カテゴリー別アーカイブ: ロック

キング・オブ・ロックンロール「エルヴィス・プレスリー」


フランク・シナトラ(Frank Sinatra)とともに同時代の米国を代表する大物ロック歌手は、やはり、「エルヴィス・プレスリー」(Elvis Presley)です。

私のプレスリーの記憶で、強く印象に残っているのは「アン=マーグレット」(Ann-Margret)と共演した映画「ラスベガス万才」を観た時だったように思います。
もちろん、それ以前、1950年代からすでにプレスリーは活躍しており、日本でも、小坂一也、平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎がカバーして、「ザ・ヒットパレード」などのTV番組で歌っていたように記憶しています。
ただ、プレスリー本人については、やはり、アン=マーグレットとの共演からでした。
ですので、どちらかというと、アン=マーグレットの美しくしさ、キュートさに圧倒的に魅かれ、憧れていました。 「ラスベガス万才」では二人が歌うシーンが多くありますがが、ダンスでもセクシーなアン=マーグレットのダンスが本当に印象に残り、プレスリーの印象は隠れてしまっていました。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)|ラスベガス万才 (Viva Las Vegas)
https://www.youtube.com/watch?v=4eUjJA-dXmM (YouTube)

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実は、本ブログでたびたび名前が出てきます「はっぴえんど」の「大滝詠一」と、また、「一発屋」の色濃い「P・F・スローン」(P.F.Sloan)が、このエルヴィス・プレスリーとつながっています。

実は、スローンは、エルヴィス・マニアと言われるくらいプレスリーの大ファンだったようです。
スローンが12歳の時にギターを買おうと立ち寄った ロサンゼルスのサンセット通りにあるミュージックストアーで音楽誌を立ち読みをしていたところ、店内で プレスリーと運命的な出会いをしたとの事です。スローンはプレスリーにギターレッスンを嘆願し、プレスリーはそれに同意して、彼にギターの指導をしてあげ、さらにプレスリーは直接、ギターもスローンにあげたとの事です。(事実かどうか確かめようがありませんが)
確かに、スローンの「孤独の世界(From A Distance)」などのレコードジャケットの写真は、髪型、コスチュームなど、プレスリーっぽい感じがありました。

そして、さらに、スローンの「孤独の世界」という曲は、大滝詠一の十八番の曲だったそうです(今まで全く知りませんでした。)。そして、この曲の歌い方を、プレスリーの歌い方にまねたとの事です。

P・F・スローン(P.F.Sloan)|孤独の世界(From A Distance)
https://www.youtube.com/watch?v=BNC0QkWXEEQ (YouTube)

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何といっても、プレスリーと言えば、「ラブ・ミー・テンダー」(Love Me Tender)です。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)|ラブ・ミー・テンダー(Love Me Tender)
https://www.youtube.com/watch?v=46zzW2C47Eo (YouTube)

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ラブ・ミー・テンダーは、1956年のプレスリー自身出演の映画「ラヴ・ミー・テンダー」で歌われた曲で、プレスリーにとって、始めての大ヒット曲(シングルとして百万枚突破)でした。  1956年、プレスリーは「エド・サリバン・ショー」に初出演し、この「ラブ・ミー・テンダーを歌っています。この「エド・サリバンショー」で歌った事が、大ヒットの要因の一つだったとも言われています。

そして、バラードの愛の歌で、1961年にリリースされた「好きにならずにいられない」(Can’t Help Falling In Love )もプレスリーの代表曲の一つです。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)|好きにならずにいられない(Can’t Help Falling In Love )
https://www.youtube.com/watch?v=5V430M59Yn8 (YouTube)

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好きにならずにいられないは、映画「ブルー・ハワイ」の挿入歌です。
映画の撮影はカウアイ島の「ココ・パームスホテル」で行われ、結婚式シーンで歌われました。
ちなみに、このホテルは1953年のオープンでカウアイ島で一番古いホテルだそうです。
1992年のハリケーン直撃で壊滅的打撃を受け休館状態でした。今年(2017年)「ハイアット・ホテル&リゾート」が再建し、完成予定との事です。プレスリーもきっと喜んでいることと思います。

エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)は「キング・オブ・ロックンロール」とよばれ、20世紀を代表する偉大な歌手だと思います。

新世代オルタナティヴ「The 1975」「Swim Deep」


最近、たまたまですが、「オルタナティヴ・ロック」という言葉を知りました。ある友人から、「The 1975」(ザ・ナインティーン・セヴンティファイヴ)と「Swim Deep」(スウィム・ディープ)というバンドを紹介され聴いてみましたら、中々良い感じで、興味を持ちました。

オルタナティヴ・ロック(Alternative Rock)は、ロックの一ジャンルである。日本ではオルタナティヴ、オルタナと略称されることが多い。
オルタナティヴ(Alternative)とは、「もうひとつの選択、代わりとなる、異質な、型にはまらない」という意味の英語の形容詞。現在の商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない普遍的なものを追い求める精神や、前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことである。
ジャンル全体の傾向としては、1980年代の米メジャーシーンの音楽への反発からくる1970年代以前のロックへの参照・回帰・昇華(音楽的のみならず、思想的にも)を志向しており、直接的には1980年代のインディー・ロックの流れを汲む。

ウィキペディア日本語版

私には、全くなじみがありませんでした。
しかしながら、この「The 1975」の「Girls」を聴いた時、「良い曲だな」と感じ、覚えやすい曲として心地よく聴けました。

The 1975」は、イギリスのマンチェスター出身のオルタナティヴ・ロックバンドです。
デビューアルバム、2013年発売「The 1975」はUKチャートで初登場1位を記録しています。

The 1975|Girls(ガールズ)
https://www.youtube.com/watch?v=QkubQCI4Fxo (YouTube)

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「Girls」は、メロディができた時、歌詞とボーカルは無かったとの事です。何かインスピレーションとかインスパイアされて曲ができた訳ではなく、書いては直し、直しては書くという繰り返しの中で完成させた曲との事です。

歌詞は、「子猫のように自由気ままに生きる女の子を、なかなかうまく扱えません。何度も注意しますが・・・その度に彼女にするりとかわされ、まあいいいか」と…。

The 1975|チョコレート(chocolate)
https://www.youtube.com/watch?v=FfBKqaVk2Co (YouTube)

The 1975|セトル・ダウン(settle down)
https://www.youtube.com/watch?v=BsYE078RQCI (YouTube)

なども面白いです。

そして、2月26日に、「I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It」(君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。)という長いタイトルのアルバムをリリースしています。

君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。

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この「The 1975」のサポートアクトとして、2014年2月に来日したバンドが「Swim Deep」。イギリス・バーミンガム出身。2014年1月にリリースされたデビューアルバム「Where the Heaven Are We」(ホウェア・ザ・ヘヴン・アー・ウィー)です。

Swim Deep|ハニー(Honey)
https://www.youtube.com/watch?v=P49qiSnA_nw (YouTube)

Swim Deep|ザ・シー(The Sea)
https://www.youtube.com/watch?v=sG38MzBZGeo (YouTube)

ホウェア・ザ・ヘヴン・アー・ウィー

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ともに、ふわふわ感の漂う感じの曲で、色で言うならば、パステル・カラー。何か、80年代のサイケなポップを思い浮かべてしまいます。懐かしいさを感じ、安らぎを感じる不思議な曲です。

キース・エマーソンを偲んで「ナット・ロッカー」「タルカス」


キース・エマーソン Mari Kawaguchi - 投稿者自身による作品

キース・エマーソン Mari Kawaguchi – 投稿者自身による作品

この4月14日~19日に予定されていた、イギリス出身のシンセサイザー奏者 キース・エマーソンKeith Emerson、1944年 – 2016年)による日本公演(ビルボードライブ大阪iconビルボードライブ東京icon)は、彼の突然の死によって中止となりました。

エマーソン、レイク&パーマーのキース・エマーソンが死去 (amass.jp)

日本公演について語る生前のキース・エマーソンの映像が残っています。
彼の代名詞と云える特大のモジュラーシステムの持ち込みも予定されていたようですが、幻となってしまいました。

Keith Emerson Band Message for Billboard Live Tour 2016
https://www.youtube.com/watch?v=kcbf8qkAIfY (YouTube)

尚、彼の晩年は日本人のパートナー(Mari Kawaguchi)と共にカリフォルニア州ロサンゼルス郡サンタモニカに居住していましたが、遺体の発見者でもある彼女がその死の真相について語っています。

キース・エマーソン、自殺の理由について恋人が語る (NME Japan)

キース・エマーソンと云えばやはり、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Emerson, Lake & Palmer、ELP)としての活動であり、中でも最初に耳にした1971年リリースのライブ盤アルバム「展覧会の絵PICTURES AT AN EXHIBITION)」に収録のナット・ロッカーNut Rocker、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の一曲)が蘇ります。

エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake & Palmer) | ナット・ロッカー(Nut Rocker)
https://www.youtube.com/watch?v=CiRBQ_hSNt0 (YouTube)

Pictures At An Exhibition

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クラシック音楽に傾倒した音楽性やその演奏スタイルは特に惹きつけられる要素でした。
1971年のアルバム「タルカス」(Tarkus)を演奏する彼らのライブ映像があります。特にキーボード群に囲まれたキース・エマーソンに注目して下さい。

エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake & Palmer) | タルカス(Tarkus)
https://www.youtube.com/watch?v=7CDuLFHLgj0 (YouTube)

Tarkus

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突然の死の影響なのか、これらの代表的なアルバムは一時的に欠品となっているようです。

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キース・エマーソンは晩年のパートナーの影響もあるのでしょうが、かなりの親日家でもあったようです。
2011年3月11日の東日本大震災に遭遇した日本に向けて、その励ましに少しでもなればと次の曲を作曲し、同日に録音したこの­ビデオは無料で提供されました。

キース・エマーソン(KEITH EMERSON)|日出ずる国へ(The Land Of Rising Sun)
https://www.youtube.com/watch?v=ABOdm2-rLlw (YouTube)

そして彼が自らの命を絶ったのはそれから5年後の3月11日のことでした。

改めて謹んで、哀悼の意を表します。

「ジャニス・ジョプリン」に憧れた「カルメンマキ」と「金子マリ」


先日、何を観たいということも無く、テレビをつけて観ていたら、たまたま、偶然数週続けて同じ番組を観て、ロック歌手の「金子マリ」それから「カルメン・マキ」がそれぞれ一週ずつ出演していました。大変懐かしく思って観ていました。そして、二人ともに、私には歌ではあまりなじみの無い米国の女性ロック歌手、もちろん名前は大変よく聞いた、「ジャニス・ジョプリン」が切っ掛けで「ロック」の世界に入ったとの話をしていました。

編集部注:BSジャパン「オン・ザ・ロック!」の7月5日放送分ゲスト金子マリ7月26日放送分ゲスト カルメン・マキの回です。

ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)は、伝説的女性ロックシンガーで、もちろん、私も名前は昔からよく知っていました。1943年1月19日生まれで、1970年10月4日に亡くなっていますので、その人生は30年(27才)にも満たなかった事になります。亡くなった原因は麻薬との事です。

ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)|サマータイム(Summertime)
https://www.youtube.com/watch?v=bn5TNqjuHiU (YouTube)

コズミック・ブルースを歌う

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この「Summertime」は多くのアーティストが「哀愁」を漂わせた、また、「ブルース」の「淡々とした」曲の流れに乗って、子守唄として歌っています。
Jazzの世界ではビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドが歌い、ジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、、ビル・エヴァンス、ゲイリー・バートン、ハービー・ハンコック、ルイ・アームストロングなどなど、多くの有名ジャズプレーヤが歌ったり演奏したりしてスタンダード曲となっています。
そして、このジャニスの「Summertime」は、ブルース独特の歌い方、かすれた声、数ある中でも特に哀愁に満ちた、物悲しい雰囲気を十二分に醸し出しいて、真のブルースとして聴くものを感動させずにはおきません。

「カルメン・マキ」と「金子マリ」二人が「ジャニス・ジョップリン」に影響されて「ロック」の世界に入った、という理由がこの「summertime」を聴いただけで納得がいきます。

私が「カルメン・マキ」を知ったのは、もちろん、1969年リリースの「時には母のない子のように」(作詞:寺山修司、作曲:田中未知)でした。雰囲気と歌唱力、そして歌い方が独特で強く印象に残る曲でした。冒頭のに書いた、テレビ番組の中で、「カルメン・マキ」は、1969年の第20回NHK紅白歌合戦に出場した時、NHKの官僚的運営、マネージの仕方に反発して、そのリハーサルをサボタージュしたと告白していました。反権力的な志向がもともとあったのでしょう。

カルメン・マキ|時には母のない子のように
https://www.youtube.com/watch?v=uHCxfTtUrXE (YouTube)

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そして、「ジャニス・ジョプリン」を聴いて衝撃を受け、1970年にロックへの転向を表明しました。ギタリスト竹田和夫率いるブルース・クリエイションで「カルメン・マキ&ブルース・クリエイション」を発表。女性ロッカーへとイメージ・チェンジをしました。

「金子マリ」は、下北のジャニスといわれ、今も下北沢に住んでいる女性ロックミュージシャンです。
そして、ギターリスト「Char」と組んだ「スモーキー・メディスン」がデビューで、「Char」と出会ったのは、「キャロル」のライブだったとの事です。
当時、エレックレコードに所属していたので、エレックレコードの所属歌手、海援隊、秋吉久美子、古井戸、泉谷しげる、のバックコーラスもいろいろやっていたとの事です。

金子マリ|What’s Going On
https://www.youtube.com/watch?v=Xkkq_nZUGxo (YouTube)

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金子マリ|ジャニス・ジョプリン・メドレー
https://www.youtube.com/watch?v=GIfaoPJ-RHM (YouTube)
さすが、下北の「ジャニス」です!

Char&マキ&マリ | サティスファクション(Satisfuction)
https://www.youtube.com/watch?v=i3eJEFulIRI (YouTube)
1980年のライブです。

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このころ、「ロック」は「加藤和彦&サディスティック・ミカ・バンド」、「クリエイション」、「金子マリ&バックスバニー」など、が日本のロックの1シーンを飾っていました。

そして、この後、「荒井由実」が「ルージュの伝言」をヒットさせ、「コバルト・アワー」がブレイクして「ユーミンの時代」、「ニューミュージックの時代」へと移っていきました。

<ベストセラー>ボストン


いろいろなジャンルの「ベストセラー商品トップ10」を紹介するシリーズ。
今回は、待望の35年ぶりの来日ツアー中の「ボストン(Boston)」を取り上げます。

「ボストン」35年ぶりの来日公演(スポーツ報知)

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お気に入りが見つかれば幸いです。

(編集長)

エヴァ・キャシディの軌跡と奇跡(3)~「The Other Side」


エヴァ・キャシディの軌跡と奇跡(2)の続き

今まで紹介したエヴァ・キャシディの曲は、フィギュアスケートのエキシビションで使われたり、彼女の名声を高めた曲と云えます。基本的には有名な曲を彼女流の表現で歌い、それまでの誰とも違う表現力で惹きつけられます。
その歌声の余韻は聴いた後も残り、そのエヴァの世界に暫く浸ることができます。
特に、フォーク調のバラード曲は、そのピュアな歌声と相まって最大の魅力だと思います。多くのフィギュアスケーターに好んで使われるように、伸びやかな声とゆったりとしたスケーティングの演技が良く調和するのではないでしょうか。

エヴァ・キャシディを知る上で1枚だけアルバムを選ぶとしたら、最初に「フィギュアスケートと音楽と(1)」で紹介した2012年リリースの20曲入りベスト盤「The Best of Eva Cassidy」がエヴァ入門用としてはお薦めですが、彼女本来の歌へのアプローチを感じ取るアルバムとして、ライブ盤の「Live at Blues Alley」が個人的にはお気に入りです。

 

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このアルバムの「Amazonレビュー」の一部を紹介しておきます。

1996年1月にジャズクラブ、ブルーズアレイで行われたこのライヴの聴衆をうらやまずにはいられない。エヴァ・キャシディのボーカルには、アレ サ・フランクリンのソウルとビリー・ホリディのくすんだメランコリーとジャニス・ジョプリンの生々しい情熱がひとつに溶けあっている。だが、その声が二度 とレコーディングされることはない。このライヴのあった年の暮れにエヴァは癌で帰らぬ人となった。
・・・・・
エヴァのリリースしたアルバムはわずか4枚しかなく、うち1枚は他の3枚のコンピレーション盤である。そんな彼女の 歌声に病みつきになったリスナーにとって本作はマストアイテムと言える。(Mark Walker, Amazon.co.uk)

1996年1月2日と3日に行われたこのライブこそ、その後の彼女の信奉者に残された貴重な音源となったことは一つの奇跡だったのではないでしょうか。初日の録音は必ずしも満足のいくものではなかったようですが、その映像と併せて生前の彼女を知る貴重な手掛りだと思います。
映像の方はホームビデオで撮影されたと思われるカメラワークですが、彼女の一つの側面を映し出していると思います。未だ、結果的に彼女の命を奪うこととなった病気には気が付いていない頃でした。

アルバムにも収録されたジャズ的アプローチやブルース調の曲の説得力にも触れてみて下さい。

エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy) | チーク・トゥ・チーク(CHEEK TO CHEEK) – Live At Blues Alley
https://www.youtube.com/watch?v=CEDZqsBZgso (YouTube)

エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy) | ストーミー・マンディ(Stormy Monday) – Live at Blues Alley
http://www.youtube.com/watch?v=CIaHrU8Hetk (YouTube)

このアルバムの選曲等にはエヴァ本人も関わったようだが、完璧主義だったと思われる彼女には必ずしも満足がいかず、リリースもためらったようです。しかし、このアルバムのプロモーションの最中であった7月に体調の異変により精密検査の結果、余命数ヶ月の宣告を受け抗癌剤治療を受けるようになったそうです。
保険に加入していなかったエヴァの為に、友人たちが9月に開いたライブでは1曲を歌うのが精一杯だったとのことで、それが人前での最後のパフォーマンスとなりました。その後、メリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス病院に運ばれますが、2ヶ月後に自宅で息を引き取ります。

その後のアルバムは彼女の意図とは別に第三者により手が加えられ、その収録楽曲は必ずしも本人の好みと一致してはいないと思います。
しかし、本人が発表を望まなかった録音もまた未発表音源の一つとしてアルバム化されているようですが、少しでもエヴァの残された歌声に接したいファンにとっては、それもまた一つの楽しみでもあります。

このライブ・アルバムから4年前の1992年に、ゴー・ゴー・サウンドの先駆者チャック・ブラウンCharles Louis “Chuck” Brown、1936年 – 2012年)とのデュエット・アルバム「 The Other Side」がリリースされています。当時は殆ど無名に近いエヴァ・キャシディですが、大御所と対等以上にジャズのナンバーを歌う「別の側面」を見せています。こちらも魅力的です。

チャック・ブラウン & エヴァ・キャシディ(Chuck Brown & Eva Cassidy) | フィーバー(Fever)
http://www.youtube.com/watch?v=MddipQEMbLQ (YouTUbe)

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ある意味、最初にエヴァ・キャシディの魅力を引き出したチャック・ブラウンですが、一昨年にエヴァ・キャシディが運ばれた病院と同じジョンズ・ホプキンス病院で75歳の生涯を閉じています。再び、天国で久方振りにデュエットしているのではないでしょうか。

さて、彼女の未発表音源は本人の想像しない形でひとり歩きしているようですが、1998年に自主制作したLP盤が2002年にCD化されています。20代前半のエヴァがヴォーカルを担当したアルバム「Method Actor」があります。エヴァの遺族からは認められていないようですが、楽しそうに音楽をする彼女の原点があるような気がします。

エヴァ・キャシディ(Eva Cassidy) | ゲッティング・アウト(Getting Out)
http://www.youtube.com/watch?v=Da_bSQb0n1U (YouTube)

Method Actor

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最後に、エヴァ・キャシディのパフォーマンスとなった曲で、彼女の両親に捧げた曲「What A Wonderful World」をお聴き下さい。ブルース・アレイのライブ音源に、グルジア出身でイギリスのシンガーソングライターのケイティ・メルア(Katie Melua、1984年 – )がデュエットしています。1996年の時は未だ11歳ですが、そんな彼女もまたエヴァ・キャシディの信奉者の一人かも知れません。

エヴァ・キャシディ & ケイティ・メルア(Katie Melua & Eva Cassidy) | ワンダフル・ワールド(What A Wonderful World)
https://www.youtube.com/watch?v=cFoXcO8llNI (YouTube)

What a Wonderful World

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日本においてエヴァ・キャシディのアルバムが1枚もリリースされていないのは不思議ですが、彼女の歌声は遙かな時を超えて愛され続けるのではないでしょうか。

Forever Eva!

思い出のドーナツ盤(8)「ティモシー・シュミット」「ニューヨーカーズ」「ミュージック・マジック」


思い出のドーナツ盤(7)の続き

前回はウェスト・コースト・ロックとしてドゥービー・ブラザーズとイーグルスのレコードを紹介しました。
何れもスタジオ・レコーディングでリリースされたアルバムには収録されていない曲であり、レアな音源かと思います。

MAHALO_PIC_TBS今回もイーグルス繋がりとなります。
最初の紹介は、「ティモシー・シュミットTimothy B. Schmit)」の「ソー・マッチ・イン・ラヴ(So Much In Love)」(1982年)です。

ティモシー・シュミットはランディー・マイズナーの後任としてイーグルスに加入したベーシストです。
この2人はミュージシャンとしての活動が似ており、ランディー・マイズナーはウェスト・コーストのグループ「ポコ(Poco)」を脱退しイーグルスに加入しますが、ランディー・マイズナーの後任としてポコに加入したのがティモシー・シュミットでした。
そのランディー・マイズナーも「ホテル・カリフォルニア」を最後にイーグルスを脱退しますが、その後任としてイーグルスに加入したのがポコを脱退したティモシー・シュミットでした。

ティモシーはアルバムはロングランからの参加ですが、大ヒット曲「言いだせなくて(I Can’t Tell You Why)」の歌声でお馴染みかと思います。

イーグルス(EAGLES) | 言いだせなくて(I Can’t Tell You Why)
http://www.youtube.com/watch?v=Nz02If_dooU (YouTube)

また、先に紹介の「ふたりだけのクリスマス」のジャケットにも右隅に映っており、この曲がイーグルスとしての初仕事かと思います。

さて、今回紹介するソー・マッチ・イン・ラヴは、オリジナルは「タイムス(Tymes)」というグループが歌い、1963年6月にBillboardで1位を獲得した大ヒット曲です。

1982年のイーグルス解散後、ソロ活動を開始したティモシー・シュミットですが、映画「初体験リッジモンド・ハイ」のサウンド・トラックとしてレコーディングしたのがこの曲で、アメリカでもヒットとなり、実質的な初のソロ・シングルとも言えます。

多重録音を屈指したア・カペラ・スタイルのこの曲は日本ではパイオニアのミニ・コンポのCMソングとして使用されヒットとなりました。
山下達郎も多重録音によるア・カペラ・アルバム「On The Street Corner 2」でこの曲をカバーしています。

ティモシー・シュミット(Timothy B. Schmit) | ソー・マッチ・イン・ラヴ(So Much In Love)
http://www.youtube.com/watch?v=Q-TRYvuQz-g (YouTube)

その後、ティモシー・シュミットは1984年に「プレイン・イット・クール(Playin It Cool)」でアルバム・デビューとなりますが、このアルバムにも収録されています。
初めてジャケットを見た時の髪の毛の短さに驚きました。

プレイン・イット・クール

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MAHALO_PIC_WL続いての紹介は、今度はパイオイアのCMソング繋がりとなりますが、1980年に「PROJECT A77」という製品のイメージ・ソングとしてシングル盤でリリースされた、「愛のサスペンス(I Believe In You)」です。

この曲も1980年のリリースですのでシングル盤の購入としては遅いほうですが、CDがハード・ソフトとも世に出たのが1982年と、まだレコードの時代でした。

この頃になると聴く音楽もクロスオーバー、フュージョンが中心で、レコードもLP盤で購入することが多かったのですが、この曲はCMソングとしての企画物だったのかシングル盤のみのリリースでした。

曲の良さはもちろんですが、なによりボーカルがニューヨークのトップ・ベーシスト「ウィル・リーWill Lee)」、演奏が「ニューヨーカーズNewyorkers)」という、やはりニューヨークのトップ・ミュージシャンが参加し、当時はブームとはいえ、CMソング1曲でこのメンバーとは、今では考えられないものでした内容でした。

歌と演奏はニューヨークのトップ・ミュージシャンですが、曲はCMソングという事で日本で作られ、何れも亡くなられてしまいましたが、作曲がブルーコメッツの「井上忠夫(大輔)」、作詞が「八木正生」、そして編曲が「鈴木宏昌(コルゲンさん)」と日本のトップ・ミュージシャンによるものです。

また、先日購入したジャンル毎にアーティストやアルバムを紹介するシンコーミュジック・エンタテイメント発行の「ディスク・コレクション」という書籍の「FUSION」編にも、「レア音源”の宝庫、シングル盤&プロモ盤」としてこのレコードが紹介されていました。

フュージョン (ディスク・コレクション)

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ニューヨーカーズ メンバー

  • ウィル・リー: ボーカル、エレクトリック・ベース
  • スティヴ・ガッド: ドラムス
  • マイケル・ブレッカー: テナー・サックス
  • ランディ・ブレッカー: トランペット
  • ジョン・ファディス: トランペット
  • バリー・ロジャース; トロンボーン
  • ウォーレン・バーンハート: キーボード
  • クラッシャー・バネット: パーカッション
  • クリフォード・モリース: ギター、ジョージ・ウェイドゥネアス
  • 松木恒秀: ギター

(ジャケット裏面より)

YouTubeへ曲としての投稿もなく聴いていただくことができないのが出来ないのが残念です。曲は同じ演奏をバックに、A面がウィル・リーのボーカル、B面がインストゥルメンタルとして松木恒秀がメロディーを弾いています。

参考までに、パイオニアCM集という映像があり、当時のCMをご覧いただけます。
「愛のサスペンス」は7分31秒から15秒だけご覧いただけます。短く、音、映像とも良くないことをご了承ください。
また、15分41秒から先に紹介のソー・マッチ・イン・ラヴもあります。

1977~1993パイオニアCM集
http://www.youtube.com/watch?v=hYB-uumFAnE (YouTube)

因みに登場の女性は79年度プレイボーイ誌、No.1プレイ・メイト「ミッシェル・ドレーク」と書かれています。

このレコードは紹介を迷っていたのですが、たまたまワーナーのサイトを見ていると、ワーナーが今年の6月、7月に70年代、80年代のフュージョンの名盤を「FUSION BEST COLLETION 1000」として復刻し販売しますが、何とこの曲がCD化され、このシリーズを3枚購入して応募すると200名に当たるとの事です。

CDとして販売しても聴きたい方は多いかと思うのですが、非売品とは残念です。
まずはCDを3枚購入しなければなりませんが、欲しいCDは何枚かあるものの、200名というのが困りものです。

レコードはCD-Rにしていますのでノイズを我慢して聴く事はできるのですが、是非ともCDで聴いてみたいです。


MAHALO_PIC_MM最後の紹介はウェスト・コーストを離れ大好きなハワイとなりますが、「ミュージック・マジックMusic Magic)」の「ワン・マン・レディ(One Man Lady)」(1981年)です。

この曲は「Ever Green」な曲を私も」でも紹介しましたが、ハワイで活動したフュージョン、AOR系のグループです。

この曲が収録されたアルバムはレコード(輸入盤、国内盤),CDとも購入しましたが、シングル盤がリリースされていると知りませんでした。

10年ほど前の事ですが、千葉県は鴨川に野外コンサートを見に行った時の事でした。
開演まで時間があり市内をブラブラしていると、外観はどう見ても雑貨屋か駄菓子屋といった古いお店でしたが、中を覗いてみるとレコード店でした。

狭い店で壁には演歌歌手のポスターが貼られていたりでしたが、片隅の洋楽コーナーで見つけたのがこのレコードでした。
サーフィンで有名な鴨川ですのでハワイの音楽を置いているのかとも思いましたが、どうみても店の雰囲気からはそれは無いのですが、これを見つけた時は驚き、即購入しました。

アルバムも国内盤は曲順を入れ替えこの曲を1曲目にするなど、私にとって今でもよく聴く「Ever Greenな曲」です。

これからの季節にもピッタリかと思います。

ミュージック・マジック(Music Magic) | ワン・マン・レディ(One Man Lady)
http://www.youtube.com/watch?v=K5ByDB0TPh4 (YouTube)

One Man Lady

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こちらのジャケット写真は、リンク先のAmazon.co.jpで、ご覧いただけます。

今はCDでしか聴いていませんが、このレコードを見ると当時の事を思い出します。
あのお店はどうなったのでしょうか?。

さて、イギリスから始まったこのシリーズですが、一旦、今回で終わりとなります。
まだまだ紹介したい曲も多くあります。邦楽曲もありますので、機会をみてまた紹介したいと思います。

思い出のドーナツ盤(7)「ドゥービー・ブラザーズ」~「イーグルス」


思い出のドーナツ盤(6)の続き

今回はアメリカ、ウェスト・コーストを代表するグループの2曲を紹介します。

最初の紹介は「ドゥービー・ブラザーズThe Doobie Brothers)」の「キャント・レット・イット・ゲット・アウェイ (Can’t Let It Get Away)」(1981年)です。

The Doobie Brothersドゥービー・ブラザーズは私が紹介する必要のない今も現役で活躍するアメリカのトップ・グループです。
1969年にシリコン・バレーの中心地であるカリフォルニア州、サンノゼで結成したドゥービー・ブラザーズは、その後バーバンク・サウンドと呼ばれたワーナーと契約、メンバーの入れ替わり(中でもグループの中心ともいえるトム・ジョンストンとマイケル・マクドナルドの2人)などありましたが、数多くのヒット・アルバム、ヒット曲をリリースし、1979年にはアルバム「ミニット・バイ・ミニット」からのシングル・カット曲、「ホワット・ア・フール・ビリーヴス(What A Fool Believes)」が第22回グラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞を獲得するなど、その活躍は皆さんご存知の事と思います。

ウェスト・コースト・ロックで、私が最も聴いたグループがドゥービー・ブラザーズです。
私がドゥービー・ブラザーズを最初に知ったのは高校生でしたが、洋楽を紹介するテレビ番組で聴いた「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」の映像でした。

当ブログでも紹介のように、当時からウェスト・コースト・サウンドは「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)」をはじめ色々と聴いていましたが、この曲を初めて聞いた時は衝撃でした。
当時、私の周りはブリティッシュ・ロックが主流だったのか、この曲、このグループをの良さを話しても、誰も見向きもせず、この良さは私だけかとがっかりしたのですが、間もなくイーグルスなどが騒がれ始めると私の周りも一気にウェスト・コースト・サウンドが話題となり、あっという間にドゥービー・ブラザーズ、イーグルスが最高などと言っていた記憶があります。

ドゥービー・ブラザーズの初来日コンサートはまだ高校生でしたが、当時は地方に住み学校が終わってからでは間に合わないと、ズル休みをして武道館に見に行きました。
もちろん泊まるなどは許されすアンコールを聴いてすぐに会場を後にし、帰宅したのも深夜だった思い出があります。

さて今回紹介しますキャント・レット・イット・ゲット・アウェイのレコードですが、ジャケットからもお判りのように、コカコーラ社が1981年に「COCA-COLA スーパー・レコード」という懸賞キャンペーンを実施し、1等がLPレコード、2等がシングルレコードが当たるという内容で、このレコードもその1枚です。

当時の事で応募方法などは忘れましたが、プレゼントの内容はドゥービー・ブラザーズの他に、「アバ」「ノーランズ」「三原順子」「クリスタル・キング」と、当時人気のアーティストのLPレコード、シングル・レコードがラインアップされていました。ただし、当選してもどのアーティストのレコードが届くかはお楽しみというものでした。
残念ながら私は当たらず、後になってシングル、LPとも中古店で探し購入しました。

The Doobie Brothers因みにシングルはこの曲(A面のみ)しか収録されておらず、LPはこの曲の他に「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」、「ロング・トレイン・ランニン」などのヒット曲が収録されたベスト盤となっています。

この曲、キャント・レット・イット・ゲット・アウェイは紹介のようにコカコーラのキャンペーン用として作られたもので、これまでにリリースされたアルバム(スタジオ・レコーディング)には収録されていません。
曲は、「ジョン・マクフィー(John McFee)」、「ニコレット・ラーソン(Nicolette Larson)」、「パット・シモンズ(Patrick Simmons)」作とクレジットされています。
ボーカルはパット・シモンズですが、マイケル・マクドナルド在籍時ということもあり、ロックというよりはAORの雰囲気を持った曲かと思います。

ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers) | キャント・レット・イット・ゲット・アウェイ(Can’t Let It Get Away)
http://www.youtube.com/watch?v=uMZlAleEpNA (YouTube)

 

キャント・レット・イット・ゲット・アウェイ [EPレコード 7inch]

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こちらはレコードです。CDではありません。

唯一、ライブ音源となりますが、1982年に「フェアウェル・ツアー」として開催された解散コンサートの模様を収めた同タイトルのアルバム「フェアウェル・ツアー(Farewell Tour)」に収録されています。

ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers) | Can’t Let It Get Away Live
http://www.youtube.com/watch?v=Pyl55MAWR_s (YouTube)

フェアウェル・ツアー・ライヴ

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このアルバムはレコード、CD、LD(レーザーディスク)と購入しました。CDは廃盤となり中古も高価となっていましたが、こちらのBOXで再発売されました。
また、映像もDVDが再発売され、曲数もLDの倍近く収録されていますが、LDと同様にこの曲は収録されいません。

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Eagles続いての紹介は「イーグルスEagles)」の「ふたりだけのクリスマス(Please Come Home For Christmas)」(1978年)です。

ドゥービー・ブラザーズを紹介したとなれば、やはりこのグループ「イーグルス」の紹介となります。

イーグルスも私が紹介する必要のない今も現役で活躍するアメリカのトップ・グループですが、私はドゥービー派だったからかもしれませんが、アルバムを初めて購入したのも「呪われた夜」でした。

もちろんこれだけ人気のグループですのでファースト・アルバムから知ってはいましたが、当時はアルバムではなくシングル・カットされヒットした曲くらいしか聴いていなかったかと思います。
その為かシングル盤としてリリースされたものは殆ど購入し、今回紹介する曲もその1枚です。

この曲はアルバムからのシングル・カットではなくシングルのみのリリースでした。
経緯はわかりませんがこの曲のリリースは1978年と、1976年の名盤「ホテル・カリフォルニア」と、続く1979年の「ロング・ラン」との間ですが、当初1978年にリリース予定のロングランが遅れた事もあり、クリスマスに向けてこの曲だけをリリースしたのかもしれません。
日本での発売も1978年の12月ですが、ジャケットがプールサイドの写真というのも笑えます。

この曲はイーグルスのオリジナルではなく、1950年代のブルースマン、「チャールズ・ブラウン」と「ジーン・レッド」が作った曲のカバーですが、イーグルスのサウンドに仕上がっています。また、B面のファンキー・ニュー・イヤーはドン・ヘンリーとグレン・フライの作品です。

イーグルス(The Eagles) | ふたりだけのクリスマス(Please Come Home For Christmas)
http://www.youtube.com/watch?v=XeShHAZk3to (YouTube)

イーグルス(The Eagles) | ファンキー・ニュー・イヤー(Funky New Year)
http://www.youtube.com/watch?v=vx9VRLBAo2E (YouTube)

ふたりだけのクリスマス

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一度はCD化されましたが既に廃盤となっており、こちらのベスト盤に収録されています。
また、私はイーグルスのアルバムをCDで全て揃えようと思い、こちらのBOXを購入しました。このBOXには他のアルバムと同じ紙ジャケットでこのシングルが収録されています。

 

The Very Best of the Eagles

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季節はこれから夏となり、クリスマス・ソングの紹介というのも季節外れではありますが、「アナと雪の女王」もこの時期の大ヒットという事でご理解ください。

思い出のドーナツ盤(8)へ続く

思い出のドーナツ盤(6)「オーシャン」~「ニール・ダイアモンド」


思い出のドーナツ盤(5)の続き

今回も前回に続き、アメリカ、カナダの曲を紹介します。

オーシャン(Ocean) | サインはピース(Put Your Hand In The Hand)最初の紹介は「オーシャンOcean)」の「サインはピース(Put Your Hand In The Hand)」(1971年)です。

オーシャンもザ・オリジナル・キャスト、マッシュマッカーンと同じカナダ出身の5人組のフォーク・ロック・グループ(ゴスペル・ロックとも紹介)です。
メンバーはカナダ人、アメリカ人の混成ですが、このグループもメイン・ボーカルは紅一点のジャニス・モーガンと女性ボーカルのグループです。

この曲はオーシャンによって大ヒットとなりましたが、オリジナルは当ブロクでも紹介のカナダ出身の女性シンガー「アン・マレー」で、作詞、作曲も「スノーバード」と同じ「ジーン・マクレラン」が担当し、ファースト・アルバムに収録、シングルとしてもリリースされました。
歌詞の内容からもゴスペル・ソング(ポップス)として作られ、楽曲の内容からもオーシャンがカバーしたのではと思います。

また、この曲はオーシャンの他にも原題の「Put Your Hand In The Hand」でYouTubeを検索していたければお判りのように、「アン・マレー」をはじめ、「ダニー・ハザウェイ」「ジョーン・バエズ」、そして「エルビス・プレスリー」などと多くのトップ・シンガーがカバーしていますので、聴き比べてるのも良いかと思います。

カナダでNo.1の大ヒットとなったオーシャンですが、アメリカで売り出したのが「ラヴィン・スプーンフル」をヒットさせた「カーマ・スートラ・レコード」で、解説にも書かれている「お得意のプロモーション」で1971年3月にBillboardで最高2位の大ヒットとなりました。

日本でも大ヒットとなりましたが、邦題名は「サインはピース」となり、ジャケットにも「☮」(ピース・マーク)が描かれるなど、歌詞の「手に手をとりあって…」からも、平和がテーマの曲といった印象がありました。
当時、このマークはグッズ等も多く販売されブームとなりました。あと、「」(スマイル・マーク)も懐かしいですです。

オーシャン(Ocean) | サインはピース(Put Your Hand In The Hand)
http://www.youtube.com/watch?v=AaV9_ZmfJ-E (YouTube)

Put Your Hand in the Hand

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オーシャンはこの曲以降もシングルを何枚かリリースしますが、Billboardを見ても40位以内はこの曲のみで、1975年に解散となりました。


ゼーガーとエバンズ(Zager & Evans) | 西暦2525年(In The Tear 2525)続いての紹介は「ゼーガーとエバンズZager & Evans)」の「西暦2525年(In The Tear 2525)」(1969年)です。

グループ名からもお判りのように「デニー・ゼーガー(Denny Zager)」と「リック・エバンス(Rick Evans)」の2人組みのグループです。
2人ともアメリカ、ネブラスカ州出身で、同じ地元の大学に在学中に結成されました。

当時、ネブラスカやオクラホマ周辺のマイナー・レーベルからリリースされた曲が地元ラジオ局でヒットとなり、やがて大手レコード会社に知れ渡り、大手各社が権利獲得へと動き出します。
その中でRCAレコードの主任プロデューサー、「アーニー・アルトシェラー」が目を付けたのがゼーガーとエバンズで、直接2人交渉するとソング・ライターとしの才能だけでなく、アーティストとしての才能を知り、激しい競争の上獲得し、2人はメジャー・デビューとなります。

全米デビューとしてこの曲がリリースされ、1969年6月にBillboardで1位を獲得、6週連続で1位となる大ヒットとなります。
日本でもアメリカより少し遅れてのリリースでしたが、アメリカでの大ヒットもあり、オリコン・チャートも1位とはなりませんでしたが、11週に渡って10位圏内という大ヒットとなりました。

ゼーガーとエバンズ(Zager & Evans) | 西暦2525年(In The Tear 2525)
http://www.youtube.com/watch?v=maPeQVMAojc (YouTube)

2525 (Exordium Terminus) / Zager & Evans

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残念ながらこの曲が良すぎたのか続くヒット曲も出せず、アメリカでも「一発屋」となり解散となります。


ニール・ダイアモンド(Neil Diamond) | スィート・キャロライン(Sweet Caroline)最後の紹介は「ニール・ダイアモンドNeil Diamond)」の「スィート・キャロライン(Sweet Caroline)」(1969年)です。

ニール・ダイアモンドは私が紹介する必要もないアメリカを代表するトップ・シンガーであり、優れたソング・ライターでもあります。

当時、私もですが友人も好きなミュージシャン、音楽といえば、やはりロックでした。
ただ、レコードを購入するとなると意外にもロックではなく、このシリーズでも紹介のようにポップスが多かったかと思います。
当時、音楽の情報源はラジオであり、もちろんロックもヒットし流れていましたが、洋楽チャートの上位はやはりポップスからかポップスが流れる回数も多く、流行りというだけでポップスのレコードを購入したのかと思います。

当時は今回紹介のニール・ダイアモンドをはじめ、「グレン・キャンベル」、「トム・ジョーンズ」、「エンゲルベルト・フンパーディンク」などもよくよく聴きました。もちろん「エルビス・プレスリー」もその一人です。
今でも彼らの曲がCMやBGMなどで使われるなど耳にする事も多く、聴くと当時を思い出します。

ニール・ダイアモンドについては省略させていただきますが、この人もシンガーとして成功する前はトニー・オーランドと同じ「アルドン・ミュージック」にソング・ライターとして所属し、アーティストへの曲の提供をしていました。
モンキーズの1967年にBillboardでNo.1となった大ヒット曲「アイム・ア・ビリーヴァー(I’m a Believer)」はニール・ダイアモンドの曲です。

私はこの「スィート・キャロライン」でニール・ダイアモンドを知りましたが、当時はこの曲のタイトルや歌詞は気にもせず、曲の良さだけで聴いていたのですが、このキャロラインとは2013年に現在の駐日アメリカ合衆国大使に就任した「キャロライン・ケネディ」がまだ11歳と幼かった頃の印象を歌ったものだと後になって知り、昨年の就任式のニュースなどでもこの曲のエピソードが話題となり、初めてこの事を知られた方も多いのではと思います。
この曲は1969年7月12日にBillboardで最高4位を獲得しています。

また、アメリカではスポーツにおいてもピュラーな曲として使われ、当ブロクのタイトルで、ケネディ大統領のゆかりの地でもあるボストンですが、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイ・パークでは、8回裏の攻撃の前にこの曲が流れ観客が総立ちで歌うなど、レッドソックスの応援歌でもあります。今や絶対的ストッパーとして大活躍の上原浩治投手もこの曲を聴きながら登板の準備をしている事でしょう。
2013年は悲惨なテロ事件がありましたが、事件後の初試合では本人自らが歌ったとの事です。

ではスィート・キャロラインと、2013年4月20日にニール・ダイアモンドが登場したフェンウェイ・パークの模様が映像にありましたので紹介します。

ニール・ダイアモンド(Neil Diamond) | スィート・キャロライン(Sweet Caroline)
http://www.youtube.com/watch?v=NsLyI1_R01M (YouTube)

Neil Diamond Singing Sweet Caroline In FenWay Park 4/20/13
http://www.youtube.com/watch?v=jF__vAm_qRM (YouTube)

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ニール・ダイアモンドはこの曲以降もヒット曲は多く、1970年2月にBillboardで1位となった「クラックリン・ロージー(Cracklin’ Rosie)」や、1972年5月にやはり1位となった「ソング・サング・ブルー(Song Sung Blue)」なども大好きでよく聴いていました。
CDはベスト盤とライブ盤の2枚しか所有していませんが、今でもよく聴くアルバムです。

最後に、今だ一度も来日公演の無いアーティストでもあります。

思い出のドーナツ盤(7)へ続く

思い出のドーナツ盤(5) 「ドーン」~「マッシュマッカーン」


思い出のドーナツ盤(4)の続き

思い出のドーナツ盤として私のコレクションからイギリスを中心にヨーロッパの曲を何曲か紹介しました。今回はヨーロッパを離れ、アメリカ、カナダの曲を紹介します。

Dawn最初の紹介は「ドーンDawn)」の「ノックは3回(Knock Three Times)」(1970年)です。

この曲を聴いたのも1970年と今から40年以上も前の事ですが、やはり当時はラジオで頻繁に流れ大ヒットとなりました。

ドーンはジャケットからもお判りのように4人組のグループです...と書きましたが、当時はドーンについての情報はジャケット写真や裏面の解説くらいしかなく、解説にもメンバー4人の紹介が書かれ、誰もがこの4人のグループだと思って聴いていました。

実はドーンも、思い出のドーナツ盤で紹介したエジソン・ライトハウスと同様に正体不明のグループで、1973年に「幸せの黄色いリボン(Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree)」が世界的な大ヒットとなった、「トニー・オーランド & ドーン(Tony Orlando & Dawn)(日本では当時はドーン)」という、トニー・オーランドとセッション・シンガーの女性2名による3人がドーンの正体だったのだとこの曲で初めて知りました。

MAHALO_PIC_TODトニー・オーランド & ドーン メンバー

  • トニー・オーランド(Tony Orlando)
  • ジョイス・ビンセント・ウィルソン(Joyce Vincent Wilson)
  • テルマ・ホプキンス(Telma Hopkins)

ドーンの中心となるトニー・オーランドはハイ・スクールの頃から音楽活動を開始し、1960年にはソロ・シングルをリリースしています。
その後、ドン・ガーシュナーに認められ、ソング・ライターとしてドン・カーシュナーとアル・ネヴィンスが設立した音楽出版会社「アルドン・ミュージック」と契約となります。

アルドン・ミュージックといえば、契約作曲家にニール・セダカ、キャロル・キング、ジェリー・ゴフィン、フィル・スペクターなどが所属、ニューヨークにある同社が入居のブリル・ビルディングという建物には多くの音楽事務所などが入居し、当時この建物および周辺のミュージシャンによって数多くのヒット曲が誕生しアメリカ音楽の中心になった事から、ブリル・ビルディング・サウンドと呼ばれました。
また、ドン・ガーシュナーはアメリカン・ポップス界の中心人物で、当ブログで紹介のモンキーズを成功させた事でも知られています。

契約後、ドン・ガーシュナーの勧めで歌手となり10枚のシングルをリリースしますが、チャートに登場した曲も3曲とヒットとはならず、歌手を断念し、レコード会社、そして音楽出版社に勤めることとなります。

音楽出版社に勤めていた時の事、友人が売り込みに来た曲を気に入りレコード化したいと働きかけ、ベル・レコード(ジャケット左上のロゴでお馴染み)と契約を結びます。
ここで問題となったのが誰に歌わせるかでしたが、売り込みの為に作成したデモ・テープで歌ったトニー・オーランドが採用となり、歌手に戻る気のなかったトニー・オーランドは名前を出さないことを条件にセッション・シンガーのジョイス、テルマの2人を迎え録音したのが「恋するキャンディダ(Candida)」で、この曲、この3人によってドーンがデビューとなります。

このような経緯で作られた曲ですが、1970年にBillboard最高3位、続く今回紹介のノックは3回も同年に1位となり、レコード・セールスだけでなくライブ活動の必要性が出てきました。

表舞台に出ることにト二ー・オーランドは渋々承諾しましたが、他の女性2人はあくまでもセッション・シンガーとしてレコーディングに参加した事もあり、2人がドーンとして表に出ることの交渉に時間が掛かるだろうとという事から、当初はジャケットの4人をドーンのメンバーだという事にしました。
その後はメンバーを全員入れ替え、ようやくトニー・オーランドが登場し、今度は6人組みのグループという事にしました。
やがて2人も承諾し正式にドーンがデビューとなりましたが、この曲以降はドーンは聴かなかったのか、前記のように、幸せの黄色いリボンのヒットでこの事を知りました。

「ノックは3回」と、ドーンと言えばこの曲「幸せの黄色いリボン」を紹介します。

ドーン(Dawn) | ノックは3回(Knock Three Times)
http://www.youtube.com/watch?v=9Px3_g9qOc4 (YouTube)

トニー・オーランド & ドーン(Tony Orlando & Dawn) | 幸せの黄色いリボン(Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree)
http://www.youtube.com/watch?v=wWn1Oj2V7Xw (YouTube)

Knock Three Times 16 Gr Hits

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その後、ヒット曲も何曲かリリースし活躍しますが、トニー・オーランドの独立とともにドーンは消滅となります。


MAHALO_PIC_OC続いての紹介は「ザ・オリジナル・キャストThe Original Caste)」の「ミスター・マンディ(Mr. Monday)」(1970年)です。

ザ・オリジナル・キャストはカナダのカルガリー出身の5人組のグループです。
このグループの魅力はやはり「ディクシー・リー・イネス」という女性リード・ボーカルの歌声かと思います。

母国カナダでは人気があったようですが、アメリカ進出として活動拠点をロサンゼルスへ移し、シングル「天使の兵隊(One Tin Solder)」、そしてアルバムをリリースしますが、アメリカでは「天使の兵隊」は1970年2月のBillboard最高34位で終わっています。
私は天使の兵隊は知らなかったのですが、続く今回紹介のミスター・マンディでザ・オリジナル・キャストを知りました。
2曲ともカナダでは大ヒットしたようですが、アメリカでは「Billboard Top 40 Hits」という私がチャートの参考にしている書籍を見ても40位以内には「天使の兵隊」の1曲しか掲載されておらず、ミスター・マンディもアメリカではヒットとはならなかったようです。

日本では当時、このミスター・マンディもラジオで頻繁に流れ大ヒットとなり、私もですが、このシングルを購入した友人も結構いたほどの人気でした。

私はこのシングルしか購入していませんが、日本ではこの後も「愛する未来に歌おう」「虹をかけよう」「カム・トゥゲザー」「朝やけの二人」が連続ヒットとなり、来日公演も行い、その演奏がライブ・イン・ジャパンとしてアルバムもリリースされています。

ミスター・マンディはザ・オリジナル・キャストの自作曲ではなく、グループのプロデューサーであり腕利きソングライターチームでもある、デニス・ランバートとブライアン・ポッター作です。
ダンヒル・サウンドでも紹介した「ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ」の「恋のかけひき」もこの2人による曲と大ヒット曲も多く、この曲の良さもお判りかと思います。
アメリカでもヒットしそうな曲調だと思うのは私だけでしょうか。

ザ・オリジナル・キャスト(The Original Caste) | ミスター・マンディ(Mr. Monday)
http://www.youtube.com/watch?v=XfVO74K2WeM (YouTube)

ミスター・マンデイ~ベスト・オブ・オリジナル・キャスト

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Billboard Top 40 Hitsという書籍を紹介しましたが、チャートを調べるのには役立つ1冊です。
最初に購入したのは1985年でしたが、時代とともに現在は9th Editionとなっています。

The Billboard Book of Top 40 Hits, 9th Edition: Complete Chart Information about America’s Most Popular Songs and Artists, 1955-2009 (Billboard Book of Top Forty Hits)

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MAHALO_PIC_MM最後に紹介する曲もカナダ出身のグループ、「マッシュマッカーンMashmakhan)」の「霧の中の二人(As The Years Go By)」(1970年)です。

「マッシュマッカーン」はカナダはモントリオール出身の4人組のグループです。

この「霧の中の二人」も当時はラジオで頻繁に流れ大ヒットとなり、日本のオリコン・チャートでも1971年の1月11日、18日に邦楽を抜き1位を獲得しています。
因みに1月11日の2位は「ザ・ショッキング・ブルー」の「悲しき鉄道員」、3位が「ジェリー・ウォレス」の「男の世界」と洋楽です。
しかし、母国であるカナダで日本のようなヒットとはならず、アメリカでも1970年11月にBillboard最高31位で終わっています。

私はシングル盤ではなく、掲載のジャケットのようにコンパクト盤と呼ばれる、今で言うマキシ・シングルのような1枚に4曲収録されたものでした。コンパクト盤はサイズはシングル盤と同じ17cmですが、回転はLP盤と同じ33回転です。
当時はこのような日本のみの企画盤がヒット・シリーズとしてリリースされました。

私が購入したこのコンパクト盤はシリーズの1枚ですが、来日記念盤として販売されました。
この来日とは、当時、嵐雨の中で開催され伝説となった、グランド・ファンク・レイルロードの後楽園球場コンザートの前座としての出演でした。

フランス語圏で日常会話もフランス語であるモントリオール出身なだけに、聴かれる方によっては英語の発音が…かもしれませんが、英語を学び始めた頃でしたので気にもなりませんでした(今聴いてもですが)。
曲調も日本人(グループ・サウンズ世代?)に受けそうな感じで、ヒットとなったのではと思います。

マッシュマッカーン(Mashmakhan) | 霧の中の二人(As The Years Go By)
http://www.youtube.com/watch?v=uNAmfCq6zRo (YouTube)

尚、コンパクト盤で聴いてみたのですが、イントロのオルガンのみの部分はカットされています。シングル盤はどうだったか忘れてしまいました。
また、2枚のコンピレーションCDも1枚はオリジナル、1枚はカットされた曲が収録されていした。

Mashmakhan/Family

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この曲に続きセカンド・シングル「水色の世界(Gladwin)」をリリースしますが、ヒットとはなりませんでした。

思い出のドーナツ盤(6)に続く