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映画「卒業」と「サイモン&ガーファンクル」


先日、テレビで放映された「時計じかけのオレンジ」「太陽がいっぱい」等1970年前後の映画をみて、急に映画「卒業」を観たくなりました。「卒業」は今でもはっきりとストリーが思い出せるほど強い印象を持った映画で、何か「青春との決別」という言葉がぴったりくる映画でした。若さの象徴の「ナイーブさ」と大人の持つ「形式とエゴ」。何かひな鳥の巣立ちにも似た感じです。

そして、映画のストーリー、俳優たちの演技はもちろん素晴らしいのですが、この映画の音楽も強烈でした。
本ブログ卒業の季節にで「サウンド・オブ・サイレンス」(The Sound of Silence)を紹介していますが、「サイモン&ガーファンクル」(Simon & Garfunkel)のこの映画で使われた曲は映像とともに忘れられません。

ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの二人は、1964年にグループディオ名「サイモン&ガーファンクル」でデビューしました。ですので、「サウンド・オブ・サイレンス」は映画卒業の主題歌以前に知っていました。
「サウンド・オブ・サイレンス」は1965年に発売され、ビルボード(Billboard)誌で1966年1月ランキング第1位を獲得しました。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)
https://www.youtube.com/watch?v=4zLfCnGVeL4 (YouTube)

サウンド・オブ・サイレンス

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この曲の歌詞は、全く哲学的で理解はできませんでした。ただ、歌の英語の単語そのものはは解りやすく、意味はわからないけれど良くカラオケでは歌っています。
1965年ごろは、「ボブ・ディラン」の「ライク・ア・ローリング・ストーン」や、「バーズ」の「ミスター・タンブリン・マン」がヒットしていました。「フォーク・ロック」が、はやっていた時代でした。「サウンド・オブ・サイレンス」もまさにフォーク・ロックの代表曲だと思います。

「ミセス・ロビンソン」は、映画の主人公ベンが恋人エレンが結婚することを知り、結婚式の行われる教会に向かって車を走らせるシーンにも使われていたと思います。
初めは軽快なリズムで演奏されていたものが、車がガス欠か何かでエンストするのに合わせて、スローダウンして止まってしまう、というように、シーンに併せて演奏されていました。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|ミセス・ロビンソン(Mrs. Robinso)
https://www.youtube.com/watch?v=Pl30j68Ffo8 (YouTube)

サイモン&ガーファンクルのすべて

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アン・バンクロフトが演じたロビンソン夫人は、まさに青年の純な「青春」を卒業させた元凶で、演技はまさに強烈でした。ベンを誘惑しているときはとてもなまめかしく魅力的で、別れ、そして娘との交際を阻む時は、凄く醜悪な姿で映っています。素晴らしい女優ですね。
そして、この「ミセス・ロビンソン」もすごく乗りのよい曲で、いつまでも記憶に残っています。

スカボロー・フェアが流れるシーンは、エレンがベンからエレンの母親ロビンソン夫人との不倫を告白され、ショックを受け大学に戻って行ったのを、ベンが赤のアルファロメオのオープンカーで追っていくシーンだったと思います。ベンが、エレンを追いかけていく時の、後悔と関係の複雑さ、そしてエレンへの愛等、複雑な気持ちの中エレンのもとに向かうベンの、メローな感じが演奏でよく伝わってきました。

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|スカボロ・フェア(Scarborough Fai)
https://www.youtube.com/watch?v=TfG6MVF6Fzw (YouTube)

サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ

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このスカボロー・フェアの歌詞「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」(parsley, sage, rosemary and thyme)の繰り返しには、次のような意味があるそうです。

現代人にはよく理解できないが、象徴的意味に満ちている。パセリは今日まで消化の助けになり、苦味を消すと言われており、そして中世の医者はこれを霊的な意味としても捉えた。セージは何千年もの耐久力の象徴として知られている。ローズマリーは貞節、愛、思い出を表し、現在でもイギリスや他のヨーロッパの国々では花嫁の髪にローズマリーの小枝を挿す慣習がある。タイムは度胸の象徴であり、歌が書かれた時代、騎士達は戦いに赴く際に楯にタイムの像を付けた。歌での話し手は、4種のハーブに言及することで、二人の間の苦味を取り除く温和さ、互いの隔たった時間を辛抱強く待つ強さ、孤独の間彼を待つ貞節、出来ない仕事を果たす矛盾した度胸を具えた真の恋人、そして彼女がそれらをできた時に彼の元に戻ってくることを望んでいる。

ウィキペディア日本語版

中々、深いです。この意味を知って、映画でこの「スカボロー・フェア」の使われたシーンを思い出すと、いかに映像と曲が融合してこの「卒業」という映画を魅力あるものにしているかあらためて感じました。
繰り返しになりますが、この映画「卒業」は、映画のシーンとバックに流れる「サイモン&ガ―ファンクル」の曲そのものもさることながら、本当にうまく合す形で、まさに一体となって、この映画のシーン、シーンを私たちの記憶に残していると思います。

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マイ・フェイバリット・ビークル・ミュージック


紅葉がゆっくりと関東の平野部に進んでいます。
毎年この時期、明治神宮外苑のいちょう並木(いちょう祭り)に寄りますが、今年はまだ「色づき始め」。早かったです。
今週はまだ近郊の「箱根」「相模湖」「河口湖」辺りが見頃のようです。

関東・甲信地方の紅葉情報 – tenki.jp
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関東・甲信地方の紅葉情報

さて、11月の「お気に入り曲」のテーマは、「乗り物」です。
当ブログ執筆者がお勧めするビークル・ミュージック7曲、飛行機、宇宙船、列車の曲をを紹介します。

マントバーニ(Mantovani and His Orchestra)| 魅惑の宵(Some Enchanted Evening)
https://www.youtube.com/watch?v=uFqT3VVRaD0 (YouTube)

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  • 乗り物といえば、まず飛行機で、「jetstream」 。城達也のナレーションで、アメリカ、ヨーロッパの景色を音楽を聴きながら想像していました。心に残る番組でした。(Hiro)
  • 私は、最近も週1~2回、大沢たかお機長のJetstreamに搭乗しています。(Yama)

ゴダイゴ|銀河鉄道999
https://www.youtube.com/watch?v=WYZg7tZar10 (YouTube)

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宇宙空間を旅する鉄道には、夢でも乗ってみたいものです。しかも、蒸気エンジンだとしたらベストです。乗り物的には宇宙戦艦「ヤマト」より「999」が好きです。(Koji)
チャド&ジェレミー(Chad and Jeremy)|朝の雨(Early Mornin’ Rain)
https://www.youtube.com/watch?v=h5_sGYoy4Nc (YouTube)

遠い渚(紙ジャケット仕様)

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  • 「9番滑走路のはずれ、大きな707が出発の準備」ボーイング社の最初の大型ジェット旅客機B-707ですね。ゴードン・ライトフット(Gordon Lightfoot)のオリジナルで多くのグループのカバーがありますが、最初に耳にしたチャド&ジェレミーが今でも懐かしいです。(Koji)
  • 「朝の雨」と書いて、「あしたのあめ」という邦題ににしたセンスもすきです!初めて聴いたのは、kojiさんの家でした。私もしっかり「チャド&ジェレミー」でおぼえています。(Hiro)
  • 私もこの曲は大好きです。この曲は「城田じゅんじ(ザ・ナターシャ・セブン)」の「Soft Shoes」というアルバムで聴いたのが今でも印象に残っています。(MAHALO)

ザ・ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)|ロング・トレイン・ランニン(Long Train Running)
https://www.youtube.com/watch?v=JrsJUsjid-Q (YouTube)

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  • 今回のテーマ「乗り物」で真っ先に思いついたのがこの曲です。アルバム「キャプテン・アンド・ミー」で聴くのも良いですが、やはりこの曲はライブのノリで聴くのが最高です。なかでも「ライヴ・アット・ウルフ・トラップ」のBlu-ray盤は画質、音とも良くお勧めで、今でもよく見ています。(MAHALO)

フィフス・ディメンション(The 5th Dimension)|ビートでジャンプ(p, Up and Away)
https://www.youtube.com/watch?v=fDRjiQlNpew (YouTube)

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  • 飛行機で思い出すのがこの曲です。今は無き「TWA]や「PAN AM」といった航空会社のCMで使われたのが切っ掛けかもしれませんが、「PAN AM」や日本では「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」と飛行機がらみのドラマでも使われるなど飛行機といえばこの曲かと思います。久しく飛行機には乗っていませんが。(MAHALO)
  • 「パンナム」は1985年に日本路線を撤退したので、既に郷愁の域に達していますが、この曲はやはり航空業界の代表曲です。(Yama)

バリー・ホワイト&ラブ・アンリミテッド・オーケストラ(BARRY WHITE & Love Unlimited Orchestra)|愛のテーマ(Love’s Theme)
https://www.youtube.com/watch?v=8YS7sWCG_ZE (YouTube)

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  • この曲はキャセイパシフィックのCMに使われた事もあり、旅番組のBGMでもよく耳にするなど、飛行機の定番曲かと思います。聴く度に何処かに行きたくなるのは私だけでしょうか。(MAHALO)
  • 曲のイメージはまさしく「雄大な大空への飛翔」といったところでしょうか。(Koji)

太田裕美|さらばシベリア鉄道
https://www.youtube.com/watch?v=BcHQh6qjyqQ (YouTube)

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お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

「高田渡」の歌に思うこと


はっぴいえんど(大滝詠一、細野晴臣、鈴木茂、松本隆)」を一番最初に評価したのは、「高田渡」だったとの事です。(大滝詠一談)それは、1970年ごろに、「はっぴいえんど」が「ロック」に「日本語の歌詞」を載せて歌う試みを始め、日本の新しい音楽の方向を模索していたからだとの事です。

そして、そのころ「はっぴいえんど」は「高田」のライブのバックバンドをしてたり、高田が1971年にリリースし、一番売れたアルバム、「ごあいさつ」の中の曲のバック演奏も担当していました。

「ごあいさつ」からシングルカットされた「しらみの旅」は、「高田渡+はっぴえんど」のヒット曲です。「流浪の旅」を原曲に、すでに替え歌としてあった元歌は、明治・大正の演歌師「添田 唖蝉坊(そえだ あぜんぼう」の「しらみの旅」。それがあまりにも暗い曲なので、明るいマウンテンミュージックの「弾丸列車 ワダッシュキャノンボール(Wabash Cannon Ball)」のメロディに乗せて、かつ「チャックべりー(Chuck Berry)」のリズムに変えて歌ったのが、「しらみの旅」との事です。

高田渡+はっぴいえんど|しらみの旅
https://www.youtube.com/watch?v=9g6rmzpvp8Q (YouTube)

ごあいさつ

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「流浪の旅」は何故か、そのメロディをおぼろげながら覚えています。東海林太郎(昭和初期の歌手)や鶴田浩二(戦後の東映映画の主要な俳優)がカバーして歌っていました。
高田の「しらみの旅」は、フォークロックの曲調でとても乗りやすく、今聴いても全く時代の異和感は感じません。

高田渡は、日本を代表する「フォークシンガー」一人だと思います。1949年生まれで、56歳で他界しています。高田の書く曲の歌詞は、シニカルではありますが、決して冷笑的、嘲笑的ではありません。極めて真実を衝いた普遍的な詩となっています。そして、その詩をアメリカの伝統的フォークソングの曲に乗せて歌っています。高田は、「歌とは」の根本に、「歌は、床下からでてくる」という思想、「長く歌われる歌は、宣伝で無理やりヒットさせた曲では無く、ましてや国や支配している側が無理やり流行らせるものでも無く、自然と、人々の中で歌い継がれていく歌である」という哲学的思想にも似た考え方をもっていました。その事が亡くなって10年経ちますが、今でも高田の歌を聴く多くの人を魅了し続けている原点になっているのではと思います。

高田渡|自衛隊に入ろう
https://www.youtube.com/watch?v=mOwvbjEge_I (YouTube)

GROOVIN’昭和!4~自衛隊に入ろう

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マルビナ・レイノルズ(Malvina Reynolds)の「アンドーラ」という曲が原曲です。1969年4月にURCレコードより発売されました。
歌詞の内容は「自衛隊」を風刺し皮肉が込められていますが、嘘か本当か、防衛庁から、自衛隊のPRソングと使いたいとのオファーがあったとの事でした。一時、日本民間放送連盟が要注意歌謡曲に指定し放送禁止歌となりましたが、現在では放送禁止の扱いではありません。
2015年の今、「自衛隊に入ろう」を聴くと、歌詞が皮肉に聴こえなく、まさに真面目に自衛隊の入隊キャンペーン・ソングとして聴こえてしまいます。ここ40年で時代、世の中が大きく変ってしまったように思います。

高田渡|夕暮れ
https://www.youtube.com/watch?v=5R6nj3cBCfI (YouTube)

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この詩がすごくいいです。

夕暮れの町で ボクは見る
自分の場所からはみだしてしまった
多くのひとびとを
夕暮れのビヤホールで ひとり一杯の
ジョッキーをまえに 斜めに座る
その目がこの世の誰とも 交わらないところをえらぶ
そうやってたかだか 三十分か一時間

雪の降りしきる夕暮れ ひとりパチンコ屋で
流行歌の中で 遠い昔の中と
その目は厚板ガラスの向こうの 銀の月を追いかける
そうやって たかだか 三十分か一時間

たそがれがその日の夕暮れと 折り重なるほんのひととき
そうやってたかだか 三十分か一時間

夕暮れの町で ボクは見る
自分の場所からはみだしてしまった
多くのひとびとを

世の中のしがらみから逃避したくなるひととき、夕暮れ。
酒の力を借りて、やりきれなさから、ほんのわずかな時間解放されたくなる。
そして、まわりには自分のような人たちでいっぱい。

歌った後の、「どうもありがとうございました」が暖かいですね。

同世代の男性シンガー「村下孝蔵」「浜田省吾」「小椋佳」


堺屋太一が通産省の役人の時、戦後ベビーブーマーの世代を「団塊の世代」と呼び、その後は日本の変遷、そして多いがゆえにフッション、音楽、文化などを常にリードして、いつも戦後日本の中心にいる世代になりました。
中学・高校を卒業して就職した者たちは「金の卵」とよばれ、大学生となった者たちは、「学生運動・全共闘」として反戦、大学改革で理想を求めた激しい反体制運動に参加しました。
その嵐の後、所謂落ちついて、就職・結婚すると「ニューファミリー」とよばれ、それまでの家族主義を捨て、核家族として企業に忠誠を誓い、そして「バブル景気」に翻弄されます。
「バブル崩壊」とともにその勢いに陰りが差し始め、忠誠をつくした企業からは「リストラ」という苦い仕打ちを受け、今は、老人となった「団塊の世代」。
その一団に今後、年金を支払い続ける、病気への保険、老後の福祉、介護など、その社会資本の急増は、数多くの大きな社会問題を抱える世代となってしまいました・・。・

その「団塊の世代」より少し若いのですが、ほぼ同世代といってもよいミュージシャンで、この良くも悪しくも「団塊の世代」のもつナイーブな面を歌にしている、この3人がすごく好きなミュージシャンです。

  • 村下孝蔵

まずは、村下孝蔵(むらしたこうぞう)は1953年に熊本県に生まれています。そして、この時代の多くの若者が経験している、「エレキギター」、「ザ・ベンチャーズ」に凝って、ギターから音楽の世界に入っていきます。
そして、46歳という若さで亡くなっています。「ザ・ベンチャーズ」のメンバーとは交友が深く、特にベーシストのボブ・ボーグルは村下 孝蔵の通夜にも参列しています。
ヒット曲は、「初恋」「踊り子」「ゆうこ」「陽だまり」があります。
ある時期、私は「踊り子」を毎晩のようにカラオケで歌っていました。

村下孝蔵|踊り子
https://www.youtube.com/watch?v=oChkL_Gb_AQ (YouTube)

村下孝蔵 ベスト 初恋 かざぐるま ゆうこ 春雨 少女 踊り子 ロマンスカー 夢のつづき 陽だまり 花れん 松山行フェリー この国に生まれてよかった DQCL-2117

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バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから
つまさきで立ったまま 君を愛してきた
表紙のとれてる愛だから かくしあい
ボロボロの台詞(セリフ)だけ 語り合う日々が続き
つまさきで立ったまま 僕を愛してきた
狭い舞台の上で ふらつく踊り子
かけひきだけの愛は 見えなくなってゆく
つまさきで立ったまま 二人愛してきた
狭い舞台の上で ふらつく踊り子
若すぎたそれだけが すべての答えだと
涙をこらえたまま つまさき立ちの恋

この愛、恋の表現はまさに、「団塊の世代」以前の人たちしかわからないし、また、このような愛・恋の形を欲していたのでは・・・

  • 浜田省吾

浜田省吾(はまだしょうご)は、1952年生まれです。
ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いて音楽に目覚め、高等学校時代はバンドを組んだり、新聞部に所属したり、生徒会役員となって学生運動に参加したりしていたとの事です。まさに「団塊の世代」の多くの人たちと同じ行動パターンです。

本ブログのマイ・フェイバリット・カラオケ・ソング 2014 男性編マイ・フェイバリット・スノー・ソングで紹介させていただいていますが、浜田省吾の歌は好きな歌が多くあります。
中でも、1976年4月のシングルでソロデビュー曲「路地裏の少年」も大好きな曲の一つです。

浜田省吾|路地裏の少年

The History of Shogo Hamada―Since 1975

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ああさよならの意味さえも知らないで
ああ訳もなく砕けては 手のひらから落ちた
あれは おれ16 遠い空を
憧れてた 路地裏で

アルバイト 電車で横浜まで帰る頃は午前0時
古ぼけたフォークギター窓にもたれ覚えたての「風に吹かれて」
狭い部屋で仲間と夢描いたいつかはこの国 目を覚すと
ああ裏切りの意味さえも知らないでああ 訳もなく砕けては 手のひらから落ちた

家を出て 初めて故郷の母に
元気ですと 書いた手紙
恋に落ちて 戸惑う熱の中でいつしか二人で過ごす
夜毎にああ やさしさの意味さえも知らないで
あれは おれ21 細い肩を抱きしめてた 路地裏で

届かぬ想いに 胸を痛めてああ 今日もまた呼ぶ声に応えては
今はおれ22 初めて知る行き止まりの 路地裏で

  • 小椋 佳

まさに「団塊の世代」の小椋佳(おぐらけい)は、1944年生まれです。
もう経歴は有名なのでご存じの人も多いと思いますが、東京大学法学部卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し本店財務サービス部長などを歴任するエリートサラリーマンでした。で、副業として音楽活動を行っていました。

Wikipediaの「デビュー経緯」の項がとても面白かったので転載させていただきます。

1966年、寺山修司がDJをしていたラジオ番組の「5分間なんでもコーナー」で自作の歌を歌う。
これが縁で、寺山が企画していた天井桟敷のLP『初恋地獄篇』に歌手として参加。
これを聴いた日本グラモフォン(後のポリドールレコード)の新人プロデューサー・多賀英典は、
声のイメージから美少年だと思って会おうとしたところ、「初恋- 」の関係者から「やめた方がいいよ。彼は東大のエリート銀行員だし、なんと言っても歌手という感じじゃないし⋯」と断られたと回想している。
“喫茶店で待っていたらやってきてさ。一目見てなんと言って断ろうかと思った(笑)。 ”
                              —多賀英典
“銀行員で結婚していて、とても歌手という風貌ではないので、どう断って帰ろうかとそればかり考えた。 ”
                              —多賀英典
“当時はアイドルにしろ歌手にしろ必ずテレビで売るから容貌が悪いのは問題外だったんだよね。 ”
                              —多賀英典
“小椋君が「『初恋地獄篇』の曲、僕の曲じゃないんだ。僕の曲、聞いてくれる?」というので断るわけにもいかず聞いたら、思わず「この曲、私がなんとかするから私にくれ!」と叫んでいた。すごく興奮したことを覚えている。その曲が「しおさいの歌」だった。”
                              —多賀英典
“小椋佳を歌手デビューさせるわけにもいかないので、小椋君の曲を歌える歌手を探していたら、彼が銀行の米国研修に行くことになったのでしかたがなく本人でいくことにした。 ”
                              —多賀英典

小椋佳|しおさいの詩
https://www.youtube.com/watch?v=sQODHalzBW8 (YouTube)

小椋佳 ベスト さらば青春 シクラメンのかほり 愛燦燦 夢芝居 泣かせて 愛しき日々 俺たちの旅 めまい 揺れるまなざし 白い一日 少しは私に愛をください しおさいの詩 PBB-11

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小椋佳の曲は、いろいろな歌手が歌っている曲も自分で歌っている曲も、曲調もさることながら、本当に言葉を大切に扱っている歌詞が好きです。歌詞では、それぞれの曲がストーリーとなって展開する、松本隆の詩も好きですが、小椋佳の詩はその貴族的表現とか、日本語の深さとか、大変感動します。

「しおさいの詩」は、1971年にリリースされた小椋佳のデビューシングルです。ですので、曲、詩の感じがとてもシンプルで初々しい感じを受ける曲で、そして、「団塊の世代」の持つ世界観が滲んでいるように思います。

三人三様ですが、同世代の親しみが理屈なしに感じることができるミュージシャンです。

ワゴン・セールで見つけた「マーク・ホイットフィールド」~「ジェシ・コリン・ヤング」


先日近くにある中古CDショップに行ったところ「中古CD ワゴン・セール」として、棚の陳列とは別に300枚近くのCDがワゴンで売られていました。
どうせ中古ショップでは定番の「スキャットのおじさん」や、少し前にお菓子のCMに出ていた「ロシアの女の子2人組み」などといった物ばかりだろうと覗いてみると、「このようなCDが…」といったものが多く目に入りました。

因みにこのショップはDVDのレンタルがメインで中古CDも販売し、全店舗かはわかりませんが380円までのCDは全てレジにて50円というショップで、このように書けばお判りの方も多いかと思います。

ワゴンのCDは全て50円という事で探してみるとこのようなCDを見つけました。


マーク・ホイットフィールド(Mark Whitfield)

  • マーク・ホイットフィールド

フュージョン、ジャズ系のギタリストは新旧を問わず聴いているつもりですが、このマーク・ホイットフィールドは初めて聞く名前で、購入も「ジャケットにギターの写真」と完全にジャケ買いでした。

早速聴いてみましたがフュージョン(コンテンポラリー、スムース)ありジャズありと1曲目から私好みのサウンドで、一気に全曲聴いてしまう程気に入ったアルバムでした。

私も初めて聞く名前と詳しくないのですが、調べるとジョージ・ベンソンの後押しで1990年代にデビューを飾ったギターの新星と書かれ、最初ベースを弾いていたそうですが15歳でギターに転向、その後バークリーの奨学金を獲得しギターを学び、1987年にバークリーを卒業したのちニューヨークで本格的に活動を開始します。

まもなくワーナー・ブラザースと契約を結びアルバム・デビューとなります。
今回購入したアルバムは3作目との事でした。

マーク・ホイットフィールド(Mark Whitfield) | ストローリン(Strollin’)
https://www.youtube.com/watch?v=dNTmHiPQTSo (YouTube)

私の購入したアルバムは1993年リリースのCDでしたが、調べてみると「JAZZ BESTコレクション 1000 ~モア・セレクション編」の第2弾として2014年3月に再発売となっていました。

Mark Whitfield

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マーク・ホイットフィールド

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このアルバムを気に入り他のアルバムも聴いてみようとセカンド・アルバムの「Patrice」とこのアルバムの次作となる「Tlue Love」を購入しました。何れも完全にジャズ・ギターといった内容で、このアルバムが異色のようですが、フュージョン・サウンドが大好きな私としてはこのアルバムがお勧めです。ただ、どのアルバムもそのテクニックは流石です。

パトリース

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True Blue

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ジョージ・ハワード(George Howard)

  • Nice Place To Be

ジョージ・ハワードは「グローバー・ワシントン Jr.」に見い出され、1982年にデビューとなったソプラノ・サックス・プレイヤーで、10数枚のアルバムをリリースするなど実力者です。

私はレコードは今回紹介のアルバムしか持っておらず他のアルバムは聴いていませんが、このレコードは当時渋谷の輸入レコード・ショップで壁に飾っていた1枚で、購入切っ掛けはジャケットの雰囲気と「シャーデー(Sade)」の「The Sweetest Taboo」をカバーしていたからだったと思います。

このアルバムもCDで聴きたいと思っていたのですが、まさかワゴンの中で見つかるとは驚きでした。

ジョージ・ハワード(George Howard) | No, No
https://www.youtube.com/watch?v=waeTu09zz-M (YouTube)

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なお、残念ながらジョージ・ハワードは1998年に41歳という若さで亡くなってしまいました。

この2枚のアルバム以外にも価格の安さもあり、このようなアルバムも購入してしまいました。

  • Joe Gilman / Joe Gilman
  • Grover Washington Jr, / Anthology Of Grover Washington Jr,
  • Clifford Brown And Max Roach / Stuby In Brown
  • Nat Adderley / Soul Zodiac
  • Michel Polnareff / Le Meilleur De Michel Polnareff (Best)
  • 山下達郎 / Season’s Greetings
  • 布袋寅泰 / Battle Without Honor or Humanity (Single CD)
  • 土岐麻子 / Talkin’

他にも何枚かです。

これだけまとめての購入は「大人買い」と言いたいところですが、なにせ価格からも合計しても新譜1枚よりも安く購入でき、聴きたかったアルバムだけに大満足です。

また、このショップとは別にもう1店舗よく行くショップがあります。
「本の買い取り」といえばお判りかと思いますが、こちらも中古CDを取り扱っています。

このショップは108円、280円、500円のコーナー、そして新作が流れたものなどの高価なコーナーがあります。
高価なコーナーについては何を参考に価格を付けたのかと疑ってしまうような物も多く殆ど見る事もなく、いつも安価なコーナーばかり探しています。
高価なコーナーとは逆に、このCDがこの価格なのとといった物を見つけることもあります。

昨年末でしたがこのようなCDを見つけました。


カンサス(Kansas)

  • Kansas Original Album Classics

カンサスはメンバーの「フィル・イハート」がイギリス留学時に全盛期のプログレッシブ・ロックを目の当たりにし衝撃を受け、帰国後の1974年にカンサスとしてメジャー・デビューとなったアメリカのプログレッシブ・ロック・グループです。

カンサスを初めて聴いたのは学生の頃ですので30年以上も前の事です。
名前は知っていましたが、曲として初めて聴いた曲が「Dust in the Wind(邦題:すべては風の中に)」で、この曲が収録されたレコードは購入しました。
他にも好きな曲があったのですが、この頃はウェスト・コーストばかり聴いていたのか他のレコードは購入とはなりませんでした。

今回購入したのはOriginal Album Classicsシリーズで、このシリーズでリリースされていたのは知っていましたが、まさかこちらのショップで見つかるとはという気持ちでした。
因みに500円のコーナーでした。

カンサス(Kansas) | すべては風の中に(Dust in the Wind)
https://www.youtube.com/watch?v=tH2w6Oxx0kQ (YouTube)

Kansas Original Album Classics

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もう1枚はこのアルバムです。

ジェシ・コリン・ヤング(Jesse Colin Young)

  • オン・ザ・ロード(On The Road)

ジェシ・コリン・ヤングは、はっぴいえんど」の世界で細野と大滝の出会いの切っ掛けとして紹介の「ヤングブラッズ(The Youngbloods )」のメンバーだったアメリカのシンガーソングライターです。
私が聴き始めたのはソロとなってからですが、大好きなアーティストでレコードは何枚か購入しよく聴きました。

今回購入したオン・ザ・ロードはレコードは持っておらず欲しかったアルバムでした。ライブ・アルバムですが、大好きな名曲サンライトから始まり、ホワッツ・ゴーイング・オン/マーシー・マーシー・マーシーとマーヴィン・ゲイのカヴァーを演奏するなどアコースティックの響きの良い名盤かと思います。

こちらも見つけた時はまさかといった気持ちでしたが、ようやく購入することができました。

因みに最初は高価のコーナーにあったようですが、価格シールが何枚も重ねて貼られており、多少傷などは有りましたが、なんと280円のコーナーにありました。

ジェシ・コリン・ヤング(Jesse Colin Young) | サンライト(Sunlight)
https://www.youtube.com/watch?v=_paNk1V7Up8 (YouTube)

オン・ザ・ロード

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今回のような事はめったにないかもしれませんが、皆さんもお近くに中古ショップがありましたら覗いてみてはと思います。
探していたアルバムが見つかるかもしれません。

エヴァ・キャシディの軌跡と奇跡(1)~「イマジン」と「フィールズ・オブ・ゴールド」


フィギュアスケートと音楽と(1)で紹介したエヴァ・キャシディEva Cassidy、1963年2月2日 – 1996年11月2日)ですが、気になるその足跡と残された楽曲を辿ってみました。

カロリーナ・コストナー選手の演目に使われた「エヴァ・キャシディ | イマジンImagine)」をお聴き下さい。
2002年に彼女の3作目のアルバムとしてリーリースされた「Ever Cassidy | Imagine」(Licenced by Blix Records Inc. from Barbara & Hugh Cassidy)のタイトル曲でした。彼女が亡くなってから既に6年近い歳月が過ぎようとしていました。

エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy) | イマジン(Imagine)
http://www.youtube.com/watch?v=DTVsp_q8mxE (YouTube)

Imagine

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彼女自身の弾くアコースティック・ギターに乗せて、その透明感のある歌声が響く様子はまさしく”Imagine”を広げてくれます。
一時期は彼女のボーイフレンドだったというクリス・ビヨンド(Chris Biondo)の持つ、プライベート・スタジオにおける1996年のライブ音源だと思います。それまでの未収録音源を集めたアルバムなので、その評価は分かれるようですが、彼女の一つのスタイルを示す演奏だと思います。

「イマジン」については言うまでもなく、ジョン・レノン(John Winston Ono Lennon、1940年 – 1980年)の代表曲の一つで、数多くのアーティストによってカバーされていますが、このエヴァ・キャシディのカバーもまた訴求力を持った秀作だったと思います。

オリジナルの「ジョン・レノン | イマジン」は1971年にリーリースされています。

ジョン・レノン(John Lennon) | イマジン(Imagine)
http://www.youtube.com/watch?v=dq1z1rkjw-E (YouTube)

イマジン

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さて一方、2002年のソルトレークシティのオリンピックのエキシビションにおいて、ミッシェル・クワン選手が泣きながら演技したと言われる「エヴァ・キャシディ | フィールズ・オブ・ゴールドFields of Gold)」を聴いてみてください。収録アルバムの異なるバージョンがあります。

エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy) | フィールズ・オブ・ゴールド(Fields of Gold)
http://www.youtube.com/watch?v=Mfb4u_BGbak (YouTube)

Songbird

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エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy) | フィールズ・オブ・ゴールド(Fields of Gold)
http://www.youtube.com/watch?v=hKtqTYSOBCg (YouTube)

Live at Blues Alley

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ミッシェル・クワンの演技に使われた演奏は、エヴァ・キャシディの死後に企画され1998年にリリースされたコンピレーション・アルバム「Songbird」からのものだと思います。
しかし、元々の音源はライブ・アルバム「Live at Blues Alley」に収録のものだと推測します。
アルバム「Songbird」には『Remixed by Geoff Gillette』の表記があることから、リミックスによって聴衆の拍手等を編集しているようです。
エヴァの全く関知しないであろうこのアルバムは、その後、英国を発信源として180万枚の大ヒットを記録しています。

原曲はスティングSting、本名:Gordon Matthew Thomas Sumner, CBE、1951年 -、英国ニューカッスル出身 )の名作「フィールズ・オブ・ゴールド(Fields of Gold)」ですが、本家の方も併せて聴き比べて下さい。歌詞の違いも含めて若干趣が異なります。

スティング(Sting) | フィールズ・オブ・ゴールド(Fields of Gold)
http://www.youtube.com/watch?v=PeKE2Z-9HVM (YouTube)

Fields of Gold: The Best of Sting 1984-1994

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そしてエヴァ・キャシディによるこの曲の3つ目のバージョンが存在するようです。グラミー賞の受賞歴も多数あるマイケル・ボルトンMichael Bolton、米国コネチカット州出身、1953年 – )とのデュエット(Duet)が実現しています。

マイケル・ボルトン&エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy & Michael Bolton) | フィールズ・オブ・ゴールド(Fields of Gold)
http://www.youtube.com/watch?v=rtbb3N6H4X0 (YouTube)

デュエッツ

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2011年にリリースされたアルバム「マイケル・ボルトン | デュエッツ」は日本盤も存在します。エヴァ・キャシディの参加した唯一の日本盤かも知れません。これもまた彼女の想像の範囲を超えた、亡くなってから15年後の奇跡と言って良いでしょう。
このアルバムは、他にも様々ジャンルのスターたちとの競演は聴きどころ満載になっています。

さて、エヴァ・キャシディについては、遅まきながらもう少し気になる楽曲について遡及して行きたいと思います。

エヴァ・キャシディの軌跡と奇跡(2)に続く

思い出のドーナツ盤(6)「オーシャン」~「ニール・ダイアモンド」


思い出のドーナツ盤(5)の続き

今回も前回に続き、アメリカ、カナダの曲を紹介します。

オーシャン(Ocean) | サインはピース(Put Your Hand In The Hand)最初の紹介は「オーシャンOcean)」の「サインはピース(Put Your Hand In The Hand)」(1971年)です。

オーシャンもザ・オリジナル・キャスト、マッシュマッカーンと同じカナダ出身の5人組のフォーク・ロック・グループ(ゴスペル・ロックとも紹介)です。
メンバーはカナダ人、アメリカ人の混成ですが、このグループもメイン・ボーカルは紅一点のジャニス・モーガンと女性ボーカルのグループです。

この曲はオーシャンによって大ヒットとなりましたが、オリジナルは当ブロクでも紹介のカナダ出身の女性シンガー「アン・マレー」で、作詞、作曲も「スノーバード」と同じ「ジーン・マクレラン」が担当し、ファースト・アルバムに収録、シングルとしてもリリースされました。
歌詞の内容からもゴスペル・ソング(ポップス)として作られ、楽曲の内容からもオーシャンがカバーしたのではと思います。

また、この曲はオーシャンの他にも原題の「Put Your Hand In The Hand」でYouTubeを検索していたければお判りのように、「アン・マレー」をはじめ、「ダニー・ハザウェイ」「ジョーン・バエズ」、そして「エルビス・プレスリー」などと多くのトップ・シンガーがカバーしていますので、聴き比べてるのも良いかと思います。

カナダでNo.1の大ヒットとなったオーシャンですが、アメリカで売り出したのが「ラヴィン・スプーンフル」をヒットさせた「カーマ・スートラ・レコード」で、解説にも書かれている「お得意のプロモーション」で1971年3月にBillboardで最高2位の大ヒットとなりました。

日本でも大ヒットとなりましたが、邦題名は「サインはピース」となり、ジャケットにも「☮」(ピース・マーク)が描かれるなど、歌詞の「手に手をとりあって…」からも、平和がテーマの曲といった印象がありました。
当時、このマークはグッズ等も多く販売されブームとなりました。あと、「」(スマイル・マーク)も懐かしいですです。

オーシャン(Ocean) | サインはピース(Put Your Hand In The Hand)
http://www.youtube.com/watch?v=AaV9_ZmfJ-E (YouTube)

Put Your Hand in the Hand

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オーシャンはこの曲以降もシングルを何枚かリリースしますが、Billboardを見ても40位以内はこの曲のみで、1975年に解散となりました。


ゼーガーとエバンズ(Zager & Evans) | 西暦2525年(In The Tear 2525)続いての紹介は「ゼーガーとエバンズZager & Evans)」の「西暦2525年(In The Tear 2525)」(1969年)です。

グループ名からもお判りのように「デニー・ゼーガー(Denny Zager)」と「リック・エバンス(Rick Evans)」の2人組みのグループです。
2人ともアメリカ、ネブラスカ州出身で、同じ地元の大学に在学中に結成されました。

当時、ネブラスカやオクラホマ周辺のマイナー・レーベルからリリースされた曲が地元ラジオ局でヒットとなり、やがて大手レコード会社に知れ渡り、大手各社が権利獲得へと動き出します。
その中でRCAレコードの主任プロデューサー、「アーニー・アルトシェラー」が目を付けたのがゼーガーとエバンズで、直接2人交渉するとソング・ライターとしの才能だけでなく、アーティストとしての才能を知り、激しい競争の上獲得し、2人はメジャー・デビューとなります。

全米デビューとしてこの曲がリリースされ、1969年6月にBillboardで1位を獲得、6週連続で1位となる大ヒットとなります。
日本でもアメリカより少し遅れてのリリースでしたが、アメリカでの大ヒットもあり、オリコン・チャートも1位とはなりませんでしたが、11週に渡って10位圏内という大ヒットとなりました。

ゼーガーとエバンズ(Zager & Evans) | 西暦2525年(In The Tear 2525)
http://www.youtube.com/watch?v=maPeQVMAojc (YouTube)

2525 (Exordium Terminus) / Zager & Evans

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残念ながらこの曲が良すぎたのか続くヒット曲も出せず、アメリカでも「一発屋」となり解散となります。


ニール・ダイアモンド(Neil Diamond) | スィート・キャロライン(Sweet Caroline)最後の紹介は「ニール・ダイアモンドNeil Diamond)」の「スィート・キャロライン(Sweet Caroline)」(1969年)です。

ニール・ダイアモンドは私が紹介する必要もないアメリカを代表するトップ・シンガーであり、優れたソング・ライターでもあります。

当時、私もですが友人も好きなミュージシャン、音楽といえば、やはりロックでした。
ただ、レコードを購入するとなると意外にもロックではなく、このシリーズでも紹介のようにポップスが多かったかと思います。
当時、音楽の情報源はラジオであり、もちろんロックもヒットし流れていましたが、洋楽チャートの上位はやはりポップスからかポップスが流れる回数も多く、流行りというだけでポップスのレコードを購入したのかと思います。

当時は今回紹介のニール・ダイアモンドをはじめ、「グレン・キャンベル」、「トム・ジョーンズ」、「エンゲルベルト・フンパーディンク」などもよくよく聴きました。もちろん「エルビス・プレスリー」もその一人です。
今でも彼らの曲がCMやBGMなどで使われるなど耳にする事も多く、聴くと当時を思い出します。

ニール・ダイアモンドについては省略させていただきますが、この人もシンガーとして成功する前はトニー・オーランドと同じ「アルドン・ミュージック」にソング・ライターとして所属し、アーティストへの曲の提供をしていました。
モンキーズの1967年にBillboardでNo.1となった大ヒット曲「アイム・ア・ビリーヴァー(I’m a Believer)」はニール・ダイアモンドの曲です。

私はこの「スィート・キャロライン」でニール・ダイアモンドを知りましたが、当時はこの曲のタイトルや歌詞は気にもせず、曲の良さだけで聴いていたのですが、このキャロラインとは2013年に現在の駐日アメリカ合衆国大使に就任した「キャロライン・ケネディ」がまだ11歳と幼かった頃の印象を歌ったものだと後になって知り、昨年の就任式のニュースなどでもこの曲のエピソードが話題となり、初めてこの事を知られた方も多いのではと思います。
この曲は1969年7月12日にBillboardで最高4位を獲得しています。

また、アメリカではスポーツにおいてもピュラーな曲として使われ、当ブロクのタイトルで、ケネディ大統領のゆかりの地でもあるボストンですが、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイ・パークでは、8回裏の攻撃の前にこの曲が流れ観客が総立ちで歌うなど、レッドソックスの応援歌でもあります。今や絶対的ストッパーとして大活躍の上原浩治投手もこの曲を聴きながら登板の準備をしている事でしょう。
2013年は悲惨なテロ事件がありましたが、事件後の初試合では本人自らが歌ったとの事です。

ではスィート・キャロラインと、2013年4月20日にニール・ダイアモンドが登場したフェンウェイ・パークの模様が映像にありましたので紹介します。

ニール・ダイアモンド(Neil Diamond) | スィート・キャロライン(Sweet Caroline)
http://www.youtube.com/watch?v=NsLyI1_R01M (YouTube)

Neil Diamond Singing Sweet Caroline In FenWay Park 4/20/13
http://www.youtube.com/watch?v=jF__vAm_qRM (YouTube)

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ニール・ダイアモンドはこの曲以降もヒット曲は多く、1970年2月にBillboardで1位となった「クラックリン・ロージー(Cracklin’ Rosie)」や、1972年5月にやはり1位となった「ソング・サング・ブルー(Song Sung Blue)」なども大好きでよく聴いていました。
CDはベスト盤とライブ盤の2枚しか所有していませんが、今でもよく聴くアルバムです。

最後に、今だ一度も来日公演の無いアーティストでもあります。

思い出のドーナツ盤(7)へ続く

新・名盤探検隊のお気に入り(1) 「オーリアンズ」と「ジョン・ホール」


1998年から2000年にかけて「名盤探検隊」というCD復刻シリーズがリリースされました。
タイトルのとおり、過去の名盤をCDとして復刻するといったもので、このシリーズで初CD化となったアルバムもあります。レコードを擦り切れるほど聴いていた方には待ち望んでいたシリーズでもありました。
私も「フィフス・アベニュー・バンド」をはじめ何枚か購入しました。

その名盤探検隊が2013年にリニューアルし、「新・名盤探検隊」としてリリースとなりました。
発売元のワーナー・ミュージック・ジャパンのコメントです。

新・名盤探検隊

帰ってきた名盤探険隊、遂に再出発!
昨年来再結成を計画していた“新・名盤探険隊”がようやく再び素晴らしい音盤を探す旅に出ます。“新・名盤探険隊”は1998年から2000年にかけて好評を博した同名シリーズの リニューアル版で、当時発売になった作品と今回初めて発売になる作品の混成部隊となり ます。
いずれも2013年の現在でも鑑賞に堪えうる優れた作品です。まず21タイトルをリリース、 以後続々と魅力的なタイトルを連続して音楽ファンのもとにお届けします。

このシリーズの第1弾がリリースされたのは2013年4月でした。すでに2014年も6月の第11弾までリリースが決まっています。

今回は新・名盤探検隊から私が購入し、お気に入りのアルバムを何枚か紹介したいと思います。
すでにリリースから1年となるアルバムの紹介など話題としては古いと思われるかもしれませんが、私もリリースされた事は知ってはいましたが、最近になっての購入という事でご理解ください。

オーリアンズ(Orleans)

  • 歌こそすべて(Let There Be Music)(1975年)
  • 夢のさまよい(Waking and Dreaming)(1976年)

最初のアルバムは「オーリアンズ」の「歌こそすべて」と「夢のさまよい」です。

オーリアンズは1972年にニューヨーク州ウッドストックで結成されたグループです。

メンバー

  • ジョン・ホールJohn Hall)/ギター、ノーカル
  • ウェルズ・ケリーWells Kelly)/ドラム、パーカッション、キーボード、ボーカル
  • ラリー・ホッペンLarry Hoppen)/キ-ボード、ギター、トランペット、ボーカル
  • ランス・ホッペンLance Hoppen)/ベース、ボーカル

結成当初はジョン。ウェルズ、ラリーの3人でしたが、まもなくラリーの弟、ランスが参加し4人となります。

オーリアンズというネーミングは、敬愛し影響を受けたミュージシャン、アラン・トゥーサン、ミーターズの活躍の場でもあるニューオーリンズ(New Orleans)にちなんで付けられたそうです(英語発音ではニュー・オーリアンズ)。

大きな地図で見る
ニューオーリンズの音楽に影響を受けたもう1つのグループが「リトル・フィート」で、当時は西のリトル・フィート、東のオーリアンズなどと比較される事もありました。
私もオーリアンズを初めて聴いた時は、曲もですが、演奏、歌声そしてコーラスの心地良さからもウェスト・コーストのグループとばかり思ってました。最初に聴いたダンス・ウィズ・ミーの印象が強いからかも知れません。
逆にロサンゼルスのリトル・フィートのほうがニューオーリンズ色が強いのではと思いました。

オーリアンズも人気とともにアルバム制作やコンサート活動など多忙となりますが、やはり音楽上の意見の食い違いなどが生じ、1977年にはメインであるジョンが脱退し、メンバーを入れ替えたりと活動は継続しますが長くは続かず、1982年に活動を休止します。
休止中にウェルズが亡くなってしまいますが、1986年に初期の3人により再結成となり、現在もアルバムのリリースやコンサート活動を行っています。

オーリアンズのアルバムについてですが、ABCレコードからファースト・アルバムをリリースしましたがヒットとはなりませんでした。続くMAHALO_PIC_O_2セカンド・アルバムにおいてはヨーロッパ、日本(国内盤が少しだけ市場に流れたとの事)のみのリリースで、アメリカでも1974年にリリースを予定していましたが出荷直前に中止となり、幻のアルバムとも言われました。
このセカンド・アルバムを最初にCD復刻したのも日本でした。
私もこのCDを購入しましたが、このアルバムには大ヒットとなるダンス・ウィズ・ミーも収録されています。
また、ジャケット・デザインも当時のオリジナル・ジャケットが使用され、アルバム名には「Dance With Me」と書かれています。

やがてABCレコードからアサイラム・レコードに移籍し、1975年にリリースされたのが「歌こそすべて」で、オーリアンズにとってはサード・アルバムとなります。
収録曲はすべて新録音ですが、セカンド・アルバムから「ダンス・ウィズ・ミー」とアルバム・タイトルでもある「歌こそすべて(Let There Be Music)」が取り上げられています。
2曲ともセカンドと基本アレンジは変わりませんが、ダンス・ウィズ・ミーは間奏にマンドリンやピアニカを取り入れるなど歯切れもよく、ポップなサウンドになったかなと思います。
また、ダンス・ウィズ・ミーもようやくこのアルバムからシングル・カットとなり、ビルボードで最高6位の大ヒットとなります。

オーリアンズ(Orleans) | ダンス・ウィズ・ミー(Dance With Me)
http://www.youtube.com/watch?v=iUor997xP14 (YouTube)

歌こそすべて

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もう1枚の「夢のさまよい」は1976年にリリースされました。
このアルバムからメンバーに「ジェリー・マロッタJerry Marotta)」がドラムとして参加し、ツイン・ドラムとなります。
また、このアルバムからシングル・カットされたスティル・ザ・ワン(Still The One)もビルボードで最高5位を獲得します。

オーリアンズ(Orleans) | スティル・ザ・ワン(Still The One)
http://www.youtube.com/watch?v=0aVgFDEiUlI (YouTube)

夢のさまよい

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ジョン・ホール(Jhon Hall)

  • ジョン・ホールの世界(Jhon Hall)

続いて紹介するアルバムは「ジョン・ホールJhon Hall)」の「 ジョン・ホールの世界(Jhon Hall)」です。

ジョン・ホールは前記のとおり、オーリアンズのリーダー、ギタリストです。

ジョン・ホールはミュージシャンとしての経歴も古く、オーリアンズ結成前も1967年にカンガルーというグループでアルバムのリリースやブロードウェイの劇場への作曲活動などを行い、その後セッション・ギタリストとして活動を開始、タジ・マハール、ジョン・サイモンなどのレコーディングに参加するなど、当時から名ギタリストとして認められ、そのテクニックがオーリアンズでも発揮されます。

今回紹介するジョン・ホールの世界は1977年のオーリアンズ脱退後、1978年にリリースされたソロとしてはセカンド・アルバムとなります。
このアルバムがファースト・アルバムと思われるかもしれませんが、1970年とオーリアンズ結成前にファースト・アルバム「Action」がリリースされています。

アルバムは全曲とも私のお気に入り曲ばかりですが、アレンジではギターを何回も重ねたりとギターの使われ方が良く、やはりギタリストが作ったアルバムだなと思う仕上がりです。

ジョン・ホール(John Hal)| ナイト(Night)
http://www.youtube.com/watch?v=CMLaL7vue8E  (YouTube)

ソロとしてのジョン・ホールですが、1970年代から反核・反原発活動を積極的に行い、ミュージシャンとしては1979年のスリーマイル島の原子力発電所事故が発端となった原発反対運動の1つとして、ニューヨーク、マジソン・スクウェア・ガーデンで開催された「ノー・ニュークス(No Nukes)コンサート」にも参加しています。
そして、このコンサートのテーマともいえるのがサード・アルバム「Power」で、こちらも一度CD化されましたが廃盤となり、中古盤も高価と手が出せず、このアルバムの再発を希望するファンの方は多いのではと思います。

また、ご存知の方も多いかと思いますが、反核・反原発活動からジョン・ホールは政治活動へと進みました。
最初は地元の議員からスタートし、その後2006年11月に行われたアメリカ中間選挙で、ニューヨーク州の19区から民主党より下院議員に立候補し当選となり、2011年まで下院議員を務めています。
そういえば、スティーリー・ダン、ドゥービー・ブラザーズに在籍したギタリスト「ジェフ・”スカンク”・バクスター」も、軍事アナリスト、そしてアメリカ国防総省の軍事顧問となっています。

オーリアンズでも書きましたが、1986年に初期の3人によりオーリアンズが再結成となり、政治活動などで不在となることもありましたが、現在もアルバムのリリースやコンサート活動を行っています。

ジョン・ホールの世界

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新・名盤探検隊のお気に入り(2)へ続く

America vs NSP、そして何故か岩崎宏美


Mt_Fuji富士山の世界文化遺産への登録が間近のようです(フジヤマNAVI)。

約40年程前、当時学生時代を過ごしたアパートの部屋からは、この富士山を見ることができました。
徹夜での麻雀を終えて、朝もやが晴れた後に出現する富士山の眺望は格別なものがありました。特に、麻雀の成績が良かった朝は至福の瞬間(ひととき)でした。

そして、眠気覚ましに飲む淹れたてのドリップ・コーヒーと共に、良く聴いていた記憶があるのがこんな曲でした。

アメリカ(America)名前のない馬(A Horse With No Name)
http://www.youtube.com/watch?v=KLla_valwc0 (YouTube)

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アメリカ(America)は、ジェリー・ベックリー(Gerry Beckley)、デューイ・バネル(Dewey Bunnell)、ダン・ピーク(Dan Peek)のロンドンのアメリカンスクールに通う3人によって結成され、1971年にデビューしています。
全員アメリカ生まれですが、ロンドンに駐留していたアメリカの軍人を父に持つ3人組です。

彼らのアルバム「アメリカ(America)|名前のない馬(原題:America)」を、私の友人が買ったLPレコードからカセット・テープにダビングして聴いていたと思います。何しろ貧乏学生にとって当時2,000円前後したLPレコードは高嶺の花でした。
アパートの近くの定食屋では100円~120円で1食が賄えました。150円も出せばオプション付きの豪華な晩餐でした。しかし、麻雀で負けた時はインスタントラーメンの日々でしたが。

そんな貧乏学生が漸くの思いで揃えたオーディオ・システムは、記憶を辿れば次の構成だったと思います。

  • SANSUIのFM/AMレシーバー(SAX350-D)
  • SONYのステレオ・カセットデッキ(TC-2050SD)
  • CEC(中央電子)のベルト・ドライブのレコードプレーヤー(BD320)
  • FOSTER(現ブランド名:FOSTEX)の小型スピーカー(型式不明)

当然ながら一度に揃えることはできず、帰省から戻る都度、秋葉原に途中下車をして買い増して行ったと思います。スピーカーは1本づつ揃えたため、左右で若干色が違っていました。
尚、記憶の確認には、中古オーディオ専門店「ショップアフロオーディオ」のサイト、「オーディオの足跡」を参考にさせて貰いました。

そんなオーディオ・システムで良く聴いたアメリカですが、当ブログのマイフェバリット・ソングス・シリーズで「お気に入り曲」として紹介した、サイモン&ガーファンクル(S&G)の「スカボロフェア」や、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)の「ティーチ・ユア・チルドレン」と云ったフォーク・ロック系のグループが好みだった私にとって自然な流れだと思います。

朝の爽やかな時間に合う素朴なサウンドが魅力のアメリカですが、そのアルバムがミリオンセラーとなり、1973年のグラミーー賞の最優秀新人賞を受賞しています。その後、オリジナル・メンバーの一人ダン・ピークは1977年に脱退し、2011年に亡くなっています。
そして40年の時が流れ、残りの二人を中心に今もアメリカは健在です。

久々の新曲(Disc1)と過去のヒット曲のライブ(Disc2)の2007年リリースの2枚組CD「America|Here & Now」がお薦めです。

Here & Now

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また、2005年のシカゴ・ライブを収めたDVD、「America|Live in Chicago [Blu-ray] 」も併せて如何でしょうか?

Live in Chicago [Blu-ray] [Import]

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年輪を重ねたアメリカの映像があります。

AMERICAVentura Highway
http://www.youtube.com/watch?v=PYWBtzOI94Y (YouTube)

40年前の私の住んでいた部屋の隣から、夕方近くなるとこんな歌が良く聞こえてきました。

NSP夕暮れ時はさびしそう
http://www.youtube.com/watch?v=o89JAbD0anQ (YouTube)

隣の部屋の住人がギターに併せて歌っていました。幾分調子のずれたその歌は富士山の夕景に似つかわしくなく、憂鬱な気持ちを運んできてくれました。その歌の主(ぬし)とは殆ど会話をした記憶は残っていません。
その歌のバンド名や曲名は後で知りましたが、彼の歌声が耳に残っていて、結局好きになることはありませんでした。
そんな一関高専出身の三人組の、私にとって不幸なバンドとなったNSP(N.S.P)ですが、リーダーの天野滋(あまのしげる)が2005年に52歳で亡くなっています。今は中村貴之だけががソロ活動を続けているようです。
40周年記念のアルバム「NSPデビュー40周年メモリアル・ドリームライブ~70年代をもう一度~」が6月26日に発売されます。





NSP/NSPデビュー40周年メモリアル・ドリームライブ~70年代をもう一度~ [PCCA-03853]

更にその隣には麻雀仲間の同級生が住んでいました。
彼の高級オーディオ・システムはアンプとチューナーは別々で、プレーヤーはダイレクトドライブでした。しかも、何と言ってもステレオ・テープデッキはソニーのオープンリールの本格派だったと思います。
そんな彼の部屋の壁には山口百恵に代わって、岩崎宏美の等身大のポスターが貼られた記憶があります。「スター誕生!」で最優秀賞となり、デビューする頃だった気がします。

岩崎宏美二重唱(デュエット)
https://www.youtube.com/watch?v=Cz667RpCTlQ (YouTube)

<COLEZO!>岩崎 宏美

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私個人としては、「聖母(マドンナ)たちのララバイ」で漸く彼女の良さがわかるようになりました。
ビクター・カタログ・シリーズ<COLEZO!>のベスト盤CDもありますが、最近リニューアルされたHD高品質音楽配信e-onkyo musicのハイレゾ(CDの音源より高解像度=ハイレゾリューション)音源の配信もお薦めです。

<COLEZO!>岩崎宏美
【K2HD】VICTOR STUDIO HD-Sound.

CD(44.1kHz/16bit)に対してこの音源(96kHz/24bit)で約3.3倍の情報量とのことです。ハイレゾの詳しい説明はこちらです。但し、再生環境についても確認を忘れないで下さい。

USB-DAC(USB Digital-to-Analog Converter)と無料再生ソフトの入手で簡単に入れるPCオーディオの世界ですが、今も昔も高級品は青天井の世界ですので、充分気を付けて下さい。

そんな朝の音楽に、最近売りだしたセブン・イレブンの100円のドリップ・コーヒーも一緒にお薦めいたします。

(編集部注:ダイレクトドライブとは、低速モーターをターンテーブルに直結して駆動させる方式。トルクが強く、始動から一定の回転速度になるまでの時間が短く、回転が安定している。)

「バス・ストップ」といえば


バス・ストップ」といえば、カラオケでよく歌う「平浩二|バス・ストップ」をすぐに思い出します。

平浩二|バス・ストップ
http://www.youtube.com/watch?v=iy3j-279uXY (YouTube)

平浩二 ゴールデン☆ベスト

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(2013/5/13 16:47時点)

この曲の歌い出しは「プラターズ|オンリーユー」に似ています。特に、グッチ裕三とモト冬樹等のコミックバンド「ビジーフォー」が物真似した「オンリ~~♪ユ~~♪」に似ています。
しかし、歌としてはきっちり演歌ですね。そして、「平浩二」と「前川清」が同郷の小・中学校の同級生だと知ると、何故か「前川清」と歌い方が似てるような気がしてきます。
女性の哀愁がにじみ出ている歌詞で、それを男性が歌い上手に表現しているがとてもよいです。

車社会になってもう数十年がたちます。
田舎では一家に数台車があり、もう「バス」を交通手段として使うこともが少なくなりました。1時間に1本のしか運行していないバス路線も多いのではと思います。
都会では駅から少し離れたところに住んでいる人たちがバスを利用していますが、最近ではやはりお年寄りの利用が多く、バスが愛や恋の歌のステージとして登場することも、今後は無いでしょう。とても貴重な歌になります。

そして、わたしの想い出の「バス・ストップ」は、イギリスのグループの「ザ・ホリーズThe Hollies)」の「バス・ストップ(Bus Stop)」(1966年リリース)です。

ホリーズ(The Hollies)|バス・ストップ(Bus Stop)
http://www.youtube.com/watch?v=s7_c8iAE6eg (YouTube)

バス・ストップ

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この曲のメロディはとてもシンプルで聴いていてとても気持ち良く、心に残ります。40年以上たった今も全く褪せることなく記憶に残っています。
ホリーズと言えば、「クロスビー・スティルス&ナッシュ」(CS&N)のメンバーの「グラハム・ナッシュ」(Graham Nash)が在籍していたイギリスのコーラスグループです。日本のロックバンド「THE ALFEE」は、この「クロスビー・スティルス&ナッシュ」のカバーを演奏したりして、強く影響されたとの事です。

1970年頃の女性アイドルグループ「キャンディーズ」が、このホリーズの「バス・ストップ」をカバーしています。

キャンディーズ|バス・ストップ
http://www.youtube.com/watch?v=Fwd-eeON3n0 (YouTube)

GOLDEN☆BEST/キャンディーズ

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以前勤務していた会社の上司はイギリス人で、ボスが来日した時には、カラオケに行って二人で一緒に「バス・ストップ」を歌ったことを思い出します。

(編集注:「キャンディーズ|バス・ストップ」は、1974年発売の「危い土曜日〜キャンディーズの世界〜」に収録。)