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ニューヨーク・ジャズ・ライブ・スポット


昨年10月中旬に、ニューヨークに行ってきました。
セントラルパークあたりの木々も色ずくころかと思いましたが、滞在期間中は晩夏の気候で汗ばむくらいでした。
晩秋のニューヨークを感じるには早かった様です。

この時の旅は、ニューヨークのジャズ・ライブハウスをめぐるのが目的でした。ニューヨークに住んでいる友人から、「是非、ここに行け」ということで行ったのが、「リンカーン・センター」でした。

ジャズ・アット・リンカーン・センター(Jazz at Lincohn Center)

ジャズ・アット・リンカーン・センター(Jazz at Lincoln Center、略称:JALC)」は、リンカーン・センターを構成する部門のひとつ。JALCの複合施設であるフレデリック・P・ローズ・ホール(Frederick P. Rose Hall)は、ニューヨーク市マンハッタン区にあるリンカーン・センターのおもな施設より少し南に寄った、西60丁目とブロードウェイ、コロンバスサークルに面するタイム・ワーナー・センターの一部になっている。この複合施設は、有名な建築家ラファエル・ヴィニオリの設計、ターナー建設(Turner Construction)とサンタフェ建設(Santa Fe Construction)共同事業体の施工で建設され、2004年10月に開館した。

ジャズ・アット・リンカーン・センター. Wikipedia.

ここは、ジャズ・ライブハウスというより、本格的なコンサートホールという感じでした。ホールは3つあり、「ローズ・シアター (Rose Theater)」、「ジ・アレン・ルーム (The Allen Room)」そして、「ディジーズ・クラブ・コカ・コーラ (Dizzy’s Club Coca-Cola)」、今回はこの「ディジー・クラブ・コカ・コーラ」行きました。

ちょうど、このライブを聴く事ができました。
DIZZY AT 100 FEATURING JON FADDIS
October 19, 7:30pm ー 9:30pm

メンバーは、

  • Jon Faddis(director and trumpeter)
  • David Hazeltine(pianist)
  • Kiyoshi Kitagawa(bassist)
  • Dion Parson(drummer)

他に、トランペット奏者が2名参加していました。

ジョン・ファディスは、2004年の ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)の生誕70周年記念で、メイントランペット、ソロリストとディレクターを担当しています。

今回は、ディジー・ガレスピーの「100才」の誕生記念イベントとして、演奏していました。
ディジー・ガレスピーとは30年以上の親交があったとのことで、ガレスピーの後継者とまで言われているようです。

ジョン・ファディス(Jon Faddis)|シングズ・トゥ・カム(Things to Come)
https://www.youtube.com/watch?v=5S-zMlBpWEs (YouTube)

Legacy

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「Things to Come」は、2001年のレコーディングです。このトリビューン・アルバムには、トランペッター、「クラウディオ・ロディティ」、「テレル・スタッフォード」、そして「ジョン・ファディス」。また、テナーサックスの「ジミー・ヒース」と「ジェームズムーディ」、そしてトロンボーンの「スライドハンプトン」が参加しています。

バードランド(Birdland)

バードランドという店名は、「チャーリー・パーカー」のニックネーム、「バード」にちなんで名づけれました。1949年にオープンし、一度閉店しましたが、1995年より、現在の場所に移りました。
店内で流す「バードランドの子守唄」は日本でもCMに使われたりしています。

今回は、80才を迎えたベーシスト「ロン・カーター(Ron Carter)」を祝う記念ライブとして、「Ron Carter’s Golden Striker Trio」の演奏を聴く事が出来ました。

Ron Carter Golden Striker Trio – Tickets – Birdland – New York, NY – October 19th, 2017

  • Ron Carter(Bass)
  • Russell Malone(guitar)
  • Donald Vega(piano)

ロン・カーターは現在活躍しているジャズプレイヤーの中では、他のミュージシャンに大きな影響力を持つベーシストの一人だと言われています。
「エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)」、「キャノンボールアダレイ(Cannonball Adderley)」、「マイルス・デイヴィス(Miles Davis)」、「ビル・エヴァンス(Bill Evans)」、「ビービー・キング(B.B. King)、「デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)」等、数多くのジャズ史に残るミュージシャンと共演し、それぞれ、多彩な演奏を披露してきました。

ロン・カーターは、様々なアンサンブル、ビッグ・バンドからトリオまで、ニューヨークのジャズシーンで、「洗練されたエレガンスさとパワー」で聴衆を魅了するベーシストとして長年、圧倒的な人気を得ています。

ロン・カーター・トリオ(Ron Carter Trio)|ゴールデン・ストライカー(The Golden Striker)
https://www.youtube.com/watch?v=MnEo20q-OKM (YouTube)

Golden Striker

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ロン・カーターの渋く、年輪に刻まれたベース演奏、そして、ギターの音色が郷愁を誘い、まさにジャズのライブを堪能、聴いた!という感動を覚えました。

ブルーノート(Blue Note)

東京の「ブルーノート」は昔の骨董通り沿いの時から、今の場所に移った後含めて、何回か行ったことがありましたが、ニューヨークは初めてでした。近くのワシントン広場では、幾つかの街頭バンドがライブを行っていました。やはり、ニューヨークはJazzの街だなあ、と実感しました。

BRANDON “TAZ” NIEDERAUER, 2017-10-21

出演者は、Brandon “Taz” Niederauer という天才ギターリストでした。なんとまだ、14才です。

Brandon “Taz” Niederauer Band|Let Your Soul be Free
https://www.youtube.com/watch?v=zSwwoUcKULw (YouTube)

スワッギズム (2CD)

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7曲目「Smack ’Em」を共演しています。

その他にも、ヴィレッジ・ヴァンガード(Village Vanguard)やスモールズ・ジャス・クラブ(Small Jazz Club)などで、ジャズ・ライブを満喫した旅でした。

植松孝夫&中島あきは@銀座ノーバード


2017年8月3日、銀座ノーバードで行われた本ブログ常連のアルトサックスプレイヤー・中島あきはが出演していたライブに行きました。

演奏メンバーは以下のアーティストでした。

  • 植松孝夫 (ts)(Takao Uematsu)
  • 中島あきは (中島朱葉) (as)(Akiha Nakashima)
  • 北島佳乃子 (p)(Kanoko Kitajima)
  • 高橋陸 (b)(Riku Takahashi)
  • 濱田省吾 (ds)(Shogo Hamada)

中島あきはのライブは4回目です。
今回は、植松メインのライブでしたが、もちろん中島あきはもサイドというわけではなく、植松と同等に演奏していました。
植松孝夫は、「ジョージ大塚カルテット」、そして「渡辺香津美」、「日野元彦」、「日野皓正クィンテット」等に参加していたベテランのテナーサックスプレーヤーです。
ですので、中島との共演は、ベテランの奥の深い味わいの演奏と、若さが満ち満ちている、中島の溌剌としたアルトサックスが、とてもGrooveでした。

セットリストは、

  • いそしぎ
  • everything happens to me
  • 朝日のようにさわやかに
  • オールブルース
  • マイルス

(休憩)

  • 枯れ葉
  • body and Soul
  • カーニバルの朝
  • Mr. Syms

この中で、普段、私がよく聴く曲を紹介します。

デクスター・ゴードン・カルテット(Dexter Gordon Quartet )|シャドウ・オブ・ユア・スマイル(The Shadow Of Your Smile)
https://www.youtube.com/watch?v=8PttNhYVY3c (YouTube)

Shadow of Your Smile

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いそしぎThe Sandpiper)」は、1965年公開のエリザベス・テイラーとリチャード・バートン主演の映画です。その主題歌「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」は、「ポール・フランシス・ウェブスター」作詞、「ジョニー・マンデル」作曲で、ジャック・シェルドンのトランペット・ソロで演奏されました。
1965年第38回アカデミー賞の歌曲賞および、1966年のグラミー賞最優秀楽曲賞を受賞したヒット曲です。
そして、歌としては、、バーブラ・ストライサンド、ブレンダ・リー、アンディ・ウィリアムス、トニー・ベネット、アストラッド・ジルベルト、ペギー・リー、サラ・ヴォーン、フランク・シナトラ等多くの有名歌手によって歌われています。
映画のタイトルに由来して「いそしぎ」とよく呼ばれます。

ジョン・コルトレーン(John Coltrane)|朝日のようにさわやかに(Softly, As in a Morning Sunrise)
https://www.youtube.com/watch?v=e57F_Rm3xI4 (YouTube)

Live at the Village Vanguard (Reis) (Rstr)

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朝日のようにさわやかに」は、緻密で繊細なジャズ「モダン・ジャズ・カルテット」でも紹介しております。今回は、ジョン・コルトレーンです。

1961年の11月、New Yorkの「ヴィレッジ・ヴァンガード(Village Vanguard)」に出演したコルトレーン・グループのライヴ版です。

チェット・ベイカー&ポール・デスモンド(Chet Baker & Paul Desmond)|枯れ葉(Autumn Leaves)
https://www.youtube.com/watch?v=Gsz3mrnIBd0 (YouTube)

Together: The Complete Studio Recordings

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枯れ葉」この曲は、もう、ほとんどのジャズ・アーティストが演奏している曲です。テイク・ファイヴを作曲した「ポール・デスモンド」でも紹介しています。

1992年のアルバム。チェット・ベイカー(Chet Baker)、ジム・ホール(Jim Hall)とチェット・ベイカー(Chet Baker)。
そして、この3名は言わずもがなですがベースはロン・カーター(Ron Carter)、ピアノはボブ・ジェームス(Bob James)、ドラムはトニー・ウィリアムス(Tony Williams)と、本当に素晴らしいメンバーで演奏しています。

植松孝夫と中島あきは、の演奏はここで紹介できないのですが、二人の演奏も、植松の円熟した演奏と、中島の若さの躍動する演奏とで、とても熱いライブでした。

ライブで蘇ったキャロル・キングの名盤「つづれおり」


私がキャロル・キング(Carol King)の歌を初めて聴いたのは、ラジオから流れた「イッツ・トゥー・レイト(It’s To Late)」という曲でした。
日本でもヒットとなりましたが、当時、私はまだ小遣いを貯めてシングル盤をようやく買える中学生でした。だから、このレコードを購入した後は毎日のように聴きました。

キャロル・キング(Carole KIng)|イッツ・トゥー・レイト(It’s To Late)
https://www.youtube.com/watch?v=zQqcuEfKfu0  (YouTube)

この曲が収録されたアルバムが1971年に発表された名盤「つづれおり(Tapestry)」です。
このアルバムは15週に渡って全米1位を獲得(ランク・インとしては302週)、そしてグラミー賞も4部門を受賞しています。
因みに、グラミー賞の授賞式は子育てを理由に欠席した事でも知られています。

私はのちにLPレコード、そしてCDも何枚か購入しましたが、その1枚がこのアルバムと1973年と1976年のライブ音源をアルバムと同じ曲順で収録した2枚組のレガシー・エディションというものでした。
また、「ロッド・スチュワート(Rod Stewart)」、「ビー・ジーズ(Bee Gees)」などが1曲ずつカバーした「つづれおり キャロル・キング・トリビュート・アルバム」というトリビュート・アルバムもリリースされ、こちらも購入し聴きました。

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今回は、昨年7月3日にロンドンのハイド・パークで開催された、「つづれおり」の全曲再現ライブの紹介です。

その前に、キャロル・キングは「つづれおり」以降も数多くのアルバムをリリースしています。
また、ライブ活動も行い、そのいくつかはライブ映像としてリリースされています。

日本でも初来日が1990年、そしてしばらく間が空き、2007年以降は何度か来日していますが、残念ながら生で聴く機会はなく、もっぱら購入した映像で楽しむのみです。

映像は何枚か購入しましたが、その1枚が「ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルーム(Welcome to My Living Room)」という2004年に行なわれたアコースティック・ライブ・ツアーです。
タイトルのとおり、我が家に招いてのホーム・コンサートといったステージで、演奏も3人編成とシンプルな内容です。

「つづれおり」からも何曲か歌っていますが、ライブの定番曲として「リトル・エヴァ(Little Eva)」により大ヒットとなった「ロコモーション(The Loco-Motion)」を歌っています。

10代後半に大手音楽出版社で職業作曲家となり、ロックン・ロールの衰退とともに登場したポップス界において、「ジェリー・ゴフィン(Gerry Goffin)」と共に、この「ロコモーション」をはじめ数多くの曲をヒットさせます。
因みに「ロコモーション」のリリースは1962年ですが、キャロル・キングがまだ20歳というのも驚きです。

キャロル・キング(Carole KIng)|ロコモーション(Loco-Motion)
https://www.youtube.com/watch?v=7nGRVh7TCzY (YouTube)

Welcome to My Living Room by Carole King

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そして、もう1枚が「ジェイムス・テイラー(James Taylar)」とのジョイント・ライブとして知られる「Live At Troubadour」です。

ポップス界のヒット・メーカーとして活躍するものの、やがてビートルズの登場とともに衰退し、キャロル・キングは活動を場をロサンゼルスへと移します。
そのビートルズが初めてアメリカに行った際、ポール・マッカートニーが真っ先に会いたかったのがキャロル・キングだったそうで、かなり影響を受けていたというのも因果なものです。

ロサンゼルスに移り、やがて「ジェイムス・テイラー」、「ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)」などシンガー・ソング・ライターが登場し、人気が高まるとともに「つづれおり」の制作となるのですが、詞を書く事に悩んでしたキャロル・キングにアドバイスしたのが「ジェイムス・テイラー」で、アルバム制作にも参加しています。
また、先に「君の友だち(You’ve Got A Friend)」を取り上げて大ヒットとなった事も「つづれおり」の大ヒットの要因となったようです。

そのジェームス・テイラーとともに2007年にロサンゼルスの名門ライブハウス「トルバドール(Troubadour)」でのジョイント・ライブがCD+DVDのパッケージとしてリリースされました。

その中で「君の友だち」をデュエットしています。

ジェームス・テイラー&キャロル・キング(James Taylor & Carole King)|君の友だち(You’ve Got A Friend)
https://www.youtube.com/watch?v=6ZHdxYf-5Pk (YouTube)

2人歌声はもちろんですが、なんと言っても「ザ・セクション(The Section)」で知られる「ダニー“クーチ”コーチマー(Danny “Kootch” Kortchmar)(g)、「リーランド・スクラー(Leland Sklar)(b)」、ラス・カンケル(Russ Kunkel)(ds)の3人がバック・メンバーとして参加している事です。

ダニー・コーチマーだけは今回の「つづれおり」ライブにも参加しています。

因みに、私が購入して間もなくしてNHK BSで字幕付きでオンエアされたのにはガクッときましたが…。

Live at the Troubadour

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この2つのライブは日本でも行われ、生で聴かれた方も多いのでは思います。

ライブ映像は他にもリリースされていますが、私はこの2つがお気に入りです。

さて、これからが今回のテーマとなる「つづれおり:ライブ・イン・ハイド・パーク」ですが、2016年7月3日にロンドンのハイド・パークで6万5千人の観衆を集め開催されました。
開催された事は知ってはいたのですが、ようやく今年の9月にその模様が映像としてリリースされました。

ダイジェストになりますが、ライブの模様がいくつか公開されています。

つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク(トレーラー)
https://www.youtube.com/watch?v=bNa4kX84W-4 (YouTube)

キャロル・キング(Carole KIng)|イッツ・トゥー・レイト(It’s Too Late)|つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク
https://www.youtube.com/watch?v=H4McGEcKXyU (YouTube)

キャロル・キング(Carole KIng)|君の友だち(You’ve Got A Friend)|つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク
https://www.youtube.com/watch?v=e21F8QwM2K4 (YouTube)

キャロル・キング(Carole KIng)|ナチュラル・ウーマン(A Natural Woman)|つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク
https://www.youtube.com/watch?v=BA-7vSD23Z0 (YouTube)

これらの映像はオフィシャルであり、リリースされた映像からのダイジェストです。

スマートフォンなどで撮られたものでは1曲をフルに見る事も出来ますが、やはり購入したものを見てしまうと違います。
参考までに「Carole King Hyde Park 2016」で検索してみてください。

これから購入しご覧になる方も多いかと思いますので詳しくは書きませんが、「トム・ハンクス(Tom Hanks)」らのメッセージから始まり、アルバムの曲順に演奏されます。

当時、レコードはA面、B面に分けての収録でしたが、A面の曲が終わるとステージのバックの巨大スクリーンにレコードをひっくり返す映像が流れるなど演出も面白いです。

途中、ゲストとして娘の「ルイーズ・ゴフィン(Louise Goffin)」が登場し一緒に歌い、メインの「つづれおり」は全曲ですが、他にもライブでは定番の自身のヒット曲や、職業作曲家時代のヒット曲も披露しています。

また、野外でのライブで開始も夕方という事もあり、夕日が効果的に使われているのでは思います。

今回、このライブ映像のリリースですが、パッケージは映像とCDのカップリングとなっています。

輸入盤はこの2枚です。

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また、国内盤はこちらになります。

つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク(DVD付)

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購入にあたってはどれにしようかと迷いましたが、やはり映像の良さをとり、Blu-rayにしました。
国内盤は、ブックレットの日本語解説付きで映像も字幕付き、さらにCDもBSCD2という内容には惹かれますが。

何故、国内盤でBlu-ray盤を出さなかったのかが残念で、出ていれば価格が高くても購入したのですが。

あと、一応、AVシステム環境を組んでいる者として、前記のトルバドールでのジョイント・ライブが5.1Chサラウンドなのに、こちらはPCM Stereoのみとなっており、この大会場でのライブこそサラウンドで聴きたく、何故リリースされなかったのかと思い残念でたまりません。

ここ数年はライブに行く事もなく、ライブ映像を購入して行った気になっているのですが、今回の映像を見て、もしこのライブが再現されるのであれば絶対に出かけると思います。
たぶん無いと思いますが…。

ニューヨーク「バードランド」で夢のような一夜を


最近、東京近辺のジャズ・ライブ・ハウスにはちょくちょく出かけますが、海外、特にアメリカのジャズ・ライブ・ハウスには、今まで、1~2回しか行ったことがありません。是非、今度機会があったら行ってみたいと思います。

数あるアメリカのジャズ・ライブ・ハウスの中でも、ニューヨークの「バードランド(BIRDLAND)」はその歴史的なお店という点からも是非、一度は行きたいと思います。

「バードランド」は、1949年、ブロードウェイの52丁目にオープンしました。店名は、もちろん、チャーリー・パーカーのニックネーム「バード」にちなんでいます。1965年に一度閉店。その後20年の時を経て1986年にブロードウェイの106丁目で営業を開始しました。現在は44丁目に移転し営業しています。

何がすごいのかといえば、そのオープンから、歴史に残る多くの名プレーヤーが出演してきたということと、そのライブ盤にあると思います。

私がすぐに思い出せるミュージシャだけでも、チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、アート・ブレイキー、バディ・リッチ、秋吉敏子、セロニアス・モンク、スタン・ゲッツ、等。
ジャズ史を彩る偉大なるミュージシャンの数々が「ビ・バップ」ジャズのジャンルを創り出しました。そして、彼らが60年以上前に録音して残した数々名曲が今、色あせないで残っているところです。

そして1954年に「バードランド」で録音された「バードランドの夜」は「ハード・バップ」の歴史的名盤といわれています。演奏するのは「ジャズ・メッセンジャーズ」の前身となるアート・ブレイキーとピアノのホレス・シルヴァーによる双頭クインテット。後にドラマーのマックス・ローチとのクインテットを立ち上げるトランペットのクリフォード・ブラウンがセッションに参加しています。

アート・ブレイキー・クインテット(Art Blakey Quintet)|ピー・ウィー・マーケットによるアナウンス(Annoucement By Pee Wee Marquette)|バードランドの夜 Vol.1(A Night at Birdland, Vol.1)
https://www.youtube.com/watch?v=eAL-LccPFkI (YouTube)

アート・ブレイキー・クインテット(Art Blakey Quintet)|スプリット・キック(Split Kick)|バードランドの夜 Vol.1(A Night at Birdland, Vol.1)
https://www.youtube.com/watch?v=0to6_0kJ8XU (YouTube)

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Art Blakey – drums
Clifford Brown – trumpet
Lou Donaldson – alto saxophone
Curley Russell – bass
Horace Silver – piano

そして、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「バードランド1951」も名盤です。
アップテンポの曲が多く演奏されています。全ての曲に参加している「アート・ブレイキー」のドラムがコアとなっていて、「マイルス」のソロのときは、トランペットとドラムのジャムの緊張が伝わってきます。

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)|バードランド1951(Birdland 1951)
https://www.youtube.com/watch?v=B1Yvdu3c4-o (YouTube)

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Art Blakey – drums
Eddie “Lockjaw” Davis – tenor saxophone
Miles Davis – composer, trumpet
Kenny Drew – piano
J.J. Johnson – trombone
Charles Mingus – piano
Big Nick Nicholas – tenor saxophone
Tommy Potter – double bass
Sonny Rollins – tenor saxophone
Billy Taylor – piano

八代亜紀もバートランドの舞台に立ちました。

八代亜紀|ライヴ・イン・ニューヨーク (ダイジェスト)
https://www.youtube.com/watch?v=7CpXX76oNJE (YouTube)
<iframe width=”560″ height=”315″ src=”https://www.youtube.com/embed/7CpXX76oNJE?rel=0″ frameborder=”0″ allowfullscreen></iframe>

夢の夜~ライヴ・イン・ニューヨーク

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録音場所:2013年3月27日、ニューヨーク、バードランドにてライヴ録音
パーソネル:八代亜紀:vocal
テッド・ローゼンタール:piano
ピーター・ワシントン:bass
クラレンス・ペン:drums
ピーター・バーンスタイン:guitar
【Guests】
ヘレン・メリル:vocal
カート・エリング:vocal
レジー ナ・カーター:violin

少女の頃に夢見ていた米国のジャズクラブでのステージ。憧れのヘレン・メリルとの共演。
その二つが同時に叶った、夢のような一夜でした。
-八代亜紀

マイルス・ディビス、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズといったマイルスの門下生、30年以上にわたり、若手の登竜門「ジャズ・メッセンジャーズ」のリーダーとしてジャズ界を牽引するアート・ブレイキーら、Jazzの巨人のほとばしる情熱が、1960年代に絶頂期を迎えるJazz黄金時代を支えました。

<お知らせ>目黒ブルースアレイ「中園亜美ワンマンライブ」2016/4/18


4月18日(月)、東京都目黒区にある目黒ブルースアレイiconで、バンド結成2周年を記念して「中園亜美ワンマンライブ」が開催されます。

中園亜美ワンマンライブ
~アミアミシェイク結成2周年記念LIVE~

中園亜美ワンマンライブ_500

中園亜美バンドとしてスタートしたこのメンバーでの初演より今年6月で2年が経ちます!
それを記念してワンマンライブ開催です!
ホームともいえるブルースアレイで、昨秋発表したアルバム”Make It Happen!”からはもちろん新曲なども発表予定です!
Smooth/Fusion/Funkの新しいサウンド、バンドサウンドもかなり確立されてきたので、是非是非見に来て確かめに来てください!!!

メンバー
(Sax)中園亜美 (Key)安部潤 (B)田中晋吾 (G)武藤良明 (Ds)高田真

(中園亜美)

チケットはこちらです。

中園亜美<公式>ホームページ

サックス「中島朱葉」のスタンダードを聴きに


本ブログで何回か紹介してます、アルトサックス奏者「中島朱葉」のライブに行ってきました。中島あきはの関連記事はこちら

会場は、お茶の水のジャズ・ライブハウス「NARU。NARUも本ブログ70年代のJazz喫茶「御茶ノ水」で紹介しました。NARUはもう創業40年以上(オープンは1969年)たつ、Jazzのライブハウスとしては老舗です。最近よくテレビで観るazzギターの渡辺香津美(g)が、17歳の時このNARUでデビューしたそうです。

今回のライブのグループのリーダーは、ドラムの「石若駿」で、演奏の中心は、石若駿の新しく出したCD「CleanUp」のオリジナル曲でした。

  • 石若駿(ds)
  • A(アーロン).チューライ(p)
  • M(マーティ).ホロベック(b)
  • 中島朱葉(as)

「石若駿」は、「中島朱葉」と同じく、本ブログ60年代の高校生とジャズ「坂道のアポロン」、で紹介した、早熟の天才ドラマーです。
2008年3月、ボストンバークリー音楽院タイアップの「グルーヴ・キャンプ」を受講し、「バークリーアワード」を受賞。2009年夏、奨学生としてバークリー音楽院に留学しています。
もちろん「中島朱葉」とは、学生の時から共演しています。

「A(アーロン).チューライ」は、パプワニューギニア出身。オーストラリアで数々の賞を受賞しています。ピアノトリオ中心に活動。東京芸術大学にも留学していて、留学生時代に「SHOGAKUKIN」という曲を作っています。
完璧なテクニックとリズム感を持っていながら、全面に出さずに、あくまでも表現のための手段にしているところがすごい、との事です。

「石若駿」の芸大卒業記念アルバム「CLEANUP」を紹介します。

メンバーは、

  • 石若駿 Shun Ishiwaka (ds)
  • 吉本章紘 Akihiro Yoshimoto (ts, ss)
  • 中島朱葉 Akiha Nakashima (as)
  • 井上銘 May Inoue (g)*
    *本ブログにて何回か紹介してます。
  • アーロン・チューライ Aaron Choulai (p)
  • 高橋佑成 Yusei Takahashi (p)
  • 須川崇志 Takashi Sugawa (b)
  • 金澤英明 Hideaki Kanazawa (b)

「中島朱葉」は4曲、一緒に演奏しているとの事です。

曲目リストは、

  1. The Way To Nikolaschka
  2. Dejavu
  3. Darkness Burger
  4. A View From Dan Dan
  5. Cleanup
  6. Professor
  7. Ano Ba
  8. Dejavu
  9. Into The Sea Urchin
  10. Big Sac
  11. Siren
  12. Wake Mo Wakarazu Aruku Toki
  13. Tanabata

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文字通り、「部屋を掃除しなくては」というところで、石若駿が作った曲。

そして、私が聴きたかったのは、「中島朱葉」のJazzスタンダード曲。それは、「中島朱葉」のこれらの言葉が大好きだからです。

ブルースとバラードをちゃんとできる人になりたい。

やればやるほど昔の人の凄さがわかってくる!

普通の曲を美しく。がんばる!

ジャズ大好き!笑

ですので、Jazzスタンダードを演奏する、「中島朱葉」には、アルトサックスの「しなやかさ」と時には「力強い」演奏で、ググーッと魅かれてしまいます。

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)|四月の思い出(I’ll Remember April)
https://www.youtube.com/watch?v=1nAoVfxEK0g (YouTube)

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  • Sonny Rollins (ts)
  • Wilbur Ware(b)
  • Elvin Jones(ds)

「I’ll Remember April」はGene De Paul(作曲)とPatricia Johnston(作詞)とDon Raye(歌)とで1942年に作られた曲です。
その後、Miles Davis, Charlie Parker, Eric Dolphy, Bud Powell, Sonny Rollins(今回使わせてもらいました), Sonny Clark, Lee Konitz, Cannonball Adderley, Frank Sinatra等、多くのミュージシャンが演奏したり歌ったりしています。

失恋の曲ですが、中島あきはの演奏には、何か失恋の情感が漂うのと、「その恋を忘れない」という意志のようなものを感じる演奏でした。

ベニー・グッドマン楽団(Benny Goodman And His Orchestra)|グッバイ(Goodbye)
https://www.youtube.com/watch?v=VVxaSFt7j0Y (YouTube)

the benny goodman story

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1934年、ゴードン・ジェンキンスは「ブルー・セレナーデ」(Blue Serenade)を作曲し、これを「ベニー・グッドマン楽団」が1935年から「グッバイ」(Goodbye)として演奏していたというJazzのスタンダード曲です。
この曲も多くのミュージシャンがカバーしています。

やはり、スタンダードジャズはいいですね。

今年初めてのジャズライブ「BarBarBar」


先月、今年初のJazzライブを横浜・関内のジャズライブレストラン「BarBarBar」で聴きました。ミュージシャンを調べて行ったわけではありませんでした。その日は、

  • YURIE(Vo)
  • 生田さち子(P)
  • 納浩一(b)
  • 藤井学(d)

というメンバーでした。

このメンバーでYURIEのデビューアルバム「#JAM IN WONDERLAND」CD発売記念ライブことでした。
YURIE #JAM IN WONDERLAND MAKING VIDEO 2015
https://www.youtube.com/watch?v=UDsYRcs03jM (YouTube)

#JAM IN WONDERLAND

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記念ライブの一回目は1月に大阪「Mr.Kelly’S」で、ニ回目は11月に東京「Blies Alley Japan」で、そして、このBarBarBarが三回目とのことでした。

演奏のスタートは、「Have You Met Miss Jones」というピアノトリオでの演奏。

レイ・ブラウン・トリオ(Ray Brown Trio)|ミス・ジョーンズ会ったかい(Have You Met Miss Jones)
https://www.youtube.com/watch?v=H6OpOsgiYXw (YouTube)

Live From New York to Tokyo

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「Have You Met Miss Jones」は、「リチャード・ロジャース」作曲、「ローレンツ・ハート」作詞で、1937年に作られました。ミュージカルで使われ。「ペギー・ジョーンズ」と「フィル・バーカー」によって1937年に歌われました。その後、「フランク・シナトラ」や「エラ・フィッツジェラルド」などに歌われたJazzスタンダード曲です。その他、「ジョー・パス」、「ジョン・コルトレーン」の演奏が有名です。

曲は「一目惚れ」の歌です。もちろんとても強烈な一目惚れ。「顔を上げ彼女を見た瞬間、息は止まり、いつか死ぬことが急に怖くなり、さらには天も地も俺のために存在すると悟ったんだ。ミス・ジョーンズと出会った今となっては、あの世からお迎えが来るまで、俺はどうも彼女から離れて生きていけそうにないのさ」

そして、「YURIE」のボーカルで「Circle of Life」。

Disney Jazz Volume 1|サークル・オブ・ライフ(Circle of life)|ライオンキング
https://www.youtube.com/watch?v=i6ww0zYTSZ4 (YouTube)

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そして、ディズニー・メロディーが続きました。

リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt) | 星に願いを(When You Wish Upon a Star)|ピノキオ
https://www.youtube.com/watch?v=HAG4RrLsnVk (YouTube)

For Sentimental Reasons

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May J.|パート・オブ・ユア・ワールド(Part Of Your World)|リトル・マーメイド
https://www.youtube.com/watch?v=z3ZnN1MTJ5k (YouTube)

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何故、このようにディズニーの曲が歌われたかというのは、YURIEのブログに小さい時からディズニーが好きで、実際、東京ディズニーリゾートのパークで働いていたとの事です。ですので、デビューアルバム「#JAM IN WONDERLAND」も全てディズニーの曲のカバーとのことでした。

ピアノの「生田さち子」は、大学時代にジャズを始め、エディー・ヘンダーソン、オテロ・モリノ、日野皓正、土岐英史、峰厚介、川嶋哲郎、多田誠司、TOKU、大坂昌彦、原大力、江藤良人、井上陽介ら多くのジャズ・ミュージシャンとセッションを行っているとの事です。

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ベースの「納浩一」は、京都大学卒業後バークリー音楽大学に留学。’87年に同大学作曲編曲科を卒業。’96年~’08年、渡辺貞夫グループのレギュラー・ベーシスト、また、大坂昌彦、小池修、青柳誠の3人とともに作ったユニット「EQ」で活動。そして洗足学園大学のベース講師も務めています。

教則DVD「すぐ弾けるジャズ・ベース」、「ジャズベース・スタンダード」(リットーミュージック)、「ウォーキング・ベース自由自在」、「ウッド・ベースの嗜み」(アトス・インターナショナル)の4タイトルを制作しています。

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書籍は、ジャズスタンダード曲集「ジャズスタンダード・バイブル1・2」、「ジャズスタンダード・バイブル・フォー・ボーカル」やソロ集「ジャズスタンダード・バイブル for ADLIB」、ジャズ理論書「ジャズ・スタンダード・セオリー」をリットーミュージックより出版し、好評を博しているとのことです。

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ドラムの「藤井学」は、14歳から友人とバンドを結成し、ドラムを始めたそうです。阿川泰子のバックバンドとして、日本テレビ「オシャレ30:30」に出演。2000年、2001年には横浜JAZZプロムナード、2003年~2005年、岡山JAZZフェスティバル、2005年、室蘭ジャズクルーズ(小林桂+小林洋カルテット)、台湾台中ジャズフェスティバル(木住野佳子トリオ)等に出演しています。
共演者は、阿川泰子、小林桂、寺井尚子、木住野佳子、アキコグレース、石井彰、山田穣、橋本一子、林栄一、原朋直、松島啓之、椎名豊、納浩一、多田誠司、小池修、中村健吾、小野塚晃、向井滋春、吉田次郎、金子晴美、アンディ・エズリン、サンディ・ブレア、カール・カーター、ウィンストン・マコー、ブライアント・マクニール、ボブ・ケンモツ、ジョシュア・ブレイクストーン、バリー・フィナティ他、数多くのミュージシャンと共演しているとの事です。

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洗練された演奏で、とても良かったです。

60歳差のバンド「LIFE IS GROOVE」


友人から、「ムッシュかまやつ」、 「山岸竜之介」、そして「KenKen」という世代の違うミュージシャンのバンドがブルーノート東京iconであるので行かないかと誘われ、行ってきました。
ちろん、「ムッシュかまやつ」は、「ザ・スパイダース」で古くから知っていました。そして…

…本ブログ最多出場のミュージシャンの一人だと思います。

山岸龍之介」は、「さんまのからくりテレビ」に出演しているの山岸竜之介。10年前、幼稚園年長のとき、「char」と共演というこで、ギターのテクにびっくりしましたし、また、大阪特有の会話も、とても楽しいキャラの子という印象ではっきりおぼえている名前でした。

実は「KenKen」は今まで、よく知りませんでした。ただ、本ブログの、「ジャニス・ジョプリン」に憧れた「カルメンマキ」と「金子マリ」で、金子マリを紹介しています。その息子がKenKenということを知りました。

で、ブルーノート東京iconの「”LIFE IS GROOVE” (KenKen × ムッシュかまやつ × 山岸竜之介) “GENERATIONS TOUR” (× 韻シスト feat. 金子マリ&DAG FORCE)」に行ってきました。

LIFE IS GROOVE “GENERATIONS TOUR”(KenKen × Monsieur Kamayatsu × Ryunosuke Yamagishi)× IN-SIST feat. Mari Kaneko & DAG FORCE
LIFE IS GROOVE

メンバーは、

  • KenKen(ベース、ヴォーカル)
  • ムッシュかまやつ(ギター、ヴォーカル)
  • 山岸竜之介(ギター、ヴォーカル)
  • BASI [韻シスト](MC)
  • サッコン [韻シスト](MC)
  • TAKU [韻シスト](ギター、バックヴォーカル)
  • SHYOU [韻シスト](ベース、バックヴォーカル)
  • TAROW-ONE [韻シスト](ドラムス)
  • 金子マリ(ヴォーカル)
  • DAG FORCE(ヴォーカル)
  • タブゾンビ(トランペット)
  • 田中邦和(サックス)
  • 武内一武(キーボード)

演奏曲は、ファーストアルバム「Generations」に収録されている曲でした。

  1. PARTY ON
  2. TODAY’S SONG
  3. BRAIN FOOD MAMA
  4. 心の闇を照らせ
  5. GET HIGHER
  6. 哀愁のチューン
  7. NEIGHBORHOOD
  8. GLAD TO MEET YOU
  9. つぼみ (山岸竜之介 作詞作曲)
  10. 彼女の笑顔 歌:金子マリ
  11. ありがとう (ジョニー吉長 作詞作曲) 歌:金子マリ
  12. ゴロワーズを吸ったことがあるかい(かまやつひろし作詞作曲)
  13. GENERATIONS
  14. EC.バンバンバン (かまやつひろし作詞作曲)

KenKenは、ムッシュかまやつに「Groove」(ある種の高揚感、リズムのノリなど)という言葉を教えられ、タトゥーに入れるほどインパクトを受けた、とか。
山岸竜之介は子供の天才ギターリストという世間からの興味本位のみられ方にさらされいた時、本物のギターリストと評価されで、本物の音楽をやろうとKenKenに誘われたこと。
そして、共演した、 「韻シスト(ラップ・グループ)」は、音楽的に悩んでいた時、KenKenに励まされて、自信を持つことができたこと、など披露し、音楽で結ばれたグループの「絆」の重さを話しました。

PHOTO GALLERY00_I3A9491[1]

LIFE IS GROOVE | TODAY’S SONG
https://www.youtube.com/watch?v=WTUdw_fuN0U (YouTube)

Generations

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ムッシュかまやつ | ゴロワーズを吸ったことがあるかい
https://www.youtube.com/watch?v=cpmm1SFPwR4 (YouTube)

あゝ、わが良き友よ

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アンコール曲は、ムッシュかまやつの作詞作曲、私たちには、ザ・スパイダースでなじみの深い曲。

ザ・スパイダース | バン・バン・バン
https://www.youtube.com/watch?v=_lG9InOeIAc (YouTube)

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KenKenが、LIFE IS GROOVEのファーストアルバム「Generations”」を解説しています。

LIFE IS GROOVE 1st Album”Generations” KenKenによる全曲解説【1】
https://www.youtube.com/watch?v=yznbBOvKwFE (YouTube)

LIFE IS GROOVE 1st Album”Generations” KenKenによる全曲解説【2】
https://www.youtube.com/watch?v=1TKf-wGvLu8 (YouTube)

ライブをみ終えて、不思議な感覚に浸ってしまいました。KenKenの言うところの、年代を超えた、新しい「Groove」を感じたような気がします。このLIFE IS GROOVEの音楽に、台風の目の中心から近くの渦の、本当に追っかけ的、熱烈なファンも多いと思いますが、外側をとりまく、渦のようなファンも広い範囲で同心円に組み込まれていく、というような音楽性に魅かれるファンもできるのではと思います。今後の音楽の一つの方向性が見えた気がしたのですが・・・。

東京Jazz2015のレジェンドと若き俊英たち


14回目を迎えた「東京Jazz(公式サイト)」ですが、今年もまたNHK-BSプレミアで10月7日・14日・21日(各水曜日午前0時15分から午前1時44分)に放送されたダイジェスト版でその様子を観ることとなりました。
この時間の放送だと当然ながら録画で適当に飛ばしての鑑賞になります。
また1グループの演奏を続けて放送せず、各放送日1曲程度のダイジェストなので、会場での鑑賞とはかなり趣きが変わります。バックステージのインタビューだけは興味深い点です。

そんな今年の東京Jazzですが、メイン会場のthe Hallには第1回から登場のハービー・ハンコックやウェイン・ショーターを始め、ジャズ界のレジェンドである多くのプレーヤーが出演していました。
彼らを年齢順に並べてみると次のようになります。

  • ウェイン・ショーター(Wayne Shorter):1933年(米国)ニュージャージー州生まれ82歳
  • ボブ・ジェームス(Robert McElhiney “Bob” James):1940年(米国)ミズリー州生まれ75歳
  • ハービー・ハンコック(Herbie Hancock):1940年米国イリノイ州シカゴ生まれ75歳
  • ジャック・ディジョネット(Jack DeJohnette):1942年米国イリノイ州シカゴ生まれ73歳
  • 日野皓正(Terumasa Hino):1942年東京生まれ73歳
  • スティーヴ・ガッド(Stephen Kendall Gadd):1945年米国ニューヨーク州生まれ70歳
  • ハーヴィー・メイソン(Harvey William Mason, Sr)/フォープレイ(Fourplay):1947年米国ニュージャージー州生まれ68歳
  • ラリー・カールトン(Larry Carlton):1948年米国カリフォルニア州生まれ67歳
  • リー・リトナー(Lee Mack Ritenour):1952年米国カリフォルニア州生まれ63歳
  • 渡辺香津美(Kazumi Watanabe):1953年東京生まれ62歳

といったメンバーが60歳越えで、他にもフォープレイのチャック・ローブ(Charles Samuel “Chuck” Loeb)とネーザン・イースト(Nathan East)の二人が12月7日と8日に還暦を迎えるようです。
日本の制度に当てはめると後期高齢者でもある大御所のハービー・ハンコックとウェイン・ショーター二人の最近(2014年)の映像があります。今回の二人の来日に合わせた日本独自企画2枚組ベストアルバム「ハービー・ハンコック&ウェイン・ショーター | フレンドシップ~オール・タイム・ベスト」もリリースされています。

ハービー・ハンコック&ウェイン・ショーター(Wayne Shorter & Herbie Hancock)|Jazz in Marciac
https://www.youtube.com/watch?v=K4aazWDfu2Q (YouTube)

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これら多くのレジェンドに混じって若き俊英たちも登場しました。まずは日米ハイブリッドのジャズ・エリート・バンドのニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットNew Cetury Jazz Quintet)です。確かなジャズの伝統を備え、新世代を担う若き俊英たちです。

  • ユリシス・オーエンス・ジュニア(Ulysses Owens Jr.)/Drums:1982年(米国)フロリダ州生まれ、ジュリアード音楽院(The Juilliard School)でジャズ専攻(修士)。
  • 大林武司(Takeshi Ohbayashi)/Piano: 1987年広島市生まれ、バークリー音楽大学(Berklee College of Music)卒業。2009年の横濱ジャズプロムナード ジャズ・コンペティション(関連当ブログ記事)でベストプレーヤー賞。
  • 中村恭士(Yasushi Nakamura)/Bass:1982年東京生まれ、米国シアトル育ち。バークリー音楽大学卒業後、ジュリアード音楽院卒(Artist Diploma)。
  • ティム・グリーン(Tim Green)/Alt Sax:米国ボルティモア出身、マンハッタン音楽院(Manhattan School of Music)卒業後、南カリフォルニア大(USC)セロニアス・モンク ジャズ・インスティテュートでジャズ学の修士号取得。
  • ベニー・ベナック(Benny Benack III)/Trumpet:最年少。マンハッタン音楽院の大学院に在籍。

以上のように、学歴とその音楽が必ずしもイコールとは云えないでしょうが、錚々たるメンバーです。当ブログ記事「映画「セッション」にみる指導論」で登場したジュリアード音楽院に学んだメンバーもいます。クラシック音楽教育で名高いジュリアードですが、2001年にジャズ科も開設され、その分野でも人材を輩出しているようです。

彼らのアルバムは昨年「タイム・イズ・ナウ(Time Is Now)を、今年6月に第二弾「イン・ケイス・ユー・ミスト・アス(In Case You Missed Us)」をリリースしています。

タイム・イズ・ナウ

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イン・ケイス・ユー・ミスト・アス

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今年の日本ツアーの時の映像があります。

ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテット(New Cetury Jazz Quintet), Live in Japan 2015
https://www.youtube.com/watch?v=3BXCzEh7XnU (YouTube)

そして、こちらも現代ジャズ・シーンにおいて注目されるイスラエル出身のジャズメンの一人、エリ・デジブリEli Degibri)率いるエリ・デジブリ・カルテット featuring アヴィシャイ・コーエンAvishai Cohen) with Special Guest 山中千尋のステージもまた注目でした。
サックスのエリ・デジブリとトランペットのアヴィシャイ・コーエンは共に1978年イスラエルに生まれ、1997年、同じタイミングでバークリー音楽大学に留学しています。

【特集】 イスラエル・ジャズメンの傑作を追う (ローチケHMV)


エリ・デジブリ(Eli Degibri) | The Spider

https://www.youtube.com/watch?v=aQQRH1iZFyk&list=PL75cVS65S7rrssRWDsyf6Lkju0efvMIv8 (YouTube)

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因みに、彼らのステージにゲスト出演した山中千尋ですが、彼女もまたこの二人と同時期にバークリーで学んでいます。彼女については「東京JAZZと女性ピアニスト~ジャズ細うで繁盛記(1)」にも登場しています。
その彼女が昨年7月リリースした「山中千尋 |サムシン・ブルー(初回限定盤)(DVD付) 」には、先のニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットのベニー・ベナック(tp)と中村泰士(b)が参加しています。

山中千尋 | サムシン・ブルー
https://www.youtube.com/watch?v=G_hmmxOmmFE (YouTube)

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そして、こちらも「東京Jazz」の常連組であり、グラミー賞アーティスト(関連記事)、バークリー最年少講師のキャリアを持つ、エスペランサ・ スポルディング(Esperanza Spalding)が、彼女の新プロジェクト「エスペランサ・ スポルディング Presents Emily’s D+Evolution」として登場しました。
今回は彼女のエレクトリック・ベースとそのビジュアルが注目でした。

エスペランサ・ スポルディング(Esperanza Spalding) Presents Emily’s D+Evolution Performs “One”
https://www.youtube.com/watch?v=AkKhN590tN8 (YouTube)

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Jazzライブのはしご「BarBarBar」~「APPLE」


横浜関内で初めて、Jazzライブの「はしご」をしました。仕事関係で長年付き合っていただいている方と、まずはJazzライブレストラン「BarBarBar」に行きました。

「BarBarBar」は1984年(昭和59年)9月に開店とのことなので、31年になる。開店間もないころから行っていたように思います。

私たちが聴いたのは、「鈴木良雄スペシャルトリオ」、メンバーは、

  • 鈴木良雄(bs)
  • 山本 剛(pf)
  • 村上 寛(ds)

懐かしいベテランのミュージシャンの方々でした。
演奏した曲を覚えていませんが、確か、

  • Mona Lisa
  • Smoke Gets in Your Eyes
  • Bye Bye Blackbird

等が演奏曲の中にあったと思います。

キース・ジャレット・トリオ(Keith Jarrett Trio)|バイ・バイ・ブラックバード(Bye Bye Blackbird)
https://www.youtube.com/watch?v=Ki7zLTmckng (YouTube)

バイ・バイ・ブラックバード

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ベースの「鈴木良雄」は、6年前(2009年10月)にベーシストデビュー40周年を記念して、ケイ・赤城、秋吉敏子、小曽根真、イサオササキ、野力奏一、山本剛という6人のピアニストとのDUOのCD「My Dear Pianists」をリリースしています。

鈴木良雄 w/山本剛|キスは風にのって
https://www.youtube.com/watch?v=_SDqDqqfU8c (YouTube)

マイ・ディア・ピアニスト -チンさんと6人のピアニスト-

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山本剛(p)との「キスは風にのって」はバラードで素敵な曲です。

ドラムの「村上寛」は、本田竹広(p)トリオで演奏活動を始め、その後、菊地雅章(p)、そして、渡辺貞夫カルテットに参加もしています。
今回あらためて感じたのですが、シニアのミュージシャンの音は、柔らかく、しなやかで、暖かい感じがします。私だけの感じ方かもしれませんが。すごく、ゆったりした気持ちにさせてくれます。

で、その後、何故か「サックス」が聴きたくなりました、といことで、関内でもう一件、Jazzライブハウスのはしご、Jazzライブバー「APPLE」へ行きました。

この日は、

  • 海野あゆみ(as)
  • 井上 銘(g)
  • 山本 連(b)

のメンバーが出演。
そして、ゲストは、和田 明(vo)のみなさん、新進気鋭の若手。

「井上銘」は本ブログ60年代の高校生とジャズ「坂道のアポロン」にて紹介しています。

井上銘|ファースト・トレイン
https://www.youtube.com/watch?v=VDFtiZut1N8 (YouTube)

ファースト・トレイン

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KUMAMOTO SaturdayWaitingBarTDK
第31回天才ギタリスト井上銘さんの「デビューが早いと結構大変」のお話
https://www.youtube.com/watch?v=-WlIylVQ21A (YouTube)

ベースの「山本連」は、2012年、バークリー音楽大学 Professional Music科編入、2015年卒業。
本当に新進気鋭です。

サックスの「海野あゆみ」は、洗足学園音楽大学卒業後、土岐英史氏に師事。 嵐、FiVE[ジャニーズJr.]、 田原俊彦、SILVA、小柳ゆき、稲垣潤一、福原美穂、AI、西野カナ・、など多くのミュージシャンと共演してます。

こちらも、ライブの演奏曲を覚えていないのですが…。
演奏曲の中に、「サニー」、「いつか王子様が」があったと思います。

ゲストの「和田明」が、「スニーカー似合わない」を歌いました。

Peepz|スニーカー似合わない
https://www.youtube.com/watch?v=2L5Ov8x_P6E (YouTube)

曽根麻央カルテット|Brightness of the Lives
https://www.youtube.com/watch?v=HUN0j667mYc (YouTube)

井上銘と山本連が共演しています。

こちらは、演奏が「クール」ですが、若さあふれる、何かとんがった感じがしますした。
この人たち、若くても相当のテクニックがあると思いますが、今後、さらにベテランになった時、どのような「音」を聴かせてくれるか
楽しみです。

なお、「BarBarBar」と「APPLE」の両店が、2015年6月27日(土)放送の「出没!アド街ック天国」の「横浜 関内」編で、老舗のジャズバーとして、紹介されました。