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お気に入りのギタリスト(2)「ダニー・ウェイス」~「ジェフ・ゴルブ」


お気に入りのギタリスト(1)より

前回に続き、最近のお気に入りとしてよく聴くギタリストを紹介します。

ダニー・ウェイス(Danny Weis)

ダニー・ウェイスも初めて聞く名前でしたが、ソロ・アルバムを見つけたのも「この商品を買った人は~」のアルバム一覧からでした。

ロサンゼルス生まれでサンディエゴ育ちのダニー・ウェイスですが、カントリー・ジャズ・ギタリストとして知られた父親の「ジョニー・ウェイス」の影響を受け12歳でギターを始めたそうです。

確かにアルバムを聴くと、カントリー系のギタリストが得意とするチキンピッキングを披露しています。
と言ってもカントリー系のギタリストではなく、ブルースやジャズといったフレーズも聴かせるなど、マルチ・プレイヤーと言えます。

書いて説明するよりも聴いて頂くのが一番かと思い1曲紹介します。
アルバムにも収録されている曲ですが、アルバムと同じバックでギター・テクニックを披露といった感じで、収録曲よりもアドリブが多く荒さもありますが弾きまくっています。

Danny Weis | Graham St Shuffle
https://www.youtube.com/watch?v=St2NW0rknf4 (YouTube)

映像を見て頂ければお判りのように年齢も行った方で経歴を調べてみると、私は名前しか知しりませんが1966年に現在も活動しているサイケデリック・ロック・バンド、「アイアン・バタフライ(Iron Butterfly)」の結成メンバーでした。
ただ、内部不和などもありアルバムのリリース前に脱退し、その後、「ライノセロス(Rhinoceros)」に参加し3枚のアルバムをリリースしています。

何より驚いたのが、当ブログのマイ・フェイバリット・スクリーン・ミュージックで紹介しました「ベット・ミドラー」主演の映画「ローズ(The Rose)」でローズのコンサート・バンドのバンド・リーダー、ギタリストとして出演している事でした。

映画を見たのもかなり前の事で、どのように登場したかは覚えていませんが、サントラ盤をレコードで持っておりライナーを見てみると、「THE ROSE CONCERT BAND」と書かれ「Danny Weis Guitar」とクレジットされています。
また、このバンドの他のメンバーを見ると、キーボードが「マクサス(Maxus)」でお馴染みの「ロビー・ブキャナン(Robbie Buchanan)」、そしてコーラスには何と「ビル・チャンプリン(Bill Champlin)」がクレジットされていたのには驚きでした。
この映画はレンタルでもして、もう一度見てみようと思っています。

今回の記事が切っ掛けとなり眠っていたレコードを久しぶりに全曲聴きましたが、何曲かでギター・ソロを聴く事もできます。

The Rose: The Original Soundtrack Recording

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ダニーウェイスはキャリアとしては長いのですが、ソロ・アルバムは2005年にリリースされた「Sweet Spot」の1枚だけのようです。
あくまでも個人的な感想ですが、私が今年購入したギタリストのアルバムの中でこのアルバムが1番だと思っています。
曲の良さもですが、ギター・ソロ、そしてリズム・カッティングもカッコ良く、よく「泣きのギター」、「泣きのフレーズ」という言葉がありますが、このアルバムはその「泣き」を聴かせます。

このアルバムより1曲紹介します。

Danny Weis | Turn It Up
https://www.youtube.com/watch?v=n7kdgRTAckI (YouTube)

この曲以外にも、このアルバムの紹介文でフュージョンR&Bと書かれているように曲調もバラエティーに富んでおり、これぞダニーウェイスといったギターを聴かせるなど、どの曲もお勧めです。

Sweet Spot

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ロニー・スミス(Ronny Smith)

当ブロクでも紹介の「ポール・ブラウン」と同時期に知り聴き始めたのがロニー・スミスでした。

この人も経歴について調べたのですがあまり書かれてないのですが、メリーランド州、ボルチモア出身との事です。
メリーランド大学で音楽を専攻し卒業後、1981年に軍隊に入隊し軍のバンドのギタリストとしてヨーロッパなどで活動しギタリストとしてのスキルを磨いたようです。

アルバム・デビューまでの経緯についてはわからりませんが、現在までに5枚(輸入盤のみ)のアルバムをリリースしています。
どのアルバムも殆どの曲はロニー・スミスのオリジナルですがカバ-曲もあり、「スティービー・ワンダー」の「迷信」を聴く事ができます。

アルバム「Can’t Stop Now」より「Left Off」を紹介します。
メロディーの良さもですが、私の大好きなギター・トーンです。

Ronny Smith | Lift Off
https://www.youtube.com/watch?v=bPw426mLxfk (YouTube)

Can’t Stop Now

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ジェフ・ゴルブ(Jeff Golub)

ジェフ・ゴルブは1955年オハイオ州生まれのギタリストです。
8歳でギタリストになることを決めギターを始めたそうですが、「エリック・クラプトン」や「ジェフ・ベック」、そして彼らのルーツでもある「三大キング」や「バディ・ガイ」などブルース・ギタリストの大御所達の影響を受けたそうです。
また、経歴には1年間バークリー音楽大学で学んだと書かれており、その後ニューヨークに移り本格的な活動を開始します。

ジェフ・ゴルブを初めて知った(聴いた)のは「ロッド・スチュワート」のバンド・メンバーとしてでした。
かなり前の事でしたが、ロッド・スチュワートの歌う「People Get Rady」を聴きたくYouTubeで検索すると、94年のライブ映像でイントロのギターから間奏のソロと、ステージではロッドの唄に負けない勢いで弾いており、上手いギタリストだなと思っていました。

気にはなっていましたが、あくまでもバンドのギタリストとして捉え名前すら知らなかったのですが、たまたまサイトで「アベニュー・ブルー(Avenue Blue Featuring Jeff Golub)」というグループを見つけ調べてみると、ジェフ・ゴルブという名前、そしてこの人がロッド・スチュワートのギタリストだったと知ります。

それからは私のお気に入りとしてアルバムを何枚も購入し、こればかり聴いていた時期もありました。

アルバムはアベニュー・ブルーとして3枚、ソロとしては12枚リリースしています。
何れもスムース・ジャズとして紹介される事が多いのですが、アルバムや曲によっては得意のブルースやロックといった曲も聴く事ができます。

200年リリースのアルバム「Dangerous Curves」よりジェフ・ゴルブの代表曲「Droptop」を紹介します。

ジェフ・ゴルブ(Jeff Golub) | Droptop
https://www.youtube.com/watch?v=O0gN7B9nh7I (YouTube)

Dangerous Curves

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少し間が空いたのですが久しぶりにネットで検索してみると2011年に失明したという記事を見つけました。
しかしキーボーディスト「ブライアン・オーガー」との共作アルバムを1枚リリースしたり、YouTubeでステージに立った映像を見たりと、その後も活動しているに安心していました。
しかし、今年になり「The Vault」というアルバムがリリースされる事を知り詳しく調べてみると、2014年に進行性核上性麻痺と診断され、2015年1月1日にその合併症により59歳という若さで亡くなってしまった事を知り驚きました。
このアルバムはアベニュー・ブルー時代の曲が多いのですが、眠っていた収録曲の別テイクなどを親しいミュージシャンの協力によって手を加えるなど作り直し昨年末に完成されました。
過去のアルバムの収録曲と聴き比べると、曲のテンポなどアレンジもこちらのアルバムのほうが今を感じる仕上がりとなっていのではと思います。

残念ながらジェフ・ゴルブはこのアルバムのリリースを見届ける事は出来ませんでした。

ジャケットを見ると微笑んだ顔がたまらなく、アルバムを全曲聴きましたが、私はこの「Open Up」という曲がこのジャケットにピッタリかと思います。

Jeff Golub (feat Jeff Lorber) | Open Up
https://www.youtube.com/watch?v=KcUaGWpOeM4 (YouTube)

Vault

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ジェフ・ゴルブの死はロッド・スチュワートのファンにも影響を与え、ファン・クラブがPeople Get Radyで追悼を表しています。

まだまだ紹介したいギタリストは多いのですが、また機会がありましたら紹介したいと思います。

お気に入りのギタリスト(1)「パトリック・ヤンドール」~「ジム・アドキンス」


当ブログで記事としても何度かギタリストを紹介しましたが、私もギターを弾く(下手ですが)事もありギタリストが大好きで、聴く音楽もギタリストのソロ・アルバムをはじめ、そのギタリストがグループやセッションで参加したアルバムばかりです。
ジャンルは幅広く聴いてはいますが、やはり最近ではスムース・ジャズとも呼ばれるフュージョン系が多いかなと思います。

ここ最近のCD復刻の多さと価格の安さから、レコードでしか持っていない70年~80年代のアルバムの購入が多いのですが、ショッピング・サイトを見ていると初めて聞くギタリストの多さに驚いてしまいます。

皆さんも経験があるかもしれませんが、amazonなどでアーティスト、そしてアルバムをクリックしていくと「この商品を買った人はこんな商品も買っています」とページの中段にアルバムが何枚も表示されますが、気になってクリックしてしまうのが誘惑の始まりで、初めて聞くアーティストやアルバムも多く、それらをクリックすると最近はMP3のダウンロードでサンプルも聴けたりと…、という事で誘惑に負け購入してしまう事が最近は増えたかと思います。
情報を得るには良いシステムではありますが、私のようについつい購入してしまうとなると困りものですが。

という事で今回はこのようにして購入し、最近よく聴く私のお気に入りのギタリストを何人か紹介します。


パトリック・ヤンドール(Patrick Yandall)

パトリック・ヤンドールは初めて聞く名前でした。
いつもの調子で何枚かのCDをサンプルで聴くと良さそうで、さらにYouTubeで聴いて気に入ってしまい、アルバムを購入しようと再びサイトを見てみると、なんと1992年のファースト・アルバムから現在までに16枚もアルバムをリリースしているベテランだとは知りませんでした。
ただ、日本での知名度は低いのか輸入盤のみで、直ぐにでも購入可能のアルバムもあれば、既に何枚かは廃盤となり高価での販売と手が出せない物もありました。

パトリック・ヤンドールは、1959年にノースカロライナ州生まれで育ちはミシガン州との事です。
6歳でギターとトランペットを始め、既に14歳でクラブで演奏を始めていたとの事です。

その後1982年に活動拠点をカリフォルニア州サンディエゴに移しサンディエゴとロサンゼルスでのミュージシャンとしての地位を築き、やがてアルバムのリリースとなり現在の活動となります。

年齢的にも50歳を越え新人とは言えないかと思いますが、知らないギタリストも多いものだと思ったギタリストの1人です。

アルバムは何枚か購入しましたが、2001年リリースの「Back To The Groove」から「Yukiye」と、2013年リリースの「Soul Grind」から「My Lady」とを紹介します。

Patrick Yandall | Yukiye
https://www.youtube.com/watch?v=OG-sd9k_HnE (YouTube)

Back to the Groove

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Patrick Yandall | My Lady
https://www.youtube.com/watch?v=knt4iQh4ph0 (YouTube)

Soul Grind

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ニック・コリオーネ(Nick Colionne)

ニック・コリオーネは名前だけは知っていましたが、なんとサイトで見かけたアルバムが近くの中古CD店で売られているのを見つけました。
まさかこのお店で売られているとはに驚きです。
一応、ジャズ・フュージョンのコーナーは有るのですが、洋楽コーナーの1枚として並べられていました。
ジャケットを見ただけでは本人が写っているものの、お店の方も決してギタリストのアルバムだとは思わなかったのでしょう。
確かにお洒落なのか、ソウル、R&Bのシンガーといった雰囲気のジャケットです。

経歴などを探してみたのですが詳しい情報は少なく、シカゴ出身とは書かれていました。

アルバムはもう1枚購入し2枚しか聴いていませんが、スムース・ジャズ・ギタリストの定番と言えるオクターヴ奏法を得意とし結構弾いています。
シカゴという土地柄かもしれませんが、曲調もソウル、R&Bやブルースに影響された雰囲気があり、スムース・ジャズ・ファン以外にもお勧めかと思います。
また、ジョージ・ベンソンのようにギターだけでなくボーカルも披露し、歌唱力もあるようです。

中古CD店で購入した「No Limits」より同名の「No Limits」を紹介します。
ジャケットからはこのような曲をやるのかと思われるかもしれませんがお勧めです。

Nick Colionne | No Limits
https://www.youtube.com/watch?v=Vc5qGHJDj80 (YouTube)

No Limits

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ジム・アドキンス(Jim Adkins)

ジム·アドキンスも初めて聞く名前でした。
アルバムは6枚リリースしているようですが、同様にサンプルなどで気に入ってしまいアルバムを2枚購入しました。

先月のマイ・フェイバリット・ドライブ・ミュージックでも1曲紹介しましたが、ギター・テクニックの上手さもですが、曲作りのセンスの良く、メロディー・ラインが心地良い曲ばかりです。

CDのジャケットも曲のクレジットしか書かれておらず、経歴などを調べたのですが、本人のホーム・ページを見ても詳しくは書かれていませんが、1999年に「Wind Dancing」という曲がビルボード・ソング・コンテスト(BILLBOARD SONG CONTEST)のジャズ部門で2位を受賞と書かれており、曲作りは評価されているようです。

また、フェンダー社が「ジム・アドキンス・モデル」というテレキャスターを販売しているのを見つけ、ギター関係では知名度があるのかと思ったのですが、調べていくと同名の別人でロック・バンドの人のモデルでした。
確かにアルバムを聴いてもこのギターの音色とは違いますが。

アルバムは2枚しか購入していませんが、お勧め曲を2曲紹介します。

Jim Adkins | Feels Good
https://www.youtube.com/watch?v=3umWwd1KSkc (YouTube)

City Streets

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jim adkins | ocean breeze
https://www.youtube.com/watch?v=UiHNz_pfpnc (YouTube)

License to Play

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何れも詳しい情報が無く簡単な紹介となりましたが、最近のお気に入りのギタリストです。

お気に入りのギタリスト(2)へ続く

癒しのジャズは、フュージョンからスムースジャズへ


最近の癒される曲というと、「スムースジャズSmooth Jazz)」というジャンルになるのではと思います。

「スムーズジャズ(Smooth Jazz)」について、「Wikipedia」によると、

スムーズジャズまたはスムースジャズ (smooth jazz) とは、1980年代にアメリカのラジオ局が使い始めたジャズのスタイルの一つで、フュージョン、ポップ・ジャズの流れから派生したスタイルである

特に聞き心地が良いことから、テレビやラジオのBGMとして使用されることも多い。このことから、イージーリスニングの発展系でもあるともいえる

インストゥルメンタル・ミュージック部門においては、ギネス記録を持っているサックス・プレイヤーの「ケニー・G」が代表として挙げられる

ということで、まずは、ケニー・G(Kenny G)の代表曲、「Forever In Love」です。

ケニー・G(Kenny G)|フォーエヴァー・イン・ラヴ (Forever In Love)
https://www.youtube.com/watch?v=OOO4ROO_sPM (YouTube)

Forever in Love: the Best of Kenny G

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この頃、癒される曲を好んで聞く傾向があって、外が寒いので、何か暖かい温もりを感じる曲を、かなぁ、と思っています。 で、先日、横浜関内の友人と良く行くお店に入ったら、「ケニー・G」がかかっていまして、やっぱり、この季節、「スムーズジャズ」がいいなと、あらためて思いました。
「Forever In Love」は、1994年のグラミー賞インストゥルメンタル部門の最優秀作曲賞を受賞しています。

そして、「ケニー・G」とならんで最近思い出したように聴くのが、アッカー・ビルクAcker Bilk)。イギリス生まれのクラリネット奏者です。
1961年にリリースした「Stranger on the Shore(渚の見知らぬ人):白い渚のブルース」は、高校生の時、田舎町の「喫茶店」に行き始めて、そこでよく耳にした曲でした。
1962年の全米、全英のヒットチャートで第1位を獲得して、ミリオンセラーとなった曲です。
そして、中学生のころ、エレキが流行り始め、エレキ、ベース、ドラムで、まずは「ベンチャーズ」。「十番街の殺人」、「ダイヤモンドヘッド」などをコピーして、その為に聴いたのが、1964年発売の「べンチャーズ」のアルバム「Walk Don’t Run」。このアルバムの中にしっかり、「白い渚のブルース」がありました。

アッカー・ビルク(Acker Bilk)|白い渚のブルース(Stranger On The Shore)
https://www.youtube.com/watch?v=7jzx664u5DA (YouTube)

白い渚のブルース~クラリネット・ムード・ベスト・セレクション

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それから、ジャズを聴く様になり、ジャズ喫茶の吉祥寺「Funky」、そしてライブの「宿 PIT INN」で、渡辺貞夫の演奏を聴いて、そして観ました。また、1972年から1989年までFM東京(東京FM)放送されていた音楽ラジオ番組「ブラバス・サウンド・トリップ 渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ」です。ジャズ・フュージョンを、いろいろなミュージシャンとの演奏で聴かせてくれたり、コンサート、スタジオ・ライブセッション、新譜の情報などなど、とても楽しいラジオ番組でした。
番組タイトル、テーマ曲の 「My Dear Life」。この曲も癒しの一曲では。

渡辺貞夫|マイ・ディア・ライフ
https://www.youtube.com/watch?v=l6TXyJN5xAg (YouTube)

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渡辺貞夫のライブといえば、忘れられない想い出のライブがあります。それは、1975年11月23日に行われた、「ソニー・ロリンズ・オールナイト・イン・アカサカ」(ロイヤル赤坂)です。
もちろん、どんな演奏を聴いたのか記憶は定かではありませんが、夜、10時ぐらいから3時ぐらいまでやっていたような、そして、ロリンズ演奏で、とても単純なフレーズの繰り返しの曲が印象に残っています。
渡辺貞夫はゲスト出演でしたが、オールナイトということもあり、結構長い時間演奏を聞かせてくれた記憶があります。

メインは、ソニー・ロリンズ・クインテットですが、オールナイトで、出演バンドは、

  • ソニー・ロリンズ・クインテット
  • 渡辺貞夫カルテット+増尾好秋(g)
  • 本田竹曠トリオ
  • 峰厚介カルテット
  • 山本剛トリオ+安田南

でした。

そして、ギターの増尾好秋は、「新宿 PIT IN」で、渡辺貞夫と一緒に演奏していたのをよく聴きに行っていました。ただ、このときは、米国で「ソニーロリンズ」のメンバーとして演奏していましたので、渡辺貞夫+増尾好秋は、久しぶりの共演だったと思います。聴いていた私は何か懐かしい気持ちで、渡辺貞夫+増尾好秋の演奏聴いていたように思います。

渡辺貞夫トリオ|スモーキン・エリア|2000年の渡辺貞夫+増尾好秋
https://www.youtube.com/watch?v=EsTYECGe4Y4 (YouTube)

<お知らせ>6/16に中園亜美ライブ「New horizons」が決定!


当ブログの桜島と太陽とサクソフォンで紹介した中園亜美の単独ライブ「New horizons」が、6月16(月)にBLUES ALLEY JAPAN(東京都目黒区)iconで開催されます。

Ami Nakazono Live”New horizons” (中園亜美公式ホームページ)

6.16.mon Live@目黒ブルースアレイ

アメリカ・ニューヨークから拠点を東京に移して1年半、 ついに日本で大活躍のミュージシャン達を従えての単独ライブが実現します。
これまでのオリジナルの楽曲に加え、プロデューサー安部潤による新曲をいくつか初披露。
スムースジャズ・フュージョン・R&B・Gospelとさまざまなジャンルを中園亜美らしくメロウに演奏しようと思います! 初めましての方々も多いと思いますが、是非私の音楽を聞いてジャンルにとらわれずに音楽そのものの良さを感じてほしいです。
一人でも多くの人に届きますように!お待ちしております!!!(中園亜美)

チケットは、こちらから。

アコギでフュージョンの先駆け「アール・クルー」


ギタリスト・シリーズ(6)

今ではアコースティック・ギターによるフュージョン(スムース・ジャズ)もポピュラーなものとなり、ポール・ブラウンとのアルバム共演でおなじみのマーク・アントワン(Marc Antoine)やピーター・ホワイト(Peter White)をはじめ多くのギタリストが活躍しています。
今回紹介するギタリストは、その先駆けとも言える「アール・クルーEarl Klugh)」です。

アール・クルーを初めて聴いたのは学生の頃と今から40年近く前の事ですが、お店の名前は忘れましたが、当時、渋谷センター街にあった音楽喫茶でした。
当ブログでも新宿中央線のジャズ喫茶が紹介されましたが、この店はジャズ、ソウル、ロックなどジャンルを問わず流行りの曲や話題の曲を聴くことが出来ました。今のようにインターネットで簡単に情報が入手出来ない時代、私にとっては貴重な音楽の情報源として結構通った思い出があります。

いつものように店に行き曲を聴いていたのですが、そこで流れはじめたのがアール・クルーのセカンド・アルバム「リヴィング・インサイド・ユア・ラヴ(Living Inside Your Love)」(’76)でした。

リヴィング・インサイド・ユア・ラヴ

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まだレコードの時代でA面を通しで聴く事が出来たのですが、アルバム1曲目の「キャプテン・カリブ(Captain Caribe)」から驚きでした。

アール・クルー(Eral Klugh) | キャプテン・カリブ(Captain Caribe)
http://www.youtube.com/watch?v=vJIWEbFWy08  (YouTube)

フュージョンがまだクロスオーバーと呼ばれていた時代、私も「ジョージ・ベンソン」の「ブリージン」(’76)、日本では「高中正義」の「SEYCHELLES」(’76)といったギタリストからこのジャンルを聴き始めたのですが、どれもエレクトリック・ギターによるサウンドでした。
この曲もエレクトリックピアノによるイントロは如何にもクロスオーバーといった感じですが、メロディーをアコースティック・ギター、それもクラシック・ギター(ガット・ギター)と呼ばれるナイロン弦によるサウンドは画期的なものでした。
ナイロン弦といえばクラシックという印象が強いのですが、私はボサノヴァでの印象が強く、ラテン・サウンドにはピッタリな音色だなと思ってました。
その印象とラテンを取り入れたアール・クルーのサウンドが上手く重なったのかもしれませんが虜となってしまい、今でも私の定番として欠かせないギタリストであります。

アール・クルーは1953年米国デトロイト生まれです。10歳からギターを始め「チェット・アトキンス」に心酔し、その奏法を研究するうちに独自ともいえるアコースティック・ギターによる奏法を確立したと言われています。
プロとしてのデビューは最初はジャズ・バンドのギタリストとしてジャズ・クラブでの活動でしたが、この頃にジョージ・ベンソンと出会い、1971年のアルバム「ボディー・トーク」への参加やツアーバンドのセカンド・ギタリストとして活動を開始します。
その後、チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーに「ビル・コナーズ」の後任として参加しますが、家庭の事情により、わずか2ヶ月と短期間で「アル・ディ・メオラ」にその座を渡してしまいます。
何れもエレクトリック・ギターでの参加でしたが、この転機がなく続いていたのであれば、アコースティック・ギター・プレイヤーとしての成功は無かったのではとも言われ、やがて1976年にソロとしてアルバム・デビューとなり大成功となります。

このようにアール・クルーの成功により、エレクトリック・ギターがメインのギタリストもアコースティック・ギターによるアルバムをリリースしたり、冒頭で書いたように多くのギタリストも登場するなど、アコースティック・ギターによるフュージョンがポピュラーなものとなり親しまれていますが、やはりその先駆けとなったのがアール・クルーではないかと思います。

アルバムについてですが、1976年のファースト・アルバムから2013年まで30枚以上と一時期は毎年のようにリリースしています。
ソロ・アルバム以外にも「ボブ・ジェームス」、「ジョージ・ベンソン」とのコラボレーション・アルバムや映画のサウンド・トラックもリリースし、そちらで聴かれた方も多いかと思います。
私は初期のアルバムはレコードでの所有が殆どで、何枚かはCD復刻とともに購入しましたが、既に廃盤となり買い逃したアルバムもあり復刻を望んでいました。
中古盤も探しましたがプレミア価格と諦めていたところ、2010年より輸入盤となりますが初期のアルバムを中心に3in1*でリリースとなりました。
ダブってしまうアルバムもありますがリマスターされており、なにより価格が安いのが魅力で、私のように買い逃した方にはお勧めです。

アルバムのリリース順とともに私のお気に入り曲を紹介します。

Earl Klugh/Living Inside Your Love/Magic In Your Eyes

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2010年にリリースされたこのセットにはこの3枚が収録されています。

  • Earl Klugh (1976)
  • Living Inside Your Love (1976)
  • Magic in Your Eyes (1978)

ファースト・アルバム「アール・クルー(Earl Klugh)」より、「ニール・セダカ」のヒット曲「 雨に微笑みを(Laughter In The Rain)」のカバーを紹介します。

アール・クルー(Eral Klugh) | 雨に微笑みを(Laughter In The Rain)
http://www.youtube.com/watch?v=xteq35K6SsE (YouTube)

Dream Come True/Crazy for You/Low Ride

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2011年にリリースされたこのセットにはこの3枚が収録されています。

  • Dream Come True (1980)
  • Crazy for You (1981)
  • Low Ride (1983)

アルバム「ドリーム・カム・トゥルー(Dream Come True)」より「ドック(Doc)」を紹介します。
この曲は日本テレビ系列で放送された朝のワイドショー「ルックルックこんにちは」のテーマ曲として使用され、聴かれた方も多いのではと思います。

アール・クルー(Eral Klugh) | ドック(Doc)
https://www.youtube.com/watch?v=Jmdj7zdVHJ8  (YouTube)

Finger Paintings/Heart String/Wishful Thinking

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2012年にリリースされたこのセットにはこの3枚が収録されています。

  • Finger Paintings (1977)
  • Heart String (1979)
  • Wishful Thinking  (1984)

アルバム「Finger Paintings」より「ドクター・マクンバ(Dr. Macumba)」を紹介します。
私はBLUE NOTEより「デイヴ・グルーシン」のプロデュースによりリリースされたファースト・アルバム、初めて聴いたセカンド・アルバム、そしてこのサード・アルバムが思い出も深く大好きです。

アール・クルー(Eral Klugh) | ドクター・マクンバ(Dr. Macumba)
https://www.youtube.com/watch?v=xi73VOh-EXY  (YouTube)

Late Night Guitar/Two of a Kind (With Bob James)/Nightsongs

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2013年にリリースされたこのセットにはこの3枚が収録されています。

  • Late Night Guitar (1980)
  • Two of a Kind (with Bob James) (1982)
  • Nightsongs (1985)

アルバム「Late Night Guitar」より「プラターズ」のヒット曲「煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)」のカバーを紹介します。
このアルバムを最初に聴いた時は今までのサウンドと違い驚きましたが、アルバムのタイトルのとおり「Late Night(深夜)」に聴くのに良いかと思います。

アール・クルー(Eral Klugh) | 煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)
https://www.youtube.com/watch?v=7-u69MVoQKw  (YouTube)

他にも紹介したいアルバムもありますが、この4組のセットはアール・クルーを聴くのにはお勧めかと思います。
他にもCDで聴きたいアルバムがあり、私もですが、今年2014年もこの3in1のシリーズがリリースされるのを期待するファンも多いのではと思います。

*編集部注:3in1とは、オリジナルアルバムを3タイトルを1セットにして、期間限定生産される3枚組CDのこと。2枚組CDの場合は2in1と呼ばれる。

LA仕込みのエンターテイナー「デイヴ・コーズ」


デイヴ・コーズ(またはコズ、Dave Koz、本名:David Kozlowski、1963年 -)を最初に知ったのは、東京JAZZと女性ピアニスト~ジャズ細うで繁盛記(2)でも紹介した2006年の東京JAZZのステージでした。
その時の映像があります。こんな登場の仕方でした。

Dave Koz|Honey-Dipped
http://www.youtube.com/watch?v=Q2gXJFyVJVI (YouTube)

奮発した甲斐があって比較的前の方の席で観ることができ、この時の雰囲気は良く記憶に残っています。この日のステージを選んだのは他の出演者が目的でしたが、デイヴ・コーズのステージが特に印象的でした。
その豊かなサービス精神とエンターテーメント性と共に楽しい演奏に引き込まれました。当日の彼のグループのメンバーは次の通りです。

Member:
デイヴ・コーズ(Dave Koz)
[Saxophone]
ブライアン・シンプソン(Brian Simpson) [Keyboard]
トニー・メイデン(Tony Maiden)[Guitar]
ビル・シャープ(Bill Sharpe)[Bass]
スティーヴォ・シアード( Stevo Theard)[Drums]

後で知ったことですが、この年に出演したグループ(他には、チック・コリアやラリー・カールトンなど著名どころも多い)の中でも一番の支持を得ていたとの事です。私もそうですが、この時のステージを観てファンになったという人も多いようです。

デイヴ・コーズはカリフォルニア州ロサンゼルスの出身で大学(UCLA)卒業と共にミュージシャンの道に進んでいます。
スムースジャズ(Smooth Jazz)或いはフュージョン(FusionJazz Fusion)のサックス奏者として、その豊かなエンターテイメント性によりアメリカでも人気があるようです。
彼のライブパフォーマンスの映像があります。代表曲の「Together Again」の2012年ジャカルタのジャズ・フェスにおける映像です。

Dave Koz|Together Again (Live at Java Jazz Festival 2012)

その彼の初ライブ盤CD「Dave Koz: Live at the Blue Note Tokyo」があります。2011年のブルーノート東京icon(港区南青山)での演奏を収録したもので、今年のグラミー賞にもノミネートされました。
当然、映像で紹介した2曲もこのライブ盤に含まれています。

Dave Koz: Live at the Blue Note Tokyo

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彼の新たなプロジェクトとして、今年6月リリースのアルバム「Dave Koz and Friends|Summer Horns」があります。

Summer Horns

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このアルバムではミンディ(Mindi Abair、1969年 -)、ジェラルド・アルブライト(Gerald Albright、1957年 -)、リチャード・エリオット(Richard Elliot、1960年 -)といった名だたる4人のサックス奏者によるアンサンブルの祭典といった趣です。4人共にLA育ち(リチャード・エリオットだけが生まれがイギリスで3歳で移住、他の3人は生まれもLA)のLA仕込みのプレーヤーと云えます。

このアルバムによるツアーとしてボストンで7月14日に行われた野外ライブの映像があります。アルバム収録の「Take 5」と「25 or 6 to 4(邦題:長い夜)」といった良く知られた曲です。

Dave Koz and Friends Summer Horns|Take 5 & 25 or 6 to 4
http://www.youtube.com/watch?v=zFJ8ysi8Pf4 (YouTube)

そして近々、東京で彼のライブが行われます。10月26日のすみだトリフォニーホールicon(東京都墨田区)と27日、28日のブルーノート東京icon(東京都港区)です。トリフォニーホールでは新日本フィルハーモニー交響楽団を従えての演奏もあるとのことで、そのチラシ(PDF)には次のように謳われています。

-デイヴ・コーズ シンフォニック・スペシャル・ナイト-
ただひたすらに酔いしれる~稀代のエンターテイナー、デイヴ・コーズ。日本初、オーケストラを従えた華麗なるステージついに実現!

チケットぴあ一般発売 | デイヴ・コーズ シンフォニック・スペシャル・ナイト | 2013/10/25(金) | すみだトリフォニーホール 大ホール(東京都)icon 一般発売 | デイヴ・コーズ(sax) | 2013/10/26(土) ・ 2013/10/27(日) | ブルーノート東京(東京都)icon

因みに、2006年の東京JAZZ(日曜の昼「テーマ:Blue Note meets 東京JAZZ」)に出向いた一番の目的はアシッド・ジャズ(Acid Jazz)で有名な英国のインコグニート(Incognito)でした。こちらも圧巻のステージであったことは云うまでもありません。東京JAZZの時のものではありませんが、その時にも演奏された「Always There」のライブの映像があります。

Incognito|Always There
http://www.youtube.com/watch?v=CTdR6BrRvX8 (YouTube)

Always There-the Best

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Incognito

100円で手に入れたブルーイ直筆サイン入レコード

インコグニートを率いるJP’ブルーイ’モーニック(通称:ブルーイ、Bluey)の直筆サインの入ったプロモーション用レコードをmonologが入手した経緯は以前ジャズ・フェスの季節(1)「モントリオール」で紹介しましたが、無事ボストンにある彼のスタジオのコレクションの仲間入りを果たしたようです。

既に当ブログでも推薦しているように、monologの新譜が10月16日にメディア・ファクトリーのmonolog専用レーベル「mono-phonics」からリリースされます。一人で全楽器を演奏するのは「monolog|Re:Live – Jazz meets HIP HOP CLASSICS」の時と同じですが、今回も演奏は全楽器一人で手掛けたようです。monolog色全開の生音ソウルが響いてくるアルバム「monolog|17 Living Souls」はソウルやファンク好きへの彼からの挨拶状かも知れません。
タワレコ新宿15周年タイアップのタワーレコード新宿店では、特設ブースが設けられ既に先行販売が始まりました。

 

タイトル未定

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Re:Live – JAZZ meets HIP HOP CLASSICS

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桜島と太陽とサクソフォン~「篤姫」の故郷を訪ねて


NHK連続テレビ小説「純情きらり」(関連の記事(1)(2))でヒロインの有森桜子を演じた宮崎あおいですが、2年後の2008年にはNHK大河ドラマ「篤姫」で、主人公の篤姫役演じることになりました。大河ドラマの主役としては歴代最年少(22歳)でした。

大河ドラマ 篤姫
http://www.youtube.com/watch?v=cX_5zUmK2os (YouTube)

NHK大河ドラマ 篤姫-総集編-DVD-BOX

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このドラマの主人公「篤姫」(出家後の戒名による通称は天璋院)は、薩摩藩島津家の一門に生まれ、島津本家の養女となり、江戸幕府第13代将軍徳川家定の御台所(将軍の正室)となった人物です。
18歳までは生まれ故郷の鹿児島で過ごしましたが、家定に嫁いで以降は生涯を通してその故郷に戻ることはなかったそうです。

尚、この大河ドラマの音楽は、鹿児島出身の作編曲家の吉俣良(よしまたりょう、1959年 -、鹿児島市出身)が担当しています。

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その篤姫の故郷である鹿児島を私が訪れたのは昨年の6月でした。Yuki Monolog Kanesaka(当時は”monolog“呼称は未使用)の参加したライブ鑑賞を兼ねての旅でした。

 Special Live 2012 in Kagoshima
at JJ CALL’N JUNE 24th (Sunday)

Member:
Ami(中園亜美) [Saxophone]
Patriq Moody [Trumpet] ※バークリー音楽大学出身。日本で活動中。
Yuki Kanesaka [Keyboard]
平田みずほ [Bass]
大久保重樹 [Drums]
Mamino [Vocal]
Mao [Vocal]
Guest:種子田博邦 [Keyboard]

篤姫と同郷のサックスプレーヤーAmiこと中園亜美(なかぞのあみ、1986年 -、鹿児島市出身)の謂わば「故郷凱旋」のライブでした。
彼女は洗足学園音楽大学のジャズ科を経て、バークリー音楽大学で学んでいます。特に、スムースジャズ(smooth jazz)については、その分野で著名な奏者であるウォルター・ビーズリー(Walter Beasley、Berklee公式ページ)に師事したとのことです。

そんな彼女のライブにおける演奏の様子を確かめて下さい。Yuki Kanesakaとの共作による「25~Decades~」という曲です。彼女の25年間の想いが伝わってくる筈です。ソプラノ・サックス(soprano saxophone)の音色が心に響きます。

Ami Nakazono|25~Decades~ (Special Live 2012 in Kagoshima)
http://www.youtube.com/watch?v=XLbuMXuwcoI (YouTube)

Live

ライブの模様

当日のライブ中のMC(演奏の合間の話)で彼女は、「バークリーに進むキッカケはメイシオ・パーカー(Maceo Parker、 1943年 – )に影響されたことだった」と話していましたが、メイシオの「Shake Everything You’ve Got」といったファンキーな曲も楽しませてくれました。急遽、彼女のアルト・サックス(alto saxophone)でYuki Kanesakaが加わり、アルトとソプラノそしてトランペットの入った演奏では会場全体が盛り上がりました。

その日のソプラノ・サックスを使った彼女のオリジナルで「ソレイユ(soleil、フランス語で太陽)」という曲がありました。彼女の幼なじみの赤ちゃんに捧げた曲とのことです。こちらはミュージック・ビデオがあります。

Ami Nakzono|Soleil

紹介した2曲を含めた5曲収録のミニアルバム「Ami Nakzono|Musiq is Love」のMP3ダウンロードがあります。

Musiq is Love

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当ブログで以前紹介した横沢ローラとのツーマンライブが11月9日に渋谷のUNDER DEER LOUNGEiconであるようです。そしてワンマン・ライブが来年の1月27日に渋谷のJZ Brat SOUND OF TOKYOiconで行われる事が決まったそうです。詳しくは、こちらをご覧ください。

その彼女の参加したプロジェクトに、鹿児島県霧島市の110年の歴史を持つ「嘉例川(かれいがわ)駅」を歌った「嘉例川だより」があります。嘉例川の郷愁にソプラノ・サックスが良く似合います。

彼女のライブにゲスト出演した種子田博邦(たねだひろくに)が編曲とピアノを担当しています。

嘉例川だより

作詞、作曲:恩田由紀子(鹿児島県霧島市立中福良小学校教諭)
編曲、ピアノ:種子田博邦(たねだひろくに、公式ブログ)
ソプラノサックス:中園亜美
唄:山下まさえ
唄:小城勝一
※CD販売は自費出版物のネットショップ「木端堂書店」で扱い中。嘉例川だよりのページはこちら

尚、中園亜美はバークリー卒業後はアメリカに留まり、ニューヨークを拠点に活動していたようですが、最近は東京に活動拠点を移したようです。東京でのライブも増えるようなので彼女の公式ページ(AMINAMUSIC)でチェックしてみて下さい。

Sakurajima

城山から桜島の眺望-雨模様の日-

Machimeguri_Bus

まち巡りバス

さて、篤姫の故郷である鹿児島の観光の方ですが、滞在期間中は生憎の雨模様で桜島もすそ野辺りしか見ることはできませんでした。

 

 

 

しかし、ライブ会場では素晴らしい太陽(Soleil)に巡り会いましたが、観光の間は太陽との出会いは残念ながらありませんでした。

 

 

Kagoshima_Suizokukan

かごしま水族館

Sakurajima_Ferry

桜島フェリー

 

 

そんな天候に恵まれなかった時は「かごしま水族館」がお薦めかも知れません。

 

 

 

 

眼前の桜島の眺望(すそ野だけでも)と共に錦江湾から南西諸島の珍しい生き物に出会うことができます。

 

 

 

秋の彼岸も過ぎ、漸く秋らしい気配が色濃くなってきました。そして秋の夜長のこの時期には、お酒を飲みながらソプラノ・サックスの音色に耳を傾けるのも乙なものです。
ロングトーン(循環呼吸)による管楽器演奏のギネス公式記録保持者のケニー・G(Kenny G、正式名 Kenneth Gorelick、1956年 -)と、鹿児島(奄美大島)生まれの黒糖焼酎「れんと」がお薦めです。「れんと(lento)」とは音楽記号で「ゆるやかに」と云う意味です。名曲を3ヶ月以上聴かせて熟成する「音響熟成」により製造されているとのことです。

Kenny G|Songbird

 

ソングバード~バラード・オブ・ケニー・G

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聞き心地がよいギタリスト「ポール・ブラウン」


ギタリスト・シリーズ (3)

スムーズジャズ(smooth jazz)というジャンルは見聞きはしていたのですが、未だフュージョンとの違いがわからず、ネットや雑誌などで調べたり、さらにフュージョン好きの友人達にも聞くのですがその違いについては「今だ解らず」といった状況です。

ウィキペディアには「1980年代アメリカのラジオ局が使い始めたフュージョンのスタイルの一つで、フュージョン、ポップ・ジャズの流れから派生したスタイルであるフュージョンにR&Bのテイストを混ぜたものが多い。フュージョンに比べ、アドリブパートが少なく、またワン・コードで演奏されることが多い。」と定義されています。しかし、掲載アーティストを見てみると、「あれっ、あのアーティストもこのアーティストもフュージョンとして聴いていたのでは」という方も多く、私はフュージョンの一つと捉えています。

今回紹介するギタリストはそのスムーズジャズを代表するギタリスト「ポール・ブラウン」(Paul Brown)です。
と書いたものの私も名前しか知らず、本格的に聴き始めたのは昨年末の事でした。
たまたま見つけたギタリストのCDが切っ掛けとなりスムーズジャズと呼ばれるジャンルに魅かれました。しかし、インターネットで探していくと初めて聞く名前の方が殆どのため、早速CDを何枚か購入して聴いたみました。
ちなみに購入したアーティストは、以下の5人です。

  • ローン・ローレンス (Rohn Lawrence) (最初に聴いたギタリストです)
  • ノーマン・ブラウン (Norman Brown)
  • ポール・ブラウン (Paul Brown)
  • ロニー・スミス (Ronny Smith)
  • ドゥワイト・シルズ (Dwight Sills)

詳しい方からは「このギタリストはスムーズジャズではない」と言われるかもしれませんが、何れも私好みのギタリストです。
他にも気になるギタリストは多いのですが、私が聴いた中ではやはりポール・ブラウンが一番でした。

ポール・ブラウンの経歴については私も聴き始めて浅いため詳しくはありません。エンジニア、ミキサー、そしてプロデューサーとして、グラミー賞の「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム」を受賞するなど、ギタリストというよりも制作サイドとして活躍し成功します。
プロデューサーとしては「ラリー・カールトン」「ジョージ・ベンソン」「パティ・オースチン」をはじめ多くのアーティストをプロデュースしています。また私は聴いていませんが、「松本孝弘」のアルバム「Strings Of My Soul」にもミックスとして参加しています。

ギタリストとしてのデビューは2004年と遅く、5枚のアルバムをリリースしています。
ギタリストが自らのアルバムをプロデュースしヒットとなり、のちに他のアーティストのプロデュースといったケースはよく聞きます。しかし、ポール・ブラウンはまったくの逆で、ギタリストとしてのデビューが後になりました。ただし、アルバムを聴いていただければ、彼が本当にギターが好きでギタリストとして活動したいんだなと感じます。

ポール・ブラウンの感想としては、コード・スケールの中で弾いていく人なので、生粋のジャズ・ギタリストの匂いはなく、強いて言えば、「ポップス系のスタジオ・ミュージシャンが、大好きなインストゥルメンタルを弾いてしまいました」という風に感じました。
そのため、ソロフレーズの中にもチョーキングがチョコチョコ出て来ます。それも、かなりしっかりしています。「ジャズギターにチョーキングはご法度?」などと書かれているのを目にしますが、ジャズ・ギタリストでしたら、もっと安直なチョーキングになってしまうのでは…そんな感じです。

またソロの組み立てが非常に良く、もう少し聴きたいところでテーマに戻るなどは私のようにギターをメインとして聴く者だけでなく、普通のリスナーの事をよくわかっていると思います。
先に私が聴いたギタリストを挙げましたが、やはりテクニックを聴かせようとソロを弾きまくる方もいました。
ここがポール・ブラウンの良さで、プロデューサーとしての経験からも自分の曲の構成がよく分かって弾いているのではと思います。

そしてポール・ブラウンの1番の強みは、メロディ、フレーズのセンス(日本人に好まれるのでは)の良さと全体の構成をリスナーの視線で見ることが出来ることだと思います。

スムーズジャズは演奏テクニックをひけらかすよりも、曲重視ではないかと思います。

アルバム・リスト

  • Up Front (2004年)

Up Front

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Paul Brown | Moment By Moment
http://www.youtube.com/watch?v=smHsvbYd3J0  (YouTybe)

  • The City (2005年)

City

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Paul Brown | Hello Again
http://www.youtube.com/watch?v=lFDBeA3gIP8  (YouTube)

  • White Sand (2007年)

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  • Love You Found Me (2010年)

Love You Found Me

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  • The Funky Joint (2012年)

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Paul Brown | The Funky Joint
http://www.youtube.com/watch?v=BzuZFc-1VS4  (YouTube)

Paul Brown | Mountreux
http://www.youtube.com/watch?v=0l7OKlLW1dE  (YouTube)

まだまだスムーズジャズは聴き始めたばかりの私ですが、まだ聴いていないギタリストも多く、入り込んでしまいそうです。