フォークの女王「ジョーン・バエズ」と「森山良子」


米国でフォークが流行った1960年代、フォークの女王「ジョーン・バエズJoan  Baez)」を知ったのは、「ドナドナ(Donna Donna)」だったと思います。
単純なメロディの繰り返しで強く印象に残りました。そして、日本語訳の歌を歌っていたのが「森山良子」でした。他の歌手の方も歌っていたとは思いますが。

「ドナドナ」はメロディーが印象的なうえに日本語の歌詞が、また悲しく暗いものでした。私としては好きになる歌ではなかったのですが、何故か「ドナドナドーナドゥナァ~」とよく口ずさんでいました。
そしてもっとびっくりしたのは、カラオケで歌ったところ、若い人たちがみんな知っていたことでした。その時<小学校の音楽の教科書に載っていたと聞き、またまたびっくりした覚えがあります。

Joan Baez | Donna Donna
http://www.youtube.com/watch?v=BYnKll5PD3A (YouTube)

Joan Baez 1

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ジョーン・バエズは、1959年の「ニューポート・フォーク・フェスティバル」でデビューしました。そして、あっという間に、「フォークの女王」と称され、60年代を代表する世界的なフォークシンガーになりました。そして、まだ無名だった「ボブ・ディラン(Bob Dylan)」と一緒に公演したりして、ボブ・ディランを強力にアピール、紹介しています。

多くのアーティストがジョーン・バエズの歌に触発されて歌手になりました。日本では森山良子もその一人でした。また、その「ボブ・ディラン」の影響を強く受けて歌手になったのが「吉田拓郎」です。

ジョーン・バエズは、1969年の「ウッドストック・フェスティバル」にも出演し、「Joe Hill」 「Swing Low Sweet Chriot」など3曲を熱唱しています。
ジョーン・バエズはまた、公民権運動にはじまり、反戦運動、人権運動など、社会活動に積極的にかかわり、その活動をずっと続けています。
彼女の有名な言葉に、「私たちは、いつどのように死ぬかを選ぶことはできないが、どのように生きるかを選ぶことはできる」があります。

ジョーン・バエズが歌う「勝利を我らに(We Shall Overcome)」は、そういった運動で勝利するということではなく、その根底にある人間の悪しき本性をどうやって「克服」していくか、という主張が込められているように思います。

Joan Baez|We Shall Overcome
http://www.youtube.com/watch?v=kVCqPAzI-JY&feature=related (YouTube)

We Shall Overcome

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「日本のジョーン・バエズ」と呼ばれた森山良子は、1967年にデビューしました。
森山良子の歌声も、ジョーン・バエズの歌声と同様、澄んだ、そして清らかな、透き通るような、高い張りのある歌声です。しかし、音楽スタイルは、ジョーン・バエズとはまったく違っていました。
森山良子の曲は、静かに、心を込めて、切々と語るように歌うスタイルで、「カレッジフォーク」というジャンルの歌でした。

「花はどこへ行った」「この広い野原いっぱい」「恋はみずいろ」「禁じられた恋」「今日の日はさようなら」などの歌を覚えています。
そして、映画「コクリコ坂から」のテーマ曲で手嶌葵が歌う「さよならの夏」を、1976年に森山良子が歌っています。

森山良子|さよならの夏
http://www.youtube.com/watch?v=s6JB5c8Jt1U (YouTube)

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父がジャズ・トランペッター、母がジャズシンガー、叔父がJazzミュージシャン、従兄が「かまやつひろし」という音楽一家の環境にあっては、ミュージシャンになるべくしてなったと思います。だからこそ、その歌声の奥にあるキャリアとトレーニングの深さは、他の歌手の比では無いように感じていました。
最近は、「クラシック」を歌っているとの話です。

森山良子|小犬のワルツ
http://www.youtube.com/watch?v=0JYi5HJb2DY (YouTube)

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「ジョーン・バエズ」と「森山良子」の二人は、共に「女王」と呼ぶにふさわしい歌手だと思います。

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