月別アーカイブ: 2014年5月

思い出のドーナツ盤(5) 「ドーン」~「マッシュマッカーン」


思い出のドーナツ盤(4)の続き

思い出のドーナツ盤として私のコレクションからイギリスを中心にヨーロッパの曲を何曲か紹介しました。今回はヨーロッパを離れ、アメリカ、カナダの曲を紹介します。

Dawn最初の紹介は「ドーンDawn)」の「ノックは3回(Knock Three Times)」(1970年)です。

この曲を聴いたのも1970年と今から40年以上も前の事ですが、やはり当時はラジオで頻繁に流れ大ヒットとなりました。

ドーンはジャケットからもお判りのように4人組のグループです...と書きましたが、当時はドーンについての情報はジャケット写真や裏面の解説くらいしかなく、解説にもメンバー4人の紹介が書かれ、誰もがこの4人のグループだと思って聴いていました。

実はドーンも、思い出のドーナツ盤で紹介したエジソン・ライトハウスと同様に正体不明のグループで、1973年に「幸せの黄色いリボン(Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree)」が世界的な大ヒットとなった、「トニー・オーランド & ドーン(Tony Orlando & Dawn)(日本では当時はドーン)」という、トニー・オーランドとセッション・シンガーの女性2名による3人がドーンの正体だったのだとこの曲で初めて知りました。

MAHALO_PIC_TODトニー・オーランド & ドーン メンバー

  • トニー・オーランド(Tony Orlando)
  • ジョイス・ビンセント・ウィルソン(Joyce Vincent Wilson)
  • テルマ・ホプキンス(Telma Hopkins)

ドーンの中心となるトニー・オーランドはハイ・スクールの頃から音楽活動を開始し、1960年にはソロ・シングルをリリースしています。
その後、ドン・ガーシュナーに認められ、ソング・ライターとしてドン・カーシュナーとアル・ネヴィンスが設立した音楽出版会社「アルドン・ミュージック」と契約となります。

アルドン・ミュージックといえば、契約作曲家にニール・セダカ、キャロル・キング、ジェリー・ゴフィン、フィル・スペクターなどが所属、ニューヨークにある同社が入居のブリル・ビルディングという建物には多くの音楽事務所などが入居し、当時この建物および周辺のミュージシャンによって数多くのヒット曲が誕生しアメリカ音楽の中心になった事から、ブリル・ビルディング・サウンドと呼ばれました。
また、ドン・ガーシュナーはアメリカン・ポップス界の中心人物で、当ブログで紹介のモンキーズを成功させた事でも知られています。

契約後、ドン・ガーシュナーの勧めで歌手となり10枚のシングルをリリースしますが、チャートに登場した曲も3曲とヒットとはならず、歌手を断念し、レコード会社、そして音楽出版社に勤めることとなります。

音楽出版社に勤めていた時の事、友人が売り込みに来た曲を気に入りレコード化したいと働きかけ、ベル・レコード(ジャケット左上のロゴでお馴染み)と契約を結びます。
ここで問題となったのが誰に歌わせるかでしたが、売り込みの為に作成したデモ・テープで歌ったトニー・オーランドが採用となり、歌手に戻る気のなかったトニー・オーランドは名前を出さないことを条件にセッション・シンガーのジョイス、テルマの2人を迎え録音したのが「恋するキャンディダ(Candida)」で、この曲、この3人によってドーンがデビューとなります。

このような経緯で作られた曲ですが、1970年にBillboard最高3位、続く今回紹介のノックは3回も同年に1位となり、レコード・セールスだけでなくライブ活動の必要性が出てきました。

表舞台に出ることにト二ー・オーランドは渋々承諾しましたが、他の女性2人はあくまでもセッション・シンガーとしてレコーディングに参加した事もあり、2人がドーンとして表に出ることの交渉に時間が掛かるだろうとという事から、当初はジャケットの4人をドーンのメンバーだという事にしました。
その後はメンバーを全員入れ替え、ようやくトニー・オーランドが登場し、今度は6人組みのグループという事にしました。
やがて2人も承諾し正式にドーンがデビューとなりましたが、この曲以降はドーンは聴かなかったのか、前記のように、幸せの黄色いリボンのヒットでこの事を知りました。

「ノックは3回」と、ドーンと言えばこの曲「幸せの黄色いリボン」を紹介します。

ドーン(Dawn) | ノックは3回(Knock Three Times)
http://www.youtube.com/watch?v=9Px3_g9qOc4 (YouTube)

トニー・オーランド & ドーン(Tony Orlando & Dawn) | 幸せの黄色いリボン(Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree)
http://www.youtube.com/watch?v=wWn1Oj2V7Xw (YouTube)

Knock Three Times 16 Gr Hits

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その後、ヒット曲も何曲かリリースし活躍しますが、トニー・オーランドの独立とともにドーンは消滅となります。


MAHALO_PIC_OC続いての紹介は「ザ・オリジナル・キャストThe Original Caste)」の「ミスター・マンディ(Mr. Monday)」(1970年)です。

ザ・オリジナル・キャストはカナダのカルガリー出身の5人組のグループです。
このグループの魅力はやはり「ディクシー・リー・イネス」という女性リード・ボーカルの歌声かと思います。

母国カナダでは人気があったようですが、アメリカ進出として活動拠点をロサンゼルスへ移し、シングル「天使の兵隊(One Tin Solder)」、そしてアルバムをリリースしますが、アメリカでは「天使の兵隊」は1970年2月のBillboard最高34位で終わっています。
私は天使の兵隊は知らなかったのですが、続く今回紹介のミスター・マンディでザ・オリジナル・キャストを知りました。
2曲ともカナダでは大ヒットしたようですが、アメリカでは「Billboard Top 40 Hits」という私がチャートの参考にしている書籍を見ても40位以内には「天使の兵隊」の1曲しか掲載されておらず、ミスター・マンディもアメリカではヒットとはならなかったようです。

日本では当時、このミスター・マンディもラジオで頻繁に流れ大ヒットとなり、私もですが、このシングルを購入した友人も結構いたほどの人気でした。

私はこのシングルしか購入していませんが、日本ではこの後も「愛する未来に歌おう」「虹をかけよう」「カム・トゥゲザー」「朝やけの二人」が連続ヒットとなり、来日公演も行い、その演奏がライブ・イン・ジャパンとしてアルバムもリリースされています。

ミスター・マンディはザ・オリジナル・キャストの自作曲ではなく、グループのプロデューサーであり腕利きソングライターチームでもある、デニス・ランバートとブライアン・ポッター作です。
ダンヒル・サウンドでも紹介した「ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ」の「恋のかけひき」もこの2人による曲と大ヒット曲も多く、この曲の良さもお判りかと思います。
アメリカでもヒットしそうな曲調だと思うのは私だけでしょうか。

ザ・オリジナル・キャスト(The Original Caste) | ミスター・マンディ(Mr. Monday)
http://www.youtube.com/watch?v=XfVO74K2WeM (YouTube)

ミスター・マンデイ~ベスト・オブ・オリジナル・キャスト

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Billboard Top 40 Hitsという書籍を紹介しましたが、チャートを調べるのには役立つ1冊です。
最初に購入したのは1985年でしたが、時代とともに現在は9th Editionとなっています。

The Billboard Book of Top 40 Hits, 9th Edition: Complete Chart Information about America’s Most Popular Songs and Artists, 1955-2009 (Billboard Book of Top Forty Hits)

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MAHALO_PIC_MM最後に紹介する曲もカナダ出身のグループ、「マッシュマッカーンMashmakhan)」の「霧の中の二人(As The Years Go By)」(1970年)です。

「マッシュマッカーン」はカナダはモントリオール出身の4人組のグループです。

この「霧の中の二人」も当時はラジオで頻繁に流れ大ヒットとなり、日本のオリコン・チャートでも1971年の1月11日、18日に邦楽を抜き1位を獲得しています。
因みに1月11日の2位は「ザ・ショッキング・ブルー」の「悲しき鉄道員」、3位が「ジェリー・ウォレス」の「男の世界」と洋楽です。
しかし、母国であるカナダで日本のようなヒットとはならず、アメリカでも1970年11月にBillboard最高31位で終わっています。

私はシングル盤ではなく、掲載のジャケットのようにコンパクト盤と呼ばれる、今で言うマキシ・シングルのような1枚に4曲収録されたものでした。コンパクト盤はサイズはシングル盤と同じ17cmですが、回転はLP盤と同じ33回転です。
当時はこのような日本のみの企画盤がヒット・シリーズとしてリリースされました。

私が購入したこのコンパクト盤はシリーズの1枚ですが、来日記念盤として販売されました。
この来日とは、当時、嵐雨の中で開催され伝説となった、グランド・ファンク・レイルロードの後楽園球場コンザートの前座としての出演でした。

フランス語圏で日常会話もフランス語であるモントリオール出身なだけに、聴かれる方によっては英語の発音が…かもしれませんが、英語を学び始めた頃でしたので気にもなりませんでした(今聴いてもですが)。
曲調も日本人(グループ・サウンズ世代?)に受けそうな感じで、ヒットとなったのではと思います。

マッシュマッカーン(Mashmakhan) | 霧の中の二人(As The Years Go By)
http://www.youtube.com/watch?v=uNAmfCq6zRo (YouTube)

尚、コンパクト盤で聴いてみたのですが、イントロのオルガンのみの部分はカットされています。シングル盤はどうだったか忘れてしまいました。
また、2枚のコンピレーションCDも1枚はオリジナル、1枚はカットされた曲が収録されていした。

Mashmakhan/Family

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この曲に続きセカンド・シングル「水色の世界(Gladwin)」をリリースしますが、ヒットとはなりませんでした。

思い出のドーナツ盤(6)に続く

素顔のままで~「ビリー・ジョエル」


ビリー・ジョエルBilly Joel)」といえば、即、思い出す曲が「素顔のままで(Just the Way You Are)」です。何と言ってもカラオケで歌う洋楽のナンバー3に入ります。
難しい曲ですが、歌っていてとても気持ちが良い曲です。
もちろん、上手では無くても聴いてくれる人の気持ちをも和ませる曲です。

ビリー・ジョエル(Billy Joel)|素顔のままで(Just The Way You Are)
http://www.youtube.com/watch?v=HaA3YZ6QdJU (YouTube)

The Stranger

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1977年リリースされた、歌詞とメロディーが一体となっているラブソングです。
演奏しているメンバーも、ピアノは「リチャード・ティー」、間奏のサックス・ソロはジャズ・ミュージシャンの「フィル・ウッズ」、ストリングス・オーケストレーションを「パトリック・ウィリアムズ」が担当しています。

ビルボード誌シングル・チャートで3位、アダルト・コンテンポラリー・チャートで1位。グラミー賞最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を受賞しています。

カバーでなく、同名異曲をブルーノ・マースBruno Mars)が歌っています。

ブルーノ・マース(Bruno Mars)|ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー(Just The Way You Are)
http://www.youtube.com/watch?v=LjhCEhWiKXk (YouTube)

Doo-Wops & Hooligans

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ビリー・ジョエルの曲は奥さんに対して「ありのままのあなたを愛してます」とこの歌をささげています。ブルーノ・マーズの歌の詞も全く同じような愛の歌です。ただしDVD映像の中の彼女はリアルの彼女ではなく、ペルー(リマ)生まれの女優の「ナタリー・ケリー(NathalieKelley)」との事です。

「ピアノ・マン」は、哀愁漂う曲です。 ピアノとハーモニカで3拍子ではじまり、歌詞は、ビリー・ジョエルがロサンゼルスやサンフランシスコでピアノの弾き語りをして生活していたころの実体験の歌です。

ビリー・ジョエル(Billy Joel)|ピアノマン(Piano Man)
http://www.youtube.com/watch?v=8sFlBJ1Jk3w (YouTube)

Piano Man Legacy Edition (2cd)

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動画は、2009年の東京ドーム公演の模様です。曲の障りで「上を向いて歩こう」を奏でます。

歌詞に、「土曜日の夜9時にやって来る常連たち。ジントニックを飲む老人、映画スターを夢見る若者、小説家、海軍士官、ビジネスマン等々。政治学を学ぶ同僚のウェイトレスだっている・・・。」とあります。「バー」の様子を語り、情感豊かに歌う、独特な奥深い彩りがあります。夢をもったものたちが集まる世界観、眼の前にまるでおしゃれな「バー」が実際に広がっているかのような情景が浮かんできます。

「オネスティ」は、1978年のアルバム「ニューヨーク52番街」で発表した曲で、1979年にシングルリリースされました。

ビリー・ジョエル(Billy Joel)|オネスティ(Honesty)
http://www.youtube.com/watch?v=rWu0N0qPeME (YouTube)

ニューヨーク52番街

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こちらの動画は、2006年の東京ドーム公演の模様です。

ビリー・ジョエルの曲は、メロディもさることながら、愛の歌ではあるのですが、「詩」の「内容」の深さと、共鳴する「表現」が数多くあります。この「オネスティ」も哲学的な感じもしますが、より単純に「誠実」(Honesty)という言葉の意味を歌いながら、ついかみしめ考えてしまう一曲です。

ビリー・ジョエルが、アメリカのNBC TVの深夜のトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)に1ヶ月前に出演。司会のジミー・ファロンと「ライオンは寝ている(The Lion Sleeps Tonight)」を即興で歌っています。

Billy Joel and Jimmy Fallon Form 2-Man Doo-Wop Group
http://www.youtube.com/watch?v=cU-eAzNp5Hw (YouTube)

フィギュアスケートと音楽と(3)~「川井郁子」


フィギュアスケートと音楽と(2)の続き

フィギュアスケートで使用される楽曲に多く登場しているヴァイオリンですが、ヴァイオリニスト、作編曲家、女優、タレントそして大学教授(大阪芸術大学)のマルチな才能で活躍している川井郁子(かわいいくこ、1968年- 、香川県出身)の演奏するヴァイオリン曲の使用頻度が特に多いのではないでしょうか?
2013-2014年シーズンにおける川井郁子の演奏楽曲を挙げてみます。

  • 羽生結弦/エキシビション:川井郁子「ホワイト・レジェンド(チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」より) 」(White Legend by Petr Tchaikovski, arranged by Ikuko Kawai)
  • 村上佳菜子/ショートプログラム:川井郁子「ヴァイオリン・ミューズ」(Violin Muse Based On Two Chaconne by Ikuko Kawai)
  • アンナ・ポゴリラヤ (Anna POGORILAYA、ロシア)/ショートプログラム:川井郁子「エル・チョクロ」(El Choclo (Kiss of Fire) performed by Ikuko Kawai)
  • ジェニー・サーリネン (Jenni SAARINEN、フィンランド)/ショートプログラム:川井郁子「エル・フラメンコ」(Flamenco performed by Ikuko Kawai)
  • 田中刑事/ショートプログラム:川井郁子「インスティンクト・ラプソディ」(Instinct Rhapsody)

といった具合で、彼女のタレント活動同様にひっぱりだこのようです。
村上佳菜子の世界選手権における演技の映像があります。

Kanako MURAKAMI 2014 World Championships SP(ヴァイオリン・ミューズ)
http://www.youtube.com/watch?v=tl1pcLRbGMM#t=226 (YouTube)

天は不公平にも幾つもの才能を与え、当然ながら美人としての誉も高い川井郁子の演奏姿を御覧下さい。この曲も荒川静香選手やミシェル・クワン選手がフリープログラムで使用していました。

川井郁子 | レッド・ヴァイオリン(ロドリーゴ作曲 アランフェス協奏曲 第2楽章より)
http://www.youtube.com/watch?v=aJKVvBP_m1Y (YouTube)

以上の川井郁子関連の楽曲は「川井郁子 at カーネギーホール 2008 ~新世界」或いは「ザ・ヴァイオリン・ミューズ~ザ・ベスト・オブ・イクコ・カワイ」の何れかのアルバムに収録されています。

 

川井郁子 at カーネギーホール 2008 ~新世界~

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今回の話題と直接関係ありませんが、川井郁子が音楽を担当した2012年11月公開の映画「北のカナリアたち」では第36回(2013年)日本アカデミー賞最優秀音楽賞も受賞しています。

映画『北のカナリアたち』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=sZjFpl35s64 (YouTube)

 

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Music Unlimited

My favorite figure skating song

余談になりますが、こういったフィギュアスケートの使用曲のコンピレーション・アルバムとして、幾つもCDが販売されています。しかし、実際の使用曲でなかったり、好みの組み合わせでなかったりするケースが殆どです。
そこで最近試してみたストリーミングで聴き放題の「ソニー Music Unlimited」ですが、自分好みのお気に入り楽曲を集めたプレイリストを作成して楽しむのには便利だと思います。

特定の環境ではオフラインでの利用も可能なようです。
Music Unlimitedはストリーミング配信のため、基本的には楽曲をダウンロードして保存することはできません。ただし、このダウンロードに相当する「オフラインモード」が現在は、Android搭載で且つ対応条件を満たしているXperia™シリーズ、Tabletシリーズ、”ウォークマン”、PlayStation®Vita、PlayStation®Vita TV、iOS製品で利用可能です。(ソニーMusic Unlimited「利用方法」より)

最後になりますが、川井郁子の出演するテレビとラジオのレギュラー番組があります。テレビは「100年の音楽」(テレビ東京系金曜PM10:54〜11:00)にて司会と演奏を、ラジオはニッポン放送「ダイワハウス・モーニングエッセイ 川井郁子ハートストリングス」(月曜-金曜AM8:22〜8:26頃)です。
特に、テレビでは彼女の美貌とヴァイオリンの銘器「アントニオ・ストラディバリウス1715年製、フランチェスコ・ルジェーリ」(大阪芸大所蔵品を貸与)による演奏が見られるかも知れません。

ウェイン・ショーター観覧記(2014/4/14)


思い出のウェザー・リポート東京公演で「ウェイン・ショーター」(Wayne Shorter)を紹介しましたが、4月14日(月)、40年ぶりにウェイン・ショーターのライブ演奏を聴きました。
4月14日~15日の2日間、渋谷・Bunkamura オーチャードホールiconでおこなわれた「ウェイン・ショーター・カルテット(Wayne Shorter 4tet) JAZZ WEEK TOKYO 2014」です。

ウェイン・ショーター・カルテットのメンバーは、

  • ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)(ソプラノ テナー サックス)
  • ダニー ロ・ペレス(Danilo Perez)(ピアノ)
  • ジョン・パティトゥッチ(John Patitucci) (ベース)
  • ブライアン・ブレイド(Brian Blade)(ドラムス)

ウェイン・ショーターが80歳を迎えたのを祝して「80th Anniversary Concert」として行われました。

Wayne Shorter for Jazz Week Tokyo 2014 (ウェインショーターからメッセージ)
http://www.youtube.com/watch?v=L4d-Whd0BtA (YouTube)

私は4月14日に行きましたが、実は演奏された曲が何曲だったの覚えていません。
演奏内容のパンフレットもなかったので。
しかし、観客の拍手があった回数では、アンコールを入れて5~6曲ではなかったかと思います。
演奏時間は、1時間30分で、その間MCは一切ありませんでした。

演奏は、ピアノのダニーロが曲を選んでいるような感じで、ショーターがリードする形で始まり、そして、また、次の曲が始まるという形でした。 「オービッツ(Orbits)」を始め最新アルバム「ウィズアウト・ア・ネット」からの演奏曲でした。

ショーターはソプラノ、テナーを交互に吹いていて、バックのプレイのその緊張感がとても強烈に伝わってくる演奏でした。4人が互いのパートを触発しながらのインタープレイの応酬で、ジャズの即興という特徴を如何なく表現した音楽の世界だったと思います。
80才を越した、ウエインショーターが演奏しているのは、やはり驚きでした!ドラムのブライアン・ブレイドも、現代を代表するドラマーということが良くわかるすばらしいドラミングでした。ダイナミックな大きい音から繊細な小さい音まで、一音一音がよく洗練された演奏でした。

演奏された曲

ウェイン・ショーター(Wayne Shorter) | オービッツ(Orbits)
http://www.youtube.com/watch?v=0UeqbMV1d0k (YouTube)
ウェイン・ショーター(Wayne Shorter) | プラザ・リアル(Plaza Real)
http://www.youtube.com/watch?v=V71nPqerHNs (YouTube)

ウィズアウト・ア・ネット

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ウェイン・ショーター(Wayne Shorter) | ジョイ・ライダー(Joy Rider)
http://www.youtube.com/watch?v=cD6oma1MeI0 (YouTube)

ジョイ・ライダー

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こちらのジャケット写真は、リンク先のAmazon.co.jpで、ご覧いただけます。

アンコールは「ウィズアウト・ア・ネット」から 「S.S.ゴールデン・ミーン」(S.S. Golden Mean)でした。

フィギュアスケートと音楽と(2)~「ヴァネッサ・メイ」


フィギュアスケートと音楽と(1)の続き

6月に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)iconでアイスショー「P&G presents/Fantasy on Ice 2014 in MAKUHARI 」があります。

チケットぴあ一般発売 | Fantasy on Ice 2014 in MAKUHARI | 2014/6/7(土)・2014/6/8(日) | 幕張メッセ 幕張イベントホール(千葉県)icon

残念ながらプロスケーター荒川静香選手は体調により欠場となったようです。理由はニュースにもあるように妊娠とのことです。

妊娠の荒川静香コメント全文 アイスショー休演へ「とても悩んだ」 (スポニチ)

荒川選手といえば、やはり2006年のトリノオリンピックに於ける日本選手唯一のメダルとして、逆転での金メダルとなったフリープログラムの演技が印象的だったと思います。

Shizuka Arakawa Olympics 2006
https://www.youtube.com/watch?v=8g0ghQMLORI (YouTube)

荒川選手の代名詞ともなった得意技「イナバウアー」はその年(2006年)の流行語大賞にもなり記憶に残っています。
ソチの時の羽生選手もこの技をフリーの演技で取り入れており、日本人選手の金メダル獲得の影の縁起技だったと思います。

さて、このイナバウアーと共に注目されたのが、この時の楽曲「トゥーランドット」(Turandot)でした。正確にはプッチーニ(伊: Giacomo Antonio Domenico Michele Secondo Maria Puccini、1858年 – 1924年)作曲の歌劇「トゥーランドット」の中のアリア「誰も寝てはならぬ」(伊:Nessun dorma)です。
この曲はトリノオリンピックの開会式でも歌われており、数多くのアーティストによるカバーされている有名な曲です。
因みに振付は、ロシア出身のニコライ・モロゾフ(Nikolai Morozov)が担当しています。

実際に荒川選手のフリーの演技で使われたのはヴァイオリンによる器楽曲で、その演奏はシンガーポール出身で現在はイギリス国籍のヴァイオリニストのヴァネッサ・メイVanessa-Mae, 1978年 – )です。
彼女はロンドンを中心にクラシックからポップス領域に渡って活躍していますが、その彼女のアルバム「ヴァネッサ・メイチャイナ・ガール」に収録されていた演奏が実際には使われていたようです。

チャイナ・ガール(クラシック・

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この時も日本国内で話題になり、この曲の入っていた廃盤のベスト・アルバム「トゥーランドット~ベスト・オブ・ヴァネッサ・メイ」が急遽リリースされています。現在は輸入盤のみが入手可能なようです。
ある意味、冬季オリンピックの時期になると人気の出る楽曲かも知れません。

Best of

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ヴァネッサ・メイについては、彼女が16歳の時(1995年頃)に来日し、「タモリの音楽は世界だ ♪」に出演した時の映像があります。

タモリの音楽は世界だ ♪ (ヴァネッサ・メイ)
https://www.youtube.com/watch?v=sEuMZ_21B0Q (YouTube)

そのヴァネッサ・メイがソチオリンピックにタイ国代表としてスキー競技に出場しましたが、まさに参加することに意義のある結果だったようです。

ヴァネッサ・メイ 五輪最悪の結果 (ロシア国営ラジオ局「ロシアの声 – Voice of Russia」)

彼女のタイ人の父親の姓であるワナコルン(Vanakorn)とい名前で公式記録にも残っています。

女子大回転結果(ソチ・オリンピック公式記録)

何れにしろ、35歳になるヴァネッサにとっては憧れの舞台だったと思いますし、最下位とはいえ2回共に完走したことは見事だったのではないでしょうか?

しかし、ヴァネッサのこのアルバム収録曲は他にも良く使われています。例えば、惜しくもオリンピック代表を逃した宮原知子(みやはらさとこ)選手の今年度のエキシビションの使用曲は「ソレース(Solace)」でした。

この様にヴァイオリンが使われている楽曲はスケーティングと良く調和するようで、多くの選手の使用楽曲に登場する主要な楽器だと思います。
ゴーストライター問題で話題になった高橋大輔選手のショートプログラムの使用曲「ヴァイオリンのためのソナチネ・嬰ハ短調」(作曲:佐村河内守→新垣隆)も含んでのことですが。

高橋大輔 2013 NHK杯 SP
http://www.youtube.com/watch?v=u4wl8N3uRy8 (YouTube)

高橋大輔選手の2013から2014年シーズンに密着したドキュメンタリーのDVD「高橋D1SK」の収録演目に「バイオリンのためのソナチネ(2013年8月25日 Friends on Ice 2013より)」が入っています。

高橋大輔 D1SK [DVD]

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マイ・フェバリット・アイドル・ソングス


木香薔薇

生垣の木香薔薇

関東は初夏の陽気が続きます。
この頃、生垣に花をつけたモッコウバラを見かけるようになりました。
漢字表記が「木香薔薇」のこの木は、棘がなく小さな八重咲の可愛い花をたくさん付けます。
鈴生りの小さな花は芳香が弱く、バラでありながら飾り気のないところが、可憐なアイドル歌手を思わせます。

さて、5月の「お気に入り曲」のテーマは「アイドル」です。
当ブログ執筆者4人のお勧めの、アイドル・ソングを8曲を、紹介します。
古今東西の楽曲が集まりました。

麻丘めぐみ|芽生え
http://www.youtube.com/watch?v=IxuXqze5Fsw (YouTube)

ゴールデン☆ベスト 麻丘めぐみ

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  • 「わたしの彼は左きき」も大好きですが、可愛くて、歌がうまいアイドルとして、印象が強かったです。(Hiro)

オリビア・ニュートン ジョン(Olivia Newton John)|そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)
http://www.youtube.com/watch?v=1pYhbe7_HPE (YouTube)

Have You Never Been Mellow

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  • 1975年のヒット曲です。オリビアの美しさと歌唱力、もちろん、曲のメロディもすばらしく、いつまでも心に残ります。(Hiro)
  • ルックスと歌がマッチしたアイドルの一人だと思います。(Koji)
  • この曲をはじめオリビア・ニュートン ジョンは好きでよく聴きました。その後、「フィジカル」のPVをテレビで見たときは驚きました。当時としてはですが...。(MAHALO)

橋幸夫/吉永小百合|いつでも夢を
https://www.youtube.com/watch?v=59GeXWBXoGg (YouTube)

 

吉永小百合 ザ・ベスト

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あまちゃん 歌のアルバム

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  • 当時はアイドルという表現では無く「青春スター」と言われていたようですが、やはり「吉永小百合」は永遠のアイドルだと思います。「あまちゃん」にも登場した橋幸夫との「いつでも夢を」はTVサントラ「あまちゃん 歌のアルバム」にも収録されています。(Koji)

シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)|アイドルを探せ (La plus belle pour aller danser)
https://www.youtube.com/watch?v=g9MkZzX0BY4 (YouTube)

シルヴィ・ヴァルタン・ライブ・イン・ジャパン(紙ジャケット・生産数限定)

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  • アイドルという言葉やその存在を知ったのはこの曲だった思います。原題や中尾ミエの歌った日本語の詩(訳詞:安井かずみ)のどこにもアイドルの表現はありませんでした。シルヴィ・ヴァルタンも永遠です。(Koji)
  • 前にブログでも書きましたが、この曲は生まれて始めて買ったレコードでした。(Hiro)私はレコード購入は「あなたのとりこ」からですが、この曲も大好きです。カラオケでもよく聴き(かされ?)ました。(MAHALO)

Char|Smoky
http://www.youtube.com/watch?v=7IlMOp3X2qc (YouTube)

Char

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  • 日本を代表する人気ギタリスト「チャー(Char)」ですが、私が最初に知ったのは当時TBSで放送されていた「銀座NOW!」でした。当時はルックスが良く、やたらギターの上手いアイドルでしたが、私もギターを始めた頃でもあり、憧れでもありました(今もですが)。そう言えば、「荒井由実(当時)」を初めて見たのもこの番組でした。(MAHALO)

八神純子|思い出は美しすぎて
http://www.youtube.com/watch?v=rTdVmIdAh58 (YouTube)

思い出は美しすぎて

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  • アイドルと言ったら失礼かもしれませんが、初めて聴いた時は衝撃でした。曲、そして歌声の良さ、もちろん八神さんもですが。当時としては高価なLPのサンバ・ホイッスルを購入し首からぶら下げていたいた思い出があります。(MAHALO)
  • 「みずいろの雨」「パープルタウン」といった曲も良かったですね。ロス在住のようですが、最近また見かけるようになりました。(Koji)

AKB48|恋するフォーチュンクッキー
http://www.youtube.com/watch?v=dFf4AgBNR1E (YouTube)

次の足跡 劇場盤(特典なし)

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  • いやー、この歳になってCDを買うほどのファンとなりました。特にこの曲は大好きです。もちろんメンバーもです。私の推しメンはこの曲まではメンバーでしたが…。(MAHALO)
  • この曲は何故か、ケツメイシの「お二人Summer」とダブってしまいます。(Hiro)
  • 80年代ディスコ調のサウンドで、耳に残りやすいフレーズを多用しています。いい意味で、考えつくしてヒット曲を作る、AKB48スタッフの勝利と言えます。アイドル・グループの定番ソングとして残る曲です。(Yama)

石川ひとみ|まちぶせ
http://www.youtube.com/watch?v=YsQ5c7dRoQc (YouTube)

歌姫~BEST女性ヴォーカリスト~

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  • 荒井由実作詞作曲の「まちぶせ」。石川ひとみの前に三田聖子も歌っています。歌の上手さに定評のある石川ひとみは、NHK人形劇などでの活躍後に、この曲に巡り合い、NHKレットゴーヤングの司会を務めました。動画は、2012年11月のレットゴーヤングコンサートの模様です。昔とキーが変わっていません。(Yama)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

新・名盤探検隊のお気に入り(4)「サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド」と「ローラ・アラン」


新・名盤探検隊のお気に入り(3)の続き

前回はウェスト・コーストのミュージシャン「ネッド・ドヒニー」を紹介しました。
今回もウェスト・コーストのミュージシャンのアルバム2枚を紹介します。

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド

  • サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド(The Souther, Hillman, Furay Band) (1974年)

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド
サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドはグループ名からも3人組と思われるかもしれませんが、ジャケットのように6人組のグループです。

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド・メンバー

  • J.D.サウザーJohn David Souther) / ギター、ボーカル
  • リッチー・フューレイRichie Furay) / ギター、ボーカル
  • クリス・ヒルマンChris Hillman) / ベース、ギター、マンドリン、ボーカル
  • ポール・ハリスPaul Harris) / キーボード
  • アル・パーキンスAl Perkins) / ペダル・スチール、ギター、ベース、ドブロ
  • ジム・ゴードンJim Gordon) / ドラム、パーカッション
  • ジョー・ララjoe Lala) / パーカッション(2曲のみ参加)

アルバム収録曲もサウザー、ヒューレイ、ヒルマンの3人による曲からも、この3人が中心となり、他のメンバーは脇を固めるミュージシャンとして参加となります。
脇を固めるといっても何れも経歴、そして実力のあるミュージシャンであり、演奏を聴いていただければ6人のグループといえます。

このグループを知ったのは1979年のJ.D.サウザーの大ヒット曲「ユア・オンリー・ロンリー(You’re Only Lonely)」と同名アルバム「You’re Only Lonely」を聴いてからです。
この曲でJ.D.サウザーを気に入ってしまい彼について調べみると、「ネッド・ドヒニー」と同じアサイラムから1972年にファースト・アルバムをリリースしますが不発に終わってしまいました。
そこでアサイラムの創設者デビッド・ゲフィンの発案により結成となったのがサウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドでした。

このグループを知り、メンバーの一人が「バッファロー・スプリング・フィールド」のリッチー・フューレイでした。
バッファロー・スプリング・フィールドはニール・ヤング、スティ-ブン・スティルス、ジム・メッシーナ(後期の参加)が在籍していたグループで、私も「アゲイン(Again)」は今でも聴く1枚です。
「クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング」、「ロギンス&メッシーナ」などを聴く切っ掛けとなったのもこのグループの影響でもありました。

左 J.D.サウザー:アゲイン、右 バッファロー・スプリング・フィールド:アゲイン

左 J.D.サウザー、右 バッファロー・スプリング・フィールド

もう一人のクリス・ヒルマンも「バーズ」、「フライング・ブリトー・ブラザーズ」などフォーク・ロック、カントリー・ロックのバンドに在籍していました。

と書いたものの、当時このグループについて関心はあったのですが、アルバムの購入までは至りませんでした。
もちろん、シングルとしてビルボードで最高27位のヒットとなった「素晴らしき恋(Fallin’ In Love)」は聴いてはいましたが、アルバムとして聴くのは今回のCD購入が初めてとなります。

アルバムについては、1曲目の「素晴らしき恋」からウェスト・コースト・サウンドと心地よいです。
曲調は3人の個性が表れているかもしれませんが、アルバムとしてはまとまった仕上がりかと思います。
個人的にはJ.D.サウザーの「ボーダー・タウン(Border Town)」がお勧めです。J.D.サウザーと楽曲提供などで関わりの深い「イーグルス」よりは「ドゥービー・ブラザーズ」ファンにお勧め?かなと思います。

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド(The Souther, Hillman, Furay Band) | 素晴らしき恋(Fallin’ In Love)
http://www.youtube.com/watch?v=WaSLYDGAS2o (YouTube)

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド(The Souther, Hillman, Furay Band) | ボーダー・タウン(Border Town)
http://www.youtube.com/watch?v=y9agT_Q0FwY (YouTube)

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド

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残念ながら、1975年にセカンド・アルバムをリリースしますが、音楽の方向性の違いからこの2枚で解散となります。


ローラ・アラン

  • ローラ・アラン(Laura Allan) (1978年)

ウェスト・コーストのアーティスト、特に女性アーティズトは好んで聴いていました(今もですが)。
やはり、当時の一番人気はリンダ・ロンシュタットで、横浜スタジアムで開催されたコンサートに行きましたが、今でも記憶に残っています。
当時、アルバム・デビューの時期は前後するかも知れませんが、リンダ・ロンシュタットを切っ掛けに、「ニコレット・ラーソン」、「ヴァレリー・カーター」を聴き、やがて彼女達に曲を提供し、自らもシンガーとして活動する「カーラ。ボノフ」、「ローレン・ウッド」と、聴くアーティストも広がっていきました。
もちろん「キャロル・キング」も忘れてはいません。

今回紹介するローラ・アランLaura Allan)もウェスト・コーストで活動するシンガーソングライターです。
1952年ロサンゼルス生まれのローラ・アランは、父親がジャズのトランペッター、祖父母もクラリネットやサックス・プレイヤーと音楽一家にに育ち、その影響から幼いころから音楽に親しみます。7歳の誕生日に母親からギターをプレゼントされ、9歳の頃には地元のフォーク・クラブでプレイしていたそうです。その後、ピアノ、フルート、そして今回紹介のアルバムでも印象的なダルシマーをマスターします。
15歳の時に1年間のドイツ留学をしますが、そこでもモータウン系のグループに参加します。帰国後もソウル・グループで歌うなど音楽活動を続け、18歳の時にデビッド・クロスビーに認められ、デビッド・クロスビーのアルバムに参加などと本格的に音楽活動をスタートします。

その後、ジャクソン・ブラウン、ジョニ・ミッチェルなどとも交流を持ち人脈を広げ、1975年にABCレコードと契約となりますがアルバム・デビューとはならず契約を打ち切り、のちにエレクトラと契約し1978年に今回紹介のファースト・アルバムのデビューとなります。

アルバムについてですが、私は当時輸入盤でレコードを購入し聴きましたが、本国アメリカでは不発に終わってしまいました。
日本では前記の女性アーティスト達の人気のためか大ヒットとまではいえませんが、私の周りでは結構話題となりました。
参加ミュージシャンもジェフ・ポーカロ、ワディ・ワクテル、ビル・ペイン、チャック・レイニーといった、ウェスト・コーストを代表する方々がクレジットされ、参加ミュージシャンからも話題となったかと思います。

収録曲は全曲ともお勧めかと思います。
特に1曲目のオープニング・アップ・トゥ・ユーは「Free Soul Voice」でも取り上げられ、そちらから聴かれた方も多いのではと思います。

ローラ・アラン(Laura Allan) | オープニング・アップ・トゥ・ユー(Opening Up to You)
http://www.youtube.com/watch?v=i083ytPNfxk (YouTube)

ローラ・アラン(Laura Allan) | スリップ・アンド・スライド(Slip and Slide)
http://www.youtube.com/watch?v=isW2m6JX8jM (YouTube)

ローラ・アランはアジアでの人気は高いようで、このアルバムのCD復刻も最初は香港、台湾、シンガポールなどで販売されたものでした。
日本では今回の新・名盤探検隊でのリリースより前にボーナス・トラックが10曲収録されたCDがリリースされ、私もボーナス曲を聴きたくて後となりますが購入してしまいました。
個人的にはリマスタリングが良いのか新・名盤探検隊のほうが音に厚みがあるように思います(ボーナス曲はありません)。

 

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ローラ・アランはこのアルバムのリリース後は活動をニューヨークに移し、アーティストへの曲の低曲や、数枚ですがアルバムもリリースし、私も1枚だけは購入しましたが、そちらも良かったです。


新・名盤探検隊のお気に入りとして4回に渡ってアルバムを紹介しましたが、今月もAORのアーティストを中心に何枚かリリースされました。
私が紹介しました「ウィルソン・ブラザース」のほか、ジェイ・グレイドン・ファンにはお馴染みの「スティーブ・キプナー」、そして「レオン・ウェア」、「ランディ・ヴァンウォーマー」と、何れもレコード、CDとも所有していますが私のよく聴くお気に入りのアルバムばかりで、お勧めかと思います。
CDも昔に比べ安くなったものですが、新・名盤探検隊のこれからのリリースを期待しています。

 

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<お知らせ>monolog「14 Beats N’ Rhymes」が5/14発売決定!


当ブログ推薦のアーティスト「monolog」のニューアルバム「14 Beats N’ Rhymes」の発売が、5月14日に決定しました。
2013年の「17Living Souls」に続く、主宰レーベル「monophonic」の第二弾です。

 
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<おくやみ>松岡直也さんが死去「マジョルカ」「九月の風」「ミ・アモーレ」


作曲家の松岡直也氏が死去 「ミ・アモーレ」など作曲(47NEWS)

ピアニストで作曲家の松岡直也(まつおか・なおや)さんが4月29日、川崎市内の病院で亡くなりました。76歳でした。

日本のラテン・フュージョンの音楽の第一人者として、ジャズから歌謡曲まで幅広い分野で活躍しました。バンド「松岡直也&ウィシング」による「マジョルカ」「九月の風」が有名です。また、中森明菜さんの歌う「ミ・アモーレ」の作・編曲を手がけ、1985年の日本レコード大賞を受賞しました。
昨年、音楽活動61周年を迎えました。

謹んで、哀悼の意を表します。

(編集長)

 

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<お知らせ>メンテナンスのお知らせ 2014/5/5~5/6


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開始日時 : 2014年5月5日(月) 午前9時00分
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(システム管理者)