気になる女性アーティスト「ディー・ディー・ブリッジウォーター」


気になる女性アーティスト「パトリース・ラッシェン」の続き

気になる女性アーティストとして「The Mosaic Project」のメンバーの「パトリース・ラッシェン」を紹介しましたが、今回はジャズシンガーの「ディー・ディー・ブリッジウォーター(Dee Dee Bridgewater)」を紹介します。

私が最初に聴いたのは「Bad for Me(邦題:涙より美しく)」というアルバムでした。ちなみに、まだLPレコードの時代です。このアルバムで初めてディー・ディー・ブリッジウォーターを知るのですが、彼女をジャズシンガーと紹介しましたが、アルバムの内容から、フュージョン系のソウル/ポップシンガー として聴いていました。

ディー・ディー・ブリッジウォーターは知らなかったけど、ジョージ・デューク(George Duke)がプロデュース、ギターが全曲ローランド・バウチスタ(Roland Bautista)という事で購入した記憶があります。
ジョージ・デュークはフュージョン全盛期によく聴いたキーボーディストですが、やはり大好きなセッション・ギタリストであるローランド・バウチスタの参加に魅かれてしまいました。
ローランド・バウチスタはアース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)のメンバーとしても知られ、カッティングの名人です。このアルバムでも1曲目の「Bad For Me」はイントロからカッコよいギターを弾いています。
このアルバムはスロー、アップと全曲ともお勧めですが、キャロル・ベイヤー・セイガーが自身のアルバム「…TOO」に収録し、マイケル・ジャクソンもカバーした「It’s The Falling In Love」も収録されています。

Dee Dee Bridgewater | Bad For Me
http://www.youtube.com/watch?v=i_uPsWA4hp8 (YouTube)

Dee Dee Bridgewater | Tequila Mockingbird
http://www.youtube.com/watch?v=rji1ozWgg4M (YouTube)

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また、このアルバムを気に入ってしまい、他のアルバムを聴いてみようと購入したのが前作の「Just Family」でした。
こちらはベーシストのスタンリー・クラークStanley Clarke)がプロデュースしていますが、やはりキーボードに盟友ジョージ・デュークGeorge Duke)が参加するなど、「Bad For Me」ほどの派手さはありませんが、このアルバムもフュージョン系のソウル/ポップとして仕上がっています。
内容もですがジャケット写真に驚き、やはりLPレコードでしたのでサイズも大きく、表を隠してレジに向かった記憶があります。

Dee Dee Bridgewater | Just Family
http://www.youtube.com/watch?v=7TO_5n2OZwE (YouTube)

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この2枚のアルバムを聴いたからだと思いますが、彼女がジャズシンガーだというイメージはありませんでした。

ディー・ディー・ブリッジウォーターは1950年、米国テネシー州メンフィス生まれです。
幼い時にミシガン州へと移りますが、父がジャズ・トランペット奏者の影響もあり、既に高校、大学在学中から父のグループで歌うなど歌手活動をしていました。
卒業後、プロとして活動を始め、1974年にサド・ジョーンズ=メル・ルイス・オーケストラの専属歌手として来日した際、日本でレコーディングを行います。
これがファースト・アルバム「Afro Blue」となり、レコードデビューは日本発となります。
その後、アトランテック・レコードから1枚アルバムをリリースしますが、エレクトラ・レコードへ移籍しました。エレクトラではジャズ/フュージョン部門の所属となり、フュージョンのブームもあり今回紹介の2枚のアルバムのリリースとなります。
その後ブラック・コンテンポラリー路線アルバムのリリースやミュージカルへ出演など活動は幅広くなりますが、活動は本来のジャズ部門で成功し、「Dear Ella」と「To Billie with Love」のアルバムで、グラミー賞のベスト・ジャズヴォーカル・アルバム賞を2度受賞しています。

 

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私も90年代に入ってからのアルバムを何枚か聴きましたが、やはり最初に聴いたアルバムの印象が強いのか、ディー・ディー・ブリッジウォーターといえば今でも「Bad For Me」「Just Family」の2枚ばかり聴いています。

なお、以前に「東京JAZZ 2009」をテレビで見る機会があり、その時、「チャイナ・モーゼス(China Moses)」というジャズ・シンガーが出演していました。
彼女の紹介テロップに、「母がグラミー賞受賞のジャズ・シンガー、ディー・ディー・ブリッジウォーター」と書かれていたのには驚き、時代を感じました。

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1 thought on “気になる女性アーティスト「ディー・ディー・ブリッジウォーター」

  1. ピンバック: 気になる女性アーティスト「パトリース・ラッシェン」キーボーディスト | Lee Ritenour, 高中正義 | 東京 | TokyoとBostonをつなぐ音楽ブログ

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