先日、堺正章司会のTV番組を観ていましたら、元米米CLUBの石井竜也がゲストで出演して、歌った曲が、「スマイル」でした。
「スマイル」は、1936年のチャールズ・チャップリンが監督・製作・脚本・作曲、もちろん主演とすべてを担当した映画のテーマ曲です。私も何度も観た、機械化を風刺した喜劇映画です。エンディングでこの曲が流れ、シーンとともに本当に印象的な曲です。チャップリンが作曲した曲です。
チャールズ・チャップリン(Charlie Chaplin)|スマイル(Smile)|モダン・タイムス(Modern Times)
https://www.youtube.com/watch?v=Ps6ck1ejoAw (YouTube)
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改めてこの「スマイル」を聴いて、歌詞とともにすごくいい曲だなあと感動しました。
1954年にジョン・ターナー(John Turner)とジェフリー・パーソンズ(Geoffrey Parsons)が歌詞をつけ、最初、ナット・キング・コールによって歌われました。
ナット・キング・コール(Nat King Cole)|スマイル(Smile)
https://www.youtube.com/watch?v=V3Sk1ybG_-M (YouTube)
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カバーは、もう数え切れないくらいの歌手が歌っています。
マイケル・ジャクソンもカバーしています。
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)|スマイル(Smile)
https://www.youtube.com/watch?v=0NHA0SwCY8k (YouTube)
マイケル・ジャクソンの「スマイル」は1995年リリースのアルバム「ヒストリー」(HIStory)に収録されています。
ライブでは「HIStory World Tour」の最後のコンサートで、ダイアナ妃を追悼し、コンサートの最初に歌いました。
マイケルの「スマイル」のレコーディングは、シカゴ交響楽団でオーケストラ配置をとって行ったとの事です。第一バイオリンは指揮者の左、第二バイオリンは右、ビオラは第一バイオリンの後ろ、チェロは第二バイオリンの後ろ、コントラバスは後ろ中央、そしてハープを左右に1台ずつ、という構成だったそうです。
そして、スタジオの選択は、ニューヨークの大きなスタジオを選び、指揮者のスコアをコントロールルームにおいて、全ストリングパートの和音やカウンターメロディーをチェックし、ストリングセクションのリハーサル行って、バランスを確かめ、情感あふれるように録音したとの事です。
MISIA(ミーシャ)は、東日本大震災で被災した宮城県仙台市の3つの少年・少女合唱団によるコーラス参加でカバーしました。
このバージョンは、アニメ映画「friends もののけ島のナキ」の主題歌となり、2011年のアルバム「MISIAの森 -Forest Covers-」に収録されています。
MISIA(ミーシャ)|スマイル(Smile)
https://www.youtube.com/watch?v=9-HwNpplz-g (YouTube)
誰がカバーした曲でも、「スマイル」は心に響くものがあると思います。
やはり、チャップリンは天才だと改めて思いました。