月別アーカイブ: 2013年9月

高度経済成長とGS「ザ・タイガース」


1971年1月24日の武道館ライブを最後に「ザ・タイガース」は解散しました。
しかし、今年(2013年)、オリジナルメンバーで再結成し、東京ドーム、日本武道館を含め全国ツアーを開催することを発表しました。

チケットぴあ一般発売 | ザ・タイガース | 2013/12/3(火) ・ 2013/12/27(金) | 東京ドーム(東京都) / 日本武道館(東京都)icon
長崎ブリックホール 大ホール(長崎県)、名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知県)、京セラドーム大阪(大阪府)、仙台サンプラザホール(宮城県)
icon

ザ・タイガースのオールナイトニッポンGOLD

9月27日(金)22時から放送された「ザ・タイガースのオールナイトニッポンGOLD」の様子。

これに先立ち、ラジオ番組「オールナイトニッポンGOLD」に、ザ・タイガースのオリジナルメンバーが勢ぞろいし、全国ツアーにかける思いを語りました。

ザ・タイガースのデビュー当時のオリジナルメンバーは、

  • 沢田研二(ジュリー)ボーカル
  • 岸部修三*(サリー)ベース
  • 加橋かつみ(トッポ)ギター
  • 森本太郎(タロー)ギター
  • 瞳みのる(ピー)ドラム

の5名です。

ザ・タイガースが「僕のマリー」でデビューしたのは、1967年でした。まさに、1964年の「東京オリンピック」開催の前後から日本の高度経済成長がはじまり、「団塊の世代」が、昨日よりも今日、そして今日よりも明日の「豊かさ」を求め、ひた走りに走り始めた時代でした。

GS(グループ・サウンズ)が全盛になる前は「ロカビリー」時代で、代表的歌手は「ミッキー・カーチス」「平尾昌晃」「山下敬二郎」でした。みなさん、容易にスターになった訳では無く、それぞれ苦労はされていたと思いますが、もともと音楽、主に洋楽を小さいころから身近で聴けた環境で育ち、音楽の分野で活躍できるチャンスが一般の人たちよりは恵まれていたのではと推察します。

ちなみに山下敬二郎の父親は有名な落語家「柳家金語楼」(家庭環境は複雑だったようです。そして、「カレッジフォーク」の「ザ・ブロードサイドフォー」には、世界的に有名な映画監督「黒沢明」の息子「黒沢久雄」が、「ザ・サベージ」には俳優宇野重吉の息子「寺尾聰」、さらに、「加山雄三」は有名な二枚目俳優「上原謙」と女優「小桜葉子」(岩倉具視は曽祖父)の息子で、さらに「荒木一郎」は女優「荒木道子」の息子、などなど、小さいころから音楽的には恵まれた環境で育った人たちが、まず、先陣を切って出てきました。

そういう意味では、GSの多くのメンバーはあまり音楽になじみのない一般の家庭から出てきた人たちでした。しかし、ザ・スパイダースには、喜劇俳優「堺俊二」の息子「堺正章」と、ジャズミュージシャン「ティーブ・釜萢」の息子「かまやつひろし」がいて、少し違いますが。
この時のGSブームは、「高度経済成長」の中で主役となる「中流階級」という意識をもつ一般人、サラリーマンの「夢の実現」のシンボルの先駆けではなかったかと振りかえることがあります。「ひょっとしたら、自分もGSの仲間入りができで、スターになれるんじゃないか」というような・・・、手に届く「夢」の象徴として。同年代で、同じころ「ギター」を手にして、同じころ、「ザ・ベンチャーズ」「ザ・ビートルズ」に熱狂した世代として。

そして、この「GSブーム」や「夢」の頂点にいたのが、やはり、「ザ・タイガース」だったように思います。

1967年2月5日発売の「僕のマリー」がザ・タイガースのデビュー曲でした。
ザ・タイガース|僕のマリー
http://www.youtube.com/watch?v=He59Y5GjC7o (YouTube)

ゴールデン☆ベスト ザ・タイガース

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ザ・タイガースはメンバーそれぞれがスタイルとルックスがよく、そして、このデビュー曲からも、沢田研二の甘くやさしい声が、独特の印象を与えています。

GSは、その音楽性もさることながら主にルックスやファッションを強調した、今の「アイドル」の原型だったと思います。そしてザ・ビートルズローリング・ストーンズザ・ンキーズといった海外バンドの曲を多く演奏はしていましたが、音楽的には歌謡曲といわれる範疇の曲が多かったと思います。
ザ・タイガースの1968年リリース「ヒューマン・ルネッサンス」は、タイガースが音楽性にチャレンジした意欲的な曲が多かったように思います。
その中で「廃墟の鳩」は印象的でした。

ザ・タイガース|廃虚の鳩
http://www.youtube.com/watch?v=Fw5zsZQ669o (YouTube)

ヒューマン・ルネッサンス

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アルバム「ヒューマン・ルネッサンス」は全曲オリジナルで、「人類の復興」というメッセージ性をもったアルバムでした。
「スター千一夜」という人気歌手を取り上げる有名なテレビ番組の企画では、タイガースは富士山頂で演奏し、曲のイメージをよりメッセージの強いものへと作り上げていったように思います。

そして、私はオリジナルメンバーで、やはりこの曲を是非もう一度聴きたいと思っています。
沢田研二がサビの部分で客席のファンに向かい「君だけに~」と指を指すポーズ。そして客席のファンの「キャー」という嬌声。
「黄金の人差し指」でコンサートでは失神者が続出したという伝説の曲です。

ザ・タイガース|君だけに愛を
http://www.youtube.com/watch?v=B_VDPOnhOSs (YouTube)

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ザ・タイガース、そしてGSに憧れていた時代から、すでに40年以上が経ちました。いろいろな事に「熱く」なれる年代でした。ザ・タイガースも再結成ということですので私ももう一度あのころに戻った気持ちで、日々「熱く」なる何かをみつけ、新しい「夢」を見たいと思います。

*編集部注:「岸部修三」は、現在の「岸部一徳」の改名前の名前。

スティーヴ・ルカサー弾きまくり!「ウィルソン・ブラザース」


ギタリスト・シリーズ(4)

先日、フュージョンとAORを聴き、ギタリストもセッション・ギタリスト好きと私と音楽の好みが同じ友人とギタリストについて話す機会がありスティーヴ・ルカサーSteve Lukather)の話題となりました。

スティーヴ・ルカサーといえば当ブログでも紹介のTOTOのギタリストとして皆さんご存知かと思いますが、セッション・ギタリストとしても数多くのアルバムに参加し、特に70~80年代のAORが好きな方にはお気に入りのアルバムで彼のギター・ワークを聴かれているのではと思います。
私の所有アルバムもですが、「カッコよいギターソロだな」と感じ、アルバムのクレジットを見てみるとスティーヴ・ルカサーという曲も数多いです。

先日の友人との話になりますが、そのスティーヴ・ルカサーが参加したアルバムで1番のお気に入りは何かとなり、2人とも真っ先に口にしたのがAORの名盤とも言える「ウィルソン・ブラザース(Wilson Brothes)」の「アナザー・ナイト(Another Night)」でした。
アルバム収録曲のうち数曲参加といったアルバムは多いかもしれませんが、アルバムトータルとして参加となるとこのアルバムが1番かと思います。

ウィルソン・ブラザースを最初に聴いたのはレコードでしたが、このレコードもショップお勧めとして壁に飾っていた1枚でした。初めて聞く名前でしたが、購入の決め手はレコードに貼られたショップコメントの「スティーブ・ルカサー弾きまくり!」でした。
購入し早速レコードに針を落とすと1曲目からギター弾きまくりで、レコードですのでA面を聴き、そしてB面なのですが、1日で何回繰り返して聴いたことかでした。
1979年にこのアルバムをリリースした時にはスティーヴ・ルカサーもTOTOとして何枚かアルバムをリリースしてはいましたが、TOTOのアルバムよりもギターを弾いているのではと思ったくらいです。

ウィルソン・ブラザース「アナザー・ナイト」

ウィルソン・ブラザース「アナザー・ナイト」のジャケット裏面

ウィルソン・ブラザースは、「スティーヴ・ウィルソン(Steve Wilson)」と「ケリー・ウィルソン(Kelly Wilson)」の兄弟デュオです。

2人はローカルバンドを転々としながら活動していましたが、オリジナル曲を「秋風の恋」「シーモンの涙」などでお馴染みの「イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(england dan & john ford coley)」に取り上げられ、それが切っ掛けとなり彼らのプロデューサー「カイル・レーニング(Kyle Lehning)」のもとプロ・デビューとなり、そしてこのアルバムのリリースとなります。

アナザー・ナイト

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アルバムのプロデュースはカイル・レーニングが行い、レコーディングもカイルのホームグラウンドであるナッシュビルで行われました。だから、ミュージシャンもカイル絡みのミュージシャンが中心で制作されています。
アルバムをお持ちの方はご存知かもしれませんが、アルバム・タイトルと同名の「Another Night」という曲もギターソロが良く、最初はスティーヴ・ルカサーかと思いましたが、クレジットを見ると唯一ナッシュビルで参加したギタリストと書かれており、いずれも実力のあるミュージシャンのようです。

スティーヴ・ルカサーの参加はナッシュビルではなくロス・アンゼルスのスタジオでオーバー・ダビングされ、クレジットを見るとアーニー・ワッツも同様に参加し心地よいサックスを演奏しています。

ではこのアルバムより曲を紹介します。
アルバムは全曲とも私のお気に入り曲ばかりですが、スティーヴ・ルカサーのソロを聴いていただきたいと思います。
最初の2曲「Feeling Like We’re Strangers」と「Just like a lover knows」はギターのトーン、フレーズとも、まさにステーヴ・ルカサーです。

Wilson Brothers | Feeling Like We’re Strangers Again
https://www.youtube.com/watch?v=nq7Q-CUyDTs (YouTube)

Wilson Brothers | Just like a lover knows
https://www.youtube.com/watch?v=i9YlWf7uC0Q (YouTube)

3曲目「Shadows」はこのアルバムのみならず数あるスティーヴ・ルカサーのギターソロの中でも名演といえる1曲だと思います。
シングル・コイルによるクリーンなサウンド、そしてオクターブ奏法などは私の大好きなギター・サウンドでアルバムでも1番のお勧め曲です。

Wilson Brothers | Shadows
http://www.youtube.com/watch?v=aLx-lmWN4Rc  (YouTube)

最後の曲「Take Me To Your Heaven」はウィルソン・ブラザースがオリジナルですが、ブラック・コンテンポラリー、AORとしてもお馴染みの「スティヴィー・ウッズ(Stevie Woods)」がこの曲をカバーしアルバムのタイトル*にもなっていますのでご存知の方も多いかと思います。この曲を聴いていただければ2人の曲作りのセンスの良さもおわかりかと思います。

Wilson Brothers | Take Me To Your Heaven
http://www.youtube.com/watch?v=-4A7wvhM5Yg  (YouTube)

ウィルソン・ブラザースのその後についてですが、その後といってもこのアルバムがリリースされたのは30年以上も前の事で以降の活動については情報も無く、このアルバムが唯一のアルバムとなってしまいました。

ギタリスト・シリーズとしてスティーヴ・ルカサーを紹介するにはその活動からも前書き程度かもしれませんが、このウィルソン・ブラザースのアルバムはスティーヴ・ルカサーを一言(1枚)で紹介するのには最適のアルバムではないかと思います。

*編集部注:スティヴィー・ウッズのアルバム「Take Me To Your Heaven」の邦題は「スティール・ザ・ナイト」です。

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さよならドビッシー~「月の光」に魅せられて


Chusyu_Meigetsu

9月19日の満月、中秋の名月

今年の9月19日は旧暦の8月15日に当たり、この夜の月は「中秋の名月」でした。中秋の名月は必ずしも満月とは限らず、次に満月でこの日を迎えるのは8年後の2021年になるそうです。東京オリンピックの翌年です。

さて、このブログでも何度か話題になっているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」ですが、いよいよ大詰めです。9月28日が最終回の放送となりますが、終わってしまうのが淋しい気がします。
今や流行語となった「じぇじぇじぇ(‘jjj’)」や、小泉今日子(役名:天野春子)の歌う挿入歌「潮騒のメモリー」がオリコン初登場2位となる等、話題豊富な半年間の放送でした。まさに「じぇじぇ!」連発のクドカン(宮藤官九郎)劇場といった具合でした。

 

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1986年公開のアイドル映画「潮騒のメモリー」の主題歌という設定のこの曲ですが、その歌詞にある「寄せては返す 波のように 激しく」が「3.11東日本大震災の大津波」想起に繋がる重要な布石にもなっていました。
この映画でデビューしたアイドル鈴鹿ひろみ(配役:薬師丸ひろ子)の歌の吹き替え(ドラマのセリフで「落ち武者、いや影武者」)をしたのが天野春子だった訳です。

そんなアイドル成長物語に出演した若手女優達も、一躍ブレークの兆しが見え出しているようです。
主役の天野アキを演じた能年玲奈(のうねんれな、1993年 -、兵庫県神崎郡神河町<映画「ノルウェイの森」のロケ地-関連の記事->出身)を始め、潮騒のメモリーズで可愛い方(足立ユイ)役の橋本愛(はしもとあい、1996年 -、熊本県出身)、そして若い頃の天野春子の有村架純(ありむらかすみ、1993年 -、兵庫県伊丹市出身)といった面々です。
某雑誌調査による「U-22(22歳以下)女優の潜在視聴率ランキング」でそれぞれ1位、5位、18位という情報もあります。

復活した アキとユイの潮騒のメモリーズをお聴き覧下さい。

あまちゃん☆潮騒のメモリー
http://www.youtube.com/watch?v=6Si_ZA5jOuI (YouTube)

その中でも最年少の橋本愛ですが、既に「告白」「貞子3D」「桐島、部活やめるってよ」等の映画出演も多く、第36回日本アカデミー賞で新人俳優賞も受賞している実力派として注目されています。
その彼女が主演した今年1月に公開された映画に「さよならドビッシー」があります。第8回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞の推理小説を映画化した作品です。

映画「さよならドビュッシー」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=bik9EdYLHeY (YouTube)

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一応ミステリーなので詳細には触れませんが、この映画でキーマンの岬洋介役で俳優デビューをしたのが、ピアニストの清塚信也(きよづかしんや、1982年 -、東京都出身)です。今までは、TVドラマ「のだめカンタービレ」の玉木宏(役名:千秋真一)や映画「神童」の松山ケンイチ(役名:ワオ)のピアノシーンの吹き替え(あまちゃん流表現で影武者)を担当しています。
今回の映画の岬洋介はピアノの超絶技巧を披露していますが、当然ながら吹き替えなしの演奏シーンとなっています。吹き替え有り無しによるカメラアングルの違いに注目して見比べるのも一興です。

映画「神童」-ワオのピアノ演奏シーン-
http://www.youtube.com/watch?v=_zB_zuS6BvQ (YouTube)

 

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そしてこの映画のエンディングはピアノコンクールにおける橋本愛(役名:香月遥)の演奏するドビッシー(Claude Achille Debussy、1862年 – 1918年、フランスの作曲家)の「月の光(Clair de Lune)」が印象的に使われています。

この映画のサントラCDは特に発売されていないようなので、【DVD豪華版】(DVD2枚組/初回限定版)をお薦めします。清塚信也の未公開演奏なども楽しめます。
尚、橋本愛の「月の光」のピアノ演奏は吹き替えになっていると思いますが、清塚信也の弾く「月の光」はこんなアルバムで聴くことができます。

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モーグ・シンセサイザー(MOOG III-C)

1970年代初期のモーグ製品

そしてドビッシーの「月の光」ですが、個人的には冨田勲(とみたいさお、1932年 -)を世界の「Isao Tomita」として檜舞台に登場させたアルバム「月の光」が浮かんできます。当時は税関で軍事機器扱いされたというモーグ・シンセサイザー(MOOG III-C)を、日本で初めて個人輸入し、1年4ヶ月の歳月を費やしたデビュー・アルバム「月の光」(US盤原題:Snowflakes Are Dancing)です。

日本のレコード会社では相手にされず、米国RCAに持ち込んでのことでした。これが坂本九の「上を向いて歩こう」(米国名「SUKIYAKI」、1963年)以来となる、日本人のビルボード誌(Billboard、米国の週刊音楽業界誌)におけるチャートイン(1975年、クラシカル・チャート2位)となった訳です。日本人として初のグラミー賞ノミネートもされました。

冨田勲|月の光
http://www.youtube.com/watch?v=8MFYL41qflw (YouTube)

月の光

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Tsukinohikari

十五夜の月の光

あくまで個人的な感じ方ですが、ドビッシーの「月の光」は優しさに包まれた十五夜に近い月のイメージです。

一方、ベートーベン(独: Ludwig van Beethoven、1770年 – 1827年)のピアノ曲「月光(英:Moonlight Sonata)」ですが、こちらは冷ややかな三日月が連想されます。

「月の光」と「月光」と云った僅かな日本語訳の違いですが、妙にそのイメージが異なります。

その原因は、私の幼い頃に観ていた、川内康範(かわうちこうはん)原作の日本初の国産連続テレビ映画の影響でしょうか。

月光仮面
http://www.youtube.com/watch?v=WDwuhlS64LI (YouTube)

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演歌の女王「八代亜紀」が歌うジャズ~夢の夜


八代亜紀」は、熊本から東京に上京して、クラブ歌手として歌っていたのですが、プロの歌手になって、テレビ番組の「全日本歌謡選手権(ぜんにほんかようせんしゅけん)」に出場し、抜群の歌唱力と独特の声で、10週勝ち抜きグランドチャンピオンになりました。その後、多くのヒットを出した「演歌」歌手の大スターとして有名です。

1972年当時、私はこの「全日歌謡選手権」で八代亜紀がグランドチャンピオンになった時をリアルタイムで観ていました。美人で、そして独特なハスキーな声と歌い方、もちろん本当に歌がうまいと思いました。

大ヒットした1973年リリースの「なみだ恋」が大好きです。
夜の繁華街で働く女性の哀愁がひしひしと伝わってきて、その女性のイメージが八代亜紀そのものでした。そしてそんな「寂しさ、影のある大人の女性」に、とてもいとしさを感じ憧れました。男がカラオケで歌うのは少し難しいのですが、たまに歌って若い時の自分を思い出します。

八代亜紀|なみだ恋
http://www.youtube.com/watch?v=Dn8CwpvUNrI (YouTube)

決定版 全曲集 八代亜紀 GES-14820

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そして1979年に「舟歌」がリリースされました。私は、この「舟歌」が好きでたまらなくなったのは、結構年齢がいった、今から十年ぐらい前からでした。たぶん、この曲のメロディと歌詞に魅かれるのは、ある年齢に達した(渋さの出てきた?)男性が多いのではと思います。

お酒はぬるめの 燗がいい
肴はあぶった イカでいい
女は無口な ひとがいい
灯りはぼんやり 灯りゃいい
しみじみ飲めば しみじみと
想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら
歌いだすのさ 舟唄を

このように歌詞を書き出すと、何か平凡などうという歌詞ではないように思われるのですが、八代亜紀が歌うと、まさに男の哀愁がぐいぐい心に突き刺さってきて、思わず涙ぐんでしまいます。

八代亜紀|舟歌
http://www.youtube.com/watch?v=C1GATyFEcqQ (YouTube)

全曲集~舟唄~

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「舟歌」は、1981年公開の映画「駅 STATION」の高倉健と倍賞千恵子が、大晦日、酒場のカウンターでしっとりとしたお互いの想いを感じ合うシーンがあります。
テレビの中は「紅白歌合戦」で八代亜紀が歌う「舟歌」が映り、倍賞千恵子が演じる「桐子」の好きな歌としても使われています。

  • 駅 STATION

http://nicoviewer.net/sm1905842 (ニコニコビューア)

監督 降旗康男
脚本 倉本聰
製作 田中寿一
出演者 高倉健、倍賞千恵子、いしだあゆみ、烏丸せつこ
音楽 宇崎竜童

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そして昨年(2012年)、八代亜紀はジャズアルバム「夜のアルバム」をリリースしました。

八代亜紀 | フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン (short clip)

夜のアルバム

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昨年11月には、ジャズ歌手としてブルーノート東京iconに出演しました。また、今年3月には、ニューヨークの名門ジャズ・クラブ「BIRDLAND」にも出演し、そして9月の「東京JAZZ」でも歌いました。

八代亜紀 | ライヴ・イン・ニューヨーク (ダイジェスト)

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八代亜紀は「演歌の女王」であるだけでなく、「スタンダード・ジャズ」を歌ってもとても上手で、その心に響く歌声に本当に魅了されます。八代亜紀は、本物の「歌手」と呼ぶにふさわしい「歌い手」だと思います。

AORの名盤「Light Mellow」でCD復刻!「スティーヴ・マーズ」と「ブリッジ・2・ファー」


これまでCDで復刻を希望するアルバムとして何枚か紹介してきました。
紹介したいアルバムは他にも数多くありますが、いつものようにショッピングサイトでCDを探していると、次の機会に紹介しようと思っていたアルバム2枚がCDで復刻されているのを見つけました。

何れも音楽ライター金澤寿和氏の監修でLight MellowシリーズとしてAORなど数多くのCDが復刻されているのはご存じかと思いますが、その2013年シリーズとなります。
このシリーズはレーベルに捉われず、各社からリリースされるためCD復刻の可能性も高く、アルバムのリマスタリングなど音質の向上や、全てではありませんがボーナス・トラック曲が追加されたりと、コレクターではない私でもレコードとCDの両方所有していてもつい買ってしまうシリーズです。
「金澤寿和」氏の詳しい解説も魅力でもあります。

今回はソニー・ミュージックエンタテイメントからで。2013年7月10日にリリースされました。

最初の1枚はキーボーディストでシンガーソングライターの「スティーヴ・マーズ(Steve Marrs)」の「サムバディ・サムホエア(Somebody Somewhere)」です。
このアルバムは世界初CD化となります。

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このアルバムの購入はもちろんレコードでしたが、やはりショップお勧めとして壁に飾っていた1枚でした。
スティーブ・マーズは初めて聞く名前でしたが、レコードに針を落とすと1曲目から当時流行のウェストコースト・サウンドです。このアルバムは国内盤はリリースされず、輸入盤にも歌詞、参加ミュージシャンしか書かれてないため詳しい経歴はわかりませんが、ハイスクールからキーボードを始め音楽活動を開始、70年半ばにバンドを結成しアルバムもリリースするなどと活動しますが成功とは言えなかったようです。
その頃に同じような活動をしていたロギンス&メッシーナのケニー・ロギンスと交流をもちます。
皆さんご存知のようにケニー・ロギンスはロギンス&メッシーナ、そしてソロとしてヒットし大成功を収めます。
ケニー・ログンスとは彼のライブ・アルバム「ALIVE」の最後の曲「キープ・ザ・ファイア」にコーラスで参加するなど交流はあったようで、その後ケニー・ロギンスのバンド・メンバーとして参加します。

今回紹介の「サムバディ・サムホエア」はこの頃に作られたアルバムですが、このような経緯から商品のサイトやCDの帯には宣伝文句としてケニー・ロギンスのプロデュース、スティーブ・ルカサーの参加などと書かれています。しかし、全9曲中1曲のみです。
メイン・プロデュースはクリストファー・ボンドで、参加ミュージシャンも彼に近い人達と私も初めて聞く名前ばかりです。

ではこのアルバムより私の好きな2曲を紹介します。
1曲はアルバムのタイトル曲でもあり1番好きな曲で、良い音でこの曲を聴きたくてCDを購入したとも言えます。

Steve Marrs | How Was I To Know
http://www.youtube.com/watch?v=HR0na4-BwHg  (YouTube)

Steve Marrs | Somebody Somewhere
http://www.youtube.com/watch?v=u8ooYF8aA5A  (YouTube)

その後については、ケニー・ロギンスのバンドのミージック・ディレクターを長く務めた事までは知っていましたが、CDの解説によるとマイケル・マクドナルドなどのサポートを行ったのち、サウンド・トラックなどの製作に携わり、メイン・ワークとなっているようです。

もう1枚は「ブリッジ・2・ファー(Bridge 2 Far)」の同名タイトル「ブリッジ・2・ファー(Bridge 2 Far)」です。こちらはレコードとともにCDもリリースされましたが何れも国内盤としてのリリースは無く、今回のCDは国内盤として初リリースとなります。

ブリッジ・2・ファー(紙ジャケット仕様)

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実はこのデュオ、そしてアルバムについてはまったく知らず、数年前にたまたま入ったリサイクルショップ(中古レコード店ではありません)で店の片隅のダンボールに入っていた1枚(なんと100円)でした。
メンバーの一人は知っていましたのでどのようなものかと購入し早速聴いてみると、一発でそのサウンドに虜となり、当時よく聴いた思い出があります。
残念なのが音飛びはないもののノイズが酷く、CDは出てないかとネットで探し見つけましたが中古でも高価と手が出せず諦めていたところに今回のCD化です。

ブリッジ・2・ファーはセッション・ドラマーのジョン・ロビンソン(John Robinson)と、ボーカルのマーク・ウィリアムソン(MarkWilliamson)が結成したデュオです。

メンバーについてですが、バークリー音楽大学出身のセッション・ドラマー、ジョン・ロビンソンはファンク・グループの「ルーファス」(Rufus)への参加によって知れ渡るようになりました。
ルーファスより、ルーファス&チャカ・カーン(Chaka Khan)のほうがお馴染みかもしれません。
そのルーファスをクインシー・ジョーンズがプロデュースしたことによりクインシーとの交流を深め、クインシー・ファミリーとしてクインシーがプロデュースしたアルバムに多く参加しています。代表作としてはやはりマイケル・ジャクソンのアルバムで、「オフ・ザ・ウォール」、「BAD」でその演奏を聴く事ができます。残念ながら「スリラー」にはクレジットされていませんでした。

もう一人のマーク・ウィリアムソンについては私も初めて聞く名前でしたが、イギリス出身のシンガーソングライターでダン・ハフでも紹介した「コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(Contemporary Christian Music : CCM)」系のアーティストとの事です。

この2人が1989年にデュオとしてプロジェクトを組みリリースしたのがこのアルバムです。
参加ミュージシャンも「スティーブ・ルカサー」「マイケル・ランドウ」などが参加し、曲の良さはもちろんですがギターソロも何曲かで聴く事ができ、ギター好きの方にもはお勧めのアルバムです。
なお、このデュオとしてはこのアルバム1枚のみです。

全曲ともお勧めの曲ばかりですがアルバムより私の好きな2曲を紹介します。

Bridge 2 Far | Heaven On Earth
http://www.youtube.com/watch?v=kKt59qybykM  (YouTube)

Bridge 2 far | Caught Inside Your Heart
http://www.youtube.com/watch?v=chVitfQMwTc  (YouTube)

今回は購入した2枚を紹介しましたが、「Light Mellow 2013」としてデイヴ・メイスン・バンドのキーボーディストとしてお馴染みのマイク・フィニガンなど3枚が同時リリースされていますので紹介します。お探しの1枚があるかもしれません。

  • マイク・フィニガン(Mike Finnigan) | ブラック&ホワイト(Black&White)

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  • エリオット・ランドール(Elliott Randall) | エリオット・ランドールズ・ニューヨーク(Elliott Randall’s New York)

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  • アイ・テン(I-Ten) | テイキング・ア・コールド・ルック(Taking A Cold Look)

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東京JAZZと女性ピアニスト~ジャズ細うで繁盛記(2)


東京JAZZと女性ピアニスト~ジャズ細うで繁盛記(1)の続き

東京JAZZの会場が東京ビッグサイトicon(東京都江東区)から丸の内の東京国際フォーラムicon(東京都千代田区)に移った2006年も2日目昼の部に出向きました。「Blue Note meets 東京JAZZ」と題したステージでした。
デイヴ・コーズ(Dave Koz、sax)、ラリー・カールトン(Larry Carlton、gt)・ウィズ・スペシャルゲスト・ロベン・フォード(Robben Ford、gt,vo)、インコグニート(Incognito)など大変エンターテイメント性豊かな楽しいステージだったのを覚えています。東京駅から至近の立地も好都合でした。

TokyoJazz2010

東京JAZZ2010(東京国際フォーラム)

しかし、その後は個人的な事情もあり、足が遠のきました。再び行くようになったのは2010年になってからです。

この年は「GROOVE」と題したマーカス・ミラー(Marcus Miller、bass)、メイシオ・パーカー(Maceo Parkersax)、ラリー・カールトン(gt)&松本孝弘(gt)等のステージを観ました。
翌2011年も行っていますが、ステージと客席の距離感やプログラムの内容で最近は再び足が遠のいています。選択肢が昼の部限定ということもありますが。

そして、今年からNHK-FMラジオ放送で聴くことにしました。
PCでの音響環境とインターネット経由の聴取や録音が容易になった事があります。出不精に拍車が掛かることは間違いないようです。
PCを使った音響環境については、僅かな投資で見違える程の改善ができるので、別の機会に紹介したいと思います。

そのNHK-FMの放送は9月8日(日)午後0:20~10:00の長時間の生中継で行われました。7日(土)の模様は一部録音したものが流されましたが、8日(日)のステージは全てリアルタイムの放送で、映像はありませんが臨場感のあるライブ演奏を楽しむことができました。しかも演奏直後のバックステージ・インタビューも聞けるのは、その瞬間の興奮が伝わる一面もあります。

そのバックステージ・インタビューで初々しい受け応えをしてくれたのが、ai kuwabara trio project として夜の部の最初に登場した桑原あいでした。ステージの感想を求められて、

「何も覚えてなくて、今は興奮状態のままで、頭とお腹が痛いです。ずっと夢だったステージだったので、客席の皆さんの暖かさが伝わって、最初に泣いてしまって、、、、でも、楽しんで弾けましたが、力んでたなと思います。」

という風に、心臓の高まった鼓動が聞こえてくるような、興奮が冷めやらない様子が伺えました。若干21歳(9月21日に22歳)、新たな「ジャズ細うで繁盛記」*の始まりかも知れません。
小学6年生で東京JAZZを観て(多分、2003年の第2回)から10年、憧れの晴れ舞台で精一杯頑張ったのでしょう。
インタビュアーも気にしていたような、小さな手を目一杯広げて難曲を弾ききったことと思います。

その彼女の実質的なデビュー・アルバム(ライブ会場用の自主制作盤に2曲を追加)は昨年11月リリースの「from here to there」です。そして今年4月にセカンドアルバム「THE SIXTH SENSE」をリリースしています。

 

from here to there

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THE SIXTH SENSE

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何れもai kuwabara trio projectの名義ですが、ドラマーはファーストアルバムでは3人が曲によって担当し、セカンドアルバムでは新たなドラマーに固定しました。今回の東京JAZZ出演はセカンドアルバムのメンバーで臨んでいます。

  • 桑原あい(piano)・・・1991年千葉県生まれ、三姉妹の三女。洗足学園高等学校音楽科ジャズピアノ専攻を卒業。ヤマハ・ジュニアエレクトーンコンクール全国大会金賞(2001年小学生低学年部門、2003年小学生高学年部門)。中学生後半にエレクトーンからピアノに転向。三姉妹共に音楽の分野で活躍(桑原三姉妹のサイト)。
  • 森田悠介(もりたゆうすけ、bass)・・・1988年西宮市生まれ。東京音楽大学作曲専攻卒業。アルバム全曲共同プロデュース。(森田悠介公式サイト)
  • 今村慎太郎(いまむらしんたろう、drums)・・・1980年福岡県生まれ。高校卒業と同時に渡米、バークリー音楽大学に入学。在学中はケンウッド・デナード(Kenwood Dennard)に師事。2005年帰国後は様々なジャンルのサポートやバンドに参加。(今村慎太郎公式ブログ)

当日の演奏曲目は次の通りです。

  1. 35 Seconds of Music and More(Music by Michel Petrucciani)
  2. into the future or the first(Music by Ai Kuwabara)
  3. METHOD FOR… (Music by Ai Kuwabara/2nd Album)
  4. Riverdance (Music by Bill Whelan/1st album)
  5. from here to there(Music by Ai Kuwabara/1st Album)
  6. BET UP(Music by Ai Kuwabara/1st Album)

ファーストアルバムから3曲、セカンドアルバムからは1曲。カバー曲は2曲で他は桑原あいのオリジナル曲です。ヤマハ音楽教室やエレクトーンコンクールで培われた作編曲の才能と音楽の楽しみ方を伺わせる内容でした。

ファーストアルバム収録の曲で東京JAZZのエンディングに持ってきた「BET UP」を聴いてみて下さい。ドラマーだけが東京JAZZとは異なります。

ai kuwabara trio project|BET UP

今村慎太郎の加わった2ndアルバム「THE SIXTH SENSE」の予告編があります。

ai kuwabara trio project 2nd Album “THE SIXTH SENSE” trailer

彼女たちの今後の予定ですが、10月19日(土)の大津ジャズフェスティバル(会場:大津市民会館大ホール)や、10月30日(水)のSAPPORO CITY JAZZ in TOKYO(会場:明治神宮外苑特設テント)への出演があります。

チケットぴあ一般発売 | SAPPORO CITY JAZZ in TOKYO 2013 | 2013/10/26(土) ~ 2013/11/3(月、祝) | 明治神宮外苑特設TENT(WHITE ROCK MUSIC TENT)(東京都)

桑原と森田の二人からの熱いオファーでこのトリオ・プロジェクトに加わった今村慎太郎ですが、桑原とは一回り年上です。今村と同世代の上原ひろみともバークリー時代からの旧知で、彼女のサポート経験もあります。やはり同世代のYuki Monolog Kanesakaとも盟友で、彼の帰国時ライブの頼りになるドラマーでもあります。
今村慎太郎のこのトリオ以外の参加プロジェクトの一端を紹介しておきます。

  • XS:キーボーディスト堀越昭宏(元エスカレーターズ)率いるコズミック・ジャズ・ユニット。アルバム「XS|Vimana: The Spaceship」

Vimana: The Spaceship

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  • 円人図:2005年にアメリカのボストンで結成された7人編成のエンタメ・バカファンク・バンド。アルバム「円人図|ごあいさつ」

ごあいさつ

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尚、リズム&ドラム・マガジン2013年6月号に今村慎太郎の紹介記事が掲載されています。

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*編集部注:「細うで繁盛記」は、花登筺「銭の花」が原作のテレビドラマのタイトル。1970年1月~1971年4月に放送された。

マイ・フェイバリット・スポーツ・ソングス


秋の空

秋の空

東京オリンピック開催が決まり、ヒートアップし過ぎた日本列島を、台風18号が冷やしてゆきました。
台風が過ぎた翌日から高気圧に覆われて、秋晴れの青空が広がりました。昼間はカラッとした暑さも、朝晩は涼しさを感じるようになりました。
体感の変化に秋を感じます。

でも、気温変化で体調を崩さないようにご注意ください。

さて、9月の「お気に入り曲の」テーマは「スポーツ・ソング」です。
当ブログ執筆者4人のお勧めのスポーツ・ソングを9曲を紹介します。
純粋にオリンピックのテーマ曲やオリンピックを題材にした映画のテーマ曲など、やはりオリンピック絡みの曲が多くなりました。そして、モータースポーツ中継やサーフィン映画のテーマ曲に、懐かしい運動会の行進曲や懐かしい野球アニメのテーマ曲が登場します。

トワ・エ・モワ|虹と雪のバラード
http://www.youtube.com/watch?v=ASdYIxiTRPs (YouTube)

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1972年2月に開催された札幌オリンピックのテーマソングです。この曲はいろいろな歌手が歌っていましたが、やはり「トワ・エ・モワ」がベストだと思います。新しさを感じる札幌の街、そして雪、日本人の心に残る清新さ、平和を願う心、などのイメージがわいてきます。日本そしてアジアではじめて開催された冬季オリンピック。トワ・エ・モアの歌とともに強く印象に残っています。(Hiro)

札幌オリンピックといえば、スキーのジャンプ競技(70m級)の金銀銅の独占とこの曲が今でも思い浮かびます。(Koji)

ゆず|栄光の架け橋
http://www.youtube.com/watch?v=HimXEf7NGyo (YouTube)

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NHK「アテネオリンピック中継」の公式ソングです。
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」の実況放送は後世に残ると思います。
個人的にはアテネオリンピックの始まる2週間程前に「網膜剥離」の手術を行い回復過程でした。一部歪みの残る視力でこの曲と共に幾つかの感動シーンを見続けました。
その為かどうか、2ヶ月後に再手術を行うことになりました。(Koji)

ミッチ・ミラー合唱団(Mitchell Miller and His Orchestra)|クワイ河マーチ(The River Kwai March)
http://www.youtube.com/watch?v=AjgEKng8rYs (YouTube)

ミッチ・ミラー ベスト・オブ・ベスト

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映画「戦場に架ける橋」のテーマ音楽ですが、原曲の「ボギー大佐」と共に小学校や中学校の頃の運動会が思い出されます。
「タイフーイッカ、秋晴れの好天気に恵まれ・・・」の決まり文句ですが、長い間「台風一過」が「台風一家」と聞こえていました。
因みに、「ボギー大佐」の「ボギー」はゴルフの「ボギー」が由来のようです。(Koji)

T-SQUARE|TRUTH
http://www.youtube.com/watch?v=jt6NfEq97Lc (YouTube)

F-1 GRAND PRIX WORLD

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フジテレビ系列の「F1グランプリ」テーマ曲。この曲が一番似合うのは音速の貴公子「アイルトン・セナ」でしょうか。
F1の舞台から日本人ドライバーが消えてしまうと、自ずと見る機会も減ってしまいました。2015年のHONDAエンジンと共に日本人ドライバーの活躍に期待したいものです。
小林可夢偉のシート奪還とマンガ「Capeta」の主人公カペタ(平勝平太)ような若手の登場が待たれます。(Koji)

モーター・スポーツといえばこの曲ですね。(MAHALO)

今年から地上波でのF1中継がなくなり大変残念です。BSフジで見ることはできますが、これではファンの裾野は広がりません。少しずつF1人気が縮小するのが残念です。(Yamazaki)

ジェフ&マリア・マルダー(Geoff & Maria Muldaur)|ブラジル(Brazil)
http://www.youtube.com/watch?v=9HtHEgINHO0 (YouTube)

ポテリィ・パイ

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2020年の夏季オリンピックは東京に決定となりましたが、2016年の開催地はリオ・デ・ジャネイロ、そして開催国はブラジルです。
私のお勧めの曲はその開催国をタイトルとした「ブラジル」です。
この曲は多くのアーティストが取り上げていますが、やはり「ジェフ&マリア・マルダーのカバーが最高だと思います。
ずいぶん前の事ですがウィスキーのCMソングとして流れていましたので聴かれた方も多いのではと思います。(MAHALO)

山下達郎| ビッグ・ウェイブのテーマ
http://www.youtube.com/watch?v=A2e5Ssumzxg (YouTube)

BIG WAVE

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運動オンチの私にとって今回のテーマ「スポーツ」から思い浮かぶ曲は迷いましたが、季節がらサーフィンかなとこの曲を思い出しました。
山下達郎が音楽を担当したサーフィンのドキュメンタリー映画「BIG WAVE」のテーマ曲です。
サーフィンはやったこともなく「丘サーファー」の1人でしたが、映画公開時はサーファーになった気分でよく聴いていました。(MAHALO)

夏と海とサーフィン。達郎節炸裂の1曲だと思います。(Koji)

映画「BIG WAVE」は劇場に足を運んだ記憶はあるのですが、なぜか内容を覚えていません。しかし、この「山下達郎| ビッグ・ウェイブのテーマ」は、しっかり覚えています。(Yamazaki)

ヴァンゲリス(Vangelis)|炎のランナー(Chariots of Fire)
http://www.youtube.com/watch?v=Xkc6TB4EeqI (YouTube)

 

炎のランナー

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ヴァンゲリス作曲による「炎のランナー」のテーマ曲。映画は、1981年公開の実在の二人のパリオリンピック金メダリストを描いたイギリス作品で、第54回アカデミー賞 作品賞を受賞。当時、シンセサイザーで、壮大なテーマを奏できったのが印象深かったです。(Yamazaki)

アーニー・ワッツ(ERNIE WATTS)|チャリオッツ・オブ・ファイアー(CHARIOTS OF FIRE)
http://www.youtube.com/watch?v=UMIKJG3uUWQ (YouTube)

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クインシー・ジョーンズのプロデュースで、サックス奏者「アーニー・ワッツ」が「炎のランナー」をフュージョンにアレンジしたバージョンです。実は、こちらのほうが好きで、当時よく聞いていました。(Yamazaki)

アーニー・ワッツはリー・リトナー&ジェントル・ソウツで知り、リトナー絡みでよく聴きました。
この曲収録のアルバムはクインシーではおなじみの西海岸のトップ・ミュージシャンが参加しています。
この曲のギターはデビッド・ウィリムズだったような気がします。(MAHALO)

岩崎良美|タッチ
http://www.youtube.com/watch?v=L-P-SVgnE9U (YouTube)

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ご存知野球アニメ「タッチ」のテーマ曲。岩崎良美の出世作。岩崎良美のボーカルも上手ですが、イントロと間奏のギターが、歌声を際立たせます。実はこの「タッチ」を紹介したくて考えた「スポーツ」企画でした。(Yamazaki)

あだち充の原作マンガもTVアニメの主題歌の岩崎良美も良いのですが、最近は達也と南が三ツ矢雄二と日高のり子になってしまいます。アニメ声優のTV露出は避けてもらいたいものです。
実写版の南の長澤まさみは合格です。(Koji)

お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

月下美人とサボテンの花「チューリップ」


ゲッカビジン(著作権者:gogoさん、ライセンス:CC BY-SA 3.0、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:A_Queen_of_the_Night1.jpg)

ゲッカビジン(著作権者:gogoさん、ライセンス:CC BY-SA 3.0、http://ja.wikipedia.org/wiki/ゲッカビジン)

ゲッカビジン(学名: Epiphyllum oxypetalum、英名: Dutchmans pipe cactus、A Queen of the Night)は、メキシコの熱帯雨林地帯を原産地とするサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物です。そして、花言葉は「はかない美、儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人」と何か淡い美しさと派手な印象を与える美しさの両面をもつ花言葉です。そして何よりも、花は白く香りが強く、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼみ、そして散ってしまう・・・。何とも切なく、妖しげな美しさを醸し出す花だと思います。

チューリップ」が1975年にリリースした「サボテンの花」を聴くと、「月下美人」を想ってしまいます。そして、歌詞の「愛の終わり、別れのはかなさ」は月下美人の花のはかなさを連想してしまいます。もちろん、この歌の歌詞の二人の別れは「ほんの小さな出来事」ではなく、いろいろ二人の間のわだかまりが積もり積もった結果、そして「小さな出来事」はそのきっかけだったのかも知れません。

「財津和夫」の声と、曲のメロディーは、印象に強く残ります。そして、カラオケで何度も何度も歌うようになりました。30年以上経ちますが今も歌い続けています。
すごく感情移入をしてしまう一曲だと思います。

チューリップ|サボテンの花
http://www.youtube.com/watch?v=IHg382PHoVA (YouTube)

Tulip おいしい曲すべて 1972-2006 ~Mature Days

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20年以上前ですが、六本木に「月下美人」という名のクラブがあり、夜な夜な取引先の方々と行ったことを思い出しました。店内にピアノがあり、そこでピアノ伴奏で歌わせてくれた店でした。
当時このお店は、IT系企業のみなさんが集まる店で、日頃はビジネスで競合している間柄の方々が同じ店で一緒に飲んでいるという独特の雰囲気の店でした。

「チューリップ」といえば、やはり1973年リリースの「心の旅」を思い出します。「ビートルズ」の匂いがぷんぷんする一曲です。

チューリップ|心の旅
http://www.youtube.com/watch?v=2wbAJzhR69o (YouTube)

Tulip おいしい曲すべて 1972-2006 Young Days~

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「だから今夜だけは~」と言葉にアクセントをつけて歌う歌い方、一定のリズムの刻みなど、独特の歌い方に新しさを感じました。「明日の今頃は僕は汽車のなか」は、一つの恋愛が終わったのですが、やはり明日志向で先の新しい恋愛に期待できる余韻を感じます。
1970年代は何と言っても若者たち(自分の世代ですが)が夢を持てた時代で、「心の旅」も新しい恋を求めての旅立とも取れる曲だと思います。

財津和夫作曲で好きな歌の一つに、1981年にリリースした「白いパラソル」があります。

松田聖子|白いパラソル
http://www.youtube.com/watch?v=eAI40-h3O74 (YouTube)

風立ちぬ

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作詞は「松本隆」です。このブログで紹介している曲の中に松本隆作詞は何曲かあります。歌っているのは「松田聖子」です。
「風立ちぬ」というアルバムのB面に入っている曲です。このアルバムは、A面の作曲・編曲を「大滝詠一」、B面の「白いパラソル」以外の編曲を「鈴木茂」、そして全曲の作詞は松本隆が行っています。

「渚に白いパラソル」のフレーズは本当に夏の真っ白な「渚(砂浜)」と「エメラルド色(青い)」の空、そして海が一面に広がって迫ってくる感じです。
松本隆の詩はいいですね。「砂浜」では無く「渚」で「青い空」は「エメラルド」ですから。
また、財津和夫は松田聖子の「夏の扉」の作曲もしています。2曲ともにメロディーと歌詞が透き通った若さに満ち溢れた夏の歌として聴いていて素直に明るくなれる曲です。

そんな財津和夫の原点「チューリップ」の大変おもしろい企画DVDがあります。
TSUTAYAオリジナルの未公開映像を含むオーダーメイドDVD「LIVE ACT TULIP FILM HISTORY」です。全60曲のライブ映像からお好きな10曲を選んで自分だけのベスト「LIVE ACT TULIP」が作れます!
Live Act Tulip Film History

<お知らせ>メンテナンスのお知らせ 2013/9/23


「TokyoとBostonをつなぐ音楽ブログ」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

下記日時におきまして、弊社設備のメンテナンス作業を実施します。
ご利用のお客様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解ご協力のほどお願い申しあげます。

開始日時 : 2013年9月23日(月) 午前1時00分
終了日時 : 2013年9月23日(月) 午前4時00分
影響/詳細 : Web表示が行えない場合があります。

(システム管理者)

東京JAZZと女性ピアニスト~ジャズ細うで繁盛記(1)


今年で第12回目を迎えた東京JAZZですが、9月7日(土)~8日(日)に、2日間昼夜4公演が開催されました。
2002年の第1回と翌年の第2回が味の素スタジアムicon(東京都調布市)、2004年の第3回とその翌年の第4回が東京ビッグサイトicon(東京都江東区)となり、2006年の第5回以降は現在の東京国際フォーラムicon(東京都千代田区)で開催されています。

TokyoJazz2004

東京JAZZ2004(東京ビッグサイト)

第4回の東京ビッグサイトになって初めて足を運びました。確か日曜昼のセッションだったと思います。
いつもは国際見本市などで訪れるイベントホールの特設ステージですが、ステージとの距離感も近く、5グループの演奏を堪能しました。
このブログで前にも紹介した上原ひろみTOTOB787ドリームライナーと夢のTOTO(1)(2)の記事)のステージは、今でも鮮明に蘇ってきます。

その2004年が最初の登場だった上原ひろみですが、その後2006年、2008年、2009年、2011年と5回出演しています。複数のステージを務めた年もあり、東京JAZZ最多出演アーティストではないでしょうか?

そして今年の生出演はありませんでしたが、東京国際フォーラムの地上広場で最新ライブDVD「MOVEライブ・イン東京(昨年12月の東京国際フォラム公演を収録)」の上映があったようです。このDVDは一般発売の無い上原ひろみオフィシャルサイトだけの限定商品だそうで、未だ発売前で現在予約受付中とのことです。

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト – 「MOVE」ライヴ・クリップ

ムーヴ(初回限定盤)(DVD付)

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TokyoJazz2005

東京JAZZ2005(東京ビッグサイト)

翌年の2005年には上原ひろみと同じバークリー音楽大学出身の山中千尋(やまなかちひろ、生年非公表、群馬県桐生市出身)が初登場しました。
日曜昼の部「Club “Jazzin”」がテーマの公演でした。バークリーの副学長を引退し演奏に専念しだしたゲイリー・バートン(Gary Burton、ジャズと不易流行(1)(2)の記事)やマーカス・ミラー(Marcus Miller、1959年 -、NY出身)なども出演しました。
私自身も前年に続き充分堪能した公演でした。マーカス・ミラーなどは大幅な時間延長で観客を楽しませてくれた記憶が残っています。ステージと客席の距離感も近く感じました。

Blue_Lounge_031205

パーラメント”Blue Lounge”の会場入口(2003年12月5日)

私が山中千尋のライブを最初に観たのは2003年12月で、フィリップモリス社主催の「パーラメント(PARLIAMENT)”Blue Lounge”」というイベントのことでした。
マイルドセブン(現在のメビウス)のバーコードを貼って応募し当選した幸運でした。
200組400名を貸し切りの綱町三井倶楽部(東京都港区)に招待して、豪華な食事や幾つかのスペースでライブも楽しめるイベントの一コマでした。
更に、トラック何台かで雪を運び込み、都心の庭園に施した雪化粧のライトアップや花のアレンジメントなど、假屋崎省吾の手による空間演出は幻想的でもありました。写真が撮れなかったのが残念です。
愛煙家冥利に尽きるイベントでしたが、最近ではあり得ない企画の様に思います。

その山中千尋ですが、バークリーに進む前に卒業した桐朋音楽大学でクラシックを学んでいます。彼女の原点とも云えるクラシック曲を素材にしたアルバム「モルト・カンタービレ」を8月にリリースしています。
新たな「山中千尋ワールド」を確かめてみて下さい。

山中 千尋|トルコ行進曲
http://www.youtube.com/watch?v=yvh3j8riFRk (YouTube)

モルト・カンタービレ(初回限定盤)(DVD付)

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この最新アルバム発売記念の全国ホールツアーが予定されています。
東京は9月19日(木)町田市民ホールicon(東京都町田市)、9月20日(金)紀尾井ホールicon(東京都千代田区)、9月23日(月、祝日)渋谷区文化総合センター大和田さくらホールicon(東京都渋谷区)となっています。

山中千尋 ニューヨーク・トリオ 全国ホールツアー2013 告知

チケットぴあ一般発売 | 山中千尋 ニューヨーク・トリオ | 2013/9/19(木) | 町田市民ホール(東京都)icon
一般発売 | 山中千尋 ニューヨーク・トリオ | 2013/9/20(金) ・ 2013/9/23(月・祝) | 紀尾井ホール(東京都) / 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(東京都)icon

上原ひろみや山中千尋よりも前の1989年にバークリーを卒業し、一世を風靡した女性ジャズ・ピアニストに大西順子(おおにしじゅんこ、1967年 -、京都府出身)がいます。
2000年に一旦活動を休止しますが、その後復帰し2009年の東京JAZZに初登場しています。
しかし、昨年惜しまれながら、再びプロ演奏家としての活動から引退しました。
彼女の衝撃のデビュー作となったのは1993年の「ワウ(WOW)」です。ジャズとしては異例の5万枚のセールスがあったそうです。

Junko Onishi|The Jungular
http://www.youtube.com/watch?v=YZ4LfHNPWBs (YouTube)

WOW

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その彼女が、ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)の音楽監督を長年(1973年 – 2002年)務めた小澤征爾(おざわせいじ、1935年 -、満州国生まれ)と の共演を果たしたとのニュースがありました。当ブログでも話題(シタールとノルウェイの森(2)の記事)にした、ジャズに造詣の深い作家の村上春樹が仲介したとの事です。

小澤征爾さん、ジャズ指揮=大西順子さんと共演 (時事ドットコム)

 

小澤征爾さんと、音楽について話をする

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『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック

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上原ひろみ、山中千尋、大西順子の三人はダイナミックで高度な演奏技術が特徴的ですが、何れもバークリーを首席で卒業した後にニューヨークに活動拠点を移し活躍しています。まさに世界を舞台にした「ジャズ細うで繁盛記」*といった形容が相応しいと思います。

さて今年の東京JAZZですが、かつてメディアで天才少女と称された若干21歳のジャズ・ピアニスト桑原あい(くわばらあい、1991年 -)が初登場しました。

東京JAZZと女性ピアニスト~ジャズ細うで繁盛記(2)へ続く

*編集部注:「細うで繁盛記」は、花登筺「銭の花」が原作のテレビドラマのタイトル。1970年1月~1971年4月に放送された。