AORのキーマン2人のユニット「Airplay」


ギターリストのジェイ・グレイドン(Jay Graydon)と、キーボーディストのデイヴィッド・フォスター(David Foster)は、音楽プロデューサーとして多くのアーティストを世に送り出した、AORのキーマンです。

この2人がアメリカ、そして日本をはじめ世界中の音楽に大きな影響を与えました。この2人は知らなくても、2人の作り上げたサウンドを一度は耳にされたのではないかと思います。
私もこの2人を知ってからは、「あれ!、この曲のアレンジは…」「あれ!、このギター、キーボードのフレーズは…」など、直接2人が関わる関わらないを問わず、そのサウンドを耳にすると思わず「ニヤッ」としたものでした。

ジェイ・グレイドン(Jay Graydon)
http://www.jaygraydon.com/

デイヴィッド・フォスター(David Foster)
http://www.davidfoster.com/

私がこの2人の虜となってしまったのは、1980年にユニットとして結成した「エアプレイ(Airplay)」、そして唯一のアルバム、同名「Airplay」を聴いてからです。
もちろん2人ともセッション・ミュージシャンとして演奏は耳にはしていたのですが、このアルバムを聴くまでは、ギタリストが誰かなど意識せず、「この間奏のギターは良いなー」程度でしか聴いてなかったかと思います。
例えば、「スティーリー・ダン(Steely Dan)」のヒット曲「ペグ(Peg)」でジェイ・グレイドンがギター・ソロを弾いていますが、著名なギタリスト何人かのソロ・テイクから、ジェイのソロを採用した事は有名な話ですが、その事も後になってから知りました。

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Airplayのアルバムについてですが、アルバム・リリース時は音楽関係の仕事をしていましたので、プロのミュージシャンや音楽関係の方と接する機会も多く、このアルバムについては結構話題となりました。
ただ、飛行機をバックに2人が映っているジャケットを見て、どちらがジェイでどちらがデイビッドなのかなどと話した記憶があり、当時の音楽関係の方ですら、この2人の認知度は低かったのでは思います。
もちろん、このアルバムのリリース以降は2人の活動が話題となり、多くの方が2人が演奏やプロデュースで関係したアーティスト、アルバムを買いまくったものでした。
私も輸入レコード店に行っては2人の名前がクレジットされたレコードを探し、そのアーティストが何者かも知らずに何枚も買った記憶があり、今でもCD化された当時のアルバムを買い続けています。

このアルバムは切っ掛けの一つかもしれませんが、2人の人気が定着して以降は2人のサウンドを取り入れた曲も多く作られるなど、2人が日本の音楽に与えた影響はかなりのものではないかと思います。
2人にプロデュースやセッション・ミュージシャンとして演奏を依頼する日本のアーティストも結構いて、当時は話題となった記憶があります。

では、このアルバムから曲の紹介をいたします。
収録曲のすべてが良い曲ですので迷いましたが、1曲目はやはりアルバム1曲目の「Stranded」です。
この曲は当初、私のお勧め曲ではなかったのですが、当時、弟とその友達を車に乗せ聴かせたところ、ロック少年達には最も気に入った曲のようです。
そのせいか私も何度も聴きましたが、聴けば聴くほどに良さがわかりました。
特に後半のギター・ソロは聴かせます。
Airplay | Stranded
http://www.youtube.com/watch?v=2pJFPVZqgiE (YouTube)

2曲目は「Cryin’ All Night」です。
この曲はメロディー・ラインはもちろん違いますが、アレンジは何処かで聞いた気がするのではとないかと思います。
Airplay | Cryin’ All Night
http://www.youtube.com/watch?v=0JnzZgvgr-k (YouTube)

3曲目はアース・ウィンド・アンド・ファイアー (Earth, Wind & Fire)が1980年にグラミー賞(最優秀R&B楽曲賞)を受賞した「After The Love Has Gone」のセルフ・カヴァー「After The Love Is Gone」です。EW&Fとは曲名をHasからIsに変え、歌詞も多少変更してあります。
この曲は、この2人とChicagoに一時在籍していたビル・チャンプリン(Bill Champlin:)」の共作曲です。
ちなみにビル・チャンプリンのファースト・ソロ・アルバム「Single(独身貴族)」のプロデュースとアレンジはデイヴィッド・フォスターです。
Airplay | After The Love Is Gone
http://www.youtube.com/watch?v=0RtjatjyeQQ (YouTube)

最後に20年近く前の映像(まだ2人とも若い)ですが、デイビッド・フォスターのコンサートにジェイ・グレイドンがゲストで参加し、一夜(一曲?)限りの再結成で「Nothin’ You Can Do About It」演奏しています。
この曲は、後にジェイ・グレイドンがプロデュースする「マンハッタン・トランスファー(The Manhattan Transfer)」も取り上げています。
Airplay | Nothin’ You Can Do About It (Live)
http://www.youtube.com/watch?v=fN-BwVP9koc (YouTube)

私の聴く音楽にとって、2人をこのように簡単に書く事はできないませんが、これから紹介していきますアーティスト、アルバムにも2人の名前は登場するかと思います。
私はギターを弾くためか、ジェイ・グレイドン絡みの紹介が多くなると思います。

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