夢見た青春映画「若大将シリーズ」


加山雄三の「君といつまでも」は、1965年リリースで、300万枚の大ヒットとなった曲です。テレビのどの局の歌番組でも歌われていて、それこそ飽きるほど聴いた曲です。もちろん、この曲が大好きですし、今でもカラオケでよく歌っています。
そして、加山雄三を知って、青春映画「若大将シリーズ」も観るようになりました。

「若大将シリーズ」では6作目の「エレキの若大将」の中でこの「君といつまでも」が歌われています。

加山雄三|君といつまでも
http://www.youtube.com/watch?v=v3BLiTEMcHs (YouTube)

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加山雄三の「若大将シリーズ」は私たちが高校生の時に、あこがれの大学生活のイメージを与えてくれた映画でした。そして、また、加山雄三の実像と「若大将シリーズ」の中の主人公がまさにオーバーラップして、理想的な大学生として、夢のモデルとなりました。
品があり(家柄)、勉強ができ(だからといって、ガリ勉では無い)、スポーツ万能(実際の加山雄三も、スポーツ万能でヨット、スキーが大変得意)、正義感が強く、極めつけは、ルックスも抜群で女性にもてる。そんな「青春」はまさに右肩上がりの時代の象徴だったと思います。

映画の中では、シリーズを通して、主人公の田沼雄一(加山雄三)、恋人役の澄子(星由里子)、若大将の引き立て役で青大将こと石山新次郎(田中邦衛)、雄一の父の田沼久太郎(有島一郎)等がレギュラーで出演し、「若大将シリーズ」はおよそ、20年続きました。

大学生シリーズ

  • 大学の若大将(1961年)
  • 銀座の若大将(1962年)
  • 日本一の若大将(1962年)
  • ハワイの若大将(1963年)
  • 海の若大将(1965年)
  • エレキの若大将(1965年)
  • アルプスの若大将(1966年)
  • レッツゴー!若大将(1967年)
  • 南太平洋の若大将(1967年)
  • ゴー!ゴー!若大将(1967年)
  • リオの若大将(1968年)

社会人シリーズ

  • フレッシュマン若大将(1969年)
  • ニュージーランドの若大将(1969年)
  • ブラボー!若大将(1970年)
  • 俺の空だぜ!若大将(1970年)
  • 若大将対青大将 (1971年)
  • 帰ってきた若大将 (1981年)

「若大将シリーズ」は年に1本~2本、制作されていました。
しかし、私たちの世代が実際の大学生になった時は、大学紛争、反戦運動、全共闘学生運動が一番熱かった時代です。多くの大学がロックアウトとなり、いわゆる夢に見ていた「若大将」のイメージのキャンパスライフは無く、「タテカン*」と「ビラ」で校内がうもれ、学生は「ヘルメット」に「ゲバ棒」を持ってデモに参加する姿になっていました。
その「団塊の世代」が少し後に、「ニューファミリー」として日本の高度成長の原動力になっていきます。たぶん、実現できなかった「若大将のイメージの青春」の夢を「新しい家庭」に求めていったかもしれません。

若大将シリーズの第9弾「レッツゴー!若大将」の挿入歌に「夜空を仰いで」がありました。香港で若大将と澄子がデートをしてるシーンで歌われていました。
私もそんなデートに憧れて、社会人になってから、会社の同僚と夏は、「夏の海」と「アバンチュール」を求めて、毎年のように「三宅島」「神津島」「新島」と、伊豆七島に行きました。竹芝桟橋から深夜に出て、島に明け方につくという「ロマン」を求めての小バカンスです。
冬になると、今度はスキーです。「新潟」や「長野」のスキー場へ、金曜日の夜中に東京を発つ深夜バスで行きました。こちらも明け方にスキー場に着き、土曜一泊して日曜の午後戻るといういう強行軍でした。
社会人になってしまったけれども「若大将」になった気分を少しでも味あいたかったように思います。
夏の海の星空も、冬のスキー場の凍てつくような星空も、満天の星は本当に「ロマン」がありました。ただし、そう容易には「ヒロイン」は現れませんでした。

加山雄三|夜空を仰いで
http://www.youtube.com/watch?v=i2QcQNf8T-Q (YouTube)

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「若大将」シリーズの中で、社会人編第4作「俺の空だぜ!若大将」の挿入歌は「美しいヴィーナス」です。この曲も大変好きで、よく口ずさみます。

加山雄三|美しいヴィーナス
http://www.youtube.com/watch?v=cGUS6WZtPSA (YouTube)

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社会人編ではヒロインが澄子(星由里子)から節子(酒井和歌子)に変わりました。
映画の中で、マンション建設を担当する若大将の雄一は「地球の環境と人間がマッチした未来都市作り」の夢をもっていました。これから世の中が建設ラッシュで「バブル」に向かうところですので、この「環境」のポイントには、先見性がありましたね。

「加山雄三」と「若大将シリーズ」は私たちのイメージする「青春」の象徴だったと思います。最近の、若者の呼ばれ方が「おたく」とか「ニート」「フリーター」という言葉でくくられる事には本当に残念な気持ちになります。これも「夢」がもてない時代の象徴なのかもしれません。

*編集部注:タテカンとは、政治的主張を記した立て看板のこと。

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