ジェット・ストリーム~海外旅行と飛行機に憧れたあの頃


JET STREAMジェット・ストリーム)」は、「TOKYO FM(エフエム東京)」をキー局にJFN38局で放送されているイージーリスニングの音楽番組です。
1967年に放送開始していますので、46年、約半世紀と歴史がある番組です。現在のパーソナリティは「大沢たかお」ですが、やはり、初代パーソナリティの「城達也」の声と語りが忘れられません。
そして、オープニング曲のボビー・ヴィントンBobby Vinton)作曲の「ミスター・ロンリー」も、この番組のために作られた曲のように思えてなりません。

フランク・プゥルセル(Franck Pourcel)|ミスター・ロンリー(Mr. Lonely)
https://www.youtube.com/watch?v=j-ZSb_SyhNI (YouTube)

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ジェット・ストリームは、1970年4月から、TOKYO FMで、月~金曜日の午前0時から放送しています。パーソナリティは「城達也」、スクリプトは「伊藤酒造雄」「堀内茂男」「原田宗典」が担当して放送されていました。
パーシー・フェイス(Percy Faith)、ポール・モーリア(Paul Mauriat)、レイモン・ルフェーブル(Raymond Lefevre)、カラベリ(Caravelli)、フランク・プゥルセル(Franck Pourcel)、リチャード・クレイダーマン(Richard Clayderman)等のイージーリスニングを流して、曲と曲の間に、すごく洒落た「城達也」語りを挟みます。澄んだ、やさしい、落ちついた声で次々とラジオから語りかけてきて本当に癒される時間でした。
まだ、海外旅行に気軽に行くことができなかった時代に、世界各地の都市を物語風な洒落た言葉、センスで紹介されました。本当いろいろな国々に憧れたものでした。

もちろん、私たちの世代では、飛行機そのものがあこがれの乗り物でした。
26才の時、初めてのロサンゼルスに観光ツアーで訪れた時、JAL(日本航空)の機内で一人興奮していた自分を思い出します。

後年、外資系企業に勤務し、ウエストコーストにある本社に出張する時は、サンフランシスコ行きのJAL機内では、いつも音楽プログラムの「ジェット・ストリーム」を、懐かしく聴いていました。

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ジェット・ストリームのオープニングとエンディングのナレーションスクリプトと、1994年12月30日の「城達也」担当最後のナレーションスクリプトはこちらで確認できます。

また、城達也のナレーションを集めた動画もあります。最後に、「城達也」最終回のメッセージが入っています。

ジェット・ストリーム 城達也OP・EDコレクション
http://www.youtube.com/watch?v=qvzexghTFYM (YouTube)

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年が明けた、この2ヶ月後に「城達也」は亡くなりました。27年間で、放送回数は、7,387回でした。

私がよくこの番組を聴いていたのはやはり、番組開始時の初期の時代でした。
イージーリスニングの楽曲に癒され、未だ見ぬ海外各地に憧れて夢をめぐらせていました。言葉(声)と音楽で、気持ちが健やかになり、癒され、そして、いろいろな想像がかきたてられる、ユニークな番組でした。

そして、この番組のスポンサーはJAL。番組で世界各地を紹介し、そのころから日本の高度経済成長期と相まって、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中に日本人ツアー客が押し寄せていった時代でした。また、経済成長は、企業の国際化を進めて商社、車、電気などのメーカーが世界各地にビジネスを展開していった時代でもありました。
この番組を聴いて、世界に羽ばたいて活躍している人も数多くいるのではと思います。

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