月別アーカイブ: 2018年10月

(C)ELFA ぱたくそ「ハロウィンのかぼちゃ」

マイ・フェイバリット・異国情緒・ミュージック


10月23日(火)は、二十四節気の「霜降」(そうこう)でした。つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也、「秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ」の意味です。

「トリック・オア・トリート!!」
秋らしい気候になり来週はハロウィンを迎えます。街には、ハロウィンの飾りや商品がたくさん並んでいます。
世界的な趣旨とは異なり、日本では大人も仮装を楽しむ変なイベントとして、定着してしまいました。

異なるに因み、10月のお気に入りのテーマは「異国情緒」「エキゾチシズム」です。

当ブログ執筆者がお勧めする「異国情緒」を感じる8曲を紹介します。

マイルス・デイビス&チャーリー・パーカー(Miles Davis & Charlie Parker)|チュニジアの夜(A Night in Tunisia)
https://www.youtube.com/watch?v=KxibMBV3nFo (YouTube)

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  • ディジーガレスピー作曲のスタンダード。チェニジアは歴史的にも紀元前カルタゴとして地中海を制覇した時代もあり、歴史の古さから、街に独特の色彩のイメージが浮かびます。(Hiro)

庄野真代|飛んでイスタンブール
https://www.youtube.com/watch?v=1peNK5-NY-k (YouTube)

飛んでイスタンブール~庄野真代 ベスト・ヒット~

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  • イスタンブールは、アジア、ヨーロッパが交差するところで、東ローマ帝国の首都を含めずっと東西文化の交流点。異国情緒満載。(Hiro)
  • ジタンのタバコも吸ったことはありませんが、何故か「久保田早紀|異邦人」と並びこの曲が頭に浮かびました。(Koji)
  • この「飛んでイスタンブール」が1978年4月、「魅せられて」 (ジュディ・オング)が1979年2月、「異邦人」(久保田早紀)が1979年10月の発表で、この頃は「異国情緒」の当たり時期です。(Yama)

リチャード・ボナ(Richard Bona)|風がくれたメロディー(KAZE GA KURETA MELODY)
https://www.youtube.com/watch?v=E7NMYVeV4p0 (YouTube)

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  • 西アフリカはカメルーン出身のベーシストのリチャード・ボナですが、ベースを弾きながら歌う彼の声は何故かアフリカの息吹を感じます。母国語は当然ですが、日本語でもそう思えるのが不思議です。(Koji)

ジプシー・キングス(Gipsy Kings)|インスピレイション(Inspiration)
https://www.youtube.com/watch?v=IwsKWc8AZo8 (YouTube)

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  • CMやタモリ倶楽部(空耳アワー)などでもお馴染みのジプシー・キングスですが、この鬼平犯科帳のエンディングに使われたこの曲が妙にしっくりきます。(Koji)
  • 私もこの曲、昔から好きです。最近、池波正太郎が気に入っていまして、TVでも、剣客商売、雲霧仁左衛門、そして鬼平犯科帳を再放送も含めてよく観ています。鬼平のエンディングほんんといいですね。(Hiro)

Yellow Magic Orchestra (イエロー・マジック・オーケストラ)|Tong Poo(東風)
https://www.youtube.com/watch?v=AyoH2FhWlC8 (YouTube)

Yellow Magic Orchestra

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  • この曲もそうですが、YMO自体がエキゾチック満載です。(Koji)

松任谷由実|Hong Kong Night Sight
https://www.youtube.com/watch?v=JLwV7zEZDJc&t=337s (YouTube)

水の中のASIAへ

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  • 香港は香港島の高層ビル群など近代的な反面、一歩路地に入り露天市場などに行くと異国情緒を感じさせます。私が行ったのは、まだ啓徳(カイタック)空港の時代で随分前の事ですが、今でも旅番組などを見てもその雰囲気は変わらなく懐かしく当時を思い出します。今でもこの曲を聴くたびにそんな香港に行きたくなります。「そうだ”HongKong” 行こう」ではないですが。(MAHALO)
  • はい、香港懐かしいですね! シャングリラホテルの前で記念写真を撮ったような、、啓徳に着陸するのスリルがありましたよね。ジャンボも忘れられません。タイガーバームも。笑(Hiro)

ニルソン(Harry Nilsson)|時のたつまま(As Times Goes By)
https://www.youtube.com/watch?v=w7SVzknep8M (YouTube)

Little Touch of Schmilsson in the Night

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  • 映画「カサブランカ」のテーマ曲で、「ニルソン」がカバーしています。アフリカ、モロッコ、カサブランカ、旅番組でもこの地は異国情緒の代名詞としてよく取り上げられています。(MAHALO)
  • 確かに、昔のカルタゴから、モロッコはとても異国情緒を感じますね。白い砂と青い空と。(Hiro)

久保田早紀|異邦人
https://www.youtube.com/watch?v=AsVsN43Fzxk (YouTube)

サウダーデ

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  • 「エキゾチック」という言葉を覚えたのはこの曲がヒットして、毎日のように聴いた頃です。中近東方面の、強い日差しと乾いた風を感じる土地の青空を想像します。(Yama)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

活躍するバークリー出身の若手ミュージシャンたち(2)


活躍するバークリー出身の若手ミュージシャンたち(1)に続いて、以前にも当ブログに登場したことのある、米国バークリー音楽大学出身の若手アーティストの近況等を紹介したいと思います。

まずは、桜島と太陽とサクソフォン~「篤姫」の故郷を訪ねて を初め何度か登場している中園亜美(なかぞのあみ)の2ndアルバム「Ami Nakazono | The Real」が今年4月にリリースされています。ミュージック・ビデオと全曲試聴があります。

Ami Nakazono | The Real -Short Ver. -(Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=u0ckE2KY8y8 (YouTube)

Ami Nakazono | The Real  ” Album Digest” (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=6NxSdwrLQR8 (YouTube)

The Real

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フュージョン~スムースジャズの王道を歩む彼女の最新作です。2017年4月米・ワシントンDCにある老舗ジャズクラブBlues Alley(ここは「エヴァ・キャシディの軌跡と奇跡」の記事に登場した場所)での単独ライブも行ったそうです。

そして次は、中園亜美とも度々共演歴のある市川愛(いちかわあい)です。ジャズ・ミュージシャン他、多才な活動家としても知られる菊地成孔(きくち なるよし、1963年千葉県銚子市出身)のプロデュースで4月にメジャーデビューを果たしています。彼女のトレードマークでもあった長い髪をショートヘアーに代えて臨んだアルバムは「市川愛|MY LOVE, WITH MY SHORT HAIR」で、こちらもミュージック・ビデオと全曲試聴があります。

市川愛|青い涙 MV(1stアルバム「My love, with my short hair」より)
https://www.youtube.com/watch?v=o1uXNysNUfs (YouTube)

市川愛 | MY LOVE WITH MY SHORT HAIR 全曲試聴
https://www.youtube.com/watch?v=uSevLwRB8c4 (YouTube)

MY LOVE,WITH MY SHORT HAIR

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市川愛と中園亜美の出演するライブが11月4日に渋谷の JZ Bratであるようですが、ほぼ満席のようです。

尚、市川愛はmonologとの共作で2013年に「monolog + A.I. | April」、2015年に「monolog +Ai Ichikawa | THE LIMELIGHT」もリリースしています。そして今年9月にこのアルバム「THE LIMELIGHT」からシングルカットした7インチ・レコード「いかれたBABY/PAPER DOLL」をGrand Gallery(http://grandgallery.jp/)からリリースしています。

April

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THE LIMELIGHT

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monolog+市川愛、2015年リリースのアルバムから「いかれたBABY/PAPER DOLL」7インチをリリース (BARKS:ニュース)

1993年リーリースのフィシュマンズの名曲「いかれたBABY」を二人のバージョンで聴いてみて下さい。

monolog + Ai Ichikawa | Ikareta Baby
https://www.youtube.com/watch?v=K6gbi0CHWcg  (YouTube)

https://diskunion.net/portal/ct/detail/1007741856  (disk Union)

最後にもう一人のバークリー卒業生は原ゆうま(Yuma Hara、横浜市生まれ)です。東京音楽大学を経て2014年に入学、約3年の留学を終え帰国、日本ではツアーギタリストとしてDEAN FUJIOKA、Little Glee Monster等のツアーでも活躍中の若手です。今回、初のリーダー作「YUMA HARA | THE DAYS」を今年7月にリーリースしています。

YUMA HARA | THE DAYS (Album Trailer Video)
https://www.youtube.com/watch?v=xN3nbvvW6X4 (YouTube)

THE DAYS

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全曲、自らのプロデュースの他、作曲から演奏そしてレコーディング/ミキシングまでを行う多才ぶりを発揮しています。尚、演奏陣には前出の金坂征広(monolog/キーボード)や曽根麻央(トランペット)も加わっております。その彼のインタビュー記事があります。

YUMA HARA × T-GROOVE―リトグリからさだまさしまで支えるギタリストの初リーダー作『THE DAYS』を語る (music review site “MiKiKi”)

この記事にもあるように、彼のボストン時代にはmonologとの交流もあり、前記のアルバム「THE LIMELIGHT」を始め、幾つかのmonologプロデュース作品にギターで参加しています。

そんな 原ゆうま ですが、父はギタリストの 原とも也(1958年-横浜の生まれ)、祖父はジャズ界の大御所であり「原信夫とシャープスアンドフラッツ」のリーダーとしても有名な 原信夫(はらのぶお、本名・塚原信夫、1926年-富山県富山市出身)といったサラブレッドです。
その原信夫が作曲し美空ひばりが歌った有名な曲に「真っ赤な太陽」があります。
その曲のカバーをmonologプロデュースで7インチ・レコード「Saucy Lady(ソーシー・レディ) | Makka Na Taiyo(真っ赤な太陽)」として米国で昨年リーリースしています。ギターは 原信夫 の孫の 原ゆうま が担当しています。日本にも輸入されていますので中古レコード店等で見つかるかも知れません。

Saucy Lady | Makka Na Taiyo
https://www.youtube.com/watch?v=a8gJuJDkgxw (YouTube)

https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1007343818 (disk Union)

ソーシー・レディは日米混血で鎌倉生まれボストン在住のディスコディーヴァとして活躍している才女です。こちらも注目です。

活躍するバークリー出身の若手ミュージシャンたち(1)


新星続々 ジャズ界活況」と云った記事(読売新聞2018年7月28日付 「週刊エンタメ」)で特集されていたように、ジャズ界を中心に若手ミュージシャンの台頭が注目されているようです。特に、その記事によると、

1940年代後半から50年代にかけての、進駐軍ジャズの時代、70年代のフュージョン・ブームの時代と、日本ジャズ界は黄金期を築いたが、その後、若者のジャズは離れが進み、90年代以降、新陳代謝がなかなか進まず、停滞傾向が続いていた。そんな中、2003年デビューのピアニスト、上原ひろみが世界的な活躍を展開、この状況に風穴を開けていた。そして、ここにきての新たな流れ。
ジャズ評論家の児山紀芳は「新鋭が続々と飛躍した1960~1970年代の活況に似ている」…

まずはその記事にも登場している1991年生まれで、千葉県流山市出身の「曽根麻央(そねまお)」です。彼の公式ウェブサイトによると、18歳でバークリー音楽大学より全額奨学金を得て渡米し、2016年には同大学の修士(Master)課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業した若き俊英です。その彼がこの4月に異例の2枚組セルフ・プロデュース・メジャー・デビュー・アルバム「曽根麻央(Mao Sone) | インフィニット・クリーチャー(Infinite Creature)」を発表しています。

曽根麻央 (MAO SONÈ)|インフィニット・クリーチャー( INFINITE CREATURE)
https://www.youtube.com/watch?v=W_5c_PggLKk (YouTube)

Infinite Creature

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このアルバムのディスク1がアコーステック、ディスク2がエレクトリックの構成になっています。各々のメンバーは次の通りです。

[DISC 1-Acoustic]
・Mao Soné – trumpet, piano, percussions, voice
・Yuji Ito(伊藤勇司) – acoustic bass
・Misaki Nakamichi (中道みさき)– drums
-guest musicians-
・Tact Yamada(山田拓斗) – violin , mandolin
・Masateru Nishikata(西方正輝) – cello

[DISC 2-Electric]
・Mao Soné – trumpet, flugelhorn, piano, synthesizers, percussions, voice
・May Inoue (井上銘)– guitar
・Ren Yamamoto (山本連)– electric bass
・Hiro Kimura (木村紘)– drums

アコースティックのトリオによるライブ映像があります。

Mao Soné Trio | Grateful [名古屋スターアイズにて]
https://www.youtube.com/watch?v=JpWmYjy_1sU (YouTube)

以前、当ブログ記事(横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション(1)(2))で紹介した「中道みさき」の成長した姿があります。当時高校生であった彼女は、その後一旦は和歌山大学に入学したようですが、一年後にこちらもバークリー音楽大学の全額奨学金を受け2013年に単身渡米、飛び級にて3年間で優秀な成績を修め卒業とのことです。
テリ・リン・キャリントン(Terri Lyne Carrington)仕込みのドラムを確かめて下さい。こちらも以前の記事(JAZZと不易流行~第55回グラミー賞より~(2))に登場したテリ・リン・キャリントンがバークリーで教えていました。

そして一方のエレクトリック・カルテットの映像はこちらです。

Mao Soné Quartet |SkyFloor : Brightness Of The Lives [曽根麻央]
https://www.youtube.com/watch?v=BXPVu2yRW-U (YouTube)

このカルテットにも、過去の記事(60年代の高校生とジャズ「坂道のアポロン」)に登場した「井上銘」がギターで参加しています。彼は昨年3作目となるリーダーアルバム「井上銘 | STEREO CHAMP(ステレオチャンプ)」をリリースしています。

MAY INOUE | STEREO CHAMP : BLUE NOTE TOKYO 2018 trailer
https://www.youtube.com/watch?v=XuZLIvIXBqU (YouTube)

STEREO CHAMP / ステレオチャンプ

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更に、読売新聞の記事に登場したミュージシャンにBIGYUKIビッグユキ平野雅之[ひらの・まさゆき])がいます。ニューヨークで活動中の彼に密着したドキュメンタリー番組が3月に放映されました。

ニューヨーク この街で生きる BIGYUKI (NHK BS1『明日世界が終わるとしても』)
https://www.youtube.com/watch?v=Vb_GUdGKDgI (YouTube)

ニューヨークでは多くの有名ミュージシャンのサイドマンとして活躍する他、自らの名義BIGYUKIとしては2016年6月に「グリーク・ファイアー(Greek Fire)」、2017年11月に「リーチング・フォー・ケイローン(Reaching For Chiron)」をリリースしています。

グリーク・ファイアー

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リーチング・フォー・ケイローン

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そんな彼の紹介記事があります。

【〈越境〉するプレイヤーたち】第5回:BIGYUKI (music review site “MiKiKi”)

この記事のインタビューの中で「BIGYUKI」の名前の由来について次のように語っています。

「バークリー音大に金坂征広(かねさかゆきひろ)ってヤツがいたんですよ。あいつのあだ名がYUKIで、俺も雅之だからYUKIと呼ばれていて。それで最初は、俺が金髪だったから〈キンユキ〉と呼ばれていたんですけど、そのうち金坂のほうもわかりづらいという話になって、あいつは俺より背が低かったからチビユキになって、〈じゃ、お前はデカユキだ〉と。それでいまでも、俺はデカユキ=BIGYUKIなんです」

このブログでも度々登場している金坂征広monolog こと Yuki Kaneska )との区別が BIGYUKI の名前に繋がったようです。

尚、人気お笑いコンビ「野生爆弾」の「くっきー」が制作した新曲「BIGYUKI | 2060 Chiron」のミュージック・ビデオが公開されています。

BIGYUKI | 2060 Chiron
https://www.youtube.com/watch?v=e2MshM0reYQ (YouTube)