世界3大エレキバンド」タグアーカイブ

澄み切った夜空と満天の星を奏でるインスト・バンド


ザ・ベンチャーズ、シャドウズが活躍した頃、ザ・スプートニクス(The Spotnicks)という、1961年に結成されたスウェーデンのインストルメンタル・グループがありました。
巷では、ザ・ベンチャーズ、シャドウズ、ザ・スプートニクスを世界3大エレキバンドと呼びます。

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ボー・ウインバーグ(リード・ギター)、ビョーン・テリン(ベース)、ボブ・ランダー(ギター&ボーカル)、ピーター・ウインズネス(キーボード&ボーカル)、ジミー・ニコルス(ドラムス)の5人のメンバーです。
スプートニクス・サウンドは、澄み切った夜空と満天の星を想いうかび、透明感と哀愁の漂う音色です。そもそも、「スプートニク」とは、旧ソ連(現在はロシア)が1957年に世界で初めて打ち上げに成功した人工衛星の名前です。彼らは宇宙を意識したコスチュームを着て演奏していました。

ザ・スプートニクス(The Spotnicks)|KARELIA(霧のカレリア)
http://www.youtube.com/watch?v=Nj7wKC-9TpM (YouTube)

曲の途中にロシア民謡「トロイカ」のメロディーが入っています。

「霧のカレリア」にそっくりな曲に「哀愁のカレリヤ」というのがあります。演奏は「ザ・フィーネーズ(The Feenades)」フィンランドのバンドとなっています。ただし、このバンドはザ・スプートニクスがスウェーデンで売れる前に、ボー・ウインバーグが別メンバーとフィンランドで録音していたものとの事です。

ザ・スプートニクスは、1966年に日本に初来日しました。
そして、日本人が作った曲も演奏しています。「涙のギター」「夢みるギター」等です。
1966年にリリースされた 「モスクワの灯」も日本人の中島安敏氏が作曲しました。
ロシア民謡「ともしび」のメロデイーが挿入されています。
本当に、しっとりとして、心温まる曲だと思います。

ザ・スプートニクス(The Spotnicks)|Moscow(モスクワの灯)
http://www.youtube.com/watch?v=i6-7cQL0aEM (YouTube)

「スプートニクス」のサウンドとは、ちょっと違った乗りのいい曲があります。

ザ・スプートニクス(The Spotnicks)|ジュピター・スペシャル(Jupiter Special)
http://www.youtube.com/watch?v=RBfGHv3Mlx8 (YouTube)

この曲をはアパレルブランドの「earth music&ecology(アース ミュージック&エコロジー)」がBGMに使う、宮崎あおい主演の不思議で面白いCMがあります。

earth music & ecology CM 宮崎あおい主演 「カフェにて」篇
http://www.youtube.com/watch?v=B1zxgZWOZAA (YouTube)
earth music & ecology CM 宮崎あおい主演 「路上にて」篇
http://www.youtube.com/watch?v=dG62vx9PCII (YouTube)
earth music & ecology CM 宮崎あおい主演 「埠頭にて」編
http://www.youtube.com/watch?v=FQ-SlA7YUcA (YouTube)
earth music & ecology CM 宮崎あおい主演 「出口」篇
http://www.youtube.com/watch?v=raSp22u8ofI (YouTube)

ザ・ベンチャーズのように、最近は来日はしていませんが、今でも演奏活動を行っているとの事です。

春の予感-仄々とするシャドウズの世界


先日、当ブログブログ執筆者4人のお勧めのスプリング・ソングを紹介しましたが、「シャドウズ(The Shadows)」の「春がいっぱい(Spring is nearly here)」も、しかもこの日本の春にピッタリな曲だと思います。

シャドウズ(The Shadows)|春がいっぱい(Spring is nearly here)
https://www.youtube.com/watch?v=jAqZPfTSoEY

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バックのストリングスと相まって、この曲を聴いていると本当に癒されます。

kojiさんもシャドウズが好きで、「ブルー・スター(Blue Star)」を薦めてもらいました。

ャドウズ(The Shadows)|ブルー・スター(Blue Star)
https://www.youtube.com/watch?v=Kpz5TUHnUAE

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kojiさん曰く、「ブルー・スターを聴いた後、春がいっぱいを聴くと、冬の夜空から春いっぱいの花畑が訪れた感じです!」とのこと。
この2曲、本当に冬の寒さから、今まさに迎ようとしている仄々(ほのぼの)とした春を感じさせます。

シャドウズは、1960年代に活躍したイギリス出身のインストゥルメントバンドです。
ベンチャーズ (The Ventures)が活躍していた時代です。
クリフ・リチャードのバック・バンドとして結成されたことでも知られています。

当時、インストゥルメンタル・バンドに憧れた私と友達は、ギター(2)、ベース(1)、ドラム(1)の4人のバンド構成でベンチャーズ曲を練習していました。
最初は、低音弦をスライドさせるピッキングの演奏(いわゆる「テケテケ」)にはまり、ベンチャーズの「ウォーク・ドント・ラン」「ダイアモンド・ヘッド」「パイプライン」「10番街の殺人」等を、練習しました。
この頃日本は空前の「エレキ・ブーム」でした。当時活躍していた日本のエレキバンドの草分け的存在の「寺内タケシとブルージーンズ」は、私たちの憧れでした。

その後、シャドウズの「アパッチ(Apache)」「テルスター(Telstar)」などの曲に魅了され、「やさしい」「あまさのある」「エコーの効いたクリーン・トーン」を特徴とした、仄々とするシャドウズの音の世界に魅かれていきました。

シャドウズ(The Shadows)|アパッチ(Apache)(1969)
http://www.youtube.com/watch?v=NoN6AKPGkBo (YouTube)

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蝶ネクタイに黒いスーツ、ギターはバーンズ、真ん中のベースはジョン・ロスティル、左にブルース・ウエルチ、 右にハンク・マービン後にブライアン・ベネット。そして有名なシャドウズ・ウォーク。アコースティック・ギターはギブソンのハミングバード。

日本のグループ・サウンズに「ザ・サベージ」というバンドがありました。このバンド名は、シャドウズのヒット曲「あらくれ(The Savage)」に由来しているとの事です。
「ザ・サベージ」には、有名な「宇野重吉」さんの息子の「寺尾聡」さんがメンバーでいました。
寺尾さんは、名優として映画、テレビで活躍しています。歌手としても「ルビーの指輪」で第23回日本レコード大賞、FNS歌謡祭’81グランプリを受賞しています。

シャドウズ(The Shadows)| あらくれ(The Savage)(Live)
http://www.youtube.com/watch?v=gjHAbVlw7UI (YouTube)

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「シャドウズ」のギター演奏の流れは「The Who」「Pink Floyd」「Queen」に、引き継がれていきます。

インストゥルメンタル・バンドへの憧れ


私は中学生時代に音楽の楽しみ方が、「聴く」から「演奏する」に変わりました。きっかけは「ザ・ベンチャーズ(The Ventures)」です。
1959年に結成された、米国のインストゥルメンタル・バンドで、今でも活動を続けています。
私が覚えているのは「ザ・ベンチャーズ来日公演(1965年2回目来日)」の、ノーキー・エドワーズ(Nokie Edwards, リードギター)、ドン・ウィルソン(Don Wilson, リズムギター)、ボブ・ボーグル(Bob Bogle, ベース)、メル・テイラー(Mel Taylor, ドラムス)のメンバーです。この4人が、私にとっての「ザ・ベンチャーズ」です。
ザ・ベンチャーズ | 十番街の殺人~クルエル・シー
http://www.youtube.com/watch?v=q8DUfrWG-3M(youtube)

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当時、インストゥルメンタル・バンドに憧れた私と友達は、ドラムセットやアンプなどがある友達の家に集まり、ギターを持ち寄り、メンバー4名で練習しました。私は、ドラムの担当でした。レコードを聴いたり、見よう見まねで演奏しました。
練習する定番の曲は、もちろんザ・ベンチャーズのヒット曲です。「ダイヤモンド・ヘッド」「パイプライン」 「ウォーク・ドント・ラン」「キャラバン」等でした。
近所の方々には騒音にしか聞こえなかったようで「うるさい」とクレームがつきました。残念ながら1年ぐらいして、その「練習場」は消滅してしまいました。

あの頃は、ザ・ベンチャーズをきっかけにして、中学生や高校生の多くが、楽器を手にして、街の祭りとか学校の記念行事で演奏していました。
「グループ・サウンズ」ブームの頃の多くのバンドも、ほとんどが素人の人たちでした。ただし、ルックスが良かったり、演奏スキルが高かった人たちが、プロとしてデビューしていったのだと思います。

日本を代表する、ギターリスト達も、往年のベンチャーズメロディを楽しんでいます。
Char & 渡辺香津美 & 石田長生 | Ventures Medley (1993.2.11)
http://www.youtube.com/watch?v=nlB5AF5Ws2g(youtube)

1970年以降になると、ザ・ベンチャーズが日本の歌手に曲を提供するようになりました。「二人の銀座」(和泉雅子と山内賢)、「北国の青い空」(奥村チヨ)、「京都の恋」「京都慕情」(渚ゆう子)、「雨の御堂筋」(欧陽菲菲)などの歌謡曲がヒットしました。
渚ゆうこの「京都の恋」は、1970年の第12回日本レコード大賞企画賞を受賞しました。

渚ゆうこ(ベンチャーズ)| 京都の恋
http://www.youtube.com/watch?v=GAXDojsF2Ik (youtube)

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ザ・ベンチャーズは今でも日本において定期的にコンサートツアーを行っています。
米国のバンドではあるものの、米国以上に日本での人気が高く、日本におけるレコード等の総売上は4000万枚を超えています。

そして、ザ・ベンチャーズのコピーバンドは、ビートルズと同様、日本に数多くあります。
特に、還暦を過ぎた「親父バンド」が40数年前の「ザ・ベンチャーズに憧れた時代」の熱情、感動を取り戻すがごとく演奏を楽しんでいます。

ザ・ベンチャーズの使用してるギターは「モズライト」ギターです。このギターは高価で昔は普通の人には手が出せないものでした。ただ、このモズライトギターでなければ当時のベンチャーズサウンドが出せないようで、現在日本各地にあるベンチャーズコピーバンドのリードギタリストの多くはやはり「モズライト」ギターを使用している様子です。