タグ別アーカイブ: 世界残酷物語

映画のエンディングと音楽


観た映画が何十年たっても記憶に残るのは、映画の「エンディングシーン」と「テーマ音楽」だと思います。

モア(MORE)
https://www.youtube.com/watch?v=doE_lNRyMlA (YouTube)

世界残酷物語 [DVD]

新品価格
¥2,331から
(2014/10/30 16:10時点)


世界残酷物語」(原題:Mondo Cane 米題:A Dog’s World)は、グァルティエロ・ヤコペッティ監督の1962年公開のイタリア映画です。世界中の野蛮で残酷な奇習・風俗を描いた映画でした。
印象的だったのは、ラスト・シーンで、原爆実験で方向感覚を失って海に戻れなくなった海亀。そのエンディングに、この「モア(MORE)」が流れました。流れるような美しいメロディーの曲調と、方向を失った海亀のシーンの不釣り合いが、強く印象に残りました。

太陽がいっぱい(Plein soleil)
https://www.youtube.com/watch?v=eFOJfVo7XqI (YouTube)

太陽がいっぱい 最新デジタル・リマスター版 [DVD]

新品価格
¥2,848から
(2014/10/30 16:13時点)


太陽がいっぱい(原題:Plein soleil)」は、1960年公開のフランスとイタリアの合作映画で、主演はアラン・ドロン、監督はルネ・クレマンです。

金持ちの放蕩息子と貧乏な男友達。貧乏な男は、ヨットで金持ちの友人を殺して、海に捨てます。そして金持ちの友達になりすまして(身なり、生きてるように手紙を書き送り、サインをまねて・・・)財産を手に入れる計画を立て、実行していきます。友達の彼女とも恋人となり、全てがうまく進み、そして、エンディングで、このメロディーがかかる中、海辺で日差しを浴び、酒を飲んで、「最高の気分」と酔いしれいる。そのころヨットとのスクリューに絡まって引き上げられてくる友達の死体・・・。その男を海の店のおかみさんが警察に頼まれて「電話だ」と呼ぶ・・・。
奏でるメロディーが、満ち足りた至福を感じさせるとともに、はかなさ、哀愁も漂わせて、忘れられないシーンとなっています。

卒業(The Graduate)
https://www.youtube.com/watch?v=3JTH5VPAT4Y (YouTube)

卒業 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第5弾) [DVD]

新品価格
¥630から
(2014/10/30 16:15時点)


卒業The Graduate)」は、1967年にアメリカ合衆国で制作公開されました。
大学を卒業して帰郷した嘱望される若者。卒業記念パーティで父親の仕事のパートナーの奥さんから誘惑される。夜ごとの逢瀬。そんな中、同じく帰郷したその奥さんの娘であり、幼なじみとデートし、その娘を恋するようになる。
それを知った不倫の中の奥さんは娘と別れるように迫り、別れないなら情事を娘に暴露すると脅す。自ら不倫の相手は、母親と娘に告白する。娘は別の男と結婚させられる。その結婚式が執り行われている教会に駆け、窓越しに娘の名を呼び続ける。そして娘は結婚式から逃げ、二人は長距離バスの中、旅立っていく。そこで、かかる曲が「サイモン&ガーファンクルSimon & Garfunkel)」の「サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)」です。

歴史においてとか、私たちの日常生活の中で、「もし~だったら」なんて、よく考えますが、映画のラストシーンが、「もし、ハッピーエンド」だったなら、とか、反対に「悲しい運命」で終わってたら、と考えると、そのシーンに合った曲がまた生まれていたんだろうな・・・とも思います。
でも、やはり、多くの人に、長く心に残っている「シーン」と「曲」ということは、「もし」は無かったのかもしれません。ベストだったと。