昨年の、カラオケ歌い納めは、12月29日の大阪の「スナック」でした。大阪ですので一年に2~3回しか行かないところですが、大阪の友人と、もう10年以上一緒に行っているお店です。
昨年行った時は、お店は年の最後の日でしたので、近くの常連客が次から次ときて、20席のカウンター、テーブル席は満員でした。
だから、なかなか「カラオケ」の順番が廻って来ませんでした。
さて、昨年末、2014年によくカラオケで歌った男性ボーカルの3曲を選びましたが、今回は女性ボーカルの曲を選んでみました。
- 竹内まりや「ノスタルジア」
- ちあきなおみ「黄昏のビギン」
- テレサ・テン「愛し愛されて」
の3曲だったと思います。
- 青春編
竹内まりやの「ノスタルジア」は、題名の通り、過ぎ去った過去、心から愛した片思いの初恋の男性を懐かしむ、という内容の曲です。
決して、明るい曲では無いのですが、カラオケで歌っていると、その淡く、そして純な心情が伝わってくる感じがします。中学生時代に読んだ、武者小路実篤とか石坂洋次郎たちの恋愛小説の描かれた純な男女の初恋の風景を想い出してしまいます。
竹内まりや|ノスタルジア
http://www.dailymotion.com/video/xg2tl4_%E7%AB%B9%E5%86%85%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%82%84-%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2_music (Dailymotion)
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- 恋愛編
「黄昏のビギン」は、永六輔と中村八大の共同作詞で、中村八大が作曲し、水原弘が歌い、1959年に発売された曲です。そして、ちあきなおみが1991年にカバーして発売しました。
他にも、石川さゆり、岩崎宏美、小野リサ、さだまさし、稲垣潤一、中森明菜、薬師丸ひろ子、憂歌団、菅原洋一、鈴木雅之・鈴木聖美と多くの歌手にカバーされています。
ちあきなおみ|黄昏のビギン
https://www.youtube.com/watch?v=y3RGmpEMUkY (YouTube)
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「黄昏のビギン」は、演歌でもなく、J-POPでもなく、もちろん、ロック、Jazzでも無いのですが、日本人のいろいろな歌い手が、それぞれの歌い方でカバーしています。
その中で、やはり、ちあきなおみの歌が、雨の上がった黄昏時の、大人の男女の出会いが、歌からしっかりと映像となってよみがってくる感じです。今年は、是非、カラオケで歌って、この感じをだせたらと思いますが・・・
- 人生編
「愛し愛されて」は、永遠のアジアの歌姫「テレサ・テン」で以前にも紹介させてもらいました。永井龍雲の作詞・作曲です。
今回は、「永井龍雲」の「愛し愛されて」を紹介させていただきます。
永井龍雲 | 愛し愛されて
https://www.youtube.com/watch?v=ZcBPaYp4MdY (YouTube)
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もちろん、テレサ・テンのあの独特の歌声が醸し出す、せつなさや哀愁とは違いますが、永井龍雲の男性が女心を暖かさで包んで歌う、ほんのりとしたやさしさ、心地良さを感じます。
そして、歌詞の中で、「黒髪が白い雪にそまるまで」と「額に深い波が寄せるまで」、この二つのフレーズ、大好きです!日本語っていいな、と思います。
永井龍雲は、テレサ・テンの他にも何人かのアーティストに曲を提供しています。
- 島倉千代子「君」
- 五木ひろし「女の酒場」
- 五木ひろし「暖簾」
- 中澤裕子「うらら」
良い歌というのは、多くのプロの歌手だけでなく、私たち素人もカラオケでやっぱり良く歌っていますね。