60年代のイタリア女性ポップス「ジリオラ・チンクェッティ」~「ミーナ」


1960年代に入って、イタリアのサンレモ音楽祭(Festival della canzone italiana、1951年より開催)が、日本でも注目を集めるようになりました。

イタリアでは「ボビー・ソロ」「ウィルマ・ゴイク」などのスター歌手生み、米国の「コニー・フランシス」「ポール・アンカ」「ディオンヌ・ワーウィック」等の有名アーチストもこの音楽祭に出場していました。日本からも「伊東ゆかり」や「岸洋子」が参加し、日本でもイタリアのポップスが流行り、「カンツォーネ・ブーム」がおこりました。

中でも、1964年に可憐な歌姫「ジリオラ・チンクェッティGigliola Cinquetti)」がサンレモ音楽祭に出場、そして優勝した曲 が「夢みる想い(Non ho l’età)」でした。まだ、16才だったとの事です。

ジリオラ・チンクエッティ(Gigliola Cinquetti)|夢見る想い(Non Ho L’eta)
http://www.youtube.com/watch?v=CyNdsv5USys (YouTube)

ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ

新品価格
¥2,454から
(2014/3/28 17:44時点)

「Non ho l’età」 は「まだ その年ではない」という意味だそうです。
歌詞は16才の少女「チンクェッティ」の、「恋をして自分の若さに戸惑いを感じて、でも、愛してほしい、だから、もう少し大人になるまで待っていてほしい・・・」という歌詞は、可憐な恋心そのものです。
今の少女達はどうでしょう・・・。はたしてこのように心が揺れ動くのでしょうか?

当時は、歌詞の意味をわからず、「ノノレタ~、ノノレタ~、ペラマルティ~、ノノレタ~」とよく口ずさんでいました。

「ジリオラ・チンクェッティ」は1970年の大阪万博(万国博覧会)で開催された「サンレモ音楽祭EXPO70」にも来日して出演していました。

【大阪万博】サンレモ音楽祭 (大阪万博EXPO70/44年前の今日は)

そして、同じころ、「ジリオラ・チンクェッティ」とともに人気のあったイタリアの歌手が「ウィルマ・ゴイクWilma Goich)」です。中でも「花のささやき」は大好きでした。

ウィルマ・ゴイク(Wilma Goich)|花のささやき(In un fiore)
http://www.youtube.com/watch?v=11wbyVuMnRc (YouTube)

Il Meglio (New Rec.)

新品価格
¥1,624から
(2014/3/28 17:45時点)

1966年の「サンレモ音楽祭」の入賞曲です。しっとりとした、やわらかな可愛らしい歌声で、本当に「花」が愛をささやいている感じがします。

最後に、ミーナMina)を紹介します。

ミーナ(Mina)|砂に消えた涙 (Un buco nella sabbia)
http://www.youtube.com/watch?v=GpZsUYXrh3c (YouTube)

砂に消えた涙

中古価格
¥5,244から
(2014/3/28 17:48時点)

以前、「Amazing Voice驚異の歌声」という番組で「ミーナ」の特集がありました。
ミーナのキャリアや、その歌の魅力に迫る番組でした。

【特報】Mina特集TV放映決定! (Piccola RADIO-ITALIA)

ミーナは、「月影のナポリ」のヒットからイタリアのポピュラー歌手としてスターダムを駆け上り、イタリアを代表する歌手になりました。ところが、イタリアの俳優と不倫の恋の末に男児をもうけたことで、カトリックの戒律の厳しいイタリアで激しい非難にさらされ、1年間テレビ・ラジオから謹慎処分とされてしまいます。
謹慎後、再び活発な音楽活動を始めますが、1978年に私生活をパパラッチに追いかけられ、体調を崩してしまってから表舞台から姿を消します。
その後は、70歳を超えた今もレコード録音は続け、現在までに122枚のアルバムを発表しています。そして、イタリアでは彼女の人気は今でも衰えることなく、子供から大人まで多くの人に好かれています。

彼女の歌で何が一番好きな曲は、やはり「砂に消えた涙」です。
日本語でも歌われた、「砂に消えた涙」のちょっと憂いをもった小悪魔的な可愛らしさのミーナの声は、ある種の郷愁・哀愁を引き起こします。
そして、この歌をカバーする、弘田三枝子、ザ・ピーナッツ、伊東ゆかり、黛ジュン、麻丘めぐみ、小林麻美、竹内まりや、他多くの歌手が歌っています。

これらイタリア女性歌手の3曲のシングル盤を買って、そのころ応接セットの一つでもあった「ステレオ」で何度も何度も聴いた想い出があります。
もちろん、今でも歌詞を暗記していて口ずさむことができます。
曲の低音が良く響き、また、高い声の伸びがとても美しく聴こえました。

関連記事

    関連する記事は見つかりませんでした。