ジョー・サンプルを偲んで、「虹の楽園」に憧れて…(1)


当ブログの音楽ニュースでもお知らせのように「ジョー・サンプルJoe Sample)」が今月亡くなられました。
私は朝のメールで知ったのですが、その日は1日ジョー・サンプルの音楽に慕っていました。
「リチャード・ティー」、「ジョージ・デューク」、そしてジョー・サンプルと私の良き時代が終わっていくのかと思いました。
私だけでなくフュージョン全盛期の時代を体験した方は同じ気持ちではないかと思います。

ジョー・サンプルは私が紹介する必要もないアメリカのジャズ、フリュージョン界を代表する名ーボーディストです。

私がジョー・サンプルを最初に聴いたのはザ・クルセイダーズThe Crusaders)ではなく、メンバーがセッション・ミュージシャンとして参加した「マイケル・フランクスMichael Franks)」の「Art Of Tea(1975年)」、「Sleeping Gypsy(1977年)」という2枚のアルバムでした。

ザ・クルセイダーズ参加メンバー

  • ジョーサンプル / キーボード
  • ウィルトン・フェルダー / ベース(Sleeping Gypsyのみテナー・サックスではなくベーシストとして参加)
  • ラリー・カールトン / ギター

アルバムの主役はもちろんマイケル・フランクスですが、その主役を引き立てるバックのサウンドの心地よさに魅かれました。
どの曲も良いのですが、その中でもSleeping Gypsyの最後に収録された「Down In Brazil」はジョー・サンプル、ラリー・カールトンの名演かと思います。

マイケル・フランクス(Michael Franks) | 遥かなるブラジルの地(Down In Brazil)
http://www.youtube.com/watch?v=Scb2vPgWKeY (YouTube)

 

Art of Tea

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この2枚のアルバムとラリー・カールトンの1977年リリースのソロ・アルバムが重なり、ラリー・カールトンが切っ掛けではありますが、ザ・クルセイダーズを聴いてみようと購入したのが「Those Southern Knights(南から来た十字軍)(1976年)」というアルバムでした。
当時のラリー・カールトンの人気は凄く、ギター雑誌の特集でもこのアルバムで凄いギター・ソロを弾いていると紹介されていました。

その曲がアルバム1曲目の「Spiral(渦巻)」で、当時はギター・ソロが話題となりましたが、作曲はジョー・サンプルで、もちろんソロも聴かせてくれます。

ザ・クルセイダーズ(The Crusaders) | 渦巻(Spiral)
http://www.youtube.com/watch?v=sUs1heMlxto (YouTube)

Those Southern Knights

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このように最初はラリー・カールトンが在籍という事が切っ掛けで聴き始めたのですが、聴くにつれジョー・サンプルをはじめ他のメンバー(準メンバーを含む)も気に入ってしまい、いつのまにかザ・クルセイダーズというグループのファンとなり、過去のアルバムをはじめ、ラリー・カールトンの脱退後もアルバムがリリースされる毎に購入し聴きました。

中でも代表作となったアルバムが「ランディ・クロフォード」でも紹介しました「Street Life(ストリート・ライフ)(1979年)」でした。
インストゥルメンタル・グループだったザ・クルセイダーズですが、このアルバムで初のボーカル曲となるストリート・ライフが大ヒットとなります。この曲の作詞は「ウィル・ジェニングス」、そして作曲が「ジョー・サンプル」でした。

Street Life

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この曲の大ヒットが転機となり以降も「ジョー・コッカー」などを起用したボーカル曲をリリース、のちにボーカル曲だけを集めたベスト盤がリリースされる程でした(ソロ・アルバムからの曲を含む)。

私はボーカル曲の中では「Rhapsody and Blues(ラプソディー&ブルース)(1980年)」に収録の「Soul Shadows(ソウル・シャドウズ)」が大好きです。
この曲の作詞、作曲もストリート・ライフのコンビです。
また、ボーカルはR&BやFree Soulファンにはお馴染みのヒット曲「ラヴリー・デイ」、フュージョン・ファンには「グローバー・ワシントン・ジュニア」の「Just The To Of Us(クリスタルの恋人たち)」のボーカルてお馴染みの「ビル・ウィザースBill Withers)」です。

ザ・クルセイダーズ(The Crusaders) | ソウル・シャドウズ(Soul Shadows)
https://www.youtube.com/watch?v=0VKa_1mCVqw (YouTube)

 

ラプソディ&ブルース

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ザ・クルセイダーズ、そしてジョー・サンプルを聴く切っ掛けを簡単に紹介しました。
アルバムは何枚も聴きましたが、ジャズ・クルセイダーズ時代を含めるとアルバムも多く全ては聴けてないのですが、私の聴いたアルバムより好きな曲を紹介します。
何れも作曲はジョー・サンプルです。

1曲目は「The Crusaders 1(ザ・クルセイダーズ 1)(1972年)」に収録の「Put It Where You Want It(プット・イット・ホエア・ユー・ウォント・イット)」です。初期のサウンドを代表する曲かと思います。

ザ・クルセイダーズ(The Crusaders) | プット・イット・ホエア・ユー・ウォント・イット(Put It Where You Want It)
http://www.youtube.com/watch?v=zPlSV5WmBfA (YouTube)

Crusaders 1

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2曲目は「Imades(イメージ)(1978年)」に収録の「Snowflakes(スノーフレーク)」です。季節的には少し早いタイトルですが。
このアルバムはストリート・ライフの前年にリリースされたルバムです。
ラリー・カールトン脱退後のアルバムとなり、購入しても聴く機会は少なかったのですが、この曲はメロディーが印象に残りよく聴きました。ストリート・ライフ、そしてソロ・アルバムへと繋がる雰囲気を持っているかと思います。

ザ・クルセイダーズ(The Crusaders) | スノーフレーク(Snowflakes)
http://www.youtube.com/watch?v=E6ULHrse_5g (YouTube)

Images: Originals (Dig)

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ザ・クルセイダーズとして活動のジョー・サンプルですが、並行してソロとしてリリースしたのが「Rainbow Seeker(虹の楽園)(1978年)」でした。

ジョー・サンプルを忍んで、「虹の楽園」に憧れて…(2)へ続く

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