60年代のブリティッシュロック「ハーマンズ・ハーミッツ」「ピーター&ゴードン」「デイヴ・クラーク・ファイヴ」


1964年前後、「ザ・ビートルズ」と「ローリング・ストーンズ」が活躍していた頃、世界的に人気のあったバンドが、「ハーマンズ・ハーミッツHerman’s Hermits)」「ピーター&ゴードン(Peter&Gordon)」、そして「デイヴ・クラーク・ファイヴThe Dave Clark Five)」です。

1964年前後の世界、日本での出来事、世相を紹介すると、

  • 1963年 世界的には「中ソ対立激化」、「ケネディ大統領暗殺事件」がありました。そして日本は「巨人、大鵬、卵焼き」と日本人が好きなもののごろ合わせの言葉が流行り、「バカンス」「マイカー」「マンション」など豊かさの象徴的な言葉が流行り始めました。
  • 1964年 「東京オリンピック」が開催され、そして「東海道新幹線」が開業し、高度経済成長へと走り始めました。流行は「みゆき族」と「アイビールック」、そして、大卒初任給の平均が21,526円でした。
  • 1966年 中国で「文化大革命」が起き、日本では「日本の総人口が1億人を突破」。そして「ビートルズ来日」と、「全共闘・学生運動」など大学紛争がはじまりました。
  • 1968年 日本がGNPで世界第2位に躍進し「戦後は終わった」と言われました。東京都府中市で「三億円強盗事件」が起こり、受験生は「深夜放送」が友達になりました。大卒初任給の平均額は30,290円になり30%もアップしました。この頃は、この好景気が右肩上がりにずっと続くものと思っていました。
  • 1969年 「アポロ11号人類初の月面着陸成功」、「ベトナム反戦」、「東大安田講堂占拠」、「新宿西口フォークゲリラ」がありました。日本は経済大国になり世界中から「エコノミックアニマル」よばれ、バブル前兆の「億ション」が出現してきました。

これが私たちギリギリ団塊の世代(以前は団塊の世代には入っていなかった世代)の青春の時代背景でした。

そして、この行け行けの世相のもとで、「経済バブル」へとまっしぐらに向かって行こうとしている時代、この3グループ「ハーマンズ・ハーミッツ」「ピーター&ゴードン」、そして「デイヴ・クラーク・ファイヴ」は、「ポップ」かつ「聴き心地の良い」曲をヒットさせる「ブリティッシュロック」の代表的グループでした。

  • ハーマンズ・ハーミッツ

ハーマンズ・ハーミッツの「見つめあう恋」(There’s a Kind of Hush All Over the World)は、1967年リリースです。この曲は、カーペンターズがカバーしています。
甘いメロディラインとバック・コーラス、そしてストリングスがいいです。とても美しさに満ち溢た曲です。

ハーマンズ・ハーミッツ(Herman’s Hermits)|見つめあう恋(There’s a Kind of Hush All Over the World)
http://www.youtube.com/watch?v=1cywYncNnD8 (YouTube)

ベスト・オブ・ハーマンズ・ハーミッツ

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ハーマンズ・ハーミッツには、「ミセス・ブラウンのお嬢さん(Mrs. Brown You’ve Got A Lovely Daughter)」や「ヘンリー8世君(I’m Henry Ⅷ)」などのヒット曲もあります。

  • ピーター&ゴードン

ピーター&ゴードンの「愛なき世界」(A World Without Love)は1964年リリースです。全米1位のヒットとなりました。
この「愛なき世界」はザ・ビートルズのポールマッカートニーが提供した曲です。2009年7月17日にディオのゴードン・ウォーラーは亡くなっています。

ピーター&ゴードン(Peter and Gordon)|愛なき世界(A world Without Love)
http://www.youtube.com/watch?v=ZD-2Cdo4RFw (YouTube)

ピーターとゴードン

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ピーター&ゴードンには、「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス(I Go to Pieces)」、「ノーバディ・アイ・ノウ(Nobody I Know)」などのヒット曲があります。

  • デイヴ・クラーク・ファイヴ

デイヴ・クラーク・ファイヴが1964年にリリースした「ビコーズ」の歌詞は、「君のこと大好きで、君を幸せにしてやろうって、本気で思ってるんだ。そのお返しに君がキスしてくれたら、ボクしあわせなんだけれど・・」と、純な歌です。

デイヴ・クラーク・ファイヴ(The Dave Clark Five)|ビコーズ(Because)
http://www.youtube.com/watch?v=1hBsHdBRzTU (YouTube)

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デイヴ・クラーク・ファイヴには、「グラッド・オール・オーバー(Glad All Over)」、「若さをつかもう(Catch If You Can)」などがあります。

灼熱の夏が終わり、朝晩に秋の気配を感じる今、また、世の中が妙に「ドライ」で、「活気が無くなり」、そして「やさしさ」がとても「いとおしく」なっている今こそ、50年前を振り返ってこれらの曲を聴くと、心が本当に癒されるなぁと思います。

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