月別アーカイブ: 2012年12月

ビートルズに憧れて


当ブログの投稿者はアラカン前後ですから、「ビートルズ(The Beatles)」を中学生から聴き始め、今でもカラオケで歌って、自然に口ずさみます。だから、もう声の一部になってる感じです。
ビートルズの活動をリアルタイムに見ていた世代だから、1966年の来日と武道館公演など、熱狂の渦の真っ只中にいました。
もちろん、全ての曲のメロディを新鮮に感じ衝撃的だったけど、あの4人のルックスとバンドの演奏スタイルは完璧でした。

私の好きな竹内まりやの歌に「マージービトで唄わせて」があります。

竹内まりや | マージービートで唄わせて
http://www.youtube.com/watch?v=DKxX3pNEgxw (YouTube)

歌詞に、「襟なしスーツ」「細めのブーツ」「世界中を巻き込むセンセーション」とあり、瞬時にあの頃の興奮が蘇ります。

今でも人気歌手、バンドのライブでのファンの興奮と乗りは、それなりにありますが、世界中の若者たちが一つのグループにあれだけ熱狂したのは、ビートルズが最初で最後のように思えます。

それは、世界が「モノトーン」的な色彩だったのかもしれません。今は音楽でも多種多様な趣向になっていますから、ビートルズのようなグループが現れて、一大ムーブメントを起こすことはないでしょう。

ちなみに、「マージービート(Mersey beat)」は、1960年代の初めに英国で発展したポップスとロック・ミュージックのジャンルです。「ビート音楽」とは、ロックンロール、ドゥーワップ、スキッフルなどの融合です。ドラム、リズム、ベースギターのポップ・ロック・ミュージックです。結構シンプルな演奏スタイルでした。

私はビートルズのデビュー初期のシャウトする曲も好きですが、所謂「ラブソング」が大好きです。

1979年にLos Angelesにいた時に、アルバム「ラブソング(Love Songs)」を買いました。収録されている曲、全部好きですが、特に次の3曲がお気に入りです。すごく単純ですが、何か心地よいメロディです。

ビートルズ(The Beatles) | アイル・フォロー・ザ・サン(I’ll Follow The Sun)
http://www.youtube.com/watch?v=eq7DGPYzAvg (YouTube)
歌詞は、ちょっと男の女々しさを感じますが・・・。

“One day, you’ll look to see I’ve gone.”
“And now the time has come, and so, my love, I must go. And though I lose a friend,
in the end you will know”…,
“but tomorrow may rain, so I’ll follow the sun.”

ビートルズ(The Beatles) | アンド・アイ・ラブ・ハー(And I love her)
http://www.youtube.com/watch?v=JaJIQmIei14(YouTube)
全てをあなたに捧げる・・・
彼女も私に全てを与えてくれる・・・

I give her all my love
That’s all I do
And if you saw my love
You’d love her too
I love her
She gives me ev’rything
And tenderly
The kiss my lover brings
She brings to me
And I love her
A love like ours
Could never die
As long as I
Have you near me
Bright are the stars that shine
Dark is the sky
I know this love of mine
Will never die
And I love her
Bright are the stars that shine
Dark is the sky
I know this love of mine
Will never die
And I love her

ビートルズ(The Beatles) | P.S.アイ・ラヴ・ユー(P.S. I Love You)
http://www.youtube.com/watch?v=p41xLRmEPoY(YouTube)
この「追伸、愛してる!」がいいですね。

As I write this letter,
Send my love to you,
Remember that I’ll always,
Be in love with you.
Treasure these few words ‘till we’re together,
Keep all my love forever,
P.S. I love you,
you, you, you.

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さて、ビートルズのコピーバンドは、プロ、アマ、年齢を問わず、数限りなくあり、彼らが演奏する場所は、大小問わず、いたるところにあります。
そして、ビートルズの曲を生演奏するライブハウスは、全国に星の数ほどあります。

CAVERN CLUB2

キャバンクラブ ボトルカード

昔、東京・六本木に「キャバンクラブ(Cavern Club)」というお店がありました。
残念ながら、2年前に閉店しましたが、私は15年近く通いました。
昔は、旧防衛庁(現 東京ミッドタウン)の近くにあり、その後、芋洗坂付近に移りました。

ここで演奏していた方々は、私よりも二周り以上若い人たちでしたが、デビュー当時のビートルズのメンバーになりきって演奏していました。聴いているお客さんも、私たちのアラカン世代ばかりでなく、若い人たちも沢山いました。ただ、流石に1960年代当時の「ギャア~、キャ~」という黄色い声はありませんでしたが。

今、六本木ではAbbey Roadが有名です。ビートルズバンドが連日、出演しています。

また、2つの「キャンバン・クラブ」が、札幌と大阪で今でも営業しています。
札幌キャバーン倶楽部
キャバンクラブ大阪

熱狂したビートルズサウンドを聴きに、街に出かけてみませんか?

Hawaiiに行きたい…(3)


Hawaiiに行きたい…(2)の続き

続いてご紹介するのはグループの「マッキー・フェアリー・バンド(Macky Feary Band)」です。

マッキー・フェアリー(Macky Feary)とカラパナ(Kalapana)

このバンドのリーダーは「マッキー・フェアリー(Macky Feary)」です。
日本でもサーフ・ロック・バンド、ハワイアンAORバンドとして、サーファーを始め多くの方々に人気のグループ、「カラパナ(Kalapana)」の元メンバーでした。このバンド名は、ご存知の方も多いかと思います。

カラパナは何度か来日しています。少し前にBSの番組で、当時のライブハウスでの演奏が放送されましたので、ご覧になられた方も多いかと思います。
ただし、マッキーのカラパナのメンバーとしての活動は、ファースト・アルバム「Kalapana(邦題:ワイキキの青い空)」と、セカンド・アルバム「Kalapana II(邦題:ワイキキの熱い砂)」の2枚となります。その後、マッキーはカラパナを脱退し、以降はソロとして活動しました。そして、今回紹介の「マッキー・フェアリー・バンド」の結成となります。
カラパナは2枚目以降も何枚か聴きましたが、やはりマッキーが作った曲が大好きで、カラパナと言えばこの2枚ということで、今でも親しんでいます。

マッキー・フェアリー・バンドでご紹介するアルバムは、バンドとしてのデビュー・アルバム「Macky Feary Band(’79)」です。
マッキーがカラパナを脱退しソロ活動後に「カラパナをしのぐバンド」を結成したとの情報はありましたが定かではなく、ファンとしてはヤキモキしたものです。
マッキー・フェアリー・バンドが表舞台に出てきたのは、先日亡くなられた桑名正博の妹、桑名春子がマッキー・フェアリー・バンドをバックにレコーディングしたアルバム「MIllion Stars」をリリースしたのを切っ掛けに、日本でもこのアルバムがリリースされました。

ここで「アウディ・キムラ」が再登場します。
このアルバムをレコーディングしたスタジオは「Sounds Of Hawaii(サンズ・オブ・ハワイ)」と言う、Hawaiiでは有名なスタジオです。地元のアーティストはもちろん、本土からも有名なアーティストが使用したスタジオです。日本のアーティストも使用しています。
そしてレコーディング時のスタジオ・エンジニアが「アウディ・キムラ」でした。アルバムのクレジットにも「Engineer: Dean Uyehara & Audy Kimura」と書かれています。

さらに驚くのはアルバム・ジャケットの写真です。
私は行った事がありませんが、夜景の名所「タンタラスの丘」からのホノルル市街地を撮影した夜景です。なんとこの写真はアウディ・キムラが撮影したものです。やはり「Cover Photo: Audy Kimura」とクレジットされています。

アルバムの感想ですが、ハワイアンAORというか、やはりマッキー・フェアリーのサウンドで心地よく、昼はもちろんですが、ジャケットのイメージからも夜に聴いても最適な曲だと思います。

その後のマッキー・フェアリーの足跡は、このバンドでもセカンド・アルバムをリリース後、「Mackey Feary & Nite Life (Macky → Mackey)」とバンド名を改名してまたアルバムをリリースしました。そしてカラパナ再結成への参加などと活動しますが、ドラッグ中毒や、家庭の問題などで1999年に収監先の刑務所で自らの命を絶っています。まだ43歳と言う若さでした。

では「Macky Feary Band」から、「A Million Stars」、「You’re Young」、そしてマッキー・フェアリーといえばこの曲「Kalapana II(邦題:ワイキキの熱い砂)」より名曲、「Juliette (邦題:愛しのジュリエット)」をご紹介します。

Macky Feary Band | A Million Stars
http://www.youtube.com/watch?v=pysZ292OmKY (YouTube)

Macky Feary Band | You’re Young
http://www.youtube.com/watch?v=BwE3-CeV4sU (YouTube)

Kalapana | Juliette
http://www.youtube.com/watch?v=lHrNiEI_WBo  (YouTube)

マッキー・フェアリー・バンド

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このシリーズは、私の大好きなHawaiiのミュージシャンの音楽を紹介いたしましたが、如何でしたでしょうか。
私もですが、多少なりとも皆さんがHawaiiの気分を感じて頂ければと思います。

最後に「Hiro」さんに誘われ、この12月よりこのブログに参加し、「Koji」さん、「Yamazaki」さんとともに投稿を始めました。
不慣れな文章で読みにくいかと思いますが、これからも良い音楽、「Ever Green」な曲、私の大好きな音楽を紹介していきたいと思います。

2012年の投稿は、これが最後になります。
ご覧いただき有難うございました。

年内にご覧の皆様には「良いお年を」、新年にご覧の皆様には「新年おめでとうございます、これからも宜しくお願い致します」

Thanks! “MAHALO”

Hawaiiに行きたい…(2)


Hawaiiに行きたい…(1)の続き

Hawaiiに行きたい…(1)では、アウディ・キムラのレコードとの出会いなどについてご紹介しましたが、続きまして、実際にHawaiiでアウディに会った話をご紹介します。

アウディ・キムラのライブ体験と貴重なカセットテープ

友人達と行った2度目のhawaiiで、とても印象深いことがあり、私はアウディをますます好きになりました。そして、これは私の自慢話でもあります。

私は、夕食を済ませ、友人達とクヒオ通り(観光客で賑やかなカラカウア通りより一本奥の大通り)を歩いていました。
すると、道沿いのお店から何処かで聴いたことがある歌が、アウディの曲が聞こえました。そのお店を覗いてみると、何とアウディ(当時ですのでジャケットと同じ顔)がギター1本だけで弾き語りで歌っていたのです。大変驚きました。
直ぐにお店に入り、途中からでしたがアウディの歌を何曲か聴きました。

最初のステージが終わっても、楽屋がないからなのか、アウディはその場を離れません。私達は近くに居ましたので、私は「日本から来ました。私はあなたのレコードも持っていて大ファンです。まさか生で歌が聴けるとは思いませんでした」などと話しかけました。
すると、アウディから、あと1回ステージがあると教えてもらいましたので、私は大好きな「Mellow Kind Of Love」リクエストをしました。
そして、アウディは2回目のステージで、「日本から私のファンが来てくれたので、リクエストに応えます」と言い「Mellow Kind Of Love」を歌ってくれて、その他にカヴァー曲や「Looking for “the Good Life”」からも何曲か歌いました。40分程のステージでしたが、アウディの歌を気持ちよく楽しむ事ができました。
ステージが終わり、リクエスト曲を歌ってくれたお礼にビールをオーダーすると、日本語で「アリガトウ」と返して頂きました。

なお、この時のステージは、たまたま持ち合わせていた録音出来るウォークマンで、カセットテープに録音しました。当時はYouTubeもなく、どこかにアップロードされる心配がないし、また録音機の性能も低く、ステージを録音することについて快諾していただけました。

その後、このカセットテープは友人に貸してしまい、また貸した事すら忘れていたため、長らく聴く事が出来なかったのですが、久しぶりにその友人と話す機会があり、「アウディの歌を録音したカセットテープを借りたままでした。今度返します」ということになり、25年ぶりに手元に戻りました。
このカセットテープを再生すると、久しぶりに聴きましたが、多少お店の雑音はあるものの、録音の状態は上々で、その時の事を思い出して、年甲斐も無く涙が流れてしまいました。とても良い思い出です。

アウディ・キムラについてのご紹介はこれで終わりますが、最後にアルバム「Looking for “the Good Life”」から、やはりお勧めの「Summer」、「Seabird」の2曲をご紹介します。 何れもあの時のステージで歌われました。

Audy Kimura | Summer
http://www.youtube.com/watch?v=7SDvCer-yGw (YouTube)

Audy Kimura | Seabird
http://www.youtube.com/watch?v=M8Or_XDlNYc (YouTube)

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アウディさんありがとうございました。 今でも大ファンです。

Hawaiiに行きたい…(3)へ続く

シタールとノルウェイの森(3)


シタールとノルウェイの森(2)の続き

シタールとノルウェイの森(2)の最後で聞いていただいた「はっぴいえんど|風をあつめて」は、アルバム「風街ろまん」に収録されています。これは、「はっぴいえんど」のセカンドアルバムとして1971年にリリースされました。

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このアルバムに細野晴臣に誘われてミキサーとして参加したのが、東芝音楽工業(当時、後に東芝EMI、現EMIミュージック・ジャパン)を退社した直後の「吉野金次 (1948年、東京生れ)」でした。
伝説のレコーディング・エンジニア、プロデューサーである吉野金次の、フリー初仕事でした。
吉野が東芝音楽工業(録音部)を解雇に近い形で辞めた直接の原因は、ザ・ランチャーズにいた喜多嶋修との匿名ユニットで活動していたことに起因するようです。
ザ・ランチャーズは加山雄三のバンドとして有名ですが、その従弟の喜多嶋は女優:喜多嶋舞の父です。また、妻は元女優の内藤洋子です。彼女は「白馬のルンナ」という曲と共に、私の記憶に残っています。

そんな吉野金次は、先の(1)で紹介したビートルズのアルバム「Rubber Soul」を含めて、殆どのビートルズのアルバムをプロデュースした、ジョージ・マーチン(Sir George Henry Martin,1926年-)の影響を強く受けたそうです。
ビートルズの音楽に強い影響を与えたといわれるジョージ・マーチンは、イギリスでナイトの称号を受けており、「5人目のビートルズ」と呼ばれます。この表現は、元マネージャーのブライアン・エプスタインなど他の人にも使われますが、彼もその一人です。

さて吉野金次の足跡ですが、日本におけるフォークやロックの黎明期の頃から、音楽のジャンルに囚われず、J-POP、歌謡曲、そしてクラシックまで幅広く携わり、数々の名盤を世に送り出しました。『素晴らしい音楽は素晴らしい』を実践し、日本の音楽界の至宝とも言える人だと思います。

先のジョージ・マーチンは、プロデュース業を専門し、録音などは他のスタッフを使っていたと思いますが、当時、分業制の進んでいなかった日本の音楽業界では、幅広く活躍する吉野の役割は大きかったと思います。

今回は、彼の関わった一つひとつの作品には触れません。秘蔵のアルバムのクレジットに、「吉野金次」探すのも一興かと思います。CDやLP盤のアルバム購入の魅力は、そのリーフレットも重要な楽しみの一つです。最近は簡単な物も増え、その楽しみは減りましたが。

そんな彼は2006年に脳梗塞で倒れました。
その復帰を願うチャリティ・コンサートが、矢野顕子、細野晴臣の提唱で、佐野元春、大貫妙子、友部正人、ゆず等が参加して行われました。そのコンサートの様子は「音楽のちから ~吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」としてDVD化されています。

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そして、吉野金次がミキサーとして復帰したのが、「矢野顕子|音楽堂」の10年振りの弾き語りアルバムのレコーディングとなりました。2009年夏に、彼の提唱した「神奈川県立音楽堂」で、5日間1発録りプロジェクトです。

矢野顕子「音楽堂」トレイラー(Long Version)
http://www.youtube.com/watch?v=ITb7s2GnYJo (YouTube)

「コンビニで才能売ってないかな?」と言いつつ、必死に音作りをする矢野と、最後に車椅子の不自由な体で漸く「OKマーク」を出す吉野など、二人の交流プロセスを描く短編映像です。詳しくは、「矢野顕子の音楽堂」公式サイトを参照下さい。

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そんな「ハッピーエンド|風街ろまん」の時代から約30年後のボストンに、吉野金次を「日本の宝」と崇拝する若者が、バークリー音楽大学で学びました。 当ブログでRecommendationしている”monolog”こと、”Yuki Monolog Kanesaka(1981年、千葉県生れ)”です。
幼少の頃、忍者ハットリくんに憧れ、彼の母親の「忍者になるためには、ピアノのレッスンが必要だよ」という言葉で、ピアノ教室に通いだしたのが、音楽を志す第一歩でした。
バークリー卒業後もボストンに留まり、忍者(音楽)修行を未だに続けているようです。 そんな彼が、今年11月28日にmonolog名義でリリースしたアルバムが「monolog|Re:Live – JAZZ meets HIP HOP CLASSICS-」です。 打ち込みやサンプリングを使わず、100%「生音一発録り」の「オーガニックな音の世界」を確かめてみて下さい。

そのクレジットの一部を紹介します。彼の「こだわり」の一端が見えてくるかも知れません。他の隠された秘密等は彼のTwitter(@yukikanesaka)に委ねます。

monolog as known as Yuki Kanesaka plays
Drums set&percussion,Electric Bass&Electric Upright bass,
Electric Piano,Clavinet,Synthesizer,Grand Piano,Organ&Melodica,
Electric&Acoustic Guitar,
Alto Saxophone,Turn Table&Disco Mixer,Vibraphone,Voice
Vocalists Shakyma Horacius,#1,4,8,  OJ Matori#3,4,5,9,12, Saucy Lady#11
Piano Tuning:Fred Mudge
Microphone set up and signal pass setting:Matt Hayes
Recording operation:Yuki Ohnishi
Produced,Arranged,Recorded and Mixed by Yuki Kanesaka
at Komugiko Studio Boston,MA,USA
Over dub recorded at Wellspring sound,Acton,MA,USA
Mastring by Tom Waltz at Waltz Mastering,Watertown MA,USA

その彼のスタジオのあるボストンのニューベリー・ストリート(Newbury St.)の風景をご覧ください。原宿の表参道のような場所で、ボストンで一番のお洒落な通りです。

IMG_1406 IMG_1402

最後に、このシリーズのきっかけとなった、ラヴィ・シャンカール氏のご冥福を祈り、このシリーズを一旦終わりといたします。

Hawaiiに行きたい…(1)


年末年始をどうお過ごしでしょうか?
年末年始は海外、それも「Hawaii」という方もいらっしゃるかと思います。
「私も、毎年!」と言いたいところですが、最後にHawaiiに行ったのは20年近く前のことです。すっかり変わってしまったことだと思います。

このシリーズでは、大好きなHawaiiのアーティストの中でも特にお勧め2組のミュージシャンご紹介します。

最初に紹介するのは、ハワイアンAORのシンガー・ソング・ライター「アウディ・キムラ(Audy Kimura)」です。

アウディ・キムラとの出会い、レコード、CDのジャケットにもなった「ワイランド」の壁画

アウディの音楽との出会いは、今から30年ほど前の事です。

たまたま入った渋谷の輸入レコード店で、壁一面にHawaiiのアーティストのレコードが飾られていました。当時Hawaiiのアーティストがブームがあったのか?
MAHALO_AK_PICその中の1枚がアウディ・キムラのデビュー作「Looking for “the Good Life”(’83)」でした。
ジャケットは、東洋系男性の顔のアップで「うーん?」と思いつつも、お店のお勧めと言う事で購入して帰り、早速レコードに針を落としました。すると、1曲目から「何だ! 何て美しい曲なんだ!」と聴き入ってしまい、その日に何回聞いたか覚えられないほど、繰り返して聞きました。一発で気にいりました。

アウディ・キムラは、1950年生まれで、ジャケット写真からもお判りのように日系3世です。
ハイスクールの頃からバンド活動を始め、大学はアメリカ本土の大学に進みますが、Hawaiiに戻りハワイ大学を卒業します。卒業後は、昼間はフリーでコンサルタントの仕事をしながら、夜はクラブなどでバンド活動をしていました。
その後、多くの日本人アーティストも使用した地元のレコーディング・スタジオのエンジニアになります。そこで自作のデモ・テープがスタジオ関係者に気に入られ、アルバムを作成して、レコード・デビューしました。
なお、このスタジオでの仕事については、次に紹介するグループと関係があります。

デビュー作「Looking for “the Good Life”」は評判が良く、このアルバムからシングル・カットされたファースト・シングル「Lovers & Friends」は、日本でも流行した地元FM局「KIKI」のヒット・チャートNo. 1を連続して獲得しました。
アルバムは、Hawaiiのグラミー賞といわれる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で、コンテンポラリー・アルバム・アワードなどを獲得し、アウディの人気、知名度は高まり、Hawaiiで大成功しました。

アルバムは5枚リリースされています。
オリジナルは3枚あり、その他に、1枚はタイトルは違いますがアメリカでのリリース盤です。これは日本盤の3枚目と同じ内容です。もう1枚は、2枚目と3枚目のオリジナルアルバムのベスト盤で、日本のみでリリースされました。
また、アルバム「Looking for “the Good Life”」は、CDだけでもジャケットを変え何種類もリリースされました。その内の1枚はくじらの絵をバックにアウディを写したジャケットで、私もアウディと同じポーズで写真を撮ろうと撮影現場を訪れましたが、その絵の大きさ、ビル全面に書かれた絵に、大変驚きました。
その当時のビルの写真をご覧ください。

MAHALO_HAWAII_panorama2

この壁画は、マリンアートで有名な「クリスチャン・ラッセン(Christian Lassen)」と双璧の「ワイランド(Wyland)」が描きました。
当時この場所は観光名所になりました。私は今も、この絵がプリントされたTシャツを記念に持っています。

尚、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私がこの写真を撮影した駐車場は、数年後に「ハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキ(Hawaii Prince Hotel Waikiki)」となりました。
私も現地に久しく行っていないので、このブログを書くにあたり、Google マップの ストリートビューで確認したところ、当時の壁画のすぐ近くまでホテルの建物になり、あの壁もクリーム色で塗り消されていました。
ジャケットにも使われた思い出の風景だけに、非常に残念です。

では、ここで「Looking for “the Good Life”」から、一番大好きな「Mellow Kind Of Love」と、ファースト・シングル「Lovers & Friends」をご紹介します。

Audy Kimura | Mellow Kind Of Love
http://www.youtube.com/watch?v=Swv7hTmOHLw (YouTube)

Audy Kimura | Lovers & Friends
http://www.youtube.com/watch?v=EGPNkLOLD-c (YouTube)

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Hawaiiに行きたい…(2)へ続く

シタールとノルウェイの森(2)


シタールとノルウェイの森(1)の続き

ビートルズの「ノルウェイの森」は、シタールが使われています。この曲にシタールを持ち込んだのは、故ジョージ・ハリスンといわれています。ジョージはビートルズ時代にインド音楽に傾倒し、ラヴィ・シャンカールに師事しました。ラヴィとジョージの二人の交流は大変有名です。

この曲でシタールを弾いているのはジョージですが、作詞と作曲はレノン=マッカートニー名義(作風はジョン・レノン?)になっています。シタールが効果的に使われた、いわばフォーク・ロックの名曲です。
ラヴィが影響を与えた最初のラーガ・ロック(インドの音楽や楽器を取り入れたロック)はこの曲といわれています。ただし別の説もあります。ラーガ・ロックの諸説は、また別の機会に紹介します。

さて、当時のビートルズの映像を紹介します。残念ながら、ジョージがシタールを演奏する様子はありません。

The Beatles|Norwegian Wood
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=N3cUejOltsA (YouTube)

前回、予告編を紹介した映画「ノルウェイの森」ですが、原作は村上春樹の同名の小説です。

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単行本の装丁は作者本人による「クリスマスカラー(赤と緑)」を使ったものだそうです。文庫本も同様ですので、この季節に如何でしょうか。

べトナム系フランス人のトラン・アン・ユン脚本・監督で映画化され、2010年に公開されました。
公式サイトがありますので、主題歌を含めて確認してみて下さい。
私は今年になってから、見ました。因みに、非常に懐かしい響きのある「映倫」のPG12指定です。

原作者の村上春樹(1949年、京都生れ兵庫県育ち)は、今や世界的ベストセラー作家です。今年のノーベル文学賞の最有力候補になり、ブックメーカーのオッズでも2倍という大本命でしたが、残念ながら受賞を逃しました。
彼は早稲田大学卒業後、一時期ジャズ喫茶を経営していたこともあります。この辺の話題も、別の機会に触れてみたいと思います。

小説「ノルウェイの森」の冒頭は、37歳の主人公の僕=ワタナベ・トオルが、ドイツに降り立つ飛行機の中で聞いたビートルズ「ノルウェイの森」により、高校時代の同級生、直子のことを思い出し、取り乱す場面から始まります。
1968~69年頃の時代背景をベースに、主人公の20歳になる前の複雑に揺れ動く心象風景と、複雑な恋愛感情が綴られて行きます。

ビートルズの「ノルウェイの森」の原題「Norwegian Wood」は、単に森を指すのではなく、英国の安アパートに良く使われている「ノルウェイ産の木材を使った家具」とのことで、その詩の内容も結構意味深なようです。
主人公が暮らした、当時の学生寮やアパートと妙に符合してくるようにも思えます。当初、村上はこの「ノルウェイの森」というタイトルが気に入らなかったようですが、そんな所に原因があるのかも知れません。

映画「ノルウェイの森」は、主人公のワタナベ(松山ケンイチ)、その神戸の高校生時代の同級生直子(菊池凛子)を中心に、東京の大学へ入学後の二人の微妙な関係と、精神的に破綻の生じた直子の京都の療養先とその周辺を舞台に描かれています。
学生運動の激しかった頃、当時の東京の大学キャンパスとその周辺の風景、そして直子の療養先と緑の多い高原(森)の情景が走馬灯のように駆け巡る様が印象的です。

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監督が漸く探し出したロケ地は兵庫県神河町の高原や兵庫県香美町の香住海岸です。これらの情景は非常に印象深く、見終わった後も残像のように残ります。
そして、その施設で直子と一緒に療養生活を送っている、元ピアノ教師レイコがギターを弾きながら、ビートルズの「ノルウェイ森」を歌うシーンも印象的です。
最後に、「風を映像として捉えたような」森の風景が、何故か深く心に残りました。

そんな映画「ノルウェイの森」には、大学教授役で糸井重里(1948年生れ)、ワタナベのバイト先のレコード店の店主役で細野晴臣(1947年生れ)、直子の療養所の寮の門番役で高橋幸宏(1952年生れ、別名:高橋ユキヒロ)が出演しています。
原作者の村上そして主人公のワタナベと同世代、この映画で描かれている1969年前後に学生生活を送り、同じ時代を共有していた人達で集結しているのが象徴的でした。
その世代の人達が、当時の記憶を呼び戻しながら観てみるのも良いかも知れません。

その細野は、日本におけるロックの先駆的バンド「はっぴいえんど」を1969年に結成しました。細野晴臣作曲(作詞:松本隆)の「風を集めて」をお聴き下さい。映画「ノルウェイの森」の1シーンと妙にオーバーラップしました。

はっぴいえんど|風をあつめて
http://www.youtube.com/watch?hl=ja&v=7QX1w_PazZU&gl=JP (YouTube)

シタールとノルウェイの森(3)へ続く

マイ・フェイバリット・クリスマスソング10選 2012


当ブログメンバーによるクリスマスソング10選です。独断と偏見ですが...。

山下達郎 | クリスマス・イブ
JR東海のコマーシャル映像の良さとともに。年を重ねても、心の片隅にあるこんな恋をしたいという気持ちです。<Hiro>
私も好きです。<Koji>
今でもシングル・LPレコード(ピクチャー)を持って聞いています。宝物です。<MAHALO>
Me, too!<Yamazaki>
http://www.youtube.com/watch?v=wnWd4e3_Wm8 (YouTube)

マライア・キャリー(Mariah Carey) | 恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)
この曲の「乗り」と歌のうまさはマライアならでは。<Hiro>
私も1票。<Koji>
http://www.youtube.com/watch?v=MB2N-uEaDQ0 (YouTube)

松任谷由実 | 恋人はサンタクロース
やはりこの時期のカラオケはこれでしょうか。<Koji>
メロディーもですが、なんといっても間奏のギターソロが私の大好きな「松原正樹」です。<MAHALO>
http://www.youtube.com/watch?v=4m9Q6EfxQdY (YouTube)

稲垣潤一 | クリスマスキャロルの頃には
こちらも、この時期のカラオケ向けです。<Koji>
I like it.<Yamazaki>
http://www.youtube.com/watch?v=aT4iDWb09vo (YouTube)

甲斐バンド | 安奈
男の、恋人へのひそかな想い。<Hiro>
http://www.youtube.com/watch?v=wAAtHy54R9E (YouTube)

ワム!(Whram!) | ラスト・クリスマス(Last Christmas)
定番中の定番です。外せません。<Koji>
http://www.youtube.com/watch?v=E8gmARGvPlI (YouTube)

竹内まりや | ロンリー・ウーマン
女の、かなわない恋への想い。<Hiro>
http://www.youtube.com/watch?v=EmBnLrQJUNo (YouTube)

坂本龍一 | 戦場のメリークリスマス(Merry Christmas Mr. Lawrence)
映画のラストシーンとセットです。<Koji>
http://www.youtube.com/watch?v=JWx8o5FI-Us (YouTube)

讃美歌109番 | 清しこの夜
何十年も聴き続けている曲です。<Hiro>
http://www.youtube.com/watch?v=4puLybRGSAw (YouTube)

ジョン・レノン(John Lennon) | ハッピー・クリスマス(Happy Xmas)
他にも、ビートルズのX’mas Songはありますが、やはりレノンのこの曲が好きです。<Koji>

皆様、Happy Xmasを、お過ごしください。(編集長)

「Ever Green」な曲を私も


「Hiro」さんのEver Green」な曲を拝見しました。音楽による心の安らぎについては私も同じ気持ちです。

私も音楽を聴き始めてから今日まで、良い時も悪い時もあり、色々な経験をし、多くの思い出があります。これまで、音楽を聴いてどれだけ安らげたか、助けられたか知れません。

「音楽」と書くように、音を楽しむ、音が楽しさを与えてくれる、それが音楽の良さだと思っています。これからも色々な事があるとは思いますが、心の安らぎとしても音楽を聞き続け、楽しんで行きたいと思います。

さて、このブログを書き始めて、私にとって「Ever Green」な曲は何だろうと思った時、真っ先に思い出したのがこの曲です。
ニール・セダカ(Neil Sedaka) | 雨に微笑みを(Laughter In The Rain)
http://www.youtube.com/watch?v=VCusyLPrFCo  (YouTube)

 

Laughter in the Rain

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なぜこの曲だったのか、私が大好きなフュージョンでもなくロックでもなく、ましてやニール・セダカが活躍したオールディーズと呼ばれる時代の曲は殆ど聴かない私ですが、真っ先に思い出したのがこの曲でした。

この曲は1974年に全米ヒット・チャートNo.1を獲得した大ヒット曲です。
一般的にオールディーズ呼ばれる時代から、新しい時代の音楽を迎え、一時的にニール・セダカの人気が低迷しましたが、この曲により再度復活しました。

この曲の思い出は、私が長年勤めていた会社の本社への出張の時に遡ります。
本社はアメリカのサン・フランシスコから1時間程、西下する所にありました。
何回か行きましたが、一番最初の出張の時、それまで、左ハンドルと右車線の運転経験はHawaiiで何度かあるものの、本土での運転は初めてす。
地図を頼りに初めて走る道、ハイウェイだというのに曲がりくねった山越えの道、ましてや空港に到着したのが夜でした。本当に無事に着けるのかと、不安と緊張だらけでしたが、その時に掛けたラジオから流れた曲がこの曲でした。この曲は知っていましたが、この曲が流れてきてからの運転は不安など一気に吹っ飛び、運転も楽しくなり、無事に目的地に着く事が出来ました。
些細な話しではありますが、今でもよく思い出してはこの曲を聞きます。音楽による心の安らぎを痛感した1曲でした。

思い出の曲をもう1曲、ご紹介します。
Music Magic | One Man Lady
http://www.youtube.com/watch?v=K5ByDB0TPh4 (YouTube)

One Man Lady

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MAHALO_MM_PICMusic MagicはHawaiiで活動したフュージョン、AOR系のグループです。やはりHawaii出身のシーウィンド(Seawind)とともに良く聞いています。
このグループは既に解散してしまいましたが、2枚のアルバムをリリースし、この曲は2ndアルバム「One Man Lady」に収録され、日本盤も発売されました。
日本盤はジャケットは変更され、曲順もこの曲が1曲目に入れ替えられて、アルバムのメイン曲として扱われました。
また、このグループ名の由来は、「Hiro」さんが「Ever Green」な曲で紹介した「チック・コリア」が結成した「リターン・トゥ・フォーエヴァー」が、1977年にリリースした「Musicmagic」というアルバム名だそうです。 色々と、音楽って結びつくものですね。

フュージョン、AOR系とジャンルが狭く「Ever Green」な曲なの?と思われるかもしれませんが、初めて聴く方にもお勧めの曲です。

この曲の思い出ですが、私はこのバンド名を掲げたお店を仕事にしていました。
仕事と言っても私の好きな曲を聴いて楽しんで頂く場所であり、半ば自己満足の仕事でしたが、これをきっかけに新しい友人とたくさんの交流ができ、今でもその付き合いを大切にしています。
しばしば、どうして「Music Magic」なの?と聞かれる事がありましたが、「このグループ名が由来です」と答えては、よく聴いて頂きました。

「Ever Green」な曲は、私が聴いてきた曲にも勧めしたい曲が多くあります。
これからも、アーティストの紹介、そして曲の紹介を、このブログにて紹介してまいります。

シタールとノルウェイの森(1)


先日、シタール(Sitar)奏者のラヴィ・シャンカール(Ravi Shankar,1920-2012年)の訃報に接しました。
インドの伝統的民族楽器であるシタールとラヴィ・シャンカールを知ったのは、60年代のロック音楽が最初だったと思います。
今では、娘のジャズ歌手ノラ・ジョーンズ(Norah Jones、本名:Geethali Norah Jones Shankar、1979年- )の父としての方が有名かも知れません。ノラの生年から計算すると59歳の時の子供ということになります。
異母妹は父と同じシタール奏者アヌーシュカ・シャンカール(Anoushka Shankar、1981年-)で、ラヴィの血を引くインド系美人姉妹のノラとアヌシャカによる「Easy」は必聴(必見)です。シタールの独特な響きと、見事に調和したノラの透き通る歌声をご堪能ください。

Norah Jones Anoushk Shankar & Karsh Kale|Easy http://www.youtube.com/watch?v=56_UKBylLbE (YouTube)

そんなノラのデビュー・アルバム「Norah Jones|Come Away With Me、邦題:ノラ・ジョーンズ」は2002年に発売され、2003年度のグラミー賞総なめにし、未だに売れている伝説的なアルバムです。お薦めなのはAmazonで買えるImport盤です。驚いたことに、「Amazonベストセラーランキング」のフュージョン部門1位を未だに継続しています。
国内盤に対して格安で購入できる、Import盤を探すのもAmazonの魅力でもありますが、日本の流通構造に対する疑問も残ります。

Come Away With Me

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ノラが総なめにしたグラミー賞ですが、ラヴィ・シャンカールも3度受賞しています。更に、来年のグラミー賞で「生涯功績賞」の受賞が決まっているそうです。
その彼の奏でるシタールの音色は、一種の伝説とも言えます。60年代のロックシーンに偉大な影響を与えたと云われる、当時のラヴィがシタールを演奏する貴重な映像を紹介します。

Ravi Shankar & Alla Rakha|Evening Raga (Live at Woodstock) http://www.youtube.com/watch?v=7cSo5ZbyH38 (YouTube)

これもインドの民族楽器タブラ(tabla)との競演です。この動画は1969年8月にニューヨーク州サリバン郡で3日間に渡って行われた、ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)の時の映像と思われます。入場者数は40万人以上を集め、ヒッピー時代の象徴と云われる、伝説的な野外のロックを中心としたコンサート(集会)でした。
そのドキュメンタリー映画のDVD「ディレクターズカット ウッドストック~愛と平和と音楽の3日間」を見返しました。両面224分でジョーン・バエズ、ザ・フー、サンタナ、ジミ・ヘンドリックス等の演奏はありましたが、ラヴィの演奏は見事な程、すべてカットされていました。確か、初日の15日に演奏した筈です。そこで、この映画版とは別の、2009年発売「Woodstock Diary 1969[DVD] [Import]」の収録内容を調べてみました。こちらには、ラヴィの演奏シーンもあるようなので、それが元映像だと思います。

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そんなラヴィが世界の音楽シーンなどに偉大な足跡を残したかは、この度の訃報に際し、世界中の著名人から追悼のメッセージが寄せられていることでも伺い知れます。

そして私の中のインドのイメージは、インド=カレー&シタール(=ラヴィ・シャンカール)といった感じで長く残っていました。
何故そうなったのかは定かではありませんが、1965年12月に発売されたアルバム「ビートルズ(The Beatles)|Rubber Soul」の中の1曲「 Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」に起因すると思われます。「ノルウェイの森」です。
今年11月にアナログLP盤が、「The Beatles|Rubber Soul [12 inch Analog] 」として復刻されました。録音技術が飛躍的進歩を遂げた時期に収録されたリマスター盤です。シタールを始め、様々な楽器も実験的に取り入れた、ビートルズ中期の名盤と思います。
最近は出番も減ったターンテーブルに、このレコードを載せて恐る恐る針を置いてみて下さい。その時代の情景がくっきりと蘇るかも知れません。

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その曲が主題歌として、そして重要な役割を担う、映画「ノルウェイの森」予告編をもって「シタールとノルウェイの森(2)」へ続きます。

映画「ノルウェイの森」予告編

シタールとノルウェイの森(2)」へ続く