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バック・トゥ・ザ・フューチャーが切っ掛けの「ミスター・サンドマン」


ご覧になった方も多いかと思いますが、最近気になるCMがあります。
このようなCMです。

レスベラトロールの水 CM「フリーダの美しさの秘密・自宅篇」
https://www.youtube.com/watch?v=6jxq7Rgsl10 (YouTube)

レスベラトロールの水 CM「フリーダの美しさの秘密・キッチン篇」
https://www.youtube.com/watch?v=hUIkc_17KZY (YouTube)

北欧のスーパー・モデル「フリーダ・グスタフソン」を起用し日本で撮影されたというこのCMですが、映像はもちろんですが、何といっても気になるのがバックで流れている曲で、この「ミスター・サンドマン(Mister Sandman)」というタイトルの曲は私にとってのエバーグリーンな曲の1つです。

歌っているのはCM内でも表記のように、アメリカのジャズ・レーベル「ヴァーヴ・レコード(Verve Records)」より、2001年に同レーベル初の日本人女性シンガーとしてデビューした「akiko」です。

既にベスト盤を含め20枚以上のアルバムをリリースしているベテラン・シンガーですが、私はアルバムを所有していませんので詳しくないのですが、確か自身のアルバムでも二つのアレンジで取り上げていたかと思います。

そのうちの一つが「Rockin’ Jivin’ Swingin’」というアルバムで、収録曲のダイジェストのため短いですが聴くことが出来ます(11曲目です)。

Akiko | ミスター・サンドマン(Mister Sandman)他 | Rockin’ Jivin’ Swingin’
https://www.youtube.com/watch?v=PDyI-1EDHks (YouTube)

Rockin’Jivin’Swingin’

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もう一つのアレンジもYouTubeで聴くことが出来ますが、このCMではアレンジ、そして歌詞もCM用に変えられています。

「パット・バラード(Pat Ballard)」作のこのミスター・サンドマンという曲ですが、曲としては古く、1954年にウィスコンシン州出身の女性4人のボーカル・グループ「ザ・コーデッツ(The Chordettes)」によって初の大ヒットとなり、同年にビルボードで1位を獲得しています。

ザ・コーデッツ(The Chordettes) | ミスター・サンドマン(Mr. Sandman)
https://www.youtube.com/watch?v=CX45pYvxDiA (YouTube)

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因みにザ・コーデッツは1958年に「ロリポップ」という曲の大ヒットでも知られています。

さて、私がこの曲を最初に聴いたのが日本でも1985年の12月に公開され大ヒットとなった映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」でした。

私が語らなくてもストーリーは皆さんご存知かと思いますが、主人公マーティ・マクフライがデロリアンで過去へとタイム・スリップし、たどり着いたヒルバレーの街に入ったところでこの曲が流れます。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」より
https://www.youtube.com/watch?v=WY2w2-CAKgM (YouTube)

ご覧のように映画でこの曲は1分程度しか流れないのですが、私はこの映画の中で一番印象に残ってしまった曲です。
当時は今のようにインターネットで簡単に曲名を検索など無く、この曲を探すのに苦労しました。
もちろんサントラ盤のレコードも購入しましたがこの曲が入っていないのにガッカリした事を覚えています。
友人に聞いても分からないの一言で、曲を探し始めてかなり経ってからミスター・サンドマンという事を知りました。
確か「森山良子」さんが歌っているのをラジオかテレビで聴いたような気がします。

映画では男性ボーカルが流れますが、歌っているのが「フォー・エイセス(The Four Aces)」というペンシルベニア州出身の男性4人組のボーカル・グループです。

フォー・エイセス(The Four Aces) | ミスター・サンドマン(Mister Sandman)
https://www.youtube.com/watch?v=Oqmx-pehKsU (YouTube)

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フォー・エイセスもヒットとなり、こちらも1955年にビルボードで最高5位を獲得しています。

因みに、フォー・エイセスと言えば、映画「慕情(Love Is a Many-Splendored Thing)」の同名の主題歌が大ヒットとなり、1955年にビルボードで1位を獲得しています。

このようにバック・トゥ・ザ・フューチャーが切っ掛けとなりミスター・サンドマンを聴き始めますが、今のようにYouTubeで色々と聴く事が出来るわけでもなく、当時はラジオなどで耳にしてはアルバムを探し購入しました。

その中で私のお気に入りを2人紹介します。

エミルー・ハリス(Emmylou Harris)

随分と昔ですが、ホンダのシビックのCMで「トゥゲザー・アゲイン」という曲が使われ、「エミルー・ハリス」の名前は知らなくてもその歌声は耳にされているのではと思いますが、カントリーのシンガーソングライター、「エミルー・ハリス」が1981年リリースの「Evangeline」というアルバムで歌っています。
アルバムにはハーモニー&ボーカルとして「リンダ・ロンシュタット」と「ドリー・パートン」の大御所2人が参加し、この曲もアルバムでは3人のハーモニーで聴けますが、シングルとしてリリースされる際は所属レーベルの違いから2人のパートをエミルー自身が録り直したとの事です。

因みにエミルー・ハリスのカバーは1981年にビルボードで最高37位でした。

エミルー・ハリス(Emmylou Harris Feat. Linda Rondstadt,Dolly Parton) | ミスター・サンドマン(Mr Sandman)
https://www.youtube.com/watch?v=poWhrlG6ysk (YouTube)

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「Profile 2」というベスト盤にも収録されていますが、残念なことにシングル・バージョンが収録されています。

チェット・アトキンス(Chet Atkins)

ギタリスト好きには「チェット・アトキンス奏法」でもお馴染みかと思いますが、チェット・アトキンスの膨大な曲の中でも「チャプリン・イン・ニュー・シューズ」とともに大好きな演奏です。
YouTubeではチェット・アトキンスのカバーを含めギターでもいろいろと聴く事ができますが、ギターを弾く者としてどうしてあのように楽々と弾けるのかといつもも思います。
トライする前から諦めている私ですが…。

ライブ映像がありましたのでご覧ください。

チェット・アトキンス(Chet Atkins) | ミスター・サンドマン(Mr. Sandman) | TV 1954
https://www.youtube.com/watch?v=n-c66SJPuUI (YouTube)

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幾つかのベスト盤にもこの曲が収録されているようですが、昨年リリースされた初期のアルバム19枚+ボーナス・トラックが収録されたCD10枚組のBOXセットにも収録され、価格もお手頃とついつい購入してしまいました。

私のiTunesにはこの他にも「ビリー・ボーン(Billy Vaughn)」によるカバーがあったりと、まだまだこの曲のカバーは多く、これからも探しては聴いてみたいと思っています。

大ヒットしたカバー曲「ロック・アンド・ロール・ミュージック」~「オールウェイズ・ラヴ・ユー」


カバー、(英: cover)とは、ポピュラー音楽の分野で、他人が発表した曲を演奏・歌唱して発表することである。元は代役を意味する言葉である。本人が発表した曲の場合はセルフカバーとも表すがこれは和製英語で本来の意味とは異なる。

ウィキペディアの執筆者,2014,「カバー」『ウィキペディア日本語版』,(2015年5月14日取得,http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC&oldid=53574036).

洋の東西、各時代に関係なく、ほとんど全てのミュージシャンが「カバー」をしており、中でも原曲を上回るヒットした曲も数えきれないくらいあります。
特に、50年代から60年代のJ-POPは、米国Popsのカバーが多く、そのころのTV音楽番組(ザ・ヒットパレード:1959年6月17日~1970年3月31日までフジテレビ系列局で生放送された音楽番組)でも、当初はほとんどの曲が、欧米のオリジナル曲に日本語の歌詞を乗せた、カバー曲が多かったと思います。

原曲を知らずに、カバー曲を聴いた後、原曲を知ったという曲が多くあります。

中学生の時、「ビートルズ」を聴き強い衝撃を受けました。私たちの世代は、プロのミュージシャンも私たち素人も、誰もが、今まで抱いていた「ポピュラー音楽」という概念を変えさせられた強烈なグループでした。

ビートルズ(The Beatles)|ロック・アンド・ロール・ミュージック(Rock and Roll MusicRock)
https://www.youtube.com/watch?v=5gbb1gLhI3o (YouTube)

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ビートルズ(The Beatles)による「ロックン・アンド・ロール・ミュージック」のカバー、は1964年12月に発売されされました。1966年の日本武道館公演では1曲目に演奏されました。ビートルズの曲の多くは、「ジョン・レノン」、「ポール・マッカートニー」が作詞作曲の曲が多いのですが、デビュー初期のころは、チャック・ベリー(Chuck Berry)10曲、カール・パーキンス(Carl Perkins) 6曲、リトル・リチャード(Little Richard)6曲、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)6曲等、ロックンロール系での曲が結構ありました。
ロック・アンド・ロール・ミュージック (Rock and Roll Music) の原曲は、「チャック・ベリーChuck Berry)」が1957年にリリースした曲です。
ちなみに「チャック・ベリー」のヒット曲は、ローリング・ストーン、ビーチ・ボーイズ、アニマルズ等、ビートルズ以外でも、多くのロック・バンドにカバーされています。


坂本冬美|また君に恋してる
https://www.youtube.com/watch?v=bVYu3f4qfsU (YouTube)

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「また君に恋してる」の原曲は、2007年11月と2009年8月に発売されたビリー・バンバンの31枚目のシングルおよび32枚目のシングルです。
坂本冬美は37作目のシングルとして、2009年1月発売。私は、ビリー・バンバンの曲は全く知りませんでした。
ビリーバンバンと坂本冬美とが対談を行った時、弟の進は「この曲を坂本さんが歌う時は女性から見た世界、僕らが歌う時は男性から見た世界。違った世界がきっと浮かび上がっているんだと思うよ」と語っています。
カバーでは、そう言った男女間の違い、とか、原曲とカバー曲のリリースする時期の時代背景の違い、ミュージシャンの曲への理解の仕方や音楽性の特徴で、いろいろ変わった形になるんだなと思いました。

坂本冬実は、この曲を歌う時には、結構ストレスがたまったと言っています。それは、所謂演歌では、「さび」のところで目一杯で歌いきる事が聴くものに感動を与えるのですが、この「また君に恋してる」は一切そのような歌い方をできなかったから、だと・・・。
でも、そこが逆にじわぁ~と心に沁みてくる感動を与えていると思います。


ホイットニー・ヒューストン(Whitny Houston)|オールウェイズ・ラヴ・ユー(I Will Always love You)
https://www.youtube.com/watch?v=H9nPf7w7pDI (YouTube)

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ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンWhitny Houston)が共演した、「ボディ・ガード」の主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー(I WILL ALWAYS LOVE YOU)」です。
サントラ盤は、全世界で4,200万枚を売り上げる大ヒットを記録しています。
ホイットニー・ヒューストンのファルセット*に感動します。

で、全く知りませんでしたが、原曲のドリー・パートンDolly Parton)バージョンもちょっと軽い感じで中々聴き心地がいいです。

ドリー・パートン(Dolly Parton)|オールウェイズ・ラヴ・ユー(I Will Always love You)
https://www.youtube.com/watch?v=_utP1mGoutQ (YouTube)

I Will Always Love You & Other Greatest Hits

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ホイットニー・ヒューストンが、グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワード、ワールド・ミュージック・アワード、MTVムービー・アワード等の賞をとった時、ドリー・パートンは、「Whitneys singing with God’s angels now and that is ture !!」(ホイットニーの歌は、まさに天使の歌声!!)と称賛しました。


これだけ世の中に音楽が数多くあると、人ぞれぞれ、いろいろ好きな曲のフレーズが自然と頭に残ってしまうと思います。作曲する人たちも無意識に昔の曲のあるところを引用するケースも多いと思います。
「カバー」するには、原曲の作曲者、ミュージシャンの意向とか、著作権の関係とかいろいろ難しいところもあるとは思いますが、私たち聴く方からは、ミュージシャンの歌い方の違いで、いろいろ曲を楽しむことができるので、大いにカバーして欲しいと思います。

編集部注:*ファルセットは「高音」のこと。裏声とは異なります。