ファースト・コール・ミュージシャンが集まると「井山大今」


井山大今(いのやまだいこん)」といえばファースト・コール・ミュージシャン*として多くの著名アーティストのレコーディングやライブに引っ張りだこの、日本を代表する4人のミュージシャンが結成したバンド(ユニット)です。

井山大今のメンバー

  • 井上鑑    Akira Inoue / Keyboard
  • 山木秀夫    Hdeo Yamaki / Drums
  • 高水 “大仏” 健司    Kenji “Daibutsu” Takamizu / Bass
  • 今剛    Tsuyosi Kon / Guitar

この4人については私が紹介するまでもなくトップ・ミュージシャンとして幅広いジャンルで活躍しています。この4人の名前は知らなくても皆さんが聴かれている曲、アルバムでその演奏を耳にしているのではないかと思います。
また、テレビの音楽番組で見かける事も多く、少し前ですがNHKの「SONGS」という音楽番組に出演していました。元ハイ・ファイ・セットの山本潤子の特集でしたが、バックはこの4人にギターの松原正樹が加わり、曲、歌とともに最高の演奏を披露していました。
他にも福山雅治のライブもこの4人を中心としたメンバーでしたし、皆さんご存知のこのアーティスト、この曲のバックも彼らです。

寺尾聰 | ルビーの指輪
http://www.youtube.com/watch?v=_iVbPZfesPY  (YouTube)

この曲(映像)はご覧になった方も多いのではと思いますが、この4人が井山大今です。
また、ソロ活動でも多くのアーティストのバックで見かけますので、皆さんが聴かれるアーティストのバックでもお馴染みかもしれません。

メンバー4人とも私の大好きなミュージシャンなのですが、やはりギタリスト好きの私としては今剛の参加です。
今剛を初めて生で聴いたのはもう30年程前ですが、東京の九段会館で行われたコンサートでした。
何組かのバンド、アーティスト出演のコンサートで私は仕事でリハーサルからその場にいましたが、出演者の「パンタ」がリハーサルを開始するとサウンドかバランスのチェックで演奏したのが「ニール・ラーセン(Neil Larsen)」の「Sudden Samba」でした。
当時お気に入りの曲でしたので誰がギターを弾いているのかと客席に向かうと、やたら髪の長いギタリストでした。
まだ今剛という名前を知らなかったのですが、のちに名盤と言える「スタジオ・キャット(Studio Cat)」を聴き、それ以来の大ファンです。

他のメンバーも井上鑑は今剛とはフュージョン・バンド「PARACHUTE(パラシュート)」で一緒だったり、山木秀夫は「SHOGUN」の初期メンバーだったりと、個々にはその演奏を聴き知っていましたが、紹介はまたの機会にと思います。

前書きが長くなりましたが、この9月に待望のセカンド・アルバム「井山大今 II」が発売となりました。

井山大今 II

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曲目リスト

  1. Klein Blue   (井上鑑)
  2. Stravinspeeding   (井上鑑)
  3. Heavy Snow   (高水健司)
  4. Have A Cake   (井上鑑)
  5. Champagne Rugby   (井上鑑)
  6. Speech Balloon   (大滝詠一)

今回は全6曲です。ファースト・アルバム(10曲)に比べ曲数が減ったのが残念です。4曲が井上鑑の作曲、1曲が高水健司、そしてアルバム最後の曲「Speech Balloon」は大滝詠一の名盤「LONG VACATION」の収録曲です。
この曲を取り上げた経緯はわかりませんが、この曲は未収録ですが大滝詠一のインストルメンタル・アルバム「NIAGARA SONG BOOK」のアレンジは井上鑑でした。

私はこの「井山大今 II」を予約し届いたCDをすぐに聴きましたが、 商品説明に「前作より更に ハードな楽曲とギリギリまで攻め込んだスリリングな演奏は、バンドとしての進化と一体感が感じられる。」と書かれていました。確かにハードな曲の印象が強いかなと思いました。曲数の考えるとそのように聴こえるのかもしれません。曲数からもファースト・アルバムの「井山大今」もハードな曲もあればソストな曲もとバラエティー富んでいますのでそのように感じるのではないかと思います。

このメンバー、楽器構成ですのでメロディーはキーボードかギター(ファースト・アルバムはゲストによるWoodWind**を演奏)となりますが、ファースト・アルバムに比べ今剛がメロディー、ソロを弾く曲が目立ち、いかにも今剛らしいフレーズを聴く事ができます。
また、その曲調からもファースト・アルバムに比べハードに弾いているように感じられ、そのサウンドがこのアルバムの印象として感じるのかもしれません。
もちろん全曲がハードな曲でなくソフト(クリーン?)な曲もあり、ファースト同様に今剛ファンには気に入っていただけるアルバムに仕上がっているのではと思います。

曲を紹介できないのが残念ですが、ファースト・アルバムからは1曲だけYoutubeにありましたので紹介します。
「ある夏の夜の夢」というタイトルのこの曲は高水健司の作曲ですが、やはり今剛がメロディー、そして出だしから心地よいソロを弾き、このアルバムでもお勧めの曲です。

井山大今 | ある夏の夜の夢
https://www.youtube.com/watch?v=JehhFmuq1v8   (YouTube)

既にお持ちの方も多いかと思いますが、ファースト・アルバムもお勧めの1枚です。

井山大今

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セカンド・アルバムがリリースされたばかりですが、この活動が続くとともに是非ともサード・アルバムのリリースを期待します。

* 編集部注:「ファースト・コール・ミュージシャン」は、最初に声がかかるミュージシャンのことです。
**編集部注:「WoodWind」は、木管楽器のことです。

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