70年代のJazz喫茶「新宿」


’70年代、新宿は若者文化の「メッカ」だったと思います。
Jazzが流れる喫茶店の風月堂が有名で多くの文化人が集まり、「アングラ」「反戦運動」「新左翼」「フーテン」等の言葉を生み出していきました。

他に新宿のJazz喫茶で思い出すのは、新宿二幸の裏にあった「DIG」です。聴いてる人が難しい顔をして、いわゆる哲学的な物想いにふける雰囲気でした。、もちろんしゃべったりしたら怒られるという店でした。

「木馬」は、歌舞伎町の入口にありました。すごく広く、アンティークを飾って、ちょっとJazz喫茶と思えない雰囲気のお店でした。

「ヴィレッジ・ゲート」でかかるJazzは、比較的軽い分野が多かったと思います。

新宿でよく通ったJazzライブハウスが「新宿 PIT INNicon」でした。
午前の部(11:00 a.m.~)は、早稲田ハイソソサイティなどの学生が、午後の部(2:30 p.m.~)は、向井 滋春:TB、今田勝:P、土岐英史:TS、大友義雄:ASなどのセミプロが出演しました。そしてメインの夜の部(7:00 p.m.~)には、渡辺貞夫:AS、日野皓正:TP、ジョージ大塚:DR、山下洋輔:P、本田竹廣:Pが登場し、まだ、10代だった渡辺香津美:Gが参加 した「渡辺貞夫クインテット」の演奏を聴いた記憶があります。
大徳俊幸:Pが「ジョージ大塚クインテット」で演奏していたのを聴きにも行きました。

渡辺貞夫|カリフォルニア・シャワー
http://www.youtube.com/watch?v=rNOC71SCKbc (YouTube)

カリフォルニア・シャワー

新品価格
¥1,576から
(2013/12/27 14:23時点)

そして、コマ劇場近くのビルの地下1階にあった「PONY」では、Miles Davis:TP、John Coltrane:TS、Bill Evance:P、Herbie Hancock:Pをよく聴きました。

他には「タロー」にも通いました。
昼の部(2:30 p.m.~)と夜の部(7:00 p.m.~)で、それぞれ、ジョージ大塚:DR、本田竹廣:P、向井 滋春:TB、今田勝:P、土岐英史:TS、大友義雄:AS、渡辺香津美:Gに加えて、菊池雅章:P、板橋文雄:P、松本英彦:TS、日野元彦:DS、などがよく演奏していました。

土岐英史 カルテット | The Right Time
http://www.youtube.com/watch?v=jCnt6Z-jLs4 (YouTube)
土岐英史:ASax、野力奏一:Pf、加藤真一:Bs、日野元彦:Ds
日野元彦(日野皓正の弟)のドラミングもいいです。

THE ONE

新品価格
¥2,655から
(2013/12/27 14:33時点)

土岐英史が竹内まりやの「駅」で、エンディングのサックス・ソロを吹いています。本当にいいですね。

竹内まり&土岐英史|駅
http://www.youtube.com/watch?v=2DyDc-PDcB8 (YouTube)

今、南青山にある、「BODY&SOUL」のオーナー・関京子が、この「タロー」を1964年に新宿に日本で初めてのJazzライブハウスとして開店させました。その後1971年には新宿に「BODY & SOUL」を開店し、そして1976年に六本木に移転したとのことです。

向井滋春 カルテット & 谷啓|Tamagawa Blues
http://www.youtube.com/watch?v=fkrMEEaCz0o (YouTube)
向井滋春:Tb、谷啓:Tb、岩崎大輔:Pf、古野光昭:Bs、古沢良治郎:Ds
贅沢な2トロンボーンです。

向井滋春Quartet|Four Backs
http://www.youtube.com/watch?v=wPl7IGukW2Q (YouTube)
向井滋春:Tb、板橋文夫:P、古野光昭:B、古澤良治郎:D

プレジャー

新品価格
¥2,165から
(2013/12/27 14:43時点)

’70年代、新宿でライブ演奏していた方々が、今、日本のJazz界の大御所となっています。
そして、今また、多くの若手JazzミュージシャンがJazzライブハウスで活躍しています。
時代はそういった連続性の中でどんどん変化していくと改めて実感します。

関連記事