ジャズ・フェスの季節(1)「モントリオール」


カナダのモントリオール(仏語: Montréal、英語: Montreal)は、北緯45°30′、西経73°33′にあります。緯度では日本の稚内市とほぼ同じです。
このブログで度々登場しているボストンは、札幌より少し下の室蘭や苫小牧に近い北緯42°21′です。だからモントリオールとボストンの位置関係は、日本では北海道の北と南だと思えば良いでしょう。
アメリカの東海岸のニューヨークやボストンなどとの時差もありせん。
その東部時間と日本との時差はサマータイムの期間(今年は3月10日から11月3日)は13時間で、日本が進んでいます。冬になるとその時差は14時間となります。

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ボストンからモントリオール行きの長距離バスもあるようで、国境はありますが、車でも行けるカナダで一番近い都市と云えます。但し、第一言語がフランス語であり、世界的にもパリに次ぐフランス文化の薫り高い街です。
ボストンからモントリオールへの旅は、差し詰め北米にありながら、ロンドンからパリへ行く趣と云えます。

 

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そんなモントリオールでは6月末から7月初頭にかけて、世界一の規模と云われる「モントリオール国際ジャズフェスティバル(仏: Festival International de Jazz de Montréal)」が開かれます。去年の様子が、阪急交通社のブログに紹介されています。
今年は6月28日(金)から7月7日(日)の10日間の予定です。
詳細については公式サイトをご覧ください。

Festival International de Jazz de Montréal公式サイト

今年のプログラムで当ブログに登場したミュージシャンを探してみると、ピンク・マルティーニ(Pink Martini)マーク・ジュリアナ(Mark Guiliana)ジョシュア・レッドマン(Joshua Redman)などの出演が見受けられます。
日本人ではジャズ・ギタリストの高免信喜(たかめんのぶき、Nobuki Takamen、1977年 -、広島市出身)が7月4日(木)に「高免信喜デュオ」で出演予定です。2009年に続き2回目の出演となります。
今回はピアノの樋口絢子(ひぐちあやこ、Ayako Higuchi、1984年 -、福岡市出身)とのデュオですが、共にバークリー音楽大学出身で、卒業後はニューヨークを中心に活動しているようです。

高免信喜はYuki Monolog Kanesakaと同じ時期にバークリーで学び、当時は共にギグ(Gig、日本で云うライブ)を行うこともありました。
毎年日本ツアーも行なっていて、今年も秋に予定があるようで、その他活動状況については彼の公式サイトに詳しく載っています。

高免信喜公式サイト

昨年の秋はバークリーの同窓生をメンバーに、3枚目のアルバム「Nobuki Takamen|Three Wishes」を携えてのツアーだったようです。

Three Wishes

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2010年に行われた日本ツアーにおける桜美林大学での演奏がYouTubeにありました。彼の母校である桜美林大学での模様です。卒業後にバークリーに進んだとのことです。

One Big Shot|Nobuki Takamen Trio Live
http://www.youtube.com/watch?v=ckJz7uc7Skk (YouTube)

彼のギターはギブソン(Gibson)社のES-335がメインのようです。ジャズを中心に愛用者の多いギターだと云えます。

Gibson ES-335

この時の演奏でドラムでサポートしている吉川昭仁(よしかわあきひと、1979年 -) も同じ時期にバークリーで過ごしていますが、現在は池袋で音楽スタジオ「STUDIO Dede」 経営の傍ら演奏活動も行なっています。
毎年夏に開催される「すみだストリートジャズ・フェスティバル(音楽イベント紹介)」でも例年活躍していますので、今年も観ることができるかも知れません。

尚、彼のビンテージ機材の揃った音楽スタジオですが、アシッド・ジャズバンドのインコグニート(Incognito)を率いるJP’ブルーイ’モーニック(通称:ブルーイ、Bluey)も絶賛するスタジオです。

Incognito

ブルーイの直筆サイン入りプロモーション用レコード

余談ですが、先日Monologの一時帰国の際に訪れた、千葉県の地方都市のリサイクルショップでお宝レコードを発掘しました。そのブルーイの直筆サインの入ったプロモーション用と思われるレコードです。100円の値札で売られていました。
ボストンのニューベリーにあるMonologコレクションに加わる筈です。彼の誕生した1981年に結成されたバンドで、憧れの一人であるブルーイの紛れもない直筆だと思います。

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話をモントリオール・ジャズ・フェスティバルに、戻します。
日本と違って梅雨時のない都市では、今の季節は絶好の観光シーズンと云えます。ボストンやモントリオール、或いは本家のロンドンやパリに旅をするのも良いかも知れません。

しかし、予算或いは時間が許さない環境でしたら、DVDを観てジャズ・フェスの雰囲気に触れてみるのも如何でしょうか。
私のお薦めのモントリオールでのレジェンドを紹介いたします。

まずは1985年のマイルス・デイヴィス(Miles Dewey Davis III、1929年 – 1991年)です。カンバック後中期のマイルスも別の味があると思います。

Miles Davis in Montreal | Time After Time (from Montreal 1985)
http://www.youtube.com/watch?v=hL5JrivCaLM&noredirect=1 (YouTube)

  • Miles Davis- tpt.
  • Robert Berg- sax.
  • Robert Irving III- synths.
  • Daryl Jones- bass.
  • John Scofield- guitar.
  • Steve Thornton- Percussion.
  • Vince Wilburn- Drums.

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もう一人は前にも紹介したジャコ・パストリア(Jaco Pastorius、1951年 – 1987年)の1982年の映像です。

JACO PASTORIUS|Montreal 1982 The chicken, Bass solo
http://www.youtube.com/watch?v=0hfbfBjNBcU (YouTube)

  • Bobby Mintzer- sax
  • Randy Brecker- tpt
  • Othello Molineaux- steel pans
  • Peter Erskine- drums
  • Don Alias- perc
  • Jaco Pastrious-E.bass

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