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Jazzライブのはしご「BarBarBar」~「APPLE」


横浜関内で初めて、Jazzライブの「はしご」をしました。仕事関係で長年付き合っていただいている方と、まずはJazzライブレストラン「BarBarBar」に行きました。

「BarBarBar」は1984年(昭和59年)9月に開店とのことなので、31年になる。開店間もないころから行っていたように思います。

私たちが聴いたのは、「鈴木良雄スペシャルトリオ」、メンバーは、

  • 鈴木良雄(bs)
  • 山本 剛(pf)
  • 村上 寛(ds)

懐かしいベテランのミュージシャンの方々でした。
演奏した曲を覚えていませんが、確か、

  • Mona Lisa
  • Smoke Gets in Your Eyes
  • Bye Bye Blackbird

等が演奏曲の中にあったと思います。

キース・ジャレット・トリオ(Keith Jarrett Trio)|バイ・バイ・ブラックバード(Bye Bye Blackbird)
https://www.youtube.com/watch?v=Ki7zLTmckng (YouTube)

バイ・バイ・ブラックバード

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ベースの「鈴木良雄」は、6年前(2009年10月)にベーシストデビュー40周年を記念して、ケイ・赤城、秋吉敏子、小曽根真、イサオササキ、野力奏一、山本剛という6人のピアニストとのDUOのCD「My Dear Pianists」をリリースしています。

鈴木良雄 w/山本剛|キスは風にのって
https://www.youtube.com/watch?v=_SDqDqqfU8c (YouTube)

マイ・ディア・ピアニスト -チンさんと6人のピアニスト-

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山本剛(p)との「キスは風にのって」はバラードで素敵な曲です。

ドラムの「村上寛」は、本田竹広(p)トリオで演奏活動を始め、その後、菊地雅章(p)、そして、渡辺貞夫カルテットに参加もしています。
今回あらためて感じたのですが、シニアのミュージシャンの音は、柔らかく、しなやかで、暖かい感じがします。私だけの感じ方かもしれませんが。すごく、ゆったりした気持ちにさせてくれます。

で、その後、何故か「サックス」が聴きたくなりました、といことで、関内でもう一件、Jazzライブハウスのはしご、Jazzライブバー「APPLE」へ行きました。

この日は、

  • 海野あゆみ(as)
  • 井上 銘(g)
  • 山本 連(b)

のメンバーが出演。
そして、ゲストは、和田 明(vo)のみなさん、新進気鋭の若手。

「井上銘」は本ブログ60年代の高校生とジャズ「坂道のアポロン」にて紹介しています。

井上銘|ファースト・トレイン
https://www.youtube.com/watch?v=VDFtiZut1N8 (YouTube)

ファースト・トレイン

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KUMAMOTO SaturdayWaitingBarTDK
第31回天才ギタリスト井上銘さんの「デビューが早いと結構大変」のお話
https://www.youtube.com/watch?v=-WlIylVQ21A (YouTube)

ベースの「山本連」は、2012年、バークリー音楽大学 Professional Music科編入、2015年卒業。
本当に新進気鋭です。

サックスの「海野あゆみ」は、洗足学園音楽大学卒業後、土岐英史氏に師事。 嵐、FiVE[ジャニーズJr.]、 田原俊彦、SILVA、小柳ゆき、稲垣潤一、福原美穂、AI、西野カナ・、など多くのミュージシャンと共演してます。

こちらも、ライブの演奏曲を覚えていないのですが…。
演奏曲の中に、「サニー」、「いつか王子様が」があったと思います。

ゲストの「和田明」が、「スニーカー似合わない」を歌いました。

Peepz|スニーカー似合わない
https://www.youtube.com/watch?v=2L5Ov8x_P6E (YouTube)

曽根麻央カルテット|Brightness of the Lives
https://www.youtube.com/watch?v=HUN0j667mYc (YouTube)

井上銘と山本連が共演しています。

こちらは、演奏が「クール」ですが、若さあふれる、何かとんがった感じがしますした。
この人たち、若くても相当のテクニックがあると思いますが、今後、さらにベテランになった時、どのような「音」を聴かせてくれるか
楽しみです。

なお、「BarBarBar」と「APPLE」の両店が、2015年6月27日(土)放送の「出没!アド街ック天国」の「横浜 関内」編で、老舗のジャズバーとして、紹介されました。

春風に誘われて~「ちぐさ」再訪


以前に、「野毛のJazz喫茶「ちぐさ」を訪れて」で、Jazz喫茶「ちぐさ」を紹介しました。この桜の季節、春爛漫、春風に誘われて、「ちぐさ」に行ってきました。
変わらず、Jazz喫茶そのものの風格を持たれている「マスター」(今回は、若い男性の人がコーヒーなどひいていました。「マスター」は変わらず、オーダーとりとレコード替えを担当していました。ですので、勝手に「マスター」と呼ばせていたきました。)が、「何かリクエストは?」(もちろん無言で)と、曲の分厚いリストをもって聞いてくれました。
今回もリクエスト無しで、かけていただく曲を聴いて楽しみました。

まずは、かかっていたレコードは、「ドナルド・バードDonald Byrd):トランペット」の「Byrd in Hand」。高校在学中に「ライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton):ヴィブラフォンの第一人者」と共演していたという早熟のトランペット奏者です。

ドナルド・バード(Donald Byrd)|ヒア・アム・アイ(Here Am I)|バード・イン・ハンド(Byrd in Hand)
https://www.youtube.com/watch?v=CewhwrPi044 (YouTube)

Byrd in Hand

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  • Donald Byrd (trumpet)
  • Charlie Rouse (tenor saxophone)
  • Pepper Adams (baritone saxophone)
  • Walter Davis Jr. (piano)
  • Sam Jones (bass)
  • Art Taylor (drums)

「Here Am I」は、 アルバムの2曲目ですが、40数年前のJazz喫茶にいる感覚にス~っといざなわれました。

「ちぐさ」はそれほど大きい店ではありません。カウンターを含めて、席が20席ぐらいです。今回、1時間ぐらいいましたが、お客は全てシニア世代(男性90%、女性10%、要は女性客は3名でした)。そして、席はほぼ満席。私がいた時間帯で、3組5名ぐらいのお客が入店できなく、覗いて帰っていきました。コーヒー一杯、500円です。

次は、「マイルス・デイヴィスMiles Davis)」の「TUTU」です。

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)|ツツ(TUTU)|ツツ(TUTU)
https://www.youtube.com/watch?v=4qoNZnWcb7M (YouTube)

Tutu

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マイルス・デイヴィスが1986年に発表したアルバム。このアルバムは、1987年のグラミー賞最優秀ジャズ・インストゥメンタル・パフォーマンス・ソロ部門を受賞しています。また、アルバム・ジャケットは、石岡瑛子がデザインし、石岡は、この作品で1987年のグラミー賞最優秀アルバム・パッケージを受賞しました。

マーカスミラーのカラオケ(打ち込み&一人演奏トラック)にマイルスがトランペットを吹き入れたアルバム。パワーに溢れている感じです。
「TUTU」はデズモンド・ツツ(1931年ヨハネスブルグ生まれ)という反アパルトヘイト運動の旗手で1984年のノーベル平和賞受賞者のことを指しているとのことです。このアルバムを出した時マイルスは60才。還暦で新しい音に挑んだ「熱さ」をひしひしと感じます。

3曲目は、「ソニー・クラークSonny clark):ピアノ」トリオの「 朝日のように爽やかに(Softly as in A Morning Sunrise)」。

ソニー・クラーク(Sonny clark)| 朝日のように爽やかに(Softly as in A Morning Sunrise)
https://www.youtube.com/watch?v=4cek1cBMMHQ (YouTube)

ソニー・クラーク・トリオ

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  • Sonny Clark(Piano)
  • Paul Chambers(Bass)
  • Philly Joe Jones(Drums)

ソニー・クラークをリーダーとするピアノトリオ。1957年の録音。「ブルーノート」での演奏。メンバーは、ソニー・クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
「朝日のようにさわやかに」は文字通り、クールで爽やかな演奏です。スイングした2拍子で、しっとりとした感じもあります。

そして、4曲目は、「ミルト・ジャクソンMilt Jackson):ヴィブラフォン)の「リリー(Lillie)」、アルバム「ウィザード・オブ・ザ・ヴァイブ(Wizard of the Vibes) 」です。

ミルト・ジャクソン(Milt Jackson)|リリー(Lillie)|ウィザード・オブ・ザ・サバイブス(Wizard of the Vibes)
https://www.youtube.com/watch?v=JiTSOBuSYLA (YouTube)

Wizard of the Vibes

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  • Lou Donaldson(alto saxophone)
  • Thelonious Monk(piano)
  • John Simmons(bass)
  • Shadow Wilson(drums)
  • Milt Jackson(vibraphone)

1951年のセロニアス・モンクのグループでの演奏です。ビブラフォンの魔術師(アルバムの題名でもあります)のスイングしてる演奏です。溢れ出るスウィング感は時代を超えて伝わってきます。

小一時間、横浜野毛の一角のJazzのお店で、「タイムトンネルで40数年前の時代へワープ」してきました。

野毛のJazz喫茶「ちぐさ」を訪れて


ひょんなことから、知人に横浜・桜木町駅近くにある野毛町の飲食店を紹介していただき、その後も、何回か行く機会がありました。
私たちにとって横浜の繁華街といえば、JR線の西側のイメージが強いですが、最近はJR線の東側の「横浜ランドマークタワー」や「みなとみらい」の方が、人気があるようです。

そのように野毛の街をぶらぶらしていたら、Jazz喫茶ちぐさ」の看板に出会いました。

「ちぐさ」は、Jazz喫茶として本当に古く、おそらく日本で最初のJazz喫茶で、多くのJazzミュージシャンが訪れた店と聞いたり、また何かで読んだりしていました。
そんな「ちぐさ」に、先日、初めて入ってみました。
本当に20代の頃に通い詰めた、昔、懐かしいJazz喫茶の雰囲気そのもの店でした。
一時期、閉店していましたが、2年前から、「ちぐさ」のファンの方々でNPO法人化を経て営業再開し、運営されていると知りました。

ぼくの昭和ジャズ喫茶

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ジャム「A列車で行こう」
http://www.youtube.com/watch?v=RW3N6FdweWg (YouTube)

メンバー:

  • 秋吉敏子
  • 日野皓正
  • 原信夫
  • 谷啓
  • 安田伸

「ちぐさ」でのジャム風景です。店主の吉田衛さんと並んで石橋エータローも映っています。20年以上前の映像と思われます。

先週の9月13日~14日、野毛本通りで、ジャズで盆踊り 2014 in 野毛のイベントが催されていました。
「A列車で行こう」の曲に合わせて盆踊りを踊ったようです。

ちぐさの想い出
http://www.youtube.com/watch?v=5pqGWaU4ikE (YouTube)

このビデオで語っている方が、私が「ちぐさ」に行った時も、飲み物注文、レコード・リクエスト、そしてレコードをかけていました。すごく「ちぐさ」の雰囲気にピッタリの方でした。長く「ちぐさ」に通った風格を感じます。そして、お勧めの一曲が、「ビル・エヴァンスBill Evans)」の「ワルツ・フォー・デビーWalts for Debby)」でした。

ビル・エヴァンス(Bill Evans)|ワルツ・フォー・デビー(Walts for Debby)
http://www.youtube.com/watch?v=dH3GSrCmzC8 (YouTube)

Waltz for Debby

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  • ビル・エヴァンス(Bill Evans) – Piano
  • スコット・ラファロ(Scott LaFaro) – Bass
  • ポール・モチアン(Paul Motian) – Drum

ワルツ・フォー・デビイは、ビル・エヴァンスが、1961年にNYグリニッジ・ビレッジのヴィレッジ・ヴァンガードで行ったライブを収録したアルバムです。演奏の11日後、共演したベーシストのスコット・ラファロが交通事故で亡くなられました。曲の始まりからの優しい旋律が、すごく透き通った透明感と繊細さを感じさせます。心が癒される曲です。

マイルス・デイヴィスMiles Davis)との共演では、「カインド・オブ・ブルー(Kind of Blue)」を発表しました。エヴァンスの弾くピアノは、それまでのJazzとは違った音楽を生み出しました。「モード奏法」が生まれ、マイルスはエバンスのピアノを「輝く水のようだ」と評しました。

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)|カインド・オブ・ブルー(Kind of Blue)
http://www.youtube.com/watch?v=HMPL_ACKmHk (YouTube)

Kind of Blue

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新しいジャズ、それまでのバップのスタイルを一新し、新しい演奏「モード奏法」と呼ばれる音楽理念を導入しました。
新時代のジャズとして、60年代のジャズシーンの主流になりました。どれだけ、Jazz喫茶でこのアルバムを聴いたかわからないほどです。そして、今でも年間40万枚以上売れてるということです。)

菊地成孔|モード奏法の説明
http://www.youtube.com/watch?v=RDM0wvrevVI (YouTube)

Jazz喫茶には、20代の想い出が結構詰まっています。全く忘れているJazzの名盤やプレーヤーが、ふっと思い出されます。
また、ぶらりと立ち寄っていきたいと思います。

水曜夕方は「よこはま発JAZZクルージング」


NHK 横浜放送局では、平日の午後6時から「FMサウンド☆クルーズ」*という生番組を放送しています。
毎週水曜日は「よこはま発JAZZクルージング」で、司会進行は、眞方富美子(NHKアナウンサー)と、横濱ジャズプロムナードの柴田浩一プロデューサーです。

先週の1月22日(水)、友人に誘われて、この「よこはま発JAZZクルージング」の公開生放送に、行ってきました。ゲストは、「塚原小太郎トリオ+潮先郁男」でした。

塚原小太郎(ジャズピアニスト)は、ジャズとクラシックの融合に取り組んでいます。夜はJAZZビアニスト、昼はウィンドサーファーとユニークな個性的プレーヤーです。トリオのメンバーは、古里純一(b)、守新治(ds)、潮先郁男(gt)です。
潮先郁男は、ジャズ・ギターの教本「コンテンポラリー・ジャズギター」の著者として知られています。現在81歳ですが、現役として活躍中です。

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よこはま発JAZZクルージングは、45分の公開番組ですが、開始の1時間以上前から観覧者の列が100名以上できていました。しかも還暦を過ぎた方々ばかりです。これは、ゲスト演奏者がやはり還暦を過ぎた熟練のプレーヤーたちであったからだと思います。

演奏の前と合間の司会と出演者の話が、面白かったです。
司会の眞方富美子は、所謂NHKというタイプのアナウンサーです。
ラジオ番組ですから、視聴者にわかるように、演奏者の服装を紹介する場面で、「ラクダ色のジャケット」や「カマキリ色の緑」などと紹介します。すると「いやいや、この色は「キャメル」ですよ」とか、「カマキリはちょっと・・・、せめてカエル色とかと紹介してください」と返されます。
NHK的な真面目な「ぼけ」と「突っ込み」の掛け合いが妙におかしかったです。

放送で演奏した曲は、次の通りです。

  • What am I here for
  • Exactly like you
  • Swinging on star
  • おきなわ
  • more than you
  • 美しく青きドナウ

そして、公開番組終了後に、観覧者からのリクエストで、

  • サテンドール

を演奏しました。

「花」と「おきなわ」は、観覧者も歌うということで、番組前に何度か練習しました。

花は、滝廉太郎作曲、武島羽衣作詞の曲です。演奏者は異なりますが、綺麗な映像があります。

滝廉太郎|花
http://www.youtube.com/watch?v=8G1EKV9ASjU (YouTube)

花(モーツァルト風) … 滝 廉太郎 【弦楽四重奏】

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潮先郁男(gt)が松本英彦(ts)と共演した映像があります。

松本英彦&潮先郁男|THE SHADOW OF YOUR SMILE~THE GIRL FROM IPANEMA
http://www.youtube.com/watch?v=T2socJ34BO8 (YouTube)

ブルース

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そして、「美しく青きドナウ」は、「ウィンナ・ワルツ(3拍子)」、「ワルツ王」と評されるヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauß II)の曲です。

ウイーンフィル ニューイヤーコンサート2012|美しく青きドナウ
http://www.youtube.com/watch?v=bXzjkZYWcr8 (YouTube)

美しく青きドナウ~ウィーン・フィル・シュトラウス・コンサート

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この「美しく青きドナウ」は、1968年公開の映画「2001年宇宙の旅」で、宇宙旅客船アリエス1B型が月へ向かう場面で流れたのを良く覚えています。
2001年が過ぎてもう十数年経ち、未だあの宇宙旅行の名シーンは実現していませんが、いかにも近未来の宇宙旅行を身近に感じたシーンで「美しく青きドナウ」がバックミュージックとしてセットで鮮明に焼きついています。

さて、公開放送の会場では、2月10日に「戸塚区民文化センター さくらプラザ・ホール」で、行われる「横濱JAZZオールスターズLive」のチラシが、配布されていました。
先の70年代のJAZZ喫茶「新宿」で紹介しました、向井滋春(tb)、板橋文夫(p)、などが出演予定です。

横浜はみなさんが身近にJAzzを楽しんでるなぁと。さすがジャズの街「横浜」と改めて感じました。

* 編集部注:平日18時台のNHK FM放送は県域放送のため、NHKの放送局毎に、異なるオリジナル番組を放送しています。NKH 横浜放送局のFM波は、横浜81.9MHz(5kW)、小田原83.5MHz(100W)です。感度のいいラジオなら、東京、千葉、埼玉でも、試聴できます。

日本ジャズ界の至宝「秋吉敏子」(2)


日本ジャズ界の至宝「秋吉敏子」(1)からの続き

「秋吉敏子」さんがバークリー音楽院(現バークリー音楽大学)に入学したのは26歳です。その前は、横浜のジャズクラブ「ハーレムクラブ」で演奏したり、クラブ「モカンボ」のジャム・セッションに参加していました。

このモカンボのジャムセッションには、渡辺貞夫さんが参加したり、「クレージーキャッツ」のハナ肇さん、植木等さん、桜井センリさんも参加していたとのことです。
「クレージーキャッツ」は、50年ぐらい前のテレビ番組「シャボン玉ホリデー」の出演や、植木等さん主演の「無責任男シリーズ」「」日本一シリーズ」の映画で、一世を風靡しましたが、コミックバンドではなく、元々はちゃんとしたジャズバンドでした。

その様子は、クレージーキャッツ30周年のテレビ番組で、タモリさんと一緒に垣間見せます。
http://www.youtube.com/watch?v=UJEmHFC-hls (YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=eZyecGtUSm0 (YouTube)

モカンボのジャムセッション時代、秋吉敏子さんは、その時はまだ新人だった渡辺貞夫さんをグループに入れ、そして、渡辺さんがバークリー音楽院に留学するのも支援したとの事です。お二人とも、今や日本Jazz界の大御所です。

そして、秋吉敏子さんは「ジャズと生きる」という本を書いています。

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また、2004年6月~7月に、テレビ番組「NHK人間講座」内で、「私のジャズ物語-ロング・イエロー・ロード」が放映されました。

この中で、秋吉さんは、自分の音楽を形成していく中で「世阿弥の花伝書(風姿花伝)」に強く影響されたと語っています。
「花伝書」は能楽の奥義ですが、所謂、「道」を極める茶道、華道、書道、「~道」全てにに通じる、日本の伝統文化の精髄を伝える書として大きな感銘を受けたそうです。

「花を失わない方法は、正しいやり方をしながら怠らず励むしかない。花を悟れ。自らのジャズという道を究めよ。花とは一時の花ではなく、決して散らぬ花のことである。これを真実の花というが、それを悟ったならば、そなたは無敵な花となる。珍しきあなただけの花を咲かせよ。ジャズの世界において・・・」

そして、できた作品が「孤軍」だとの事です。

TOSHIKO AKIYOSHI 秋吉敏子 | 孤軍 Kogun 2006
http://www.youtube.com/watch?v=Uuv2lDXT40M (YouTube)

孤軍

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横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション(2)


横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション(1)の続き

IMG_2235審査発表の場に、グランプリを受賞した「あきは・みさき・BAND」のメンバーの誰一人ステージに現れないことに、怒り心頭、憤慨する審査委員長(代理)。
グランプリの賞状と賞品を受け取ったのは、主催者側の関係者と覚しき人物でした。
予め主催者側には「審査発表時の欠席」の了解を得ていたようですが、審査員の誰にもその情報は伝わっていなかったようです。

「時間も遅くなっていたし、遠くから来ている高校生のことだから、結果を待たずに帰ったのだろう。」位に思っていました。審査委員長(代理)の怒りは最後まで解けなかったようです。

しかし、後日判明した事実は全く別の理由でした。
「金沢ジャズストリートコンペティション」が同じ日に開催されており、こちらでも「グランプリ」を受賞し、副賞の「ニューヨークでのライブ出演の権利」も得ていたようです。
コンペの翌日は、グランプリ・バンドとして金沢ジャズストリートにおけるライブ演奏も披露しています。

横浜と北陸の金沢との移動距離を考えれば、主催者側の配慮等があったと思いますが、前代未聞のJAZZコンペ同日グランプリの快挙だった訳です。

そんなできごとが、翌年からの中止の理由とは思えませんが、今年こそ、「横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション」の復活を期待したいものです。

スーパー女子高校生のその後ですが、2009年最強プレイヤーズ・コンテスト(リットー・ミュージック主催)のでアルトサックス部門の「初代グランプリ」も獲得している「あきは(中島あきは)」は、昨年の秋学期よりバークリーに留学し、更なる飛躍を目指しています。
一方の「みさき(中道みさき)」は昨春高校を卒業し、国立和歌山大学に進学しています。学業の傍ら音楽修業の方も続けているようです。
昨春にはバークリー・グルーブキャンプでグランプリ受賞、その後のボストンでのバークリー・サマーキャンプ(5 week)にも招待参加し、研鑽を積んでいるようです。
華奢な体格であっても、「正確なリズム」と「しなやかなバチさばき」の小気味良いドラムに磨きがかかることを楽しみにしています。
5 weekの時の「タイガー大越(バークリー教授)アンサンブル」よる2012年8月の映像があります。

Tiger Okoshi Fusion Ensemble|Bubble Dance @Boston(BPC)

その色々あったコンペティションでしたが、ゲスト演奏として「審査員スペシャルバンド」による演奏もありました。結構豪華な顔ぶれでした。
岡野等(tp)、谷口英治(cl)、細野よしひこ(g)、KANKAWA(org)、板橋文夫(p)、新澤健一郎(p)、井野信義(b)、木村由紀夫(ds)

そして、前年のグランプリバンドの演奏も楽しめました。
山田拓児クインテット:山田拓児(as)、谷殿明良(tp)、田窪寛之(p)、佐藤”ハチ”恭彦(b)、二本松義史(ds)
グランプリ獲得時のメンバーからトランペットとベースが代役となっています。オリジナル・メンバーはそれぞれ中西暁子(tp)、須川崇志(b)でした。
洗足学園のジャズコースを経てバークリー音大を卒業した山田拓児の呼び掛けで、コンペ出場のために結成したバンドのようでした。
洗足学園やバークリー時代の仲間による構成となっており、山形在住の中西を除き、首都圏のライブハウス等で実績を積んでいるメンバーです。

代役ベースの佐藤は既に中堅ベーシストとして知られていますが、山田を始め、若手ミュージシャンの今後の活躍に期待したいと思います。
ジャズの街、「横浜」のライブハウスへの出演機会も多くあるでしょう。

現在このグループによる活動は無いようですが、各々の実力を買われれ、それぞれが活躍の場を広げていますので紹介しておきます。

山田拓児(1980年、札幌生まれ)
大坂昌彦(d)グループ、鈴木良雄(b)”Generation Gap”で活動。

大坂昌彦 | Assemblage

 

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田窪寛之(1981年、茨城県古河市生まれ)
川嶋哲郎(ts)カルテットの他、自己のグループで「関内:Jazz Is」等へ出演しています。

川嶋哲郎カルテット | 祈り

 

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須川崇志(1982年、群馬県伊勢崎市生まれ)
2010年より日野皓正(tp)のバンドの正ベーシストに抜擢され、東京Jazz2011にも出演しています。

TERUMASA HINO h FACTOR : BLUE NOTE TOKYO 2012 trailer

日本ジャズ界の至宝「秋吉敏子」(1)


先週、ジャズの街「横浜」で、横浜で毎年行われている「横濱ジャズプロムナード」を紹介しました。これは、1983年に始まり、昨年が20回目の開催になったジャズフェスティバルです。
昨年はニューヨーク在住のベテランジャズピアニストの「秋吉敏子」さんが参加していました。
彼女は80才を超えており、今でも現役で演奏している事に驚かされます。

「秋吉敏子」さんは、日本人で初めて「バークリー音楽院(現バークリー音楽大学)」で学んだミュージシャンとして、有名です。私が初めてライブ演奏を聴いたのは、ロサンゼルスにあるレドンドビーチ(Redondo Beach)のジャズクラブでした。
この時は、ビッグバンドではなかったのですが、ご主人の「ルー・タバキン(Lew Tabackin)」さんも一緒に出演していたと思います。
今から30年以上前のことでしたから、秋吉さんが50才ぐらいの時だったと思います。

インターネットで、レドンドビーチのジャズクラブの存在を尋ねる以下の質問を見つけました。私が行ったジャズクラブだったような気がします。

“Concert By The Sea”
”I used to love going down by Redondo Beach Pier for great eats and beats back in the 80’s.
As well as the House of Blues up on Sunset Strip. Im over here in Monterey County now.
But I wonder how those spots are doing as well as the areas there in? Who knows?”

”There was a great jazz club in Redondo Beach called ‘Concerts By The Sea’.
Is it still there? I saw so many great jazz sets there. It was run by a gentleman named
Harold Rumzy(sp). It was my favorite place to see a great jazz set. Some big name jazz stars always performed there.”

ロサンゼルスの海岸といえば、いろいろな人が歌っているサンタモニカ(Santa Monica)が有名ですが、レドンドビーチは休日に家族連れで賑わうビーチです。私もロサンゼルスに住んでいたころは友人と休日はよく遊びに行きました。

秋吉敏子&ルー・タバキン|Long yellow road
http://www.youtube.com/watch?v=cb5QQO-TgbY (YouTube)

ロング・イエロー・ロード

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Toshiko & Charlie Mariano |Smoke Gets In Your Eyes
http://www.youtube.com/watch?v=6MO0WhRh0wk&list=PLE0FB23005258CD31&index=4 (YouTube)

魅惑のジャズ

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日本ジャズ界の至宝「秋吉敏子」(2)に続く

横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション(1)


Hiroさんがジャズの街「横浜」で紹介した「横濱ジャズプロムナード」ですが、その楽しみ方は幾つかあります。

一般的には、有料のフリーパス(当日:5,000円、前売り:4,000円)を購入して、お目当てのミュージシャンやバンドを中心に「ホールライブ」や「Jazz Club」めぐりだと思います。開催2日間共通のの「両日券」や「ペア券」を購入すれば、更に安くチケットが買えます。
日本でも、これだけ多くのジャズ・ミュージシャンが出演するイベントは他に無いと思います。大ベテランから若手まで、多少のジャズ好きでも、知っているミュージシャンに出会えると思います。

もう一つは、市内の街角や観光スポットがステージになる「街角ライブ」です。ジャズの音色に耳を傾けながら、秋の「横浜みなとみらい周辺のぶらり散歩」を楽しむのも良いでしょう。
また、無料ライブ会場となっている「ランドマークプラザ」では、若手ジャズ・ミュージシャンの演奏も楽しむことができます。
「街角ライブ」なら、食事やショッピング以外の余計な出費はありません。

そして、私が個人的に一番楽しみにしているのが「ジャズ・コンペティション」です。
新人ミュージシャンの登竜門として位置付けられるこのコンペティションは、ジャズプロムナードの開催日より前に決勝大会が行われました。
そしてジャズ・プロムナードでは、この大会のグランプリ・バンドのライブ演奏を、「ランドマークプラザ」で楽しむことができました。比較的音響効果も良く、通りがかりに誰でも楽しめる絶好のライブ会場です。

この「ジャズ・コンペティション」ですが、2011年と2012年と2年連続で開催されていません。非常に残念なことです。

その最後になった2010年の「ジャズ・コンペティション」は、「横浜赤レンガ倉庫1号館」ホールで行われました。

並み居る実力派バンドを尻目にグランプリを獲得したのは、スーパー女子高校生(当時)二人が中心の「あきは・みさき・BAND」でした。
グランプリ獲得後、ジャズプロムナード1日目にランドマークプラザで行ったライブ演奏の映像があります。

あきは・みさき・BAND|Byrd Like @YOKOHAMA JAZZ PROMENADE 2010

サックスの中島あきは(なかしまあきは、1992年和歌山県生まれ)は高校3年生、ドラムの中道みさき(なかみちみさき、1993年大阪府生まれ)は高校2年生でした。
二人は2008年にそれぞれ16歳と15歳で出場した、「神戸ネクストジャズ・コンペティション」の決勝大会で知り合い、バンド結成に至ったようです。
この時「みさき」は最年少での決勝進出でした。
「あきは」は中学入学の頃流行った上野樹里主演の「スウィング・ガールズ」に憧れ、「みさき」は小学6年生の時に「上原ひろみ」に感銘を受け、それぞれ「JAZZ」に傾倒したようです。
その時の「ジャズ・コンペティション 2010」入賞者は次の通りです。

  • グランプリ:あきは・みさき・BAND
  • ベストプレイヤー賞:中道みさき(ドラム)from あきは・みさき・BAND
  • ジャズクラブ賞&洗足学園音楽大学賞:二見勇気トリオ
  • 横浜市民賞:山吹桜・東野恵祐Duo
  • よしだまちアート&ジャズタウン賞:嘉本信一郎トリオ

それぞれ既に実績のあるバンドです。
「山吹桜・東野恵祐Duo」はバークリー音楽大学を卒業したばかりの二人組みでした。
これらのバンド以外に、「既に、新人とは言い難い」として賞を逃したグループには、同大のパフォーマンス、ジャズコンポジション学科を首席で卒業したばかりの伊東亜紀子(Flute)率いる、多国籍の「Happy Dreams」が出場していました。
全員がバークリー卒の「Happy Dreams」による彼女のアルバム、「伊東亜紀子|メモリー・レーン~思い出の小道」(2011年)があります。

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お洒落なブラジリアン・サウンドに仕上がっています。
尚、このアルバムには、monologことYuki Kanesakaがレコーディング&ミックス・エンジニアとして参加しています。
その中の代表曲、「エウ・アーモ・オ・ブラジル(Eu amo o Brasil)」の映像があります。彼女がバークリー時代に行った、BPC(Berklee Performance Center)における演奏風景です。
三重県桑名のお姫様コンテスト優勝経験を持つ、彼女の演奏をご覧下さい。

Akiko Ito|Eu amo o Brasil
http://www.youtube.com/watch?v=6JYtZtecYYQ (YouTube)

審査の舞台裏では喧々諤々(けんけんがくがく)、意見は色々あったと思います。更に、大変だったのは結果発表でのできごとでした。

結果発表も大詰め、最後の「グランプリ」発表の際に、大問題が起きました。
審査委員長(本人は委員長代理を主張していました)の、ピアニスト板橋文夫(1949年生まれ)による発表の時、「あきは・みさき・BAND」のメンバーは誰一人ステージに現れなかったのです。

 横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション(1)に続く

ジャズの街「横浜」


以前、「柳ジョージ」と「ユーミン」で「横浜」のことを書きましたが、その柳ジョージが所属していた「ゴールデン・カップス」のバンド名の由来は、横浜本牧にあるライブハウス「ゴールデン・カップ」の店名でした。このように、横浜には、ロックに限らず、老舗的なライブハウスもたくさんあります。

私が30代後半に通ったのは、1986年オープンの「BarBarBar」です。
ここは、老舗中の老舗のJazzライブハウスだと思います。お酒と食事、そして2階では生演奏を聴くことができます。
残念なことに、当時、どなたのライブを聴いたのか覚えていません。しかし、今月のライブスケジュールを眺めてみると、私の知っているプレイヤーがたくさん出演しています。

  • (sa)MALTA
  • (ds)村上寛
  • (pf)今田勝
  • (vo)森 郁(野球の森 昌彦ジャイアンツキャチャーのお嬢さん)
  • (cl)北村英治

また、行きたいですね。
店の入口にある「BarBarBar」のネオンが独特です。
関内(横浜)の相生町あたりをぶらぶらしているとちょっと寄ってみたいな、と思わせる風情をお店の正面入口が漂わせています。

BarBarBarkのライブ映像を2つ、紹介します。

エミージャクソンSP LIVE(エディ潘さん特別出演♪横浜ホンキートークブルース)
http://www.youtube.com/watch?v=ywk-N8Hytnk (YouTubu)
MAYA with 松尾明Trioライブ
http://www.youtube.com/watch?v=JpOLveXNB4s (YouTubu)

ファーラウト」というライブハウスは、仕事でお世話になっている方と15年位い前に、連れて行ってもらいました。
正直、Jazzのライブハウスとしては、「う~ん」(不満足)な演奏でした。その後も、何度か行きましたが、やっぱり、演奏するバンドのレベルには納得がいきませんでした。

ただ、ご紹介いただいた方もそうですが、このお店に一緒に行く方々は、私よりJazzに詳しく、そのような皆さんが「素人っぽい」演奏を黙って聴き入っている様を、私は不思議に思いました。
で、後からわかった事ですが、このお店はJazzライブを楽しむというよりも、オーナーの「村尾陸男」さんが、どのように若いJazzプレーヤーを育てているか、その様子を窺いに皆さん来ていたのでした。

「村尾陸男」さんは、ジャズ詩の解説シリーズで有名な方です。

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「ジャズ詩大全」は、1991年から20年かけて22巻、800曲近いスタンダード・ナンバーの歌詞や歌の成り立ちが詳細に語られているシリーズ解説書です。
オンライン版もあります。

ファーラウトは、Jazzミュージシャンの育成とか教育という視点で運営されているライブハウスでした。

ファーラウトのライブ映像も2つ、紹介します。

Flute Madness Live “Georgia On My Mind
http://www.youtube.com/watch?v=fghffijMSJM(YouTubu)
bluenova 11 25
http://www.youtube.com/watch?v=N_XvNvjqJT8(YouTubu)

横浜には、この他にも気になるJazzライブハウスがあります。

この2軒に行ってみたいと思います。

そして、横浜では毎年、横濱ジャズプロムナードが開催されています。
このイベントには、ご紹介したお店を含めて、たくさんの横浜のJazzライブハウスが参加しています。
横浜市内ジャズクラブリスト

今年は是非行ってみたいと思います。

横浜JAZZライブ盤CD特集

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ハイウェイ、横浜そして女心「ユーミン」


去年の11月に発売された「松任谷由美40周年記念ベストアルバム、日本の恋と、ユーミンと。」が年間20億円以上の売上とのこと。
CD 1枚が4200円だとしても、5万枚以上売れたことになります。相変わらず根強い人気ですね。
私もユーミンが大好きです。

私が「ユーミン」を好きになるきっかけは、「ハイ・ファイ・セット」です。
最初は彼女達が歌う「中央フリーウェイ」「卒業写真」「冷たい雨」「海を見ていた午後」が好きで、カラオケで歌うようになりました。それから「荒井由美」時代の曲をよく聴くようになり、カラオケでもよく歌うようになりました。

中央フリーウェイ|ハイ・ファイ・セット
http://www.youtube.com/watch?v=idYBP6cpC1A (YouTube)

私は、この「中央フィリーウェイ」というタイトルが好きです!「中央自動車道(中央道)」ではなくて。
この曲を聴いていると、ロサンゼルスのハーバーフリーウェイ(Harbor Freeway)をダウンタウンに向かって車を走らせる情景が、必ず想い浮んできます。夕闇の中、ダウンタウンの摩天楼に吸い込まれて行くような、高層ビル群のまばゆいライトに誘われて・・・。
この情景は、中央自動車道を西新宿の高層ビル街に向かって車を走らせるのと、よく似ているからなのかも知れません。中央フリーウェイの歌詞はダウンタウンから遠ざかる逆方向に向かって走って行く歌ですが…。

海を見ていた午後|松任谷由美(荒井由美)
http://www.youtube.com/watch?v=K05kwmqOXmY (YouTube)

この曲の歌詞の、横浜の山手にある「ドルフィン」には何度も行きました。若いころはランチに、その後は、お酒を飲みに行きました。
でも、ロック調の歌バンドが入るようになり「ちょっと違うな」と感じて、行かなくなりました。

横浜といえば、「港の見える丘公園~外国人墓地~フェリス女学院大学~山手」のルートは、横浜のエキゾチックな景観が色濃いところです。そして、洒落たカフェとショップが沢山ありました。
元町には、ファッション雑誌「JJ」からハマトラ(横浜トラディショナル)が流行り、「フクゾー」のトレーナー、「ミハマ」の靴、「キタムラ」のバックなど、メジャーなブランドに育ったお店が多くあります。
そうした流行りを謳歌する豊かな時代になり、まさしく、「ユーミン」の曲は、「貧しく肩寄せ合う生活感の漂う恋愛」の歌から、「明るく夢物語的恋愛」の歌へと聴く人を変えていったように思います。

潮風にちぎれて|松任谷由美(荒井由美)
http://www.youtube.com/watch?v=7BKHmRJ3aA8 (YouTube)

この曲は、恋人の愛が冷めているのを知って、自分から別れるという女心の歌です。
「中島みゆき」も、同じテーマで、曲調、歌詞がまったく違う歌を創りました。

悪女|中島みゆき
http://www.youtube.com/watch?v=M3dOsz-c6EM (YouTube)

男女の別れをテーマにした曲は、世の中に数えきれない位あると思いますが、「潮風にちぎれて」と「悪女」の両方ともに、「女性が男性への想いを残しながら自ら別れる」というテーマの曲です。2曲とも、従来流行った同様の「演歌、歌謡曲」とは、メロディと歌詞が、まったく違っています。
豊かさを背景に、より主体性をもった女性の恋愛、そして、別れを歌っているように思います。もちろん、同じ女性が創った曲でも、サラッとしている「潮風にちぎれて」と、ズーンと寂しさに引き込まれる「悪女」とは、曲調がまったく違いますが。

でも、そんな二人が、深夜のラジオ番組では、意気投合し語り合います。

「中島みゆきの『オールナイトニッポン』に松任谷由美が出演」
http://www.youtube.com/watch?v=U1yFyEE210U (YouTube)

同じ時期に、男性目線というと…。

神田川|かぐや姫
http://www.youtube.com/watch?v=qBCxUC-QrIg (YouTube)

「かぐや姫」の「神田川」は、演歌の流れ(歌詞は演歌の大御所作詞家の「喜多条忠」)があり、男性が別れの女心を歌にすると「別れた後もずっと女性が男性を想っている」という前提で歌詞が作られているような気がします。
しかし、女性が別れの女心を表現すると、「恋の終わりは悲しく辛いけど、自分から別れてあげる」という健気さと新しい恋へ向かう決意みたいなものを感じます。

あれこれ書きましたが、「ユーミン」の、曲調、歌詞、そして、曲のタイトルのどれも、本当に大好きです!

「やさしさに包まれて」
「あの日に帰りたい」
「ルージュの伝言」
「魔法の鏡」
「まちぶせ」、など聴いてください。

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