演歌の女王「八代亜紀」が歌うジャズ~夢の夜


八代亜紀」は、熊本から東京に上京して、クラブ歌手として歌っていたのですが、プロの歌手になって、テレビ番組の「全日本歌謡選手権(ぜんにほんかようせんしゅけん)」に出場し、抜群の歌唱力と独特の声で、10週勝ち抜きグランドチャンピオンになりました。その後、多くのヒットを出した「演歌」歌手の大スターとして有名です。

1972年当時、私はこの「全日歌謡選手権」で八代亜紀がグランドチャンピオンになった時をリアルタイムで観ていました。美人で、そして独特なハスキーな声と歌い方、もちろん本当に歌がうまいと思いました。

大ヒットした1973年リリースの「なみだ恋」が大好きです。
夜の繁華街で働く女性の哀愁がひしひしと伝わってきて、その女性のイメージが八代亜紀そのものでした。そしてそんな「寂しさ、影のある大人の女性」に、とてもいとしさを感じ憧れました。男がカラオケで歌うのは少し難しいのですが、たまに歌って若い時の自分を思い出します。

八代亜紀|なみだ恋
http://www.youtube.com/watch?v=Dn8CwpvUNrI (YouTube)

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そして1979年に「舟歌」がリリースされました。私は、この「舟歌」が好きでたまらなくなったのは、結構年齢がいった、今から十年ぐらい前からでした。たぶん、この曲のメロディと歌詞に魅かれるのは、ある年齢に達した(渋さの出てきた?)男性が多いのではと思います。

お酒はぬるめの 燗がいい
肴はあぶった イカでいい
女は無口な ひとがいい
灯りはぼんやり 灯りゃいい
しみじみ飲めば しみじみと
想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら
歌いだすのさ 舟唄を

このように歌詞を書き出すと、何か平凡などうという歌詞ではないように思われるのですが、八代亜紀が歌うと、まさに男の哀愁がぐいぐい心に突き刺さってきて、思わず涙ぐんでしまいます。

八代亜紀|舟歌
http://www.youtube.com/watch?v=C1GATyFEcqQ (YouTube)

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「舟歌」は、1981年公開の映画「駅 STATION」の高倉健と倍賞千恵子が、大晦日、酒場のカウンターでしっとりとしたお互いの想いを感じ合うシーンがあります。
テレビの中は「紅白歌合戦」で八代亜紀が歌う「舟歌」が映り、倍賞千恵子が演じる「桐子」の好きな歌としても使われています。

  • 駅 STATION

http://nicoviewer.net/sm1905842 (ニコニコビューア)

監督 降旗康男
脚本 倉本聰
製作 田中寿一
出演者 高倉健、倍賞千恵子、いしだあゆみ、烏丸せつこ
音楽 宇崎竜童

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そして昨年(2012年)、八代亜紀はジャズアルバム「夜のアルバム」をリリースしました。

八代亜紀 | フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン (short clip)

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昨年11月には、ジャズ歌手としてブルーノート東京iconに出演しました。また、今年3月には、ニューヨークの名門ジャズ・クラブ「BIRDLAND」にも出演し、そして9月の「東京JAZZ」でも歌いました。

八代亜紀 | ライヴ・イン・ニューヨーク (ダイジェスト)

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八代亜紀は「演歌の女王」であるだけでなく、「スタンダード・ジャズ」を歌ってもとても上手で、その心に響く歌声に本当に魅了されます。八代亜紀は、本物の「歌手」と呼ぶにふさわしい「歌い手」だと思います。

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