インストゥルメンタル・バンドへの憧れ


私は中学生時代に音楽の楽しみ方が、「聴く」から「演奏する」に変わりました。きっかけは「ザ・ベンチャーズ(The Ventures)」です。
1959年に結成された、米国のインストゥルメンタル・バンドで、今でも活動を続けています。
私が覚えているのは「ザ・ベンチャーズ来日公演(1965年2回目来日)」の、ノーキー・エドワーズ(Nokie Edwards, リードギター)、ドン・ウィルソン(Don Wilson, リズムギター)、ボブ・ボーグル(Bob Bogle, ベース)、メル・テイラー(Mel Taylor, ドラムス)のメンバーです。この4人が、私にとっての「ザ・ベンチャーズ」です。
ザ・ベンチャーズ | 十番街の殺人~クルエル・シー
http://www.youtube.com/watch?v=q8DUfrWG-3M(youtube)

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当時、インストゥルメンタル・バンドに憧れた私と友達は、ドラムセットやアンプなどがある友達の家に集まり、ギターを持ち寄り、メンバー4名で練習しました。私は、ドラムの担当でした。レコードを聴いたり、見よう見まねで演奏しました。
練習する定番の曲は、もちろんザ・ベンチャーズのヒット曲です。「ダイヤモンド・ヘッド」「パイプライン」 「ウォーク・ドント・ラン」「キャラバン」等でした。
近所の方々には騒音にしか聞こえなかったようで「うるさい」とクレームがつきました。残念ながら1年ぐらいして、その「練習場」は消滅してしまいました。

あの頃は、ザ・ベンチャーズをきっかけにして、中学生や高校生の多くが、楽器を手にして、街の祭りとか学校の記念行事で演奏していました。
「グループ・サウンズ」ブームの頃の多くのバンドも、ほとんどが素人の人たちでした。ただし、ルックスが良かったり、演奏スキルが高かった人たちが、プロとしてデビューしていったのだと思います。

日本を代表する、ギターリスト達も、往年のベンチャーズメロディを楽しんでいます。
Char & 渡辺香津美 & 石田長生 | Ventures Medley (1993.2.11)
http://www.youtube.com/watch?v=nlB5AF5Ws2g(youtube)

1970年以降になると、ザ・ベンチャーズが日本の歌手に曲を提供するようになりました。「二人の銀座」(和泉雅子と山内賢)、「北国の青い空」(奥村チヨ)、「京都の恋」「京都慕情」(渚ゆう子)、「雨の御堂筋」(欧陽菲菲)などの歌謡曲がヒットしました。
渚ゆうこの「京都の恋」は、1970年の第12回日本レコード大賞企画賞を受賞しました。

渚ゆうこ(ベンチャーズ)| 京都の恋
http://www.youtube.com/watch?v=GAXDojsF2Ik (youtube)

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ザ・ベンチャーズは今でも日本において定期的にコンサートツアーを行っています。
米国のバンドではあるものの、米国以上に日本での人気が高く、日本におけるレコード等の総売上は4000万枚を超えています。

そして、ザ・ベンチャーズのコピーバンドは、ビートルズと同様、日本に数多くあります。
特に、還暦を過ぎた「親父バンド」が40数年前の「ザ・ベンチャーズに憧れた時代」の熱情、感動を取り戻すがごとく演奏を楽しんでいます。

ザ・ベンチャーズの使用してるギターは「モズライト」ギターです。このギターは高価で昔は普通の人には手が出せないものでした。ただ、このモズライトギターでなければ当時のベンチャーズサウンドが出せないようで、現在日本各地にあるベンチャーズコピーバンドのリードギタリストの多くはやはり「モズライト」ギターを使用している様子です。

Mosrite / USA V-63 Reissue Sunburst


 

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