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想い出の地・サンフランシスコ


先日、サンフランシスコに1年半住んでいた方と話をしたら、サンフランシスコがとても懐かしくなりました。
私が以前勤務していた会社の本社は、サンフランシスコから自動車で南に2時間位の場所にあるサンタクルーズの隣町にありました。サンフランシスコには出張で行くこともあり、いろいろ想い出が多い街です。
ホテル「ウェスティン・セントフランシス・サンフランシスコ・ユニオンスクエア」のバーでドライ・マティーニを飲むと、何か大人の洒落た男になれたような気分になる…と思い込んだりしまして。

その時、当然、口ずさむのが、アメリカ西海岸「サンフランシスコ」~「ロサンゼルス」で紹介した「想い出のサンフランシスコ」(I Left My Heart in San Francisco) です。

トニー・ベネット(Tony Bennett)|「想い出のサンフランシスコ」(I Left My Heart in San Francisco)
https://www.youtube.com/watch?v=SC73kdOL5hk (YouTube)

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トニー・ベネットが最初に歌ったのが、1961年12月、サンフランシスコにあるフェアモント・ホテル(Fairmont San Francisco)の「ベネチアンルーム」との事です。そして、ベネットがこの曲について「この曲のおかげで私は世界市民となれた。この曲のおかげで、世界中どこに行っても働いて歌うことが可能となった。この曲のおかげで私は生きていくことができたのだ。この曲は私の人生すべてを変えてしまった」と話しています。
もちろん、多くのアーティストがカバーしています。フランク・シナトラ、ジュリー・ロンドン、ブレンダ・リー、ペギー・リー、イタリア人歌手ミーナ、など。

サンフランシスコは、市内に起伏が多く、車の運転も私のようなものには結構難しいところです。その起伏にそって色とりどりの小じんまりした家並みが、まるでお伽の国のようにファンタジックです。そして、ゴールデンゲートブリッジ、フィッシャーマンズワーフ、もちろん、路面ケーブルカー、といった観光スポットにも事欠きません。また、「卒業」、「ブリット」、「ダーティハリー」で、市内は映画ロケ地としてよく知られています。

そして、この曲も、すぐに思い出しますし、カラオケで良く歌います。

スコット・マッケンジー(Scott McKenzie)|花のサンフランシスコ(San Francisco)
https://www.youtube.com/watch?v=bch1_Ep5M1s (YouTube)

花のサンフランシスコ(ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー)(紙ジャケット仕様)

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スコット・マッケンジーが1967年にリリースした楽曲です。「モントレー・ポップ・フェスティバル」のプロモーションのためにつくられました。
この時代、米国では、ヒッピー文化(反戦を掲げた若者文化、自然と愛と平和とセックスそしてと自由)でおおわれていました。サイケ、マリファナ、そして、スローガンとして「Love and Peace」、「武器ではなく花を」と。その発祥はサンフランシスコからだと言われています。

そして、音楽も「フラワーミュージック」と言われ、原題が「San Francisco」であるこの曲は、日本では「花のサンフランシスコ」という曲名で有名でした。

ちなみに、このモントレー・ポップ・フェスティバル」には、

  • ママス&パパス
  • アソシエイション
  • エリック・バードン&ジ・アニマルズ
  • サイモン&ガーファンクル
  • バーズ
  • ジェファーソン・エアプレイン
  • オーティス・レディング
  • バッファロー・スプリングフィールド
  • ザ・フー
  • ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
  • ママス&パパス

などのメンバーが出演していました。

この頃、深夜放送が大きなブームで、「パックインミュージック」(TBSラジオ)、「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「セイ!ヤング」(文化放送)で、良く聴いていたたミュージシャンたちです。

サンフランシスコといえば、「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」も馴染み深い一曲です。
この曲は、1954年にジェシー・フラー(Jesse Fuller)によってレコーディングされ、 “Working On The Railroad” という6曲入りのレコードに収められていました。

ジェシー・フラー(Jesse Fuller)|サンフランシスコ・ベイ・ブルース(San Francisco Bay Blues)
https://www.youtube.com/watch?v=uBME_J0pf3o (YouTube)

San Francisco Bay Blues

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ジェシー・フラーは 12弦ギター、ハーモニカ、ハイハット、ベース、ピアノなどを一緒に弾く、「ワンマンバンド」のユニークなミュージシャンでした。多重録音の技術も無い時代だったので、一人で全ての音を一度に出していました。ハーモニカはフォークの世界へと引き継がれていますが。すごいです。

その後、ボブ・ディラン(Bob Dylan)、ピーター・ポール&マリー(PP&M)、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、エリック・クラプトンEric Clapton) が歌っています。

エリック・クラプトン(Eric Clapton)|サンフランシスコ・ベイ・ブルース(San Francisco Bay Blues)
https://www.youtube.com/watch?v=1SzP3_K_7EE (YouTube)

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ヒッピーとフーテンの寅さん(1)


バークリー音楽大学があるボストンのマサチューセッツ州をタイトルにしたビージーズ(Bee Gees)のヒット曲があります。
1963年にオーストラリアでデビューし人気を得ていたビージーズが、世界デビューを果たした1967年の「マサチューセッツ(原題:Massachusetts)」です。
この曲は13行の短い歌詞で成り立っています。

Feel I’m goin’ back to Massachusetts,
Something’s telling me I must go home.
And the lights all went out in Massachusetts
The day I left her standing on her own.

Tried to hitch a ride to San Francisco,
Gotta do the things I wanna do.
And the lights all went out in Massachusetts
They brought me back to see my way with you.

Talk about the life in Massachusetts,
Speak about the people I have seen,
And the lights all went out in Massachusetts
And Massachusetts is one place I have seen.

I will remember Massachusetts.

ヒッチハイクで東海岸のマサチューセッツから西海岸のサンフランシスコ(カリフォルニア州)に向かった若者が、その故郷や残してきた恋人を懐かしんで、「マサチューセッツを忘れられない」と歌い上げます。
ビージーズの歌声と共に、その詩をビジュアル化して聴いてみて下さい。

Bee Gees|Massachusetts (with Lyrics)
http://www.youtube.com/watch?v=UxHI7HWT0bA (YouTube)

同じ1967年、当時のサンフランシスコの様子を歌った曲に、「スコット・マッケンジー(Scott McKenzie、1939年-2012年)|花のサンフランシスコ(原題:San Francisco)」があります。

Scott McKenzie|San Francisco
http://www.youtube.com/watch?v=bch1_Ep5M1s (YouTube)

If you’re going to San Francisco
Be sure to wear some flowers in your hair
If you’re going to San Francisco
You’re gonna meet some gentle people there
・・・・・・

こちらは、「サンフランシスコへ行くなら、髪に花を挿しなさい。優しい人達に会えるでしょう。」と、平和と愛を求めて自由な暮らしをする「ヒッピー(Hippie)」の賛歌とも云える内容です。

もう1曲は、この曲の作者でもある、ジョン・フィリップス(John Phillips、1935年-2001年)がリーダーの「ママス&パパス(The Mamas & the Papas)|夢のカリフォルニア(California Dreamin’)」です。

ママス&パパス|夢のカリフォルニア
http://www.youtube.com/watch?v=CIrUwZmueJE (YouTube)

All the leaves are brown and the sky is gray
I’ve been for a walk on a winter’s day
I’d be safe and warm if I was in L.A.
California dreamin’ on such a winter’s day
・・・・・・

この映像は1967年に開かれたモントレー・ポップ・フェスティバル(Monterey Pop Festival)に於けるもののようです。冒頭は近くのサンフランシスコの空港に降りるボーイングB727で始まります。
その詩は「葉は枯葉色、空は灰色、冬の日に散歩なんて。もしロサンゼルスなら暖かいだろう。そんな冬の日にカリフォルニアを夢見る。」と歌っています。
想像するに、ロサンゼルスに移住前のママス&パパスが居た、ニューヨークにおける景色を描いている気がします。

これらのヒッピー・ムーブメント時代の代表曲を、彼らのベスト盤CDで聴き比べるのも良いでしょう。

Bee Gees|Ultimate Bee Gees: The 50th Anniversary Collection

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ママス&パパスやスコット・マッケンジーは、MAHALOさんのダンヒル・サウンドにも登場しています。

春も近づき、そんなカリフォルニアを想像していたら東海岸には歴史的なブリザードが襲来しました。先日のABCニュースです。

Blizzard 2013: Boston Families Brace for Extreme Weather
http://www.youtube.com/watch?v=uore2cCdo60 (YouTube)

という訳で、寅さんの待つ日本(葛飾柴又)へはもう少し時間が掛かります。

ヒッピーとフーテンの寅さん(2)へ続く