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マイ・フェイバリット・エレクトロニック・ミュージック


台風11号は「梅雨明け」を齎(もたら)しましたが、台風14号は「秋の気配」を置いてゆきました。朝の空気のひんやり感に、ほっとします。
まだまだ残暑は続きますが、エレクトロニック音楽で、クールダウンしましょう。

8月の「お気に入り曲」のテーマは、「エレクトロニック・ミュージック」です。
当ブログ執筆者がお勧めするエレクトロニック音楽9曲を紹介します。

冨田勲|「ベルガマスク」組曲 第3曲「月の光」
https://www.youtube.com/watch?v=8ajSyyzIC_8 (YouTube)

月の光

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  • まず、シンセサイザーで頭に浮かぶのな、冨田勲。NHKのドラマなどの音楽を担当していて名前はよく知っていました。で、あらためて曲は?と考え、YouTubeでこの「月の光」を見つけました。とてもナイーブな演奏だと思いました。(Hiro)
  • やはりアナログ・シンセサイザーの深みを感じる代表曲だと思います。(Koji)

YMO|ファイアー・クラッカー(Fire Cracker)
https://www.youtube.com/watch?v=MFUVylPVVMc (YouTube)

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  • YMOのデビュー曲。新しい音楽の方向を示している曲。(Hiro)

Yanokami|終りの季節
https://www.youtube.com/watch?v=lAXPWpjmAwQ (YouTube)

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  • 矢野顕子とハラカミ・レイによるユニットのyanokamiによる細野晴臣の「終りの季節」のカバーですが、独特の世界を表現が印象的でした。矢野顕子によって「世界遺産」に独自認定された異才の早逝が惜しまれます。(Koji)

YMO|ライディーン(Rydeen)
https://www.youtube.com/watch?v=MFu66ye6YWM (YouTube)

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  • 衝撃的であったYMOの出現でしたが、この曲が特に印象的でした。(Koji)
  • Rydeenとtechnopolis、どちらも衝撃的でした。(Yama)

喜多郎|シルクロード(絲綢の道)
https://www.youtube.com/watch?v=oU7JWTtJaL4 (YouTube)

NHK特集「シルクロード」オリジナル・サウンドトラック シルクロード

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  • NHKの番組に良くマッチした音楽でした。シンセサイザーの魅力を引き出した名曲だと思います。(Koji)
  • 何か聴き覚えのあるような懐かしさを感じるメロディとシンセサイザーの奏でる音が心を和ませてくれます。(Hiro)

イエス(Yes)、リック・ウェイクマン・ソロ(Rick Wakeman Solo)|ヘンリー八世の六人の妻(The Six Wives of Henry VIII)
https://www.youtube.com/watch?v=bRfxSLcmx7s (YouTube)

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  • 私にとってシンセサイザーとの出会といえば「Yes」の「リック・ウェイクマン」と「EL&P」のキース・エマーソン」の2人です。特にYesのライブ・アルバム「Yessongs」でのリック・ウェイクマンのソロは当時は驚きでした。曲はリック・ウェイクマンのソロ・アルバム「ヘンリー8世と6人の妻」からです。マルチ・キーボーディストという言葉もこの2人で知ったかと思います。(MAHALO)

細野晴臣|コズミック・サーフィン(Cosmic Surfin’)
https://www.youtube.com/watch?v=mcddDuKv0fw (YouTube)

PACIFIC

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  • 今回のテーマで真っ先に思いつくのが「YMO」かと思いますが、まだYMOがデビューする前に聴いたのがこの曲でした。「Pacific」というアルバムに収録され、他の曲に比べ異色だなと聴いていたのですが、間もなくしてYMOの時代となります。この曲も「坂本龍一」、「高橋幸宏」が参加しYMOとも言え、のちにアレンジを変えYMOとしてこの曲をリリースしていますが、私はこのアレンジがお気に入りです。(MAHALO)
  • 既にこの時点でYMOそのものでしたね。(Koji)
  • YMOバージョンしか聞いたことありませんでした。アレンジが違って、面白いです。(Yama)

エレクトリック・ライト・オーケストラ (Electric Light Orchestra)|トワイライト(Twilight)
https://www.youtube.com/watch?v=o-uaXyc6Mlw (YouTube)

ベリー・ベスト・オブ・ELO

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  • シンセサイザーを使わない英国の「電灯楽団」。SF感があふれる80年代洋楽の代表曲は「DAICON IVオープニングアニメ」「電車男」でお馴染みです。動画は、プロローグ付きのライブバージョンです。(Yama)

ダフト・パンク(Daft Punk)|ゲット・ラッキー(Get Lucky)
https://www.youtube.com/watch?v=h5EofwRzit0 (YouTube)

Random Access Memories

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  • 2014年、第56回グラミー賞でノミネートされた5部門すべてを受賞した「ダフト・パンク」と「ゲット・ラッキー」。先鋭的な現代音楽はすべてエレクトロかもしれません。(Yama)
  • 何かセンスの良さがビビットに感じられ、曲調がとても面白いです。(Hiro)
  • 今回のテーマとは真逆でアナログではありますが、ナイル・ロジャースのギターは何時聴いてもナイル.ロジャースですね。カッティング、サウンドとも大好きなギタリストの1人です。(MAHALO)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

マイ・フェイバリット・コスモス・ミュージック


NS601_moon500寒中の季節は、空気が澄んでいて、夜空に星が輝いて見えます。
昼間の空も雲が高く、すがすがしい気分になります。

1月の「お気に入り曲」のテーマは「宇宙」「天文」「空」です。
当ブログ執筆者がお勧めするコスモス・ミュージック7曲を紹介します。

ザ・スプートニクス(The Spotnicks)|モスクワの灯(Moscow)
https://www.youtube.com/watch?v=XMAmJlxnr2I (YouTube)

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夜空の星というと、やはり、インスト・バンドの曲が浮かびます。中でも、ザ・スプートニクスの曲は、光り輝く星、宇宙を連想させないではおきません。「モスクワの灯」は、そのメロディが星空の中へと、哀愁を漂わせて誘います。(Hiro)

冨田勲|組曲「惑星」
https://www.youtube.com/watch?v=tDFocqYSrfE (YouTube)

ホルスト:組曲「惑星」

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有名なホルストの組曲「惑星」ですが、冨田勲のシンセサイザーで聴くと、まさしく無限の宇宙空間を旅する心地です。(Koji)

シャドウズ(The Shadows)|ブルー・スター(Blue Star)
https://www.youtube.com/watch?v=mWxZEFm4pck (YouTube)

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今でも一番好きなエレキギターの代表曲ですね。(Koji)
スプートニクスと同時代のインストバンド。いですね。シャドウズには、「TelStar」という曲もありましたね。(Hiro)

ボストン(Boston)|宇宙の彼方へ(More Than a Feeling)
https://www.youtube.com/watch?v=OBDStcNROM8 (YouTube)

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久々にアルバムをリリースし、昨年は日本公演も行ったボストンですが、やはり最初の「宇宙の彼方へ(More Than a Felling)」が今でも一番です。(Koji)
この曲はリリーズ時から大好きな曲で、当時はイントロをはじめギターでよく弾いたものです。昨年この曲の誕生を取り上げたTV番組を見ましたが、改めてこの曲の良さを知りました。弟が昨年のコンサートに行ったそうですが良かったと言っていました。(MAHALO)
アメリカン・プログレ・ハードロックの真骨頂です。(Yama)

マッキーフェアリー・バンド(Macky Feary Band)|ア・ミリオン・スターズ(A Million Stars)
https://www.youtube.com/watch?v=pysZ292OmKY (YouTube)

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「Hawaiiに行きたい…」でも紹介しました「マッキーフェアリー・バンド」の名曲です。タイトルのような満天の星空をハワイで見れるのは何時になるやら…です。(MAHALO)

サルサ・ピーナッツ(Salsa Peanuts)|スター・ダスト(Stardust)
https://www.youtube.com/watch?v=rYaRj4D24eo (YouTube)

サルサ・ピーナッツ

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こちらのジャケット写真は、リンク先のAmazon.co.jpで、ご覧いただけます。
今回のテーマで思いついた1曲です。名曲だけにカバーも多く誰にしようかと迷いましたが、寒いこの時期に少しでも暖かくなればとこちらのカバーにしました。当ブログでも紹介の「ザ・ピーナッツ」へのオマージュとしてサルサのアレンジで歌ったものです。この曲が収録されたアルバム「サルサ・ピーナッツ」ではザ・ピーナッツのヒット曲をサルサのアレンジで聴く事ができます。(MAHALO)
ザ・ピーナッツとクレージーキャッツのTV番組”シャボン玉ホリデー”のエンディングで歌われていた、懐かしい”スターダスト”。Salsa Peanutsの歌声も、ラテンのリズム乗って歌っている本物のザ・ピーナッツと聴き違えてしまいました。(Hiro)

エレクトリック・ライト・オーケストラ (Electric Light Orchestra)|トワイライト(Twilight)
http://www.youtube.com/watch?v=3BQyfUOnY1I (YouTube)

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大好きな80年代洋楽の代表曲です。シングルチャートは、英国30位、米国38位と振るいませんが、記憶に残る一曲です。動画は、プロローグ付きのライブバージョンです。(Yama)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

さよならドビッシー~「月の光」に魅せられて


Chusyu_Meigetsu

9月19日の満月、中秋の名月

今年の9月19日は旧暦の8月15日に当たり、この夜の月は「中秋の名月」でした。中秋の名月は必ずしも満月とは限らず、次に満月でこの日を迎えるのは8年後の2021年になるそうです。東京オリンピックの翌年です。

さて、このブログでも何度か話題になっているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」ですが、いよいよ大詰めです。9月28日が最終回の放送となりますが、終わってしまうのが淋しい気がします。

今や流行語となった「じぇじぇじぇ(‘jjj’)」や、小泉今日子(役名:天野春子)の歌う挿入歌「潮騒のメモリー」がオリコン初登場2位となる等、話題豊富な半年間の放送でした。まさに「じぇじぇ!」連発のクドカン宮藤官九郎)劇場といった具合でした。

 

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1986年公開のアイドル映画「潮騒のメモリー」の主題歌という設定のこの曲ですが、その歌詞にある「寄せては返す 波のように 激しく」が「3.11東日本大震災の大津波」想起に繋がる重要な布石にもなっていました。
この映画でデビューしたアイドル鈴鹿ひろみ(配役:薬師丸ひろ子)の歌の吹き替え(ドラマのセリフで「落ち武者、いや影武者」)をしたのが天野春子だった訳です。

そんなアイドル成長物語に出演した若手女優達も、一躍ブレークの兆しが見え出しているようです。
主役の天野アキを演じた能年玲奈(のうねんれな、1993年 -、兵庫県神崎郡神河町<映画「ノルウェイの森」のロケ地-関連の記事->出身)を始め、潮騒のメモリーズで可愛い方(足立ユイ)役の橋本愛(はしもとあい、1996年 -、熊本県出身)、そして若い頃の天野春子の有村架純(ありむらかすみ、1993年 -、兵庫県伊丹市出身)といった面々です。
某雑誌調査による「U-22(22歳以下)女優の潜在視聴率ランキング」でそれぞれ1位、5位、18位という情報もあります。

復活した アキとユイの潮騒のメモリーズをお聴き覧下さい。

あまちゃん☆潮騒のメモリー
http://www.youtube.com/watch?v=6Si_ZA5jOuI (YouTube)

その中でも最年少の橋本愛ですが、既に「告白」「貞子3D」「桐島、部活やめるってよ」等の映画出演も多く、第36回日本アカデミー賞で新人俳優賞も受賞している実力派として注目されています。
その彼女が主演した今年1月に公開された映画に「さよならドビッシー」があります。第8回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞の推理小説を映画化した作品です。

映画「さよならドビュッシー」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=bik9EdYLHeY (YouTube)

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一応ミステリーなので詳細には触れませんが、この映画でキーマンの岬洋介役で俳優デビューをしたのが、ピアニストの清塚信也(きよづかしんや、1982年 -、東京都出身)です。今までは、TVドラマ「のだめカンタービレ」の玉木宏(役名:千秋真一)や映画「神童」の松山ケンイチ(役名:ワオ)のピアノシーンの吹き替え(あまちゃん流表現で影武者)を担当しています。
今回の映画の岬洋介はピアノの超絶技巧を披露していますが、当然ながら吹き替えなしの演奏シーンとなっています。吹き替え有り無しによるカメラアングルの違いに注目して見比べるのも一興です。

映画「神童」-ワオのピアノ演奏シーン-
http://www.youtube.com/watch?v=_zB_zuS6BvQ (YouTube)

 

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そしてこの映画のエンディングはピアノコンクールにおける橋本愛(役名:香月遥)の演奏するドビッシーClaude Achille Debussy、1862年 – 1918年、フランスの作曲家)の「月の光(Clair de Lune)」が印象的に使われています。

この映画のサントラCDは特に発売されていないようなので、【DVD豪華版】(DVD2枚組/初回限定版)をお薦めします。清塚信也の未公開演奏なども楽しめます。
尚、橋本愛の「月の光」のピアノ演奏は吹き替えになっていると思いますが、清塚信也の弾く「月の光」はこんなアルバムで聴くことができます。

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モーグ・シンセサイザー(MOOG III-C)

1970年代初期のモーグ製品

そしてドビッシーの「月の光」ですが、個人的には冨田勲(とみたいさお、1932年 -)を世界の「Isao Tomita」として檜舞台に登場させたアルバム「月の光」が浮かんできます。当時は税関で軍事機器扱いされたというモーグ・シンセサイザーMOOG III-C)を、日本で初めて個人輸入し、1年4ヶ月の歳月を費やしたデビュー・アルバム「月の光」(US盤原題:Snowflakes Are Dancing)です。

日本のレコード会社では相手にされず、米国RCAに持ち込んでのことでした。これが坂本九の「上を向いて歩こう」(米国名「SUKIYAKI」、1963年)以来となる、日本人のビルボード誌(Billboard、米国の週刊音楽業界誌)におけるチャートイン(1975年、クラシカル・チャート2位)となった訳です。日本人として初のグラミー賞ノミネートもされました。

冨田勲|月の光
http://www.youtube.com/watch?v=8MFYL41qflw (YouTube)

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Tsukinohikari

十五夜の月の光

あくまで個人的な感じ方ですが、ドビッシーの「月の光」は優しさに包まれた十五夜に近い月のイメージです。

一方、ベートーベン(独: Ludwig van Beethoven、1770年 – 1827年)のピアノ曲「月光(英:Moonlight Sonata)」ですが、こちらは冷ややかな三日月が連想されます。

「月の光」と「月光」と云った僅かな日本語訳の違いですが、妙にそのイメージが異なります。

その原因は、私の幼い頃に観ていた、川内康範(かわうちこうはん)原作の日本初の国産連続テレビ映画の影響でしょうか。

月光仮面
http://www.youtube.com/watch?v=WDwuhlS64LI (YouTube)

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水無月から文月へ「パッヘルベルのカノン」に乗せて(1)


Ajisai

文京区白山神社のガクアジサイ(額紫陽花)

6月の花の一つアジサイ(紫陽花)の言葉は「移り気」「高慢」「変節」などです。

その6月も終わり7月に入りました。今年は例年にない早い梅雨入りでしたが、前半は空梅雨でした。
そして7月6日に突然の梅雨明けのようです。昨年より19日も早く、当初の予想にも反した梅雨明けです。作物等への影響が心配です。

今年の梅雨に関する小中高生向けの判り易い記事(朝日新聞デジタル)がありますが、最新情報で更新して欲しいものです。
各地の梅雨入りと梅雨明けについては気象庁の「平成25年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」を参考にして下さい。

6月の別名は「水無月(みなづき)」と云いますが、幼い頃からその呼び方に違和感がありました。元々は陰暦の6月の呼称ですから時期はズレますが、それにしても梅雨の季節と重なります。
その由来は諸説あって、「無」は「の」という意味で「水の月」という説もあるようですが、未だに納得はできていません。

そして、7月の別名は「文月(ふみづき、ふづき)」です。こちらの由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝(さら)す風習があったからと云うのが定説だそうです。
旧暦の7月7日なら梅雨は明けていますが、新暦だと平年は梅雨です。今年は何故か明けてしまいましたが。

日本三大七夕祭*と云われる平塚の「ひらつか七夕まつり」は7月に行われますが、仙台の「仙台七夕まつり」は8月です。
私の地元茂原の「茂原七夕まつり」では、その中間の7月最後の週末に行われます。一応、関東三大七夕祭の一つのようです。

さて、以前の「ひこうき雲」と「青い影」」バッハ(Johann Sebastian Bach、1685年 – 1750年)まで辿りましたが、更に遡る事約30年、バロック時代の作曲家パッヘルベル(Johann Pachelbel、1653年 – 1706年)が作曲した「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」、通称「パッヘルベルのカノン(Canon in D)」と云う楽曲があります。
原曲に近い形での演奏がありますので聴いてみて下さい。

Pachelbel Canon in D Original Instruments
http://www.youtube.com/watch?v=JvNQLJ1_HQ0 (YouTube)

この曲はパッヘルベルの代表曲というか、一般に知られている唯一の曲です。
そしてこのカノンのコード進行は「大逆循環」と呼ばれ、多くの作曲家に愛用されてきました。
俗に云うこの「カノン進行」の基本形の元はニ長調(D)ですが、ハ長調で表現すると「 C | G | Am | Em | F | C | F | G 」で構成されています。
これらのコードをギターで覚えただけで、初心者にとって結構弾けた気になった覚えがあります。

哀愁感のある前半から後半の明るめの展開は、特に日本人好みのようで、数多くのヒット曲に多用されています。
多少長いタイトルの次の歌詞です。先の「パッヘルベルのカノン」に乗せて歌ってみて下さい。

「大阪で生まれた女の愛は勝つ、負けないでTommrow、それが一番大事」
踊り疲れた ディスコの帰り これで青春も終わりかなとつぶやいて
あなたの肩を ながめながら やせたなと思ったら泣けてきた
大阪で生まれた女やさかい 大阪の街 よう捨てん
大阪で生まれた女やさかい 東京へはようついていかん

心配ないからね 君の想いが 誰かにとどく 明日がきっとある
どんなに困難で くじけそうでも 信じることを 決してやめないで
Carry on carry out
傷つけ傷ついて 愛する切なさに
すこしつかれても Oh・・・ Oh・・・ もう一度夢見よう
愛されるよろこびを 知っているのなら Oh

ふとした瞬間に 視線がぶつかる 幸運(しあわせ)のときめき 覚えているでしょ
パステルカラーの 季節に恋した あの日のように 輝いてる あなたでいてね
負けないで もう少し 最後まで 走り抜けて
どんなに離れてても 心はそばにいるわ
追いかけて 遥かな夢を

涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く 花のように
見るものすべてに おびえないで 明日は来るよ 君のために

負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ

そうです。「BORO|大阪で生まれた女」、「KAN|愛は勝つ」、「ZARD|負けないで」、「岡本真夜|TOMMROW」、そして「大事MANブラザーズバンド|それが大事」の歌詞を羅列しました。
テンポは別にして、違和感も無く入り込めたと思います。
個人的にはこれらの人やグループの他の曲は良く知りません。所謂(いわゆる)「一発屋」と云われることもあります。
余りにも偉大なヒット曲に恵まれたが故の因果なのでしょうか。
決して、クラシック界に偉大な1曲を残したパッヘルベルの呪縛(じゅばく)では無いと思います。

他にも、この「カノン進行」によるヒット曲は多々存在します。テレビ朝日系列で毎週日曜日の朝9時から放映されている「題名のない音楽会」で取り上げられた時の映像があります。それらの曲を確かめてみて下さい。

パッヘルベルのカノン山手線ピアノ演奏ゲーム
https://www.youtube.com/watch?v=0N5n9v9pUp0 (YouTube)

あの曲もこの曲も、「カノン進行」の呪縛の中に成り立っている様子が伺えると思います。亜種や派生まで含めると、ヒット曲の多くがこのコード進行の影響下にあるのを再認識すると思います。

「パッヘルベルのカノン」を異なった編曲で1枚にした究極のアルバムがあります。
「Pachelbel’s Greatest Hits: Ultimate Canon」です。
輸入盤ですが、世界のTOMITA(冨田勲、シンセサイザー奏者)の編曲による「 Canon Of The Three Stars – Isao Tomita & The Plasma Symphony Orchestra」も含まれています。
15通りの異なった編曲による「カノン」が楽しめます。

Canon Of The Three Stars – Isao Tomita & The Plasma Symphony Orchestra
http://www.youtube.com/watch?v=8Elne1iYjFs (YouTube)

Pachelbel’s Greatest Hits: Ultimate Canon

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日本人の好む音楽にイージー・リスニングがあります。こちらでも「カノンコード」によるヒット曲を探すのに手間は掛からないと思います。

そして「カノン」自体も、レーモン・ルフェーブルRaymond Lefevre)のポップス・アレンジでヒットしました。邦題は「涙のカノン」となっています。結婚式におけるBGMの定番です。

涙のカノン|レーモン・ルフェーブル・グランドオーケストラ
http://www.youtube.com/watch?v=lvQ-0GbYb0Q (YouTube)

<COLEZO!TWIN>レイモン・ルフェーヴル

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 水無月から文月へ「パッヘルベルのカノン」に乗せて(2)へ続く

編集部注:日本三大七夕際の残りひとつは、愛知県一宮市の「一宮七夕まつり」です。