月別アーカイブ: 2017年12月

年末のご挨拶 2017


歳末の風景、新宿・紀伊国屋書店の門松(撮影:ヤマザキサトシ)

本年はご愛読ありがとうございました。

ここに本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますと共に、明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申しあげます。

来年も、No Music, No Life.をモットーに、ジャンルを問わず音楽の話題をお届けします。

どうぞ皆様良いお年を!

2017年末の音楽ニュース

第59回日本レコード大賞は、「乃木坂46|インフルエンサー」です。
乃木坂46は初受賞で、女性グループの受賞は、第54回(2012年)の「AKB48|真夏のSounds good !」以来で5年ぶりです。

最優秀新人賞は、ハロー!プロジェクトの9人組アイドルグループ「つばきファクトリー」が受賞しました。

2017/12/31追記:第68回NHK紅白歌合戦は、白組(司会は嵐の「二宮和也」)が3年ぶりに優勝。対戦成績は白組37勝、紅組(司会は「有村架純」)が31勝になりました。

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Hawaiiに行きたい…2017「Guitar Workshop In Hawaii – Pacific Coast Jam」


今年も残りわずかとなり、私の締めくくりとして今回もこのタイトルでハワイのミュージシャンの紹介です。

昨年は「カラパナ」とその仲間たちとして、「デヴィッド・ジョン」、「マイケル・パウロ」などを紹介しましたが、今回は「Guitar Workshop In Hawaii – Pacific Coast Jam」というアルバム、そして参加ミュージシャン達です。

ギター好きにはご存知の方も多いかと思いますが、フュージョン全盛期の1977年に「森園勝敏」、「大村憲司」、「渡辺香津美」、「山岸潤史」の4人のギタリストによって作られたアルバムが「Guitar Workshop Vol.1」です。

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最初のリリースが40年も前の事ですのでまだCDは無く、購入はLPレコードでした。
後にCD化され、CDも何度も復刻されていますのでお持ちの方も多いかと思います。

私もレコードは擦り切れるくらい聴いた愛聴盤の1枚でしたが、好評だったのか「渡辺香津美」から「秋山一将」に代わり、「六本木Pit Inn」でのライブ盤となる「Vol.2」、そしてレコードの時代に良い音を求め「リー・リトナー&ジェントル・ソウツ(Lee Ritenour&Gentle Thoughts)」で知られるダイレクト・カッティングによるレコーディングの「Vol.3」と続きます。

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Vol.2のライブは2日間行なわれ、リリースされたアルバムは2日目の模様ですが、当時はLPレコード1枚に収録のため無理な編集となっていましたが、のちに「1st Night」、「2nd Night」と何れも3枚組でリリースされ私も購入しましたが、原音となる編集前の、そして2日間の演奏がこれほど違うのかに驚き、ライブの雰囲気を楽しむにはやはりこの長さを聴かないと駄目かなと思いました。

さらに、この企画は日本を離れロサンゼルスへと移り、「ジェフ・バクスター(Jeff “Skunk” Baxter)」、「バジー・フェイトン(Buzz Feiten)」らによる「Guitar Workshop In L.A.」がリリースされます。

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そして、ハワイへと移しレコーディングされたのが今回紹介する「Guitar Workshop In Hawaii – Pacific Coast Jam」です。

Guitar Workshop In Hawaii – Pacific Coast Jam

Guitar Workshop In Hawaii - Pacific Coast Jam

Guitar Workshop In Hawaii – Pacific Coast Jam

  1. リキ・リキ・ハイウェー(Like Like Hwy)
    Featuring: D.J. Pratt / Fred Schreuder
  2. オーソンズ・レストラン(Orson’s Restaurant)
    Featuring: Kapono Beamer
  3. ブラ・ボセ(Pra Voce)
    Featuring: Bud Nuanez / Kapono Beamer / D.J. Prett / Fred Schreuder
  4. ココ(Koko)
    Featuring: Fred Schreuder
  5. サンバ・ヌエバ(Samba Mueva)
    Featuring: Bud Nuanez
  6. イッツ・ソー・ファイン(It’s So Fine)
    Featuring: Bud Nuanez & Paline Wilson(Vocal)
  7. ガールズ・ウィズ・ゴールデン・タンズ(Girls With Golden Tans)
    Featuring: Kapono Beamer
  8. タートル・ベイ・ウインド(Turtle Bay Wind)
    Featuring: Fred Schreuder
  9. アイム・ゴナ・ビー・アローン(ラハイナ・ムーン)(I’m Gonna Be Alone(Lahaina Moon))
    Featuring: Bud Nuanez & Pauline Wilson(Vocal)
  10. ディージェーズ・ラメント(Dj’s Lament)
    Featuring: D.J. Prett

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参加ギタリストは全員がハワイ出身とは言えませんが、何れもハワイで活躍したバンド、グループのギタリスト達です。

また、「角松敏生」が10曲中4曲で作曲、プロデュースとして参加していますが、1987年にリリースされた角松敏生自身のインストゥルメンタル・アルバム「SEA IS A LADY(シー・イズ・ア・レディ)」がフュージョン・ファンで話題となったからかもしれません。
その角松敏生もこのアルバムを今年リメイクしてリリースしています。

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では、アルバムに参加のギタリストを紹介します。

カポノ・ビーマー(Kapono Beamer)

スラックキー・ギタリストの第一人者として知られています。
スラックキーとはハワイアン・ミュージックでよく使用されるチューニング、奏法で、「ライ・クーダー」が自身のアルバムで取り入れた事でも知られています。

私がカポノ・ビーマーを知ったのは、「ケオラ&カポノ・ビーマー(Keola & Kapono Beamer)」というユニットの「ホノルル・シティー・ライト(Honolulu Citu Lights)」というアルバムでした。
確かホノルルのタワー・レコードでお勧めとして飾ってあったのを購入した覚えがあります。

タイトル曲の「ホノルル・シティー・ライト」は「カーペンターズ」のカバーでも知られています。

ケオラ&カポノ・ビーマー(Keola & Kapono Beamer) | ホノルル.シティー・ライト(Honolulu Citu Lights)
https://www.youtube.com/watch?v=akNbC7hcblw (YouTube)

Honolulu City Lights

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今回紹介のアルバムではアコースティック・ギターによるこの曲を演奏しています。
因みに、この曲の作曲、アレンジは角松敏生です。

カポノ・ビーマー(Kapono Beamer) | オーソンズ・レストラン(Orson’s Restaurant)
https://www.youtube.com/watch?v=Uc7Dm_UcLKo (YouTube)

バド・ニュアネス(Bud Nuanez)

バド・ニュアネスはハワイを代表する、そして「ハービー・メイソン」のプロデュースでアメリカ、そして日本でも人気のフュージョン・グループ「シーウィンド(Seawind)」のギタリストです。
シーウィンドにつきましてはHawaiiに行きたい…2014「シーウィンド」で紹介しましたのでご覧ください。

今回紹介のアルバムでも取り上げている「プラ・ボセ」は、シーウィンドの4枚目のアルバム「Seawind(邦題:海鳥)」に収録された曲で、こちらがオリジナルとなります。

シーウィンド(Seawind) | プラ・ボセ(Pra Vose)
https://www.youtube.com/watch?v=rl5PwNduw_Q (YouTube)

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また、アルバムではこの曲を演奏しています。

バド・ニュアネス(Bud Nuanez) | サンバ・ヌエバ(Samba Mueva)
https://www.youtube.com/watch?v=1yQXgAt5MbY (YouTube)

デヴィッド・ジョン(David John Pratt)

デヴィッド・ジョンもハワイを代表し日本でも大人気のグループ「カラパナ(Kalapana)」のギタリストです。
カラパナにつきましては昨年のHawaiiに行きたい…2016 カラパナとその仲間たち「デヴィッド・ジョン」「マイケル・パウロ」で紹介しましたのでご覧ください。
ソロ・アルバムも紹介しています。

カラパナでデヴィッド・ジョンのギターといえば「ワイキキの熱い砂(Black Sand)」かと思いますが、昨年紹介していますので、ギタリストとしての私のお勧めは、サーフィン映画のサウンド・トラックとして使われたこの曲かと思います。

カラパナ(Kalapana) | 鮮烈のチューブ・ライディング(The Ultimate)
https://www.youtube.com/watch?v=cf_nam0TqWo (YouTube)

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今回紹介のアルバムではこの曲を演奏しています。

デヴィッド・ジョン(David John Pratt)| ディージェーズ・ラメント(Dj’s Lament)
https://www.youtube.com/watch?v=-o2Gw2ODcGk (YouTube)

フレッド・シュルーダー(Fred Schreuder)

最後はやはりこのギタリストです。
フレッド・シュルーダーは私にとっては思い出の深いグループ「ミュージック・マジック(Music Magic)」のギタリストです。
ハワイを拠点に活動したミュージック・マジックは2枚のアルバムのリリースで解散となります。
フレッド・シュルーダーズは地元で活動を続けますが、その後ロサンゼルスへと移りセッション・ギタリストとして活動します。
また、フュージョン・グループ「ヒロシマ(Hiroshima)」のギタリストとして12年間在籍していましたのでご存知の方も多いかと思います。

ミュージック・マジックといえばやはりこの曲です。
バックで弾くギターが心地良いです。

ミュージック・マジック(Music Magic) | ワン・マン・レディ(One Man Lady)
https://www.youtube.com/watch?v=K5ByDB0TPh4 (YouTube)

今回紹介のアルバムではこの曲を演奏しています。
この曲の作曲、アレンジはカラパナの日本人ベーシスト「佐野健二(Kenji Sano)」で、日本では「安室奈美恵」、「EXILE」のミュージック・ディレクターを務めた事でも知られています。
また、ボーカルとしてシーウィンドの紅一点「ポリーン・ウィルソン(Pauline Wilson)」が参加しています。

フレッド・シュルーダー(Fred Schreuder) | ココ(Koko)
https://www.youtube.com/watch?v=UIt-_s6HlMQ&t=28s (YouTube)

今回は1枚のアルバムからとなりますが、ハワイに関わりのある私の大好きな4人のギタリストを紹介しました。

今年も年末年始はこのアルバムでも聴いて行った気分となりそうですが…。

それと、この映画でも見ようかなと….。

映画『わたしのハワイの歩きかた』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=QvdxiPLBObg (YouTube)

本年もご覧いただきありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。

Thanks!! “MAHALO”

クリスマスイブとクリスマス当日

マイ・フェイバリット・クリスマス・ミュージック2017


10月末日までハロウィン・カラーのオレンジ色をまとった都内も、12月になるとクリスマス・カラー一色に切り替わりました。

今年のクリスマス・イブは日曜日。家族で過ごす方が多いのでしょうか?

さて、12月の「お気に入り曲」のテーマは、毎年恒例の「クリスマス」です。
当ブログ執筆者がお勧めするクリスマス・ミュージック7曲を紹介します。

マライア・キャリー(Mariah Carey)|恋人たちのクリスマス(All I Want For Christmas Is You)
https://www.youtube.com/watch?v=yXQViqx6GMY (YouTube)

Merry Christmas

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  • クリスマスソング、ということでは必ずこの曲が第一番に思い浮かびます。クリスマスの「わくわく感」をメロディー、リズム、ともに100%表しています。(Hiro)

MISIA(ミーシャ)|Everything(エヴリシング)
https://www.youtube.com/watch?v=aHIR33pOUv0 (YouTube)

Everything

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  • この曲の「ミュージック ビデオ」の映像が雪が降っていたので、クリスマスのシーンとダブってしまいます。もちろん、クリスマス ソングとして聴いて、歌っています。(Hiro)
  • 私も大好きな曲です。どうしてもドラマ「やまとなでしこ」が頭から離れませんが。(MAHALO)

塚谷水無子(MinakoTsukatani)|パッヘルベルのカノン(Canon by Pachelbel)
https://www.youtube.com/watch?v=D-AMI0XuFpk (YouTube)

愛と祈りのパイプオルガン

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  • クリスマスに聴くパイプオルガンの調べは格別です。(Koji)

山下達郎|クリスマス・イブ
https://www.youtube.com/watch?v=_8owydQcpw8 (YouTube)

クリスマス・イブ(2017クリスマス・スぺシャル・パッケージ)

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  • 定番中の定番。今年もまたクリスマス・スぺシャル・パッケージが発売されます。(Koji)
  • JR東海のコマーシャル映像とぴったり、焼き付いています。(Hiro)
  • 1986年~2016年、31年連続でオリコン週間シングルランキングTOP100にランクインはギネス記録。さて、今年は?!(Yama)

アイズレー・ブラザース(The Isley Brothers)|ウィンター・ワンダーランド(Winter Wonderland)
https://www.youtube.com/watch?v=fLi-KVJ7Z_c (YouTube)

I’ll Be Home for Christmas

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  • クリスマス・ソングの定番曲ですが、アイズレー・ブラザースが歌うとこのようにお洒落になります。私はこのアレンジが一番かと思います。(MAHALO)

ボニー・ジェイムス(Boney James)|クリスマス・ソング(The Christmas Song)
https://www.youtube.com/watch?v=XKYoD9jUs64 (YouTube)

Boney’s Funky Christmas

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  • 最近よく聴くサックス・プレイヤーです。ナット・キング・コールの歌唱で知られるこの曲ですが、サックスで聴くのも良いもので心から温まります。(MAHALO)
  • ほんとに、外は雪、部屋には、ストーブの温かなぬくもり、そんな中でゆったりまどろむクリスマスという気持ちになりますね。(Hiro)

稲垣潤一|クリスマスキャロルの頃には
https://www.youtube.com/watch?v=IyNyaOOiD_s (YouTube)

男と女2

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  • この時期の王道のクリスマスソングですが、冬歌の女王「広瀬香美」とのデュエット・バージョンがあります。稲垣潤一のデュエット・カバー・アルバム「男と女2」(2009年)に収録されています。シングルカットしたDVD付CDは、現在大変高価なコレクターアイテムになっています。(Yama)

リズム・カッティングのカッコ良さ(2)「デヴィッド・ウィリアムス」~「ポール・ジャクソン・Jr.」


リズム・カッティングのカッコ良さ(1)の続き

前回はモータウンに係ったセッション・ギタリストとして3人を紹介しましたが、今回紹介するギタリストもモータウンのアーティストと関わりのあるギタリストです。

デヴィッド・ウィリアムス(David Williams)

デヴィッド・ウィリアムスはバージニア州出身のギタリストです。
18歳でプロとして活動を開始しますが、途中ベトナム戦争に徴兵のため中断し、帰国後はロサンゼルスでセッションマンとして活動を再開します。
また、「ジェイムス・ジェマーソン・Jr(James Jamerson Jr.)」と「シャンソン(Chanson)」というディスコ・ユニットを結成しアルバムをリリースし、「Don’t Hold Back」がヒットとなります。
因みに、ジェイムス・ジェマーソン・Jrの父親は、映画「永遠のモータウン」で取り上げられたモータウンのセッション集団、ファンク・ブラザースの名ベーシスト「ジェームス・ジェマーソン」です。

シャンソン(Chanson) | Don’t Hold Back
https://www.youtube.com/watch?v=LSKT5_BL-FE (YouTube)

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私が初めてデヴィッドのギターを聴いたのはこのユニットではなく、「マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)」の「オフ・ザ・ウォール(Off The Wall)」というアルバムでした。
1曲目の「今夜はドント・ストップ(Don’t Stop ‘Til You Get Enough)」、「ロック・ウィズ・ユー(Rock With You)」と続けてカッコ良いギターを弾いています。

オフ・ザ・ウォール

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このようなデヴィッドのインタビューがあります。
中でギターを弾きますが、メインのボーカルとともに曲を印象づけるフレーズは聴けばあの曲だとお判りかと思います。

David Williams extract from DWT MTV Most Wanted.
https://www.youtube.com/watch?v=JQBaOH7Zeug (YouTube)

何かで読んだのですが、シャンソンの曲をラジオで聴いたマイケル本人が直接デヴィッドに、「新しいアルバムを作るのでオーディションに参加しないか」と電話し、そのオーディションで採用となり完成したアルバムが「オフ・ザ・ウォール」でした。
その後も「スリラー(Thriller)」、「BAD」などにも参加、またライブ・ツアーにも参加します。
中でも、「ビリー・ジェーン」の間奏のギター・カッティングはムーンウォークとともに今でも印象に残っています。

どの曲を紹介しようかと思い、マイケルの曲は皆さんご存知かと思いますので、私の中で名演の1曲と言える「アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)」がカヴァーした、「オーティス・レディング(Otis Ray Redding Jr.)」、そして「ブルース・ブラザース(The Blues Brothers)」で知られるこの曲です。
イントロからカッコ良いギターの一言です。

アレサ・フランクリン(Aretha Franklin) | お前をはなさない(I Can’t Turn You Loose)
https://www.youtube.com/watch?v=WregJESffF0 (YouTube)

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残念ながら2009年に58歳という若さで亡くなってしまいました。

ナイル・ロジャース(Nile Rodgers)

ナイル・ロジャースはニューヨーク州出身のギタリストで、15歳から音楽活動を開始します。
そして1977年に音楽仲間でベースの「バーナード・エドワーズ( Bernard Edwards)」とともにファンクバンド、「シック(Chic)」を結成します。

シック(Chic Feat. Nile Rodgers) | おしゃれフリーク(Le Freak) | Live at Eden Sessions 2013
https://www.youtube.com/watch?v=HvDiD_vbwpg (YouTube)

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「Guitar Magazine」という雑誌の付録かもしれませんが、このようなインタビューがあり、「ゲット・ラッキー (Get Lucky)」、「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」など自身が関わった代表曲を取り上げ奏法について話しています。

Nile Rodgers Special Playing Analysis
https://www.youtube.com/watch?v=uNTRpxltSFY (YouTube)

ナイル・ロジャースのギターで私のお気に入りと言えばやはりこの2曲かと思います。

ダイアナ・ロス(Diana Ross) | アップサイド・ダウン(Upside Down)
https://www.youtube.com/watch?v=GIAtE6ywgwA (YouTube)

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ダフト・パンク(Daft Punk) | ゲット・ラッキー(Get Lucky)
https://www.youtube.com/watch?v=h5EofwRzit0 (YouTube)

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ポール・ジャクソン・Jr.(Paul Jackson Jr.)

最後はやはりこのギタリストです。
ポール・ジャクソン・Jr.はカリフォルニア州出身のギタリストです。
10代から数多くの地元のバンドで活動し、80年後半にソロ・アルバムをリリース、昨年リリースされたアルバムを含め8枚リリースしています。

ギター・エフェクター(ワウペダル)のプロモーション・ビデオに出演していますが、単音ミュートやカッティングなど如何にもポール・ジャクソンといった演奏です。

Paul Jackson Jr. Demo: Playing a song with Xotic Wah
https://www.youtube.com/watch?v=J1lmq3JQ-Eg (YouTube)

私もアルバムを購入して聴くなどソロとしての活動も好きですが、やはりセッション・ギタリストとしての活動に注目しています。
幅広いジャンルのアルバム、曲に参加し、「世界中で最も多く録音されたギタリストの一人」などと言われ、名前は知らなくとも皆さんがお持ちのアルバムにクレジットされ、ギターの音だけは聴かれているかもしれません。
因みに、今回ブログを書くにあたり日本のアーティストも何枚か見てみると「松任谷由実」のアルバムにクレジットされていました。
また、ナイル・ロジャースで紹介したダフト・パンクのゲット・ラッキーですが、プロモーション・ビデオに出演するなどナイル・ロジャースが目立ちますが、実はポール・ジャクソンもこの曲に参加し弾いています。
また、このアルバムの1曲目「Give Life Back to Music」はポール・ジャクソンの作曲です。

前記のように私もポール・ジャクソンの演奏を意識せず曲を聴いていたのかもしれませんが、好んで聴くようになった切っ掛けは、「ジョージ・デューク(George Duke)」の「ライト・メッセージ(Guardian Of The Light)」というアルバムでした。

ジョージ・デューク(George Duke) | オーヴァーチャー / ライト / シェイン(Overture / Light / Shane)
https://www.youtube.com/watch?v=5AN34LqEzbY (YouTube)

ライト・メッセージ(期間生産限定盤)

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このアルバムのリリース以降に日本でもライブがあり、渋谷公会堂に見に行きました。
ブームもありベースの「ルイス・ジョンソン(Louis Johnson)」がやたらと目立っていましたが、ポール・ジャクソン(若い!)もカッコ良いギターを弾いており、このライブは後に映像としてリリースされ、私も未だにVHSは手元にあります。
アメリカでは日本語字幕付きのままDVD化されたようですが、なんとYouTubeで全編見れます。

George Duke Band | Live Tokyo Japan 1983
https://www.youtube.com/watch?v=mojKHa9jtQc (YouTube)

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最後に、最近復刻された「笠井紀美子」のアルバムを購入しましたが、前2作がポール・ジャクソン参加でアメリカ録音、そして本作は日本で録音なのですが、ドラム、ベース、ギターのリズム隊の3名だけはアメリカから呼び、もちろんギターはポール・ジャクソンです。

笠井紀美子(Kimiko Kasai) | ギヴ・ミー・ユア・ハート・トゥナイト(Give Me Your Heart Tonight)
https://www.youtube.com/watch?v=8St2m3YCqE8(YouTube)

ニュー・パステル(期間生産限定盤)

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前回、そして今回紹介のギタリスト6人の中でも特にデビッド・T.・ウォーカーとこのポール・ジャクソン・Jr.の2人はこれからも探しては聴いていくだろうと思います。

他にも紹介したいギタリストや今回紹介のギタリストも個々に1話が書ける方々で、簡単な紹介となりましたが機会をみて紹介したいと思っています。

リズム・カッティングのカッコ良さ(1)「デヴィッド・ T・ ウォーカー」~「ワー・ワー・ワトソン」


少し前ですが、このような本をネットで見つけ購入しました

ギター演奏の常識が覆る! 99%の人が弾けていない「本当のグルーヴ・カッティング」(DVD付) (リットーミュージック・ムック)

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ギターの教則本ですが、譜面とともに実際に演奏している模様がDVDで付属しており、ダイジェストですがこのような内容です。

99%のギタリストが弾けていない「本当にグルーヴするカッティング」を身につけよう!
https://www.youtube.com/watch?v=wXiMYwWfQkc (YouTube)

私がギター好きからか、当ブログではギタリストやギターが絡む曲を紹介してきました。
その中でもセッション・ギタリストが好きと書く事が多いのですが、まさにこの教則本で紹介のようなリズム・カッティングのカッコ良さに惹かれてです。

と言っても、私も最初はクロスオーバー、フュージョン・ブームとともに、「リー・リトナー(Lee Ritenour)」、「ラリー・カールトン(Larry Carlton)」などがリーダー・アルバムをリリースし、ギターで弾くソロ(メロディー)の良さに惹かれてでしたが。

これらを聴き始め、間もなくして、本業でもあるセッションマンとして数多くの曲に参加している事を知りますが、こうなるとギタリストのアルバムだけに留まらず、インターネットも無い当時、情報といえばラジオ、雑誌、口コミでしたが、「あのギタリストが参加しているアルバム」や「カッコ良いソロを弾いている曲」だけで何枚アルバムを購入した事かです。

セッションで参加といっても、打ち込みでなくギター・パートのある曲であれば誰かしらギタリストが参加し弾いているわけですが、単に延々とコードを弾いているような曲もあれば、録音はしたもののアレンジからか弾いているのかヘッドフォンで聴かないとわからないような曲も多いものです。
そのような曲は、よほどメロディーの良い曲でない限りは飛ばしてしまいますが。

さて、今回はセッションマンとしてのギタリストの紹介ですが、冒頭でも紹介のようにグルーヴ・カッティングの名手達です。

私は好きなギタリストのセッション参加が切っ掛けで幅広いジャンルの曲を聴き始めたのですが、このようなスタイルのギターを好んで聴くようになったのは、やはり「ジャクソン5(The Jackson 5)」、「スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)」、「マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)」をはじめとするモータウン(Motown)のアーティストだったと思います。

メインはボーカルなのですが、聴き込んでいくとバックでギターが1つのコードをポジションを移動させ音色に変化をもたせて弾いたり、単音で細かい事を弾いています。
特に単音での演奏は単純な音の繰り返しなのですが、いざ私が曲に併せて弾いてみると音は合っているのに何か違うなと感じ、明らかにリズム感やノリの違いだ落ち込んだものです。

モータウンも以前に紹介しましたLAのセッション集団「レッキング・クルー」と同様に、「ザ・ファンク・ブラザースThe Funk Brothers)」というセッション集団がその殆どを演奏しています。

ファンク・ブラザースについては「永遠のモータウン(Standing In The Shadows Of Motown)」というドキュメンタリー映画があり、DVD化されていますので是非とも見てみたいと思っています。

永遠のモータウン(予告編)
https://www.youtube.com/watch?v=t7Ums0XgW8Q (YouTube)

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ファンク・ブラザースのギタリストも優れた方々ですが、私のモータウンと言えばやはり「デヴィッド・ T・ ウォーカー」、「レイ・パーカー・Jr.」、「ワーワー・ワトソン」の3人です。

デヴィッド・ T・ ウォーカー(David T. Walker)

私にとってはレジェンドとしか言いようのないギタリストで、モータウンでは「ジャクソン5」の「さよならは言わないで(Never Can Say Goodbye)」をはじめ、「マーヴィン・ゲイ」、「スティーヴィー・ワンダー」などの数多くのヒット曲に参加しています。
このギタリストも参加しているアルバム、曲を探し始めて聴く切っ掛けとなったギタリストの1人と言えます。

言葉で書くより実際に演奏を見ていただくのが一番かと思い、ソロ・ライブでマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」演奏しています。
自身のアルバムでも取り上げている曲ですが、このピックの握り方やピッキングのタッチというか弾き方は何度やっても出来ません。
また、多くのギタリストが影響を受け、この奏法を取り入れてるかと思います。

デヴィッド ・T・ ウォーカー(David T. Walker) | ホワッツ・ゴーイン・オン(What’s Going On)
https://www.youtube.com/watch?v=74IHXQSWn1A (YouTube)

デヴィッド・T・ウォーカー(紙ジャケット仕様)

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セッションで参加した曲を紹介するのにどの曲にしようかと迷うくらい多く、やはりモータウンからと考えたのですが、如何にもデヴィッド・ Tと言える曲として「マリーナ・ショウ(Marlena Shaw」の「フィール・ライク・メイキン・ラヴ(Feel Like Making Love)」と迷いましたが、この曲が良いかと思います。

ジョニー・ブリストル(Johnny Bristol) | 愛にゆれて(Do It To My Mind)
https://www.youtube.com/watch?v=YfxRH5l1Yx4 (YouTube)

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レイ・パーカー・Jr.(Ray Parker Jr.)

私が最初に知ったのはボーカリストとしてのヒット曲「ウーマン・ニーズ・ラブ」でした。
そして大ヒットとなった「ゴースト・バスターズ」は皆さんも一度は聴かれた事と思います。

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本人はゴーストバスターズのミュージック・ビデオでご存知の方も多いかと思いますが、ギタリストとの紹介としてはこのようなセミナーの映像があり、「ルーファス」に提供し大ヒットとなった曲を弾いています。

レイ・パーカー・Jr.(Ray Parker Jr.) | ユー・ガット・ザ・ラヴ(You’ve Got The Love)
https://www.youtube.com/watch?v=LkNeIedQYxM (YouTube)

単音ミュートのカッティングは流石です。

レイ・パーカー・Jr.は前記のようにボーカリストとしての認識が高いのですが、音楽活動としてはギタリストとしてです。
デトロイト生まれで、子供の頃はモータウンとは10~15ブロックと歩いて行ける所で育ったとの事です。
このような環境からスポーツより音楽への憧れが高く、独学でギターを始め、13歳の頃には「ザ・スピナーズ(The Spinners)」のバック・メンバーとしてツアーに参加していたそうで、このような活動が注目されモータウンでの活動ととなります。

マーヴィン・ゲイのライブ・アルバムではデヴィッド.T.と共に演奏するなどレイ・パーカーもモータウンから紹介しようと思ったのですが、やはり「シェリル・リン(Cheryl Linn)」のこの曲のギターが印象に残っています。
特に間奏のカッティングは流石です。

シェリル・リン(Cheryl Lynn) | シェイク・イット・アップ・トゥナイト(Shake It Up Tonight)
https://www.youtube.com/watch?v=hcE0ppRJwd8 (YouTube)

In The Night

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ワー・ワー・ワトソン(Wha Wha Watson)

ワー・ワー・ワトソンもデトロイト出身のギタリストです。
本名は「メルヴィン・レイジン(Melvin Ragin)」ですが、名前のワー・ワーはニックネームですが、その元にとなったのがギター・エフェクターの一つワウペダル(ウィキペディア)の名手からきています。

ワウペダルと言えばロック好きならば「ジミ・ヘンドリックス(James Marshall Hendrix)」の使用で知られています。
リズム.カッティングでの使用といえば名前の通りワー・ワー・ワトソンかと思います。

その代表曲がモータウンを代表するコーラス・グループ「ザ・テンプテーションズ(The Temptations)」のこの曲です。

ザ・テンプテーションズ(The Temptations) | パパ・ウォズ・ア・ローリング・ストーン(Papa Was A Rollin Stone)
https://www.youtube.com/watch?v=Jzly6jrepRU (YouTube)

オール・ディレクションズ

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また、長いキャリアにおいて使用ギターは「ギブソン(Gibson)」の「L5-CES」1本のみとの事ですが、レイ・パーカーのインタビュー記事を読むと、「ガール・フレンドに使用機材全部を売り飛ばされてしまったワー・ワーにL5Cを譲った」と書かれており、そのギターかもしれません。
また、ソロ名義としては1枚のみアルバムをリリースしています。

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今回はモータウン絡みで3名のギタリストを紹介しました。

最後に、年末年始もまもなくという事で、こちらもモータウンではないのですが、旅行に行かれる方にはこの曲がお勧めです。
ギターはデヴィッド ・T・ ウォーカーとワー・ワー・ワトソンです。

バリー・ホワイト(Barry White & Love Unlimited Orchestra) | 愛のテーマ(Love’s Theme)
https://www.youtube.com/watch?v=8YS7sWCG_ZE (YouTube)

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リズム・カッティングのカッコ良さ (2)へ続く