夜

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このアルバムから3年のインターバルを挟んで1982年にリリースされたのがサード・アルバム「Wild Heart Of The Young(邦題:麗しの女 ~香はバイオレット~)」です。
このアルバムもファースト、セカンドと同様にケニー・エドワースのプロデュースです。

1曲目の「Personally(パーソナリー)」のみポール・ケリーというニューヨークのソングライターの曲ですが、ウェスト・コーストらしいアレンジでカーラ・ボノフもお気に入りとの事です。
この曲は当ブログでも紹介の映画「波の数だけ抱きしめて」で使われ、この曲でカーラ・ボノフを知られた方も多いかと思います。

カーラ・ボノフ(Karla Bonoff) | パーソナリー(Personally)
https://www.youtube.com/watch?v=KUnPOaFN9UI (YouTube)

麗しの女~香りはバイオレット

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これら3枚のアルバムは2014年にリマスターされ再発となりましたが、このような3in1のアルバム(輸入盤)もリリースされています。

Karla Bonoff/Restless Nights/Wild Heart of the You

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CBSレコードからはこの3枚のみとなり、レコード会社を移籍、プロデュースも「マーク・ゴールデンバーグ」となり、前作より6年振りとなる4枚目のアルバム「New World(ニュー・ワールド)」を1988年にリリースします。

リンダ・ロンシュタットが「アーロン・ネヴィル」とデュエットしヒットした「All My Life(オール・マイ・ライフ)」をこのアルバムで披露しています。
この曲もリンダ・ロンシュタットで知られていますが、カーラ・ボノフのバージョンは、日本では「たばこのCMソング」として使われましたので、耳にされた方も多いかと思います。

また、日本ではあまり知られてないのですが、アメリカでは結婚式の定番曲との事です。

カーラ・ボノフ(Karla Bonoff) | オール・マイ・ライフ(Personally)All My Life
https://www.youtube.com/watch?v=tLblG-XV_X4  (YouTube)

New World

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スタジオ・レコーディングによるアルバムはこの4枚(ベスト盤を除く)のみとなりますが、カリフォルニア、サンタ・バーバラ公演、そして日本公演を音源とした2枚組のライブ・アルバムを2007年にリリースしています。

このアルバムは大手レーベルでなく自主レーベルのようで、私はアメリカのamazonで購入しましたが、マーケット・プレイスに「Karla Bonoff Store」として出店し販売しています。
私が購入した時は1ドルが70円台の頃でしたが、当時は日本向けの送料も今の半額程度でしたので、新品を安く購入することができました。

カーラ。ボノフとケニー・エドワースの共同プロデュースで、ケニー・エドワースもギター、ベースなどで参加、メンバーはSomeone To Lay Down Beside Meを紹介したライブ映像と同じ4人による小編成でのライブですが、カーラ・ボノフのベスト盤としても楽しめる内容であり、お勧めの1枚です。

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以降はアルバムのリリースもないのですが、昨年もJ.D.サウザーと来日するなど現在も活動しており、アルバムのリリースを期待したいものです。

ローレン・ウッド、そしてカーラ・ボノフを紹介しましたが、まだまだ紹介したい女性シンガーソングライターも多く、機会を設けたいと思います。

思い出のドーナツ盤(7)「ドゥービー・ブラザーズ」~「イーグルス」


思い出のドーナツ盤(6)の続き

今回はアメリカ、ウェスト・コーストを代表するグループの2曲を紹介します。

最初の紹介は「ドゥービー・ブラザーズThe Doobie Brothers)」の「キャント・レット・イット・ゲット・アウェイ (Can’t Let It Get Away)」(1981年)です。

The Doobie Brothersドゥービー・ブラザーズは私が紹介する必要のない今も現役で活躍するアメリカのトップ・グループです。
1969年にシリコン・バレーの中心地であるカリフォルニア州、サンノゼで結成したドゥービー・ブラザーズは、その後バーバンク・サウンドと呼ばれたワーナーと契約、メンバーの入れ替わり(中でもグループの中心ともいえるトム・ジョンストンとマイケル・マクドナルドの2人)などありましたが、数多くのヒット・アルバム、ヒット曲をリリースし、1979年にはアルバム「ミニット・バイ・ミニット」からのシングル・カット曲、「ホワット・ア・フール・ビリーヴス(What A Fool Believes)」が第22回グラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞を獲得するなど、その活躍は皆さんご存知の事と思います。

ウェスト・コースト・ロックで、私が最も聴いたグループがドゥービー・ブラザーズです。
私がドゥービー・ブラザーズを最初に知ったのは高校生でしたが、洋楽を紹介するテレビ番組で聴いた「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」の映像でした。

当ブログでも紹介のように、当時からウェスト・コースト・サウンドは「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)」をはじめ色々と聴いていましたが、この曲を初めて聞いた時は衝撃でした。
当時、私の周りはブリティッシュ・ロックが主流だったのか、この曲、このグループをの良さを話しても、誰も見向きもせず、この良さは私だけかとがっかりしたのですが、間もなくイーグルスなどが騒がれ始めると私の周りも一気にウェスト・コースト・サウンドが話題となり、あっという間にドゥービー・ブラザーズ、イーグルスが最高などと言っていた記憶があります。

ドゥービー・ブラザーズの初来日コンサートはまだ高校生でしたが、当時は地方に住み学校が終わってからでは間に合わないと、ズル休みをして武道館に見に行きました。
もちろん泊まるなどは許されすアンコールを聴いてすぐに会場を後にし、帰宅したのも深夜だった思い出があります。

さて今回紹介しますキャント・レット・イット・ゲット・アウェイのレコードですが、ジャケットからもお判りのように、コカコーラ社が1981年に「COCA-COLA スーパー・レコード」という懸賞キャンペーンを実施し、1等がLPレコード、2等がシングルレコードが当たるという内容で、このレコードもその1枚です。

当時の事で応募方法などは忘れましたが、プレゼントの内容はドゥービー・ブラザーズの他に、「アバ」「ノーランズ」「三原順子」「クリスタル・キング」と、当時人気のアーティストのLPレコード、シングル・レコードがラインアップされていました。ただし、当選してもどのアーティストのレコードが届くかはお楽しみというものでした。
残念ながら私は当たらず、後になってシングル、LPとも中古店で探し購入しました。

The Doobie Brothers因みにシングルはこの曲(A面のみ)しか収録されておらず、LPはこの曲の他に「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」、「ロング・トレイン・ランニン」などのヒット曲が収録されたベスト盤となっています。

この曲、キャント・レット・イット・ゲット・アウェイは紹介のようにコカコーラのキャンペーン用として作られたもので、これまでにリリースされたアルバム(スタジオ・レコーディング)には収録されていません。
曲は、「ジョン・マクフィー(John McFee)」、「ニコレット・ラーソン(Nicolette Larson)」、「パット・シモンズ(Patrick Simmons)」作とクレジットされています。
ボーカルはパット・シモンズですが、マイケル・マクドナルド在籍時ということもあり、ロックというよりはAORの雰囲気を持った曲かと思います。

ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers) | キャント・レット・イット・ゲット・アウェイ(Can’t Let It Get Away)
http://www.youtube.com/watch?v=uMZlAleEpNA (YouTube)

 

キャント・レット・イット・ゲット・アウェイ [EPレコード 7inch]

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こちらはレコードです。CDではありません。

唯一、ライブ音源となりますが、1982年に「フェアウェル・ツアー」として開催された解散コンサートの模様を収めた同タイトルのアルバム「フェアウェル・ツアー(Farewell Tour)」に収録されています。

ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers) | Can’t Let It Get Away Live
http://www.youtube.com/watch?v=Pyl55MAWR_s (YouTube)

フェアウェル・ツアー・ライヴ

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このアルバムはレコード、CD、LD(レーザーディスク)と購入しました。CDは廃盤となり中古も高価となっていましたが、こちらのBOXで再発売されました。
また、映像もDVDが再発売され、曲数もLDの倍近く収録されていますが、LDと同様にこの曲は収録されいません。

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Eagles続いての紹介は「イーグルスEagles)」の「ふたりだけのクリスマス(Please Come Home For Christmas)」(1978年)です。

ドゥービー・ブラザーズを紹介したとなれば、やはりこのグループ「イーグルス」の紹介となります。

イーグルスも私が紹介する必要のない今も現役で活躍するアメリカのトップ・グループですが、私はドゥービー派だったからかもしれませんが、アルバムを初めて購入したのも「呪われた夜」でした。

もちろんこれだけ人気のグループですのでファースト・アルバムから知ってはいましたが、当時はアルバムではなくシングル・カットされヒットした曲くらいしか聴いていなかったかと思います。
その為かシングル盤としてリリースされたものは殆ど購入し、今回紹介する曲もその1枚です。

この曲はアルバムからのシングル・カットではなくシングルのみのリリースでした。
経緯はわかりませんがこの曲のリリースは1978年と、1976年の名盤「ホテル・カリフォルニア」と、続く1979年の「ロング・ラン」との間ですが、当初1978年にリリース予定のロングランが遅れた事もあり、クリスマスに向けてこの曲だけをリリースしたのかもしれません。
日本での発売も1978年の12月ですが、ジャケットがプールサイドの写真というのも笑えます。

この曲はイーグルスのオリジナルではなく、1950年代のブルースマン、「チャールズ・ブラウン」と「ジーン・レッド」が作った曲のカバーですが、イーグルスのサウンドに仕上がっています。また、B面のファンキー・ニュー・イヤーはドン・ヘンリーとグレン・フライの作品です。

イーグルス(The Eagles) | ふたりだけのクリスマス(Please Come Home For Christmas)
http://www.youtube.com/watch?v=XeShHAZk3to (YouTube)

イーグルス(The Eagles) | ファンキー・ニュー・イヤー(Funky New Year)
http://www.youtube.com/watch?v=vx9VRLBAo2E (YouTube)

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一度はCD化されましたが既に廃盤となっており、こちらのベスト盤に収録されています。
また、私はイーグルスのアルバムをCDで全て揃えようと思い、こちらのBOXを購入しました。このBOXには他のアルバムと同じ紙ジャケットでこのシングルが収録されています。

 

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季節はこれから夏となり、クリスマス・ソングの紹介というのも季節外れではありますが、「アナと雪の女王」もこの時期の大ヒットという事でご理解ください。

思い出のドーナツ盤(8)へ続く

新・名盤探検隊のお気に入り(3)「ネッド・ドヒニー」


新・名盤探検隊のお気に入り(2)の続き

これまで新・名盤探検隊のお気に入りとして、アメリカ東部、南部のミュージシャンを紹介しましたが、やはり最後はアメリカ西部、ウェスト・コーストのミュージシャンを2回に渡って紹介します。

ネッド・ドヒニー(Ned Doheny)

  • ネッド・ドヒニー・ファースト(Ned Doheny)

今回紹介のアルバムは「ネッド・ドヒニー」の同名タイトル「ネッド・ドヒニー」です。
私が最初にネッド・ドヒニーを聴いたのはセカンド・アルバム「ハード・キャンディ」でした。 以降もベストを含め何枚か購入しましたが、何故かファースト・アルバムだけは聴いていませんでした。

ネッド・ドヒニーは1948年、ロサンゼルス生まれのシンガーソングライターです。 ロサンゼルスでも有名な財閥の家系というのは知っていましたが、調べてみると祖父がエドワード・ドヒニーという、ブラック・ゴールド・ラッシュと呼ばれる金ならぬ石油を掘り当て巨万の富を得た人物です。

その財力は凄く、地元への貢献もあり、ビバリーヒルズには「ドヘニー通り」と名前が付けられた道があります。また、その道沿いに息子のために建てたドヘニー・マンションと呼ばれた豪邸があり、多くの映画の撮影地としても使用されています。

ご覧になった方も多いかと思いますが、、映画「ボディー・ガード」でホイットニー・ヒューストン演じるレイチェルの住む豪邸、あの豪邸がネッド・ドヒニーの生家という事からもその凄さがお判りかと思います。 現在はビバリーヒルズが管理しグレイストン・マンション公園と呼ばれ、観光スポットとして人気のようです。

大きな地図で見る
子供の頃から父の膨大なレコード・コレクションやラジオで音楽に目覚め、8歳からギターを弾きはじめます。すでにハイ・スクールではバンドを結成をし、演奏もサーフ・ロックと、如何にもロサンゼルスだなと思います。

やがてロサンゼルスの名門ライブ・ハウス「トルバドゥール」に出入りするようになり、そこでジャクソン・ブラウンらと交流を持ち、一緒に音楽活動を行います。また、プロとしての活動ではジャズのサックス奏者、チャールズ・ロイドのバンドにギタリストとしてツアーに参加するなど、ネッドにとっては作曲などを学ぶ良い機会となります。

その後、イギリスの人気グループ、トラフィックの活動休止とともに頻繁にロサンゼルスに来ていたギタリストのデイブ・メイソンと交流を持ち、ライブを一緒に行なったりします。 また、デイブと交流のあったキャス・エリオット(ママス&パパス)とも親しくなり。3人でグループ結成の話となりますが、実現とはなりませんでした。

なお、デイブ・メイソンとキャス・エリオットは2人組によるアルバムを1971年にリリースしますが、このアルバムにネッド・ドヒニーは「オン・アンド・オン」という曲を提供しています。

やがてネッド・ドヒニーにもチャンスが訪れ、ジャクソン・ブラウンの紹介でデヴィッド・ゲフィンが設立したばかりのレーベル、アサイラムと契約となり、1973年に今回紹介のファースト・アルバムのリリースとなります。

アサイラムは皆さんご存知のとおり、ジャクソン・ブラウン、イーグルス、J.D.サウザーなど当時としてはまだ新人や、リンダ・ロンシュタットやジョニ・ミッチェルを移籍により獲得し何れも大ヒットさせるなど、ウェスト・コーストを代表する名門レーベルです。

ASYLUM RECORDS-アサイラム・レコードとその時代 (CDジャーナルムック)

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このアルバムについてですが、先に聴いたセカンド・アルバムのような派手さはありませんが私好みの曲ばかりで、どの曲もアコースティック・ギターが心地よく、まさにウェスト・コースト・サウンドかと思います。

ファーストアルバム1曲目の「ファインライン」と「デイブ・メイソン&キャス・エリオット」にも収録された「オン・アンド・オン」です。

ネッド・ドヒニー(Ned Doheny)|ファインライン(Fineline)
http://www.youtube.com/watch?v=W1dGvgciTuc (YouTube)

ネッド・ドヒニー(Ned Doheny)|オン・アンド・オン(On and On)        http://www.youtube.com/watch?v=F8PB07-0Brw (YouTube)

ネッド・ドヒニー・ファースト

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残念ながら、アサイラムからはこのファースト・アルバムのみでCBSへ移籍し、1976年にAORファンにも人気の名盤「ハード・キャンディ」、そしてアメリカではリリースされず日本のみとなった「プローン」が1979年にリリースとなります(のちにヨーロッパでもリリース)。

アルバムのリリースはこの3枚のみで、以降はアーティストへの曲の提供といった活動となり、代表曲として「アヴェレイジ・ホワイト・バンド」の「ハミッシュ・スチュアート」との共作で、「チャカ・カーン」でヒットとなった「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー」などがあります。

そしてプローンから9年近くと月日が経ちますが、何と日本の「ポリスター」と1988年に契約し、ベスト盤を含め5枚のアルバムをリリースしています。

また、日本とは関わりも深く、ポリスター絡みのようですが、FM横浜で1990年から1991年の日曜のお昼に放送された「ポストカーズ・フロム・ハリウッド」という番組のDJとして活動しました。
月に1度アコースティック・ギター1本による弾き語りを紹介し
、この曲を集めたアルバムが1991年にポリスターからの1枚としてリリースされています。
ギター1本とシンプルではありますが
、ボーカル、ギターとも心地よく、私も購入しよく聴きました。

番組名のポストカーズ・フロム・ハリウッドは曲のタイトルでもあり、この曲もオリジナルがファーストに収録されています

ネッド・ドヒニー(Ned Doheny)|ポストカード・フロム・ハリウッド(Postcards From Hollywood)
http://www.youtube.com/watch?v=xXY0-_jONC8 (YouTube)

その後の活動については詳しくないのですが、2010年に17年振りとなる自主製作のアルバムをリリースしています。 新曲ではなく、ポリスター時代の曲のセルフ・カバーといった内容です。

そして、同年には16年振りとなる来日を果たし、東京と大阪でライブが行われています。 また、2011年3月にもプライベートでも来日し、忘れる事のない3月11日、その日は東京にいたとの事です。

新・名盤探検隊のお気に入り(4)へ続く