ファンキージャズ「危険な関係のブルース」アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ


先日、友人とある飲み屋にいましたら、昔よく聴いた聴き覚えのある曲がかかりました。スマホアプリで曲を調べ、「アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」が演奏している「危険な関係のブルース」だと思い出しました。

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)|危険な関係のブルース(Les Liaisons Dangereuses)
https://www.youtube.com/watch?v=OSXEQV4KvIc (YouTube)

「危険な関係」オリジナル・サウンドトラック

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1959年公開のフランス映画「危険な関係(Les Liaisons dangereuses)」のテーマ音楽です。映画の監督はロジェ・バディム。主演は、ジェラール・フィリップとジャンヌ・モロー。上流社会の道徳的退廃と風紀の乱れを描いた映画との事です。
パリ上流社会の外交官「ジェラール・フイリップ」と妻の「ジャンヌ・モロー」のそれぞれの恋。最後は妻は自分を裏切った愛人の婚約者を夫に犯させ、夫の愛人を自分の愛人に殺させる、という一種どろどろな文字通り「危険な関係」の恋のゲーム。

この映画の音楽監督はジャズピアニストのセロニアス・モンクで、ジャズが各シーンで効果的に使われているとの事です。アートブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの演奏でサウンドトラックは構成されています。
私が初めて「ドラムソロ」というのを知ったのは、このアート・ブレイキーのドラミングだったと思います。

この曲は、ジャズピアニスト、デューク・ジョーダンが作曲した「No Problem」という曲です。もちろん、ヒットしたのは、この映画音楽のアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの演奏でした。

アート・ブレイキーは、1954年にジャズ・メッセンジャーズを結成。日本にも数多く訪れ、「危険な関係のブルース」は、日本におけるモダンジャズ・ブームのきっかけとなったといわれています。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの「ファンキージャズ」は、日本でモダンジャズに馴染みのなかった人達をも巻き込んで一大ムーブメントを起こしました。「危険な関係のブルース」のシンプルなテーマのメロディとアドリブソロファンキーブームを引き起こす切っ掛けになりました。

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズといえば、「モーニン」です。この曲も、テレビ等のメディアて番組、広告でよく使われているスタンダードで、それこそジャズに馴染みの無い人でもご存じだと思います。

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)|モーニン(Moanin’)
https://www.youtube.com/watch?v=Cv9NSR-2DwM (YouTube)

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「モーニン」は、アート・ブレイキーが1958年に発表しました。「ブルーノート」レーベルのアルバムの中でも人気の高いシリーズの一つで、ファンキー・ジャズというジャンルを代表する曲です。

そして、1959年に、テナーサックスの、ウェイン・ショーターが参加し、「チュニジアの夜」をリメイクし、1960年8月アルバム「チュニジアの夜」としてリリースしました。アートブレイキーのドラムソロをフューチャーした曲で、そのドラムソロは大変強烈でインパクトがあります。もちろん、私も好きなJazzの1曲です。

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)|チェニジアの夜(A Night in Tunisia)
https://www.youtube.com/watch?v=h1c4y8bZfs0 (YouTube)

チュニジアの夜

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アート・ブレイキーのドラミングは、数多くいるジャズドラマーの中でも「シンバルレガート」「バッキング」「ロール」など特筆されています。そして、多くの新人ジャズプレーヤーを育てたというところから、後々のモダンジャズ界に多く影響与えた事からも、ジャズの大御所と言われている所以でもあると思います。

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