久しぶりに聴くのも良いものです(1)「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー」、「シールズ&クロフツ」


先日、いつものようにショッピングサイトを覗いていると、懐かしいアルバムが復刻されているのを見つけました。
当時はレコードで聴いていましたが殆ど処分してしまい、また聴いてみたいと1枚のCDを購入したのが切っ掛けとなり、気付いたら爆買いならぬ馬鹿買いをしてしましました。
ショッピングサイトもよくできたもので、商品ページの中段に「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と同ジャンルのアルバムが何枚も紹介され、気付いた時は注文確定のボタンをクリックといった状況です。

では、この1月、2月に購入したCDを何枚か紹介します。
切っ掛けは「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー」でした。


イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(England Dan & John Ford Coley)

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーは1970年代に爽やかなハーモニーで人気を博したフォーク、ポップ・デュオです。
テキサス出身の「ダニー・ウェイランド・シールズ(Danny Wayland Seals)」と「ジョン・エドワード・コリー(John Edward Coley)」の2人は高校時代に知り合い地元のロック・バンドで活動しますが、2人は他のメンバーとの音楽性の違いから脱退しデュオとして活動を開始します。

まもなくしてその活動が認められA&Mと契約を結びレコード・デビューとなります。
デビュー前は違うグループ名で活動していましたが、A&Mによってイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーに改名されます。
因みにイングランド・ダンという名前は、子供の頃ビートルズが大好きで英国人のアクセントのものまねをしていたことから付けられたダン・シールズのあだ名です。

私がイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーを初めて聴いたのは中学生でしたが、セカンド・アルバムからのシングル「シーモンの涙(Simone)」と言う曲でした。
この曲は日本ではラジオ等でも頻繁に流れるなどヒットしましたが、本国アメリカではトップ100にも入りませんでした。

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(England Dan & John Ford Coley) | シーモンの涙(Simone)
https://www.youtube.com/watch?v=4Z1v3EWTqSU (YouTube)

A&Mからは3枚のアルバムがリリースされましたが何れもヒットとはならず、A&Mより契約も切られてしまいます。

このようにヒットも無い状況の中、2人のオリジナル曲ではありませんがデモ・テープを録音し積極的に売り込んだところ、アトランティック・レコードの傘下となるビッグ・ツリー・レコードが気に入り契約となります。
このデモ・テープに録音した曲がのちに全米2位の大ヒットとなる「秋風の恋(I’d Really Love to See You Tonight)」です。

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(England Dan & John Ford Coley) | 秋風の恋(I’d Really Love To See You Tonight)
https://www.youtube.com/watch?v=R6nURYc5gsc (YouTube)

この曲のヒットによりビッグ・ツリーから4枚のアルバム(サウンドトラック、ベストを除く)がリリースされ、「眠れぬ夜(Nights Are Forever Without You)(10位)」、「 愛の旅立ち(We’ll Never Have to Say Goodbye Again)(9位)」、「愛の証(Love Is The Answer)(10位)」などもヒットとなります。

私はこの4枚のアルバムはレコードで持っていたのですが処分してしまったのかベスト盤だけが残っていました。
中でも4枚目はTOTOのメンバーをはじめとするロサンゼルスのトップ・ミュージシャンが参加するなど時代なのかもしれませんが、結構聴いた覚えがあります。

いつかCDで聴きたいと思っていたのですが今年になってこの「4LPs + on 2CDs」と書かれたCDを知り早速購入してしまいました。
以下の4枚のアルバムを2枚のCDに収めた内容ですが、何れも廃盤となり高価で販売されていますので、この4枚を聴くには価格からもお勧めかと思います。

また、「シーモンの涙」は収録されていませんが、当時「ブレンディ」というコーヒーのCMソングとして使われた「KEEP YOUR SMILE」もボーナス・トラックとして収録され、ライナーにもシングル盤のジャケットが掲載されています。

THE ATLANTIC ALBUMS +(収録アルバム)

  • NIGHTS ARE FOREVER(1976年)
  • DOWDY FERRY ROAD(1977年)
  • SOME THINGS DON’T COME EASY(1978年)
  • DR. HECKLE AND MR. JIVE(1979年)
  • BONUS SINGLE TRACKS(1979年)

England Dan & John Ford Coley: The Atlantic Albums +

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この4枚のアルバムを最後に解散となり、ダニー・シールズはカントリー・シンガーとして活躍しますが2009年に亡くなってしまいました。
ジョン・コーリーはライブなど現在も音楽活動を行っています。

このCDを切っ掛けとなり購入してしまったCDを紹介します。


シールズ&クロフツ(Seals & Crofts)

シールズ&クロフツはテキサス出身で1950年代からロサンゼルスで活動していたジム・シールズ(James “Jim” Seals)とダッシュ・クロフツ(Darrell “Dash” Crofts)の2人が1969年に結成したフォーク・ロック・デュオです。
2人がペルシャの宗教「バハーイ教」の信者という事もあり、バハーイ教に音楽の源を置いた中近東風とでもいうのかギター、マンドリンなどによるエキゾチックなサウンドが特徴で、メロディー・ラインや2人ハーモニーの美しさも高く評価され人気となりました。

私が最初にシールズ&クロフツを知ったの1973年とまだワーナー・パイオニアの頃に販売促進目的に販売された2枚組の「HOT MENU 73」というLPレコードでした。
当時ワーナーに所属のアーティストの中から28組が最新アルバムより1曲づつ紹介したレコードで、当時LPレコードが定価2~3千円しましたが、なんと2枚組で980円でした。
もちろん消費税など無い時代です。
ドゥービー・ブラザース、レッド・ツェッペリンなどビック・ネームばかりですが、その中の1曲として紹介していたのが「思い出のサマーブリーズ」という曲でした。

シールズ&クロフツ(Seals & Crofts) | 思い出のサマー・ブリース(Summer Breeze)
https://www.youtube.com/watch?v=QsHuV3Aj1os (YouTube)

この曲は全米で最高6位を獲得し日本でも大ヒットとなりました。

私はこの曲が収録されたLPレコードだけは購入し、その後のレコードも聴く機会はありましたが、今回「ORIGINAL ALBUM SERIES」としてリリースされているのを知り、こちらも聴いてみようと購入してしましました。

ORIGINAL ALBUM SERIES(収録アルバム)

  • Summer Breeze(1972年)
  • Diamond Girl(1973年)
  • Unborn Child(1974年)
  • I’ll Play for You(1975年)
  • Get Closer(1976年)

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思い出のサマー・ブリーズ以降も「僕のダイアモンド・ガール(Diamond Girl)(6位)」、「ゲット・クローサー(Get Closer)(6位)」などもヒットとなります。

シールズ&クロフツ(Seals & Crofts) | 僕のダイアモンド・ガール(Diamond Girl)
https://www.youtube.com/watch?v=RC-oP84mRME (YouTube)

なお、1980年リリースの「Longest Road」を最後に解散となります。

因みに先に紹介のイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーのダニー・ウェイランド・シールズとジム・シールズ(兄)は兄弟です。

久しぶりに聴くのも良いものです(2)へ続く

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