思い出の「パートリッジ・ファミリー」


先日いつものように中古CDショップに行くと懐かしく思い出のあるグループのベスト盤を見つけ思わず購入してしまいました。
そのグループは「パートリッジ・ファミリーThe Partridge Family)」です。

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パートリッジ・ファミリーといっても今の若い方にはピンとこないかもしれませんが、もう40年近く前にテレビで放送されたアメリカのホーム・コメディ・ドラマ*に登場したファミリー・グループです。
既に音楽の世界では「ジャクソン5(The Jackson 5)」や「オズモンド・ブラザーズ(The Osmond Brothers):後にオズモンズ(The Osmonds)に改名」といったファミリー・グループが活躍し、日本でも多くのファンに支持され、若い人からはアイドルとしての人気度も高く、当時のコマーシャルに起用される程でした。
このパートリッジ・ファミリーも名前の通りファミリーによるグループではありますが、あくまでもドラマのために集められた音楽は素人といえる役者(歌手として活躍の方もいます)により結成されたグループです。
以前にHiroさんが9月の風のように自由になりたい「ザ・モンキーズ」で「ザ・モンキーズ・ショー」を紹介されましたが、ストーリーはともかく、そのファミリー版ともいえる内容です。パートリッジ・ファミリーも、その人気はドラマだけに収まらず、モンキーズ同様に挿入歌が全米1位となるなど音楽の世界でも大人気のグループとなります。

日本での放送は東京12チャンネル(現:テレビ東京)より1972年から「人気家族パートリッジ(ゆかいな音楽一家)」というタイトルで開始されました。ただ、東京12チャンネルは関東ローカル局**といわれた頃でしたので、全国的には視聴できなかった方が多いかもしれません。
私は放送圏内で見る事が出来ましたが、日曜日の昼間の放送とはいえ、まだビデオの無い時代で録画して後で見る事も出来ず、このドラマを見てから遊びに行った記憶があります。

ご覧になった方は懐かしいかもしれませんが、このようなオープニングでした。
最後のバスのシーンを見ていただきたくセカンド・シーズンのオープニングです。三男だけ配役が代わっています。また、当時は気にもしてませんでしたが、アニメーションで鳥が登場しますが、Partridgeとはヤマウズラという鳥の名前だと後になって知りました。

Partridge Family Intro Second Season opning
http://www.youtube.com/watch?v=ZsLOk5WM6q8 (YouTube)

キャスト

  • シャーリー・パートリッジ(母) / シャーリー・ジョーンズShirley Jones
  • キース・パートリッジ(長男) / デヴィッド・キャシディDavid Cassidy
  • ローリー・パートリッジ(長女) / スーザン・デイ (Susan Dey)
  • ダニー・パートリッジ(次男) / ダニー・ボナデュース (Danny Bonaduce)
  • クリス・パートリッジ(三男・シーズン1) / ジェレミー・ゲルボークス (Jeremy Gelbwaks)
  • クリストファー・パートリッジ(三男・シーズン2~4) / ブライアン・フォスター (Brian Forster)
  • トレイシー・パートリッジ(次女) / スサンヌ・クルーフ (Suzanne Crough)
  • ルーベン・キンケード(マネージャー) / デヴィッド・マーデン(Dave Madden)
  • ムク犬 / シモーヌ

MAHALO_PIC_PFシングル盤を何枚か持っていたのですが、これしか残っていませんでした。まだシーズン1の頃の顔ぶれです。

デヴィッド・キャシディはこれでトップ・アイドルとして大人気となります。
また、デヴィッド・キャシディは父で俳優のジャック・キャシディの前妻との間に出来た子供でしたが離婚し、なんと父の再婚相手が母役のシャーリー・ジョーンズで、プライベートでも親子となります(こちらも離婚してしまいました)。
また、シャーリーとは3人の子供を授かり、ショーン・キャシディはアイドルとして日本でもデヴィッド・キャシディとともに人気となりました。

ストーリー
夫を亡くし5人の子供をかかえ経済的にも大変な母シャーリー。
母を助ける事は出来ないかと思う子供達でしたが、たまたま兄弟で結成していたグループにシャーリーがボーカルとして参加しますが、その時に録音したデモテープを二男ダニーの積極的な売り込みによりプロとしてデビューとなりレコードもリリース、やがてレコードがヒットし評判となります。
早口でお調子者のマネージャーのルーベンのもと、シャーリーの運転する派手なペイントのバス(オープニングに登場)で演奏旅行を開始しますが、その旅の途中でいろんな珍事件が発生するといった笑いあり、出会いや恋もありといった、、いかにもアメリカらしいストーリーが展開されます。
出演者(3人は子役)は何れも個性があり演技者でしたが、個人的にはベース担当の次男のダニーが芸達者で面白かったです。

ザ・モンキーズ・ショーもよく見た番組でしたが、このパートリッジ・ファミリーは私がギターを始めた頃と重なり、当時はアメリカでは家族でグループを組むのかなんて憧れでもありました。

そして、このドラマからヒット曲が誕生します。

最初に紹介する曲は「I Think I Love You(邦題:悲しき初恋)」です。
この曲はパートリッジ・ファミリー初のシングル曲で1970年10月にビルボードで1位を獲得しています。
また、この時期話題のグラミー賞も「ベスト・セリング・ヒットシングル・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

パートリッジ・ファミリー(The Partridge Family) | 悲しき初恋(I Think I Love You)
http://www.youtube.com/watch?v=bb4FMn-IWEY   (YouTube)

2曲目はセカンド・シングルの「Dosen’t Somebody Wait To Be Wanted(邦題:悲しき青春)」です。
この曲は1971年2月にビルボードで最高6位となっています。また、日本のファミリー・グループ「フィンガー5」も「恋人募集中」というタイトルでカバーしています。
個人的にはこの曲がアメリカらしくて気に入っています。

パートリッジ・ファミリー(The Partridge Family) | 悲しき青春(Dosen’t Somebody Wait To Be Wanted)
https://www.youtube.com/watch?v=KPvGxZavQEA  (YouTube)

最後に紹介するのは「I’ll Meet You Halfway(邦題:いつか会う日まで)」です。
この曲はサード・シングルとして発売され、こちらも1971年5月にビルボードで最高9位となっています。
キャストで紹介した写真が日本でのシングルです。

パートリッジ・ファミリー(The Partridge Family) | いつか会う日まで(I’ll Meet You Halfway)
https://www.youtube.com/watch?v=sUarU5P1wPg  (YouTube)

他にも良い曲がありますので、当時この番組をご覧になった方で懐かしく、また聴いてみたいと思われた方はベスト盤をお勧めします。

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また、ドラマのDVDもリリースされましたが、輸入盤のためリージョンの違いもあり紹介いたしませんが、YouTubeでも、結構な数の話をご覧いただけます。字幕が無いのが残念ですが、音楽を聴くだけでも楽しめるかと思います。

YouTubeで”The Partridge Family”を検索

最後となりましたが、メンバーの何人かは現在も舞台俳優などで活躍しているそうです。
皆よい歳となっている事でしょう。
もちろん、これを見ていた私もですが…。

* 編集部注:1970年に米ABC放送が製作・放送したテレビドラマです。
** 編集部注:当時、東京12チャンネルは総合放送局ではなく、科学番組編成中心の科学テレビ局でした。そのため、娯楽番組が少なく、放送時間も短く全国ネットワークを組織していませんでした。

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