Cinderella」タグアーカイブ

映画「シンデレラ」とシンデレラ曲線


たまたま、待ち合わせまでの時間が空いたので映画を観ようと思いまして。
ふぅと誘われるように、映画「シンデレラ」を観ました。

シンデレラ(Cinderella)」は、2015年3月13日公開(日本公開は4月25日)のディズニー映画。原作は、シャルル・ペローの童話「シンデレラ」。

映画「シンデレラ」予告編

  • 監督 ケネス・ブラナー
  • 出演者 リリー・ジェームズ(シンデレラ)
  • ケイト・ブランシェット(トレメイン夫人・継母)
  • リチャード・マッデン(キット王子)

ストーリーはもちろん子供のころから童話などで知っているもので、「ディズニーランド」に行けば、「シンデレラ」に関しての建物、アトラクション、パレードなど数多くあり、私にとっても身近で親しんできた話です。
そして、映画、音楽、スポーツ、などいろいろな分野の人が、何かの切っ掛けで突如として表舞台に登場し、一躍成功して有名になることを「シンデレラ・ボーイ」「シンデレラ・ガール」と呼び、その幸運をたたえます。
映画などでも、「プリティ・ウーマン」のように貧乏で苦労している女性が、大金持ちの男性と結ばれるストーリーを「シンデレラ・ストーリー」と「キャッチ」をつけたりもしています。

あまりにも有名なストーリーなので、それほど期待して観た映画では無かったのですが、観終えた後は結構感動しました。
それは、たぶん、いろいろ言い尽くされていると思いますが、映画でしか表現できない「絢爛豪華」な煌びやかな服装、建物などの背景、美術的シーン、そして「スワロフスキー」のシンデレラのドレス、「ボタニカル柄の刺繍を配した」王子のジャケット、意地悪な継母の「ベルベットのドレス」、義姉たちの「花柄ドレス」など衣裳、「フィルムの構成・撮り方」、そして、何よりも主演女優「リリー・ジェームズ」の可憐な美しさ、反対に、「ケイト・ブランシェット」の冷酷無比な継母の演技、「クールな美貌」の、冷酷な視線や表情、動作・しぐさの対比など、これらが映画を観終えた後の感動を与えているように思います。

そして、「シンデレラ」がいろいろいじめられる時にとか、王子を励ます時に、発する言葉、「勇気とやさしさ(Have courage and be kind)」、この言葉がとても強く印象に残りました。
「勇気と優しさ」という言葉の、その「勇気」とは、自分らしさを大事し、自分自身を信じ、そして自信を持って堂々と人に見せていく、その凛として、自我や自分の意思を貫くといった強さを持った「シンデレラ」の姿勢が観たものの感動を呼んでいるのだとも思いました。

「灰まみれのエラ(エラはもともとの名前)=シンデレラ」と、映画の中で意地悪な継母が、暖炉のそばに寝かされて灰だらけになっている「エラ」に「灰だらけのエラ」(Cinder・Ella)と呼んだので、「あっ、シンデレラはそういう名前の由来があったんだ!とびっくりして、後で調べたら、「灰」という単語がもとにはなっているとの事ではありましたが、「灰だらけのエラ」はうまく作られた話のようでした。
実際は、「シンデレラ」一語で、英語ではCinderella、フランス語ではCendrillon(こき使われる娘、との意味もあるようです)、イタリア語ならCenerentola。もとを辿ればラテン語のcinis(灰)という単語とのことです。

リリー・ジェームズ(Lily James)|夢はひそかに(A Dream is a Wish Your Heart Makes)

シンデレラ オリジナル・サウンドトラック (2CD)

新品価格
¥2,857から
(2015/6/5 11:48時点)


そして、米国には物語を作る基本に、「シンデレラ曲線(ストーリーライン)」という構成の基本があるようです。

  1. 物語がはじまり
  2. 平穏な毎日から、シンデレラが家庭内でいじめられている日常(平坦、もしくはゆるやかな下降)
  3. 魔法で、一時の夢がかない、舞踏会に参加して、王子様と踊る(一瞬の盛りあがり)
  4. 王子様に恋をしたシンデレラは、もとの貧しい生活にもどり、みじめな境遇と、むくわれない想いによって、なげき悲しむ(不幸、悲しみのどん底)
  5. ガラスの靴によって、シンデレラに最高の幸せが訪れる(最高潮に盛りあがる)
  6. 王子様と結ばれてハッピーエンド(完結する)

ハリウッド映画の多くラブストリー映画がこの展開に乗っているとの事です。

映画「プリティ・ウーマン」

  1. 大金持ちの男がほんの遊びで街のプロステテュートをひろう
  2. 彼女の潜在的魅力に気つき、徐々に魅かれていく(平坦、ゆるやかな上昇)
  3. 大事な客の食事に正装させた彼女を連れていったり、オペラをみせたり、ポロをみせたり、上流階級の淑女にしていく(一瞬の盛りあがり)
  4. 元のプロステテュートの身分をばらされ、別れる決心をする(不幸、悲しみのどん底)
  5. 大金持ちの男が彼女の大切さに気ずき彼女を迎えに行く(最高の盛り上がり)
    金持ちと結ばれる(完結する)
  6. まさに、「シンデラ曲線(ストーリーライン)」です。

「プリティ・ウーマン」は1990年、リチャード・ギア(大金持ち)とジュリア・ロバーツ(プロステテュート)主演。テーマ曲は、ロイ・オービソンの「プリティ・ウーマン」です。

ロイ・オービソン(Roy Orbison)|オー・プリティ・ウーマン(Oh, Pretty Woman)
https://www.youtube.com/watch?v=_PLq0_7k1jk (YouTube)

プリティ・ウーマン

新品価格
¥1,400から
(2015/6/5 11:50時点)

プリティ・ウーマン 特別版 [DVD]

新品価格
¥927から
(2015/6/5 11:51時点)

映画「卒業」

  1. 成績優秀な将来を嘱望される若者の卒業記念パーティから物語は始まる
  2. 若者は、幼馴染のガールフレンド母親に誘われ深い中になる(平坦、緩やかな下降)
  3. 幼馴染に再会、二人は互いに魅かれ合い、付き合いが始まろうとする(一瞬の盛りあがり)
  4. 不倫相手が幼馴染の母親と告白し、二人の仲は絶望的になる(不幸、悲しみのどん底)
  5. 幼馴染にずっと拒まれてきたが、幼馴染の結婚式の教会で、名前を叫び続ける(最高の盛り上がり)
  6. その愛に答えた幼馴染は、結婚式を抜け出し、若者と二人で結婚衣装のままバスに乗り込む(完結する)

「卒業」は1967年、ダスティン・ホフマン(若者)、アン・バンクロフト(母親)、キャサリン・ロス(幼馴染)が演じて、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」がテーマ曲です。

映画「卒業」ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=lcMzg_bpD7k (YouTube)

卒業-オリジナル・サウンドトラック

新品価格
¥1,102から
(2015/6/5 11:54時点)

卒業 [DVD]

新品価格
¥906から
(2015/6/5 11:53時点)

サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)|サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)
https://www.youtube.com/watch?v=v5SztF7pPZE (YouTube)

サイモン&ガーファンクルのすべて

新品価格
¥2,110から
(2015/6/5 11:52時点)


この二つの映画は、それぞれ時間はたっているのですが、今でもストーリー、テーマ曲ともにはっきりと覚えています。
何気なく観た、この「シンデレラ」もひょっとしたら、これから忘れられない映画の一つになるのかも知れません。