AORの名盤「Light Mellow」でCD復刻!「スティーヴ・マーズ」と「ブリッジ・2・ファー」


これまでCDで復刻を希望するアルバムとして何枚か紹介してきました。
紹介したいアルバムは他にも数多くありますが、いつものようにショッピングサイトでCDを探していると、次の機会に紹介しようと思っていたアルバム2枚がCDで復刻されているのを見つけました。

何れも音楽ライター金澤寿和氏の監修でLight MellowシリーズとしてAORなど数多くのCDが復刻されているのはご存じかと思いますが、その2013年シリーズとなります。
このシリーズはレーベルに捉われず、各社からリリースされるためCD復刻の可能性も高く、アルバムのリマスタリングなど音質の向上や、全てではありませんがボーナス・トラック曲が追加されたりと、コレクターではない私でもレコードとCDの両方所有していてもつい買ってしまうシリーズです。
「金澤寿和」氏の詳しい解説も魅力でもあります。

今回はソニー・ミュージックエンタテイメントからで。2013年7月10日にリリースされました。

最初の1枚はキーボーディストでシンガーソングライターの「スティーヴ・マーズ(Steve Marrs)」の「サムバディ・サムホエア(Somebody Somewhere)」です。
このアルバムは世界初CD化となります。

サムバディ・サムホエア(紙ジャケット仕様)

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このアルバムの購入はもちろんレコードでしたが、やはりショップお勧めとして壁に飾っていた1枚でした。
スティーブ・マーズは初めて聞く名前でしたが、レコードに針を落とすと1曲目から当時流行のウェストコースト・サウンドです。このアルバムは国内盤はリリースされず、輸入盤にも歌詞、参加ミュージシャンしか書かれてないため詳しい経歴はわかりませんが、ハイスクールからキーボードを始め音楽活動を開始、70年半ばにバンドを結成しアルバムもリリースするなどと活動しますが成功とは言えなかったようです。
その頃に同じような活動をしていたロギンス&メッシーナのケニー・ロギンスと交流をもちます。
皆さんご存知のようにケニー・ロギンスはロギンス&メッシーナ、そしてソロとしてヒットし大成功を収めます。
ケニー・ログンスとは彼のライブ・アルバム「ALIVE」の最後の曲「キープ・ザ・ファイア」にコーラスで参加するなど交流はあったようで、その後ケニー・ロギンスのバンド・メンバーとして参加します。

今回紹介の「サムバディ・サムホエア」はこの頃に作られたアルバムですが、このような経緯から商品のサイトやCDの帯には宣伝文句としてケニー・ロギンスのプロデュース、スティーブ・ルカサーの参加などと書かれています。しかし、全9曲中1曲のみです。
メイン・プロデュースはクリストファー・ボンドで、参加ミュージシャンも彼に近い人達と私も初めて聞く名前ばかりです。

ではこのアルバムより私の好きな2曲を紹介します。
1曲はアルバムのタイトル曲でもあり1番好きな曲で、良い音でこの曲を聴きたくてCDを購入したとも言えます。

Steve Marrs | How Was I To Know
http://www.youtube.com/watch?v=HR0na4-BwHg  (YouTube)

Steve Marrs | Somebody Somewhere
http://www.youtube.com/watch?v=u8ooYF8aA5A  (YouTube)

その後については、ケニー・ロギンスのバンドのミージック・ディレクターを長く務めた事までは知っていましたが、CDの解説によるとマイケル・マクドナルドなどのサポートを行ったのち、サウンド・トラックなどの製作に携わり、メイン・ワークとなっているようです。

もう1枚は「ブリッジ・2・ファー(Bridge 2 Far)」の同名タイトル「ブリッジ・2・ファー(Bridge 2 Far)」です。こちらはレコードとともにCDもリリースされましたが何れも国内盤としてのリリースは無く、今回のCDは国内盤として初リリースとなります。

ブリッジ・2・ファー(紙ジャケット仕様)

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実はこのデュオ、そしてアルバムについてはまったく知らず、数年前にたまたま入ったリサイクルショップ(中古レコード店ではありません)で店の片隅のダンボールに入っていた1枚(なんと100円)でした。
メンバーの一人は知っていましたのでどのようなものかと購入し早速聴いてみると、一発でそのサウンドに虜となり、当時よく聴いた思い出があります。
残念なのが音飛びはないもののノイズが酷く、CDは出てないかとネットで探し見つけましたが中古でも高価と手が出せず諦めていたところに今回のCD化です。

ブリッジ・2・ファーはセッション・ドラマーのジョン・ロビンソン(John Robinson)と、ボーカルのマーク・ウィリアムソン(MarkWilliamson)が結成したデュオです。

メンバーについてですが、バークリー音楽大学出身のセッション・ドラマー、ジョン・ロビンソンはファンク・グループの「ルーファス」(Rufus)への参加によって知れ渡るようになりました。
ルーファスより、ルーファス&チャカ・カーン(Chaka Khan)のほうがお馴染みかもしれません。
そのルーファスをクインシー・ジョーンズがプロデュースしたことによりクインシーとの交流を深め、クインシー・ファミリーとしてクインシーがプロデュースしたアルバムに多く参加しています。代表作としてはやはりマイケル・ジャクソンのアルバムで、「オフ・ザ・ウォール」、「BAD」でその演奏を聴く事ができます。残念ながら「スリラー」にはクレジットされていませんでした。

もう一人のマーク・ウィリアムソンについては私も初めて聞く名前でしたが、イギリス出身のシンガーソングライターでダン・ハフでも紹介した「コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(Contemporary Christian Music : CCM)」系のアーティストとの事です。

この2人が1989年にデュオとしてプロジェクトを組みリリースしたのがこのアルバムです。
参加ミュージシャンも「スティーブ・ルカサー」「マイケル・ランドウ」などが参加し、曲の良さはもちろんですがギターソロも何曲かで聴く事ができ、ギター好きの方にもはお勧めのアルバムです。
なお、このデュオとしてはこのアルバム1枚のみです。

全曲ともお勧めの曲ばかりですがアルバムより私の好きな2曲を紹介します。

Bridge 2 Far | Heaven On Earth
http://www.youtube.com/watch?v=kKt59qybykM  (YouTube)

Bridge 2 far | Caught Inside Your Heart
http://www.youtube.com/watch?v=chVitfQMwTc  (YouTube)

今回は購入した2枚を紹介しましたが、「Light Mellow 2013」としてデイヴ・メイスン・バンドのキーボーディストとしてお馴染みのマイク・フィニガンなど3枚が同時リリースされていますので紹介します。お探しの1枚があるかもしれません。

  • マイク・フィニガン(Mike Finnigan) | ブラック&ホワイト(Black&White)

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  • エリオット・ランドール(Elliott Randall) | エリオット・ランドールズ・ニューヨーク(Elliott Randall’s New York)

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