月別アーカイブ: 2015年3月

シーサイド・カラーを感じる「杏里」


1980年から1992年まで、勤務していたIT企業のオフィスが港区南青山にあり、そのビルの9階に「フォーライフ・レコード株式会社」がありました。

フォーライフ・レコードは、フォーク歌手の吉田拓郎、井上陽水、小室等、泉谷しげる、の4人が設立したレコード会社として注目されていました。
そして、所属していたアーティストに「杏里」がいました。1~2回オフィスのあったビルのエレベータでその杏里を見かけました。モデルもしていましたので、スタイルも良く素敵な女性でした。

杏里といえば、デビュー曲でもあり、ヒット曲でもある、「オリビアを聴きながら」(1978年リリース)がまず頭に浮かびます。

杏里|オリビアを聴きながら
https://www.youtube.com/watch?v=TgRQP9C1M4s (YouTube)

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この曲はカラオケで随分歌いました。女性の歌ですが、何故か男性も良く歌います。男性歌手もカバーしています。

  • 河村隆一(evergreen 〜あなたの忘れ物〜)
  • つるの剛士(つるのうた)
  • 稲垣潤一(男と女3)
  • 徳永英明(VOCALIST)

などなど。

杏里の曲は、何か「初夏」「海風」「眩しい日差し」「シーサイド・カラー」を感じる曲が多いです。その中で、

  • コットン気分(1981年)
  • エスプレッソで眠れない(1982年)
  • 思いきりアメリカン(1982年)
  • CAT’S EYE(1983年)
  • 気ままにREFLECTION(1984年)

など、好きな曲は、やはり杏里の初期のころの曲が好きです。
そして、やはり初期の曲で「悲しみがとまらない(1983年)」もカラオケでよく歌いました。

杏里|悲しみが止まらない
https://www.youtube.com/watch?v=8TelxLk3iKo (YouTube)

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ちなみに、このYouTube映像は、杏里のアルバムを数多くプロデュースした角松敏生がギターを弾いています。角松は、この「悲しみが止まらない」をヒットさせるべく、当時の歌謡ポップス界において、ヒットメーカーである作詞家、康珍化と作曲家、林哲司に曲を依頼し、角松自身はプロデューサーに徹して作った曲との事です。そして見事にヒットし、現在では「悲しみが止まらない」は、スタンダードソングとしても親しまれている曲になりました。

2009年に、デビュー30周年を迎えた杏里は「メモリアル・イヤー記念シングル」として、「悲しみが止まらない」を返す曲として、「もう悲しくない」というテーマで自ら作詞作曲した「もう悲しくない~No More Loneliness」というアンサー・ソングをリリースしました。

もう悲しくない

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そして、杏里としては、ちょっと雰囲気の違う、「砂浜」も大好きです。

杏里|砂浜
http://www.dailymotion.com/video/x3kbyr_%E6%9D%8F%E9%87%8C-%E7%A0%82%E6%B5%9C_music (DailyMotion)

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杏里の曲ではめずらしいバラードの曲です。そして、歌詞も印象に残る詩です。
いろいろな事を悩んだり、考えたりすることが、少しずつ億劫になり、惰性に流れ始めるころ、この歌は純な気持ちを呼び起こし、心に沁みる歌でした。

杏里は、もちろん、現在も元気に活躍しており、今年3月は、名古屋ブルーノートにて、3/13(金)& 3/14(土)2daysライブを行っています。

そして、7月には、東京と神奈川にてライブ予定との事です。

チケットぴあ一般発売 | 杏里 | 2015/7/25(土)・2015/7/26(日) | ルネこだいら(小平市民文化会館)大ホール(東京都小平市) | 神奈川県民ホール大ホール(神奈川県横浜市中区)icon

マイ・フェイバリット・スプリング・ミュージック


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開花した桜

3月21日(土)に鹿児島で、桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。翌日には、福岡、静岡、高知、長崎、宮崎、佐賀でも、桜開花が確認されました。

そして、3月23日(月)に東京の桜開花も発表されて、関東の桜前線がスタートしました。
週末はポカポカ陽気の中、お花見を楽しめそうです。

3月の「お気に入り曲」のテーマは「春」です。お花見しながら聞くのにぴったりな曲が揃いました。
当ブログ執筆者がお勧めするスプリング・ミュージック8曲を紹介します。

オリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)|そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)
https://www.youtube.com/watch?v=DRc6uIUzXSQ (YouTube)

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  • 邦題が、「そよ風の誘惑」なのと、曲のメロディーの心地よさ、それに、オリビアの可憐さ、可愛さ、歌声などなどで、私の中では春を感じる曲となっています!歌詞は春を歌った歌では無いのですが。(Hiro)

キャンディーズ |微笑みがえし
https://www.youtube.com/watch?v=XDBUa-man9k (YouTube)

GOLDEN☆BEST/キャンディーズ

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  • 春は出会いの季節でもあり、別れの時期でもあります。この曲は、キャンディーズの最後の曲です。「春一番」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」などヒット曲の題名が織り込まれています。曲調は軽やかな感じですが、歌詞はちょっとほろ苦い春の歌です。(Hiro)
  • 何といっても「春一番」がキャンディーズの春の定番ですが、こちらもOKですね。(Koji)
  • 春とは関係ありませんが、この曲のギターは「松原正樹」だったのですね。35周年のライブで知りました。もちろん、キャンディーズ、そしてこの曲は大好きな曲です。この曲は収録されていませんが、「CANDIES 1676 DAYS」は今でもレコードで持っています。(MAHALO)

森田童子|僕たちの失敗
https://www.youtube.com/watch?v=4MmZx7UxuzU (YouTube)

ぼくたちの失敗~森田童子ベストコレクション~(CCCD)

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  • ドラマ「高校教師」の主題歌として話題となった「僕たちの失敗」です。マスコミなどへの露出も殆ど無かった森田童子でしたが、その楽曲は妙に印象的でした。(Koji)

シャドーズ(Shadows)|春がいっぱい(Spring Is Nearly Here)
https://www.youtube.com/watch?v=Dri3x8PfcbE (YouTube)

The Shadows / Out of the Shadows

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  • 春の定番。懐かしの名曲です。何故か日本の春にピッタリきます。(Koji)
    はい、春の感じそのもの。私もこの曲が大好きです。(Hiro)

サイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)|スカボロフェア(Scarborough Fair)
https://www.youtube.com/watch?v=Dau2_Lt8pbM (YouTube)

パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム

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  • 映画「卒業」と共に、S&Gの不朽の名作だと思います。(Koji)
  • セントラルパーク・コンサートの映像がいいですね。(Yama)

ローラ・フィジィ(Laura Fygi)|春の如く(It Might As Well Be Spring)
https://www.youtube.com/watch?v=CZ_OyBb_nCg (YouTube)

The Lady Wants to Know

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  • 1945年に公開された映画「ステート・フェア」のためにロジャース&ハマースタインII世の名コンビによって書かれた曲です。春の曲ではないですが、「春の如く」という邦題からもいつ聴いても「まるで春みたいに…」といった気分になる曲かと思います。スタンダード曲として多くのアーティストがカバーしていますが、私は紹介の「ローラ・フィジー」がお気に入りです。(MAHALO)

尾崎亜美|マイ・ピュア・レディ
https://www.youtube.com/watch?v=Da95WlCN1tY (YouTube)

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  • 尾崎亜美の曲で春がテーマといえば「春の予感」という曲がありますが、私は資生堂の春のキャンペーン(口紅)でCMソングとして流れたこの曲が今でも春の印象として残っています。小林麻美が可愛かったCMでした(古い話ですが)。(MAHALO)
  • 「あっ、気持ちが動いてる、たった今、恋をしそう」いいですね。春の感じですね。(Hiro)
  • YouTubeで、小林麻美主演のCMを久々に見ました。この頃、小林麻美の大ファンでした。(Yama)

スピッツ|空も飛べるはず
http://www.youtube.com/watch?v=h-kQw4JqCHE (YouTube)

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  • ドラマ「白線流し」の主題歌だったので、この歌を聴くと春の光と緑の情景が蘇ります。「君に出会った軌跡が、この胸にあふれている」という素直な気持ちをあらわした歌詞が、スピッツサウンドの真骨頂です。(Yama)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

癒しのジャズは、フュージョンからスムースジャズへ


最近の癒される曲というと、「スムースジャズSmooth Jazz)」というジャンルになるのではと思います。

「スムーズジャズ(Smooth Jazz)」について、「Wikipedia」によると、

スムーズジャズまたはスムースジャズ (smooth jazz) とは、1980年代にアメリカのラジオ局が使い始めたジャズのスタイルの一つで、フュージョン、ポップ・ジャズの流れから派生したスタイルである

特に聞き心地が良いことから、テレビやラジオのBGMとして使用されることも多い。このことから、イージーリスニングの発展系でもあるともいえる

インストゥルメンタル・ミュージック部門においては、ギネス記録を持っているサックス・プレイヤーの「ケニー・G」が代表として挙げられる

ということで、まずは、ケニー・G(Kenny G)の代表曲、「Forever In Love」です。

ケニー・G(Kenny G)|フォーエヴァー・イン・ラヴ (Forever In Love)
https://www.youtube.com/watch?v=OOO4ROO_sPM (YouTube)

Forever in Love: the Best of Kenny G

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この頃、癒される曲を好んで聞く傾向があって、外が寒いので、何か暖かい温もりを感じる曲を、かなぁ、と思っています。 で、先日、横浜関内の友人と良く行くお店に入ったら、「ケニー・G」がかかっていまして、やっぱり、この季節、「スムーズジャズ」がいいなと、あらためて思いました。
「Forever In Love」は、1994年のグラミー賞インストゥルメンタル部門の最優秀作曲賞を受賞しています。

そして、「ケニー・G」とならんで最近思い出したように聴くのが、アッカー・ビルクAcker Bilk)。イギリス生まれのクラリネット奏者です。
1961年にリリースした「Stranger on the Shore(渚の見知らぬ人):白い渚のブルース」は、高校生の時、田舎町の「喫茶店」に行き始めて、そこでよく耳にした曲でした。
1962年の全米、全英のヒットチャートで第1位を獲得して、ミリオンセラーとなった曲です。
そして、中学生のころ、エレキが流行り始め、エレキ、ベース、ドラムで、まずは「ベンチャーズ」。「十番街の殺人」、「ダイヤモンドヘッド」などをコピーして、その為に聴いたのが、1964年発売の「べンチャーズ」のアルバム「Walk Don’t Run」。このアルバムの中にしっかり、「白い渚のブルース」がありました。

アッカー・ビルク(Acker Bilk)|白い渚のブルース(Stranger On The Shore)
https://www.youtube.com/watch?v=7jzx664u5DA (YouTube)

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それから、ジャズを聴く様になり、ジャズ喫茶の吉祥寺「Funky」、そしてライブの「宿 PIT INN」で、渡辺貞夫の演奏を聴いて、そして観ました。また、1972年から1989年までFM東京(東京FM)放送されていた音楽ラジオ番組「ブラバス・サウンド・トリップ 渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ」です。ジャズ・フュージョンを、いろいろなミュージシャンとの演奏で聴かせてくれたり、コンサート、スタジオ・ライブセッション、新譜の情報などなど、とても楽しいラジオ番組でした。
番組タイトル、テーマ曲の 「My Dear Life」。この曲も癒しの一曲では。

渡辺貞夫|マイ・ディア・ライフ
https://www.youtube.com/watch?v=l6TXyJN5xAg (YouTube)

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渡辺貞夫のライブといえば、忘れられない想い出のライブがあります。それは、1975年11月23日に行われた、「ソニー・ロリンズ・オールナイト・イン・アカサカ」(ロイヤル赤坂)です。
もちろん、どんな演奏を聴いたのか記憶は定かではありませんが、夜、10時ぐらいから3時ぐらいまでやっていたような、そして、ロリンズ演奏で、とても単純なフレーズの繰り返しの曲が印象に残っています。
渡辺貞夫はゲスト出演でしたが、オールナイトということもあり、結構長い時間演奏を聞かせてくれた記憶があります。

メインは、ソニー・ロリンズ・クインテットですが、オールナイトで、出演バンドは、

  • ソニー・ロリンズ・クインテット
  • 渡辺貞夫カルテット+増尾好秋(g)
  • 本田竹曠トリオ
  • 峰厚介カルテット
  • 山本剛トリオ+安田南

でした。

そして、ギターの増尾好秋は、「新宿 PIT IN」で、渡辺貞夫と一緒に演奏していたのをよく聴きに行っていました。ただ、このときは、米国で「ソニーロリンズ」のメンバーとして演奏していましたので、渡辺貞夫+増尾好秋は、久しぶりの共演だったと思います。聴いていた私は何か懐かしい気持ちで、渡辺貞夫+増尾好秋の演奏聴いていたように思います。

渡辺貞夫トリオ|スモーキン・エリア|2000年の渡辺貞夫+増尾好秋
https://www.youtube.com/watch?v=EsTYECGe4Y4 (YouTube)

ウェスト・コーストの女性シンガーソングライター(1)「ローレン・ウッド」


「ジュリア・ロバーツ」、「リチャード・ギア」主演による1990年公開の映画「プリティー・ウーマン」は世界中で大ヒットとなり、ご覧になった方も多いかと思います。
ストーリーの良さはもちろんですが、私が一番印象に残ったのがジェット機でデートするシーンで流れた「フォーレン(Fallin)」という挿入曲でした。

ローレン・ウッド(Lauren Wood) | フォーレン(Fallen)
https://www.youtube.com/watch?v=aGpOcVy2A8I (YouTube)

この曲を歌ったのが私の大好きなシンガーソングライター「ローレン・ウッドLauren Wood)」です。
映画の大ヒットとともにこの曲が注目されますが、オリジナルは1981年リリースのアルバムに収録と古いのですが、この映画で初めて聴かれた方も多いかと思います。

また、サウンド・トラックもこの曲をはじめ、ナタリー・コール、デヴィッド・ボウイなど層々たるアーティストが参加するなど、こちらも全世界で1,700万枚を超える大ヒットとなりました。
もちろんタイトルとなった「ロイ・オービソン」の「プリティー・ウーマン」は皆さんご存知の大ヒット曲です。

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ローレン·ウッドを聴く切っ掛けは当時ジェイ・グレイドンがプロデュースやミュージシャンとして参加したアルバムを聴きまくっていた中の1枚でした。
このアルバムでファンとなり以降にリリースのアルバムなどを購入し聴きましたが、今回はアルバムとともにローレン・ウッドを紹介します。

タイトルにも書いたようにローレン・ウッド(本名アイリーン・ラッパポート)はウェスト・コーストというイメージが強いのですが、出身はアメリカ東部のペンシルベニア州のピッツバーグです。

幼い頃から両親にロックン・ロールなどのレコードを買い与えられ音楽に接し楽器を始め、既に10歳の頃にはオリジナルを作っていたそうです。

やがて10代半ばに従姉妹でヴィオラ奏者のノヴィ(アイリーン・ノヴォッグ | Ilene Novog)らとともに「Rebecca & The Sunnybrook Farmers」というグループを地元ピッツバーグで結成し、1969年にはアルバムもリリースしますがヒットとはならず解散となります。
※YouTubeでこのグループ名で検索して頂ければ曲を聴く事ができます。

1970年にローレン·ウッドとノヴィ、そしてメンバーでベーシストのアニー・タエ(Ernie Eremita)の3人は意気投合し、新たなグループとしての活動を目指し拠点をロサンゼルスへと移します。
ロサンゼルスでは音楽活動をしながら積極的な売り込みをかけ、やがてワーナー・ブラザースの大物プロデューサー「テッド・テンプルマン」の目に留まり「チャンキー・ノヴィ&アニー」として1973年にレコード・デビューとなります。
因みにまだこの当時はローレン・ウッドではなく、本名、そしてニックネームのチャンキーを名乗り、ローレン・ウッドという名前は後にソロ活動となった際に自らが付けた芸名です。

アルバムは「Chunky, Novi & Ernie (1973年)」,「Chunky, Novi & Ernie (1977年)」と同名のタイトルですが2枚リリースされました。
私は参加ミュージシャンからもセカンドアルバムが気に入っています。

セカンドアルバムよりこの曲を紹介します。

チャンキー・ノヴィ&アニー(Chunky, Novi & Ernie) | キャント・ゲット・アウェイ・フロム・ユー(Can’t Get Away From You)
https://www.youtube.com/watch?v=YVUnLBxYqM0 (YouTube)

残念ながらテッド・テンプルマンが関わったと言えヒットとはならず4年間は下積み活動だったようです。
日本でも知名度が低かったのか私も後に知りCDで聴きましたが、その初となるCDの復刻も日本という事からもアメリカでの評価が伺えます。

ただ、テッド・テンプルマンとの関係を築けた事により彼がプロデュースしたアルバムに関わる事となり、紹介したこの曲は「ニコレット・ラーソン」がファーストアルバムでカバーしています。
同年にデビューした「ヴァン・ヘイレン」の「エディ・ヴァン・ヘイレン」がクレジットに「Lead Guitar ?」と名前を伏せてリード・ギターで参加した曲として話題となりました。
また「ドゥービー・ブラザース」の全米No.1となった大ヒット曲「ブラック・ウォーター」の印象に残るヴィオラはノヴィの演奏で、こちらもアルバムにもクレジットされています。

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残念ながらヒットとはならずグループとしてはこの2枚のアルバムで解散となります。

解散後もテッド・テンプルマンと繋がりがあり、1979年にローレン・ウッドとしてソロ・アルバムのリリースとなります。

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左「Lauren Wood(1979年)」、右「Cat Trick (1981年)」

1979年リリースの「Lauren Wood(邦題名:恋のトライアングル)」が私が聴き始める切っ掛けとなったアルバムです。
ただレコード・ジャケットは表はローレン・ウッドのソロといったデザインですが、、ジャケットの裏やライナーにはノヴィとアニーの写真も大きく掲載されミュージシャンとしても参加するなど、チャンキー・ノヴィ&アニーの3作目として作られたようですが、なぜソロ・アルバムとなったかの経緯は解りませんが、ウェスト・コーストらしいポップな作りとなり、数少ない女性のAORアルバムといった内容かと思います。

アルバムよりA面1曲目となる「行かないで」を紹介します。
マイケル・マクドナルドがコーラスで参加し全米最高24位のヒットとなりました。

ローレン・ウッド(Lauren Wood) | 行かないで(Please Don’t Leave)
https://www.youtube.com/watch?v=6C3y3dqO6EY  (YouTube)

 

恋のトライアングル

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こちらのジャケット写真は、リンク先のAmazon.co.jpで、ご覧いただけます。

そして1981年にリリースされたのが「Cat Trick(邦題;キャット・トリック)」です。
このアルバムはテッド・テンプルマンから離れ、新たに「クラッキン」の「リック・チューダコフ」と「ピーター・ブネッタ」の売れっ子2人をプロデューサーに迎え作られました。
ファーストアルバムが自身の思った内容とはならなかったのか、R&B好きとしてはもっとソウルフルなアルバムを作りたく2人を迎えたと何かで読んだ事があります。

ファーストアルバムよりも洗練された内容となっており、女性版ブルー・アイド・ソウルといった雰囲気を聴かせる内容でどの曲も良く、AORの名盤としてファンからも評価の高いアルバムだと思います。

冒頭で紹介したフォーレンは元々ニコレット・ラーソンのために書いた曲でしたが、このアルバムでセルフ・カバーとして収録されました。
そしてプリティー・ウーマンの大ヒットとともにこのアルバムも再注目される事となりました。

このアルバムより私の好きな曲を紹介します。
デュエットはプロデューサーの2人でお馴染みの「ロビー・デュープリー」です。

ローレン・ウッド(Lauren Wood) | ワーク・オン・イット(Work On It)
https://www.youtube.com/watch?v=zJtRDl7pO5c (YouTube)

キャット・トリック

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ソロとしてリリースされた2枚のアルバムはCDで復刻されましたが既に廃盤となり、オークションなどの中古価格も高価となっています。
この2枚の再復刻を望む方は多いかと思います。

ワーナー・ブラザースとはこの2枚で離れてしまいます。

その後は他のアーティストやテレビ番組、CMへの楽曲提供と幅広く活動していたようですがアルバムのリリースは無く日本でも忘れられた存在となってしまいました。
私もですが何年も経ってプリティー・ウーマンでフォーレン流れたのにはファンの方は驚かれたのではと思います。

そしてキャット・トリックから16年、映画から6年経って日本でアルバムのリリースとなります。
自宅のスタジオ(映画の印税で作られたとの事)で自費で作ったアルバムですが、これに目を付けた日本のレーベルによってリリースされました。

私もリリースを知り購入しましたが前2作のようなAORといった雰囲気は無く、これが現在のローレン・ウッドなのかと聴く機会は少なく期待していただけに残念でした。

ローレン・ウッドは後にオリジナル・レーベルを立ち上げ、このアルバムのU.S.バージョンをアメリカでリリースしています。

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そして2006年にやはりオリジナル・レーベルよりアルバムがリリースとなります。
前作が期待外れだっただけに購入は迷ったのですが、ファンとしては聴いてみたいとという気持ちでの購入でしたが、ファーストアルバム、セカンドアルバムの派手さはありませんが、私の好きなローレン・ウッドが蘇ったのかと満足のいくアルバムかと思います。

「ザ・ゾンビーズ」の「二人のシーズン」のカバーも良いですが、私はこの曲を聴くとフォーレンの頃のローレン・ウッドを感じます。

ローレン・ウッド(Lauren Wood) | コントラディクション(Contradictions)
https://www.youtube.com/watch?v=AgzfkZFPRyM (YouTube)

ラヴ・デス&カスタマー・サーヴィス

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最近の活動についてはオフィシャル・サイトを見てもニュースも昨年の春以降の更新も無いようで詳しい情報は知りませんが、曲作りの良さや歌声は定評あるだけにアルバムが4枚とは少く、ファンとしては新たなアルバムのリリースを期待しています。

「高田渡」の歌に思うこと


はっぴいえんど(大滝詠一、細野晴臣、鈴木茂、松本隆)」を一番最初に評価したのは、「高田渡」だったとの事です。(大滝詠一談)それは、1970年ごろに、「はっぴいえんど」が「ロック」に「日本語の歌詞」を載せて歌う試みを始め、日本の新しい音楽の方向を模索していたからだとの事です。

そして、そのころ「はっぴいえんど」は「高田」のライブのバックバンドをしてたり、高田が1971年にリリースし、一番売れたアルバム、「ごあいさつ」の中の曲のバック演奏も担当していました。

「ごあいさつ」からシングルカットされた「しらみの旅」は、「高田渡+はっぴえんど」のヒット曲です。「流浪の旅」を原曲に、すでに替え歌としてあった元歌は、明治・大正の演歌師「添田 唖蝉坊(そえだ あぜんぼう」の「しらみの旅」。それがあまりにも暗い曲なので、明るいマウンテンミュージックの「弾丸列車 ワダッシュキャノンボール(Wabash Cannon Ball)」のメロディに乗せて、かつ「チャックべりー(Chuck Berry)」のリズムに変えて歌ったのが、「しらみの旅」との事です。

高田渡+はっぴいえんど|しらみの旅
https://www.youtube.com/watch?v=9g6rmzpvp8Q (YouTube)

ごあいさつ

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「流浪の旅」は何故か、そのメロディをおぼろげながら覚えています。東海林太郎(昭和初期の歌手)や鶴田浩二(戦後の東映映画の主要な俳優)がカバーして歌っていました。
高田の「しらみの旅」は、フォークロックの曲調でとても乗りやすく、今聴いても全く時代の異和感は感じません。

高田渡は、日本を代表する「フォークシンガー」一人だと思います。1949年生まれで、56歳で他界しています。高田の書く曲の歌詞は、シニカルではありますが、決して冷笑的、嘲笑的ではありません。極めて真実を衝いた普遍的な詩となっています。そして、その詩をアメリカの伝統的フォークソングの曲に乗せて歌っています。高田は、「歌とは」の根本に、「歌は、床下からでてくる」という思想、「長く歌われる歌は、宣伝で無理やりヒットさせた曲では無く、ましてや国や支配している側が無理やり流行らせるものでも無く、自然と、人々の中で歌い継がれていく歌である」という哲学的思想にも似た考え方をもっていました。その事が亡くなって10年経ちますが、今でも高田の歌を聴く多くの人を魅了し続けている原点になっているのではと思います。

高田渡|自衛隊に入ろう
https://www.youtube.com/watch?v=49gHwbb8HrY(YouTube)

GROOVIN’昭和!4~自衛隊に入ろう

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マルビナ・レイノルズ(Malvina Reynolds)の「アンドーラ」という曲が原曲です。1969年4月にURCレコードより発売されました。
歌詞の内容は「自衛隊」を風刺し皮肉が込められていますが、嘘か本当か、防衛庁から、自衛隊のPRソングと使いたいとのオファーがあったとの事でした。一時、日本民間放送連盟が要注意歌謡曲に指定し放送禁止歌となりましたが、現在では放送禁止の扱いではありません。
2015年の今、「自衛隊に入ろう」を聴くと、歌詞が皮肉に聴こえなく、まさに真面目に自衛隊の入隊キャンペーン・ソングとして聴こえてしまいます。ここ40年で時代、世の中が大きく変ってしまったように思います。

高田渡|夕暮れ
https://www.youtube.com/watch?v=CVkqhrwioS0 (YouTube)

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この詩がすごくいいです。
歌った後の、「どうもありがとうございました」が暖かいですね。

<音楽ニュース>日本ゴールドディスク大賞は「嵐」が4年ぶり3度目、洋楽部門は「ワン・ダイレクション」


日本レコード協会から、第29回日本ゴールドディスク大賞が3月1日に発表されました。

アーティスト・オブ・ザ・イヤーの邦楽部門はアイドルグループ「嵐」が4年ぶり3度目、洋楽部門は英国のグループ「ワン・ダイレクション」が2年連続で受賞しました。
アルバム・オブ・ザ・イヤーは「次の足跡」、シングル・オブ・ザ・イヤーは「ラブラドール・レトリバー」で、いずれもAKB48が受賞しました。

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嵐「うれしい」 4年ぶりゴールドディスク大賞 シングルはAKBが史上初のV5(ORICON STYLE)

その他の主な受賞は以下の通りです。

  • サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー
    「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック」

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  • ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー
    トニー・ベネット&レディー・ガガ「チーク・トゥ・チーク」

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  • インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー
    松本孝弘「New Horizon」

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(編集長)

同世代の男性シンガー「村下孝蔵」「浜田省吾」「小椋佳」


堺屋太一が通産省の役人の時、戦後ベビーブーマーの世代を「団塊の世代」と呼び、その後は日本の変遷、そして多いがゆえにフッション、音楽、文化などを常にリードして、いつも戦後日本の中心にいる世代になりました。
中学・高校を卒業して就職した者たちは「金の卵」とよばれ、大学生となった者たちは、「学生運動・全共闘」として反戦、大学改革で理想を求めた激しい反体制運動に参加しました。
その嵐の後、所謂落ちついて、就職・結婚すると「ニューファミリー」とよばれ、それまでの家族主義を捨て、核家族として企業に忠誠を誓い、そして「バブル景気」に翻弄されます。
「バブル崩壊」とともにその勢いに陰りが差し始め、忠誠をつくした企業からは「リストラ」という苦い仕打ちを受け、今は、老人となった「団塊の世代」。
その一団に今後、年金を支払い続ける、病気への保険、老後の福祉、介護など、その社会資本の急増は、数多くの大きな社会問題を抱える世代となってしまいました・・。・

その「団塊の世代」より少し若いのですが、ほぼ同世代といってもよいミュージシャンで、この良くも悪しくも「団塊の世代」のもつナイーブな面を歌にしている、この3人がすごく好きなミュージシャンです。

  • 村下孝蔵

まずは、村下孝蔵(むらしたこうぞう)は1953年に熊本県に生まれています。そして、この時代の多くの若者が経験している、「エレキギター」、「ザ・ベンチャーズ」に凝って、ギターから音楽の世界に入っていきます。
そして、46歳という若さで亡くなっています。「ザ・ベンチャーズ」のメンバーとは交友が深く、特にベーシストのボブ・ボーグルは村下 孝蔵の通夜にも参列しています。
ヒット曲は、「初恋」「踊り子」「ゆうこ」「陽だまり」があります。
ある時期、私は「踊り子」を毎晩のようにカラオケで歌っていました。

村下孝蔵|踊り子
https://www.youtube.com/watch?v=y2RSXqRwgjA (YouTube)

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バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから
つまさきで立ったまま 君を愛してきた
表紙のとれてる愛だから かくしあい
ボロボロの台詞(セリフ)だけ 語り合う日々が続き
つまさきで立ったまま 僕を愛してきた
狭い舞台の上で ふらつく踊り子
かけひきだけの愛は 見えなくなってゆく
つまさきで立ったまま 二人愛してきた
狭い舞台の上で ふらつく踊り子
若すぎたそれだけが すべての答えだと
涙をこらえたまま つまさき立ちの恋

この愛、恋の表現はまさに、「団塊の世代」以前の人たちしかわからないし、また、このような愛・恋の形を欲していたのでは・・・

  • 浜田省吾

浜田省吾(はまだしょうご)は、1952年生まれです。
ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いて音楽に目覚め、高等学校時代はバンドを組んだり、新聞部に所属したり、生徒会役員となって学生運動に参加したりしていたとの事です。まさに「団塊の世代」の多くの人たちと同じ行動パターンです。

本ブログのマイ・フェイバリット・カラオケ・ソング 2014 男性編マイ・フェイバリット・スノー・ソングで紹介させていただいていますが、浜田省吾の歌は好きな歌が多くあります。
中でも、1976年4月のシングルでソロデビュー曲「路地裏の少年」も大好きな曲の一つです。

浜田省吾|路地裏の少年

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  • 小椋 佳

まさに「団塊の世代」の小椋佳(おぐらけい)は、1944年生まれです。
もう経歴は有名なのでご存じの人も多いと思いますが、東京大学法学部卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し本店財務サービス部長などを歴任するエリートサラリーマンでした。で、副業として音楽活動を行っていました。

Wikipediaの「デビュー経緯」の項がとても面白かったので転載させていただきます。

1966年、寺山修司がDJをしていたラジオ番組の「5分間なんでもコーナー」で自作の歌を歌う。
これが縁で、寺山が企画していた天井桟敷のLP『初恋地獄篇』に歌手として参加。
これを聴いた日本グラモフォン(後のポリドールレコード)の新人プロデューサー・多賀英典は、
声のイメージから美少年だと思って会おうとしたところ、「初恋- 」の関係者から「やめた方がいいよ。彼は東大のエリート銀行員だし、なんと言っても歌手という感じじゃないし⋯」と断られたと回想している。
“喫茶店で待っていたらやってきてさ。一目見てなんと言って断ろうかと思った(笑)。 ”
—多賀英典
“銀行員で結婚していて、とても歌手という風貌ではないので、どう断って帰ろうかとそればかり考えた。 ”
—多賀英典
“当時はアイドルにしろ歌手にしろ必ずテレビで売るから容貌が悪いのは問題外だったんだよね。 ”
—多賀英典
“小椋君が「『初恋地獄篇』の曲、僕の曲じゃないんだ。僕の曲、聞いてくれる?」というので断るわけにもいかず聞いたら、思わず「この曲、私がなんとかするから私にくれ!」と叫んでいた。すごく興奮したことを覚えている。その曲が「しおさいの歌」だった。”
—多賀英典
“小椋佳を歌手デビューさせるわけにもいかないので、小椋君の曲を歌える歌手を探していたら、彼が銀行の米国研修に行くことになったのでしかたがなく本人でいくことにした。 ”
—多賀英典

小椋佳|しおさいの詩
https://www.youtube.com/watch?v=sQODHalzBW8 (YouTube)

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小椋佳の曲は、いろいろな歌手が歌っている曲も自分で歌っている曲も、曲調もさることながら、本当に言葉を大切に扱っている歌詞が好きです。歌詞では、それぞれの曲がストーリーとなって展開する、松本隆の詩も好きですが、小椋佳の詩はその貴族的表現とか、日本語の深さとか、大変感動します。

「しおさいの詩」は、1971年にリリースされた小椋佳のデビューシングルです。ですので、曲、詩の感じがとてもシンプルで初々しい感じを受ける曲で、そして、「団塊の世代」の持つ世界観が滲んでいるように思います。

三人三様ですが、同世代の親しみが理屈なしに感じることができるミュージシャンです。