日本ジャズ界の至宝「秋吉敏子」(2)


日本ジャズ界の至宝「秋吉敏子」(1)からの続き

「秋吉敏子」さんがバークリー音楽院(現バークリー音楽大学)に入学したのは26歳です。その前は、横浜のジャズクラブ「ハーレムクラブ」で演奏したり、クラブ「モカンボ」のジャム・セッションに参加していました。

このモカンボのジャムセッションには、渡辺貞夫さんが参加したり、「クレージーキャッツ」のハナ肇さん、植木等さん、桜井センリさんも参加していたとのことです。
「クレージーキャッツ」は、50年ぐらい前のテレビ番組「シャボン玉ホリデー」の出演や、植木等さん主演の「無責任男シリーズ」「」日本一シリーズ」の映画で、一世を風靡しましたが、コミックバンドではなく、元々はちゃんとしたジャズバンドでした。

その様子は、クレージーキャッツ30周年のテレビ番組で、タモリさんと一緒に垣間見せます。
http://www.youtube.com/watch?v=UJEmHFC-hls (YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=eZyecGtUSm0 (YouTube)

モカンボのジャムセッション時代、秋吉敏子さんは、その時はまだ新人だった渡辺貞夫さんをグループに入れ、そして、渡辺さんがバークリー音楽院に留学するのも支援したとの事です。お二人とも、今や日本Jazz界の大御所です。

そして、秋吉敏子さんは「ジャズと生きる」という本を書いています。

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また、2004年6月~7月に、テレビ番組「NHK人間講座」内で、「私のジャズ物語-ロング・イエロー・ロード」が放映されました。

この中で、秋吉さんは、自分の音楽を形成していく中で「世阿弥の花伝書(風姿花伝)」に強く影響されたと語っています。
「花伝書」は能楽の奥義ですが、所謂、「道」を極める茶道、華道、書道、「~道」全てにに通じる、日本の伝統文化の精髄を伝える書として大きな感銘を受けたそうです。

「花を失わない方法は、正しいやり方をしながら怠らず励むしかない。花を悟れ。自らのジャズという道を究めよ。花とは一時の花ではなく、決して散らぬ花のことである。これを真実の花というが、それを悟ったならば、そなたは無敵な花となる。珍しきあなただけの花を咲かせよ。ジャズの世界において・・・」

そして、できた作品が「孤軍」だとの事です。

秋吉敏子(TOSHIKO AKIYOSHI) | 孤軍(Kogun)
https://www.youtube.com/watch?v=r6URfvOryEY (YouTube)

孤軍

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