思い出のドーナツ盤(4) 「ビョルンとベニー」~「ショッキング・ブルー」


思い出のドーナツ盤(3)の続き

これまで、私のシングル盤コレクションからイギリスのお気に入りの曲を紹介しました。

今回はイギリスを離れ、スウェーデン、オランダの曲を紹介します。

MAHALO_PIC_BB_ABBA最初に紹介するのは「ビョルンとベニーBjorn & Benny)」の「木枯しの少女(Caledonia)」(1972年)です。

この木枯らしの少女という曲を聴いたのは1972年と今から40年以上も前の事でした。

当時はラジオでも頻繁に流れ大ヒットとなり、私もですがこのシングル盤を購入した友人も多かったと思います。

ビョルンとベニーは初めて聞く名前で、当時はビョルンなんて変わった名前だなと思いましたが、スウェーデン出身のデュオ・グループです。

メンバー

  • ビョルン・ウルヴァースBjorn Ulvaeus) / ギター、ボーカル
  • ベニー・アンダーソンBenny Andersson) / ピアノ、ヴォーカル

ビョルンはフォーク・グループ「フー・テナニー・シンガーズ」のメンバー、ベニーは北欧のポップス界で人気の「ヘプスターズ」のメンバーとして活動していました。

たまたま地方公演で一緒になる機会があり、そこでお互いの才能を認めあった2人は意気投合し、一緒に曲を作ろうという事になります。

最初は他のグループが取り上げるなどコンポーザーとしての活動でしたが、1966年にヘプスターズが解散となり、それを切っ掛けに2人で歌と演奏をやらないかと結成したのがビョルンとベニーです。

今回紹介の木枯らしの少女は、もともと映画音楽の主題歌として、作詞をベニー、作曲をビョルンが担当し自作自演により作られました。

このような経緯からか、スウェーデンではファースト・アルバムの収録曲の1曲という扱いでしたが、この曲に目を付けた日本のレコード会社(当時のCBS・ソニー・レコード)が日本でのみシングルとして売り出し、洋楽としては50万枚を超える大ヒットとなります。

ビョルンとベニー(Bjorn & Benny)|木枯しの少女(Caledonia)
http://www.youtube.com/watch?v=VV4u8ragmpU (YouTube)

リング・リング~木枯しの少女 3

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日本で大ヒットとなったビョルンとベニーは、続く「恋のカルーセル」で「第3回世界歌謡祭」に参加しますが予選落ちとなり、ヒットとはなりませんでした。

ちなみに第3回のグランプリ曲は、思い出のドーナツ盤(2)で紹介しました「カプリコーン」の「恋のフィーリング(Feeling)」です。

また、続く「初恋の街」、この曲の作曲は「青春時代」でお馴染みの「森田公一」ですが、こちらもヒットとはならず、ビョルンとベニーとしてのシングルはこの3枚となります。

このように日本ではビョルンとベニーという印象しかなかったのですが、既にスウェーデンでは女性2人(ビョルンとベニーの奥さん)を加え4人のグループとして活動していました。

その2人の女性が、アグネッタ・フォルツコグAgnetha Fältskog)とアンニ=フリッド・リングスタッドAnni-Frid Lyngstad)で、このグループこそ皆さんご存知の世界的なヒット・グループ「アバABBA)」となります。

第3回世界歌謡祭へ参加の時も、この2人は共に来日しコーラスして参加していました。

アバについては私が紹介する必要もないかと思いますが、シングル盤の紹介としては、やはりこの曲、「恋のウォータールー(Waterloo)」(1974年)かと思います。

この曲は1974年にイギリスで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテスト(音楽祭)で優勝曲となり、ヨーロッパでも大ヒットしアバも一躍人気グループとなります。以降については「ダンシング・クィーン」など多くの大ヒット曲とともに世界的に大成功を収めます。

このシングル盤の購入もラジオで聴いた曲の良さが切っ掛けでしたが、当時はビョルンとベニーの久しぶりのシングルとして購入した記憶があり、ジャケット裏の解説には一言だけABBAと書かれてはいますが、ジャケット表のアーティスト名の表記にはABBAではなく、まだこのように書かれています。

      ビョルンとベニー
(BJORN, BENNY, AGNETHA & FRIDA)

アバ(ABBA)|恋のウォータールー(Waterloo)
http://www.youtube.com/watch?v=Sj_9CiNkkn4   (YouTube)

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MAHALO_PIC_EAF続いての紹介は「アース・アンド・ファイアーEarth & Fire)」の「シーズン(Season)」です。

アース・アンド・ファイアーは1968年にオランダで結成された女性ボーカルによる5人組のグループです。

活動期間は1983年までと長く、解散後も1987年から1990年まで再結成したようです。

ただ、私もこの1曲しか知らず簡単な紹介となりますが、当時はラジオなどでもよく流れていました。

しかしイギリス、アメリカでは知名度も低く、世界的な成功とまではならなかったようです。

グループ名にウィンド(Wind)が付くと皆さんご存知の大ヒット・グループとなるのですが、当時はこのようなグループも活動していました。

大半の曲は自らで書くとの事ですが、このシーズンは、やはりオランダ出身でイギリス・アメリカでもヒットのある「ゴールデン・イヤリング(Golden Earring)」のナンバーで、リード・ギタリスト「ジョージ・クーイマンス」によって作られた曲です。

もちろんヒットしたのはアース・アンド・ファイアーでした。

アース・アンド・ファイアー(Earth & Fire)|シーズン(Season)
http://www.youtube.com/watch?v=0v4Gx9_0nq4   (YouTube)

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MAHALO_PIC_SB最後の紹介はオランダといえばこのグループ、「ショッキング・ブルーThe Shocking Blue)」の「ヴィーナス(Venus)」(1969年)です。

ショッキング・ブルーは1967年にロビー・ファン・レーベンが結成したオランダ出身のグループです。1974年の解散までにメンバーの入れ替わりもあり、ショッキング・ブルーといえば女性ボーカルのグループですが、ボーカルのマリスカ・ヴェレスも結成の翌年からの参加となります。

私もショッキング・ブルーについてはシングル盤のジャケットに書かれた解説程度と詳しくなく、今回ブログを書くにあたり調べてみると、反日感情が非常に高かったグループのようでした。

ただ、当時は反日感情が何かも知らない年齢でもあり、良い曲だなと聴いていたかと思います。

今回は曲の紹介ですのでこの事については触れませんが、それでも来日しコンサートを行い、その模様が「Live In Japan」としてアルバムもリリースされています。

ヴィーナスは1969年にオランダでリリースされ、1970年2月にアメリカのビルボードでNo.1の大ヒットとなり、ヨーロッパでもヒットします。日本でもオリコンの洋楽チャートで2位となるなど世界的な大ヒットとなります。

今でもテレビ、ラジオなどでBGMとして使われたりと聴く機会も多いかと思います。

また、ショッキング・ブルーは知らなくても、バナナラマ(Bananarama)が1986年にカバーし、こちらで初めて聴かれた方も多いかと思います。もちろん日本でもヒットにともない、日本のアーティストによるカバーも聴かれます。

ショッキング・ブルー(The Shocking Blue)|ヴィーナス(Venus)
http://www.youtube.com/watch?v=2a5AICDKs7g  (YouTube)

ショッキング・ブルーはヴィーナスに続き「悲しき鉄道員(Never Marry A Railroad Man)」(1970年)も購入しました。

この曲もよく聴きましたが、なんと日本盤はピッチを上げレコード・プレスされています。

今回は紹介しませんが、YouTubeで原題名の「Never Marry A Railroad Man」で検索していただければ聴く事ができます。

聴き比べると、やはりピッチを上げた日本盤のほうがポップで、ノリも良いかと思います。

ショッキング・ブルー(The Shocking Blue)|悲しき鉄道員(Never Marry A Railroad Man)(日本盤)
http://www.youtube.com/watch?v=4QurpSFr2QM   (YouTube)

Best of

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やはり当時はイギリス、アメリカの音楽が中心ではありましたが、良い曲に国は関係なく聴いていました。

ヨーロッパといえば、もちろんフランスイタリアのアーティストも当時は流行り、私もよく聴きました。

思い出のドーナツ盤(5)へ続く

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