ModernJazzQuartet」タグアーカイブ

楽器が歌う「クリフォード・ブラウン」と「マックス・ローチ」のコンビ


私が「ドラム」を習っている音楽教室で、生徒によるジャムセッションが企画されました。私は「サンデュ」(Sandu)という曲を練習し課題曲として演奏することになりました。その「サンデュ」をYuoTubeで探していたら、クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)とマックス・ローチ(Max Roach)の「サンデュ」をたまたまみつけました。聴いたら「すごい!」と一辺で気に入りました。
ちなみに、マックス・ローチのドラミングのコピーができないか練習してみました。結果は、聴いているときは「あぁっ、こんな風にたたいているんだ」ってわかるところもありますが、実際そんな風に私がドラムでたたけるかは、全く別の次元の話でした。当たり前の話ですが。

クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ(Clifford Brown & Max Roach)|サンデュ(Sandu)
https://www.youtube.com/watch?v=lcKQ3wGI8ZQ (YouTube)

STUDY IN BROWN

新品価格
¥810から
(2017/4/29 22:33時点)

  • クリフォード・ブラウン(Clifford Brown) (tp)
  • マックス・ローチ(Max Roach) (ds)
  • ハロルド・ランド(Harold Land) (ts)
  • ジョージ・モロウ(George Morrow) (b)
  • リッチィー・パウエル(Richie Powell) (p)

クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットは1954から活動していますが、1956年にブラウンが自動車事故で急死(26歳)してしまいましたので、活動期間は2年と大変短かい期間でした。ただ、アルバム「スタディ・イン・ブラウン」(Study In Brown)は、1955年2月のセッション演奏の録音ですが。歌心のあるトランペッター(ブラウン)と音楽性豊かなドラマー(ローチ)の組み合わせで、ハードバップの1950年代を代表する代表的グループとして評価されています。
クリフォード・ブラウン、マックス・ローチ、二人とも、ともに「歌うような」演奏と言われています。クリフォード・ブラウンはトランペットを自分の声であるかのように吹き、マックス・ローチも、メロディックで論理的に構築されたドラミングの即興演奏の才にあふれている、と評されています。

モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet|アイ・リメンバー・クリフォード(I Remember Clifford)
https://www.youtube.com/watch?v=uJTtB-q3tvk (YouTube)

European Concert

中古価格
¥979から
(2017/4/29 22:34時点)

サックス奏者のベニー・ゴルソンは、1957年、クリフォードを追悼してバラード「アイ・リメンバー・クリフォード(I Remember Clifford)」作曲しました。この曲はジャズ・スタンダードとなっています。

M.J.Q(モダン・ジャズ・カルテット)のアルバム「ユーロピアン・コンサート」に収録されている「アイ・リメンバー・クリフォード」は、亡きクリフォードへの想いが切々と伝わってくる演奏です。もし、クリフォード自身がこの曲を吹いたら、まさに、心にしみる”トランペットの歌”の名演になっただろうと想いをはせてしまいます。

クリフォード・ブラウンの「ジョイ・スプリング」は今の季節、春にぴったりの1954年発表した曲です。クリフォードが海辺で彼女とデートしていたとき、トランペットでこの曲を吹いてプロポーズしたという逸話が残っています。

クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ(Clifford Brown & Max Roach)|ジョイ・スプリング(Joy Spring)
https://www.youtube.com/watch?v=dnK6OHPQZbA (YouTube)

Clifford Brown & Max Roach

新品価格
¥680から
(2017/4/29 22:35時点)

  • クリフォード・ブラウン(Clifford Brown) (tp)
  • マックス・ローチ(Max Roach) (ds)
  • ハロルド・ランド(Harold Land) (ts)
  • ジョージ・モロウ(George Morrow) (b)
  • リッチィー・パウエル(Richie Powell) (p)

本当にクリフォードトランペットのソロが”歌って”います。もちろん、マックスローチのフォーバース、ドラムソロも春を多いに謳っています。

緻密で繊細なジャズ「モダン・ジャズ・カルテット」


モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet)は、アメリカ合衆国のジャズバンドで1952年にミルト・ジャクソンらによって結成されました。
メンバーは、

  • ミルト・ジャクソン(ビブラフォン)
  • ジョン・ルイス(ピアノ)
  • パーシー・ヒース(ベース)
  • ケニー・クラーク(ドラム)
  • コニー・ケイ(ドラム、1955年以降)
  • アルバート・ヒース(ドラム、コニー・ケイの死後)

MJQといえば、すぐに、この一曲が浮かびます。

MJQ|朝日のようにさわやかに(Softly, as in a Morning Sunrise)
https://www.youtube.com/watch?v=crCxefHCLJA (YouTube)

コンコルド

新品価格
¥1,900から
(2017/1/20 18:17時点)


「朝日のようにさわやかに」は、1928年にシグマンド・ロンバーグが作曲して、オスカー・ハマースタイン2世が作詞した歌詞があり、ミュージカル「新しい月」(The New Moon)のために書かれたとのことです。多くのジャズプレイヤーが演奏するジャズのスタンダードナンバーです。
その中で、MJQの演奏は、とてもシックで、しっとりとして優雅な気品のある雰囲気を醸し出しています。 ビブラフォンとビアノ、もちろんベース、ドラム、全てが調和して朝日が昇るゆったりとした情景を描いていると思います。

ソニー・ロリンズ&モダン・ジャズ・カルテット(Sonny Rollins with Modern Jazz Quartet)|イン・ナ・センチメンタル・ムード(In a Sentimental Mood)
https://www.youtube.com/watch?v=Xm-9qQu8yKA (YouTube)

Sonny Rollins With Mjq

新品価格
¥1,017から
(2017/1/20 18:15時点)

  • Sonny Rollins (ts)
  • Milt Jackson (vib)
  • John Lewis (p)
  • Percy Heath (b)
  • Kenny Clarke(ds)

ソニー・ロリンズとMJQのジャムです。ロリンズのサックスは、MJQの気品ある演奏に自然に降り重なって一体となるところが好きです。若かりしころの演奏。曲を噛みしめながら吹いていると言う感じがします。演奏はあくまでうるさくはなく、それなりに乗っていいます。若さを出しつつ、ある意味控えめな、若さのにじむソニー・ロリンズが聴けるように思います。

MJQ|LIVE IN JAPAN 1981
https://www.youtube.com/watch?v=5fuenkYOGgE (YouTube)

MJQ Reunion At Budokan 1981 MJQ・リユニオン・アット・武道館1981

中古価格
¥1,300から
(2017/1/20 18:18時点)

  • John Lewis (p)
  • Milt Jackson (vib)
  • Percy Heath (b)
  • Connie Kay (ds)

1981年日本公演は、MJQが再結成したメンバーでの演奏です。演奏は日本武道館で行なわれました。MJQの繊細な音楽はやはり、巨大な会場で聴くのでは無く、緻密で繊細な空間に音を漂わさせる聴き方があっているのではとの論評も。

1984年2月に放送された「笑っていいとも!」で、タモリとMJQがジャムセッションをやっています。
いいですね!
よく、人は、「日常」と「非日常」をどのように、人生にの中に折りたたんでいくが、人生の楽しみ方といわれています。
私たち一般人は、テレビに出ることは、「非日常」のさえたるものなのですが、タモリにとっては、テレビに出ていることが「日常」そのものであったと思います。
その中で、この「MJQとのジャムセッション」は、番組ということから離れて、ジャズをかじって来た人としては、それこそ、人生の中の「非日常」で、たぶん、たまに、「そうだ、MJQとジャムしたんだ」、と思い返しているのでは思います。

タモリ&MJQ|チェニジアの夜(A Night in Tunisia)
https://www.youtube.com/watch?v=0awWZWJspmA (YouTube)

  • タモリ(TP)
  • Milt Jackson(vib)
  • John Aaron Lewis(p)
  • Percy Heath(bs)
  • Connie Kay(ds)

勝手私個人的想いですが、MJQのスタイルで、是非一度ドラム演奏をトライしたいと思っているのですが・・・。

タモリのJazz観


タモリ(本名:森田 一義、もりた かずよし)」は、テレビで司会、タレントとして長年活躍されています。
タモリは、ものまねや話芸で天才的な多彩な才能を披露していますが、Jazzとのかかわりが強いことでも有名です。
早稲田大学在学中にモダン・ジャズ研究会でトランペットを演奏していたそうです。そこで「マイルス・デイヴィスのラッパは泣いているが、お前のラッパは笑っている」と言われ、演奏よりもマネージャー、司会を担当することになったそうです。
いろいろ芸能界で活躍されるきっかけとなったのも、Jazzクラブでの山下洋輔(Jazzピアノ)との出会いがきっかけだだったとの事です。

テレビ番組でそのJazzへの思い入れの一端を観ることができます。

1984年に「笑っていいとも」で、モダン・ジャズ・カルテット (Modern Jazz Quartet)と共演したことがあります。MJQの演奏は管楽器は使わず、ミルト・ジャクソンのビブラフォンを中心にしたクールな演奏なので、この共演はおもしろいと思いました。
MJQは1974年に一度解散していますが、1981年に再結成しているので、この共演は再結成後でした。

Mjq: Boxed Set

新品価格
¥11,795から
(2013/4/4 14:35時点)


タモリは、Jazz演奏の仕方をネタに、いろいろものまねをしています。
例えば、「日野照正(Jazzトランペット)の吹いた後のしぐさが面白く、クレージーキャッツとの共演の際にも披露しています。

そして、タモリのユニークさをだしているのが、「努力なしでチック・コリア風ピアノ演奏」です。
タモリ「努力なしでチック・コリア風ピアノ演奏の技法発表」
http://www.youtube.com/watch?v=IHTBFfyWPg4 (YouTube)

やはり、本物とは違いますが・・・
Chick Corea Piano Solo | This Nearly Was Mine
http://www.youtube.com/watch?v=lCOtDcSRMYE (YouTube)

ファイヴ・トリオBOX

新品価格
¥23,800から
(2013/4/4 14:37時点)


Jazzの巨匠、Miles Davis(マイルス・デイビス)のインタビューでは、マイルス相手に相当苦労されていますが・・・。
マイルス・デイビス インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=Hhnb215rkrE (YouTube)

Perfect Miles Davis Collection (20 Albums)

新品価格
¥4,792から
(2013/4/4 14:38時点)


また、古くから、新宿のライブハウスJazz Spot Jを贔屓にしていて、山下洋輔たちと気が向けば飛び入りして歌っていたそうです。

タモリは、ものまねやデタラメ外国語を使った漫談とか、いろいろな司会を含めて、テレビ番組をやっていますが、いつも新しいユニークな「何か」を創り出していると思います。やはりまれにみる才人だと思います。