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「ストリート・ライフ」が切っ掛けの歌姫(DIVA) 「ランディ・クロフォード」


先日いつものようにショッピングサイトでCDを探していると「ランディ・クロフォード(Randy Crawford)」のデビュー・アルバムから旧作品10タイトルのCD再発売を見つけました。
中には私にとってランディ・クロフォードの傑作アルバムとも言える「Windsong」も含まれており、このアルバムのCD再発売を待ち望んでいたファンの方も多いのではと思います。

私がランディ・クロフォードを初めて聴いたのは名曲: リオ・デ・ジャネイロ・ブルー(Rio De Janiero Blue)でも書いたように「クルセイダーズ(The Crusaders)」の「ストリート・ライフ(Street Life)」が切っ掛けでした。
当時SOULR&Bはラジオなどで聴いたりとジャンルとしては知ってはいたのですがアルバムを購入して聴くまでは至らなかったのです。しかし、この曲、そしてランディ・クロフォードの歌声は強烈に印象に残り、このジャンルを聴き初める切っ掛けともなりました。
初めてボーカルを取り入れたクルセイダーズの転機とも言えるアルバム、ストリート・ライフは1979年のビルボードのジャズ・チャートで1位、ブラック・チャート3位、ポップチャートでも18位と驚異的な大ヒットとなり、シングルカットされたこの曲もポップチャートで36位とヒットし、ジャズ、フュージョンファン以外にも親しまれた名曲です。

The Crusaders (Feat. Randy Crawford) | Street Life
http://www.youtube.com/watch?v=MMFWFBCEkGw  (YouTube)

ストリート・ライフ

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ランディ・クロフォードは1952年2月8日、アメリカでもディープサウス(Deep South)と呼ばれるジョージア州メイコン生まれです。早くから教会で歌いゴスペルやブルースを吸収し、やがてソウル、ジャズシンガーの道へと進み、既に15歳でプロとしてナイトクラブに出演しています。16歳にはヨーロッパへと向かい、南仏サントロペのクラブで歌っていたそうです。その後帰国しジャズ・グループのボーカルとして活動するなどし、1972年に活動をニューヨークに移します。そのニューヨークで、キャノンボール・アダレーやジョージ・ベンソンなどと共演するなどで才能を認められ、1976年にワーナー・レコードよりレコードデビューとなります。ちなみにワーナーとの契約もジョージ・ベンソンの推薦によってと言われています。
その後については冒頭のクルセイダーズとの共演はもちろん、ソロシンガーとしての活躍は皆さんご存知の事と思います。

さて、今回リリースのアルバムは輸入盤のみとなりますが、デビュー・アルバムの「Everything Must Change」から「Through the Eyes of Love」までの10タイトルとなり、何れも1つのパッケージに2タイトルが収録されています。いわゆる2in1*です

  • Everything Must Change & Miss Randy Crawford

Everything Must Change (1976年リリース)
デビュー・アルバムとなるこのアルバムのプロデューサー「スチュワート・レビン」はクルセイダーズも手掛けた人です。レコーディングも殆どの曲にジョー・サンプル、ラリー・カールトンなどクルセイダースのメンバーが参加と、既にこのアルバムからクルセイダーズと関わりを持ちます。

Miss Randy Crawford (1977年リリース)

アルバム「Everything Must Change」よりラリー・カールトンのアレンジによる「ビートルズ」のヒット曲「Don’t Let Me Down」のカバーを紹介します。

Randy Crawford | Don’t Let Me Down
http://www.youtube.com/watch?v=0UlWWe3HV_w  (YouTube)

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  • Raw Silk & Now We May Begin

Raw Silk (1979年リリース)
邦題は「絹の響き」としてリリースされました。

Now We May Begin (1980年リリース)
このアルバムはクルセイダーズのストリート・ライフの成功後、クルセイダーズのプロデュースで制作されたアルバムで、邦題は「道標(みちしるべ)」としてリリースされました。

アルバム「Now We May Begin」より作詞「ウィル・ジェニングス」、作曲「ジョー・サンプル」の「Last Night at Danceland」を紹介します。

Randy Crawford | Last Night at Danceland
http://www.youtube.com/watch?v=HkelyCu5ToU  (YouTube)

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  • Secret Combination & Windsong

Secret Combination(1981年リリース)
私が最初に購入したアルバムで、このアルバムより3作が「トミー・リピューマ」プロデュースによる三部作として知られています。
ミュージシャンも当時流行のTOTOのスティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロなどが参加しています。
名曲「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー」もこのアルバムに収録されています。

アルバム「Secret Combination」より、「You Might Need Somebody」を紹介します。

Randy Crawford | You Might Need Somebody
http://www.youtube.com/watch?v=XTSXPTaOhM4  (YouTube)

Windsong(1982年リリース)
トミー・リピューマのプロデュース2作目となるこのアルバムは多くの方が待ち望んだアルバムかと思います。
既に廃盤となり、このブログを書くにあたってアルバムを探しましたが国内では中古盤も見つかりませんでした。アメリカのamazon.comで探してみると同じ出品者が新品、中古の両方で出品しており、同じ商品みたいですが何れも価格が「5,659.9ドル」には驚きました。アメリカでも注目なのでしょうが誰が買うのかです。
のちに2in1として再発売されましたが、やはり廃盤となり同様に高価なようです。

アルバム「Windsong」より「Look Who’s Lonely Now」を紹介します。
この曲は今年の第12回東京JAZZに出演の「ラリー・カールトン」のゲストとして出演した「ビル・ラバンティ(Bill Labounty)」のAORの定番曲とも言える名曲のカバーです。

Randy Crawford | Look Who’s Lonely Now
http://www.youtube.com/watch?v=Cgnvs88c39E  (YouTube)

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  • Nightline & Abstract Emotion

Nightline (1983年リリース)
トミー・リピューマのプロデュース3作目となるこのアルバムも1、2作と同様にスティーブ・ルカサーなど、ロサンゼルスで活躍の豪華ミュージシャンの参加です。

Abstract Emotion (1986年リリース)

アルバム「Abstract Emotions」より「Almaz」を紹介します。   この曲は邦題「スウィート・ラブ」として、かなり前になりますが1991年にフジテレビ系列で放送されたドラマ「もう誰も愛さない」の挿入歌に使われましたので聴かれた方も多いかと思います。

Randy Crawford | Almaz
http://www.youtube.com/watch?v=n6vlSgaKeG8  (YouTube)

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  • Rich & Poor & Through the Eyes of Love

Rich & Poor (1989年リリース)
Through the Eyes of Love (1992年リリース)

アルバム「Through the Eyes of Love」より「Who’s Crying Now」を紹介します。   この曲は皆さんご存知かと思いますが、「ジャーニー(Journey)」の大ヒット曲のカバーです。
名曲をランディ・クロフォードの歌声で聴くのも心地よいです。

Randy Crawford | Who’s Crying Now
http://www.youtube.com/watch?v=RB7bMOyLhK0  (YouTube)

Rich & Poor & Through the Eyes of Love

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長くなり全てのアルバムを紹介できないのが残念ですが、何れも私のお気に入りです。

また、これらのアルバムと同時期となりますが、「ORIGINAL ALBUM SERIES」の1枚として5枚組のBOX CDもリリースされています。こちらも参考にしてください。

Original Album Series

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*編集部注:2in1とは、オリジナルアルバムを2タイトルを1セットにして、期間限定生産される2枚組CDのこと。