70年代のJazz喫茶「御茶ノ水」


都内で通ったジャズ喫茶の一つが、お茶の水NARUです。NARUのオーナーは、成田勝男ですでに亡くなっていますが、お店は今でも御茶ノ水と代々木で続いています。

成田勝男にささげる曲~Adieu~(さようなら)
http://www.youtube.com/watch?v=p2K0rEio3pc (YouTube)

甲斐恵美子他のメンバーが、成田勝男にささげた曲です。

ジャズライブハウスのメッカとして知られるNARU。
その歴史は、1969年にジャズ喫茶から始まり、とりわけジャズを奏でる『人』=ミュ­ージシャンが好きだったオーナーは、ライブハウスとしてミュージシャンの場を守って来­た。
その創立者のナルさん、こと成田勝男氏が亡くなって、今年の1月18日で12年になる­。(2013年2月)
いま、まさに夜ごとにライブが繰り広げられ、また陸続と素晴らしいミュージシャンが出­てきている様を、草葉の陰でほくそえんでいることだろう。
そんな成田氏に感謝して、この曲を捧げたい。

動画の概要より

お茶の水NARUには、開店当初から行っていました。
昨年、友人たちと久しぶりに行きました。
その日は、山口真文(ts)が出演していました。山口真文は、昔、板橋文夫(p)や、川崎瞭(Guitar)、そして、ジョージ大塚(ds)クインテッドで、大野俊三(Tp)大徳俊幸(p)古野光昭(b)と一緒に演奏してたと思います。本当に懐かしかったです。他にも 、故日野元彦(ds)、佐藤允彦(p)、辛島文雄(p)、向井滋春(tb)などのライブ演奏をそのころ良く聴きました。

その他、御茶ノ水では「ニューポート」、水道橋は「スイング」と「響」などのジャズ喫茶に行きました。
また、渋谷では「デュエット」「音楽館」「オスカー」に行きました。
そのころ良く聴いた曲は、マイルス・ディビスの「ビッチェズ・ブリュー」でした。

マイルス・ディビス(Miles Davis)|ビッチェズ・ブリュー(Bitches Brew)
http://www.youtube.com/watch?v=YRj67oAC6TA (YouTube)

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この、「ビッチェズ・ブリュー」は、マイルスが「フュージョン」と呼ばれるジャンルを確立し、ジャズ史上最も革命的な作品の一つといわれています。マイルスのアルバムとしては初めて、アメリカでゴールド・ディスクとなり、総合チャートのビルボード(Billboard) 200で自身唯一のトップ40入りを果たしてマイルス最大のヒット作品となりました。

演奏メンバー:

  • マイルス・デイヴィス(tp)
  • ウェイン・ショーター (ss)
  • ベニー・モウピン (bc)
  • ジョン・マクラフリン (eg)
  • ジョー・ザヴィヌル(ep)
  • チック・コリア(ep)
  • ラリー・ヤング(ep)
  • デイヴ・ホランド (eb)
  • ハーヴェイ・ブルックス(eb)
  • レニー・ホワイト(dr)
  • ジャック・ディジョネット(dr)
  • ドン・アライアス(dr)
  • ジム・ライリー(pc)

次代を担う錚々たるメンバーが参加しています。
ウェイン・ショーターとジョー・ザヴィヌルは70年に「ウェザー・リポート」を結成、チック・コリアは72年に「リターン・トゥ・フォーエヴァー」など、その後素晴らしい活躍する多くのジャズ・プレーヤーたちです。

マイルスの卒業生として、ジョン・コルトレーンはやはり異彩を放っています。

ジョン・コルトレーン(John Coltrane) | 至上の愛(A Love Supreme)
http://www.youtube.com/watch?v=TmD16eSy-Mg (YouTube)

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演奏メンバー:

  • ジョン・コルトレーン(ts)
  • マッコイ・タイナー(p)
  • ジミー・ギャリソン(b)
  • エルビン・ジョーンズ(ds)

重厚なジャズを感じる一曲です。

ジョン・コルトレーンと並ぶサックス奏者は、やはりソニー・ロリンズだと思います。
演奏の歌心とかゆったりと聴けるプレイは、ロリンズ独特だと思います。

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)|セント・トーマス(St.Thomas)
http://www.youtube.com/watch?v=UA2XIWZxMKM (YouTube)

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演奏メンバー:

  • ソニー・ロリンズ(ts)
  • トニー・フラナガン(p)
  • ダグ・ワトキンス(b)
  • マックス・ローチ(dr)

このセント・トーマスは、数多く聴いた曲です。とても聴きやすく、メロディアスです。いまだにに聞きあきることのない名曲だと思います。

ジャズ喫茶で聴いた曲は、どれもこれも数十年たった今もきっちり記憶の中に残っています。

ところで、こんな音源を見つけました。

大滝詠一のスピーチバルーン かまやつひろしさんを迎えて
http://www.youtube.com/watch?v=8dSS_uiX-4w (YouTube)

この中で面白いのは、終戦後米軍キャンプを廻っていた日本の元祖ジャズ・プレーヤーたちが、キャンプ廻りの仕事が減っていったことで、稼ぐための職場として喫茶店とか飲み屋さんで演奏し始め、それがジャズ喫茶となっていった、との話。
また、米軍キャンプを廻っていたジャズ・プレーヤーの面々の中で、コミックバンド(クレージー・キャッツ、ザ・ドリフターズ、ドンキー・カルテット等)になっていった人たち、歌謡歌手になっていった人たち(水原宏、フランク永井、守屋浩、井上ひろし等)など、話が50年前にタイムスリップして楽しいです。

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