月別アーカイブ: 2019年11月

マイ・フェイバリット・冬支度・ミュージック


10月25日に気象庁が12月~来年2月の3か月予報を発表しました。
これによると、日本上空の偏西風は平年より北を流れので寒気の南下は弱くなります。また今年は北大西洋北部のアリューシャン低気圧の影響が弱く、西高東低の冬型の気圧配置が長続きしません。
そのため、12月~来年1月は「暖冬」傾向です。

3か月予報 この暖かさは冬も続く見通し(日直予報士 2019年11月25日) – 日本気象協会 tenki.jp
3か月予報 この暖かさは冬も続く見通し(日直予報士 2019年11月25日) - 日本気象協会 tenki.jp

長期予報で「暖冬」「高温」といっても、毎日暖かいわけではありません。
「暖冬」傾向は平均気温のことで、暖かい日が多いということは、極端に寒い日もあります。
日々の寒暖差にご注意いただき、ご自愛ください。

季節は「晩秋」。「冬支度」が始まりました。
11月のお気に入りのテーマは「冬支度」です。

当ブログ執筆者がお勧めする、様々な「冬支度」「晩秋」ミュージックを7曲、紹介します。

ケニー・バレル・カルテット(Kenny Burrell Quartet)|ニューヨークの秋(Autumn in New York)
https://www.youtube.com/watch?v=r1E31yVClW4 (YouTube)

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  • ケニー・バレルは、大学の学園祭で「枯れ葉」をコピーして演奏したことを覚えています。「Autumn in New York」、ニューヨークは多くの顔を持つ大都市ですが、私は晩秋が一番似合うのではと思います。(Hiro)

山口百恵|秋桜(コスモス)
https://www.youtube.com/watch?v=_GrhwErRkMg (YouTube)

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  • 晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天、小春日和。何か寂しさが漂う中、母親の”暖かい”愛の深さが伝わってきます。(Hiro)
  • 今や永遠の名曲となりましたね。(Koji)

N.S.P|夕暮れ時はさびしそう
https://www.youtube.com/watch?v=p_q_o_H7Jy4 (YouTube)

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  • この季節になると学生時代の思い出と共に何故かこの曲が浮かびます。東北新幹線の一ノ関駅の発車メロディーに使用されているそうです。(Koji)

ジョージ・ウィンストン(George Winston)|あこがれ/愛(Longing/Love)
https://www.youtube.com/watch?v=qxfLN42ZDlY (YouTube)

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  • ジョージ・ウィンストンのアルバム「Autumn」はこの季節を感じる最強のツールです。中でもクレスタのCM曲でもあったこの曲は印象的でした。(Koji)
  • 曲調が、まさに晩秋の侘しさを漂わせています。(Hiro)
  • この季節にピッタリですね。(MAHALO)
  • 私の「ウインダム・ヒル」レーベルとの出会いが、このクレスタのCMでした。(Yama)

今田勝|秋風にさようなら(Farewell To The Autumn Breeze)
https://www.youtube.com/watch?v=e3IGh3vGoIw&t=149s (YouTube)

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  • 今回のテーマで探したのですが、曲名や歌詞で季節の変わり目にふさわしい曲というのはなかなか無いものですね。ようやく見つけたのがこの曲でした。(MAHALO)

ボニー・ジェームス(Boney James)|ワン・オータム・ナイト(One Autumn Night)
https://www.youtube.com/watch?v=iy7sEmHravk (YouTube)

Backbone

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  • 私の好きなサックス・プレイヤーです。他にもこの時期にピッタリの曲も多いのですが、今回のテーマではこの曲ですね。因みにギターは「Paul Jackson Jr,」、そしてアコースティック・ギターは「Peter White」です。(MAHALO)
  • サックス、アコースティック・ギターの音色、いいですね。(Hiro)

槇原敬之|冬がはじまるよ
https://www.youtube.com/watch?v=yZt2XEjsduc (YouTube)

秋うた、冬うた。~もう恋なんてしない

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  • 槇原敬之の4枚目のシングル盤「冬がはじまるよ」は、当時サッポロビールの冬季限定品「冬物語」CMソングでした。「冬物語」のCMソングは名曲揃いです。(Yama)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

高度経済成長期のアイコン「安井かずみ」


先日、友人と飲んでいましたら、たまたま「六本木野獣会」の話になりました。
もちろん、このような会があったことを知ったいましたが、それは、 私が東京で暮らすようになってからです。メンバーは、すぎやまこういち、田辺靖雄、峰岸徹、中尾彬、大原麗子、小川知子、井上順、ムッシュかまやつ、福澤幸雄などでした。

さらに話題は「キャンティ」に及び、そのキャンティの常連客は、安井かずみ、加賀まりこ、コシノジュンコ、かまやつひろし、三笠宮殿下、島津久永、島津貴子御夫妻でした。そして最年少の常連客だったのは荒井由実(松任谷由実)でした。

ふと見ると隣の席では、フランク・シナトラやマーロン・ブランドなんかが食事してる。僕ら若憎は震えながら挨拶し、いろんなことを教わった。それはあたかも、真夜中の学校のようだった。

かまやつひろし、『キャンティ物語』推薦文

夜な夜なこのようなところで深夜まで集まって、だべってることが、若者である「時」を、「おしゃれ」で、「粋がって」、いかにも若さを全面に出して生きていたようで何かとても羨ましく、もし、人生が逆回転してくれるのであれば、20代にもどり、是非一度でも、その頃の「キャンティ」に行ってみたいと思っています。

中でも、「安井かずみ」はとても華やいでみえます。
安井かずみといえば作詞家としてすぐに思い出します。
ただ、子供の頃よく聴いていた、洋楽の日本語訳を安井かずみが手がけていたとは知りませんでした。

安井かずみが手掛けたのは、ヘイ・ポーラ、悲しき雨音、レモンのキッス、GIブルース、サマー・ホリデー、カラーに口紅、悲しき足音、アイドルを探せ、オー・シャンゼリゼ、雪が降る、マイ・ウェイ、ドナドナ、などなど。

「ザ・ピーナッツ」 が歌った「レモンのキッス」は忘れられません。 (訳詞:みナみカズみ、編曲:宮川泰)

ザ・ピーナッツ|レモンのキッス
https://www.youtube.com/watch?v=wz73-52vG-Y (YouTube)

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多くの歌手がカバーしていますが、やはり、1962年発売、みナみカズみ(安井かずみ)訳の ザ・ピーナッツ が一番記憶に残っています。

安井かずみは、新興楽譜出版社の草野昌一社長(ペンネーム、漣健児)に、20代前半で見出されて、はじめ「みナみカズみ」  のペンネームで洋楽ポップスの訳詞を書いていました。

そして、作詞するようになり、伊東ゆかりに書いた「小指の思い出」が大ヒットしました。そして、次に平尾昌晃作曲で、小柳ルミ子のデビュー曲となる「私の城下町」で洋楽ポップス系から、本格的に歌謡曲の作詞家となりました。
平尾昌晃は、安井かずみが「日本的な、伝統的なものも書いてみたい」と言ったことで、小柳ルミ子のデビュー曲の企画で安井かずみを作詞家として起用し、「私の城下町」の大ヒットを生むことができました。
平尾は「安井かずみの詞は曲をつけやすいんですよ。個性的だし、リズムがいいんです。」と言っています。

小柳ルミ子| 私の城下町
https://www.youtube.com/watch?v=UaKe0TwITlc (YouTube)

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小柳ルミ子は、この「私の城下町」で、「第2回 日本歌謡大賞」の放送音楽新人賞、や「第13回日本レコード大賞」の最優秀新人賞など、数々の新人賞を受賞しています。また、大晦日には『第22回NHK紅白歌合戦』に初出場、華々しいデビュー年をかざりました。

作詞家はメロディーやリズムに乗って聴く人が一緒に口ずさみたくなるフレーズを編み出します。

日本最古の歌集「万葉集」で、「柿本人麻呂」「額田王」などは、ある抑揚をつけて、漢字の深い意味合いを歌と詠んだと言われています。
さしずめ、安井かずみは、現代の万葉詩人であったかも知れません。
生涯残した歌が4000曲とのことですので。

安井かずみの数ある傑作の中でも、沢田研二の「危険な二人」は印象深いです。

沢田研二|危険な二人
https://www.youtube.com/watch?v=1s2BvG_NY9k (YouTube)

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数多くのビッグヒットを生み出し、その生涯を「おしゃれな生活」でつらぬいた安井かずみはの曲、彼女の書いた詞の数々はこれからもずっと色あせずに生き続けていくのだと思います。

安井かずみは、1960年代から、社交場「キャンティ」に出入りし、六本木を「ロータス・エラン」で疾駆し、まさに日本が上昇気流に乗る、「高度経済成長期のアイコン」だったのではと思います。