季節は夏から秋へ…「チェット・アトキンス」~「ホルヘ・ラボイ」


9月となり季節は夏から秋になろうとしています。
朝夕は多少涼しくなったかなと思いますが、残暑というか未だ夏の暑さも残っています
夏の終わりに夏の歌を「チャッド&ジェレミー」~「ブライアン・ハイランド」として何曲か紹介がありましたが、私も季節の変わり目のこの時期、夏の終わりよく聴く曲を何曲か紹介したいと思います。
雰囲気は午後から夕方をイメージしてみました。

1曲目は独自のギター奏法(フィンガリング)で自らの名前が奏法名ともなった名ギタリスト「チェット・アトキンスChet Atkins)」の「Like A Crystal in The Light」です。
この曲はラジオのBGMとしても使われましたので聴かれた方も多いかと思います。

私もチェット・アトキンスは深く聴いてはいませんが、曲では「チャップリン・イン・ニュー・シューズ」、アルバムでは「レス・ポール」とのデュエット」などは今でも好んで聴いています。

そのチェット・アトキンスが1986年にリリースしたのがこの曲が収録された「Street Dreams」というアルバムです。
このアルバム(当時はレコード)も半分はジャケ買いでしたが、お店の壁に飾られたレコードのジャケットに描かれた夕暮れのロサンゼルスの風景に魅かれてしまいました。夏の夕暮れのイメージです。
近くで見るとチェット・アトキンスのアルバムだと知り、即購入したアルバムでした。

早速聴きましたが、今まで聴いていたチェット・アトキンスのイメージとは違い、当ブログでもアール・クルーがチェット・アトキンスに多大な影響を受けたと書きましたが、当時のアール・クルーの人気や1978年の「Magic in Your Eyes」での共演などで交流があったのかもしれませんが、アール・クルーに影響されたようなサウンドに仕上がっています。

アルバムのプロデュースも「ジョージ・ベンソン」のブリージンでお馴染みのキーボーディスト「ロニー・フォスター」であり、参加ミュージシャンも「リー・リトナー」をはじめ、ロサンゼルスのトップ・ミュージシャンばかりと、チェット・アトキンスによるフュージョン・サウンドと言えます。

チェット・アトキンス(Chet Atkins) | Like A Crystal in The Light
https://www.youtube.com/watch?v=al0Pqs9et88 (YouTube)

Street Dreams

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2曲目はロサンゼルスのトップ・キーボーディスト「デヴィッド・ディッグスDavid Diggs)」の「Rachel」です。

デヴィッド・ディッグスはコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック系のミュージシャンとして活躍、アルバムもリリースするなどコンスタントに活動していた方ですが、やはり「クインシー・ジョーンズ」の大ヒット・アルバム「愛のコリーダ(Dude)」のツアーのアレンジャー、音楽監督に大抜擢された事により才能が評価されます。
これを切っ掛けに多くのミュージシャンとも交流を深め、ソロとしても本格的にアルバムをリリースするなど活動を開始します。

私は今回紹介の曲が収録された「Streetshadows」というアルバムしか持っていませんが、6作目のアルバムとなります。
このアルバムはCDでの復刻を望んでいたアルバムでしたが、ようやく2011年に韓国で復刻され韓国盤を購入しました。
翌年に国内盤がリリースされた時はガッカリしましたが、レコードでしか聴けなかった私には復刻は満足でした。

パウリーニョ・ダ・コスタでも簡単に紹介しましたが、このレコードの国内盤は「L.A.ザ・セッション」名義で、ジャケットも夏のイメージに差し替えられタイトルも「ミント・サマー」という邦題名で売られました。

アルバムはどの曲も好きな曲ですが、ギタリスト「ポール・ジャクソン Jr.」の名演といえる曲もギター好きにはお勧めです。

今回するRachelという曲はアコースティック・ギターをフューチャーした曲ですが、ギターは「リー・リトナー」です。

デヴィッド・ディッグス(David Diggs) | Rachel
https://www.youtube.com/watch?v=J6DhnDFjJj0 (YouTube)

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3曲目はキーボーディスト「デイヴィッド・ベノワDavid Benoit)」の「Some Other Sunset」です。

デイヴィッド・ベノワはアメリカ、ウェスト・コーストを代表するキーボーディストです。
また、キーボーディストのほかにもコンポーザー、プロデューサー、アレンジャーと幅広く活躍しています。

私がデイヴィッド・ベノワを最初に聴いたアルバムが今回紹介する曲が収録された1986年リリースの「Summer」でした。
既にアメリカでは7枚のアルバムをリリースしていましたが国内盤のリリースは無く、日本でもレコード・デビューさせたいとキング・レコードがデイヴィッド・ベノワに持ちかけ、デイヴィッド・ベノワからの返事が「既にリリースされているアルバムから気に入った曲を言ってほしい。その曲をもう一度レコーディングしたい」との返事で、選曲、レコーディングされたのがこのアルバムでした。
のちにアメリカでもタイトルを変えてリリースされましたが、当時は日本のみのリリースでした。

このアルバムでファンとなり以降もアルバムを購入し聴きましたが、私はこのアルバムが一番のお気に入りで今でも良く聴く1枚です。
アルバム・タイトルからも夏好きにはたまりません。

Some Other Sunsetはアルバムの1曲目となる曲で、ボサノヴァのリズムをバックにピアノが心地よいです。

デイヴィッド・ベノワ(David Benoit) | サム・アザー・サンセット(Some Other Sunset)
https://www.youtube.com/watch?v=1f3gQ0mw8wA (YouTube)

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4曲目は「デオダートEumir Deodato de Almeida)」の「San Juan Sunset」です。

デオダートも私の紹介する必要もないアメリカを代表するキーボーディスト、アレンジャーです。
デビューは出身地でもあるブラジルですが、早くからアメリカでアレンジャーとして活躍し多くのアルバムに関わり、その後レコード・デビューとなりす。

1972年リリースのアルバム「Prelude」に収録の「ツァラトゥストラはかく語りき」、セカンド・アルバム「Deodato2」に収録の「ラプソディー・イン・ブルー」はヒットし今でも良く聴く曲です。
以降もアルバムを購入し聴きましたが、なかでも今回紹介のSan Juan Sunsetが収録されたアルバム「Love Island」は夏には必ず聴く1枚です、なによりジャケットがトロピカルしています。

リー・リトナーもアルバム「Rio」で取り上げたこの曲ですが、デオダートでは「ラリー・カールトン」が心地よいギターを弾いています。

デオダート(Eumir Deodato de Almeida)| サン・ファン・サンセット(San Juan Sunset)
https://www.youtube.com/watch?v=TeqqhebRzTc (YouTube)

このアルバムはFUSION BEST COLLETION 1000の1枚としてこの夏に再発となりました。

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最後の曲は「ホルヘ・ラボイJeorge Laboy)」の「It Was Just A Game」です。

この曲が収録されたアルバム「3 AM」は当時フュージョン・ギタリストと言うだけで購入したアルバムの中の1枚で、ホルヘ・ラボイという名前も初めて聞く名前でした。

ホルヘ・ラボイはプエルトリコ出身で、プエルトリコ大学の音楽科でクラシック・ギターを学び、卒業後はセッション・ギタリストとしてプエルトリコのシンガーやプレイヤーのレコーディングに参加するなど、プエルトリコのNo.1ギタリストです。

デビュー・アルバムとなるこのアルバムはニューヨークでレコーディングされ1993年のリリースですが、このアルバムについては情報も少なく、アメリカのサイトを見ても同名アルバムがデジタル配信であるのですが収録曲が3曲以外は別の曲であり、もしかしたら日本での発売はポリスターでしたので、日本だけのリリースだったのかもしれません。

私もこのアルバム以外の活動は知りませんが、このアルバムはアコースティック・ギター、エレキ・ギターを使い分け、どの曲も心地良く、ギター好きにはお勧めかと思います。

ホルヘ・ラボイ(Jeorge Laboy) | ジャスト・ア・ゲーム(It Was Just A Game)
https://www.youtube.com/watch?v=aqFf9hZ1p7A (YouTube)

3 AM

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何れのアーティストも1話として紹介できる方々ばかりですが、今回は曲の紹介として簡単なものとなりました。

また、機会がありましたらアーティストとして紹介したいと思います。

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