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フランス音楽界のマエストロ 「ミシェル・ルグラン」


デミアン・ チャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」は、「シェルブールの雨傘」へのオマージュ(尊敬・敬意)を表した作品とのことです。「シェルブールの雨傘」は1964年のフランス映画で、ジャック・ドゥミ監督、ミシェル・ルグランが音楽を担当した映画です。もちろん、私も両作品を観ています。「シェルブールの雨傘」は、もうずいぶん昔に観た映画です。そして、あの、チャゼル監督が「ラ・ラ・ランド」で使った原色を使って女性が躍るシーンは、「シェルブールの雨傘」で、原色の傘を回すシーンからとったとのことです。そして今でもはっきりと覚えているのは、ミシェル・ルグランの作ったテーマ音楽です。

ダニエル・リカーリ(Danielle Licari)&ジョゼ・バルテル(Jose Bartel)|シェルブールの雨傘(Les parapluies de cherbourg)|カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)&ニーノ・カステルヌオーヴォ(Nino Castelnuovo)

https://www.youtube.com/watch?v=Br17Cb1_3oU (YouTube)

ミシェル・ルグラン( Michel Legrand 1932年2月24日 ? 2019年1月26日)は、フランスの作曲家、ジャズ・ピアニスト、映画監督、俳優。パリ出身。

『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』をはじめアカデミー歌曲賞を受賞した『華麗なる賭け』(主題歌『風のささやき』)、『おもいでの夏』、『愛と哀しみのボレロ』(フランシス・レイとの共作)、『栄光のル・マン』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』など数々の映画音楽を創作し、20世紀後半のフランス映画音楽界を代表する存在である。携わった作品の数はテレビも含めると200以上に上る。

ジャズ・ピアニストとしても活動し、自己名義のアルバム『Legrand Jazz』(1958年)ではマイルス・デイヴィスと共演。他にもジョン・コルトレーン、ジャック・ジョーンズ、ジョニー・マティス、リナ・ホーン、サラ・ヴォーンら大物ミュージシャンとの共演作品も数多い。さらに後年にはボイストレーニングを受けて、自作曲の歌唱もこなすようになった。

ミシェル・ルグラン (2019-12-18T18:44Zの版)  ウィキペディア日本語版

ミシェル・ルグランの「 これからの人生 」(What Are You Doing The Rest of Your Life?)」は、 サラ・ボーンが歌い、1972年グラミーの部門賞を獲得しました。

ミシェル・ルグラン(Michel Legrand)|これからの人生(What are You Doing of Your Life ?)

https://www.youtube.com/watch?v=qsH7SLpzzLg (YouTube)

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英語版ウイキペディアによると、この曲はフランク・シナトラ、ダスティ・スプリングフィールド、ジョニー・マティス、ジュリー・アンドリュース、シャーリー・バッシー、アンディ・ウィリアムズ、バーブラ・ストライサンド、ビル・エヴァンス、ジョー・パスなど他の多くのアーティストによって演奏されました。

自分自身よい年になり、今までとは違った、これからの人生について考えることが多いです。(必然的に考えなければいけないということもいくつかで)。すぐのこと、まだ少し先のこと、だいぶあとのこと(人生100年時代なんていわれて)などいろいろ、ただ、この歌の歌詞のような世界ではなく、下世話なことばかりではありますが。この歌のように生きることの本質について考えるべきですね。

ミシェル・ルグラン(Michel Legrand)|アルバム「ルグラン・ジャズ」(Legrand Jazz)

https://www.youtube.com/watch?list=PLvxWibFr0wiIS2GN91Cs8qTUGQbShNkqI&v=sEBY7AMeMMQ (YouTube)

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  • Miles Davis on trumpet,
  • John Coltrane on tenor sax,
  • Phil Wood on alto sax,
  • Jerome Richardson on bari sax,
  • Herbie Mann on flute,
  • Eddie Costa on vibes,
  • Bill Evans on piano,
  • Betty Glamann on harp,
  • Barry Galbraith on guitar,
  • Paul Chambers on bass,
  • Kenny Dennis on drums.

上記のように、演奏しているメンバーがすごいです。そして、このアルバムは、聴きやすい曲が揃っています。ただ、 ルグランはこのアルバムにマイルス・ディビスが参加してくれることに初めは不安に思っていたそうです。そのころ「マイルスは難しいヤツだから気をつけろ」とミュージシャン仲間から警告されていたからだそうです。演奏が終わった後、ルグランは、「ぼくの最初のジャズアルバムに参加してくれてるだけで天にも昇る気持ちです。あなたは天才で空をも開く人だ」とお礼をいったそうです。ルグランがマイルス・ディビスを尊敬していたのは有名な話とのことです。

ミシェル・ルグランの手がけた映画音楽で、忘れられないのは、スティーブ・マクウィーン、フェイ・ダナウェイ主演の「華麗なる賭け」です。
主題歌「風のささやき」は、すべてが「お洒落」な映像に本当にマッチした曲です。

スティーブ・マクウィーンの着たスーツ姿は、今でもおぼろげながら覚えています。すごく決まった、まさにエリートのスマートな経営者、ビジネスマンがきこなすハイセンスの姿。ベストを組み合わせたスリーピースを着用。マックィーンが演じた男は、男が惚れる男だったと思います。

フェイ・ダナウェイはツバ広帽子にミニスカート。スティーブ・マックウィーンの姿にぴったり合った知的でお洒落な魅力的な女性。

そして、「風のささやき」。

「終わりも始まりもなく円を描く 永遠に回り続ける輪のように」で始まる歌詞は、すべてが輪廻のよう廻り繰り返される。何か、叙情にみちた優雅で品のあるハイセンスで、しかも何か虚無感もをかもしだしている、すべてが本当に最高のセンスの映画で、この「風のささやき」はまさにぴったりの曲だと思います。

ノエル・ハリソン(Noel Harrison)|風のささやき(The Windmills Of Your Mind)|華麗なる賭け(The Thomas Crown Affair)

https://www.youtube.com/watch?v=7W6Kyvm9fuc (YouTube)

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そのほかにも、映画音楽は、「ロシュフォールの恋人たち」、「ロバと王女」、「5時から7時までのクレオ」、「はなればなれに」、「女は女である」、「おもいでの夏」、「愛のイェントル」などを手がけています。

ジャズの演奏も、マイルス・デイヴィスとの「ルグラン・ジャズ」、「ディンゴ」、オスカー・ピーターソンとの「トレイル・オヴ・ドリームズ」、「アイ・ラヴ・パリ」など多くのミュージシャンと共演しています。亡くなられる半年前(2018年7月)、東京ブルーノートで演奏しています。

亡くなってから一年がたとうとしています。(2019年1月26日 没)

ワウ・ギターの名手「チャールズ・”スキップ”・ピッツ」 映画「約束の地 メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~」より


前にも紹介しましたが、セッション・ギタリスト好きもあり、ライブ映画はもちろんですが、裏方などを描いた音楽ドキュメンタリー映画を好んで見ています。

今までに見たのがこちらです。

そして今回見たのがこちらです。

約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~

テネシー州は、州都「ナッシュビル」とともに「メンフィス」が音楽の地として知られています。
この映画では、「ブッカー・T・ジョーンズ(Booker T. Jones)」、「オーティス・クレイ(Otis Clay)」、「ボビー・ブルー・ブランド(Bobby “Blue” Bland)」をはじめとする メンフィスの 伝説的なアーティスト、ミュージシャンの紹介とともに、彼らと地元出身の若手との共演で、この地の音楽を再び世界に送り出すためのアルバム制作の過程が描かれています。

また、 アーティスト、ミュージシャン 以外にも、メンフィスを代表するレコード・レーベル、「スタックス・レコード (Stax Records)」についても描かれています。
スタジオの跡地は今はミュージアムと音楽学校(スタックス・ミュージック・アカデミー)となっています。

この映画はアメリカでは2014年の公開ですが、日本は2017年に公開されました。

約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~ 予告編

出演者など、より詳しくは公式サイトをご覧ください。

約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~ 公式サイト
http://www.curiouscope.jp/Memphissoul/session.html

映画では9つのセッションに分けて楽曲の制作が描かれています。
なかでも私が好きなのは、「ビル・ウィザース(Bill Withers)」が1971年に発表した「Ain’t No Sunshine(邦題:消えゆく太陽)」で、この曲は「マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)」をはじめ、多くのアーティストにカバーされています。

この曲を、やはりカバーしたボビー・”ブルー”・ブランドがラッパーの「ヨー・ガッティ(Yo Gotti)」と共演しています。

共演をお聴かせできないのが残念ですが、ボビー・”ブルー”・ブランドのカバーです。

ボビー・ブルー・ブランド(Bobby “Blue” Bland) | 消えゆく太陽(Ain’t No Sunshine)
https://www.youtube.com/watch?v=OjWQGi2_Jzw (YouTube)

車椅子で登場するボビー・”ブルー”・ブランドは、惜しくも2013年と映画の公開前に亡くなっています。

なお、映画では制作過程として曲を聴く事が出来ますが、フルでは聴けず、また、曲の合間に会話が入ったりします。

フルで聴きたい場合は、映画で未収録のセッションを加えた、全12曲収録のオリジナル・サウンド・オラックCDがリリースされています。

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さて、タイトルのワウ・ギターですが、この映画でもキーマンとして登場するのがギタリストの「チャールズ・”スキップ”・ピッツ(Charles “Skip” Pitts)」です。

1947年、ワシントンDC生まれで、叔父が有名なシアター、「ハワード・シアター」の隣でホテルを経営していたことから、ここに出演の「ジェームス・ブラウン(James Brown)」、「オーティス・レディング(Otis Redding)」をはじめ多くのR&Bアーティストらと知り合い、音楽業界へと進みます。

同地で活動を開始し、「ウィルソン・ピケット(Wilson Pickett)」、「アイズレー・ブラザーズ( Isley Brothers)」などとプレイし、一時期はアイズレーのバックバンドに参加、この映画でも語られている1969年に大ヒットとなった「イッツ・ユア・シング」のギター・リフが知られています。

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その後、ファンク・バンドでウィルソンピケットのバック・バンドとして活動する「ミッドナイト・ムーバーズ(Midnight Movers)」のギタリストおよびバンドリーダーとなります。

ドイツのテレビ・ショーで「サム&デイブ(Sam & Dave)」の「ソウル・マン(Soul Man)」を演奏しています。
チャールズ・”スキップ”・ピッツが20歳の映像です。

ミッドナイト・ムーバーズ(Midnight Movers) | ソウル・マン(Soul Man)
https://www.youtube.com/watch?v=UBh_tOJdFOQ (YouTube)

そして、1970年に「アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)」の誘いにより、メンフィスを活動の場とするため移住します。

メンフィスではアイザック・ヘイズのバンド・メンバーとして多くのレコーディングに参加します。

映画でチャールズ・”スキップ”・ピッツが、

「アイザックが新しいバンドを始めて仕事をいっぱいくれたんだ。」
「1981年にヤツが破産するまで一緒にやった。」
「アイザックが外国へ飛んでー。」
「1994年に帰って仕事を再開し、また呼ばれ。」
「あの日、俺はランチの約束に遅れて、ヤツは俺の到着前に亡くなった。」
「ヤツがに死ぬまで一緒にやった。」

と、語っています。

アイザック・ヘイズは2008年に自宅のベッドルームで倒れ病院へ緊急搬送されましたが、亡くなってしまいました。
死因は脳梗塞でした。65歳でした。

このアイザック・ヘイズとの仕事で誕生したのが、ワウ・ギターの名演と言われる、映画「黒いジャガー(原題: Shaft)」のテーマ曲、「黒いジャガーのテーマ(Theme from Shaft)」です。

アイザック・ヘイズのライブ映像ですが、チャールズ・”スキップ”・ピッツが主役のように弾きまくっています。

アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes) | 黒いジャガーのテーマ(Theme from Shaft) Live 2002
https://www.youtube.com/watch?v=oDOH3ViMmCM (YouTube)

この映画「黒いジャガー」のサウンドトラック・アルバムは全米1位を獲得し、グラミー賞などを獲得、そして、この「黒いジャガーのテーマ」も全米1位を獲得し、アカデミー歌曲賞やグラミー賞のインストゥルメンタル・アレンジ部門を受賞しています。

この映画でもスタックス・ミュージアムに展示されているトロフィーを背景に、スタックス・ミュージアム館長の「ディーニー・パーカー(Deanie Parker)」が、

「アイザックのオスカー像があるわ。」
「アフリカ系で、アカデミー賞を受賞したのはアイザックが初だったはず。」
「オスカー像がメンフィスに来るなんて。」

と、言っています。

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また、この曲についてチャールズ・”スキップ”・ピッツが語っています(背景が「cry baby(ワウ・ペダルの商品名)」です)。

Charles “Skip” Pitts: The Creation Of SHAFT
https://www.youtube.com/watch?v=w-ytse0J0u8 (YouTube)

それまでもワウ・ペダルによるギター・ソロなどはロックなどで耳にしていたのですが、この曲を聴いた時のカッティングのカッコ良さは衝撃でした。

私もこの曲に影響されたのか、家にもワウ・ペダルが何故か2個あります。
このように弾けなかったからか使わないまま放置され、今ではボリュームもガリって使えないだろうなと、それすら確認していない状況です。

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また、この曲については、1972年にロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで、スタックスに所属アーティストが出演し行われたコンサート、「ワッツタックス(Wattstax)」でもトリを務め、映画でもコンサートでのこの曲を流し、「アイザック・ヘイズがワウ・ギターのスキップ・ピッツにひれ伏す(Isaac Hayes Bows To Skip Pits On The Wah-Wah)」と紹介しています。

当時、高価でしたがVHSで購入し見ていたのですが、最近安価でDVDがリリースされているのを知り購入しましたが、当時を思い出しました。

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この曲以外にも、 先に、1994年に帰って仕事を再開しと書きましたが、1995年にリリースしたアルバム「ブランデッド(Branded)」 で、1曲目の「アイクズ・プリー(Ike’s Plea)」、2曲目「ライフズ・ムード(Life’s Mood)、そして3曲目の「スティング(Sting)」の名曲「フラジャイル(Fragile)」までの流れで弾かれるワウ・ギターがカッコよいです。
もちろんギターはチャールズ・”スキップ”・ピッツです (クレジットにはもう1名) 。

アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes) | Ike’s Plea~Life’s Mood~Fragile
https://www.youtube.com/watch?v=nE28VJpDkgU (YouTube)

ブランデッド

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他にも多くの曲で弾いていますが、私はワウ・ギターではこの2曲が気に入っています。

残念ながら、チャールズ・”スキップ”・ピッツは2012年5月1日にメンフィスの病院で亡くなっています。アイザック・ヘイズと同じ65歳でした。
映画の公開が2014年ですのでボビー・”ブルー”・ブランドと同様、この映画の公開前に亡くなっています。

昭和世代の鏡「男はつらいよ」


「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅」こと車寅次郎は、本ブログでKojiさんが紹介しています。

そして、今年12月27日に「 男はつらいよ お帰り寅さん」 が公開されるとのことです。

桑田佳祐が主題歌を歌います。

渥美清|男はつらいよ
https://www.youtube.com/watch?v=qjd-4rrX1K8 (YouTube)

男はつらいよ 寅さん発言集

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私は、「寅さん」が必ず物語風に語る「アリア」が大好きです。

車寅次郎らしさ 第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
https://www.youtube.com/watch?v=KtdxuPJWoqg (YouTube)

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リリーをキャバレーまで送った寅次郎は、そのあまりの環境の劣悪さに驚き、肩を落としてとらやに帰って来る。「俺にふんだんに銭があったら…」寅次郎は大ステージで歌い上げるリリーの姿を想像し、臨場感たっぷりにさくらたちへ語って聞かせる。寅次郎の切ないまでの愛情が渥美清の演技によって表現されている。山田洋次によれば[後日リリー役の浅丘ルリ子がこのシーンを見て涙を流していたという。このシーンに限らず、渥美清独特の語り口によってなされる“一人語り”はスタッフの間から「寅のアリア」と呼ばれていた。

男はつらいよ (2019-12-07T04:03Zの版)   ウィキペディア日本語版

「・・・・・・・・」「あいつは、きっとなくなぁ」「・・・・・・」
渥美清の演技ではあると思いますが、キリスト教の「愛」の教えの境地のようにも思います。「求める愛」と「与える愛」、何か相当な隔たりがあるように思います。この「寅さん」の言葉を「リリー」がもしも聞いていたらどう思うのでしょうか。

余談ですが、「ティファニーで朝食を」の1シーン、「ティファニー」で指輪を買おうとするシーン、全てが高級品でとても手が出ません。最後にお菓子のおまけでもらった指輪を出し、この指輪に「Tiffany」のイニシャルを刻印をしてほしいと頼みます。で、店の人の対応が粋です!預かってイニシャルをいれますので、明日取りに来なさい。

今、お金が豊かさの全てである時代に、両作品のこのシーンは、何か、「粋な生き方」、「奥深い幸せの味わい」を感じます。

ティファニーで朝食を|Movie CLIP|1961年

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本当に、「寅さん」の語りに引き込まれて涙が出てきます。
「寅さん」が口ずさむ、「悲しい酒」上手です。本家で聴いてみます。

美空ひばり|悲しい酒
https://www.youtube.com/watch?v=zi1yedKi3FE (YouTube)

美空ひばり 2 ベスト PBB-82

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もう一作、とても好きな作品は、第17作「虎次郎夕焼け小焼け」です。

車寅次郎らしさ 第17作 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
https://www.youtube.com/watch?v=crCTlvFvYek (YouTube)

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このシーンは本当にすきです。「寅さん」の身勝手なロジックで画家に絵を描いてほしいと乞う、もちろん、「寅さん」が自分のために乞うわけではない、また、この話の前に、ものの数秒で書いてしまった絵(ほうず)を7万円で古本屋が買った、という前段がある。
もちろん、最後のシーンではこの画家はちゃんとした「ぼたん」の絵を、芸者「ぼたん」に書いてあげるのですが。

もう、ワンシーン。青観と志乃です。

青観と志乃 第17作 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
https://www.youtube.com/watch?v=ZTDwaR9bMR8 (YouTube)

画家役は宇野重吉、その画家の初恋の人役は岡田嘉子です。

岡田嘉子は戦前好きな男性とソ連へ駆け落ち、亡命した。そして大変な苦労をした。その実生活を踏まえて、「志乃」がこう話します。

私、近頃よくこう思うの。人生に後悔はつきものなんじゃないかしらって。
ああすればよかったなあ…という後悔と、
もうひとつは、
どうしてあんなことしてしまったのだろう…、という後悔…

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

この言葉は、岡田の人生そのもの「感」、生き様の上にある重い言葉として観ている私たちに強烈なインパクトを与えます。

この、「夕焼け小焼け」は、渥美清、宇野重吉、岡田嘉子がそれぞれの生き様、人生観で、演技を超えた作品の「品」を醸し出しているように思います。「夕焼け小焼け」は何度でも観て飽きないです。

そして、この映画には、宇野重吉の実子「寺尾聡」も出演しています。寺尾聡は今や、本当に渋さがまして素晴らしい俳優ですが、「夕焼け小焼け」では、宇野重吉と並べるといかにも青い感じです。(それも演技なのかもしれませんが)
そして、指輪つながりの曲。

寺尾聡|ルビーの指環
https://www.youtube.com/watch?v=4O-Y1VIM74I (YouTube)

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「ルビー」はその赤い輝きで石の価値を認めさせていますが、第47作目「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」にこんなシーンがありました。

寅次郎、えんぴつを売る|第47作 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
https://www.youtube.com/watch?v=AGrrbHayUew (YouTube)

靴の会社で営業をしているおいっ子の満男が、仕事がつまらないと愚痴をこぼします。それを聞いた「寅さん」は、そのへんにあった鉛筆を満男に渡して「オレに売ってみな」と言うのです。

満男は「この鉛筆を買ってください」「消しゴム付きですよ」と特長をアピールしますが「僕は字を書かないから鉛筆なんて必要ありません」と寅さんはすげなく断ってしまいます。

満男が「こんな鉛筆は売りようがない」とさじを投げると、寅さんは満男から鉛筆を取り上げて「この鉛筆を見るとな、おふくろのことを思い出してしょうがねぇんだ」と、鉛筆にまつわる話をしみじみと語り始めます。

鉛筆を「モノ」として売ろうとした満男と、鉛筆に「命を吹き込み」その無形の「価値」を伝えた寅さん。「営業の極意」だと思い、そして、もっと広義には、「物」に対しての「夢」とか、「価値」の与え方、持ち方、を考えさせられたように思いました。

世の中は、「AI」、「IoT」、「5G」、とどんどん技術革新がすすみ、個人から、家族、会社、国家、すべての「人」「物」にかかわることがデータ化され、ネットワーク接続され、より快適さと、利便性が高度にサポートされた社会インフラが提供される環境へと進んでいます。

レオナルド・ダビンチも基本、自然、人、物のすべてを詳細に解析し、データ化し、それを科学、芸術の分野で表現したと考えられますので、しかも、それは圧倒的な革新性をもって表現されています。

今の、世の中の進んでいる基本的な方向性、科学技術の流れが、間違っているとは思いません。スポーツの世界でも、アスリート自身、気候、環境、食事など、あらゆるデータを解析して、トレーニングし、最高のパフォーマンスを出せるようになり、今までの、「根性論」などは、「悪」でしかありません。

「昭和」、戦後の昭和は、「0」からの出発で、これ以上生活環境が悪くなることはない、というベースから、将来に向けて、いろいろ「夢」を描けた時代だったと思います。そして、「平成」「令和」ときて、今後私たちはどんな「夢」を持って生きているのでしょうか、、

「男はつらいよ」は、日本人、昭和世代の鏡のような気がします。

今年購入の音楽映像のお気に入り「マッスル・ショールズ」、「ドゥービー・ブラザーズ」ほか


まだ10月ですので今年を振り返っては早いのですが、今年はこのような映像(DVD、Blu-Ray)を購入しました。

バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち

ご覧になった方もいるかもしれませんが、2013年に公開の音楽ドキュメンタリー映画です。

映画『バックコーラスの歌姫たち』予告篇
https://www.youtube.com/watch?v=ULoAUPNEMeM (YouTube)

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内容は原題の「20 FEET FROM STARDOM」のとおり、トップ・スターの後方で歌うバック・コーラスの方々を「ミック・ジャガー」、「スティービー・ワンダー」などのスター側、そして当のコーラス側から、深い意味でこの6メートル(20 FEET)を描いたドキュメンタリーです。
「ローリング・ストーンズ」の「ギミー・シェルター」と、「レイナード・スキナード」の「スウィート・ホーム・アラバマ」のコーラスが「メリー・クレイトン」という女性で、その経緯が語られていたり、他にも「ダーレン・ラヴ」などが語られています。
繰り返し見るといった映画ではないかもしれませんが、音楽情報としては参考になるかと思います。
amazonにレンタル落ちが売られていますので、もしかしたらお近くのレンタル・ショップに置いてあるかもしれません。
このような音楽の裏方を描いた映画として、ウェスト・コーストのセッション・ミュージシャンを描いた「レッキング・クルー」や、モータウンの専属ミュージシャン「ファンク・ブラザース」を描いた「永遠のモータウン」も購入し見ましたが、こちらもお勧めです。

黄金のメロディ~マッスル・ショールズ~

こちらも2014年に公開の音楽ドキュメンタリー映画ですが、今までに見た同様の映像の中では最高の内容かと思います。

映画『黄金のメロディ~マッスル・ショールズ~』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=uaE6Xf91LBU (YouTube)

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内容は、ソウル、R&Bファン、ロックファンにはお馴染みかもしれませんが、アラバマ州の州境にある人口8千人の街「マッスル・ショールズ」にある、「リック・ホール」ならびに地元の白人ミュージシャンによって設立された「フェイム・スタジオ」、のちに「スワンパーズ」と呼ばれたミュージシャン達が裏切るかのように独立し設立した「マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ」という2つのスタジオ(マッスル・ショールズ=1つのスタジオだと思っている方も多いのでは)から誕生したサウンドや関わったミュージシャンを時代とともに紹介しています。

1つの音楽スタイルを確立し、「マッスル・ショールズに行った人間はヒット曲とともに帰ってくる」などとも語られ、ここでミュージシャンとして活躍した「デュアン・オールマン」の話しや、レコーディングで訪れた「アレサ・フランクリン」、「パーシー・スレッジ」、「ローリング・ストーンズ」などの話は、雑誌等の記事では知ってはいたものの実際に映像で見ると、新たに マッスル・ショールズ の凄さを感じます。

詩ではなく曲で音楽を聴く私ですが、エンド・ロールで「レイナード・スキナード」の「スウィート・ホーム・アラバマ」が流れ、途中で歌詞について語られますが、歌詞の終盤に「マッスル・ショールズにスワンパーズがいる」と歌われているとは知りませんでした。

レイナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)|スウィート・ホーム・アラバマ(Sweet Home Alabama)|Live
https://www.youtube.com/watch?v=6GxWmSVv-cY (YouTube)

ワン・モア・フロム・ザ・ロード

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この曲はスタジオ録音盤で聴くのも良いですが、私はこのライブ・アルバムがお気に入りです。

ボヘミアン・ラプソディ

こちらは説明の必要もない「クイーン」(Queen)、そしてメインとなるボーカルの「フレディ・マーキュリー」(Freddie Mercury)を描き、日本でも大ヒットとなった映画です。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』予告編 (YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=0UkG8GnfCCY (YouTube)

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映画館に見に行き、その時は「1度見ればいいかな」が感想だったのですが、ついついTシャツ付きの商品がタイムセールで安いに負けてしまい購入してしまいました。

また、自宅にサラウンド・システムを組んでいるのですが、所有の映像ソフトは音楽ばかりで映画は1本も無く、サウンド・チェックにも使えるかなとも思ったのですが、SFやアクションなどと違い、ライブ・シーン以外はサラウンド効果もあまり無く、その意味はなしませんでしたが、見直してみると大ヒットするだけに良い映画かと思います。

内容については書きませんが、購入した商品には映像特典としてメイキング映像があり、ラストの「LIVE AID」についても詳しく触れています。

皆さんも興味があるのではと思いますが、あの ウェンブリー・ スタジアムでのライブ・シーンがどのように撮影されたのかがわかります。

特典映像とは違いますが、ヒントとなる映像があります。

Bohemian Rhapsody” | Behind the Scenes with Director Bryan Singer
https://m.youtube.com/watch?v=sXihSnC1xYs (YouTube)

この映像の後半にステージの映像がありますが、場所がウェンブリー・ スタジアムでなく広い空き地であったり、観客がいるが数百人、そしてその観客の後ろにはグリーンのクロマキー…。

特典映像ではこのライブ・シーンのメイキングがより詳しく描かれており、あの迫力ある ウェンブリー・ スタジアムでのライブ・シーンの映像技術に納得されるのではと思います。

現在の映画の世界では当たり前かもしれませんが、素人には驚きです。 この映画であの技術ですので、大迫力の SFやアクションなどはもっと凄い事かと思います。

また、別の特典映像では単なるステージ上の振り付けでなく、フレディー・マーキュリー本人に成り切るためのムーブメント・コーチ、「ポリー・ベネット」という女性の凄さに驚きました。
目の動き、振り向き方、マイクをひねる仕草をはじめとする癖を長い時間をかけて再現させるなど、さすがの一言で、私はこの映画で役者、スタッフの中で一番気になった人かもしれません。

フレディになるまで『ボヘミアン・ラプソディ』メイキング映像
https://www.youtube.com/watch?v=iowvzQqV8-k&t=19s (YouTube)

因みに、私は高校をずる休みしてクィーンの初来日公演を日本武道館に見に行っ事は今でも覚えています。

ドゥービー・ブラザーズ ライヴ・フロム・ザ・ビーコン・シアターThe Doobie Brothers Live From The Beacon Theatre)

ドゥービー・ブラザーズの初期の名作『トゥールーズ・ストリート』、『キャプテン・アンド・ミー』の完全再現ライヴをパッケージ化!
2018年11月15日&16日、ドゥービー・ブラザーズが25年ぶりとなるビーコン・シアターでのライヴを行った。
その内容は初期の名作『トゥールーズ・ストリート』、『キャプテン・アンド・ミー』の完全再現ライヴ。このコンサートの模様を、2CD&DVDとしてリリース!

https://wmg.jp/doobiebros/discography/20977/ (Warner Music Japan)

The Doobie Brothers | Listen To The Music (Live From The Beacon Theater)
https://m.youtube.com/watch?v=wbo8FAnktc4 (YouTube)

The Doobie Brothers | Long Train Runnin’ (Live From The Beacon Theater)
https://www.youtube.com/watch?v=TsIxLils4vw (YouTube)

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購入にあたり、国内仕様盤も出ているのですがDVDのみで、かつ映像自体は輸入盤のため字幕無しと書かれていたのですが、ネットで探してみると輸入盤では単独でBlu-rayも出ており、私が購入したのは輸入盤のBlu-Rayと、やはり輸入盤でCD+DVDがセットとなった2商品です。
最初はCD2枚のみの商品にしようかと思ったのですが、400円程の違いでしたのでDVD付きにしました。
因みに2商品購入しても国内盤より安いです。

映像の比較ですが、DVDの画質が良いのかBlu-rayの画質が悪いのかですが、極端に違いを感じられず、通常見るにはDVDで十分かと思います。

また、前作の「ライヴ・アット・ウルフ・トラップ」の画質が良かったのか、Blu-Rayで比べても画質が落ちているのが残念ですが、一応、音質はDVDはDOLBY 5.1chですが、Blu-rayはdts-HD 5.1chとなっており、音質や各チャンネルのバランスなどサラウンド効果が明らかに違い、ホールの臨場感などはさすがBlu-Rayのdts-HDです。
AVアンプでサラウンドで聴くにはBlu-Rayをお勧めします。

で、内容ですが、ドゥービー・ブラザーズの代表作といえる2枚のアルバムを全曲演奏のため、過去のライブ映像をはじめ、普段ライブではやらない曲も見れますので、私のようにギター好きにはあの曲は「コードなどそのように弾いているのか」もが楽しめます。

最後にこのライブでの ドゥービー・ブラザーズ は「トム・ジョンストン」(Tom Johnston)、「パトリック・シモンズ」(Patrick Simons)、「ジョン・マクフィー」(John Mcfee)の3名で、他はサポート・メンバーとしてクレジットされています。
その中には「リトル・フィート」(Little Feat)の「ビル・ペイン」(Bill Payne)が参加しています。
結成から40年以上も経つとグループもこうなるのかもしれません。

こちらも高校生の時に初来日公演を日本武道館に見に行ったのを思い出します。

やはり私はこのグループですね。

紹介した以外にも、「大滝詠一」の「NIAGARA CONCERT ‘83」や、安かったもので「ザ・バンド」の「ラスト・ワルツ」、「ニール・ヤング」の「ハート・オブ・ゴールド ~孤独の旅路~」なども購入して見ました。

尚、NIAGARA CONCERT ’83はCDがメインとなり、このコンサートは本人の希望により一切撮影されず、初回特典としてのDVDは、1977年の渋谷公会堂で開催の「THE FIRST NIAGARA TOUR」の映像ですが、「シリア・ポール」とのデュエットによる「 夢で逢えたら 」などが見れます。

あと、11月に発売の「松任谷由実」の全国で40万人を動員した、自身初のコンサートツアーのベスト版となる「TIME MACHINE TOUR Traveling through 45 years」も予約してしまいました。

松任谷由実 | 『TIME MACHINE TOUR Traveling through 45 years』 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=KhxpwzHpUMA (YouTube)

早く見るのが楽しみです。

キング・オブ・ロックンロール「エルヴィス・プレスリー」



フランク・シナトラ(Frank Sinatra)とともに同時代の米国を代表する大物ロック歌手は、やはり、「エルヴィス・プレスリー」(Elvis Presley)です。

私のプレスリーの記憶で、強く印象に残っているのは「アン=マーグレット」(Ann-Margret)と共演した映画「ラスベガス万才」を観た時だったように思います。
もちろん、それ以前、1950年代からすでにプレスリーは活躍しており、日本でも、小坂一也、平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎がカバーして、「ザ・ヒットパレード」などのTV番組で歌っていたように記憶しています。
ただ、プレスリー本人については、やはり、アン=マーグレットとの共演からでした。
ですので、どちらかというと、アン=マーグレットの美しくしさ、キュートさに圧倒的に魅かれ、憧れていました。 「ラスベガス万才」では二人が歌うシーンが多くありますがが、ダンスでもセクシーなアン=マーグレットのダンスが本当に印象に残り、プレスリーの印象は隠れてしまっていました。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)|ラスベガス万才 (Viva Las Vegas)
https://www.youtube.com/watch?v=4eUjJA-dXmM (YouTube)

Viva Las Vegas

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実は、本ブログでたびたび名前が出てきます「はっぴえんど」の「大滝詠一」と、また、「一発屋」の色濃い「P・F・スローン」(P.F.Sloan)が、このエルヴィス・プレスリーとつながっています。

実は、スローンは、エルヴィス・マニアと言われるくらいプレスリーの大ファンだったようです。
スローンが12歳の時にギターを買おうと立ち寄った ロサンゼルスのサンセット通りにあるミュージックストアーで音楽誌を立ち読みをしていたところ、店内で プレスリーと運命的な出会いをしたとの事です。スローンはプレスリーにギターレッスンを嘆願し、プレスリーはそれに同意して、彼にギターの指導をしてあげ、さらにプレスリーは直接、ギターもスローンにあげたとの事です。(事実かどうか確かめようがありませんが)
確かに、スローンの「孤独の世界(From A Distance)」などのレコードジャケットの写真は、髪型、コスチュームなど、プレスリーっぽい感じがありました。

そして、さらに、スローンの「孤独の世界」という曲は、大滝詠一の十八番の曲だったそうです(今まで全く知りませんでした。)。そして、この曲の歌い方を、プレスリーの歌い方にまねたとの事です。

P・F・スローン(P.F.Sloan)|孤独の世界(From A Distance)
https://www.youtube.com/watch?v=BNC0QkWXEEQ (YouTube)

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何といっても、プレスリーと言えば、「ラブ・ミー・テンダー」(Love Me Tender)です。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)|ラブ・ミー・テンダー(Love Me Tender)
https://www.youtube.com/watch?v=46zzW2C47Eo (YouTube)

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ラブ・ミー・テンダーは、1956年のプレスリー自身出演の映画「ラヴ・ミー・テンダー」で歌われた曲で、プレスリーにとって、始めての大ヒット曲(シングルとして百万枚突破)でした。  1956年、プレスリーは「エド・サリバン・ショー」に初出演し、この「ラブ・ミー・テンダーを歌っています。この「エド・サリバンショー」で歌った事が、大ヒットの要因の一つだったとも言われています。

そして、バラードの愛の歌で、1961年にリリースされた「好きにならずにいられない」(Can’t Help Falling In Love )もプレスリーの代表曲の一つです。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)|好きにならずにいられない(Can’t Help Falling In Love )
https://www.youtube.com/watch?v=5V430M59Yn8 (YouTube)

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好きにならずにいられないは、映画「ブルー・ハワイ」の挿入歌です。
映画の撮影はカウアイ島の「ココ・パームスホテル」で行われ、結婚式シーンで歌われました。
ちなみに、このホテルは1953年のオープンでカウアイ島で一番古いホテルだそうです。
1992年のハリケーン直撃で壊滅的打撃を受け休館状態でした。今年(2017年)「ハイアット・ホテル&リゾート」が再建し、完成予定との事です。プレスリーもきっと喜んでいることと思います。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)は「キング・オブ・ロックンロール」とよばれ、20世紀を代表する偉大な歌手だと思います。

<音楽ニュース>第89回アカデミー賞、歌曲賞と作曲賞は「ラ・ラ・ランド」が独占



アメリカ映画界最大の祭典、第89回アカデミー賞(Academy Awards)が2月26日に発表されました。
今年は、作品賞の発表が間違われる珍事がありました。

珍事!まさかの封筒渡し間違え!作品賞は『ラ・ラ・ランド』じゃなくて『ムーンライト』だった【第89回アカデミー賞】
珍事!まさかの封筒渡し間違え!作品賞は『ラ・ラ・ランド』じゃなくて『ムーンライト』だった【第89回アカデミー賞】
現地時間26日、第89回アカデミー賞授賞式のラストで作品賞受賞作として『ラ・ラ・ランド』のタイトルが読み上げられたが、本当の受賞作は『ムーンライト』だったという珍事が起きて会場は騒然となった。

その作品賞は、ブラッド・ピットが製作陣に名を連ねたナオミ・ハリス監督の「ムーンライト」が受賞しました。

アカデミー賞候補作!『ムーンライト』本国予告編
https://www.youtube.com/watch?v=c-vD-mO9Th0 (YouTube)

ムーンライト

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キネマ旬報 2017年3月下旬 映画業界決算特別号

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間違われた「ラ・ラ・ランド」は、歴代最多タイとなる14ノミネートを得て、歌曲賞と作曲賞を含む、デイミアン・チャゼルの監督賞、エマ・ストーンの主演女優賞、そして撮影賞、美術賞の最多6部門を受賞しました。

歌曲賞(Academy Award for Best Original Song)|シティ・オブ・スターズ(City of Stars)|ラ・ラ・ランド(La La Land)

ラ・ラ・ランド・オフィシャル・クリップ(La La Land (2016 Movie) Official Clip||シティ・オブ・スターズ(City Of Stars)
https://www.youtube.com/watch?v=cZAw8qxn0ZE (YouTube)

作曲賞(Academy Award for Original Music Score)|ジャスティン・ハーウィッツ(Justin Hurwit)|ラ・ラ・ランド(La La Land)

映画「ラ・ラ・ランド」オリジナルmusicPV
https://www.youtube.com/watch?v=uQ7aNUxvDv8 (YouTube)

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

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バック・トゥ・ザ・フューチャーが切っ掛けの「ミスター・サンドマン」



ご覧になった方も多いかと思いますが、最近気になるCMがあります。
このようなCMです。

レスベラトロールの水 CM「フリーダの美しさの秘密・自宅篇」
https://www.youtube.com/watch?v=6jxq7Rgsl10 (YouTube)

レスベラトロールの水 CM「フリーダの美しさの秘密・キッチン篇」
https://www.youtube.com/watch?v=hUIkc_17KZY (YouTube)

北欧のスーパー・モデル「フリーダ・グスタフソン」を起用し日本で撮影されたというこのCMですが、映像はもちろんですが、何といっても気になるのがバックで流れている曲で、この「ミスター・サンドマン(Mister Sandman)」というタイトルの曲は私にとってのエバーグリーンな曲の1つです。

歌っているのはCM内でも表記のように、アメリカのジャズ・レーベル「ヴァーヴ・レコード(Verve Records)」より、2001年に同レーベル初の日本人女性シンガーとしてデビューした「akiko」です。

既にベスト盤を含め20枚以上のアルバムをリリースしているベテラン・シンガーですが、私はアルバムを所有していませんので詳しくないのですが、確か自身のアルバムでも二つのアレンジで取り上げていたかと思います。

そのうちの一つが「Rockin’ Jivin’ Swingin’」というアルバムで、収録曲のダイジェストのため短いですが聴くことが出来ます(11曲目です)。

Akiko | ミスター・サンドマン(Mister Sandman)他 | Rockin’ Jivin’ Swingin’
https://www.youtube.com/watch?v=PDyI-1EDHks (YouTube)

Rockin’Jivin’Swingin’

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もう一つのアレンジもYouTubeで聴くことが出来ますが、このCMではアレンジ、そして歌詞もCM用に変えられています。

「パット・バラード(Pat Ballard)」作のこのミスター・サンドマンという曲ですが、曲としては古く、1954年にウィスコンシン州出身の女性4人のボーカル・グループ「ザ・コーデッツ(The Chordettes)」によって初の大ヒットとなり、同年にビルボードで1位を獲得しています。

ザ・コーデッツ(The Chordettes) | ミスター・サンドマン(Mr. Sandman)
https://www.youtube.com/watch?v=CX45pYvxDiA (YouTube)

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因みにザ・コーデッツは1958年に「ロリポップ」という曲の大ヒットでも知られています。

さて、私がこの曲を最初に聴いたのが日本でも1985年の12月に公開され大ヒットとなった映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」でした。

私が語らなくてもストーリーは皆さんご存知かと思いますが、主人公マーティ・マクフライがデロリアンで過去へとタイム・スリップし、たどり着いたヒルバレーの街に入ったところでこの曲が流れます。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」より
https://www.youtube.com/watch?v=WY2w2-CAKgM (YouTube)

ご覧のように映画でこの曲は1分程度しか流れないのですが、私はこの映画の中で一番印象に残ってしまった曲です。
当時は今のようにインターネットで簡単に曲名を検索など無く、この曲を探すのに苦労しました。
もちろんサントラ盤のレコードも購入しましたがこの曲が入っていないのにガッカリした事を覚えています。
友人に聞いても分からないの一言で、曲を探し始めてかなり経ってからミスター・サンドマンという事を知りました。
確か「森山良子」さんが歌っているのをラジオかテレビで聴いたような気がします。

映画では男性ボーカルが流れますが、歌っているのが「フォー・エイセス(The Four Aces)」というペンシルベニア州出身の男性4人組のボーカル・グループです。

フォー・エイセス(The Four Aces) | ミスター・サンドマン(Mister Sandman)
https://www.youtube.com/watch?v=Oqmx-pehKsU (YouTube)

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フォー・エイセスもヒットとなり、こちらも1955年にビルボードで最高5位を獲得しています。

因みに、フォー・エイセスと言えば、映画「慕情(Love Is a Many-Splendored Thing)」の同名の主題歌が大ヒットとなり、1955年にビルボードで1位を獲得しています。

このようにバック・トゥ・ザ・フューチャーが切っ掛けとなりミスター・サンドマンを聴き始めますが、今のようにYouTubeで色々と聴く事が出来るわけでもなく、当時はラジオなどで耳にしてはアルバムを探し購入しました。

その中で私のお気に入りを2人紹介します。

エミルー・ハリス(Emmylou Harris)

随分と昔ですが、ホンダのシビックのCMで「トゥゲザー・アゲイン」という曲が使われ、「エミルー・ハリス」の名前は知らなくてもその歌声は耳にされているのではと思いますが、カントリーのシンガーソングライター、「エミルー・ハリス」が1981年リリースの「Evangeline」というアルバムで歌っています。
アルバムにはハーモニー&ボーカルとして「リンダ・ロンシュタット」と「ドリー・パートン」の大御所2人が参加し、この曲もアルバムでは3人のハーモニーで聴けますが、シングルとしてリリースされる際は所属レーベルの違いから2人のパートをエミルー自身が録り直したとの事です。

因みにエミルー・ハリスのカバーは1981年にビルボードで最高37位でした。

エミルー・ハリス(Emmylou Harris Feat. Linda Rondstadt,Dolly Parton) | ミスター・サンドマン(Mr Sandman)
https://www.youtube.com/watch?v=poWhrlG6ysk (YouTube)

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「Profile 2」というベスト盤にも収録されていますが、残念なことにシングル・バージョンが収録されています。

チェット・アトキンス(Chet Atkins)

ギタリスト好きには「チェット・アトキンス奏法」でもお馴染みかと思いますが、チェット・アトキンスの膨大な曲の中でも「チャプリン・イン・ニュー・シューズ」とともに大好きな演奏です。
YouTubeではチェット・アトキンスのカバーを含めギターでもいろいろと聴く事ができますが、ギターを弾く者としてどうしてあのように楽々と弾けるのかといつもも思います。
トライする前から諦めている私ですが…。

ライブ映像がありましたのでご覧ください。

チェット・アトキンス(Chet Atkins) | ミスター・サンドマン(Mr. Sandman) | TV 1954
https://www.youtube.com/watch?v=n-c66SJPuUI (YouTube)

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幾つかのベスト盤にもこの曲が収録されているようですが、昨年リリースされた初期のアルバム19枚+ボーナス・トラックが収録されたCD10枚組のBOXセットにも収録され、価格もお手頃とついつい購入してしまいました。

私のiTunesにはこの他にも「ビリー・ボーン(Billy Vaughn)」によるカバーがあったりと、まだまだこの曲のカバーは多く、これからも探しては聴いてみたいと思っています。

50年代フランス映画とモダンジャズ



私がフランス映画の俳優としてすぐに浮かぶのは、アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンド、ジャン・ギャバン、ブリジッド・バルドー、カトリーヌ・ドヌーブ、達です。それぞれ出演した映画は強烈な印象で、今でも覚えています。特に1960年~1970年、あの頃は映画といえばフランス映画だったような気がします。

映画メディアの創成期においては、フランス映画の技術は世界一を誇っていたそうです。なぜならば映画が発明されたのがフランスであったためでもあります。1895年12月にパリで公開された「リュミエール兄弟」の「L’Arrivée d’un train en gare de la Ciotat(ラ・シオタ駅への列車の到着)」が 映画作品の誕生と言われています。

兄:オーギュスト・リュミエール(Auguste Marie Louis Lumière 、1862年10月19日 – 1954年4月10日)
弟:ルイ・リュミエール(Louis Jean Lumière 、1864年10月5日 – 1948年6月6日)
リュミエール兄弟は、トーマス・エジソンと並び称せられるフランスの映画発明者。「映画の父」と呼ばれる。世界初の実用カラー写真の開発者でもある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/リュミエール兄弟

さて1950年代、フランスの映画界では若い監督を中心にモダン・ジャズをサウンドトラックとして使用するのが流行りました。
ロジェ・バディム監督(「危険な関係」監督)は1957年「大運河」で「モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)を起用しました。いわゆる「ヌーベルバーグ(Nouvelle Vague)」と呼ばれる若手監督たちが「モダン・ジャズ」を映画音楽として多く用いました。

広義においては、撮影所(映画制作会社)における助監督等の下積み経験無しにデビューした若い監督達による、ロケ撮影中心、同時録音、即興演出などの手法的な共通性のある一連の作家・作品を指す。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ヌーヴェルヴァーグ

モダン・ジャズ・カルテット(MJQ, The Modern Jazz Quartet)|ひとしれず(One Never Knows)
https://www.youtube.com/watch?v=EDo8Fz04888 (YouTube)

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「大運河」(1957年)
監督: ロジェ・ヴァディム
出演: フランソワーズ・アルヌール、クリスチャン・マルカン

ヴェニスの運河の風景に、MJQのジョン・ルイスが音楽を担当。ヴェニスの運河と透きとおったMJQの洗練された都会風ジャズが映画のシーンにピッタリあっています。この映画のサントラから、「ゴールデン・ストライカー」や「葬列」がMJQのヒット曲となっています。

この「ジャズ」と「映像」を見事に結びつけた作品が、「ルイ・マル監督」による「死刑台のエレヴェーター」だと思います。
「マイルス・デイヴィス」の緊張感に溢れた演奏が映画のスリリングな展開とぴったりあっています。

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)|死刑台のエレベーター(Ascenseur pour L’echafaud)
https://www.youtube.com/watch?v=7sUsxtbNCWE (YouTube)

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「死刑台のエレベーター」(1957年)
監督: ルイ・マル
主演: モーリス・ロネ

マイルスはモード奏法の先駆け的演奏です。「コード進行」を基にしたアドリブから「音階」を用いたアドリブが演奏されています。より即興的な演奏を行なって、緊張感の溢れる演奏となって、映画のシーンをより印象付けています。

そして、
「ピアニストを撃て」(1959年)
監督: フランソワ・トリフォー
主演: シャルル・アズナヴール

揺れるカメラや、ハードボイルド映画を思わせる脈絡無しのストーリー、カットにJazzの音楽。

ジョルジュ・ドルリュー(Georges Delerue)|ピアニストを撃て(Shoot the Piano Player)
https://www.youtube.com/watch?v=tjd6Eg9APAs (YouTube)

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フランソワ・ロラン・トリュフォー(François Roland Truffaut)は、「ヌーヴェルヴァーグを代表する監督の一人と言われています。
私がトリフォーを思い出すのは、映画「未知との遭遇」での科学者役として出演し、「宇宙人」手話で会話するシーンです。

ヌーベルバーグでモダン・ジャズは映画のサウンドトラックとして切れない間柄にありました。シネマ・ジャズはジャズの歴史で一つの大きなムーブメントであったと思います。ジャズを用いた新進気鋭の監督たち、そして彼らの映像に共鳴し、より印象的なシーンにするサウンドを演奏した、ジャズ・ミュージシャンたち。双方の創造性がひとつになって、このムーヴメントは大きく広がっていったと思います。映画監督も ジャズ演奏を用いることで、脚光を浴びるようになり、モダン・ジャズも同様に注目されるようになりました。そして双方が、世界中の人々にその魅力を伝えることになったと思います。

三十数年の時をかける少女「原田知世」



ミュージックフェア(SHIONOGI MUSIC FAIR)はフジテレビ系列で放送(土曜日18:00~18:30)されている音楽番組です。前の東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)8月31日に放送が始まり、2016年(平成28年)の現在でも放送されている長寿番組です。
また、今年で50年目を迎え話題になっている日本テレビ系列の「笑点」より長く、日本でレギュラー放送されている全ての週間番組の中で最長寿番組(wikipedia 長寿番組の一覧)のようです。

そのミュージックフェアの先日5月14日の放送で偶然に目にしたのが、懐かしい原田知世(はらだ ともよ、1967年長崎市生まれ)です。
「角川三人娘」として1983年公開の映画「時をかける少女」(大林宜彦監督)に15歳で主演デビューしたのが彼女でした。その映画の主題歌「時をかける少女(作詞・作曲:松任谷由実)」も歌っており、そちらも大ヒットしています。
映画のストーリー以上に、彼女の歌う「と~き~を~かけるしょうじょ」のフレーズが蘇ります。
その彼女が三十数年の時を経て、ミュージックフェアへの初登場だったようです。
デビュー当時の彼女とほぼ同世代のアイドルグループ「欅坂46」との初コラボ映像があります。
正直、「欅坂46」のメンバーの識別は私には全く不能ですが、「乃木坂46」の妹分とのことで、こちらも初登場のようです。その顔の識別が難しいアイドルグループの最年少は14歳でセンターを務めているそうです。

原田知世×欅坂46 | 時をかける少女 (MUSIC FAIR 2016-05-14)
https://www.youtube.com/watch?v=CTWw81EDoZo (YouTube)

その原田知世の出世作である映画「時をかける少女」の原作は筒井康隆(つつい やすたか、1934年 – )の1967年に刊行されたSF小説で、数多くのドラマや映画化がされており、原田以降、南野陽子、内田有紀、安倍なつみ、仲里依紗等がヒロイン役を務めています。
7月から日本テレビ系列で黒島結菜(くろしま ゆいな、1997年沖縄県糸満市生まれ)主演で土曜21時枠で連続ドラマとして放送される予定です。

「時をかける少女」9回目の映像化 世代超えた筒井康隆ブームが到来か  (livedoor・NEWS)

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そんな中で、私にとってはやはり15歳の原田知世が透明感のある声で主題歌を歌う映画のシーンは秀逸ですし、永遠のアイドルと云えます。

原田知世 | 時をかける少女 (1983年 映画「時をかける少女」より)
https://www.youtube.com/watch?v=WevRYlrTWCw (YouTube)

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そして、原田知世の歌う「時をかける少女」の1983年から2014年迄の各年代のバージョンが聴くことのできるYouTube動画がありますので紹介しておきます。

原田知世 | 時をかける少女_歴代:83年,87年,07年,09年,14年
https://www.youtube.com/watch?v=k7Ge6xOmdFU (YouTube)

素直で透明感のある最初のバージョンから、最近の脱力感が加わった最近のバージョンに至る変遷を比べてみて下さい。アルバムとしてはボサ・ノヴァ・ギタリストの伊藤ゴロー(いとうごろー、本名:伊藤尚規)をプロデューサーに迎えてのセルフカバー収録の「music & me」がお薦めです。

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彼女の最近の活動としては、女優としての露出以上に歌手活動が充実しているようです。
昨年3月リリースの英語曲をカバーしたアルバム「恋愛小説」や今年5月リリースの邦楽曲カバー・アルバムの「恋愛小説2~若葉のころ」がその魅力を感じさせてくれます。
Amazonの「J-ジャズ」や「ジャズ・フュージョン」のジャンルでチャート上位を継続しています。

原田知世 | アルバム『恋愛小説』release party
https://www.youtube.com/watch?v=OC6TwhIDm6w (YouTube)

恋愛小説

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原田知世 | アルバム 『恋愛小説2~若葉のころ』ダイジェスト・ムービー
https://www.youtube.com/watch?v=cXrDABayeMo (YouTube)

恋愛小説2~若葉のころ

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そんな彼女の同一ブランドで20年続くコーヒーのCMはいつも新鮮です。こちらもCM出演時間が日本一になったらしいです。

原田知世【ブレンディ CM】
https://www.youtube.com/watch?v=8XRP2JdiizI (YouTube)

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映画「卒業」と「サイモン&ガーファンクル」



先日、テレビで放映された「時計じかけのオレンジ」「太陽がいっぱい」等1970年前後の映画をみて、急に映画「卒業」を観たくなりました。「卒業」は今でもはっきりとストリーが思い出せるほど強い印象を持った映画で、何か「青春との決別」という言葉がぴったりくる映画でした。若さの象徴の「ナイーブさ」と大人の持つ「形式とエゴ」。何かひな鳥の巣立ちにも似た感じです。

そして、映画のストーリー、俳優たちの演技はもちろん素晴らしいのですが、この映画の音楽も強烈でした。
本ブログ卒業の季節にで「サウンド・オブ・サイレンス」(The Sound of Silence)を紹介していますが、「サイモン&ガーファンクル」(Simon & Garfunkel)のこの映画で使われた曲は映像とともに忘れられません。

ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの二人は、1964年にグループディオ名「サイモン&ガーファンクル」でデビューしました。ですので、「サウンド・オブ・サイレンス」は映画卒業の主題歌以前に知っていました。
「サウンド・オブ・サイレンス」は1965年に発売され、ビルボード(Billboard)誌で1966年1月ランキング第1位を獲得しました。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)
https://www.youtube.com/watch?v=f7McpVPlidc (YouTube)

サウンド・オブ・サイレンス

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この曲の歌詞は、全く哲学的で理解はできませんでした。ただ、歌の英語の単語そのものはは解りやすく、意味はわからないけれど良くカラオケでは歌っています。
1965年ごろは、「ボブ・ディラン」の「ライク・ア・ローリング・ストーン」や、「バーズ」の「ミスター・タンブリン・マン」がヒットしていました。「フォーク・ロック」が、はやっていた時代でした。「サウンド・オブ・サイレンス」もまさにフォーク・ロックの代表曲だと思います。

「ミセス・ロビンソン」は、映画の主人公ベンが恋人エレンが結婚することを知り、結婚式の行われる教会に向かって車を走らせるシーンにも使われていたと思います。
初めは軽快なリズムで演奏されていたものが、車がガス欠か何かでエンストするのに合わせて、スローダウンして止まってしまう、というように、シーンに併せて演奏されていました。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|ミセス・ロビンソン(Mrs. Robinso)
https://www.youtube.com/watch?v=fU9U421k27E (YouTube)

サイモン&ガーファンクルのすべて

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アン・バンクロフトが演じたロビンソン夫人は、まさに青年の純な「青春」を卒業させた元凶で、演技はまさに強烈でした。ベンを誘惑しているときはとてもなまめかしく魅力的で、別れ、そして娘との交際を阻む時は、凄く醜悪な姿で映っています。素晴らしい女優ですね。
そして、この「ミセス・ロビンソン」もすごく乗りのよい曲で、いつまでも記憶に残っています。

スカボロー・フェアが流れるシーンは、エレンがベンからエレンの母親ロビンソン夫人との不倫を告白され、ショックを受け大学に戻って行ったのを、ベンが赤のアルファロメオのオープンカーで追っていくシーンだったと思います。ベンが、エレンを追いかけていく時の、後悔と関係の複雑さ、そしてエレンへの愛等、複雑な気持ちの中エレンのもとに向かうベンの、メローな感じが演奏でよく伝わってきました。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|スカボロ・フェア(Scarborough Fai)
https://www.youtube.com/watch?v=He-LXx0dsL4 (YouTube)

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このスカボロー・フェアの歌詞「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」(parsley, sage, rosemary and thyme)の繰り返しには、次のような意味があるそうです。

現代人にはよく理解できないが、象徴的意味に満ちている。パセリは今日まで消化の助けになり、苦味を消すと言われており、そして中世の医者はこれを霊的な意味としても捉えた。セージは何千年もの耐久力の象徴として知られている。ローズマリーは貞節、愛、思い出を表し、現在でもイギリスや他のヨーロッパの国々では花嫁の髪にローズマリーの小枝を挿す慣習がある。タイムは度胸の象徴であり、歌が書かれた時代、騎士達は戦いに赴く際に楯にタイムの像を付けた。歌での話し手は、4種のハーブに言及することで、二人の間の苦味を取り除く温和さ、互いの隔たった時間を辛抱強く待つ強さ、孤独の間彼を待つ貞節、出来ない仕事を果たす矛盾した度胸を具えた真の恋人、そして彼女がそれらをできた時に彼の元に戻ってくることを望んでいる。

ウィキペディア日本語版

中々、深いです。この意味を知って、映画でこの「スカボロー・フェア」の使われたシーンを思い出すと、いかに映像と曲が融合してこの「卒業」という映画を魅力あるものにしているかあらためて感じました。
繰り返しになりますが、この映画「卒業」は、映画のシーンとバックに流れる「サイモン&ガ―ファンクル」の曲そのものもさることながら、本当にうまく合す形で、まさに一体となって、この映画のシーン、シーンを私たちの記憶に残していると思います。

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