タグ別アーカイブ: 石川鷹彦

アコースティック・ギタリスト「石川鷹彦」


石川鷹彦は昔から活躍していて、ギタリストとして多くのグループに参加していました。1968年、小室等に誘われて「六文銭」を結成。その後、「吉田拓郎」「かぐや姫」「風」「イルカ」「アリス」などのミュージシャン、グループのギタリストとして、1970年代のフォーク、ニューミュージックシーンにおいて、欠かせないミュージシャンの一人だと思います。

1994年の吉田拓郎が「NHK紅白歌合戦」に初めて、かつ、確かこの1回限り出場し、「外は白い雪の夜」を歌いました。彼のバックに、錚々たるメンバー「日野照正」「日野元彦」「大西順子」「渡辺香津美」「金沢英明」「吉田健」「宮川泰」がおり、そこに石川鷹彦もいました。

吉田拓郎|外は白い雪の夜|第45回NHK紅白歌合戦(1994)
https://www.youtube.com/watch?v=BllXF4HwPOk(YouTube)

70年代フォークを代表する一曲に、「22才の別れ」があります。
多くの人が、この曲のイントロは聞いたことがあると思います。大変印象的なフレーズです。
これは、「ナッシュビルチューニング」といわれています。「ナッシュビルチューニング」は、12弦ギターの細い弦だけを集めたもので、3、4、5、6弦に細いゲージの弦(1~4弦用など)を張り、1オクターブ高くチューニングすると12弦ギターに似たサウンドを得ることができるとの事です。

南こうせつ、伊勢正三 、石川鷹彦、松山千春|22歳の別れ
https://www.youtube.com/watch?v=D5fVOhVzBOs(YouTube)

三階建の詩

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別れのせつなさが、イントロのギターの音色で伝わってきます。
伊勢正三のフォークデュオ「風」のデビューシングルですが、「かぐや姫」も歌っています。。
伊勢正三の作詞・作曲で、石川鷹彦の編曲です。

アリス|夢去りし街角
https://www.youtube.com/watch?v=CdlQtVZzh9Y(YouTube)

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作詞:谷村新司、作曲:堀内孝雄、編曲:石川鷹彦、アリスの曲です。
「夢去りし街角」は、すごく哀愁を帯びたメロディーラインが大好きです。
アコースティックギターとハーモニカが、曲を印象強い物にしています。

吉田拓郎、石川鷹彦|「元気です。」のレコーディング・エピソード
https://www.youtube.com/watch?v=cAcb9Y1zpLk(YouTube)

1972年7月リリースの吉田拓郎「元気です。」というアルバムでは、石川鷹彦はギター他で、ほぼ全曲にかわっています。

石川孝彦の他にも、フォーク、ニューミュージックの蒼々たるメンバーが参加しています。

ギター、E.ギター、オルガン、ピアノ、フラット・マンドリン、ドブロ、E.ベース:石川鷹彦
ピアノ、オルガン、バンジョー、フラット・マンドリン:松任谷正隆
ドラムス:林立夫
E.ベース:後藤次利・小原礼・井口よしのり
E.ベース、パーカッション、コーラス:内山修
バンジョー、コーラス: 常富喜雄
12弦ギター、コーラス: 田口清
E.ギター:田辺和博
コーラス: 陣山俊一・前田仁
ギター、ハーモニカ、E.ベース、パーカッション、ヴォーカル:吉田拓郎

吉田拓郎|旅の宿
https://www.youtube.com/watch?v=Zr3rI0KcfsA(YouTube)

元気です。

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その後、さだまさしのバックメンバーとしての活動したり、NHK紅白歌合戦などの音楽番組、多くのミュージシャンのコンサートのバックメンバーとして出演しています。

アコースティックギターの他にも、フラットマンドリン、バンジョー、ブズーキ、エレキギター、リゾネーターギター、シンセサイザーもこなすマルチプレイヤーです。

編曲もアリス、伊勢正三、かぐや姫、風、さだまさし、ダ・カーポ、中島みゆき、長渕剛、松山千春、森田童子、森山直太朗、吉田拓郎、等多くのミュージシャンの曲を手がけています。

まさに、一時代を築いたミュージシャンです。

歴史的名盤復刻!「CBS/SONY SOUND IMAGE SERIES」


企画盤の名作「CBS/SONY SOUND IMAGE SERIES」が復刻します。この4枚のアルバムは多くの皆さんが再発売を待ち望んでいたのではと思います。

CBS/SONY SOUND IMAGE SERIES

左から「Pacific」「NEW YORK」「THE AEGEAN SEA」「SEASIDE LOVERS」

この4枚のアルバムは最初にリリースされたのが1978年~1983年とまだレコードの時代でした。
レコード会社も、まだ「ソニー・ミュージックエンタテインメント (Sony Music Entertainment:略称SME)」ではなく、「CBS・ソニーレコード」と呼ばれていた時代です。
日本を代表するトップ・ミュージシャンによる「南国」や「ニューヨーク」などをテーマとして企画されたインストメンタル・アルバムです。
当時は「高中正義」「松原正樹」などのギタリストや、グループとしては「プリズム(PRISM)」「ザ・スクェア(THE SQUARE)」など、日本人アーティストによるフュージョンも広まり、多くのアルバムがリリースされはじめました。
また、今回紹介のアルバムのように「ギター・ワークショップ(GUITAR WORKSHOP)」というトップ・ギタリストによるアルバムも、この頃盛んに発売されました。ギター好きの私としては色々と購入しては聴いていた思い出があります。

今回の再発売を知ったのは偶然です。
いつものようにインターネットでCDを見ていたのですが、「鈴木茂」で検索すると彼が参加したアルバム「NEW YORK」を見つけました。
このアルバムはCD化されましたが既に廃盤となり、新譜、中古ともプレミア価格で販売されているのは知ってはいました。しかし、よく見ると「近日発売 予約可。 この商品は2013/7/24に発売予定です。」と書かれていました。もしやと調べてみると、なんと4枚とも同日の発売という事を知りました。
オークションでもたまに見かけるアルバムです。しかし、高価で手が出ないと諦めていた方も多いかと思います。待望の再発売となりました。
私は何れのアルバムも、レコードとCDの両方で持ってはいますが、「2013年リマスター」との事で購入してしまいそうです。

  •  Pacific (1978年)

PACIFIC

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このアルバムは「パシフィック」というタイトルのとおり、太平洋ではないですが「南の楽園」をテーマに、「細野晴臣」「山下達郎」「鈴木茂」の3人によって作られたアルバムです。
アルバム最後の細野晴臣の曲「コズミック・サーフィン」は当時としては珍しいシンセサイザーを多様した編曲です。これがのちに「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」としてこのサウンドを聴くとなります。
また、ジャケット写真は表、裏ともいかにも楽園といった写真が使われています。この写真のカメラマンは、「浅井慎平」です。

まだCDの無い時代でした。
このブログを書くためレコードを探してみると、通常盤のLPレコードとは別に同じタイトルのLPレコードが見つかりました。これは、45回転盤で通常版より2曲少ない構成なのです。
レコード(アナログ)をいかに良い音質で聴かせるかといった時代が懐かしく、結局私のように2枚も買ってしまう時代でもありました。
のちに「CD選書」のシリーズでCDも購入したので、全部で3枚、所有しています。
今でもよく聴く1枚です。

鈴木茂 | パッション・フラワー
http://www.youtube.com/watch?v=Jv9-K1eZEd4  (YouTube)

収録曲

  1. 最後の楽園     (作曲、編曲:細野晴臣)
  2. コーラル・リーフ     (作曲、編曲:鈴木茂)
  3. ノスタルジア・オブ・アイランド     (作曲、編曲:山下達郎)
    PART I バード・ウインド
    PART II ウォーキング・オン・ザ・ビーチ
  4. スラック・キー・ルンバ     (作曲、編曲:細野晴臣)
  5. パッション・フラワー     (作曲、編曲:鈴木茂)
  6. ノアノア     (作曲、編曲:鈴木茂)
  7. キスカ     (作曲、編曲:山下達郎)
  8. コズミック・サーフィン     (作曲、編曲:細野晴臣)
  • NEW YORK (1978年)

NEW YORK

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このアルバムも最初の購入はレコードでしたが、当時(今でも)日本を代表するフュージョン、そしてセッション・ギタリストが8名(曲目リスト参照)が「ニューヨーク」をテーマに作られたアルバムです。
私もですが、ギターを弾く方にとっては「ギター・ワークショップ」シリーズとともに必聴盤とも言えるアルバムだと思います。
8人の個性が出ており、4曲目の松木恒秀の「ヒム・トゥ・スタッフ」などは、タイトルの通り、日本の「エリック・ゲイル(Eric Gale)」、そして「コーネル・デュプリー(Cornell DuPree)」だなと言える「スタッフ(Stuff)」サウンドを聴かせてくれます。

秋山一将 | セントラル・パーク
http://www.youtube.com/watch?v=BjGt3F6TpTg  (YouTube)

収録曲

  1. ケネディー・エアポート     (作曲、編曲:鈴木茂)
  2. ハード・タイムス     (作曲:ボズ・スキャッグス、編曲:坂本龍一、松原正樹)
  3. ニューヨーク・サブウェイ     (作詞:ケーシー・ランキン、作曲、編曲:水谷公生)
  4. ヒム・トゥ・スタッフ     (作曲、編曲:松木恒秀)
  5. セントラル・パーク     (作曲、編曲:秋山一将)
  6. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ     (作曲:ガイ・ウッド、編曲:大村憲司)
  7. マンハッタン・サンライズ     (作曲、編曲:矢島賢)
  8. ニューヨーク・ウーマン・セレネード     (作詞、作曲、編曲:竹田和夫)
  • THE AEGEAN SEA (1979年)

エーゲ海

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このアルバムは「松任谷正隆」「細野晴臣」「石川鷹彦」の3人により、タイトル「THE AEGEAN SEA」のとおり「エーゲ海」をテーマに作られたアルバムです。
1曲目の「魅せられて」は、このりアルバムのリリースと同じ1979年の「ジュディ・オング」の大ヒット曲ですが、同じCBSソニーレコード、そして同じエーゲ海がテーマという事もあり企画されたかと思います。
ただし曲目リストにあるとおり、1曲目の「エージアン・ファンタジー」のイントロのように使われ30秒弱で次の「アイランド・ガール」となります。

石川 鷹彦 | デイ・ブレイク
http://www.youtube.com/watch?v=6tDIPgkcD0Q  (YouTube)

収録曲

  1. エージアン・ファンタジー
    (1) 魅せられて     (作曲:筒美京平、編曲:松任谷正隆)
    (2) アイランド・ガール     (作曲、編曲:松任谷正隆)
  2. アトランティス     (作曲、編曲:石川鷹彦)
  3. レゲ・エーゲ・ウーマン     (作曲、編曲:細野晴臣)
  4. ミコノスの花嫁     (作曲、編曲:細野晴臣)
  5. イマージュ     (作曲、編曲:松任谷正隆)
  6. 波間の薔薇     (作曲、編曲:松任谷正隆)
  7. デイ・ブレイク     (作曲、編曲:石川鷹彦)
  8. アフロディーテの嘆き     (作曲、編曲:石川鷹彦)
  • SEASIDE LOVERS (1983年)

SEASIDE LOVERS

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このアルバムはサブ・タイトル「MEMORIES IN BEACH HOUSE」とあるように南国の「ビーチ・ハウス」をテーマに「井上鑑」「松任谷正隆」「佐藤博」の3人によって作られたアルバムです。
ビーチ・ハウスがテーマといっても部屋や木陰で癒されるイメージというより、やはり1枚目に紹介した「Pacific」と同様に「南国」や「海」を感じさせるアップテンポの曲もあり、こちらも夏のBGMとして聴くのにお勧めかと思います。

松任谷正隆 | LOVERS PRADISE
http://www.youtube.com/watch?v=8OC4GdFQVnA (YouTube)

収録曲

  1. ラバーズ・パラダイス     (作詞:新里リリカ、作曲、編曲:松任谷正隆)
  2. メルティング・ブルー     (作詞:デニース・スウィナートン、井上鑑、作曲、編曲:井上鑑)
  3. サン・ベイシング     (作曲、編曲:佐藤博)
  4. サンセット・アフタヌーン     (作曲、編曲:井上鑑)
  5. X’S アンド O’S     (作詞:ダイアン・シルバーソーン、作曲、編曲:佐藤博)
  6. ウインド・ウェイブ・アンド・ワイングラス     (作曲、編曲:井上鑑)
  7. ココナッツ・アイランド     (作詞:新里レオナ、作曲、編曲:松任谷正隆)
  8. イブニング・シャドウズ     (作曲、編曲:佐藤博)
  9. ブルー・メモリーズ     (作曲、編曲:松任谷正隆)

今回は4枚のアルバムを紹介しましたが、これらのアルバムは当時「CBS/SONY SOUND IMAGE SERIES」として他に、「ISLAND MUSIC」と「OFF SHORE」というタイトルで2枚のアルバムもリリースされました。
ただ、アルバムの収録曲はこの4枚から構成されていますのでこの4枚のみ復刻して再発売になったのかと思います。

「サヨナラ」ダケガ人生ダ


唐の詩人、于武陵(う ぶりょう、810年 – ?)の作品に、唐詩選に収められた『勧酒(かんしゅ)』と題する五言絶句があります。

  『勸酒』   酒(さけ)を勧(すす)む
勸君金屈巵  君(きみ)に勧(すす)む 金屈卮(きんくつし)
滿酌不須辭  満酌(まんしゃく) 辞(じ)するを須(もち)いず
花發多風雨  花(はな)発(ひら)いて 風雨(ふうう)多(おお)し
人生足別離  人生(じんせい) 別離(べつり)足(た)る

出典:WEB漢文大系

この漢詩を小説家の井伏鱒二(いぶせますじ、1898年 – 1993年)は次のように訳しました。

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

出典:井伏鱒二『厄除け詩集』

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桜の開花予想も早まり、例年より大分早い桜の訪れになるようです。卒業や転勤の多いこの頃、何故かこの言葉が気になります。
「サヨナラ」ダケガ人生ダ...

前にも書いた1969の頃に、「時には母のない子のように」でデビューしたカルメン・マキ(本名は非公表、1951年 -)の歌った曲に、「さよならだけが人生ならば」もありました。

カルメン・マキさよならだけが人生ならば
http://www.youtube.com/watch?v=gbHq2Yg2ZMc (YouTube)

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この曲の作詞も「時には母のない子のように」と同じく、演劇実験室「天井桟敷」を主宰し、メディアの寵児的存在であった寺山修司(1935年 – 1983年)でした。
詩人や劇作家としてだけではなくマルチなタレントぶりで、「僕の職業は寺山修司」と言っていたそうです。競馬にも造詣が深く馬主でもありました。

その寺山修司の主催する「天井桟敷」の舞台を見て、感銘し入団したのがカルメン・マキ(当時の通称は伊藤牧)です。
初舞台となった「天井桟敷」の公演『書を捨てよ、街へ出よう』がきっかけで歌手デビューします。寺山修司監修アーティスト「カルメン・マキ(17歳)」の誕生です。

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デビュー・アルバムとなった「カルメン・マキ|真夜中詩集 - ろうそくの消えるまで -」に「さよならだけが人生ならば」は入っています。
井伏鱒二の訳詞にある言葉に触発されて生まれたと思われる、寺山修司作詞のこの曲を、その歌詞と合わせて味わってみて下さい。
そして、そのアンサーソングとも云われる曲、「だいせんじがけだらなよさ」と続けて聴くと、より印象的です。同じアルバムの収録曲です。

カルメン・マキだいせんじがけだらなよさ
http://www.youtube.com/watch?v=6Ja5P0I_GY8 (YouTube)

彼女は「時に母のない子のように」のヒットのご褒美で貰ったレコードプレーヤーで聴いたジャニス・ジョプリン(以前の記事)の影響を受け1970年にロックに転向します。
その後、出産や育児による一時的な休止期間がありましたが音楽活動を続けています。
最近ではジャズ・ミュージシャンとの活動も多く、昨年の横濱ジャズプロムナードでは、ジャズの街「横浜」でHiroさん紹介のドルフィーに出演していました。
首都圏だけでなく関西方面のツアーもあるようです。

一般発売 / カルメン・マキ|2013/4/5(金)|ウィンターランド(兵庫県)icon チケットぴあ

井伏鱒二の弟子であった太宰治(だざいおさむ、本名:津島修治、1909年 – 1948年)は、未完の遺作となった『グッド・バイ』における「作者の言葉」で次のように綴っています。

唐詩選の五言絶句の中に、人生足別離の一句があり、私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。まことに、相逢った時のよろこびは、つかのまに消えるものだけれども、別離の傷心は深く、私たちは常に惜別の情の中に生きているといっても過言ではあるまい。

出典:太宰治『グッド・バイ』

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この太宰の小説の題名と同じタイトルのアルバム「グッド・バイ」でデビューしたのが、今で云うシンガーソングライターの森田童子(もりたどうじ、本名不詳、1952年 -)でした。
学園闘争が未だ盛んだった1969の頃に高校生活(中退)を送り、友人の死をきっかけに歌い始めたそうです。
シングルとしてデビュー曲となった「さよなら ぼくの ともだち」が、最後に収まっています。1975年のリリースです。

森田童子さよなら ぼくの ともだち
https://www.youtube.com/watch?v=_KVuJT3Z3z8 (YouTube)

当時のフォーク系のシンガーに多かったように、彼女もメディアへの露出は殆どありませんでした。独特のカーリーヘアとサングラス姿だけが印象に残っています。
そんな彼女の作品を広く世間に紹介することになったのは、1993年にTBS系列で放送されたテレビドラマ「高校教師」でした。

脚本家の野島伸司(のじましんじ、1963年 -)が高校生の時に、たまたま行ったライブハウスで歌う彼女を知り、強く印象にあったようです。そのドラマの主題歌が「ぼくたちの失敗」です。

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森田童子ぼくたちの失敗
https://www.youtube.com/watch?v=iER-NZ7GoM8 (YouTube)

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「ぼくたちの失敗~森田童子/ベストコレクション~」には何れの曲も含まれています。
このアルバムのギターは、アコースティックでは草分けの石川鷹彦(いしかわたかひこ、1943年)が担当しています。
「六文銭」の初期メンバーで、カルメン・マキと同じ「さよならだけが人生ならば」を出した1968年は未だ所属していました。

混沌とした1969の頃に卒業や別れを経験し、何の抵抗感もなく浪人生活に入った者にとって、それも「ぼくたちの失敗」のひとつだったかも知れません。

我が家の庭先の早咲きの桜は既に満開です。Sakura01