月別アーカイブ: 2016年3月

久しぶりに聴くのも良いものです(3)「アンドリュー・ゴールド」


久しぶりに聴くのも良いものです(2)の続き

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーのアルバム4枚が収められたCDの購入を切っ掛けに、その後購入したCDを紹介してきましたが、最後に購入したのがアンドリュー・ゴールドのCDでした。

アンドリュー・ゴールド(Andrew Gold)

アンドリュー・ゴールドは、1951年カリフォルニア州バーバンク生まれです。

父は映画「栄光への脱出」でアカデミー賞を受賞した作曲家「アーネスト・ゴールド」、母も歌手としてミュージカル映画「ウエスト・サイド物語」のナタリー・ウッドや「マイ・フェア・レディ」のオードリー・ヘップバーンなど、大女優に代って映画の歌の部分のみを吹き替えで歌ったことで知られ、「ハリウッドの声」との異名もつ「マーニ・ニクソン」と音楽一家です。

また、バーバンクといえば「ドゥービー・ブラザーズ」、「リトル・フィート」などウェスト・コーストを代表するグループがバーバンク・サウンドと呼ばれるなど、まさに音楽に進むのに恵まれた環境に育ちます。

早くから色々な楽器を習得し13歳には作曲を始め、まもなくしてイギリスへ留学しますが、その時に作ったデモ・テープが英ポリドールに認められ、友人の「チャーリー・ヴィラーズ」と「Villiers & Gold」というデュオ・グループで1967年にシングル盤をリリースします。

その16歳の時に作った曲がこちらです。

Villiers and Gold | Of All the Little Girls
https://www.youtube.com/watch?v=ZMkOYBlKA2c (YouTube)

その後、アメリカに戻り地元ロサンゼルスで音楽活動を開始、そこで「カーラ・ボノフ」らと知り合い「ブリンドルBryndle)」*というグループを結成します。
*ブリンドルにつきましてはカーラ・ボノフの記事をご参照ください。

ブリンドル解散後は「ケニー・エドワーズ」とグループの結成や、セッション・ミュージシャンとして活動しますが、まもなくしてリンダ・ロンシュタットのバンドにギタリストとして参加します。そこでピーター&ゴードンのピーター・アッシャーのプロデュースによるアルバム「Heart Like A Wheelでマルチ・プレイヤーとして才能を発揮したことにより、レコーディングなどの音楽面でも重要な役割を果たすようになり、その評判がロサンゼルスで広り、まもなくしてリンダ・ロンシュタットと同じレーベル「アサイラム」と契約となりソロ・アルバムのリリースとなります。

長くなりましたが、今回購入したのがこのアサイラムからリリースされた4枚のアルバムが4in3で収録されたCDです。

Andrew Gold + What’s Wrong With This Picture + All This and Heaven Too + Whirlwind…Plus

収録アルバム

  • Andrew Gold (1975年)
  • What’s Wrong with This Picture? (1976年)
  • All This and Heaven Too (1978年)
  • Whirlwind (1980年)

*Disc1~2に4枚のアルバムが収録されDisc3は各アルバムよりオリジナル・バージョンやライブ・バージョンなどが20曲も収録されています。

Andrew Gold & What’s Wrong With This Picture & All

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このCDより私の好きな曲を何曲か紹介します。

1975年にリリースされたファースト・アルバム「Andrew Gold」からのシングル曲「That’s Why I Love You」です。
最高68位と大ヒットとはなりませんでしたが、ウェスト・コーストらしい爽やかな曲です。

Andrew Gold | That’s Why I Love You
https://www.youtube.com/watch?v=R_pHzY7wOFk (YouTube)

ピーター・アッシャーのプロデュースで、1976年リリースのセカンド・アルバム「What’s Wrong with This Picture? 」からのシングル曲「Lonely Boy」は最高7位の大ヒットとなります。
また、アルバム・タイトルのとおりジャケット写真は32個の間違い探しになっており、当時は話題になりました。
当時はLPレコードとサイズも大きかったのでこのようなことが出来たのかもしれませんが。

Andrew Gold | Lonely Boy
https://www.youtube.com/watch?v=0kbgjmmr5vw (YouTube)

1978年リリースのサード・アルバムはアンドリュー・ゴールドとブロック・ウォルシュの共同プロデュースです。
このアルバムからの最初のシングル曲が「Thank You For Being A Friend」で最高25位のヒットとなります。

Andrew Gold | Thank You For Being A Friend
https://www.youtube.com/watch?v=bfjCPzIqX_k  (YouTube)

そしてこのアルバムには私の一番大好きな曲「Genevieve」が収録されています。
この曲はシングル・カットされていませんが、AORファンには欠かせない名曲かと思います。
アントニオ・カルロス・ジョビンとスティービー・ワンダーからの影響で作られた曲との事です。

Andrew Gold | Genevieve
https://www.youtube.com/watch?v=jLaeeCPVBd4  (YouTube)

そして最後のアルバムが1980年リリースのアンドリュー・ゴールドのセルフ・プロデュースによるアルバム「Whirlwind」です。
セールス的には失敗となりアサイラムとの契約も切られてしまいますが、この「Whirlwind」などは好きな曲です。

Andrew Gold | Whirlwind
https://www.youtube.com/watch?v=BWo2BrGlaDo (YouTube)

このようにCDには4枚のアルバムとボーナス・トラックが収録され、アンドリュー・ゴールドはベスト盤もリリースされていますが、これから聴かれる方にもこのCDはお勧めかと思います。

アサイラム以降もソロとしてのアルバムや、元「10CC」の「グラハム・グルールドマン」とデュオ・グループ「WAX」を結成してアルバムのリリース、また前記のように1990年代にはブリンドルの再結成によるアルバムのリリースなど積極的に活動しています。

また、プロデューサーとしても活動し、矢沢永吉のアメリカ進出に深く関わったことで知られています。

最後に私はこのCDで久しぶりにアンドリュー・ゴールドを聴き、懐かしくもその良さを再認識したのですが、残念ながら2011年6月3日に心臓発作のため亡くなられました。享年59歳でした。

まだまだCDの購入は続きそうですが、また紹介したいと思います。

<お知らせ>目黒ブルースアレイ「中園亜美ワンマンライブ」2016/4/18


4月18日(月)、東京都目黒区にある目黒ブルースアレイiconで、バンド結成2周年を記念して「中園亜美ワンマンライブ」が開催されます。

中園亜美ワンマンライブ
~アミアミシェイク結成2周年記念LIVE~

中園亜美ワンマンライブ_500

中園亜美バンドとしてスタートしたこのメンバーでの初演より今年6月で2年が経ちます!
それを記念してワンマンライブ開催です!
ホームともいえるブルースアレイで、昨秋発表したアルバム”Make It Happen!”からはもちろん新曲なども発表予定です!
Smooth/Fusion/Funkの新しいサウンド、バンドサウンドもかなり確立されてきたので、是非是非見に来て確かめに来てください!!!

メンバー
(Sax)中園亜美 (Key)安部潤 (B)田中晋吾 (G)武藤良明 (Ds)高田真

(中園亜美)

チケットはこちらです。

中園亜美<公式>ホームページ

マイ・フェイバリット・アニマル・ミュージック


去年のソメイヨシノ

去年のソメイヨシノ

先週末の3月19日(土)の福岡と名古屋を皮切りに、今年の桜前線がスタートしました。

関東でも、東京都心、八王子、前橋、横浜、小田原で、ソメイヨシノの開花が報告されました。すでに開花した地域の見ごろは、3月29日(火)~4月3日(日)です。

なお、3月25日(金)~3月28日(月)は、強い寒気が南下して「花冷え」になります。
桜の生長が足踏みして、今年は長く桜を愛でることができるかもしれません。

さて、3月のお気に入り曲のテーマは、「動物」です。
当ブログ執筆者がお勧めするタイトル名やアーチスト名に「動物」を含む曲を紹介します。

トーケンズ(The Tokens)|ライオンは寝ている(The Lion Sleeps Tonight)
https://www.youtube.com/watch?v=_LBmUwi6mEo (YouTube)

Lion Sleeps Tonight

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  • 動物の歌でまず思い出すのはこの曲です。初めに聞いたのは、Kingston Trioだったかも。(Hiro)
    正直トーケンズの他の曲は知らないのですが、「動物」というと真っ先にこの歌を思い出します。(Koji)

エルトン・ジョン(Elton John)|クロコダイル・ロック(Crocodile Rock)
https://www.youtube.com/watch?v=Y2Ta0qCG8No (YouTube)

クロコダイル・ロック~ベスト・ヒッツ1970~1975

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  • 明るく乗りのよい曲調で、すぐ口ずさんでしまします。いまだにクロコダイルロックとは??で、どんなロックかわかりません。(Hiro)
  • クロコダイルとアリゲイターの違いは良くわからないのですが、「アリゲイター・ブーガルー」というのも記憶にある曲でした。(Koji)

アメリカ(America)|名前のない馬(A Horse With No Name)
https://www.youtube.com/watch?v=U-8QGcio0-w (YouTube)

名前のない馬

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  • アコースティック・サウンドに乗せた爽やかなハーモニー印象的でした。今でも色褪せません。(Koji)
  • アコースティック・サウンドに癒されます。(Yama)

ジミー・スミス(Jimmy Smith)|ザ・キャット(The Cat)
https://www.youtube.com/watch?v=PaKLB71QE4k (YouTube)

ザ・キャット

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  • オルガン(ハモンドB3)の名手ジミー・スミスの代表曲の一つ。ホーンとの絶妙なコラボも聴きどころのお薦めの名盤。(Koji)
  • ハモンド良いですね。(MAHALO)
  • このポップでファンキーな曲調が大好きです。(Yama)

サバイバー(Survivor)|アイ・オブ・ザ・タイガー(Eye Of The Tiger)
https://www.youtube.com/watch?v=btPJPFnesV4 (YouTube)

アイ・オブ・ザ・タイガー

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  • シルヴェスター・スタローン監督・主演の映画「ロッキー3」のテーマ・ソングとして使われ、全米No.1となったサバイバーの大ヒット曲です。印象に残るイントロで始まるこの曲は今でも格闘技番組などのBGMでよく使われています。(MAHALO)
  • 当時、音楽評論家の渋谷陽一がこのバンドとこの曲をラジオ番組で毒づいていたのを覚えています。私自身は、悪い印象はなかったのでショックでした。(Yama)

デイヴ・グルーシン(Dave Grusin)|子象の行進(Baby Elephant Walk)
https://www.youtube.com/watch?v=4v61EyyAces (YouTube)

酒とバラの日々~ヘンリ-・マンシ-ニに捧ぐ(Two For The Road)

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  • ヘンリー・マンシーニが映画「ハタリ!(1961年)」のサウンド・トラックとして書かれた曲の1曲です。印象に残るメロディー・ラインですが、デイヴ・グルーシンが自身のヘンリー・マンシーニ作品集で親しいミュージシャンらと演奏しています。(MAHALO)

アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)|黒いジャガーのテーマ(Theme From Shaft)
https://www.youtube.com/watch?v=nFvRvSxsW-I (YouTube)

Shaft: Music From The Soundtrack (1971 Film)

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  • ニューヨークの黒人私立探偵「シャフト」の活躍を描いた同名映画のサウンド・トラックの中の1曲です。映画の邦題は「黒いジャガー」と付けられました。アイザック・ヘイズが作曲したこの曲は、イントロから流れる「ワウ・ワウ」ギターのカッコ良さですが、ギターは「バーケイズ」の「ヴァーノン・バーチ」です。(MAHALO)
  • はい、この曲思い出しました。「ワウ・ワウ」いいですね。(Hiro)
  • 軽快な曲調はジャガーのイメージに良く合います。(Koji)

ザ・モンキーズ(The Monkees)|デイドリーム(Daydream Believer)
https://www.youtube.com/watch?v=nU615FaODCg (YouTube)

Greatest Hits

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  • 説明が要らない有名な曲です。当時の邦題は「デイドリーム・ビリーバー」ではなく、「デイドリーム」でした。今さらですが、グループ名Monkeyの綴りを1文字”y”を”e”に変えています。(Yama)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

サックス「中島朱葉」のスタンダードを聴きに


本ブログで何回か紹介してます、アルトサックス奏者「中島朱葉」のライブに行ってきました。中島あきはの関連記事はこちら

会場は、お茶の水のジャズ・ライブハウス「NARU。NARUも本ブログ70年代のJazz喫茶「御茶ノ水」で紹介しました。NARUはもう創業40年以上(オープンは1969年)たつ、Jazzのライブハウスとしては老舗です。最近よくテレビで観るazzギターの渡辺香津美(g)が、17歳の時このNARUでデビューしたそうです。

今回のライブのグループのリーダーは、ドラムの「石若駿」で、演奏の中心は、石若駿の新しく出したCD「CleanUp」のオリジナル曲でした。

  • 石若駿(ds)
  • A(アーロン).チューライ(p)
  • M(マーティ).ホロベック(b)
  • 中島朱葉(as)

「石若駿」は、「中島朱葉」と同じく、本ブログ60年代の高校生とジャズ「坂道のアポロン」、で紹介した、早熟の天才ドラマーです。
2008年3月、ボストンバークリー音楽院タイアップの「グルーヴ・キャンプ」を受講し、「バークリーアワード」を受賞。2009年夏、奨学生としてバークリー音楽院に留学しています。
もちろん「中島朱葉」とは、学生の時から共演しています。

「A(アーロン).チューライ」は、パプワニューギニア出身。オーストラリアで数々の賞を受賞しています。ピアノトリオ中心に活動。東京芸術大学にも留学していて、留学生時代に「SHOGAKUKIN」という曲を作っています。
完璧なテクニックとリズム感を持っていながら、全面に出さずに、あくまでも表現のための手段にしているところがすごい、との事です。

「石若駿」の芸大卒業記念アルバム「CLEANUP」を紹介します。

メンバーは、

  • 石若駿 Shun Ishiwaka (ds)
  • 吉本章紘 Akihiro Yoshimoto (ts, ss)
  • 中島朱葉 Akiha Nakashima (as)
  • 井上銘 May Inoue (g)*
    *本ブログにて何回か紹介してます。
  • アーロン・チューライ Aaron Choulai (p)
  • 高橋佑成 Yusei Takahashi (p)
  • 須川崇志 Takashi Sugawa (b)
  • 金澤英明 Hideaki Kanazawa (b)

「中島朱葉」は4曲、一緒に演奏しているとの事です。

曲目リストは、

  1. The Way To Nikolaschka
  2. Dejavu
  3. Darkness Burger
  4. A View From Dan Dan
  5. Cleanup
  6. Professor
  7. Ano Ba
  8. Dejavu
  9. Into The Sea Urchin
  10. Big Sac
  11. Siren
  12. Wake Mo Wakarazu Aruku Toki
  13. Tanabata

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文字通り、「部屋を掃除しなくては」というところで、石若駿が作った曲。

そして、私が聴きたかったのは、「中島朱葉」のJazzスタンダード曲。それは、「中島朱葉」のこれらの言葉が大好きだからです。

ブルースとバラードをちゃんとできる人になりたい。

やればやるほど昔の人の凄さがわかってくる!

普通の曲を美しく。がんばる!

ジャズ大好き!笑

ですので、Jazzスタンダードを演奏する、「中島朱葉」には、アルトサックスの「しなやかさ」と時には「力強い」演奏で、ググーッと魅かれてしまいます。

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)|四月の思い出(I’ll Remember April)
https://www.youtube.com/watch?v=1nAoVfxEK0g (YouTube)

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  • Sonny Rollins (ts)
  • Wilbur Ware(b)
  • Elvin Jones(ds)

「I’ll Remember April」はGene De Paul(作曲)とPatricia Johnston(作詞)とDon Raye(歌)とで1942年に作られた曲です。
その後、Miles Davis, Charlie Parker, Eric Dolphy, Bud Powell, Sonny Rollins(今回使わせてもらいました), Sonny Clark, Lee Konitz, Cannonball Adderley, Frank Sinatra等、多くのミュージシャンが演奏したり歌ったりしています。

失恋の曲ですが、中島あきはの演奏には、何か失恋の情感が漂うのと、「その恋を忘れない」という意志のようなものを感じる演奏でした。

ベニー・グッドマン楽団(Benny Goodman And His Orchestra)|グッバイ(Goodbye)
https://www.youtube.com/watch?v=VVxaSFt7j0Y (YouTube)

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1934年、ゴードン・ジェンキンスは「ブルー・セレナーデ」(Blue Serenade)を作曲し、これを「ベニー・グッドマン楽団」が1935年から「グッバイ」(Goodbye)として演奏していたというJazzのスタンダード曲です。
この曲も多くのミュージシャンがカバーしています。

やはり、スタンダードジャズはいいですね。

「花は咲く」、そして「花は咲けども」~3.11に寄せて


fukujyuso

春を告げる福寿草

今年もまたフクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)が、我が家の梅の木の周りで春の訪れを告げています。花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」などで、新春を祝う花です。
しかし、誤食したりすると危険な毒草でもあります。

この3月11日で東日本大震災から5年が過ぎました。
震災の翌年に発表されたチャリティソング「花は咲く」があります。
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されており、被災地出身者やゆかりのある著名人による「花は咲くプロジェクト」名義の他、多くのカバー版もリリースされています。
今話題のNHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン・白岡あさの幼少期も演じた名子役 鈴木梨央(すずき りお、2005年生まれ)の歌う子供バージョンも併せてご覧下さい。

花は咲くプロジェクト | 花は咲く
https://www.youtube.com/watch?v=_RwTct8K2JM (YouTube)

鈴木梨央 | 親と子の「花は咲く」
https://www.youtube.com/watch?v=aE_f5cGw8SA (YouTube)

「花は咲く」 作詞:岩井俊二、作曲:菅野よう子

真っ白な 雪道に 春風香る
わたしは なつかしい
あの街を 思い出す

(中略)

花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう

そして、この歌のアンサーソング(既に存在する歌に対する返答として作られた歌のこと)として「花は咲けども」という曲があります。
山形県長井市を中心に、結成40年にわたり活動してきたアマチュア・フォークソング・グループ「影法師」による曲で、こちらのプロジェクトも賛同者によるカバー版の動画がYouTubeに公開されています。

影法師 | 花は咲けども
https://www.youtube.com/watch?v=GRigYCdtuyA (YouTube)

「花は咲けども」 作詞:あおきふみお、作曲:横澤芳一

原子の灰が 降った町にも
変わらぬように 春は訪れ
もぬけの殻の 寂しい町で
それでも草木は 花を咲かせる
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

(以下、略)

この影法師というグループの詳しいメンバーや背景は知りませんが、未だ反戦歌が盛んだった頃のフォークソングの匂いを強く感じます。
また、この「花は咲けども」の全世界バージョンとして、英語詞による楽曲もありますので聴き比べてみて下さい。東京生まれの植田あゆみ(Ayumi Ueda、1986年 – )率いる多国籍ボーカルグループのウーマン・オブ・ザ・ワールドWomen of the World)による、オリジナル版とは英語詞の影響もありますが趣がかなり異なります。

Women of the World | 花は咲けども(全世界バージョン)
Even Though the Flowers Bloom -Fukushima’s callingyou-
https://www.youtube.com/watch?v=w0l3LxkT4K4 (YouTube)

このバージョンの楽曲は次の通りクレジットされています。

Vocals
Women of the World
Ayumi Ueda(東京、足立区出身)
Annete Philip(インド出身)
Giorgia Renosto(イタリア、トリノ出身)
Deborah Pierre(ハイチ共和国出身の両親の元、アメリカで生まれ)

Lyrics and translation by Deniz Aydemir
Produce, arranged, mixed, and recorded by Yuki Kanesaka
Drumset, Moog Bass, Piano and Keys: Yuki Kanesaka
Recorded at  Komugiko Studio

花は咲けども Even Though the Flowers Bloom

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このウーマン・オブ・ザ・ワールドは植田あゆみ始め全員がバークリー音楽大学出身で、2014年度 全米アカペラチャンピオンの実力派です。
この曲を始め、多くの曲作りのサポート役としてmonologことYuki Kanesakaも務めています。編曲及び演奏は所謂”monologスタイル”の仕上りです。

Women of the World Promotional Video
https://www.youtube.com/watch?v=HrkobkKiKJA#t=83 (YouTube)

Koloro

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リーダーの植田あゆみ単独でも活動していますので、こちらもチェックしてみて下さい。

Alma Voiceこと植田あゆみ オフィシャルFacebookページ

期間限定の” 高音質ハイレゾ音源” 無料配信中とのことです。

AyumAyumi Ueda  | In the Flow…
https://www.youtube.com/watch?v=yutALPr4hzc (YouTube)

In the Flow

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最後に、Yuki Kanesakaのピアノ演奏で「四季折々の花」をお楽しみ下さい。

Yuki Kanesaka | 四季折々の花 (Flowers for Your Life)
https://www.youtube.com/watch?v=FBQKUcHjU2I (YouTube)

久しぶりに聴くのも良いものです(2)「デヴィッド・ゲイツ」~「ジム・クロウチ」


久しぶりに聴くのも良いものです(1)の続き

久しぶりに聴くのも良いものです(1)では「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー」と「シールズ&クロフツ」の2枚のCDを紹介しましたが、このようなCDも購入してしまいました。

デヴィッド・ゲイツ(David Gates)

私がデヴィッド・ゲイツを初めて聴いたのは、ソロ活動の前にジェイムズ・グリフィン、ロブ・ロイヤーと共に結成し1970年代に活躍したソフト・ロック・バンド「ブレッド(Bread)」の「イフ(If)」という曲でした。

ブレッド(Bread) | イフ(If)
https://www.youtube.com/watch?v=0X7XzFg86To (YouTube)

全米で最高4位を獲得し日本でもヒットとなったこの曲ですが、メロディー・ラインの美しさと爽やかな歌声を気に入ってしまい、当時は私の周りでもこの曲でファンになった方も多かったです。

この曲以外にも「愛の別れ道(Baby I’m-a Want You)(3位)」、「涙の思い出(Everything I Own)(5位)」、「ギター・マン(Guitar Man)(11位)」など数多くの曲がヒットとなります。

手元には「アンソロジー(ANTHOLOGY)」というLPレコードとCDしか残っていませんが、このアルバムは今でもよく聴くアルバムでお勧めです。

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デヴィッド・ゲイツはオクラホマ州タルサ出身で、バンド・ディレクターの父と音楽教師の母の勧めで早くからヴァイオリンやピアノを始め、まもなくギターやドラムも習得します。
ハイ・スクールへの進学と同時にガールフレンドの兄とバンドを結成し、やがて地元に来るプロ・ミュージシャンのバッキングを務めるまでになります。
因みにガールフレンドの兄とは「レオン・ラッセル」です。

その後、活動拠点をロサンゼルスに移し、レコード・デビューを果たしますが、並行してセッション・ミュージシャン、プロデューサーとしても活躍します。
ここでブレッドのメンバーとなる2人と出会い、まもなくしてブレッドの結成となります。
ブレッドはメンバーを1人加え4人組となり数多くヒット曲を出すなどアメリカを代表するグループとなりますが、やがて人気と共にメンバー間のトラブルが表立つようになり、時期は後となりますが解散となります。

解散前からいち早くソロ活動を開始したのがデヴィッド・ゲイツで、アルバムをコンスタントにリリースし、ヒット曲も出します。

実はブレッドとしては結構聴いたのですがソロとなってのアルバムは聴いていませんでした。
もちろんサウンド・トラックとして書かれた「グッバイ・ガール(Goodbye Girl)(15位)」などのヒット曲はラジオなどでも流れ聴いていました。

デヴィッド・ゲイツ(David Gates) | グッバイ・ガール(Goodbye Girl)
https://www.youtube.com/watch?v=xnMkKv1dtQw (YouTube)

デヴィッド・ゲイツは以前からソロとなってのアルバムを聴いてみたいと思っていたところ見つけたのが今回購入した4 in 2のCDでした。

FIRST + NEVER LET HER GO + GOODBYE GIRL + FALLING LOVE IN AGAIN(収録アルバム)

  • FIRST(1973年)
  • NEVER LET HER GO(1978年)
  • GOODBYE GIRL(1979年)*
    *GOODBYE GIRLのみ他のアルバムとの重複曲は未収録です。
  • FALLING LOVE IN AGAIN(1979年)

First, Never Let Her Go, Goodbye Girl, Falling in Love Again

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初めて聴くアルバム、曲ばかりでしたが私の好きな曲ばかりです。


ジム・クロウチ(Jim Croce)

ジム・クロウチもアコースティック・サウンドが大好きで当時はLPレコードでよく聴いていました。

ジム・クロウチは1943年フィラデルフィア生まれのシンガー・ソング・ライターです。

幼い頃からアコーディオンを学び18歳でギターを始めたジム・クロウチは、大学ではバンドを組んで音楽活動を行い、在学中そして卒業後も建設作業員や中学の教師などの仕事を転々とし、苦労しながらも歌手を目指し、1966年には自主制作で「Facets」というアルバムを発表しています。
また、奥さんとフォークデュオとしてナイトクラブなどで活動し、1969年にキャピトル・レコードより「Jim & Ingrid Croce」というアルバムがリリースされています。

その後も建築関係などの仕事をしながら音楽活動を続け、やがて大学の友人との繋がりからABCレコードと契約となります。

そして1972年にABCからは1作目となるアルバム「ジムに手を出すな(You Don’t Mess Around With Jim)」がリリースとなり、同名曲がシングル・カットされ全米8位、続く「オペレーター(Operator(That’s Not The Way It Feels))が17位のヒットとなり、ようやくシンガーとして認められます。

私がジム・クロウチを初めて聴いたのはこのアルバムに収録され、のちに全米1位となる「タイム・イン・ア・ボトル(Time in a Bottle)」という曲でした。
あくまでもリリース時はアルバム収録曲の1曲という扱いでした。

ジム・クロウチ(Jim Croce) | タイム・イン・ア・ボトル(Time in a Bottle)
https://www.youtube.com/watch?v=dO1rMeYnOmM (YouTube)

続く1972年に2作目となる「ライフ&タイムズ(Life And Times)」がリリースされ、シングル・カットの「リロイ・ブラウンは悪い奴(Bad Bad Leroy Brown)」が全米1位の大ヒットとなり、これで名実ともに一流のシンガーとしての地位を獲得します。

このように遅いデビューではありましたが人気が高まるとともにコンサート等で全米各地を廻りますが、これにより突然の悲劇が訪れます。

1973年9月20日にルイジアナ州でコンサートを終えテキサス州に向かうためチャーター機に乗り込みますが、離陸直後に木に接触して墜落してしまい帰らぬ人となってしまいました。
人気と共にこれからの活躍が期待されながらも享年30歳という若さでした。

そして死後3ヶ月経った1973年12月に3作目のアルバム「アイ・ガッタ・ネーム(I Got A Name)」がリリースされます。

私はこのアルバムが一番好きでよく聴きましたが、映画「ラスト・アメリカン・ヒーロー」のテーマ・ソングとして先にシングルでリリースされたタイトル曲の「アイ・ガッタ・ネーム(10位)」が収録されています。
因みにシングルがリリースされたのが9月21日と亡くなった翌日の事でした。

ジム・クロウチ(Jim Croce) | アイ・ガッタ・ネイム(I Got A Name)
https://www.youtube.com/watch?v=hHVBzLGAIbU (YouTube)

そしてこのアルバムには私の一番好きな曲「歌にたくして(I’ll Have To Say I Love You In A Song)(9位)」も収録されています。

ジム・クロウチ(Jim Croce) | 歌にたくして(I’ll Have To Say I Love You In A Song)
https://www.youtube.com/watch?v=FUHsJwTYivo (YouTube)

このアルバムが好きなのは、この2曲が収録されていたからかもしれませんが、他も良い曲ばかりです。

ジム・クロウチも手元にはLPレコード、CDとベスト盤だけは残っていますが、こちらもアルバムを聴いてみたいと思っていたところ見つけたのがこの3 in 2 PlusのCDでした。

Original Albums…Plus(収録アルバム)

  • You Don’t Mess Around with Jim(1972年)
  • Life and Times(1973年)
  • I Got a Name(1973年)
  • Bonus Tracks*
    *ボーナス・トラックとして16曲が収録されています。

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こちらも輸入盤のみとなりますが、アルバムの良さはもちろんの事、なにより価格が安いというのも魅力です。

最後にタイム・イン・ア・ボトルが、「あくまでもリリース時はアルバム収録曲の1曲という扱い」と書きましたが、アルバムのリリース時はシングル・カットする予定もなかったのですが、ジム・クロウチが亡くなったのと同月の1973年9月12日、ABCテレビが「She Lives!」というテレビ・ムービーを放映し、そのサウンド・トラックとして「タイム・イン・ア・ボトル」を使用したところ全米中から問合せが殺到し、ジム・クロウチが亡くなった事も影響し急遽リリースとなりますが、結果1973年12月に全米1位、やがて世界中で大ヒットとなります。

久しぶりに聴くのも良いものです(3)へ続く

<音楽ニュース>アカデミー歌曲賞は「サム・スミス」の「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」、作曲賞は「エンニオ・モリコーネ」が初受賞


アメリカ映画界最大の祭典、第88回アカデミー賞(Academy Awards)が2月28日に発表されました。

作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』【第88回アカデミー賞】(シネマトゥデイ)

作品賞をトム・マッカーシー監督の「スポットライト 世紀のスクープ」が受賞しました。

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監督賞は「レヴェナント:蘇えりし者」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が2年連続で受賞し、主演男優賞はその「レヴェナント:蘇えりし者」に主演したレオナルド・ディカプリオが5度目のノミネートで初受賞しました。

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最多の10部門でノミネートされていた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、衣装デザイン賞、美術賞、メイク・ヘアスタイリング賞、編集賞、音響編集賞、録音賞の6部門で受賞しました。

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長編アニメ映画賞にノミネートされていたスタジオジブリ製作、米林宏昌監督の「思い出のマーニー」は受賞を逃しました。

「思い出のマーニー」受賞逃す アカデミー賞(朝日新聞デジタル)

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音楽関係の受賞は、1月10日に発表された第73回ゴールデン・グローブ賞と同じ作品です。

歌曲賞(Academy Award for Best Original Song)

  • サム・スミス(Sam Smith)、「ライティングズ・オン・ザ・ウォール(Writing’s On The Wall)」

サム・スミス(Sam Smith)|「ライティングズ・オン・ザ・ウォール(Writing’s On The Wall)」|映画「007 スペクター」主題歌
https://www.youtube.com/watch?v=8jzDnsjYv9A (YouTube)

映画「007 スペクター」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=eAQBc3affUU (YouTube)

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作曲賞(Academy Award for Original Music Score)

  • エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)、「ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight)」

エンニオ・モリコーネは、6度目のノミネートで初受賞しました。

映画「ヘイトフル・エイト」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=d8Nf4GrJlOs (YouTube)

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(編集長)

久しぶりに聴くのも良いものです(1)「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー」、「シールズ&クロフツ」


先日、いつものようにショッピングサイトを覗いていると、懐かしいアルバムが復刻されているのを見つけました。
当時はレコードで聴いていましたが殆ど処分してしまい、また聴いてみたいと1枚のCDを購入したのが切っ掛けとなり、気付いたら爆買いならぬ馬鹿買いをしてしましました。
ショッピングサイトもよくできたもので、商品ページの中段に「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と同ジャンルのアルバムが何枚も紹介され、気付いた時は注文確定のボタンをクリックといった状況です。

では、この1月、2月に購入したCDを何枚か紹介します。
切っ掛けは「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー」でした。


イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(England Dan & John Ford Coley)

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーは1970年代に爽やかなハーモニーで人気を博したフォーク、ポップ・デュオです。
テキサス出身の「ダニー・ウェイランド・シールズ(Danny Wayland Seals)」と「ジョン・エドワード・コリー(John Edward Coley)」の2人は高校時代に知り合い地元のロック・バンドで活動しますが、2人は他のメンバーとの音楽性の違いから脱退しデュオとして活動を開始します。

まもなくしてその活動が認められA&Mと契約を結びレコード・デビューとなります。
デビュー前は違うグループ名で活動していましたが、A&Mによってイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーに改名されます。
因みにイングランド・ダンという名前は、子供の頃ビートルズが大好きで英国人のアクセントのものまねをしていたことから付けられたダン・シールズのあだ名です。

私がイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーを初めて聴いたのは中学生でしたが、セカンド・アルバムからのシングル「シーモンの涙(Simone)」と言う曲でした。
この曲は日本ではラジオ等でも頻繁に流れるなどヒットしましたが、本国アメリカではトップ100にも入りませんでした。

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(England Dan & John Ford Coley) | シーモンの涙(Simone)
https://www.youtube.com/watch?v=4Z1v3EWTqSU (YouTube)

A&Mからは3枚のアルバムがリリースされましたが何れもヒットとはならず、A&Mより契約も切られてしまいます。

このようにヒットも無い状況の中、2人のオリジナル曲ではありませんがデモ・テープを録音し積極的に売り込んだところ、アトランティック・レコードの傘下となるビッグ・ツリー・レコードが気に入り契約となります。
このデモ・テープに録音した曲がのちに全米2位の大ヒットとなる「秋風の恋(I’d Really Love to See You Tonight)」です。

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(England Dan & John Ford Coley) | 秋風の恋(I’d Really Love To See You Tonight)
https://www.youtube.com/watch?v=R6nURYc5gsc (YouTube)

この曲のヒットによりビッグ・ツリーから4枚のアルバム(サウンドトラック、ベストを除く)がリリースされ、「眠れぬ夜(Nights Are Forever Without You)(10位)」、「 愛の旅立ち(We’ll Never Have to Say Goodbye Again)(9位)」、「愛の証(Love Is The Answer)(10位)」などもヒットとなります。

私はこの4枚のアルバムはレコードで持っていたのですが処分してしまったのかベスト盤だけが残っていました。
中でも4枚目はTOTOのメンバーをはじめとするロサンゼルスのトップ・ミュージシャンが参加するなど時代なのかもしれませんが、結構聴いた覚えがあります。

いつかCDで聴きたいと思っていたのですが今年になってこの「4LPs + on 2CDs」と書かれたCDを知り早速購入してしまいました。
以下の4枚のアルバムを2枚のCDに収めた内容ですが、何れも廃盤となり高価で販売されていますので、この4枚を聴くには価格からもお勧めかと思います。

また、「シーモンの涙」は収録されていませんが、当時「ブレンディ」というコーヒーのCMソングとして使われた「KEEP YOUR SMILE」もボーナス・トラックとして収録され、ライナーにもシングル盤のジャケットが掲載されています。

THE ATLANTIC ALBUMS +(収録アルバム)

  • NIGHTS ARE FOREVER(1976年)
  • DOWDY FERRY ROAD(1977年)
  • SOME THINGS DON’T COME EASY(1978年)
  • DR. HECKLE AND MR. JIVE(1979年)
  • BONUS SINGLE TRACKS(1979年)

England Dan & John Ford Coley: The Atlantic Albums +

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この4枚のアルバムを最後に解散となり、ダニー・シールズはカントリー・シンガーとして活躍しますが2009年に亡くなってしまいました。
ジョン・コーリーはライブなど現在も音楽活動を行っています。

このCDを切っ掛けとなり購入してしまったCDを紹介します。


シールズ&クロフツ(Seals & Crofts)

シールズ&クロフツはテキサス出身で1950年代からロサンゼルスで活動していたジム・シールズ(James “Jim” Seals)とダッシュ・クロフツ(Darrell “Dash” Crofts)の2人が1969年に結成したフォーク・ロック・デュオです。
2人がペルシャの宗教「バハーイ教」の信者という事もあり、バハーイ教に音楽の源を置いた中近東風とでもいうのかギター、マンドリンなどによるエキゾチックなサウンドが特徴で、メロディー・ラインや2人ハーモニーの美しさも高く評価され人気となりました。

私が最初にシールズ&クロフツを知ったの1973年とまだワーナー・パイオニアの頃に販売促進目的に販売された2枚組の「HOT MENU 73」というLPレコードでした。
当時ワーナーに所属のアーティストの中から28組が最新アルバムより1曲づつ紹介したレコードで、当時LPレコードが定価2~3千円しましたが、なんと2枚組で980円でした。
もちろん消費税など無い時代です。
ドゥービー・ブラザース、レッド・ツェッペリンなどビック・ネームばかりですが、その中の1曲として紹介していたのが「思い出のサマーブリーズ」という曲でした。

シールズ&クロフツ(Seals & Crofts) | 思い出のサマー・ブリース(Summer Breeze)
https://www.youtube.com/watch?v=QsHuV3Aj1os (YouTube)

この曲は全米で最高6位を獲得し日本でも大ヒットとなりました。

私はこの曲が収録されたLPレコードだけは購入し、その後のレコードも聴く機会はありましたが、今回「ORIGINAL ALBUM SERIES」としてリリースされているのを知り、こちらも聴いてみようと購入してしましました。

ORIGINAL ALBUM SERIES(収録アルバム)

  • Summer Breeze(1972年)
  • Diamond Girl(1973年)
  • Unborn Child(1974年)
  • I’ll Play for You(1975年)
  • Get Closer(1976年)

Original Album Series

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思い出のサマー・ブリーズ以降も「僕のダイアモンド・ガール(Diamond Girl)(6位)」、「ゲット・クローサー(Get Closer)(6位)」などもヒットとなります。

シールズ&クロフツ(Seals & Crofts) | 僕のダイアモンド・ガール(Diamond Girl)
https://www.youtube.com/watch?v=RC-oP84mRME (YouTube)

なお、1980年リリースの「Longest Road」を最後に解散となります。

因みに先に紹介のイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーのダニー・ウェイランド・シールズとジム・シールズ(兄)は兄弟です。

久しぶりに聴くのも良いものです(2)へ続く