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傑出したエンターテイナー「フランク・シナトラ」


私の大好きな映画に「ゴッドファーザー」があります。先日も久しぶりに、Part I、II、IIIとシリーズ全て観ました。
何度みても、ストリー、各俳優の演技、映像の美しさ、音楽、など全て完成度が高い作品といつも感心します。しかも、通常は、Part II、Part IIIは、必ず劣化するものなのですが、三作ともそれぞれ、輝いています。

で、そこでちょっと気になるのが、Part Iで、ゴッドファーザーの娘の結婚式に、人気歌手がお祝いに駆け付け、そしてある映画への出演をゴッドファーザーに依頼するシーンがあります。これが、かの有名な「フランク・シナトラ(Frank Sinatra)」がモデルということで、そうかなあ、いかにも実際にあった事のように観てしまいます。「ゴッド・ファーザー」はあくまで物語なので、その事実の信憑性は定かではありませんが、フランク・シナトラは、その歌手・俳優としての実力とは別にマフィヤとの関係の事実はあったようです。
しかしながら、フランク・シナトラは、何があろうと、20世紀を代表する歌手であり、俳優と言われていますし、私もそう思います。

まず、フランク・シナトラの歌で浮かぶのは、「マイウェイ」です。

フランク・シナトラ(Frank Sinatra)|マイウェイ (My Way)
https://www.youtube.com/watch?v=5AVOpNR2PIs (YouTube)

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「マイ・ウェイ」は、作詞はポール・アンカ、作曲はクロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー。1969年にフランク・シナトラの曲としてリリースされました。
曲はバラードで、初め、やさしく、心の内を語りかけるように、そして最後には、きっぱりと自分の生き方を自信に満ちて歌い上げるという、とても印象に残るメロディそして、詩です。男の人生(シナトラの人生そのもの?)を歌いあげています。私も、このように歌えたらいいなあと最近思っています。

フランク・シナトラ(Frank Sinatra)|バット・ノット・フォー・ミー(But Not For Me)
https://www.youtube.com/watch?v=PqUgfO9jODw (YouTube)

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「バット・ノット・フォー・ミー」は、作詞を兄のアイラ・ガーシュウィンがてがけ、弟のジョージ・ガーシュウィンが作曲しました。
JR東海のCM曲として使われたり、フジテレビのドラマ「今夜、宇宙の片隅で」(脚本:三谷幸喜 出演:石橋貴明、西村雅彦、飯島直子)のエンディング・テーマとして使われています。
また、「坂道のアポロン」で、米兵が集まるバーでクリスマスに演奏する話で、酔った白人から、クールな白人のジャズをやれといわれ、この、バット・ノット・フォー・ミーを演奏するシーンがあります。ジャズのスタンダードの一曲です。

フランク・シナトラ(Frank Sinatra)|夜のストレンジャー(Strangers in The Night)
https://www.youtube.com/watch?v=hlSbSKNk9f0 (YouTube)

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「夜のストレンジャー」は、フランク・シナトラの1966年リリースの曲です。ビルボードで第1位を獲得しています。
この曲は、元々はクロアチアで作曲され、ドイツ語とクロアチア語で歌われていました。その後、ドイツの音楽家ベルト・ケンプフェルトがシナトラ向けに編曲した曲です。チャールズ・シングルトンとエディ・スナイダーが共同で英詩をつけ、シナトラが唄って大ヒットになりました。原曲は、イギリス映画「ダイヤモンド作戦」の主題曲です。
私が高校生でラジオの深夜番組を聴いていていた時、よくかかった曲でした。

フランク・シナトラは、ジャズ、ポピュラー音楽の世界で世界的な人気を得たトップレベル人気歌手です。
そして、また「シナトラ一家」と呼ばれた、同じイタリア系で親友のディーン・マーティン、サミー・デイビスJr.、ピーター・ローフォード、ジョーイ・ビショップ、女優ではアンジー・ディッキンソン、シャーリー・マクレーン、など、映画共演をしたメンバーが「シナトラ一家」と呼ばれ、俳優としても多くの作品に出ています。「シナトラ一家」出演として撮られた映画も20本近くもあるといわれています。

フランク・シナトラは、「偉大なシンガー」というだけでなく、映画俳優であり、また、良くも悪しくも、政治的、社会的に注目された、米国の一時代を代表する「傑出した人物」であったと思います。

父と息子なら「ゴッドファーザー」


映画「黄昏」は「父と娘」の関係がテーマでしたが、「父と息子」の関係を描いた映画とドラマにも傑作があります。
アカデミー賞受賞作品では、1972年に公開された「ゴッドファーザー(The Godfather)」は、父と息子の愛と絆を描いた作品だと思います。
同年度のアカデミー賞で「作品賞」「最優秀主演男優賞(マーロン・ブランド、受賞拒否)」「脚色賞」を受賞しました。

父はニューヨークのマフィヤ5大ファミリーのボス(ゴッドファーザー)、三男は、軍隊で輝かしい戦績を上げて英雄となっている。父は三男をマフィヤの世界には入れないと考えているし、三男もマフィヤの家族だが自分はマフィヤにはかかわらないと、恋人に明言していた。
ところが、父が他のファミリーに狙撃され、瀕死の重症を負う。かつ、まだ息絶えていないことが敵のファミリーにわかると、殺し屋が入院中の病院に差し向けられる。その時、病院には父を守る部下、子分はいなく、三男だけだった。この状況で、意識の無い父に「必ずお父さんの命は僕が守るから」とささやき、機転を利かせて、この最大のピンチを切り抜ける。ここから、三男は父の後を継がざるを得ないように、どんどん犯罪に染まっていく。
そして、父はこの三男を正式に自分の後継者として、ファミリーの新ゴッドファーザーとして、全ての権力を委譲していく。
父親は「敵のファミリーとの和解を取り持つと言ってくる子分が、裏切り者だ」という事を三男に教え、「本当は、三男をこの世界に引き込むことはしたくなかった」といって亡くなる。三男は父とは違う苦悩とか決断をせまられながら、父親以上の「ゴッドファーザー」になっていく。

この映画は、父と息子の精神的感情を描写する場面はあまりないのですが、父と三男が垣間見せる、それぞれへの親子愛、家族への責任、それがが社会的に良いことか悪いことか別として、本当に観る者の心に伝わってきます。
人間として、父の立場、息子の立場、愛情の持ち方、大切なものを守る気概、という、「父と息子のあるべき姿」を描いているように思います。

もちろん、この作品は、基本娯楽作品で、次から次へと物語の展開が本当に面白く、「3時間」という時間があっという間に過ぎてしまいます。

The Godfather Soundtrack
http://www.youtube.com/watch?v=1aV9X2d-f5g (YouTube)
「ニーノ・ロータ(Nino Rota)」のテーマ曲が本当に素晴らしいです!

 

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子母澤寛の小説「父子鷹」(おやこだか)は、映画、テレビが何度か制作されています。

「勝麟太郎」とその父「勝小吉」の父と息子の物語です。
父親は学問はできないが、男気があり、庶民に人気があり、喧嘩剣法が強く、正義感が強い。そして、今でいう「教育パパ」である。
息子の麟太郎をこよなく愛し、その成長を暖かくみまもる。所謂「トンビが鷹を産んだ」ということになります。
勝麟太郎は、幕末時、成長して勝海舟となり、江戸開城を含め新しい明治の時代をリードしていきます。

 

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吉幾三 | 父子じゃないか
http://www.youtube.com/watch?v=7qb_2LRUEKs (YouTube)

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今、TBSで毎週日曜日、午後9時から日曜劇場「とんび」というドラマをやっています。原作は、「重松清」の小説です。

福山雅治 | 誕生日には真白な百合を(とんび主題歌)
http://www.youtube.com/watch?v=EL3oJ2INzRI (YouTube)

母親を亡くした父と息子。父は本当に昭和の「頑固おやじ」タイプ。息子は本当に父親思いの「できた子供」。ということで、最初は「くさいなあ」と思いながらみていましたら、その臭さにハマってしまいました。
今から30年~40年前の時代設定の物語ですが、父一人、子一人、で、それぞれの愛情表現が素直にだせなくいろいろ廻り道をします。

とんび

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私自身が実際に歩んだきた「父親」とは大分違う父親像だけに、「ああなりたかったなあ」と、今さらながら想いをよせてしまいます。