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ショパン・コンクールと「ピアノの森」 (3)


ショパン・コンクールと「ピアノの森」 (2)の続き

話は逸れますが、先日スペインのバルセロナで行われたフィギアスケートGPファイナルの羽生結弦選手の演技は圧巻でした。
ショート・プログラムの曲はショパンの「バラード 第1番 ト短調 作品23」で、ショパン・コンクールでも多くのコンテスタントが挑んでいた曲でもありました。

フィギュアスケート・グランプリファイナル 男子ショートプログラム(SP) 羽生結弦 世界最高得点更新「110.95」(2015/12/11、スペイン)
https://www.youtube.com/watch?v=X-BohqgaYY0 (YouTube)

神懸かり的な彼の演技はフリーの陰陽師「SEIMEI」でも完璧で、世界最高点の異次元の滑りでした。

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さて、コミック「ピアノの森」におけるショパン・コンクール審査結果は次の通りでした。(第231話、ピアノの森25巻)
日本人として初の優勝、それも圧倒的な評価での受賞でした。

  • 第1位 カイ・イチノセ 一ノ瀬海 (日本)
  • 第2位 ウェイ・パン (中国)
  • 第3位 レフ・シマノフスキ (ポーランド)
  • 第3位 アレグラ・グラナドス (アルゼンチン)
  • 第4位 該当者なし
  • 第5位 オーブリー・タイス (ドイツ)
  • 第6位 ソフィ・オルメッソン (フランス)

特別賞はポロネーズ賞がウェイ・パン、マズルカ賞とソナタ賞とコンチェルト賞をカイ・イチノセが受賞しています。

実際のショパン・コンクールにおける日本人の最高位は第8回(1970年)の内田光子(うちだみつこ、1948年静岡県熱海市生まれ)の2位です。現在は英国籍で大英帝国勲章(DBE、2009年)も受けており、「世界のウチダ」として不動の名声を得ています。

皇后さま ピアニスト内田光子さん演奏会を鑑賞される(サントリーホール)
https://www.youtube.com/watch?v=6DwxGLS2-DY (YouTube)

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「ピアノの森」のコミックの世界では、不遇な生まれの一ノ瀬海が小学5年生の時の音楽教師であった阿字野壮介によって見いだされ、やがてショパン・コンクールに挑み、見事な結果を掴みます。
最後は、交通事故の障害によりピアニストとしての生命を絶たれていた恩師の復活に助力し、そのリサイタルによって幕をと閉じました。
その舞台は、奇しくも「サントリーホール(東京都港区)icon」でした。

「阿字野壮介 ピアノ・リサイタル」
共演 MHK交響楽団
指揮 ジャン=ジャック・セロー
ピアノ 阿字野 壮介
一ノ瀬 海

W.A.モーツァルト
2台のピアノのための協奏曲
変ホ長調 K.365

M.ラヴェル
『ラ・ヴァルス』
オーケストラと2台のピアノのための協奏曲
編曲:一ノ瀬 海

ー「ピアノの森」最終話よりー

このコンサートはショパン・コンクールから22カ月後のことで、最年少(17歳)で優勝したカイは19歳でパリ音楽院に学んでいるようです。こちらは今年の第17回優勝のチョ・ソンジンと同じです。
この「ピアノの森」のストーリーには実在のピアニストがモデルと思われる登場人物が数多く存在しているように思います。また、その描かれている風景等の描写も忠実なようです。
上記のコンサートで指揮をしているジャン=ジャック・セローのモデルとしては、男女の違いはありますが、第7回(1965年)優勝のマリア・マルタ・アルゲリッチMaria Martha Argerich, 1941年アルゼンチンのブエノスアイレス出身)の幾つかのエピソードが似ています。

別府ビーコンプラザ

別府ビーコンプラザ

日本とも繋がりが深く、彼女の名前を冠した「別府アルゲリッチ音楽祭(1998年第1回開催)」には毎年来日しているようです。その会場でもある「別府ビーコンプラザ」は「ピアノの森」にも登場しています。
また、かつて彼女は自分の推すコンテスタントの落選で審査委員をボイコットしていましたが、最近は審査委員に復帰し、今年も務めています。
様々のエピソードを持つ彼女ですが、若手の育成にも力をいれているようです。

Argerich & Baldocci – Mozart, Sonata KV448, First Movement
https://www.youtube.com/watch?v=q6rXszIRv3k (YouTube)

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映画「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=KF1cwoWoIyI (YouTube)

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この「ピアノの森」の一つのテーマが「ピアニストの師弟の絆」を描いた物語だとしたら、2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人として初優勝した辻井伸行(つじい のぶゆき、1988年東京生まれ)が浮かびます。彼の師である横山幸雄(よこやまゆきお、1971年東京都三鷹市出身、上野学園大学教授)は、第12回(1990年)のショパン・コンクールで第3位かつソナタ賞を受賞しています。
尚、辻井伸行のショパン・コンクールは第15回(2005年)に最年少の17歳で挑戦し、惜しくも本選進出を逃したものの「音楽評論家賞」を受賞しています。

YAMAHA/Pianist Lounge 「明日を担うピアニスト達」
子弟で成し得た一つの金字塔 飽くなきピアノへの探求心と愛情が創造するものは。
(Guest 辻井伸行氏 with 横山幸雄氏)

横山幸雄 | ショパン:バラードno1 op23 別れの曲 op10 3 革命エチュド op 10 12
https://www.youtube.com/watch?v=lI0grn8uaE0 (YouTube)

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辻井伸行 | ショパン: ノクターン 第8番 変ニ長調 作品27の2
https://www.youtube.com/watch?v=at3KFiYisbQ (YouTube)

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最後に、音楽漫画として一色まことの「ピアノの森」はその完結に長期間を要したことを除けば、極めて真摯で優れたできだったと思います。できればその描かれた音楽と共に映像化作品で観たいものです。未だ読んでない方は一気読みがお薦めです。

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こちらの表紙写真は、まだありません。

ショパン・コンクールと「ピアノの森」 (2)


ショパン・コンクールと「ピアノの森」 (1)の続き

10月3日の一次審査で幕を開けた第17回ショパン国際ピアノコンクールでしたが、最終23日の受賞者コンサートをもって、その5年に1回の世界的ピアノコンクールの幕を閉じました。
10人のファイナリストによる最終審査の結果、6位までの入賞者は次の通りです。

  • 第1位 チョ・ソンジン Seong-Jin Cho (韓国、1994年生まれ21歳)
  • 第2位 シャルル・リシャール=アムラン Charles Richard-Hamelin  (カナダ、1989年生まれ26歳)
  • 第3位 ケイト・リウ Kate Liu  (アメリカ、1994年生まれ21歳)
  • 第4位 エリック・ルー Eric Lu (アメリカ、1997年生まれ17歳)
  • 第5位 イーケ・(トニー・)ヤン Yike (Tony) Yang (カナダ、1998年生まれ16歳、最年少)
  • 第6位 ドミトリー・シシキン Dmitry Shishkin (ロシア、1992年生まれ23歳)

特別賞はポロネーズ賞がチョ・ソンジン、マズルカ賞はケイト・リウ、ソナタ賞はシャルル・リシャール=アムラン、コンチェルト賞は該当者なしでした。

残念ながら、日本人でただ一人ファイナリストとなった小林愛実の入賞はありませんでした。彼女についてはショパン・コンクールと「ピアノの森」 (1)でも触れていますが、前回の2010年の日本人は一人も三次審査以降に進めなかったことを考えると大健闘だったと思います。

優勝したチョ・ソンジンですが、そのファイナルに於ける演奏の公式映像があります。ピアノ演奏の開始ポイントは5分からです。

チョ・ソンジン | ショパン:ピアノ協奏曲第一番 (final stage of the Chopin Competition 2015)
https://www.youtube.com/watch?v=614oSsDS734 (YouTube)

そして運命の審査結果発表前後の映像もあります。10人のファイナリストと審査委員の様子も伺うことができます。

ショパン・コンクール審査結果発表 (Chopin Competition 2015)
https://www.youtube.com/watch?v=3RkK7ahmfLk (YouTube)

この長期に渡るショパン・コンクールの詳細なリポートが、ピティナ(PTNA、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のウェブサイトにあります。
音楽評論家の菅野恵理子(すがのえりこ)による「2015ショパンコンクールリポート」で、1次審査から興味あるコンテスタントについて追ってみるのも良いと思います。何れにしろ、この長丁場の審査員やリポーターについても大変なことだったと思います。途中私用で休もうものなら、第14回の優勝者で今回審査委員を務めていたユンディ・リ(Yundi Li)のように批判されたりもするようです。

「世界的な恥」ピアニストのユンディ・リに批判の声、人気俳優の結婚式で「ショパン・コンクール」欠席―中国 (Record China)

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優勝したチョ・ソンジンの母国の韓国では、その快挙を讃え「ノーベル賞より大変な賞だ!」と言った風にも大いに盛り上がっているようです。審査結果も採点表が公開(final 採点表)されることから、その内容が物議を醸しています。

ショパン・ピアノコンクールで韓国人が初優勝=韓国ネットも歓喜「韓国からもついに!」「ノーベル賞より大変な賞だ」 (Record China)

ショパンコンクール優勝の韓国人に、仏審査員が付けた“1点”物議=韓国ネット「キム・ヨナを思い出した」「それでも優勝したのはすごい」 (Record China)

そのチョ・ソンジンですが、若干15歳で出場した「第7回浜松国際ピアノコンクール2009」で優勝しています。その時、審査委員長の中村紘子(なかむらひろこ、第7回ショパン・コンクール4位入賞)に「久々に聴いた桁外れの才能」と言わしめており、そのコンクールの入賞者の演奏を収録したCD(3枚組)も発売されているので、その進化を聴き比べてみるのも良いでしょう。
その時の映像もありますが、日本で開かれたコンクールでありながら、チョ・ソンジンを筆頭に入賞者6名中4名が韓国出身者という韓国旋風が吹いた年だったようです。

第7回浜松国際ピアノコンクール
https://www.youtube.com/watch?v=ahA7NuoSbK0 (YouTube)

第7回浜松国際ピアノコンクール2009

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そして、今回のショパン・コンクールのライブ・アルバム「チョ・ソンジン 感動のショパン・コンクール・ライヴ2015」は11月18日に発売される予定です。

チョ・ソンジン 感動のショパン・コンクール・ライヴ2015

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また、生のチョ・ソンジンの演奏を聴きたい方は、11月23日(月・祝)に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル(東京都渋谷区)iconで優勝者リサイタルが予定されていますが、既に完売のようです。

チケットぴあ一般発売 / 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝者リサイタルicon

 

尚、ショパン・コンクール入賞者によるガラ・コンサートが来年1月末に、東京芸術劇場 コンサートホール(東京都豊島区)icon等、日本各地でも開催されます。ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団を引き連れての世界ツアーの一環で、若き才能を聴き比べる貴重な機会だと思います。

チケットぴあ一般発売 / 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール2015 入賞者ガラ・コンサートicon

 

一方のコミック「ピアノの森」の方ですが、「週刊モーニング2015年 11/19 号(11月5日)」の最終話「カムバック・リサイタル」をもって、18年間の連載(途中の中断は多々あり)を終えました。

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単行本の最終26巻は当初の予告から遅れて12月22日(火)発売となる模様です。この作者(一色まこと)の発売予告はいつも裏切られますが、今度は多分本当でしょう。

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ショパン・コンクールと「ピアノの森」 (3)へ続く

ショパン・コンクールと「ピアノの森」 (1)


Chopin_denkmal_wwa[1]

ワルシャワのショパン像(著作権者:Maksimさん、ライセンス:CC BY-SA 3.0、http://ja.wikipedia.org/wiki/ショパン国際ピアノコンクール)

ショパン・コンクール(正式名称:フレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクール)は、ポーランドの首都ワルシャワで5年に1回開催される、世界的に最も権威のあるコンクールの一つです。
ポーランドが生んだ作曲家兼ピアニストであるフレデリック・フランソワ・ショパン(Frédéric François Chopin、1810年 – 1849年 )の命日に当たる、10月17日の前後3週間に渡って開催されます。

そして今年がその年に当たり、第17回目が開催されます。今後のスケジュールは次の通りです。

  1. 一次審査 2015年10月3日(土)~7日(水)
  2. 二次審査 2015年10月9日(金)~12日(月)
  3. 三次審査 2015年10月14日(水)~16日(金)
  4. ファイナル 2015年10月18日(日)~20日(火)

※2015年10月21日(水)~10月23日(金) 受賞者コンサート

尚、その詳細や経過等については「ショパン国際ピアノコンクール公式サイト(英文)」で随時確かめてみて下さい。
また、既に455名の応募者からビデオ審査通過の160名による現地での予備審査を終えており、ポーランド15名、中国15名、日本12名、韓国9名など総計84名が一次審査に臨みます。日本人の通過者12名は全て女性となりました。
予備審査の模様はYouTubeのショパン・インスティチュート(Chopin Institute)の公式チャンネルにアップロードされていますので確かめて下さい。また、今後の審査状況も逐次アップデートされる筈です。

日本人の予備審査通過者では、14歳の時にCD「Aimi Kobayashi Debut!」でデビューし注目された小林愛実(こばやしあいみ、1995年山口県生まれ)も通過者の一人です。20歳になった彼女の予備審査の約30分間の映像で確認下さい。

Aimi Kobayashi – Chopin Piano Competition 2015 (preliminary round)
https://www.youtube.com/watch?v=R7T-a33gSq0 (YouTube)

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さてこちらは12歳でCD「愛の夢~牛田智大デビュー」の天才ピアニスト牛田智大(うしだともひろ、1999年10月16日福島県生まれの15歳)君ですが、今回のコンクールの対象年齢(1985年から1999年、コンクール時点に16歳~30歳)に僅かに達していなかった可能性があります。5年後の彼に期待したいと思います。

牛田智大 | リスト:愛の夢
https://www.youtube.com/watch?v=1HHwaJPVBSg (YouTube)

愛の夢~牛田智大デビュー

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因みに、実際のショパン・コンクールにおける最年少優勝者は、2000年の第14回大会のユンディ・リ(Yundi Li, 中: 李雲迪, 1982年10月7日中国・重慶市生まれ )です。コンクール出場時17歳(当時の年齢制限は17歳)で大会中に18歳になっています。
但し、五年毎の開催なので生まれ年による影響も大きく左右しますね。
その時の2次及びファイナルのユンディ・リがYouTubeで観ることができます。1時間以上ありますが、時間が許せばご覧になって下さい。

Yundi Li 14th Chopin International Competition
https://www.youtube.com/watch?v=Ray6knVCsp8 (YouTube)

ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビュー

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そんなショパン・コンクールを舞台として、町外れの森(ピアノの森)に捨てられてあったピアノによって育まれ、やがてピアニストとしての才能を開花させて行く青春音楽漫画があります。一色まことの原作による「ピアノの森-The perfect world of KAI-」です。

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ピアノの森(26): モ-ニング

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1998年に講談社刊行のコミック誌(ヤングマガジンアッパーズ)で連載がスタートし、途中幾多の休載や廃刊を経て、その後週刊「モーニング」に移籍してからも多くの中断を乗り越え、漸く近々最終回を迎えます。
実に17年間続いた訳ですが、主人公の一ノ瀬海(イチノセ・カイ)少年は物語開始時に小学校5年生でしたが、漸く17歳まで成長しショパン・コンクールのファイナルに臨んでいます。

単行本は現在までに25巻が刊行(2014年10月)されており、最終巻の26巻が1年1ヶ月振りの11月20日刊行予定です。この漫画の愛読者としては気長に待つのがならいです。
物語がショパン・コンクールの開催されるワルシャワに舞台を移した第12巻(2006年4月21日第1刷)の101話からでも実に9年以上の歳月が経過しています。第15回のショパン・コンクール時点で構想された筈ですが、5年に1回のショパン・コンクールの17回目と共に物語の結末を迎える訳です。

改めて、この物語のエンディングと第17回ショパン・コンクールの結末を楽しみににして、その時点でまた報告したいと思います。
主人公の「ピアニスト イチノセ カイ」をシャッフルすると「世界一のピアニスト」になるとのことなので付け加えて置きます。

参考までに、この物語は主人公の小学生時代についてアニメーション映画(主人公の声:上戸彩)として2007年に公開されています。

ピアノの森 月の光
https://www.youtube.com/watch?v=xD_gPI7rYvs (YouTube)